JP3133490B2 - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

Info

Publication number
JP3133490B2
JP3133490B2 JP04182160A JP18216092A JP3133490B2 JP 3133490 B2 JP3133490 B2 JP 3133490B2 JP 04182160 A JP04182160 A JP 04182160A JP 18216092 A JP18216092 A JP 18216092A JP 3133490 B2 JP3133490 B2 JP 3133490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
transmission
comparing
comparison
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04182160A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05284135A (ja
Inventor
恭介 橋本
圭 井上
勇一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Publication of JPH05284135A publication Critical patent/JPH05284135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133490B2 publication Critical patent/JP3133490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/08Modifications for reducing interference; Modifications for reducing effects due to line faults ; Receiver end arrangements for detecting or overcoming line faults
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/03Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
    • B60R16/0315Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/33Director till display
    • G05B2219/33238Switch from differential to single line communication if short between two wires

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路に多重伝送され
る信号を検知する多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重伝送装置には、例え
ば特開平2−20998号公報に記載されたものがあ
る。上記多重伝送装置では、図10に示すように、2本
の伝送路10,11にフィルタ回路12を介して3つの
比較器13〜15が接続され、両伝送路10,11から
の電圧の比較及び一方の伝送路からの電圧と増幅器16
を介して印加するバイアス電圧との比較を行う。上記比
較器13〜15の出力A〜Cは、マルチプレクサ17に
入力し、マルチプレクサ17で比較器13〜15の出力
A〜Cの1つが選択され、出力Sとして多重伝送制御回
路等に出力される。上記マルチプレクサ17は、上記比
較器13〜15の出力A〜Cに応じて故障検出手段18
が検出する伝送路の故障に基づく出力D,Eによって、
出力Sを決定している。
【0003】すなわち、伝送路10,11に故障がない
場合には、故障検出手段18の出力D=0,E=0とな
り、マルチプレクサ17の出力Sには、比較器13の出
力Aが選択され、伝送路10に故障がある場合には、故
障検出手段18の出力D=0,E=1となり、マルチプ
レクサ17の出力Sには、比較器15の出力Cが選択さ
れ、伝送路11に故障がある場合には、故障検出手段1
8の出力D=1,E=1となり、マルチプレクサ17の
出力Sには、比較器14の出力Bが選択されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記多重伝
送装置では、伝送路から入力する信号を3つの比較器で
取り込み、上記比較器の出力から故障検出手段が伝送路
の故障を検出し、その検出結果に応じて受信可能な1つ
の比較器の出力をマルチプレクサで選択していたので、
伝送路に故障が発生すると、伝送路から信号のメッセー
ジが入力中でも、マルチプレクサによって比較器の出力
が切り換わってしまう。このため、多重伝送制御装置
は、メッセージの受信ができなくなり、再送信される同
じメッセージを再び受信しなければならず、迅速なメッ
セージ伝送が要求される多重伝送にとって、伝送の遅延
は動作遅れの原因になるという問題点があった。また、
伝送路のトラフィック量が多い時には、さらにトラフィ
ック量を増やす結果となり、多重伝送システム全体の伝
送遅延に与える影響が大きいという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、メッセージの無駄な通信を削減し、迅速な応答が要
求されるメッセージの伝送遅延や伝送路のトラフィック
量を増加させることなく伝送路の故障に対処することが
できる多重伝送装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、両伝送路間でショートするよ
うな故障が発生した場合にも、通信を復旧することがで
きる多重伝送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、少なくとも2本の共通の伝送路を介し
て相互に接続されると共に、前記伝送路の信号を対応す
る電圧に変換する変換手段と、該変換させた伝送路の電
圧を比較する第1の比較手段と、該変換された一方の伝
送路の電圧と所定の基準電圧を比較する第2の比較手段
と、該変換された他方の伝送路の電圧と所定の基準電圧
を比較する第3の比較手段とを有し、前記各比較手段の
比較結果に応じて前記伝送路の信号を検知する多重伝送
装置において、前記第1の比較手段の比較結果の出力レ
ベルが所定時間ハイレベルの場合にローレベルの信号を
出力する第1の出力手段と、前記第2の比較手段の比較
結果の出力レベルが所定時間ハイレベルの場合にローレ
ベルの信号を出力する第2の出力手段と、前記第3の比
較手段の比較結果の出力レベルが所定時間ハイレベルの
場合にローレベルの信号を出力する第3の出力手段と、
前記各出力手段の出力を論理合成する論理合成手段と、
前記合成手段の合成結果を受信する受信手段とを具えた
多重伝送装置が提供される。
【0007】
【作用】各比較手段からの出力をそれぞれ各出力手段に
通して、故障が生じた伝送路に接続された比較手段に繋
がる出力手段の出力をローレベルにし、かつ、各出力手
段の出力の論理和を受信手段の入力とする。従って、信
号の受信中に伝送路に故障が発生しても、継続して信号
の受信が可能になり、無駄なくメッセージの伝送を行う
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図9の図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係る多重伝
送装置の構成の第1実施例を示す構成ブロック図であ
る。図において、多重伝送装置では、2本の伝送路2
0,21に電圧変換回路22,23を介して3つの比較
器24〜26が接続され、比較器24は、両伝送路2
0,21からの電圧a,bの比較を行い、比較器25
は、伝送路20からの電圧aと基準電圧Vcとの比較を
行い、比較器26は、伝送路21からの電圧bと基準電
圧Vdとの比較を行う。
【0009】伝送路20,21の正常時の信号は、図2
に示す電圧の波形になっている。ここで、パッシブ(Pa
ssive )信号とは、後述する多重伝送制御回路32の入
力、すなわち論理合成回路31の出力iにローレベルが
期待され、ドミナント(Dominant)信号とは、上記出力
