JPH0722012Y2 - 液晶表示押釦スイッチ - Google Patents

液晶表示押釦スイッチ

Info

Publication number
JPH0722012Y2
JPH0722012Y2 JP1991025596U JP2559691U JPH0722012Y2 JP H0722012 Y2 JPH0722012 Y2 JP H0722012Y2 JP 1991025596 U JP1991025596 U JP 1991025596U JP 2559691 U JP2559691 U JP 2559691U JP H0722012 Y2 JPH0722012 Y2 JP H0722012Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
operation button
push button
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991025596U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04121624U (ja
Inventor
重雄 大橋
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本開閉器工業株式会社 filed Critical 日本開閉器工業株式会社
Priority to JP1991025596U priority Critical patent/JPH0722012Y2/ja
Publication of JPH04121624U publication Critical patent/JPH04121624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0722012Y2 publication Critical patent/JPH0722012Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作釦の上面に液晶板
を配設した液晶表示押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液晶表示押釦スイッチと
しては、押釦スイッチの操作釦の上面に液晶板による表
示部を設け、そこに線で構成した文字、記号等の情報表
示を行うものであった。また、この液晶板の周囲に発光
体を配設した照光部を設けるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された液晶表示押釦スイッチにおいては、点滅
を行う場合、その表示が消えるため表示の誤認をしてし
まう欠点があった。また、液晶板の周囲に発光体を配設
するため、その分スペースを取り、スイッチ全体が大き
くなってしまう欠点があった。
【0004】更に、液晶板の表示を周囲に配設した発光
体により視覚に訴えることになるが、液晶板の表示部と
発光体の照光部が離れているため、解り難く、誤認して
しまう欠点があった。本考案は、上記問題点を除去し、
スペースを低減すると共に、表示を明確にして、誤認に
よる事故を防止することができる液晶表示押釦スイッチ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、操作釦とスイッチ本体の下面より端子を
突出し、前記操作釦の上面に液晶板を配設したスイッチ
において、前記液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表
示部を設けるとともに、前記操作釦内に実装されるIC
チップによる制御により、前記文字、記号等の情報とそ
の他の前記液晶表示部との間で濃淡の正逆繰り返し反転
によるフラッシング表示を行うようにしたものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、上記したように、操作釦とス
イッチ本体の下面より端子を突出し、前記操作釦の上面
に液晶板を配設したスイッチにおいて、前記液晶板上に
文字、記号等の情報の液晶表示部を設け、操作釦内に実
装されるICチップによる制御により、液晶板の文字、
記号等の情報とその他の前記液晶表示部との間で濃淡の
正逆繰り返し反転によるフラッシング表示を行う。
【0007】従って、表示がより明確となり、誤認によ
る事故を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す液
晶表示押釦スイッチの斜視図、図2は本考案の液晶表示
押釦スイッチの操作釦の液晶面における表示状態を示す
平面図、図3は本考案の液晶表示押釦スイッチを併設し
た平面図である。
【0009】これらの図において、1はスイッチ本体、
2はそのスイッチ本体の底面から突設されるスイッチ端
子、3は操作釦である。4はその操作釦3の上部に設け
られる液晶表示部であり、操作釦3の上面に透光性部材
からなり、記号、文字、図形等を表示する表示部を設
け、この裏面に液晶板を配設する。そして、その下方に
接触機構部(図示なし)を配備したスイッチ本体1が設
けられ、液晶表示押釦スイッチを構成する。
【0010】液晶表示部には、例えば、図2(a)に示
すように、文字Aを線5で表示し、文字Aが外側の部分
4に比べて濃くなるようにしたり、図2(b)に示すよ
うに、文字Aを白抜き6とし、外側の部分4′に比べて
薄くなるようにすることができる。また、各種の表示が
可能になるように、液晶表示押釦スイッチを併設する。
即ち、図3(a)に示すように、文字Aを線5で表示し
たり、図3(b)に示すように、文字Aを白抜き6とし
たり、図3(c)に示すように、文字Aを線5で表した
ものをフラッシング(点滅)7させたり、図3(d)に
示すように、文字Aを白抜き6としたものをフラッシン
グ8させたり、図3(e)に示すように、図3(a)と
図3(b)の交互反転表示を行わせることができる。
【0011】このように、従来、図3(a)と図3
(b)の表示であったものが、5通りの機能表示を行な
わせることができる。更に、バックライトを多色にする
ことにより、その組合せで2倍以上の機能表示を行うこ
とができる。上記したように、文字の部分を外側の部分
に比して濃くしたり、逆に文字の部分を淡くして、外側
の部分が濃くなるように表示することができる。その場
合、文字の部分には必ずしも線を入れるのではなく、外
側に対して相対的に濃くしたり、逆に淡くなるような色
調にすればよい。その制御は、実装されるICチップ
(図5参照)によって自在に行われる。
【0012】以下、本考案の液晶表示押釦スイッチの具
体的構造を示す一例について図を参照しながら説明す
る。第4図は本考案の液晶表示押釦スイッチの一例を示
す要部断面図、第5図はその液晶表示押釦スイッチの分
解斜視図、第6図はその液晶表示押釦スイッチのホルダ
