JPH07218583A - Icハンドラ - Google Patents

Icハンドラ

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Publication number
JPH07218583A
JPH07218583A JP6010794A JP1079494A JPH07218583A JP H07218583 A JPH07218583 A JP H07218583A JP 6010794 A JP6010794 A JP 6010794A JP 1079494 A JP1079494 A JP 1079494A JP H07218583 A JPH07218583 A JP H07218583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
trays
state
detection sensor
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6010794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Shiba
英之 柴
Shigeaki Sugiyama
滋章 杉山
Takeo Ogawa
健男 尾川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6010794A priority Critical patent/JPH07218583A/ja
Publication of JPH07218583A publication Critical patent/JPH07218583A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】トレイガイド2に多段積みされたトレイ6の最
上段の一枚を検出するセンサ7と最上段から二枚目のト
レイの有無を検出するセンサ16を設置する。 【効果】多段積みトレイ収納部からトレイを搬送する際
に、複数枚のトレイの同時搬送と、トレイ収納時の異常
収納を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段積みトレイ収納部
からトレイを一枚ずつ搬送する装置において、トレイの
複数枚搬送を検出するICハンドラに関する。
【0002】
【従来の技術】多段積みトレイ収納部には、最上段トレ
イの有無を検知するセンサが有り、多段積みトレイ収納
部からトレイを搬送する時、このセンサのオン(トレイ
有り)からオフ(トレイ無し)への変化を検知する事で
トレイの搬出を確認している。この種の例として、特開
昭63−63325 号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のICハンドラの
多段積みトレイ収納部の構成を図1に示す。
【0004】基準ベース1に垂直、かつトレイ幅の間隔
をおいて平行な二枚のトレイガイド2を設置し、その間
にモータ3に接続されたエレベータシャフト4により上
下動作するエレベータベース板5が配置されている。ト
レイガイド2には、エレベータベース板5に多段積みさ
れたトレイ6の最上段のトレイを検出するトレイ検出セ
ンサ7が取付けてある。
【0005】また、基準ベース1には水平方向にトレイ
搬送ベース8を設置し、その上に水平方向に駆動するア
ーム9が配置されている。アーム9には、真空発生装置
10,昇降用シリンダ11,昇降用シリンダ11により
上下するヘッド12に取付けられた真空吸着パッド13
及び真空発生装置10と真空吸着パッド13とを連結す
る真空配管14が取付けられている。
【0006】真空吸着パッド13は、真空発生装置10
により、真空吸着パッド13内の空気を真空引きし、ト
レイ6を吸着させることができる。アーム9は真空吸着
パッド13にて吸着したトレイ6をトレイ搬送ベース8
に沿って水平に駆動し、トレイ6をトレイ収納部から運
びだす、あるいはトレイ収納部へトレイを収納する動作
を行う。このような動作は制御装置15により制御され
る。
【0007】次に、トレイ6を搬送する状態を図2に示
す。
【0008】多段積みトレイ収納部の最上段のトレイ6
を真空吸着の手段により一枚上方に持ち上げると、トレ
イ検出センサ7が「トレイ無し」を検出し、トレイが搬
送されたことを認識している。しかし、図3に示す様に
積み重ねられたトレイ6が固渋等により互いにはまりこ
んでいると最上段の一枚だけでなく、複数枚のトレイが
同時に搬送されることがあり、上記のトレイ検出センサ
7のみでは複数枚搬送の状況が検出できない欠点があっ
た。
【0009】本発明の目的は、多段積みトレイ収納部か
ら複数枚のトレイが同時に搬送されることを検出し、こ
れに付随するICハンドラのトラブルを未然に防止する
