JPH07216707A - 伸縮性複合不織布 - Google Patents

伸縮性複合不織布

Info

Publication number
JPH07216707A
JPH07216707A JP3088194A JP3088194A JPH07216707A JP H07216707 A JPH07216707 A JP H07216707A JP 3088194 A JP3088194 A JP 3088194A JP 3088194 A JP3088194 A JP 3088194A JP H07216707 A JPH07216707 A JP H07216707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elongation
woven fabric
nonwoven fabric
melt
staple fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3088194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3286457B2 (ja
Inventor
Akihiko Kawanaka
彰彦 川中
Tokuaki Nakada
徳昭 中田
Akihiro Imoto
昭裕 井元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Boseki KK, Daiwabo Co Ltd filed Critical Daiwa Boseki KK
Priority to JP3088194A priority Critical patent/JP3286457B2/ja
Publication of JPH07216707A publication Critical patent/JPH07216707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3286457B2 publication Critical patent/JP3286457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 柔軟で、幅方向の伸度および伸長後の回復性
に富み、使用時の緊迫感を緩和することができ、特に使
い捨ておむつのギャザー部分に好適な伸縮性の複合不織
布を提供する。 【構成】 伸縮弾性に富んだメルトブロー不織布(2) の
片面に、繊維が長さ方向に配向されたステープルファイ
バー不織布(1) を重ね合わせ、両者(2)(1)を高圧柱状水
流によって幅方向に間隔3〜15mmをおいて長さ方向
に筋状に接合(3)することによって、長さ方向の伸度が
抑制され、幅方向の伸度が長さ方向の伸度の2倍以上で
あり、かつ幅方向に100%伸長した後の伸長回復率が
70%〜90%の伸縮性複合不織布(4) となした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に使い捨ておむつの
カバー部分や衣料等における人体の腰部あるいは太股部
への弾性緊迫部分用、さらには包帯やパップ剤用の基布
などに好適な伸縮性複合不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば使い捨てのおむつのカバー
部における腰部や太股部への弾性的な密着を要する部分
には着用形態の保持と液漏れの防止のためにゴム弾性材
料が使用されている。そしてこのゴム弾性材料としては
一般に、天然ゴム、合成ゴムの糸状物やテープ状物が適
用され、これらが直接肌に触れないように各種の布帛で
もってカバーし柔軟に弾性圧接するようにして使用され
ている。
【0003】ところが使い捨てのおむつは大量安価に生
産しなければならないことから、多種多様なサイズのも
のを製造、提供することが困難であり、したがって同じ
ような体形であっても中には例えば太股部を強く締め付
けるという事態が生じることは避けられない。そのうえ
従来の上記弾性材料は伸長されても本質的に100%の
回復性を具備しているから、着用部分において大きく伸
長されると、その回復力に由来する太股部への圧迫力が
強くなり、おむつを取り去ると太股部に赤い締めつけ跡
が残留するという問題が生じているのが実情である。
【0004】この問題点に対処するべく近年、例えば特
開平5−222601号公報にみられるように、緩和状
態のシート状弾性体と、伸長されていない非弾性なシー
ト状基材とからなり、このシート状弾性体とシート状基
材とがその長さ方向に連続的に結合されてなる弾性複合
体が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記改善された弾性複
合体は、例えばおむつの太股部の弾性締めつけ部分に適
用した場合、太股部分の太さに応じて十分伸長して着用
が容易となり、また不織布等の非弾性シート状基材によ
り弾性体がカバリングされて人体の皮膚面に対する化学
的、物理的刺激を軽減するといった効果を奏する。しか
しながら弾性シートと非弾性シートは熱的手段でもって
結合されているため、その結合部において風合いが固く
なり、また通気性が阻害されるという不都合が生じる。
【0006】本発明は、上記した弾性複合体の問題点や
不都合が改善された伸縮性複合不織布、即ち、十分な伸
長性と適度な伸長回復性とを具備し、かつ通気性が保持
された柔軟な伸縮性複合不織布を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、伸縮弾性に富
んだ不織布と、横方向の伸度が大きく変形しやすい不織
布とを、高圧柱状水流の作用により、縦方向には連続し
横方向には間隔をおいて縦縞状に接合することによって
上記課題を解決した。即ち本発明の伸縮性複合不織布
は、目付け20〜60g/m2 の伸縮弾性に富んだメル
トブロー不織布の片面に、繊維方向を長さ方向に配向し
てなる目付け20〜100g/m2 のステープルファイ
バー不織布が積層された複合不織布であって、両者が高
圧柱状水流によって長さ方向に筋状に接合されてなり、
幅方向の伸度が長さ方向の伸度の2倍以上を有し、幅方
向に100%伸長させた後の幅方向の伸長回復率が70
%〜90%であることを特徴とするものである。
【0008】上記した伸縮弾性に富むメルトブロー不織
布としては、ランダム方向に200%以上の伸度を有す
