JPH07216767A - ゴム補強用スチールコード - Google Patents

ゴム補強用スチールコード

Info

Publication number
JPH07216767A
JPH07216767A JP6011732A JP1173294A JPH07216767A JP H07216767 A JPH07216767 A JP H07216767A JP 6011732 A JP6011732 A JP 6011732A JP 1173294 A JP1173294 A JP 1173294A JP H07216767 A JPH07216767 A JP H07216767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
steel cord
rubber
cord
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6011732A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Muramatsu
優一 村松
Kazuo Matsumaru
一夫 松丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seiko Co Ltd filed Critical Tokyo Seiko Co Ltd
Priority to JP6011732A priority Critical patent/JPH07216767A/ja
Publication of JPH07216767A publication Critical patent/JPH07216767A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
    • D07B1/0626Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
    • D07B1/0633Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/0646Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2001Wires or filaments
    • D07B2201/2006Wires or filaments characterised by a value or range of the dimension given
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2015Strands
    • D07B2201/2036Strands characterised by the use of different wires or filaments
    • D07B2201/2037Strands characterised by the use of different wires or filaments regarding the dimension of the wires or filaments
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2047Cores
    • D07B2201/2051Cores characterised by a value or range of the dimension given

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードの内部の各部にゴムを均一に浸透させ
ることができるオープン多層撚りのゴム補強用スチール
コードを提供することにある。 【構成】 (3+8+13)の三層撚り構造のオープン
多層スチールコードであって、その中間層および最外層
の素線の型付け率を共に85〜120 %にし、かつ芯ストラ
ンドの素線径に対する中間層および最外層の素線径の比
を共に 1.015〜1.030 にしてあることを特徴とするゴム
補強用スチールコード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばラジアルタイヤ
に埋設してその補強に使用するゴム補強用スチールコー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】スチールコードはゴム内に埋設して使用
されるもので、すなわち未加硫のゴムのシート間に複数
本のスチールコードを平行に引き揃えて配置し、この状
態でゴムを加硫してゴムとスチールコードとの複合体を
構成し、この複合体をタイヤのベルト部などに組み込ん
でその補強の使用に供される。
【0003】そしてラジアルタイヤの補強には、二層撚
り構造あるいは三層撚り構造のスチールコードが一般に
使用されている。二層撚りのスチールコードとしては
(3+9)構造、三層撚りのスチールコードとしては
(3+9+15)構造のコンパクト多層撚りのものが一
般的である。
【0004】ところが、このコンパクト多層撚り構造の
スチールコードにおいては、側層部の各素線が互いに密
着するように隣接するため、コードの内部へのゴムの浸
透性が悪く、この結果、コードの内部に水分が浸透して
腐食疲労が早期に生じる難点がある。
【0005】そこで、最近においては、側層部の素線の
本数を減らして各素線間に隙間を形成することにより、
ゴムの浸透性を高めて腐食疲労を防止するようにしたオ
ープン多層撚り構造のスチールコードが提案されてい
る。
【0006】このオープン多層撚りスチールコードの例
としては、二層撚りでは(3+7)構造あるいは(3+
8)構造、三層撚りでは(3+8+13)構造あるいは
(4+9+15)構造が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のオー