機能を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】多段積みトレイ収納部か
ら、複数枚のトレイが同時に搬送される事を検出するた
めに、多段積みトレイ収納部に、最上段から二枚目のト
レイの有無を検知するセンサを新たに設置し、このセン
サの状態をトレイ搬送時に監視する事によって、トレイ
の複数枚の同時搬送を検出する事が可能となる。
【0011】
【作用】多段積みトレイ収納部からトレイを搬送する
時、最上段の一枚だけを搬出した場合には、最上段から
二枚目のトレイの有無を検知するセンサは、「トレイ有
り」の状態となる。しかし、積み重ねられたトレイが固
渋等により、互いにはまりこんでいて、複数枚のトレイ
が同時に搬出された場合には、「トレイ無し」の状態に
なる。この様に、上記センサの状態の違いを認識する事
によって、複数枚トレイの同時搬出を検出し、トレイ搬
送のトラブルを防止する事ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図4ないし図12に
従って説明する。
【0013】本発明は、図4に示すように、多段積みト
レイ収納部において、最上段から二枚目のトレイの有無
を検出するセンサ16を新たに設置するものである。
【0014】以下、作用について説明する。
【0015】トレイを搬送する前はトレイ検出センサ
7,16の二つとも「トレイ有り」の状態となっている
(図4)。次に、トレイ6が真空吸着で一枚上方に持ち
上げられた時は、トレイ検出センサ7は「トレイ無
し」、センサ16は「トレイ有り」の状態となる(図
5)。
【0016】さらに、トレイ6が真空吸着で複数枚上方
に持ち上げられた時は、トレイ検出センサ7,16とも
に「トレイ無し」の状態となる(図6)。
【0017】すなわち、二つのトレイ検出センサ7,1
6の検出状態を判定することでトレイ6が一枚搬送され
たか、あるいは複数枚搬送されたかが区別できることに
なる。この判定のフローチャートを図7に示す。エラー
処理1は本発明とは、直接関係のないトレイ未吸着に対
する処理である。本発明の動作は、トレイ検出センサ
7,16の二つともオフ(トレイ無し)の時であり、そ
の場合は、エラー処理2を起動して、トレイ搬送のトラ
ブルを防止するものである。制御装置15はマイクロコ
ンピュータ等を使用しているので実際はトレイ検出セン
サ7,16の検出状態をソフトウエア的に処理し、この
ような複数枚トレイの搬送をする恐れの有る時は(エラ
ー処理2に対応)、ICハンドラの動作を停止し(トレ
イ6を元に戻す等)、警報を発生させて被害の拡大を防
ぐ方法を採用することも有る。
【0018】次に、本発明の他の効果について説明す
る。
【0019】上記の動作の逆、すなわち、トレイをトレ
イ収納部へ収納する時の作用について説明する。
【0020】上記と同様に真空吸着されたトレイ6を一
枚、トレイ収納部へ収納する時もトレイ検出センサ7で
トレイ6の有無を検出し、トレイ収納を確認している。
この場合、従来のトレイ検出センサ7が最上段の一つの
みの時は、トレイ6が何らかの原因で傾いて、あるいは
複数枚または厚さの異なるトレイが収納されてもトレイ
検出センサの状態は「トレイ有り」で、正常に水平にセ
ットされたか、傾いてセットされたかの区別ができない
欠点があった。図8は上記の状態を示すものである。
【0021】本発明のように二つのトレイ検出センサを
設置し、真空吸着パッド13が吸着しているトレイ6を
収納する前に、エレベータベース板5を上下駆動して多
段積みしたトレイ6の最上段の高さをトレイ検出センサ
16がオン(トレイ有り)からオフ(トレイ無し)とな
る高さに調整し、トレイ検出センサ7,16とも「トレ
イ無し」の状態にしておく(図9)。この後トレイ6を
収納した場合、水平にセットされた時は、トレイ検出セ
ンサ7は「トレイ無し」、トレイ検出センサ16は「ト
レイ有り」の状態となる(図10)。しかし、トレイが
傾いてセットされた時は、トレイ検出センサ7,16の
二つとも「トレイ有り」の状態となる(図11)。
【0022】すなわち、二つのトレイ検出センサ7,1
6の検出状態を判定することでトレイが正常にセットさ
れたかを認識できる事になる。この判定のフローチャー
トを図12に示す。トレイ検出センサ7,16の二つと
も「トレイ有り」の状態では、トレイが正しくセットさ
れていないので、エラー処理3を実行するものである。
この判定も上記の搬送時の判定と同様にソフトウエア的
に処理することができる。
【0023】さらに本発明の他の効果について説明す
る。トレイエレベータが上下動作する時、トレイ検出セ
ンサ7,16の状態を監視する事により、トレイエレベ
ータの診断を行う事ができる。これは、トレイエレベー
タを上昇させる時は、トレイ検出センサ16が先にオフ