の平面図である。
【0013】これらの図において、10はスイッチ本体
であり、該スイッチ本体10の中央部には作動軸11が
装着される。左側には凹所12が形成され、その下方に
スイッチ端子15付きコネクタ14が設けられ、そのコ
ネクタ14にはフレキシブルプリント配線板20の一端
部の回路パターン21が接続される。作動軸11の上端
にはプランジャ16が位置し、その両端に突起17が形
成されている。そのプランジャ16の上部にはフレキシ
ブルプリント配線板20が取り付けられる。そのフレキ
シブルプリント配線板20は作動軸11が貫通する貫通
孔22とプリント基板25が取り付けられる取付孔23
及びその一端部には回路パターン21が設けられる。プ
リント基板25にはICチップ26が実装される。その
プリント基板25上にホルダ30が設けられる。このホ
ルダ30上には2対の多色の発光体31,32と33,
34が配設される。
【0014】また、両側に対向して突出部35,36が
形成され、それらの内側に長孔37,38が形成され
る。この長孔37,38にはプリント基板25の回路パ
ターンに接続されるコネクタ41,42が装着されて液
晶板43へ電圧を印加する。これらのコネクタ41,4
2の内側には拡散板40が配置される。上記した組立体
を覆うように操作釦44が設けられ、その操作釦44の
中央部には透光性部材からなる表示部45が形成され
る。
【0015】上記したように、操作釦44の表示部45
の裏面には液晶板43が配設される。その液晶板43の
下面の前後端近傍に接して、プリント基板25と回路パ
ターン21間を接続するコネクタ41,42がホルダ3
0の前後に長孔37,38を設けて配設され、この前後
に配設した両コネクタ41,42間には、拡散板40が
ホルダ30の所定の空所に収納され、その周辺にそれぞ
れ対向して多色に発光する発光体31〜34が配備され
る。この実施例においては、二対の多色の発光体31,
32、33,34を配設している。
【0016】また、ホルダ30の下方にはプリント基板
25が設けられ、このプリント基板25の上面にICチ
ップ26が搭載される。更に、フレキシブルプリント配
線板20は、固着用の取付孔23とプランジャ16の下
方に突出する作動軸11を遊嵌するための貫通孔22を
有し、その回路パターンはプリント基板25の回路パタ
ーン21へと接続される。
【0017】また、プランジャ16も、操作釦44の空
間内に弾性嵌合され、このようにして、操作釦44内に
液晶板43からプランジャ16までを収納する。そし
て、スイッチ本体10は、その一側にコネクタ14を収
納する凹所12を有し、接点を駆動する作動軸11を収
納している。プランジャ16の下方に突出した軸18と
作動軸11とは、操作力伝達可能に連結されている。
【0018】このように、構成された液晶板43上に文
字、記号等の情報の液晶表示部を設け、該液晶表示に加
え、前記したように、ICチップ26による制御によ
り、液晶表示部45の色調の濃淡の正逆による表示を行
う。また、液晶板43の情報を濃淡の正逆繰り返し反転
作用によるフラッシング表示を行うようにする。
【0019】図7は本考案の液晶表示押釦スイッチの操
作釦の高さと、従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の
高さを比較するための側面図であり、図7(a)は本考
案の操作釦の側面図、図7(b)は従来の操作釦の側面
図である。本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の表
示においては、バックライトを使用しなくても多くの機
能表示を行うことができるので、従来のバックライトを
配設した操作釦51に比べ、本考案の操作釦50の高さ
をH−H′だけ低くすることができる。
【0020】また、図8は本考案の液晶表示押釦スイッ
チの操作釦の大きさと、従来の液晶表示押釦スイッチの
操作釦の大きさを比較するための側面図であり、図8
(a)は本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の平面
図、図8(b)は従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦
上面に発光体を配設した操作釦の平面図、図8(c)は
従来の操作釦の周囲に発光体を配設した液晶表示押釦ス
イッチの平面図である。
【0021】これらの図において、本考案の液晶表示押
釦スイッチの操作釦60の幅X′は、従来の液晶表示押
釦スイッチの操作釦上面に発光体を配設した操作釦61
の幅X、及び従来の操作釦の周囲に発光体を配設した液
晶表示押釦スイッチ62の幅Xと比較すると、その幅を
X−X′だけ小さくすることができ、結局、大幅なスペ
ースの低減を図ることができる。
【0022】また、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
【0023】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)従来のワープロやパソコン等の文字、記号の単な
る点滅フラッシングと異なり、本考案のものは、操作釦
の液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表示部を設け、
操作釦内に実装されるICチップによる制御により、液
晶板の文字、記号等の情報を濃淡の正逆繰り返し反転作
用によるフラッシング表示を行うようにしたので、点滅
の都度表示が見えなくなることがないため、文字や記号
の表示が見易く、従って、文字、記号の読解を誤ること
がない。
【0024】(2)液晶板の表示文字、記号等が従来の
如く濃く表示されるだけでなく、文字、記号等を構成す
る線が抜き取られた如き表示を行い、しかもその正逆反
転可能にしたので、複数個併設した場合でも、一見して
表示の差別化を行うことができる。 従って、別途の機能表示を行うために、あらためて別個
の色調による発光体によるバックライトを省略すること
ができる。また、バックライトを用いなくてもよいの
で、発光体のスペースを省略することができ、小形で、
しかも安価に製作することができる。
【0025】(3)液晶板の表示文字、記号等が、従来
のように濃く表示されるだけでなく、文字、記号等を構
成する線が抜き取られた如き表示を行い、しかもその正
逆反転が可能になるようにしたので、操作釦面における
機能表示を増加することができる。また、液晶面だけで
の機能表示が不足のため、操作釦の液晶板の外周に発光
体を複数個配設して補っていたが、本考案によれば、大
半はそれを必要としないので、それだけ操作釦を小形に
製作することができる。
【0026】(4)本考案の構造に従来のバックライト
と操作釦に配設した発光体との組合せにより、更に多く
の機能表示を行うことができるので、従来以上にその用