iにハイレベルが期待される伝送路上の信号のことをい
う。上記伝送路20,21の信号は、電圧変換回路2
2,23によって図3に示されるような各状態における
出力電圧a,bに変換される。
【0010】伝送路20,21の各状態と比較器24〜
26の出力の関係は、表1に示すような関係になる。
【0011】
【表1】 ここで、伝送路20,21に故障がない正常時の変換後
の電圧a,bは、図3に示すようになり、パッシブ信号
時の各比較器24〜26の出力c〜eは、表1のモード
1に示すように、それぞれローレベル(以下、
「“L”」という。)となり、ドミナント信号時の各比
較器24〜26の出力c〜eは、ハイレベル(以下、
「“H”」という。)となる。また、各故障時の各比較
器24〜26の出力c〜eは、表1の各モード2〜7に
示すようになる。なお、モード8は、後述する第2実施
例の事例である。
【0012】各比較器24〜26の出力c〜eは、微分
回路27〜29にそれぞれ入力する。微分回路27は、
カウンタ部27aとアンドゲート27bとから、微分回
路28は、カウンタ部28aとアンドゲート28bとか
ら、微分回路29は、カウンタ部29aとアンドゲート
29bとからそれぞれ構成されている。比較器24〜2
6の出力c〜eは、カウンタ部27a〜29aとアンド
ゲート27b〜29bとに入力しており、カウンタ部2
7a〜29aは、比較器24〜26の出力c〜eが一定
時間、例えばT1時間以上“H”状態にあるかどうか検
出し、上記T1時間以上“H”状態にあると、“L”を
出力し、通常時には“H”を出力している。なお、本実
施例では、一定時間T1は、1/2〜1メッセージ長程
度を示す時間であるが、上記T1の時間は、各カウンタ
部27a〜29aごとにそれぞれ異なっていても構わな
い。アンドゲート27b〜29bは、比較器24〜26
の出力c〜eとカウンタ部27a〜29aとの出力の論
理積を出力している。
【0013】アンドゲート28b,29bの出力g,h
はオアゲート30及び信号比較回路33にそれぞれ入力
する。カウンタ部28a,29aの出力は、上記アンド
ゲート28b,29bの他、論理合成回路31にも入力
する。また、アンドゲート27bの出力fは、論理合成
回路31に入力する。オアゲート30は、アンドゲート
28b,29bの出力g,hの論理和を論理合成回路3
1に出力している。
【0014】論理合成回路31は、カウンタ部28a及
び29aの出力の論理積を出力するアンドゲート31a
と、アンドゲート27bの出力f及びアンドゲート31
aの出力の論理積を出力するアンドゲート31bと、ア
ンドゲート31bの出力が一定時間、例えばT2時間以
上“H”状態にあるかどうか検出し、上記T2時間以上
“H”状態にあると、“H”のリセット信号を出力する
カウンタ部31cと、アンドゲート31bの出力が一定
時間T1以上“L”状態にあるかどうか検出し、上記T
1時間以上“L”状態にあると“H”のセット信号を出
力するカウンタ部31dと、アンドゲート31a及びカ
ウンタ部31dの出力の論理和を演算し、上記セット信
号を通過させるオアゲート31eと、カウンタ部31c
からのリセット信号でリセットされ、オアゲート31e
からのセット信号でセットされるRSフリップフロップ
31fと、オアゲート30及びRSフリップフロップ3
1fの出力の論理積を出力するアンドゲート31gと、
アンドゲート31b及び31gの出力の論理和iを出力
するオアゲート31hとから構成されている。なお、本
実施例では、一定時間T2は、1/2〜10ビット長程
度を示す時間である。オアゲート31hの出力iは、多
重伝送回路32及び信号比較回路33に入力する。
【0015】多重伝送回路32は、オアゲート31の出
力(データ)iを取り込むと、上記データに応じて接続
されている各機器の制御をおこなう。信号比較回路33
は、アンドゲート28bの出力g及びオアゲート31h
の出力iを比較し、上記比較結果を表示回路34に出力
する信号比較部33aと、アンドゲート29bの出力g
及びオアゲート31hの出力iを比較し、上記比較結果
を表示回路34に出力する信号比較部33bとから構成
されている。
【0016】表示回路34は、信号比較部33aの比較
結果(伝送路20の故障情報)を表示する表示部34a
と、信号比較部33bの比較結果(伝送路21の故障情
報)を表示する表示部34bとから構成されている。次
に、図1に示した多重伝送装置の動作を、表1に示した
各モードごとに説明する。なお、ここでは説明の都合
上、モード1〜3について説明する。
【0017】モード1の場合、表1に示すように、パッ
シブ信号時には、比較器24〜26の各出力c〜eは、
“L”状態、ドミナント信号時には、各出力c〜eは、
“H”状態となる。このため、伝送路20,21が正常
な状態では、一定時間T1以上の連続の“H”信号は存
在しない。従って、カウンタ部27a〜29aは、常時
“H”を出力し、アンドゲート27b〜29bは上記出
力によって開かれ、比較器24〜26の各出力c〜eが
出力f〜hとなる。
【0018】ここで、メッセージが受信されていないア
イドル状態の場合、すなわちパッシブ信号が1メッセー
ジ長以上続いている場合には、アンドゲート27bの出
力fも1メッセージ長以上“L”となり、カウンタ部3
1dがセット信号を出力してRSフリップフロップ31
fをセットする。上記RSフリップフロップ31fがセ
ットされ、“H”信号を出力すると、アンドゲート31
gは開かれ、アンドゲート28b及び29bの出力g,
hの論理和、すなわちオアゲート30の出力が上記アン
ドゲート31gを通過する。
【0019】また、アンドゲート31aも“H”を出力
し、アンドゲート31bが開かれるので、アンドゲート
27bの出力fは、上記アンドゲート31bを通過す
る。従って、オアゲート31hから多重伝送制御回路3
2には、出力f〜hの論理和が出力iとして出力され
る。次に、メッセージが受信されると、伝送路20,2
1上の信号は、パッシブ信号からドミナント信号に変わ
り、アンドゲート27bの出力fは、“H”になり、1
/2ビット長以上“H”信号が続くと、カウンタ部31
cがリセット信号を出力してRSフリップフロップ31
fをリセットする。上記RSフリップフロップ31fが
リセットされ、“L”信号を出力すると、アンドゲート
31gは閉じられ、オアゲート31hから多重伝送制御
回路32には、出力fが出力iとして出力される。な
お、この状態は、メッセージが終了し、1メッセージ長
以上のパッシブ信号が検出されるまで、多重伝送制御回
路32には出力fが出力iとして出力される。ここで、
メッセージ受信中に出力fだけを出力するようにしたの
は、比較器24が比較器25,26に比べノイズに強い
ためである。
【0020】また、信号比較部33aは、この時の出力
gとi、信号比較部33bは、この時の出力hとiを取
り込み、これら出力gとi、出力hとiを比較する。こ
こでは、上記出力gとi、出力hとiは一致するため、
信号比較部33a,33bからは、伝送路20,21が
正常であるという情報が表示部34a,34bに出力さ
れ、表示部34a,34bは、上記情報を表示すること
ができる。
【0021】モード2の場合には、表1に示すように、
比較器24,25の出力c,dは、伝送路20,21上
の信号がパッシブ信号、又はドミナント信号であるのを
問わず、常時“H”になるため、アンドゲート27b,
28bは閉じられ、出力f,gには、比較器24,25
の出力c,dが現れず、常時“L”となるが、アンドゲ
ート29bは開かれ、出力hには、比較器26の出力e
が現れる。
【0022】この時、アンドゲート31aの出力が
“L”となり、アンドゲート31bが閉じられ、さらに
オアゲート31eの出力が“H”になり、RSフリップ
フロップ31fがセットされるので、アンドゲート31
gが開かれる。従って、オアゲート31hの出力iに
は、出力g,hの論理和が出力される。また、信号比較
部33aは、この時の出力gとiを取り込み、出力gと
iを比較する。ここでは、出力gとiは異なるため、信
号比較部33aからは、伝送路20が故障であるという
情報が表示部34aに出力され、表示部34aは、上記
情報を表示することができる。
【0023】このモード2では、出力iは出力f〜hの
論理和の出力から出力fだけを除くことができるので、
従来技術のような比較器の出力の切り換えの必要がな
い。モード3の場合には、表1に示すように、比較器2
4,26の出力c,eは、伝送路20,21上の信号が
パッシブ信号、又はドミナント信号であるのを問わず、