からオン状態となり、その後トレイ検出センサ7がオフ
からオンとなる。この状態変化の順番と、トレイ検出セ
ンサ16がオンしてから、トレイ検出センサ7がオンす
るまでの時間を計測する事によりトレイエレベータの診
断を行う事ができる。同様にトレイエレベータが下降す
る場合は、トレイ検出センサ7,16の順番にオンから
オフに状態が変化する。この様な状態変化を監視して、
上記の様な状態変化がない時は、トレイエレベータおよ
びトレイ検出センサ7,16に異常が発生しているとし
て、警報等を発生して、操作者に知らせる事ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、多段積みトレイ収納部か
らトレイを搬送する時、複数枚トレイの搬送と、トレイ
収納時の異常収納の検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のICハンドラにおける多段積みトレイ収
納部の斜視図。
【図2】従来のトレイ収納部において、トレイを搬送す
る際に最上段から一枚のトレイを持ち上げた時のトレイ
検出センサの状態を表わす説明図。
【図3】従来のトレイ収納部において、トレイを搬送す
る際に最上段から複数枚のトレイを持ち上げた時のトレ
イ検出センサの状態を表わす説明図。
【図4】本発明のトレイ収納部において、トレイを搬送
する際の搬送前のトレイ検出センサの状態を表わす説明
図。
【図5】本発明のトレイ収納部において、トレイを搬送
する際に最上段の一枚のトレイを持ち上げた時のトレイ
検出センサの状態を表わす説明図。
【図6】本発明のトレイ収納部において、トレイを搬送
する際に最上段から複数枚のトレイを持ち上げた時のト
レイ検出センサの状態を表わす説明図。
【図7】本発明のトレイ搬送判定のフローチャート。
【図8】従来のトレイ収納部において、トレイを収納す
る際にトレイが傾いてセットされた時のトレイ検出セン
サの状態を表わす説明図。
【図9】本発明のトレイ収納部において、トレイを収納
する前のトレイ検出センサの状態を表わす説明図。
【図10】本発明のトレイ収納部において、トレイを収
納する際にトレイが水平にセットされた時のトレイ検出
センサの状態を表わす説明図。
【図11】本発明のトレイ収納部において、トレイを収
納する際にトレイが傾いてセットされた時のトレイ検出
センサの状態を表わす説明図。
【図12】本発明のトレイ収納判定のフローチャート。
【符号の説明】
2…トレイガイド、5…エレベータベース板、6…トレ
イ、7…トレイ検出センサ、12…ヘッド、13…真空
吸着パッド、15…制御装置、16…トレイ検出セン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾川 健男 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多段積みのトレイ収納部に積み重ねられた
    トレイの最上段トレイを検出するセンサと、最上段から
    二枚目のトレイを検出するセンサを設置して、トレイの
    複数枚の搬送を検出することを特徴とするICハンド
    ラ。
JP6010794A 1994-02-02 1994-02-02 Icハンドラ Pending JPH07218583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010794A JPH07218583A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 Icハンドラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010794A JPH07218583A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 Icハンドラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07218583A true JPH07218583A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11760259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6010794A Pending JPH07218583A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 Icハンドラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07218583A (ja)

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