プン多層撚りのスチールコードにおいては、側層部の素
線間の隙間の間隔に偏りが生じ、部分的にその素線間の
隙間が過剰に大きくなるいわゆる口開きが起き、このた
めコードの内部にゴムが均一に浸透せず、部分的にゴム
が浸透しない部分が生じ、この結果、コードとゴムとの
密着度が一定化せず、コードが埋設されたゴムのシート
がその幅方向に拡張されると、このシート内の各コード
の間隔が不揃いとなり、強度低下などの原因となる。
【0008】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、コードの内部の各部
にゴムを均一に浸透させることができるオープン多層撚
りのゴム補強用スチールコードを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、二層あるいは三層撚り構造のオープ
ン多層スチールコードであって、その側層部の素線の型
付け率を 85 〜120 %にし、かつ芯ストランドの素線径
に対する最外層の素線径の比を 1.015〜1.030にしたも
のである。
【0010】
【作用】このような構成のオープン多層スチールコード
においては、側層部の素線の型付け率、および芯ストラ
ンドの素線径に対する最外層の素線径の比が大きいた
め、側層部の素線間に充分な隙間が偏りなく安定して生
じ、このためコードの内部にゴムが均一に浸透してコー
ドとゴムとの密着度が一定化し、したがってコードが埋
設されたゴムのシートがその幅方向に拡張されたときに
おける各コードの間隔の不揃が防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1には、オープン多層撚り構造のスチールコードの断
面構造を示してあり、このスチールコードにおいては、
芯ストランドを構成する3本の素線δ0 と、側層部を構
成する中間層の8本の素線δ1 、および最外層の13本
の素線δ2 とからなる(3+8+13)の三層撚り構造
に構成されている。
【0012】そして、芯ストランドの素線δ0 の直径d
0 、中間層の素線δ1 の直径d1 、最外層の素線δ2 の
直径d2 としたときに、 d2 /d0 = 1.015〜1.030 d2 /d1 = 1.015〜1.030 となるように定められている。なお、本実施例において
は、芯ストランドの素線δ0 の直径d0 が0.175mm であ
る。
【0013】中間層および最外層の素線δ1 ,δ2 に
は、それぞれコードとして撚られる前に予め螺旋状の型
付けが施されている。中間層の素線δ1 における型付け
率K1は、螺旋状に型付けされるその素線δ1 の螺旋の
直径をH1 とすると、 K1 ={H1 /(D0 +2d1 )}×100(%) であり、最外層の素線δ2 における型付け率K2 は、
螺旋状に型付けされるその素線δ2 の螺旋の直径をH2
とすると、 K2 ={H2 /(D0 +2d1 +2d2 )}×100(%) となるが、これら型付け率K1 ,K2 を共に85〜120
%、好ましくは85〜100 %、より好ましくは93〜100 %
に設定する。
【0014】従来の(3+8+13)構造のオープン多
層スチールコードにおいては、芯ストランドの素線δ0
の直径d0 、中間層の素線δ1 の直径d1 、最外層の素
線δ2 の直径d2 としたとき、 d2 /d0 =1.00 d2 /d1 =1.00 であり、中間層の素線δ1 の型付け率K1 、最外層の素
線δ2 の型付け率K2 が共に、60〜80%である。
【0015】本発明のスチールコードと従来のスチール
コードとについて、その最外層の素線間の隙間の状態を
観察すると、従来のスチールコードではその隙間に部分
的な偏りがあり、かなり大きく開いている部分とそうで
ない部分とが生じているのに対し、本発明のスチールコ
ードでは隙間に偏りがなく、最外層の素線の全体が均等
的に分散して安定した形を保っていることが確認でき
た。
【0016】また、従来のスチールコードと本発明のス
チールコードとについてそれぞれゴムの浸透度を測定し
て比較したところ、下記の表に示す結果が得られた。な
お、ゴムの浸透度は、厚さ5mmのゴムシートの間に本発
明のスチールコードと従来のスチールコードとを交互に
平行に引き揃えて配置し、この状態でゴムのシートを50
〜70kg/cmの圧力、 160℃×20分の温度条件のもとで加
硫し、この加硫後にスチールコードの最外層の素線を一
本ずつシートから引き剥がしてその内層側の素線と接す
る部分にゴムが付着しているか否かを目視により判定
し、そのゴムが付着している素線の本数により評価し
た。
【0017】
【表1】
【0018】この表から明らかなように、従来のスチー
ルコードにおいては、浸透度が80%でゴムが浸透しな
い部分が生じているが、本発明のスチールコードにおい
ては、浸透度が100%で、最外層および中間層の素線
のそれぞれの内側の隙間内にゴムがくまなく均一に浸透
していることが分かる。
【0019】このため本発明のスチールコードをゴムの
シート内に複数本、平行に引き揃えて埋設したときに、
その各コードとゴムとの密着度が一定となる。このため
ゴムのシートが幅方向に拡張されたときにおける各コー
ドに加わる力が一定化し、したがって各コードの間隔が
不揃いとなるようなことがなく、コードの強度の低下を
防止することができる。
【0020】なお、本発明は(3+8+13)の三層撚
り構造の場合のほか、(4+9+14)の三層撚り構
造、あるいは(3+7)構造や(3+8)構造の二層撚
り構造のオープン多層スチールコードに適用することも
可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、側
層部の素線間に充分な隙間が偏りなく安定して生じ、こ
のためコードの内部にゴムが均一に浸透してコードとゴ
ムとの密着度が一定化し、これによりコードが埋設され
たゴムのシートがその幅方向に拡張されたときにおける