常時“L”になるため、アンドゲート27b,29bは
閉じられ、出力f,hも常時“L”となるが、アンドゲ
ート28bは開かれ、出力gには、比較器25の出力d
が現れる。
【0024】この時、アンドゲート31aの出力が
“H”となるが、アンドゲート27bの出力fが“L”
なので、アンドゲート31bの出力は、“L”となる。
これにより、SRフリップフロップ31fはセットさ
れ、アンドゲート31gは開かれる。従って、オアゲー
ト31hから多重伝送制御回路32には、出力f〜hの
論理和が出力iとして出力される。
【0025】また、信号比較部33bは、この時の出力
hとiを取り込み、出力hとiを比較する。ここでは、
出力hとiは異なるため、信号比較部33bからは、伝
送路21が故障であるという情報が表示部34bに出力
され、表示部34bは、上記情報を表示することができ
る。このモード3では、出力f〜hの論理和において出
力f,hが“L”になるように設定しているため、従来
技術のような比較器の出力の切り換えの必要がない。
【0026】また、モード4からモード7についても、
上記モード2又はモード3と同様に考察すれば、出力f
〜hの論理和において出力iを決定することができる。
従って、本実施例では、伝送路の一方が故障しても、3
つ以上の比較器のうち、どれかの比較器が受信可能なよ
うに設定しておき、それぞれの比較器の出力を微分回路
を通すことによって、故障した方の伝送路に接続される
比較器に繋がる微分回路の出力は、自動的に“L”にな
る。これら微分回路の出力の論理和を多重伝送制御回路
の入力とすることによって、正常な信号だけが多重伝送
制御回路に入力され、伝送路の一方に故障が生じた場合
でも、メッセージの受信によらず自動的に受信が可能に
なり、このためメッセージ伝送を無駄なく行うことが可
能になる。
【0027】図4は、本発明に係る第2実施例を示す構
成ブロック図である。なお、図において、図1の第1実
施例と同様の構成部分については、説明の都合上、同一
符号とする。図4において、第1実施例と異なる構成
は、カウンタ部27a〜29aの出力を、第1実施例で
示した各部に入力させるほか、論理合成回路31のアン
ドゲート31iにも入力させる点と、論理合成回路31
のRSフリップフロップ31jをカウンタ部28aの出
力でセットし、アンドゲート31iの出力でリセットさ
せる点である。さらに、本実施例では、RSフリップフ
ロップ31jがセットされると、伝送路と、バイアス電
圧供給回路35及び駆動回路36とを接続させ、RSフ
リップフロップ31jがリセットされると、伝送路と、
バイアス電圧供給回路35及び駆動回路36とを切り離
す構成になっている。
【0028】バイアス電圧供給回路35は、伝送路21
と電源の間に接続された抵抗R1 、伝送路20とグラン
ドの間に接続されたR2 及びRSフリップフロップ31
jの出力で切り換わるスイッチ35a、伝送路20とグ
ランドの間に接続されたR3とから構成され、伝送路2
0,21にバイアス電圧を供給する。なお、R3 の抵抗
値をR1 ,R2 に比べて、十分大きい値、例えばR1 ,
R2 を100[Ω]程度とすると、R3 を1[KΩ]程
度にしておけば、伝送路20,21がショートした場合
でも、伝送路のバイアス電圧は十分電源側に設定され
る。
【0029】駆動回路36は、電流を伝送路20に供給
する定電流部36a、伝送路21から電流を取り込む定
電流部36b、定電流部36bと多重伝送制御回路32
との間に設けられたバッファ36c、RSフリップフロ
ップ31jの出力で切り換わるスイッチ36dとから構
成されている。伝送路20,21の各状態と比較器24
〜26の出力の関係は、表1の各モード1〜8に示すよ
うな関係になるが、モード8の伝送路20と21がショ
ートした場合、伝送路と、バイアス電圧供給回路35及
び駆動回路36とを切り離さない時の電圧a,bは、図
3に示すようになり、各比較器24〜26の出力c〜e
は、表1のモード8のカッコ内に示すように、パッシブ
信号時、ドミナント信号時を問わず、全て“H”となる
が、バイアス電圧供給回路35及び駆動回路36を伝送
路から切り離した時には、パッシブ信号時の出力c,d
は、“H”、出力eは、“L”となり、ドミナント信号
時の出力c,eは、“H”、出力dは、“L”となる。
次に、図4に示した多重伝送装置の動作を、表1に示
した各モードごとに説明する。なお、モード1〜7での
動作は、第1実施例と同様の動作なので、ここでは、モ
ード8について説明する。
【0030】モード8の場合には、表1のカッコ内に示
すように、バイアス電圧供給回路35及び駆動回路36
とを伝送路から切り離さない時の各比較器24〜26の
出力c〜eは、パッシブ信号時、ドミナント信号時を問
わず、全て“H”となるため、カウンタ部27a〜29
aの出力は、全て“L”になり、アンドゲート31iの
出力は、“H”になってRSフリップフロップ31jが
リセットされる。上記RSフリップフロップ31jのリ
セットにより、スイッチ35a,36dは、開状態にな
って、バイアス電圧供給回路35及び駆動回路36を伝
送路から切り離す。
【0031】本実施例では、“H”の入力に対してカウ
ンタ部27a〜29aの出力が“L”になるための条件
を、1メッセージ長以上“H”を検出した時に設定して
あるので、アンドゲート27b,28bの出力f,g
は、“L”になり、アンドゲート31a,31bの出力
は、“L”になる。これによって、RSフリップフロッ
プ31fは、セット状態になり、アンドゲート31gは
開かれ、オアゲート30の出力、すなわち微分回路2
8,29の出力g,hの論理和が上記アンドゲート31
gを通過してオアゲート31hの出力となり、多重伝送
制御回路32に入力される。
【0032】そして、モード8の故障が回復すれば、バ
イアス電圧供給回路35の抵抗R3が、常時伝送路20
に接続されているため、比較器25の出力dは、“L”
になり、カウンタ部28aの出力は、“H”となってR
Sフリップフロップ31jがセットされる。上記RSフ
リップフロップ31jのセットにより、スイッチ35
a,36dは、閉状態になって、バイアス電圧供給回路
35及び駆動回路36が伝送路に再び接続され、モード
1の正常時に復帰する。
【0033】従って、本実施例では、伝送路の一方が故
障しても、3つ以上の比較器のうち、どれかの比較器が
受信可能なように設定しておき、それぞれの比較器の出
力を微分回路を通すことによって、故障した方の伝送路
に接続される比較器に繋がる微分回路の出力は、自動的
に“L”になる。これら微分回路の出力の論理和を多重
伝送制御回路の入力とすることによって、正常な信号だ
けが多重伝送制御回路に入力され、伝送路の一方に故障
が生じた場合でも、メッセージの受信によらず自動的に
受信が可能になり、このためメッセージ伝送を無駄なく
行うことが可能になるとともに、伝送路間のショートに
おいてもメッセージ伝送が可能になり、装置の信頼性を
向上させることができる。
【0034】なお、図4に示した第2実施例では、伝送
路20と、バイアス電圧供給回路35及び駆動回路36
との接続の制御を行うように設定しているが、本発明は
これに限らず、例えば図5に示すように、バイアス電圧
供給回路35のスイッチ35aを抵抗R1 と電源との間
に接続させるとともに、駆動回路36のスイッチ36d
を定電流部36bとバッファ36cとの間に接続させる
ことによって、伝送路21と、バイアス電圧供給回路3
5及び駆動回路36との接続の制御を行うようにするこ
とも可能である。
【0035】また、バイアス電圧供給回路は、ネットワ
ークに一箇所でも、分散させて数カ所に設置させてもよ
い。さらに、第2実施例のRSフリップフロップ31j
のセット条件を、カウンタ部27aと28aの出力の論
理和とし、RSフリップフロップ31fのリセット条件
を、比較器24の出力cがメッセージの中で最も長い
“H”信号より若干短い時間以上で、かつ、上記“H”
信号より若干長い信号以下の“H”検出とし、RSフリ
ップフロップ31fのセット条件を、出力cが1メッセ
ージ長以上の“L”検出及び出力cがメッセージの中で
最も長い“H”信号より若干長い信号以下の“H”検出
とすることも可能である。この場合には、ゲート31
a,31b,31eが不要になるという効果がある。
【0036】図6は、本発明に係る多重伝送装置の構成
の第3実施例を示す構成ブロック図である。なお、図に
おいて、図4の第2実施例と同様の構成部分は、説明の
都合上、同一符号とする。図6において、上記第2実施
