JPH07225558A - 磁気描画装置 - Google Patents

磁気描画装置

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JPH07225558A
JPH07225558A JP6039218A JP3921894A JPH07225558A JP H07225558 A JPH07225558 A JP H07225558A JP 6039218 A JP6039218 A JP 6039218A JP 3921894 A JP3921894 A JP 3921894A JP H07225558 A JPH07225558 A JP H07225558A
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JP
Japan
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magnetic
magnet
microcapsules
plate
magnet piece
Prior art date
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Application number
JP6039218A
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English (en)
Inventor
Masaya Sasano
雅哉 佐々野
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Bandai Co Ltd
Original Assignee
Bandai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 線の太さを自由に変えることができると共
に、線の色を複数することができる磁気描画装置を提供
することを目的とする。 【構成】 非磁性材で形成され、内部に塑性流動性液体
21と複数のマイクロカプセル23が封入された平板状
の密閉容器15と、先端に磁石片17を備えた筆記体1
9とからなる。密閉容器15は表面に内部を覗ける透明
板25が設けられ、裏面に磁石板35が移動可能に設け
られている。各マイクロカプセル23内には磁性粒子2
4又は磁性片26が設けられている。磁石片17及び磁
石板35は、塑性流動性液体21の降伏値以上の磁気力
を有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端に磁石片を備えた
筆記具によって描画することができる磁気描画装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、先端に磁石片を備えた筆記具によ
って描画することができる磁気描画装置として、特公昭
57−27463号公報に記載されているようなものが
あった。
【0003】上記従来の磁気描画装置は、表面板の表面
上で記録用磁石を移動させると、この記録用磁石に磁性
粒子が引き寄せられ、記録用磁石の移動軌跡に沿って描
画されるようになっている。また、裏面板の表面上で消
去用磁石を移動させると、記録用磁石によって引き寄せ
られた磁性粒子が裏面板側に引き寄せられ、描画された
文字、図形等がすべて消去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気描画装
置は、記録用磁石に引き寄せられる磁性粒子の大きさが
均一なので、常に一定の線の太さでしか描画することが
できないという問題点があった。また、磁性粒子は常に
1色なので、多色で描画することができないという問題
点もあった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み案出したもの
であって、線の太さを自由に変えることができると共
に、線の色を複数することができる磁気描画装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気描画装
置は、上記目的を達成するため、下記の構成を有する。 (イ)非磁性材からなる平板状の密閉容器と、先端に磁
石片を備えた筆記体とからなること。 (ロ)密閉容器は、内部に塑性流動性液体と複数のマイ
クロカプセルが封入され、表面に内部を覗ける透明板が
設けられており、裏面に磁石板が移動可能に設けられて
いること。 (ハ)各マイクロカプセル内には、磁性粒子が設けられ
ていること。 (ニ)上記磁石片及び磁石板は、塑性流動性液体の降伏
値以上の磁気力を有すること。
【0007】上記構成において各マイクロカプセルを、
磁性粒子の量によって少なくとも2種類の重さに設定し