途を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す液晶表示押釦スイッチの
斜視図である。
【図2】本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の液晶
面における表示状態を示す平面図である。
【図3】本考案の液晶表示押釦スイッチを併設した平面
図である。
【図4】本考案の液晶表示押釦スイッチの一例を示す要
部断面図である。
【図5】本考案の液晶表示押釦スイッチの一例を示す分
解斜視図である。
【図6】本考案の液晶表示押釦スイッチのホルダの一例
を示す平面図である。
【図7】本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の高さ
と従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の高さを比較す
るための側面図である。
【図8】本考案の液晶表示押釦スイッチの操作釦の大き
さと従来の液晶表示押釦スイッチの操作釦の大きさを比
較するための側面図である。
【符号の説明】
1,10 スイッチ本体 2,15 スイッチ端子 3,44,50,51,60,61 操作釦 4 液晶表示部 11 作動軸 12 凹所 14 コネクタ 16 プランジャ 17 突起 18 軸 20 フレキシブルプリント配線板 21 回路パターン 22 貫通孔 23 取付孔 25 プリント基板 26 ICチップ 30 ホルダ 31,32,33,34 発光体 35,36 突出部 37,38 長孔 40 拡散板 41,42 コネクタ 43 液晶板 44 操作釦 45 表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作釦とスイッチ本体の下面より端子を
    突出し、前記操作釦の上面に液晶板を配設したスイッチ
    において、前記液晶板上に文字、記号等の情報の液晶表
    示部を設けるとともに、前記操作釦内に実装されるIC
    チップによる制御により、前記文字、記号等の情報とそ
    の他の前記液晶表示部との間で濃淡正逆繰り返し反転
    によるフラッシング表示を行うことを特徴とする液晶表
    示押釦スイッチ。
JP1991025596U 1991-04-16 1991-04-16 液晶表示押釦スイッチ Expired - Lifetime JPH0722012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025596U JPH0722012Y2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 液晶表示押釦スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991025596U JPH0722012Y2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 液晶表示押釦スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04121624U JPH04121624U (ja) 1992-10-30
JPH0722012Y2 true JPH0722012Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31910290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991025596U Expired - Lifetime JPH0722012Y2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 液晶表示押釦スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722012Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0747181A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Brother Ind Ltd 刺繍データ表示装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137916A (ja) * 1982-02-08 1983-08-16 松下電工株式会社 表示付スイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04121624U (ja) 1992-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0614338Y2 (ja) 押釦スイッチの表示釦
JPH0620570A (ja) 表示装置付き押釦スイッチ
EP0232137A2 (en) Improvements in or relating to relegendable pushbutton switches
JPH08509318A (ja) 押しボタンスイッチ
JPH0722012Y2 (ja) 液晶表示押釦スイッチ
JPH09220976A (ja) ルームミラー
US4992912A (en) Multifunctional sounding and lighting device
JPH11154437A (ja) ステアリングホイール用スイッチ装置
JP7358732B2 (ja) 表示装置
JP2003323825A (ja) 表示機能付きスイッチ
JP4459638B2 (ja) 液晶表示付き押ボタンスイッチ
JP2973699B2 (ja) 自動販売機の商品選択釦
JP2002149098A (ja) 電気機器の表示装置および操作装置
JPH0955143A (ja) キーバックライト照明効果装置
JPS60202621A (ja) 照光式押しボタンスイツチ
JP2604219Y2 (ja) 電気機器の照光装置
JPH0110819Y2 (ja)
KR200377620Y1 (ko) 다용도용 키 홀더
JPS6343494Y2 (ja)
JP4489516B2 (ja) 小型スイッチ用液晶表示装置
JPH10247534A (ja) 装置の端子表示構造
JPS60200415A (ja) 照光式押しボタンスイツチ
KR200226908Y1 (ko) 자동차용 주차표시기
JPS5917045Y2 (ja) 電球取付装置
KR200230287Y1 (ko) 개량된 무스크린형 문자디스플레이장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19951114

EXPY Cancellation because of completion of term