例と異なる構成は、RSフリップフロップ31jのリセ
ット条件を追加した点にある。すなわち、アンドゲート
27b〜29bの出力f,g,hをオアゲート30,3
1lに入力させて論理和をとり、この論理和をとった出
力信号と多重伝送制御回路32からの送信信号とを信号
比較回路31mで比較し、この比較結果kとアンドゲー
ト31iの出力jとをオアゲート31kで論理和をと
り、この出力を遅延回路31nを介してRSフリップフ
ロップ31jのリセット条件としている。また、本実施
例では、RSフリップフロップ31jのセット条件を、
オアゲート31pでのカウンタ部27aと28aの出力
の論理和としている。ここで、信号比較回路31mは、
上述した表1のモード8の故障を確実に検出するための
ものであり、遅延回路31nは、伝送路を介して相互に
接続されている多重伝送装置間の制御時間のバラツキを
吸収するためのものである。
【0037】さらに、カウンタ部27a〜29aの出力
が“L”になるための条件を、メッセージの中で最も長
い“H”信号より若干長い時間以下の“H”検出として
いる。また、カウンタ部31cの出力条件を、メッセー
ジの中で最も長い“H”信号より若干短い時間以上で、
かつ、上記“H”信号より若干長い時間以下の“H”検
出とし、カウンタ部31dの出力条件を、メッセージの
中で最も長い“H”信号より若干長い時間以上の“H”
検出か、又はメッセージの中で最も長い“L”信号より
十分長い時間以上の“L”検出とすることによって、図
4に示したアンドゲート31bを不要にし、アンドゲー
ト27bの出力をオアゲート31hに直接入力させる構
成になっている。
【0038】従って、本実施例では、上記第2の実施例
の効果の他に、伝送路20と21のショートを確実に検
出し、かつ、多重伝送装置間の制御時間のバラツキを吸
収することができる。図7は、本発明に係る多重伝送装
置の構成の要部を示す第4実施例の構成ブロック図であ
る。なお、図に示さない多重伝送装置の他の構成部分
は、図1の第1実施例などと同様のものとする。
【0039】図において、第1実施例と異なる構成は、
伝送路20には、電圧変換回路41を介して第1比較器
43と第2比較器44の非反転入力が接続され、伝送路
20と電圧変換回路41の間に後述するバイアス供給回
路46とは反対のバイアス電圧を逆バイアス電圧供給回
路40の抵抗R4 を介して伝送路20に供給する点と、
伝送路21には、電圧変換回路42を介して第1比較器
43と第3比較器45の反転入力が接続され、伝送路2
1と電圧変換回路42の間にバイアス供給回路46とは
反対のバイアス電圧を逆バイアス電圧供給回路40の抵
抗R5 を介して伝送路21に供給する点である。また、
バイアス供給回路46は、伝送路20に接続される、例
えば100[Ω]程度のバイアス抵抗R6 と、伝送路2
1に接続される、例えば100[Ω]程度のバイアス抵
抗R7 とを有しており、上記伝送路20にはバイアス抵
抗R6 を介してグランド電位にバイアス電圧が供給され
ると共に、上記伝送路21にはバイアス抵抗R7 を介し
て、例えば5[V]程度のVBIA 電位にバイアス電圧が
供給される。
【0040】ここで、抵抗R4 ,R5 は、バイアス抵抗
R6 ,R7 に比べ十分に大きな値、例えばそれぞれ10
0[KΩ]程度に設定し、伝送路20,21のバイアス
電圧に影響を与えないようにする。また、電圧変換回路
41は、抵抗R8 〜R10から構成されており、上記抵抗
R8 〜R10は、第1比較器43と第2比較器44の入力
電圧範囲を満足するような値、例えば電源電圧Vccを5
[V]程度とすると、抵抗R8 を100[KΩ]程度、
抵抗R9 を56[KΩ]程度、抵抗R10を68[KΩ]
程度にそれぞれ設定すれば良い。電圧変換回路42は、
抵抗R11〜R13から構成されており、上記抵抗R11〜R
13は、第1比較器43と第3比較器45の入力電圧範囲
を満足するような値、例えば電源電圧Vccを5[V]程
度とすると、抵抗R11を100[KΩ]程度、抵抗R12
を68[KΩ]程度、抵抗R13を56[KΩ]程度にそ
れぞれ設定すれば良い。
【0041】第2比較器44と第3比較器45に供給さ
れる基準電圧1,2は、伝送路20,21に故障が発生
した時にこれを検出できる値、例えば電圧変換回路4
1,42を構成する抵抗R8 〜R13が上記設定値であれ
ばVcc/2程度で良い。本実施例に係る逆バイアス電圧
供給回路40がない場合には、バイアス電圧が供給され
ないため、例えば伝送路のD点で断線故障が発生した
時、第1及び第2比較器43,44の非反転入力の電圧
値が不安定になる。また、同様に、伝送路のE点で断線
故障が発生した時、第1及び第3比較器43,45の反
転入力の電圧値が不安定になる。すなわち、逆バイアス
電圧供給回路40がないと断線故障を確実に検出できな
くなる。
【0042】従って、本実施例では、逆バイアス電圧供
給回路を設けることにより、伝送路のD点、又はE点で
断線故障を起こしても、第1〜第3比較器の入力電圧が
バイアス電圧供給回路とは反対の電圧に確実に設定さ
れ、断線故障を検出できるという効果がある。図8は、
本発明に係る多重伝送装置の構成の要部を示す第5実施
例の構成ブロック図である。なお、図に示さない多重伝
送装置の他の構成部分は、図1の第1実施例などと同様
のものとし、第2比較器25と第3比較器26に供給さ
れる基準電圧1,2は、伝送路20,21に故障が発生
した時に故障を検出できる値、例えばVcc/2程度とす
る。また、バイアス電圧供給回路46は、図7に示した
バイアス電圧供給回路と同様の構成になっている。
【0043】図において、第1実施例と異なる構成は、
多重伝送制御回路32から送出される送信データが第2
の定電流駆動回路51に入力されて、伝送路21から定
電流が吸い込まれ、また多重伝送制御回路32から送出
される送信データの補数データが第1の定電流駆動回路
50に入力されて、伝送路20から定電流が吐き出され
る点である。
【0044】すなわち、第1の定電流駆動回路50は、
トランジスタT1 、ダイオードD1〜D4 、抵抗R20〜
R23とから構成されている。上記トランジスタT1 、ダ
イオードD1 ,D2 及び抵抗R20,R21は、吐き出され
る電流値の決定要因であり、この電流値は、トランジス
タT1 のベース/エミッタ間電圧とダイオードD1 ,D
2 の順方向電圧及び抵抗R20,R21の値によって決ま
る。また、抵抗R22,R23は、上記トランジスタT1 の
ベース電流の制限抵抗であり、ダイオードD3 は、伝送
路20からの電流の廻り込みを防止するダイオードであ
り、ダイオードD4 は、トランジスタT1 のスイッチン
グ速度の遅れを防止するためのダイオードである。つま
り、ダイオードD4 は、トランジスタT1 のコレクタに
常時電流が流れ、上記トランジスタT1 が飽和しなくな
り、そのスイッチング速度が遅くなることを防止してい
る。
【0045】第2の定電流駆動回路51は、トランジス
タT2 、ダイオードD5 〜D8 、抵抗R24〜R27とから
構成されている。上記トランジスタT2 、ダイオードD
5 ,D6 及び抵抗R24,R25は、吸い込まれる電流値の
決定要因であり、この電流値は、トランジスタT2 のベ
ース/エミッタ間電圧とダイオードD5 ,D6 の順方向
電圧及び抵抗R24,R25の値によって決まる。また、抵
抗R26,R27は、上記トランジスタT2 のベース電流の
制限抵抗であり、ダイオードD7 は、伝送路20からの
電流の廻り込みを防止するダイオードであり、ダイオー
ドD8 は、トランジスタT2 のスイッチング速度の遅れ
を防止するためのダイオードである。つまり、ダイオー
ドD8 は、トランジスタT2 のコレクタに常時電流が流
れ、上記トランジスタT2 が飽和しなくなり、そのスイ
ッチング速度が遅くなることを防止している。
【0046】従って、本実施例では、伝送路の駆動手段
に定電流駆動を用いるので、各多重伝送装置間にグラン
ドの電位差が生じても、伝送路の電圧値を一定にでき、
このため、伝送路から発生する不要な輻射ノイズを軽減
することができる。さらに、定電流駆動回路が飽和しな
くなるため、定電流駆動回路の駆動速度が遅くならず、
データの同時性が得られるという効果がある。
【0047】図9は、本発明に係る多重伝送装置の構成
の第6実施例を示す構成ブロック図である。なお、図に
おいて、図1の第1実施例及び図6の第3実施例と同様
の構成部分は、説明の都合上、同一符号とする。図9に
おいて、上記第3実施例と異なる構成は、3点ある。第