るポリウレタン系メルトブロー不織布、ポリウレタン系
フィルム不織布、ポリオレフィン系メルトブロー不織布
などを適用することができるが、高圧柱状水流による接
合性や経済性の面から、スチレン−エチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロックポリマーあるいはスチレン−イソ
プレン−スチレン共重合体のメルトブロー不織布が好適
である。そしてこの伸縮性のメルトブロー不織布の目付
けは20〜60g/m2 程度のものがおむつや衣料の弾
性部分用として好都合となる。目付けが20g/m2
り小さいと弾性回復率が不足し、また60g/m2 より
も大きいと着用時の締め付け圧が過大となるからであ
る。
【0009】またステープルファイバー不織布を構成す
る繊維の素材は特定を要するものではなく、ポリプロピ
レン、ポリエチレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等
のポリエステル系繊維、レーヨン繊維、ナイロン66や
ナイロン6等のポリアミド系繊維等を任意に一種又は二
種以上組み合わせて使用することができる。これらのス
テープルファイバーを数台のカード機を用いて大部分の
繊維の方向が紡出方向に指向したウェブとなし、このウ
ェブを複数枚、紡出方向に揃えて重ね合わせて全体の繊
維を長さ方向に配向させるとともに所望の目付けのウェ
ブシートとなし、さらに望ましくはこのウェブシートを
高圧水流処理機やニードルパンチング機でもって軽く交
絡処理して形態の安定した不織布となしたのち、上記メ
ルトブロー不織布と接合するとよい。おむつや衣料の弾
性部分には柔軟性と締め付け圧の緩和性が要求されるこ
とから、ステープルファイバー不織布の望ましい目付は
20〜100g/m2 である。目付が20g/m2 より
も少ないと伸縮性のメルトブロー不織布の伸長後の回復
性の阻害力が小さくなって回復率が大きくなり、また1
00g/m2 よりも多いと逆に伸縮性のメルトブロー不
織布の伸長後の回復性の阻害力が大きくなって回復率が
小さくなり、着用時の適度な締め付け弾性を維持するこ
とが困難となる。おむつの弾性部分用として特に好まし
い目付は30〜50g/m2 である。
【0010】本発明の伸縮性複合不織布は、ステープル
ファイバー不織布と伸縮性のメルトブロー不織布が長さ
方向に筋状に連続して接合され、接合後はステッチボン
ド調の不織布形態をなしている。本発明では、メルトブ
ロー不織布とステープルファイバー不織布を、高圧柱状
水流の作用により接合する。両者をステッチボンド風に
接合する手段としては、他に筋状熱接着、高周波接着等
が挙げられるが、かかる手段で接合すると繊維の溶融に
より接合部が固くなって通気性や柔軟性が損なわれ、ま
た繊維の自由度が制限されて伸長後の望ましい回復性を
期待することができないといった問題がある。これに対
し高圧柱状水流による接合は、水流の作用でメルトブロ
ー不織布を構成する繊維とステープルファイバー不織布
を構成する繊維間が交絡することによって達成されるも
のである。従って接合部が固くなるようなことはなく、
接合部の幅も比較的小さいから、通気性や柔軟性が損な
われることはなく、また繊維の自由度の制限も熱接着等
に比べて小さいから、伸長後の回復性が過度に阻害され
ることがないという利点を有する。
【0011】両者の接合は具体的には、水流が噴出され
る小孔が一定間隔をおいて設けられたノズルを使用し、
小孔から高圧水流を噴射することにより達成される。よ
って接合間隔は小孔の間隔を調整することにより適宜選
択することができるが、本発明において、接合間隔は3
〜15mmであることが望ましい。接合間隔が3mm未
満であると、繊維の自由度が制限され過ぎて幅方向の伸
びが不十分となり、15mmを超えるとステープルファ
イバー不織布表面に毛羽立ちが多くなるといった問題が
あり好ましくない。水流の圧力は、メルトブロー不織布
やステープルファイバー不織布の目付および構成繊維の
種類等によって異なってくるが、一般的には100kg/
cm2 以上であることが望ましい。
【0012】上述の方法により得られる本発明の伸縮性
複合不織布は、伸縮弾性に富んだメルトブロー不織布
に、構成繊維が長さ方向に配向されたステープルファイ
バー不織布が接合されているため、長さ方向の伸びに比
べて幅方向の伸びが著しく大きいという性質を有し、幅
方向の伸度が長さ方向の伸度の2倍以上となる。
【0013】また伸長回復性が殆どないステープルファ
イバー不織布を接合することによりメルトブロー不織布
の伸長回復力が阻害される。前述したように一般にステ
ープルファイバー不織布の目付が大きい程、また接合間
隔が小さい程、阻害力は大きくなるが、本発明の伸縮性
複合不織布の幅方向の伸長回復率は70〜90%の範囲
内にあることが望ましい。70%未満であると例えばお
むつなどに使用した場合、人体への密接が不十分で液漏
れ等の問題が生じ、90%を超えると、人体への締め付
け圧が大きくなりすぎて快適な着用感が損なわれ好まし
くない。
【0014】
【作用】目付け20〜60g/m2 の伸縮弾性に富んだ
メルトブロー不織布の片面に、繊維方向を長さ方向に配
向してなる目付け20〜100g/m2 のステープルフ
ァイバー不織布が高圧柱状水流によって長さ方向に筋状
に接合されてなる本発明の伸縮性複合不織布を、その伸
縮度の大きい幅方向を人体への弾性締め付け部分の周方
向となして使用すると、メルトブロー不織布はゴム弾性
の作用をなして例えばパンツ型おむつの開口部を人体に
密着させ、ステープルファイバー不織布はメルトブロー
不織布の伸長回復力を阻害して人体の密着部分における
締め付け圧を適度に緩和し、人体のウエスト部や太股部
に程よく柔軟にフィットした状態を持続する。そしてお
むつを取り外すと従来のゴムのように完全に回復はしな
いが80%程度の回復性があり、この回復性が上記柔軟
なフィット状態を維持し、また再度の着用を可能にす
る。
【0015】
【実施例】
「実施例1」 繊度が2デニール、繊維長が51mmの
ポリプロピレン繊維をパラレルカード機に仕掛けて大部
分の繊維が紡出方向に指向したカードウェブとなし、こ
のウェブを数枚その繊維方向を揃えてを重ね合わせて2
0g/m2 、40g/m2 、60g/m2 、80g/m
2 、100g/m2 の5種のウェブシートを作成した。
