JP2973699B2 - 自動販売機の商品選択釦 - Google Patents
自動販売機の商品選択釦Info
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Description
釦に関し、特に該商品選択釦に組み込まれた「販売
可」,「売切」の表示機構に係わる。
機の外観図であり、図において、11は本体ケースの前
面扉、12は商品見本13を陳列する電照部、14は商
品取出口、15はコイン投入口、16は商品見本3と1
対1に対応させて電照部12は設置した商品選択釦であ
る。
であり、コインを投入して所望の商品に対応する商品選
択釦を押すことにより商品選択釦に連係した商品選択ス
イッチが動作し、その商品選択釦に対応する商品が庫内
のベンドラックから商品取出口に搬出される。また、各
商品選択釦ごとに販売時における商品有,無の各販売条
件に対応して「販売可」,「売切」の表示を行うよう
に、商品選択釦の内部には表示板,LED(発光ダイオ
ード)が組み込まれている。
の「販売可」,「売切」表示の一例を表したものであ
り、図示例では透光材で作られた横長な商品選択釦の操
作キャップ(押釦)の内部に“販売”と“売切”の文字
を左右に並べた表示板が組み込まれており、かつ各表示
の裏側には在庫の有無に対応して発光するLEDを備え
ている。なお、「販売可」,「売切」の表示を例えば
○,×のシンボルマークで表示するようにしたものも知
られている。
選択釦では「販売可」,「売切」の表示を押釦の左右に
振り分けて表示するようにしているため、必然的に押釦
のデザインが横長な形状に限定される。一方、先記のよ
うに商品選択釦には個々に商品選択スイッチが付属して
おり、押釦を押した際にアクチュエータロッドなどを介
して商品選択スイッチが動作するように構成されてい
る。この場合に押釦の形状が横長であると、指先で押釦
を押す位置によっては力が偏るために組立構造のガタに
よって押釦が傾き、商品選択スイッチがうまく動作しな
いことがある。また、これを防止するには商品選択釦と
スイッチとの間の連係機構が複雑となりコスト高にな
る。
ば、押釦を押した際の力の偏りがないので、簡易なアク
チュエータ機構で商品選択スイッチを確実に動作させる
ことができるし、デザイン的にもすっきりとする。しか
しながら、丸形の商品選択釦に対して、従来と同様に
「販売可」,「売切」の各表示機構を商品選択釦の内部
に左右に並べて組み込むことはスペースの制約から難し
い。
であり、その目的は前記課題を解決し、丸形の商品選択
釦を採用して「販売可」,「売切」の各販売条件を明確
に表示できるようにした自動販売機の商品選択釦を提供
することにある。
に、本発明の商品選択釦は次記のように構成するものと
する。 (1)透光材で作られた円筒形操作キャップの内部に
「販売可」に対応する○形の導光表示体,および「売
切」に対応する×形の導光表示体を同心的に収容し、か
つ各導光表示体の後部と個別に対向して「販売可」,
「売切」の各販売条件で点灯する発光素子を配置して構
成する。
プの内部中央に「売切」に対応する×形導光表示体を収
容し、かつ該導光表示体の周域,および背後に「販売
可」,「売切」の各販売条件で点灯する発光素子を配置
して構成する。 (3) また、前記の各構成においては、「販売可」と
「売切」の表示を異なる色の発光素子で表示するのが好
ましい。
条件が「販売可」であれば、発光素子の光が○形の導光
表示体の中を導光し、操作キャップの端面に○印を表示
する。また、販売条件が「売切」であれば、発光素子の
光が×形の導光表示体の中を導光して操作キャップの端
面に×印を表示する。ここで、各導光表示体は例えば透
明なアクリル樹脂で作られた円筒,柱状体であり、一方
の端面から光を入射させると光路の途中から漏光するこ
となく反対側の端面がその形状に合わせて光る。しか
も、○印と×印は目視的に販売可否を判断し易く、かつ
○形と×形の導光表示体を同心配置としたので丸形操作
キャップ内の狭い空間でもスペース効率よく組み込むこ
とができる。
「販売可」であれば操作キャップの端面全体が明るく照
らしだされ、「売切」では×印を表示する。そして、
(3)のように「販売可」と「売切」の表示用発光素子
に例えば緑色発光LED,赤色発光LEDを採用すれ
ば、表示内容をより明確に識別できる。
る。 実施例1:図1(a)〜(d)は本発明の請求項1に対
応する実施例を示すものであり、1は商品選択釦の取付
け枠、2は取付け枠1に対し端面を前方に突き出して前
後可動に嵌め込み装着した円筒形の操作キャップ、3は
防水カバー、4は操作キャップ2の背後に設置した商品
選択スイッなどを装備したプリント配線板、5は操作キ
ャップ2に連結したスイッチ操作用のアクチュエータロ
ッド、6はプリント配線板4に設けた接続カプラであ
る。また、前記の操作キャップ2の内方にはそれぞれ
(c),(d)図に示す透明アクリル樹脂で作られた円筒
状の○形導光表示体7と、その内側に嵌挿した断面が十
文字形である柱状の×形導光表示体8とが同心的に並べ
て収容設置されており、かつ各導光表示体7,8の後端
面と個別に対向してその背後のプリント配線板4には緑
色発光LED9,および赤色発光レイアウト10が搭載
装備されている。
であれば緑色発光LED9が発光し、その発光が○形導
光表示体7の後端面から入射して操作キャップ2の端面
には図2(a)で表すように緑色の○印を表示する。一
方、販売時の条件が「売切」であれば、赤色発光LED