てもよい。また、各マイクロカプセルを、磁性粒子の量
によって、色分けしても良い。各マイクロカプセル内
に、磁性粒子に代えて磁性片を1個ずつ設けることもで
きる。この際、磁性片を、磁気量の度合いよって少なく
とも2種類に設定しても良い。各マイクロカプセルを、
内設される磁性片の磁気量の度合いによって、色分けし
ても良い。筆記体は、磁石片の位置を先端から反先端方
向に移動可能にすることもできる。
【0008】
【作用】本願発明に係る磁気描画装置は、上記構成を有
するから、筆記体の磁石片を密閉容器の透明板上で移動
させると、その磁石片の降伏値を超えた磁気力により、
磁石片の移動軌跡下の塑性流動性液体が瞬間的に非流動
性から流動性液体となり、マイクロカプセルが泳動可能
となって内部の磁性粒子又は磁性片が磁石片に引き寄せ
られることになる。磁石片が通り過ぎると、塑性流動性
液体が流動性から非流動性液体となり、マイクロカプセ
ルが非泳動状態となって、透明板に引き寄せられた状態
で保持される。透明板の外側から見ると、塑性流動性液
体の色の面に磁石片の移動軌跡に沿ったマイクロカプセ
ルの色の線が描かれることになる。
【0009】磁石板を密閉容器の裏面上で移動させる
と、その磁石板の降伏値を超えた磁気力により、磁石板
の移動軌跡上の塑性流動性液体が瞬間的に非流動性から
流動性液体となり、マイクロカプセルが泳動可能となっ
て磁石板に引き寄せられることになる。磁石板が通り過
ぎると、塑性流動性液体が流動性から非流動性液体とな
り、マイクロカプセルが非泳動状態となって、裏面に引
き寄せられた状態で保持される。従って、透明板の外側
から見ると、磁石片の移動軌跡にそって描かれた線が消
去され、塑性流動性液体の色の面のみとなる。
【0010】各マイクロカプセルを磁性粒子の量によっ
て少なくとも2種類の重さに設定したり、磁性片の磁気
量の度合いを2種類に設定すると、筆記体の磁石片の磁
気力によっては引き寄せられないマイクロカプセルが存
在することになる。即ち、筆記体の磁石片の磁気力によ
り、塑性流動性液体が非流動性から流動性液体となり、
流動粘性を得ることができる。そのため、磁性粒子の多
いマイクロカプセル又は磁気量の多い磁性片を有するマ
イクロカプセルの方が磁気力が大きく作用し、流動粘性
に抗して引き寄せられ、磁性粒子の少ないマイクロカプ
セル又は磁気量の少ない磁性片を有するマイクロカプセ
ルは磁気力があまり作用せず、流動粘性に抗しては引き
寄せられない。従って、磁気力を強くすれば全てのマイ
クロカプセルを引き寄せることができることになる。そ
のため、筆記体の磁石片の磁気力を変化させることによ
り、引き寄せるマイクロカプセルの量を変え、線の太さ
を変えることができる。
【0011】各マイクロカプセルを、磁性粒子の量又は
磁性片の磁気量の度合いによって色分けすると、上記と
同様に筆記体の磁石片の磁気力を変化させることによ
り、線の色を変えることができる。
【0012】筆記体において、磁石片の位置を先端から
反先端方向に移動可能とすることで、1本の筆記体で磁
気力を変化させることができ、線の太さや線の色を変え
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。1は中空状の非磁性材からなる基体であって、
図1に示すように、これの上壁3には矩形状の表示開口
5が形成され、前壁7には左右に伸びるガイド溝9が形
成されている。この基体1内には、図2、3に示すよう
に、磁気描画装置11が上壁3に当接するようにして設
けられ、磁気描画装置11と下壁4との間に隙間13が
形成されている。
【0014】磁気描画装置11は、図4に示すように、
非磁性材からなる平板状の密閉容器15と、図1に示す
ように、先端に磁石片17を備えた筆記体19とからな
っている。この密閉容器15は、内部に塑性流動性液体
21と、複数のマイクロカプセル23が封入されてい
る。この密閉容器15の表面には、内部を覗ける透明板
25が設けられており、裏面に磁石板35が移動可能に
設けられている。磁石片17と磁石板35は、塑性流動
性液体21の降伏値以上の磁気力を有している。
【0015】密閉容器15は、前記表示開口5側に臨む
透明板25と、この透明板25と反対側に位置する裏面
板27と、この透明板25と、裏面板27によって上下
開口部が密閉される枠体29とで構成されている。透明
板25は、プラスチック板、ガラス板又は塩化ビニール
シート等によって形成されている。裏面板27も、プラ
スチック板、ガラス板又は塩化ビニールシート等によっ
て形成されるが、透明であっても、不透明であっても構
わない。
【0016】枠体29は、図6に示すように、略ロ字状
の側壁31と、側壁31内に設けられた仕切り33とで
