JPH0410791Y2 - - Google Patents

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JPH0410791Y2
JPH0410791Y2 JP1988053614U JP5361488U JPH0410791Y2 JP H0410791 Y2 JPH0410791 Y2 JP H0410791Y2 JP 1988053614 U JP1988053614 U JP 1988053614U JP 5361488 U JP5361488 U JP 5361488U JP H0410791 Y2 JPH0410791 Y2 JP H0410791Y2
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sand
chestnuts
sweet
sugar
baking
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、甘栗調理セツトに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
甘栗は、主として中国河北省産の栗を大粒の砂
に混ぜて加熱焼成したものである。
砂を用いて焼成するのは、栗の表面に焦げ跡を
残さないためである。また、焼成中に栗の鬼皮が
破裂することを防止するために、前記の砂に水飴
や砂糖を混ぜ、これらの溶融によつて生じる粘膜
を鬼皮の表面に形成する手段がとられる。
なお、上記の砂は繰返えして使用されるため、
水飴や砂糖等の炭化層がその表面に付着する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のようにして焼成された甘栗は、通常袋詰
めして店頭で販売される。
しかし、焼成ずみの甘栗は、時間の経過と共に
冷却するので、消費者が食するときは、旨みが低
下していることが多い。
一方、甘栗の焼成は、前述のように特別な技法
の下で行われるので、一般家庭において焼成する
ことは非常に困難である。
ここにおいて、焼成後の状態と同様の温い甘栗
を手軽に家庭で調理できるようにするにはどうす
ればよいか、という技術的課題が生じる。
この考案はこのような技術的課題を解決するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、前記の課題を解決するために、焼
成済み甘栗、焼成用砂及び砂糖を所要量独立に包
装したものを簡易アルミ鍋に収納し、上記焼成用
砂として既使用のものを用いた構成のセツト物と
したものである。
〔実施例」 第1図及び第2図に示すように、この考案の実
施例に係る甘栗調理セツトは、アルミニウム箔を
プレス成形してなる簡易アルミ鍋1に、焼成済み
甘栗2、既使用の焼成用砂3,砂糖4、食用油
5、手ふき6等をそれぞれ独立に包装して収納
し、これに厚紙等の蓋7を施して包装ケース8に
収納したものであり、この状態で店頭販売され
る。
上記の焼成用砂3は、甘栗加工メーカ等の焼成
工程において現に使用されているもの、或いは使
用済みのもの、即ち既使用のものを用いる。従つ
て、この砂3は表面に水飴、砂糖等の炭化層が付
着したものである。
次に、上記のセツト物を消費者において調理す
る方法を第3図に基づいて説明する。
まず、焼成用砂3及び砂糖4を鍋1の底に投入
し、その上に甘栗2を載せ、食用油5を適量滴下
したのち、蓋7を施す。その後、ガスコンロ9等
に点火して加熱する。
焼成用砂3が適当な温度に加熱された後、蓋7
を取り、鍋1の内容物をしやもじ等でかきまぜ、
甘栗2を焼成用砂3に接触せしめて加熱する。甘
栗2は既に焼成されたものであるので、全体とし
て熱くなる程度に加熱されれば調理を終了する。
上記の調理過程において、甘栗2は鍋1に直接
触れることがなく、焼成用砂3を通じて加熱され
るので、焦げ跡が付かない。また、甘栗2は、前
述のように焼成済みのものであるので、表面に砂
糖等の粘膜が付着しており、また鍋1中に添加し
た砂糖4が溶融し、これが甘栗2に付着するの
で、その粘性のために加熱温度が上昇しても鬼皮
が破裂することが少ない。但し、万一破裂する場
合を考え、蓋7を施すことが望ましい。
食用油5は甘栗2の表面に光沢を与え、見栄え
を良好にするために添加される。
上記の砂糖4、食用油5は、甘栗2の表面に付
着させるべく添加されるが、この場合焼成用砂3
が新しい砂、即ち、未使用のものであれば、これ
らの添加材が砂の方に吸収され、甘栗2の方へ付
着しにくい。甘栗2に付着させようとすれば、添
加材が多量に必要となる。この点で既使用の焼成
用砂3は、添加材の吸収能力が低下しているの
で、砂糖4、食用油5等の添加量が少なくてよ
い。
なお、添加材として用いる砂糖4は、上記のよ
うに甘栗2に粘膜を形成する目的で添加されるも
のであるから、水飴のような粘性ある可食物質で
あつてもよい。従つて、この考案にいう砂糖4
は、水飴等の粘性可食物質を含む広い概念のもの
である。また焼成用砂3というのも、その粒子の
大きさが砂の概念に入るものは勿論であるが、小
石の概念に入るものも広く含む。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の甘栗調理セツトは、焼
成済みの甘栗と焼成用砂及び砂糖をセツトにした
ものであるから、一般家庭において、焦げ跡がつ
かず、また鬼皮が破裂することなく加熱調理する
ことができ、温い甘栗を食することができる。ま
た焼成用砂は、既使用のものを用いるため、砂糖
等の添加材の量が少なくてすむ利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の平面図、第2図は包装状態の
断面図、第3図は調理状態の断面図である。 1……鍋、2……甘栗、3……焼成用砂、4…
…砂糖、5……食用油、7……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼成済み甘栗、焼成用砂及び砂糖を所要量独立
    に包装したものを簡易アルミ鍋に収納し、上記焼
    成用砂として既使用のものを用いてなる甘栗調理
    セツト。
JP1988053614U 1988-04-21 1988-04-21 Expired JPH0410791Y2 (ja)

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JP1988053614U JPH0410791Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

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JPH01157636U JPH01157636U (ja) 1989-10-31
JPH0410791Y2 true JPH0410791Y2 (ja) 1992-03-17

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JPH01157636U (ja) 1989-10-31

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