次いで各ウェブシートをその表面側から水圧40kg/cm
2 と60kg/cm2 、裏面側から水圧60kg/cm2 の高圧
柱状水流をそれぞれ2回噴射して軽く繊維間交絡処理を
行い、ステープルファイバー不織布(1) となした。この
不織布(1) は大部分の繊維は不織布(1) の長さ方向に配
向していた。
【0016】次にランダム方向に200%以上の伸び弾
性を有するスチレン−イソプレン−スチレン共重合体か
らなる目付け30g/m2 の伸縮性メルトブロー不織布
(2)[商品名 セプトン:(株)クラレ製]を準備し、
このメルトブロー不織布(2)を上記各ステープルファイ
バー不織布(1) の上に重ね、メルトブロー不織布(2)側
から水圧150kg/cm2 の高圧柱状水流を噴射する
ことによって、両者を幅方向(CD方向)に一定間隔を
おいて長さ方向(MD方向)に筋状に接合(3)し、伸縮
性の複合不織布(4) となした。本実施例では、筋状の接
合間隔(D)が3mm、6mm、12mmの3種類のも
のを作成した。
【0017】そして上記伸縮性複合不織布(4) のステー
プルファイバー不織布(1) の目付が20g/m2 のもの
をA試料、40g/m2 のものをB試料 60g/m2
のものをC試料、80g/m2 のものをD試料、100
g/m2 のものをE試料とした。
【0018】「実施例2」 上記実施例1のポリプロピ
レン繊維に代えて繊度2デニール、繊維長51mmのポ
リエステル繊維を使用し、実施例1と同様の方法で目付
40g/m2 、目付60g/m2 のステープルファイバ
ー不織布(1) を製造した。続いてこのステープルファイ
バー不織布(1) と実施例1で使用したメルトブロー不織
布(2) を重ね合わせ実施例1と同条件にて高圧水流によ
って筋状に接合して伸縮性複合不織布(4) となした。そ
してこの伸縮性複合不織布(4) のステープルファイバー
不織布(1) の目付が、40g/m2 のものをF試料、6
0g/m2 のものをG試料とした。
【0019】上記実施例1および2の各試料の強度、伸
度および伸長回復率を測定した結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1中の強度、伸度および伸長回復率は次
のようにして測定した。まず上記各試料を、幅方向が長
さ方向になるように長さ10cm、幅2.5cmに裁断
してサンプルとした。この各サンプルについて強伸度測
定器(商品名テンシロン)でもって、強度(kgf)、
伸度(%)をそれぞれ測定した。また伸長回復率は、各
サンプルを100%(2倍)伸長してその伸長状態を保
持し、A〜E試料については5分後に、FおよびG試料
については30分後に伸長を緩和して試料の長さを測定
し、伸長回復率を算出した。ここで伸長回復率は、式
[1−(伸長緩和後のサンプル長−伸長前のサンプル
長)/(伸長状態のサンプル長−伸長前のサンプル
長)]×100(%)に基づいて算出した。本実施例で
は10cmのサンプルを100%伸長させているから、
前式において伸長前のサンプル長は10cm、伸長状態
のサンプル長は20cmである。よって、例えば、伸長
回復率80%とは、10cmのサンプルを20cmにま
で伸長してこれを緩和した後のサンプル長が12cmに
なっている場合をいう。
【0022】なお上記実施例においては、メルトブロー
不織布(2) 側から高圧柱状水流を噴射してステープルフ
ァイバー不織布(1) とメルトブロー不織布(2) とを接合
しているが、逆にステープルファイバー不織布(1) 側か
ら高圧柱状水流を噴射し、両者を筋状に接合しても実施
例と同様の伸縮性複合不織布(4) を得ることができる。
そしてステープルファイバー不織布(1) 側から高圧柱状
水流処理を施した場合には、図2に示しているように、
ステープルファイバーの一部がメルトブロー不織布(2)
の裏面に突き出され、メルトブロー不織布(2) のゴム的
な触感をソフトなものに改善することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳記したように本発明による伸縮性
複合不織布(4) は、目付け20〜60g/m2 の伸縮弾
性に富んだメルトブロー不織布(2) の片面に、構成繊維
が長さ方向に配向された目付け20〜100g/m2
ステープルファイバー不織布(1) が高圧柱状水流によっ
て長さ方向に筋状に接合され、幅方向の伸度が長さ方向
の伸度の2倍以上であって、幅方向に100%伸長させ
た後の伸長回復率が70%〜90%であることを特徴と
するものである。従って、その伸縮度の大きい幅方向を
人体への弾性締め付け部分の周方向となして使用する
と、メルトブロー不織布(2) はゴム弾性の作用をなして
着用部分に密着させることができる。そしてこのメルト
ブロー不織布(2) の伸長にともなって伸長変形されたス
テープルファイバー不織布(1) はメルトブロー不織布
(2) の伸長回復力を阻害するから、人体の密着部分にお
ける締め付け圧を適度に緩和し、人体のウエスト部や太
股部に程よく柔軟にフィットした状態を持続することが
できる。
【0024】したがって本発明の複合不織布(4) を例え
ば使い捨ておむつのウエストギャザー部分や太股ギャザ
ー部分に使用すると、着用状態において80%程度の伸
長回復力が残留しており、この回復力が柔軟なフィット
状態を維持して液漏れ防止効果を発揮するとともに再度
の着用を可能にする。
【0025】また本発明の伸縮性複合不織布は、幅方向
の伸度が長さ方向の伸度の2倍以上であるという特性を
生かして、医療用の使い捨てガウンや包帯あるいはパッ
プ剤基布などにも好ましく適用することができ、特にメ
ルトブロー不織布面側を表面とし、筋状方向を身丈方向
あるいは長さ方向となしてガウンや包帯を形成すると、
ウエスト方向や幅方向のフィット性が良好となるととも
に重ね合わせ部分の滑り移動が抑制され、着用あるいは
巻回形態の安定性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伸縮性複合不織布の一部破断斜視図で
ある。
【図2】ステープルファイバー不織布側から水流処理し
た本発明の伸縮性複合不織布の断面図である。
【図3】メルトブロー不織布側から水流処理した本発明
の伸縮性複合不織布の断面図である。
【符号の説明】
1 ステープルファイバー不織布 2 伸縮性メルトブロー不織布 3 接合部 4 伸縮性複合不織布