構成されている。仕切り33は、透明板25側からみて
ハニカム状に形成されている。この仕切り33によっ
て、マイクロカプセル23が均等に分けられ、マイクロ
カプセル23が一カ所に集中するのを防止している。こ
の枠体29は、側壁31と仕切り33とを別素材で別個
に形成できる一方、同一素材、例えばアルミニウム、硬
質合成樹脂等で一体形成することもできる。さらに、枠
体29は、透明板25又は裏面板27と同一素材で一体
形成することもできる。この場合、枠体29が透明な素
材で形成されても構わない。
【0017】磁石板35は、図2に示すように、密閉容
器15の縦幅と略同じ長さに形成され、磁石板35が密
閉容器15側に位置するようにしてガイド板37に取り
付けられている。このガイド板37は、磁石板35を取
り付ける取付部39と、握持部41とからなり、握持部
41がガイド溝9から外に突出するようにして、基体1
内の隙間13に横方向に移動可能に設けられている。
【0018】塑性流動性液体21は、これのもつ降伏値
を越えた磁気力が作用することによって、流動性と、流
動時における流動粘性を得ることができ、降伏値を越え
た磁気力が作用していない場合は、非流動性である。従
って、塑性流動性液体21にこれのもつ降伏値を越えた
磁気力が作用すると、内部のマイクロカプセル23が泳
動可能となり、作用していない場合はマイクロカプセル
23は塑性流動性液体21によって一定位置に保持され
る。
【0019】塑性流動性液体21は、水、有機溶媒、油
などのニュートン流動性液体に金属石けん、界面活性
剤、有機ゲル化剤、高分子化合物、カーボンブラック、
微粉末ケイ酸、ベントナイト等の増ちょう剤を単独また
は組み合わせて溶解または分散したものである。例えば
下記のようなものがある。 水200部、微粉末ケイ酸4部、非イオン界面活性剤
0.4部、チタン白を湿式分散機で練合して調整された
白色の塑性流動性液体。 チタン白1.5部と界面活性剤1.0部を練合し、こ
れにイソパラフイン300部と微粉末ケイ酸10部を加
え、さらに湿式分散機で練合して調整された白色の塑性
流動性液体。 イソパラフイン100部にステアリン酸アルミニウム
1部、ステアリン酸1部を加え、加熱、溶解後放冷して
調整された塑性流動性液体。 イソパラフイン100部にポリイソプチレン5部を加
え、加熱、溶解し、これにカーボンブラック3部と界面
活性剤3部を加え、湿式分散機で練合して調整された黒
色の塑性流動性液体。
【0020】各マイクロカプセル23内には、図5
(A)に示すように、磁性粒子24が充填されている。
マイクロカプセル23は、0.5〜3mm程度の大きさ
で、塑性流動性液体21内でも、充分原形を維持できる
程度の強度を備えた薄膜状のものである。その被膜材と
して、例えばフエノール−ホルムアルデヒド樹脂、塩化
ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメタ
クリル酸、ナイロン、シリコーン、ポリエステル樹脂、
ABS樹脂、ゼラチン、セルローズ、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂ポリビニルアルコール、エチレンビニルアセテー
ト等が用いられ、常法に従ってカプセル状に形成され
る。このマイクロカプセル23は、約1〜50ミクロン
の平均被膜厚を有する。
【0021】マイクロカプセル23内に充填される、磁
性粒子24は、例えば黒色マグネタイト、γ−ヘマタイ
ト、二酸化クロム、フエライト、鉄、コバルト、ニッケ
ル等の粉末が用いられる。なお、図5(B)に示すよう
に、磁性粒子24の代わりに、磁性粒子24よりも大き
い磁性片26をマイクロカプセル23内に1個ずつ入れ
るようにしても良い。
【0022】上記実施例に係る磁気描画装置11は、上
記構成を有するから、筆記体19の磁石片17を密閉容
器15の透明板25上で移動させると、その磁石片17
の磁気力により、磁石片17の移動軌跡下の塑性流動性
液体21が瞬間的に非流動性から流動性液体となり、マ
イクロカプセル23が泳動可能となって内部の磁性粒子
24又は磁性片26が磁石片17に引き寄せられること
になる。磁石片17が通り過ぎると、塑性流動性液体2
1が流動性から非流動性液体となり、マイクロカプセル
23が非泳動状態となって、透明板25に引き寄せられ
た状態で保持される。透明板25の外側から見ると、塑
性流動性液体21の色の面に磁石片17の移動軌跡にそ
ったマイクロカプセル23の色(例えば青)の線が描か
れることになる。
【0023】ガイド板37の握持部41を操作して、磁
石板35を密閉容器15の裏面上で移動させると、その
磁石板35の移動軌跡上の塑性流動性液体21が瞬間的