1は、第1実施例と同様に信号比較回路33と表示回路
34を有し、オアゲート31hから出力されて多重伝送
制御回路32に入力される受信信号iと、上記多重伝送
制御回路32から出力される送信信号lとをオアゲート
42によって論理和をとり、信号比較部33a,33b
に接続させた点である。第2は、第3実施例に示したカ
ウンタ部31c,31dの変わりに、比較器24の出力
cが入力するカウンタ部31qを設置し、信号比較回路
33の比較結果(伝送路の故障情報)m,nをオアゲー
ト31rで論理和をとり、上記オアゲート31r、カウ
ンタ部31q及びアンドゲート31aの出力をオアゲー
ト31eに入力し、上記オアゲート31eの出力を、直
接31gに接続させた点である。また、第3は、バイア
ス電圧供給回路35と定電流部36aを伝送路20から
切り離すスイッチ35a,36dの条件に、比較器37
の出力をカウントするカウント部39の出力を加えると
ともに、定電流部36bを伝送路21から切り離すスイ
ッチ36eの条件に、比較器38の出力をカウントする
カウント部40の出力を設けた点である。
【0048】すなわち、信号比較回路33は、微分回路
28,29の出力g,hと、オアゲート42からの出力
である受信信号i又は送信信号lとの比較している。こ
のため、表示回路34は、送信時も受信時同様に、信号
比較部33a,33bの比較結果を表示することができ
る。また、カウンタ部31qは、比較器24の出力cが
T2 時間以上(1ビット長程度)“H”状態が続いたら
“L”を出力する。オアゲート31eは、上記カウンタ
部31q、アンドゲート31a及びオアゲート31rか
らの入力がともに“L”の場合、アンドゲート31gを
閉状態にするように、“L”状態の信号を出力する。こ
れにより、オアゲート31hは、微分回路27の出力f
を受信信号iとして多重伝送制御回路32に出力するこ
とができる。また、カウンタ部31qは、比較器24の
出力cがT1 時間以上(1/2フレーム長程度)“L”
状態が続いたら“H”を出力する。オアゲート31e
は、上記カウンタ部31qからの入力が“H”の場合、
アンドゲート31gを開状態にする。これにより、オア
ゲート31hは、微分回路27,28,29の出力f,
g,hの論理和を受信信号iとして多重伝送制御回路3
2に出力することができる。
【0049】また、比較器37,38に入力される所定
基準電圧Ve,Vfは、カウンタ部39,40が伝送路
20,21の過電圧を検出するために、所定値に設定さ
れている。上記カウンタ部39,40は、伝送路20,
21が正常の電圧に復帰したことを確実に判断するため
のものでもある。すなわち、カウンタ部39,40は、
比較器37,38の出力が所定時間以上“H”状態が続
いたら“L”を出力し、バイアス電圧供給回路35のス
イッチ35aと定電流部36a,36bのスイッチ36
d,36eをオフ状態にさせる。これにより、伝送路2
0,21からバイアス電圧供給回路35の抵抗R2 と駆
動回路36を切り離すことができる。また、カウンタ部
39,40は、比較器37,38の出力が所定時間以上
“L”状態が続いたら“H”を出力し、上記スイッチ3
5a,36d,36eをオン状態にさせる。これによ
り、伝送路20,21にバイアス電圧供給回路35と駆
動回路36を接続することができる。
【0050】従って、本実施例では、受信時だけでな
く、送信時にも伝送路の故障情報が得られるという効果
がある。また、本実施例では、カウンタ部31c,31
dの変わりに、カウンタ部31qが同様に動作するの
で、RSフリップフロップ31fを取り除くことができ
る。また、本実施例では、信号比較回路33の比較結果
m,nの論理和をオアゲート31eに接続することによ
り、伝送路の故障情報によってもアンドゲート31gを
開閉することが可能になるので、より確実なメッセージ
伝送が可能になる。さらに、本実施例では、伝送路が過
電圧になると、伝送路からバイアス電圧供給回路35と
駆動回路36を切り離すことができるので、上記バイア
ス電圧供給回路35と駆動回路36を保護することが可
能になる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、少な
くとも2本の共通の伝送路を介して相互に接続されると
共に、前記伝送路の信号を対応する電圧に変換する変換
手段と、該変換させた伝送路の電圧を比較する第1の比
較手段と、該変換された一方の伝送路の電圧と所定の基
準電圧を比較する第2の比較手段と、該変換された他方
の伝送路の電圧と所定の基準電圧を比較する第3の比較
手段とを有し、前記各比較手段の比較結果に応じて前記
伝送路の信号を検知する多重伝送装置において、前記第
1の比較手段の比較結果の出力レベルが所定時間ハイレ
ベルの場合にローレベルの信号を出力する第1の出力手
段と、前記第2の比較手段の比較結果の出力レベルが所
定時間ハイレベルの場合にローレベルの信号を出力する
第2の出力手段と、前記第3の比較手段の比較結果の出
力レベルが所定時間ハイレベルの場合にローレベルの信
号を出力する第3の出力手段と、前記各出力手段の出力
を論理合成する論理合成手段と、前記合成手段の合成結
果を受信する受信手段とを具えたので、メッセージの無
駄な通信を削減し、迅速な応答が要求されるメッセージ
の伝送遅延や伝送路のトラフィック量を増加させること
なく伝送路の故障に対処することができ、多重伝送装置
の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送装置の第1実施例を示す
構成ブロック図である。
【図2】伝送路が正常時の信号電圧の関係を示す図であ
る。
【図3】電圧変換回路の出力電圧の関係を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る多重伝送装置の第2実施例を示す
構成ブロック図である。
【図5】図4に示したバイアス電圧供給回路と駆動回路
の他の実施例を示す回路図である。
【図6】本発明に係る多重伝送装置の構成の第3実施例
を示す構成ブロック図である。
【図7】本発明に係る多重伝送装置の構成の要部を示す
第4実施例の構成ブロック図である。
【図8】本発明に係る多重伝送装置の構成の要部を示す
第5実施例の構成ブロック図である。
【図9】本発明に係る多重伝送装置の構成の第6実施例
を示す構成ブロック図である。
【図10】多重伝送装置の従来例を示す構成ブロック図
である。
【符号の説明】
10,11,20,21 伝送路 22,23 電圧変換回路 13〜15,24〜26 比較器 27〜29 微分回路 27a〜29a,39,40 カウンタ部 30 オアゲート 31 論理合成回路 32 多重伝送制御回路 33 信号比較回路 34 表示回路 35 バイアス電圧供給回路 36 駆動回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−12633(JP,A) 特開 平2−20998(JP,A) 特開 平3−40629(JP,A) 特開 平3−41842(JP,A) 特開 平4−70234(JP,A) 特開 昭59−168741(JP,A) 特開 平2−112354(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 H04L 12/40 H04L 25/00 - 25/66

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本の共通の伝送路を介して
    相互に接続されると共に、前記伝送路の信号を対応する
    電圧に変換する変換手段と、該変換させた伝送路の電圧
    を比較する第1の比較手段と、該変換された一方の伝送
    路の電圧と所定の基準電圧を比較する第2の比較手段
    と、該変換された他方の伝送路の電圧と所定の基準電圧
    を比較する第3の比較手段とを有し、前記各比較手段の
    比較結果に応じて前記伝送路の信号を検知する多重伝送
    装置において、前記第1の比較手段の比較結果の出力レ
    ベルが所定時間ハイレベルの場合にローレベルの信号を
    出力する第1の出力手段と、前記第2の比較手段の比較
    結果の出力レベルが所定時間ハイレベルの場合にローレ
    ベルの信号を出力する第2の出力手段と、前記第3の比
    較手段の比較結果の出力レベルが所定時間ハイレベルの
    場合にローレベルの信号を出力する第3の出力手段と、
    前記各出力手段の出力を論理合成する論理合成手段と、