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目付20〜60g/m2 の伸縮弾性に富
    んだメルトブロー不織布の片面に、繊維方向を長さ方向
    に配向してなる目付20〜100g/m2 のステープル
    ファイバー不織布が高圧柱状水流によって長さ方向に筋
    状に接合されてなり、幅方向の伸度が長さ方向の伸度の
    2倍以上であり、幅方向に100%伸長させた後の幅方
    向の伸長回復率が70〜90%であることを特徴とする
    伸縮性複合不織布。
  2. 【請求項2】 上記筋状の接合部の幅方向の間隔が3〜
    15mmである請求項1記載の伸縮性複合不織布。
JP3088194A 1994-02-01 1994-02-01 伸縮性複合不織布 Expired - Lifetime JP3286457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088194A JP3286457B2 (ja) 1994-02-01 1994-02-01 伸縮性複合不織布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088194A JP3286457B2 (ja) 1994-02-01 1994-02-01 伸縮性複合不織布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07216707A true JPH07216707A (ja) 1995-08-15
JP3286457B2 JP3286457B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=12316087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3088194A Expired - Lifetime JP3286457B2 (ja) 1994-02-01 1994-02-01 伸縮性複合不織布

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3286457B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159062A (ja) * 1999-11-25 2001-06-12 Uni Charm Corp 弾性伸縮性積層シートおよびその製造方法
JP2002020957A (ja) * 2000-07-06 2002-01-23 Nippon Kyushutai Gijutsu Kenkyusho:Kk 複相構造を持った不織布およびその製造法
JP2009287158A (ja) * 2008-04-28 2009-12-10 Daiwabo Holdings Co Ltd 不織布およびその製造方法、並びに拭き取り材
KR20220109160A (ko) * 2021-01-28 2022-08-04 도레이첨단소재 주식회사 신축성 부직포, 신축성 부직포의 제조방법 및 신축성 부직포를 포함하는 물품