10が発光し、その光が×形導光表示体8を導光して操
作キャップ2の端面に図2(b)で表すように赤色の×
印を表示する。これにより、客は電照部に陳列した各種
商品について、商品が販売可能か,売切かを商品選択釦
に表示されたマークの形と色とで容易に判別することが
できる。なお、LED9,10の発光色は緑,赤に限定
されるものではなく、また発光素子としてLEDの代わ
りにネオンランプを採用することも可能である。
する実施例を示すものであり、前記実施例1と異なる点
は、○形導光表示体を省略し、その代わりに×形導光表
示体8の周域に分散して複数個の緑色LED9を操作キ
ャップ2の端面裏側に近づけて直接対向配備したもので
ある。
可」であれば緑色発光LED9が発光するので、操作キ
ャップ2の全面が緑色に照らし出される。なお、この場
合に×形導光表示体8の陰が操作キャップ2の端面に映
らないようにするために、×形導光表示体8を操作キャ
ップ2の端面より一段奥に引っ込めてその前方にLED
9を配置するのがよい。
ば、自動販売機に装備の各商品選択釦に対し、「販売
可」,「売切」の各販売条件に対応した表示を客の判別
し易い○印,×印で明確に表示することができ、かつそ
の表示機構に導光表示体を採用したので、丸形の商品選
択釦に対してもその狭い内部スペースに相互干渉なしに
組み込むことができる。また、丸形の商品選択釦を採用
することで、従来の横長形と比べてデザインがすっきり
するほか、押釦を操作した際に姿勢が傾くことがないの
で、簡易なアクチュエータ機構で商品選択スイッチを確
実に動作させることができるなど、信頼性の高い商品選
択釦を提供することができる。
を表す図であり、(a)は正面図、(b)は側断面図、
(c),(d)はそれぞれ商品選択釦に組み込んだ○形,
×形導光表示体の外形斜視図
(a)は「販売可」の表示状態図、(b)は「売切」の
表示状態図
を表す図であり、(a)は正面図、(b)は側断面図
Claims (3)
- 【請求項1】透光材で作られた円筒形操作キャップの内
部に「販売可」に対応する○形の導光表示体,および
「売切」に対応する×形の導光表示体を同心的に収容
し、かつ各導光表示体の後部と個別に対向して「販売
可」,「売切」の各販売条件で点灯する発光素子を配置
したことを特徴とする自動販売機の商品選択釦。 - 【請求項2】透光材で作られた円筒形操作キャップの内
部中央に「売切」に対応する×形導光表示体を収容し、
かつ該導光表示体の周域,および背後に「販売可」,
「売切」の各販売条件で点灯する発光素子を配置したこ
とを特徴とする自動販売機の商品選択釦。 - 【請求項3】請求項1,または2記載の商品選択釦にお
いて、「販売可」と「売切」の表示を異なる色の発光素
子で表示することを特徴とする自動販売機の商品選択
釦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4103310A JP2973699B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 自動販売機の商品選択釦 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4103310A JP2973699B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 自動販売機の商品選択釦 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298534A JPH05298534A (ja) | 1993-11-12 |
JP2973699B2 true JP2973699B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14350645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4103310A Expired - Fee Related JP2973699B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 自動販売機の商品選択釦 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2973699B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3022877U (ja) * | 1995-08-17 | 1996-04-02 | 株式会社フジタカ | 年齢識別機能を有する自動販売機 |
JP5368230B2 (ja) * | 2009-09-24 | 2013-12-18 | スタンレー電気株式会社 | 照明装置 |
JP6903106B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-07-14 | 株式会社バンダイ | 物品供給装置、物品供給システムおよび決済システム |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4103310A patent/JP2973699B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05298534A (ja) | 1993-11-12 |
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