JPH0722688U - 五平餅の半成品 - Google Patents

五平餅の半成品

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JPH0722688U
JPH0722688U JP022075U JP2207592U JPH0722688U JP H0722688 U JPH0722688 U JP H0722688U JP 022075 U JP022075 U JP 022075U JP 2207592 U JP2207592 U JP 2207592U JP H0722688 U JPH0722688 U JP H0722688U
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一郎 服部
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株式会社山平ゑびすや
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で製造し、手軽に調理できるための五
平餅の半成品。 【構成】 うるち米と餅米を混合し炊飯して形成したも
ち1を扁平に成形し、串2に固定し、しょうゆ、味噌を
主成分とする粉末のたれ3を付着させて真空包装し、包
装袋4のフィルムによって、もち表面を圧迫する。そし
て、もち表面を濃厚なたれ液によって覆うと共に、もち
表面にたれの浸透層5を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、米飯のもちを串に取り付けて成形し、たれで味付けしている五平 餅を提供するための半成品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、五平餅は、うるち米100%で作った米飯のもちを串上に取り付けて、 扁平に成形し、これを素焼することによって表面を固化し、串ともちの取り付け を固定し、もちが串から脱落することを防いでいる。次に素焼したもちに、しょ うゆ、味噌、砂糖、その他を混合した液状たれをつけて表面を焼き、これを数回 繰り返して、たれが表面に浸透した、こうばしい五平餅を提供している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
五平餅は素朴な郷土料理として観光地のみやげ、家庭料理として好まれている が、串上に取り付けたもちの素焼には7〜8分の時間が掛り、みやげ店では多勢 の来客には応じきれない問題があった。また、液状たれを素焼したもち表面に浸 透させるには、焼きとたれ塗りを数回繰り返す必要があって、調理が面倒であっ た。五平餅をみやげ用として袋に詰めたものが売られているが、液状たれを表面 に付けた状態で袋中に挿入する際、袋のフィルムがもち表面に付着するため、袋 詰め作業には手間が掛った。本考案は調理が手軽で、短時間で作ることができ、 袋詰めも容易にできる五平餅のための半成品を明らかにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、うるち米に餅米を混合した米飯のもちを扁平に成形して、串上に 固定し、もち表面には液状のたれに代えて、粉末しょうゆ、粉末味噌を主成分と する粉末のたれを付着させ、これを袋に密封すると共に、袋中を真空にして袋を 構成するフィルムによってもち表面を圧迫させた。もち表面からは水分が浸出す るから、浸出水分により粉末たれを溶解させて、もち表面に濃厚な液状たれを自 然に形成し、もち表面に浸透させて、五平餅の半成品を構成した。
【0005】
【作用及び効果】
五平餅の米飯のもちは、うるち米に餅米を混合しているから、串に刺して成形 するだけで串上に固定でき、従来の如く、素焼して表面を固化する必要はない。 袋に密封した半成品の状態では、たれは液化し、もち内部に浸透しているが、も ちの澱粉はベータ状態に戻って固く、そのままでは食べ難い。食事に供するには 、密封のままで熱湯に漬けて米飯を温め、澱粉をアルファ化してから開封し、取 り出せば、直ちに食べ得る五平餅が完成する。なお、食べる前に1〜2分間、五 平餅を火で焼いて表面を焦がすと、たれと焼米のこうばしい香りが生じるから、 従来の焼き上がり直後の五平餅と同じ風味が味わえる。なお、袋に密封した半成 品は、先づ開封して電子レンジで1〜2分間加温しても、五平餅を完成できる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の五平餅の半成品の実施例に基づき、図面に沿って詳述する。五 平餅のもち1は、うるち米70%、餅米30%の割合で混合して炊飯し、握り飯 の大きさに塊めて串2に刺し、扁平に成形する。もち1は餅米を含んでいるから 、その粘着力によって串2に固定でき、不意に脱落することはない。
【0007】 粉末たれ3は、水分を含まない点の他は、従来の液状のたれと同じ成分であっ て、例えば次の粉末成分によって構成されている。 粉末しょうゆ10%、粉末味噌7%、ピーナッツ粉8%、胡桃5%、いり胡麻 5%、砂糖60%、カラメル2%、グルタミン酸3% 上記の粉末たれ3を3〜4g、串2に固定された成形もち1の表面に撤いて付 着させる。
【0008】 次に粉末たれ3を付着させた状態で包装袋4に挿入して、密封し、袋4内を真 空にする。もち1は表面が粉末たれ3で覆われているから半乾燥状態であって、 袋4中へは容易に挿入できる。袋4内を真空にすると、包装袋4を構成するフィ ルム5は大気圧によって、もち1の表面を圧迫する。この状態で半日程経過する とフィルム5による圧迫によって、もち1の内部から水分が浸出してきて、粉末 たれ3を溶かし、もち1の表面に濃厚な液状たれの層が形成させる。濃厚な液状 たれの層は、浸透圧と毛細管現象により、もち1の内部に浸み込み、厚さ約1mm のたれの層5を形成する。
【0009】 上記真空パック状態の半成品は、そのままでは食用に供し難いが、長期保存用 に適している。食事に際しては、包装状態のままで熱湯に漬けて、もち1内部ま で温め、または袋から出して、電子レンジによって、1〜2分間加温し、もち1 をアルファ化すればよいから、調理は極めて手軽である。本考案の半成品を多数 用意しておけば、みやげ店では多勢の客が集中しても、客を長時間待たせずに接 待できる。
【0010】 上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請 求の範囲に記載の考案を限定し或は範囲を減縮する様に解すべきではない。また 、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技 術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】五平餅の半成品の斜面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(1)米飯もち (2)串 (3)粉末のたれ (4)真空の包装袋 (5)浸透層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】うるち米と餅米を混合した米飯のもちを扁
    平に成形して、串上に固定し、もち表面には粉末しょう
    ゆ、粉末味噌を主成分とす粉末たれを付着させ、粉末た
    れが付着した上記もち及び串を包装袋中に密封し、袋内
    を真空にして包装袋を構成するフィルムによって、もち
    表面を圧迫して、水分を浸出させると共に、浸出水分に
    より粉末たれを溶解させ、もち表面に溶解した粉末たれ
    の浸透層を形成している五平餅の半成品。
JP1992022075U 1992-04-09 1992-04-09 五平餅の半成品 Expired - Lifetime JPH0737511Y2 (ja)

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