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159062A (ja) * 1999-11-25 2001-06-12 Uni Charm Corp 弾性伸縮性積層シートおよびその製造方法
JP2002020957A (ja) * 2000-07-06 2002-01-23 Nippon Kyushutai Gijutsu Kenkyusho:Kk 複相構造を持った不織布およびその製造法
JP4543196B2 (ja) * 2000-07-06 2010-09-15 株式会社日本吸収体技術研究所 複相構造を持った不織布およびその製造法
JP2009287158A (ja) * 2008-04-28 2009-12-10 Daiwabo Holdings Co Ltd 不織布およびその製造方法、並びに拭き取り材
KR20220109160A (ko) * 2021-01-28 2022-08-04 도레이첨단소재 주식회사 신축성 부직포, 신축성 부직포의 제조방법 및 신축성 부직포를 포함하는 물품

Also Published As

Publication number Publication date
JP3286457B2 (ja) 2002-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5925412B2 (ja) 強く配向した成分繊維から形成された不織布層を含む弾性ラミネートおよびそれを用いる使い捨て着衣
RU2713366C1 (ru) Сделанные эластичными материалы, растягивающиеся в определенном направлении
US4655760A (en) Elasticized garment and method of making the same
EP1402867B1 (en) Disposable diaper
KR102226497B1 (ko) 시각적으로 다른 섀시 및 허리밴드를 갖는 흡수 용품
CA2197270C (en) A novel laminated composite material, a method of making and products derived therefrom
TW570782B (en) Pants-type disposable wearing article
JP3865534B2 (ja) 弾性伸縮性複合シートの製造方法
KR100884838B1 (ko) 일회용 기저귀
US20040044324A1 (en) Shaped elastic ear
BR112020007021A2 (pt) material elástico
JPH0737703B2 (ja) ギヤザ−付き不織弾性ウエブ
JP3222798B2 (ja) 使い捨ておむつ
KR102154047B1 (ko) 비연속 채널을 갖는 탄성화된 물질
JP2010227509A (ja) 吸収性物品
JP3672375B2 (ja) 透湿性複合シート及びそれを用いた吸収性物品
JPH07216707A (ja) 伸縮性複合不織布
JP2019180486A (ja) パンツ型吸収性物品
JP2014138906A (ja) 吸収性物品
JPH05245961A (ja) シート状弾性複合体
CZ234094A3 (en) Absorption article
EP1184162B1 (en) Hydrophilic elastically stretchable composite sheet
JP2002532295A (ja) 弾性複合部材、および弾性複合部材を使用した使い捨て衣類
JP2002533235A (ja) 弾性複合部材、および弾性複合部材を使用した使い捨て衣類
JP2002361766A (ja) 弾性伸縮性複合シート

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120308

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130308

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140308

EXPY Cancellation because of completion of term