    前記合成手段の合成結果を受信する受信手段とを具えた
    ことを特徴とする多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記多重伝送装置は、前記各出力手段の
    出力を論理合成する論理合成手段と、前記第2及び第3
    の出力手段の出力と前記論理合成手段の合成結果とをそ
    れぞれ比較し、該比較結果に応じて前記各伝送路の故障
    を検出する故障検出手段とを具えたことを特徴とする請
    求項1記載の多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2本の共通の伝送路を介して
    相互に接続されると共に、前記伝送路にバイアス電圧を
    供給するバイアス電圧供給手段と、前記一方の伝送路に
    は電流を供給し、前記他方の伝送路からは電流を取り込
    む定電流手段と、前記伝送路の信号を対応する電圧に変
    換する変換手段と、該変換させた伝送路の電圧を比較す
    る第1の比較手段と、該変換された一方の伝送路の電圧
    と所定の基準電圧を比較する第2の比較手段と、該変換
    された他方の伝送路の電圧と所定の基準電圧を比較する
    第3の比較手段とを有し、前記各比較手段の比較結果に
    応じて前記伝送路の信号を検知する多重伝送装置におい
    て、前記第1の比較手段の比較結果の出力レベルが所定
    時間ハイレベルの場合にローレベルの信号を出力する第
    1の出力手段と、前記第2の比較手段の比較結果の出力
    レベルが所定時間ハイレベルの場合にローレベルの信号
    を出力する第2の出力手段と、前記第3の比較手段の比
    較結果の出力レベルが所定時間ハイレベルの場合にロー
    レベルの信号を出力する第3の出力手段と、前記各出力
    手段の出力を論理合成する論理合成手段と、前記各出力
    手段の出力結果に応じて前記伝送路とバイアス電圧供給
    手段及び定電流手段との接続を制御する接続制御手段
    と、前記合成手段の合成結果を受信する受信手段とを具
    えたことを特徴とする多重伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記多重伝送装置は、前記定電流手段を
    用いて前記伝送路に送出される送信信号と前記各出力手
    段の出力結果を比較する第4の比較手段を具え、前記接
    続制御手段は、該第4の比較手段の結果及び前記各出力
    手段の出力結果に応じて前記伝送路とバイアス電圧供給
    手段及び定電流手段との接続を制御することを特徴とす
    る請求項3記載の多重伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記多重伝送装置は、前記一方の伝送路
    の電圧を検出し、当該電圧と所定基準電圧と比較する第
    5の比較手段と、前記他方の伝送路の電圧を検出し、当
    該電圧と所定基準電圧と比較する第6の比較手段とを具
    え、前記接続制御手段は、前記各出力手段の出力結果、
    前記第4の比較手段の結果、前記第5の比較手段の結果
    及び前記第6の比較手段の結果に応じて前記伝送路とバ
    イアス電圧供給手段及び定電流手段との接続を制御する
    ことを特徴とする請求項4記載の多重伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記第5の比較手段及び前記第6の比較
    手段は、前記伝送路の電圧が所定時間、前記基準電圧よ
    り高い場合、又は前記伝送路の電圧が所定時間、前記基
    準電圧より低い場合に比較結果を変えることを特徴とす
    る請求項5記載の多重伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記多重伝送装置は、前記接続制御手段
    による前記伝送路とバイアス電圧供給手段及び定電流手
    段との接続の制御を遅延させる遅延手段を具えたことを
    特徴とする請求項3又は4記載の多重伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記多重伝送装置は、前記伝送路と変換
    手段との間に前記バイアス電圧とは反対のバイアス電圧
    を供給する逆バイアス電圧供給手段を具えたことを特徴
    とする請求項3又は4記載の多重伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記多重伝送装置は、前記定電流手段の
    飽和を防止する飽和防止手段を具えたことを特徴とする
    請求項3又は4記載の多重伝送装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも2本の共通の伝送路を介し
    て相互に接続されると共に、前記伝送路にバイアス電圧
    を供給するバイアス電圧供給手段と、前記一方の伝送路
    には電流を供給し、前記他方の伝送路からは電流を取り
    込む定電流手段と、前記伝送路の信号を対応する電圧に
    変換する変換手段と、該変換させた伝送路の電圧を比較
    する第1の比較手段と、該変換された一方の伝送路の電
    圧と所定の基準電圧を比較する第2の比較手段と、該変
    換された他方の伝送路の電圧と所定の基準電圧を比較す
    る第3の比較手段とを有し、前記各比較手段の比較結果
    に応じて前記伝送路の信号を検知する多重伝送装置にお
    いて、前記第1の比較手段の比較結果の出力レベルが所
    定時間ハイレベルの場合にローレベルの信号を出力する
    第1の出力手段と、前記第2の比較手段の比較結果の出
    力レベルが所定時間ハイレベルの場合にローレベルの信
    号を出力する第2の出力手段と、前記第3の比較手段の
    比較結果の出力レベルが所定時間ハイレベルの場合にロ
    ーレベルの信号を出力する第3の出力手段と、前記各出
    力手段の出力を論理合成する論理合成手段と、前記第2
    及び第3の出力手段の出力と前記定電流手段を用いて前
    記伝送路に送出される送信信号及び前記論理合成手段の
    合成結果とをそれぞれ比較し、該比較結果に応じて前記
    各伝送路の故障を検出する故障検出手段と、前記合成手
    段の合成結果を受信する受信手段とを具えたことを特徴
    とする多重伝送装置。
JP04182160A 1991-08-27 1992-07-09 多重伝送装置 Expired - Fee Related JP3133490B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21498291 1991-08-27
JP3-214982 1991-08-27
JP22010591 1991-08-30
JP3-220105 1991-08-30
JP3-316660 1991-11-29
JP31666091 1991-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05284135A JPH05284135A (ja) 1993-10-29
JP3133490B2 true JP3133490B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=27329695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04182160A Expired - Fee Related JP3133490B2 (ja) 1991-08-27 1992-07-09 多重伝送装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5295132A (ja)
EP (1) EP0529602B1 (ja)
JP (1) JP3133490B2 (ja)
CA (1) CA2076932C (ja)
DE (1) DE69227349T2 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4403899B4 (de) * 1994-02-08 2007-12-13 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur seriellen Übertragung von Daten zwischen mindestens zwei Stationen