に非流動性から流動性液体となり、マイクロカプセル2
3が泳動可能となって磁石板35に引き寄せられること
になる。磁石板35が通り過ぎると、塑性流動性液体2
1が流動性から非流動性液体となり、マイクロカプセル
23が非泳動状態となって、裏面に引き寄せられた状態
で保持される。従って、透明板25の外側から見ると、
磁石片17の移動軌跡にそって描かれた線が消去され、
塑性流動性液体21の色(例えば白)の面のみとなる。
【0024】上記実施例では、各マイクロカプセル23
内に充填される磁性粒子24の量又は磁性片26の磁気
量を一定にしたが、磁性粒子24の量又は磁性片26の
磁気量を少なくとも2種類に設定してもよい。このよう
にすると、筆記体19の磁石片17の磁気力によっては
引き寄せられないマイクロカプセル23が存在すること
になる。即ち、筆記体19の磁石片17の磁気力によ
り、塑性流動性液体21が非流動性から流動性液体とな
り、流動粘性を得ることになる。そのため、磁性粒子2
4の多いマイクロカプセル23又は磁気量の多い磁性片
26を有するマイクロカプセル23の方が磁気力を大き
く受け、流動粘性に抗して引き寄せられことになり、磁
性粒子24の少ないマイクロカプセル23又は磁気量の
少ない磁性片26を有するマイクロカプセル23は磁気
力をあまり受けず、流動粘性に抗しては引き寄せられな
い。従って、磁気力を強くすれば全てのマイクロカプセ
ル23を引き寄せることができる。そのため、筆記体1
9の磁石片17の磁気力を変化させることにより、引き
寄せるマイクロカプセル23の量を変え、線の太さを変
えることができる。なお、磁性粒子24の量の異なる又
は磁性片26の磁気量の異なる2種類のマイクロカプセ
ル23を、前記仕切り33に囲まれる部分に等分に設け
ることが望ましい。
【0025】さらにまた、各マイクロカプセル23を、
磁性粒子24の量によって又は磁性片26の磁気量の度
合いによって、色分けしても良い。各マイクロカプセル
23を、磁性粒子24の量又は磁性片26の磁気量の度
合いよって色分けすると、上記と同様に筆記体19の磁
石片17の磁気力を変化させることにより、引き寄せる
マイクロカプセル23の量を変え、線の色を1色(例え
ば青)から2色(例えば青と赤)に変えることができ
る。
【0026】上記実施例では、筆記体19の磁石片17
の位置が常に一定であるが、図7に示すように、筆記体
43の磁石片45の位置を軸方向に移動させて、磁気力
を変化させることができる。即ち、筆記体43内には、
スプリング47によって先端方向に付勢されるガイド軸
49が設けられ、このガイド軸49の先端に磁石片45
が設けられている。このガイド軸49の一側には、係止
軸53が設けられ、この係止軸53は、筆記体43の側
壁に軸方向に向かって形成されたガイド溝55に摺動自
在に係合している。このガイド溝55には、係止軸53
をスプリング47の弾性に抗して係止する第1、第2の
係止溝57、59が形成されている。
【0027】上記筆記体43は、係止軸53をガイド溝
55の先端に係止させると、磁石片45の位置が筆記体
43内から突出し、一番強い磁気力を発生させる。次
に、係止軸53をスプリング47の弾性に抗して第1の
係止溝57に係止させると、磁石片45の位置が筆記体
43内に移動し、二番目に強い磁気力を発生させる。さ
らに、係止軸53を第2の係止溝59に係止させると、
磁石片45の位置が筆記体43内にさらに移動し、三番
目に強い磁気力を発生させることになる。このように、
1本の筆記体43で磁気力を変化させることができ、線
の太さや線の色を変えることができる。
【0028】なお磁石板35は、基体1内に装設して密
閉容器15の裏面に移動可能に設けたが、密閉容器15
の裏面に直接移動自在に設けても構わないのは勿論であ
る。また、磁性粒子24及び磁性片26は、塑性流動性
液体21を非流動性から流動性に変化させる降伏値未満
の磁気力が望ましく、磁性を帯びていない鉄等の強磁性
体であっても構わない。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る磁気描画装置は、筆記体の
先端に設けられた磁石片によって、マイクロカプセルが
引き寄せられるので、マイクロカプセル内の磁性粒子の
量又は磁性片の磁気量の度合いを変化させることによ
り、弱い磁気力を有する磁石片では、引き寄せられるマ
イクロカプセルと引き寄せられないマイクロカプセルが
存在することになり、強い磁気力を有する磁石片では、
全てのマイクロカプセルが引き寄せることになる。従っ
て、筆記体の磁石片の磁気力を変化させることにより、
引き寄せるマイクロカプセルの量を変え、線の太さを自
由に変えることができるという効果がある。また、マイ
クロカプセルを、磁性粒子の量又は磁性片の磁気量の度
合いによって、色分けすることにより、弱い磁気力を有
する磁石片では1色の線を描くことができ、強い磁気力
を有する磁石片では2色以上の線を描くことができる。
従って、筆記体の磁石片の磁気力を変化させることによ
り、線の色を複数に変化させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体斜視図である。
【図2】図1の要部切欠側面図である。
【図3】図1の要部切欠正面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】マイクロカプセルの拡大断面図である。
【図6】枠体の拡大平面図である。
【図7】他の実施例に係る筆記具の断面図である。
【符号の説明】
1 基体 3 上壁 4 下壁 5 表示開口 7 前壁 9 ガイド溝 11 磁気描画装置 13 隙間 15 密閉容器 17 磁石片 19 筆記体 21 塑性流動性液体 23 マイクロカプセル 24 磁性粒子 25 透明板 26 磁性片 27 裏面板 29 枠体 31 側壁 33 仕切り 35 磁石板 37 ガイド板 39 取付部 41 握持部 43 筆記体 45 磁石片 47 スプリング 49 ガイド軸 53 係止軸 55 ガイド溝 57 第1の係止溝 58 第2の係止溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする磁
    気描画装置。 (イ)非磁性材からなる平板状の密閉容器と、先端に磁
    石片を備えた筆記体とからなること。 (ロ)密閉容器は、内部に塑性流動性液体と複数のマイ
    クロカプセルが封入され、表面に内部を覗ける透明板が
    設けられており、裏面に磁石板が移動可能に設けられて
    いること。 (ハ)各マイクロカプセル内には、磁性粒子が設けられ
    ていること。 (ニ)上記磁石片及び磁石板は、塑性流動性液体の降伏
    値以上の磁気力を有すること。
  2. 【請求項2】 各マイクロカプセルは、磁性粒子の量に
    よって少なくとも2種類の重さに設定されていることを
    特徴とする請求項1記載の磁気描画装置。
  3. 【請求項3】 各マイクロカプセルは、磁性粒子の量に
    よって、色分けされていることを特徴とする請求項2記
    載の磁気描画装置。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする磁
    気描画装置。 (イ)非磁性材からなる平板状の密閉容器と、先端に磁
    石片を備えた筆記体とからなること。 (ロ)密閉容器は、内部に塑性流動性液体と複数のマイ
    クロカプセルが封入され、表面に内部を覗ける透明板が
    設けられており、裏面に磁石板が移動可能に設けられて
    いること。 (ハ)各マイクロカプセル内には、磁性片が一個ずつ設
    けられていること。 (ニ)上記磁石片及び磁石板は、塑性流動性液体の降伏
    値以上の磁気力を有すること。
  5. 【請求項5】 磁性片が、磁気量の度合いよって少なく
    とも2種類に設定されていることを特徴とする請求項4
    記載の磁気描画装置。
  6. 【請求項6】 各マイクロカプセルは、内設される磁性
    片の磁気量の度合いによって、色分けされていることを
    特徴とする請求項5記載の磁気描画装置。
  7. 【請求項7】 筆記体は、磁石片の位置を先端から反先
    端方向に移動可能としたことを特徴とする請求項2、
    3、5又は6記載の磁気描画装置。
JP6039218A 1994-02-14 1994-02-14 磁気描画装置 Pending JPH07225558A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281920A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 King Jim Co Ltd スタイラスペン及び画像形成装置
JP2008281921A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 King Jim Co Ltd スタイラスペン
WO2013003112A1 (en) 2011-06-27 2013-01-03 The Jackson Laboratory Methods and compositions for treatment of cancer and autoimmune disease

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