各コードの間隔の不揃を防止して強度の低下を抑えるこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るオープン多層スチール
コードの断面図。
【符号の説明】
δ0 …芯ストランドの素線 δ1 …中間層の素線 δ2 …最外層の素線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二層あるいは三層撚り構造のオープン多層
    スチールコードであって、その側層部の素線の型付け率
    が85〜120 %で、かつ芯ストランドの素線径に対する最
    外層の素線径の比が 1.015〜1.030 であることを特徴と
    するゴム補強用スチールコード。
  2. 【請求項2】(3+8+13)の三層撚り構造のオープ
    ン多層スチールコードであって、その中間層および最外
    層の素線の型付け率が共に85〜120 %で、かつ芯ストラ
    ンドの素線径に対する中間層および最外層の素線径の比
    が共に 1.015〜1.030 であることを特徴とするゴム補強
    用スチールコード。
JP6011732A 1994-02-03 1994-02-03 ゴム補強用スチールコード Pending JPH07216767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6011732A JPH07216767A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 ゴム補強用スチールコード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6011732A JPH07216767A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 ゴム補強用スチールコード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07216767A true JPH07216767A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11786212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6011732A Pending JPH07216767A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 ゴム補強用スチールコード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07216767A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369616B1 (ko) * 2000-07-19 2003-01-30 금호산업 주식회사 고하중용 트럭 및 버스 타이어의 스틸코드
JP2009114590A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Bridgestone Corp スチールコードの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369616B1 (ko) * 2000-07-19 2003-01-30 금호산업 주식회사 고하중용 트럭 및 버스 타이어의 스틸코드
JP2009114590A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Bridgestone Corp スチールコードの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140345769A1 (en) Elastomer and steel cord composite and process for producing the same
JPH02169786A (ja) ゴム補強用スチールコード
JPH0533277A (ja) ゴム製品補強用スチールコード
JPH02242988A (ja) ゴム補強用スチールコード
KR100296075B1 (ko) 고무침투성이 향상된 고무 및 타이어 보강용 스틸코드
JP4353523B2 (ja) ゴム補強用スチールコード
JPH07216767A (ja) ゴム補強用スチールコード
JPS62141144A (ja) スチ−ルコ−ド
JPH0672369B2 (ja) スチールコード
JP2003155676A (ja) ゴム補強材用スチルコード及びその製造方法
JPH0220239Y2 (ja)
JPH04308287A (ja) ゴム製品補強用スチールコード
KR101106367B1 (ko) 고무 침투성이 우수한 타이어 보강용 스틸 코드 및 이를 포함하는 공기입 래디얼 타이어
JPS58191609A (ja) スチ−ルコ−ド
JP2001011782A (ja) タイヤ補強用スチールコード
JPH04352887A (ja) ゴム製品補強用スチールコード 
JP4259652B2 (ja) タイヤ補強用スチールコード
JPH08209564A (ja) ゴム物品補強用スチールコード
JPS5920796B2 (ja) 可塑物補強用スチ−ルコ−ドおよびその製造法
JP2784848B2 (ja) スチールコード
KR100871789B1 (ko) 타이어용 고강도 3층 구조 스틸 코드
JPH10325088A (ja) ゴム物品補強用スチールコード、その製造方法及びそれを補強材とした空気入りラジアルタイヤ
KR20100058114A (ko) 유기섬유를 포함하는 타이어 보강용 복합코드 및 이를 적용한 공기입 래디얼 타이어
JPH1037086A (ja) ゴム物品補強用スチールコード
JPH0673673A (ja) ゴム補強用スチールコード