DE19509133C2 (de) * 1994-04-11 2003-07-17 Daimler Chrysler Ag Anordnung zur Überwachung von Zweidraht-Busleitungen
US5581201A (en) * 1994-06-30 1996-12-03 Tandem Computers Incorporated Apparatus for unit control and presence detection
EP0733290A1 (en) * 1994-10-10 1996-09-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Fault tolerant digital transmission system
US6421323B1 (en) 1994-12-23 2002-07-16 Applied Digital Access, Inc. Method and apparatus for analyzing events in a telecommunications system
DE19503460C1 (de) 1995-02-03 1996-03-07 Daimler Benz Ag Fehlertolerante Endstufe für ein digitales Zweileiterbus-Datenkommunikationssystem
WO1996042159A1 (de) * 1995-06-08 1996-12-27 Philips Electronics N.V. System zum fehlersicheren übertragen von daten über einen differentiellen bus
US5701410A (en) * 1996-09-09 1997-12-23 Ford Motor Company Method and system for detecting fault conditions on multiplexed networks
US6480548B1 (en) * 1997-11-17 2002-11-12 Silicon Graphics, Inc. Spacial derivative bus encoder and decoder
DE19826387C2 (de) * 1998-06-12 2003-07-17 Sgs Thomson Microelectronics Überwachungsschaltung für ein Datenübertragungsnetz
DE19826388B4 (de) * 1998-06-12 2007-01-11 Sgs-Thomson Microelectronics Gmbh Fehlerverarbeitungsschaltung für eine Empfangsstelle eines Datenübertragungssystems
DE19831921A1 (de) * 1998-07-16 2000-01-20 Philips Corp Intellectual Pty System zum Übertragen von Daten über einen differentiellen Bus
US6226330B1 (en) 1998-07-16 2001-05-01 Silicon Graphics, Inc. Eigen-mode encoding of signals in a data group
DE19850672C2 (de) * 1998-11-03 2003-07-31 St Microelectronics Gmbh Leitungsfehlerprüfschaltung für ein elektrisches Datenübertragungssystem
DE19910016C2 (de) * 1999-03-08 2001-05-10 Siemens Ag Anordnung zur Erfassung von Impedanzstörstellen bei symmetrischen Datenübertragungsleitungen
JP3325851B2 (ja) * 1999-04-02 2002-09-17 本田技研工業株式会社 通信システムの障害検出装置
KR100406968B1 (ko) * 1999-05-21 2003-11-28 엘지전자 주식회사 Rs-449의 선로오류 감지장치
DE19925238B4 (de) * 1999-06-02 2006-02-23 Stmicroelectronics Gmbh Flankensteuervorrichtung für ein elektrisches Datenübertragungssystem
US7554829B2 (en) 1999-07-30 2009-06-30 Micron Technology, Inc. Transmission lines for CMOS integrated circuits
US6775339B1 (en) 1999-08-27 2004-08-10 Silicon Graphics, Inc. Circuit design for high-speed digital communication
US6417713B1 (en) 1999-12-30 2002-07-09 Silicon Graphics, Inc. Programmable differential delay circuit with fine delay adjustment
US7031420B1 (en) 1999-12-30 2006-04-18 Silicon Graphics, Inc. System and method for adaptively deskewing parallel data signals relative to a clock
US6779072B1 (en) 2000-07-20 2004-08-17 Silicon Graphics, Inc. Method and apparatus for accessing MMR registers distributed across a large asic
US7333516B1 (en) 2000-07-20 2008-02-19 Silicon Graphics, Inc. Interface for synchronous data transfer between domains clocked at different frequencies
US6831924B1 (en) 2000-07-20 2004-12-14 Silicon Graphics, Inc. Variable mode bi-directional and uni-directional computer communication system
US6839856B1 (en) 2000-07-20 2005-01-04 Silicon Graphics, Inc. Method and circuit for reliable data capture in the presence of bus-master changeovers
US6703908B1 (en) 2000-07-20 2004-03-09 Silicon Graphic, Inc. I/O impedance controller
US7248635B1 (en) 2000-07-20 2007-07-24 Silicon Graphics, Inc. Method and apparatus for communicating computer data from one point to another over a communications medium
US6681293B1 (en) 2000-08-25 2004-01-20 Silicon Graphics, Inc. Method and cache-coherence system allowing purging of mid-level cache entries without purging lower-level cache entries
US7130340B1 (en) * 2000-10-27 2006-10-31 Sun Microsystems, Inc. Noise margin self-diagnostic receiver logic
DE10109558C1 (de) * 2001-02-28 2003-01-30 Siemens Ag Empfängerseitige Zusatzschaltung für den Boundary Scan bei der Datenübertragung mit differentiellen Signalen
US7101770B2 (en) * 2002-01-30 2006-09-05 Micron Technology, Inc. Capacitive techniques to reduce noise in high speed interconnections
US7235457B2 (en) * 2002-03-13 2007-06-26 Micron Technology, Inc. High permeability layered films to reduce noise in high speed interconnects
DE10244186B4 (de) * 2002-09-23 2008-03-06 Infineon Technologies Ag Empfängerschaltung für ein Gegentaktübertragungsverfahren und Verfahren zur empfängerseitigen Signalverarbeitung bei Gegentaktübertragungsverfahren
DE10250920B4 (de) * 2002-10-31 2005-05-04 Siemens Ag Ausgabeeinheit, Empfangseinheit, Anordnung zur Datenübertragung in einem Kraftfahrzeug sowie Verfahren dazu
US7468618B2 (en) * 2004-06-30 2008-12-23 Finisar Corporation Microcode-initiated high speed comparator
US7327167B2 (en) * 2005-04-28 2008-02-05 Silicon Graphics, Inc. Anticipatory programmable interface pre-driver
JP5234374B2 (ja) * 2011-03-02 2013-07-10 日本電気株式会社 差動信号伝送回路、ディスクアレイコントローラ及び差動信号伝送ケーブル
US10340864B2 (en) * 2012-05-04 2019-07-02 Infineon Technologies Ag Transmitter circuit and method for controlling operation thereof
CN107110911A (zh) * 2015-01-13 2017-08-29 西塔尔技术有限公司 容错通信***

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4233682A (en) * 1978-06-15 1980-11-11 Sperry Corporation Fault detection and isolation system
US4677627A (en) * 1985-06-05 1987-06-30 International Business Machines Corp. Error correction scheme
US4792950A (en) * 1987-06-17 1988-12-20 Ford Motor Company Multiplex wiring system
FR2627036B1 (fr) * 1988-02-10 1990-07-27 Peugeot Interface de raccordement d'une partie de reception d'informations d'une station dans un systeme de transmission d'informations en differentiel, par deux fils de transmission, notamment dans un vehicule automobile
US5216674A (en) * 1989-02-17 1993-06-01 Robert Bosch Gmbh Method of and device for bringing a network interface out of a sleep mode into a wake-up state
FR2654564B1 (fr) * 1989-11-10 1992-01-17 Renault Interface de ligne pour un reseau de transmission d'informations.
US5097147A (en) * 1991-02-01 1992-03-17 Tektronix, Inc. Limited amplitude signal trigger circuit
US5185735A (en) * 1991-07-10 1993-02-09 Hewlett Packard Company Lan noise monitor

Also Published As

Publication number Publication date
EP0529602A2 (en) 1993-03-03
JPH05284135A (ja) 1993-10-29
CA2076932C (en) 1996-12-17
CA2076932A1 (en) 1993-02-28
DE69227349T2 (de) 1999-04-01
EP0529602B1 (en) 1998-10-21
US5295132A (en) 1994-03-15
DE69227349D1 (de) 1998-11-26
EP0529602A3 (en) 1993-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3133490B2 (ja) 多重伝送装置
JPH08317018A (ja) デイジタル2導体母線データ通信システム用の故障許容出力段
JP3773956B2 (ja) 差動バスを介してデータを伝送するシステム
JPS6044854B2 (ja) 信号伝送方式
US5583731A (en) Input or output device, for programmable automatic controllers to detect an electrical fault of the channels
US4949334A (en) Protected information transfer system
EP0365435B1 (en) Multipath transmission system applicable to an automobile
JP3801009B2 (ja) 断線検出機能付きエンコーダ信号受信装置
JP3036991B2 (ja) 平衡伝送路断線検出回路
JP2845000B2 (ja) 双方向性信号線の信号送受信回路
JP3203409B2 (ja) 双方向バスライン用スイッチ回路
JPS6319097A (ja) 線路異常監視装置
JP3354329B2 (ja) 多重伝送装置
JP3040675B2 (ja) 多重伝送システムの中央処理装置用信号検出回路
JPH06224977A (ja) 外部インターフェイス選択装置
JP2918777B2 (ja) シリアル伝送路用中継器
JP2642983B2 (ja) データ設定回路
JPS61253943A (ja) デ−タ伝送システム
JPH01125162A (ja) 過電流防止回路
JPH0879313A (ja) 多重通信回路
JPS60246462A (ja) バス回路の選択監視方式
JPS6158066A (ja) デイジタル入出力装置
JPH08139742A (ja) 多重伝送装置
JPS62168438A (ja) クロツク信号安全保障装置
JPS58116024A (ja) 並列運転時における過電圧発生整流電源装置の検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees