JPH07175603A - プリント処理システム - Google Patents

プリント処理システム

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JPH07175603A
JPH07175603A JP5318452A JP31845293A JPH07175603A JP H07175603 A JPH07175603 A JP H07175603A JP 5318452 A JP5318452 A JP 5318452A JP 31845293 A JP31845293 A JP 31845293A JP H07175603 A JPH07175603 A JP H07175603A
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JP
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job
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attribute
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JP5318452A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kajitani
光宏 梶谷
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クライアントマシンからプリントサーバにプリ
ント要求を発行することによりドキュメントのプリント
出力を行うプリント処理システムにおいて、クライアン
トマシン側のプログラムを変更することなしに高度なプ
リント処理を実行できるようにする。 【構成】ジョブ受付部33はクライアントマシンからプ
リント要求を受け付けると、当該プリント要求に指定さ
れたアトリビュートを解釈し、指定されたアトリビュー
トを記述したヘッダ情報部をプリントジョブに付加して
ジョブ制御部37に渡す。ジョブ制御部37では、渡さ
れたジョブに付加されたヘッダ情報部を抽出し、そこに
記述されているアトリビュートを解釈し、指定されたア
トリビュートに従ってジョブ処理部38でプリント処理
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリント処理システム
に関し、詳しくはネットワーク上に処理機能が分散配置
された分散処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上にクライアントマシンや
プリントサーバなどの処理機能が分散配置された分散処
理システムでは、例えばホスト計算機やワークステーシ
ョンなどのクライアントマシン側からプリントサーバに
プリントジョブを発行することにより、ドキュメントの
プリント出力を得ることができる。このときに、拡大/
縮小、2−up(2ページ分の原稿を1枚の用紙に印
刷)、ステープルやバインディングなどの高度な処理に
ついては、クライアントマシン側からそれぞれの処理に
ついての属性(以下、アトリビュートという)を指定す
ることにより実行させることができる。例えば、OSI
のDPAプロトコルなどのプロトコルでは、これらの豊
富なアトリビュートを指定するためのエリアが規定され
ており、高度な処理に関するアトリビュートが簡単に指
定できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプリ
ンタがサポートする一般的なプロトコルでは、プリント
部数や用紙サイズというような基本的なアトリビュート
しか指定できないため、上述した高度な機能を利用する
には、プリンタでサポートできるアトリビュートを増や
すようにプロトコルを拡張しなければならない。しか
し、プロトコルを拡張すると、それまで使用していたク
ライアントマシン側のプログラムでは対応できないた
め、プログラム自体も変更しなければならなかった。
【0004】この発明は、プログラムなどを変更するこ
となしに、プリンタの提供する高度な機能を実行できる
ようにしたプリント処理システムを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わるプリント処理システムでは、プリ
ント要求を生成するプリント要求生成部には、処理内容
に関するアトリビュートを記述したヘッダ情報部をプリ
ント要求に付加するヘッダ情報部付加手段を設け、プリ
ント処理を実行する側のプリント処理実行部には、受信
したプリント要求に付加されたヘッダ情報部を抽出する
ヘッダ情報部抽出手段と、前記ヘッダ情報部抽出手段で
抽出されたヘッダ情報部に記述されたアトリビュートを
解釈するアトリビュート解釈手段とを設け、受信したプ
リント要求にヘッダ情報部が付加されているときは、当
該ヘッダ情報部に記述されているアトリビュートに従っ
てドキュメントのプリント処理を実行することを特徴と
する。
【0006】なお、プリント要求とは、例えばクライア
ントマシンからプリントサーバに送られるプリントジョ
ブ発行メールであってもよいし、クライアントマシンで
生成され、プリントサーバに送られるプリントジョブで
あってもよい。いずれの場合においても、プリント要求
にはクライアントの指定するアトリビュートを記述した
ヘッダ情報部が付加されている。
【0007】
【作用】プリント要求生成部のヘッダ情報部付加手段
は、クライアントに指定されたアトリビュートを記述し
たヘッダ情報部をプリント要求に付加する。このプリン
ト要求はプリント処理実行部に渡される。プリント処理
実行部のヘッダ情報部抽出手段は、プリント要求生成部
から渡されたプリント要求にヘッダ情報部が付加されて
いるときは、これを抽出してアトリビュート解釈手段に
渡す。アトリビュート解釈手段は、ヘッダ情報部に記述
されているアトリビュートを解釈し、それ以降をプリン
トすべきドキュメントとする。プリント処理実行部で
は、指定されたアトリビュートに従ってドキュメントの
プリント処理を実行する。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係わるプリント処理システ
ムを電子メールシステムに適用した場合の一実施例を図
面を参照しながら説明する。
【0009】この実施例における電子メールシステムの
全体構成を図2に示す。このシステムは、電子メールの
発信/着信機能を持つワークステーション11(1〜
n)と、プリント処理を実行するプリントサーバ12
(以下、サーバともいう)とから構成され、各機器はネ
ットワーク10上に接続されている。
【0010】ワークステーション11は、ユーザインタ
フェースを介してクライアントからのプリントに関する
指示を受け付ける。クライアントはプリントしたいドキ
ュメントに、プリント処理に関するアトリビュートをテ
キストで記述したヘッダ情報部を付加し、プリントジョ
ブ発行メールとしてサーバに送ることにより、サーバで
プリントジョブを発行することができる。また、すでに
発行したプリントジョブのアトリビュートを問合せるメ
ールや、プリンタの能力の問合せるメールを送ること
で、サーバからこれらの問合せに対する応答を得ること
ができる。
【0011】プリントジョブ発行メールの記述例を図3
に示す。図3において、最初の行″##Attribute Desc
ription ″がヘッダ情報部の始まりを示し、″##end
″の行がヘッダ情報部の終わりを示している。ヘッダ
情報部の各アトリビュートは、Attribute-Type:Value
、Value 、…という形式で表現されている。Attribute
-Type(例えば、job-name)は、そのアトリビュートの
タイプを示し、それが何に対するアトリビュートである
のかを示している。Value はそのアトリビュートの値を
示し、アトリビュートタイプそれぞれに応じて異なるフ
ォーマットで表現されている。例えば、job-nameならば
文字列が入り、copy-countならば1、2、3…というよ
うな整数が入る。また、値が複数あるようなアトリビュ
ートの場合は、それらの値をコンマで区切って指定す
る。図3の例では、ジョブ名は「PatentDocument」、コ
ピー部数は1部、用紙サイズはA4、2-up(1枚に2ペ
ージのイメージを配置)で両面印刷し、最後にステープ
ル止めしてバインド用の穴を開けるというような意味の
アトリビュートが指定されている。後に続くドキュメン
トはPostScript(トレードマーク)フォーマットのデー
タである。
【0012】また、複数のメッセージボディを送ること
ができるメールプロトコルを使用するような場合には、
最初のメッセージにヘッダ情報部のテキストを入れて、
複数のドキュメントのプリントを1つのプリントジョブ
として発行することも可能である。この場合のプリント
ジョブ発行メールの記述例を図4に示す。図4の例で
は、「##Document」という行でドキュメントの区切り
を表しており、以下に続くドキュメントのプリントアト
リビュートを順に指定している。なお、最初のドキュメ
ント区切り行(##Document)が現れるまでは、ジョブ
全体にかかわるアトリビュートが指定され、これは全て
のドキュメントに適用される。クライアントマシンの操
作者は、これらのヘッダ情報部をメールのエディタなど
を使用して作成し、これを電子メールアプリケーション
によりドキュメントとともにサーバに送る。あるいは図
5に示すようなグラフィカルユーザインターフェースを
用意し、このツールによりヘッダ情報部を作成し、ドキ
ュメントとともに電子メールでサーバに送られるように
してもよい。図5において、ウィンドウ21のアイコン
22はプリントしたいドキュメントのファイルを表し、
アイコン23はプリント処理を実行するプリンタまたは
プリントサーバを表している。クラアントがファイルア
イコン22の上に図示せぬカーソルを置いてマウスのボ
タンをクリックし、続いてカーソルを所望のプリンタア
イコン23の上に置いてマウスのボタンをクリックする
と、アトリビュートを確認するためのウィンドウ24が
開き、プリントジョブを転送する前にプリントジョブ発
行メールで指定されているアトリビュートを確認するこ
とができる。
【0013】プリントサーバ12は、プリントシステム
として仮想ユーザのメールボックス(図示せず)を持
ち、クライアントはこの仮想ユーザのメールボックスに
メールを送ることにより、(1)プリントジョブの発
行、(2)プリントジョブのアトリビュートの問合せ、
(3)プリンタ能力の問合せを行うことができる。プリ
ントサーバ12の機能モジュールを図1に示す。
【0014】メール受信部31は、ネットワーク30と
接続しており、このプリントサーバ12に設定された仮
想ユーザのメールボックスにメールを受信する。受信さ
れたメールはメールコマンド解析部32へ渡される。
【0015】メールコマンド解析部32は、メールの件
名 (Subject)を見て、そのメールがプリントジョブ発行
メール、アトリビュート問合せメール、プリンタ能力問
合せメールのいずれであるかを判断し、そのメールの内
容に応じて、ジョブ受付部33、アトリビュート処理部
34、ヘッダ情報テンプレート管理部35へ振り分け
る。
【0016】ジョブ受付部33は、プリントジョブ発行
メール内のヘッダ情報部からアトリビュートを抽出し
て、これらのアトリビュートを持つプリントジョブを作
成し、これに適当なジョブ識別子を割当てて、ジョブを
ジョブ制御部37に渡す。また、ジョブが受け付けられ
たことをクライアントに通知するために、プリントジョ
ブ受付メールを作成して、これをメール送信部36に渡
す。
【0017】アトリビュート処理部34は、アトリビュ
ート問合せメールから目的のジョブ識別子と、必要とさ
れるアトリビュートタイプを読み出し、ジョブのアトリ
ビュートをジョブ制御部37に問合せる。そして、その
結果によりアトリビュート返信メールを作成し、これを
メール送信部36に渡す。
【0018】ヘッダ情報テンプレート管理部35は、こ
のプリントサーバ12がテンプレートファイルとして保
持しているヘッダ情報部のテンプレートを取り出し、こ
のテンプレートを元にテンプレート返信メールを作成し
て、これをメール送信部36に渡す。
【0019】メール送信部36はネットワーク30と接
続しており、上記各部から渡されたメールを目的のクラ
イアント宛てに送信する。
【0020】ジョブ制御部37は、ジョブ受付部33で
作成されたプリントジョブが渡されると、ジョブに付随
したプリント指示を実行するために、指示が全て終了す
るまで指示に対応したジョブ処理部38にジョブを渡し
て処理を依頼するというようなスケジューリングを繰り
返す。ジョブはサーバ内に同時に複数滞留するため、こ
のジョブ制御部37ではスプーリング・待ち行列管理が
実行される。
【0021】ジョブ処理部38は、1つまたは複数のプ
リント指示を処理する部分であり、n個のジョブ処理部
38を配置している。ジョブ処理部(1)は原稿のフォ
ーマットを他のフォーマットに変換する機能を持つフォ
ーマットコンバータ、ジョブ処理部(2)は縮小・拡大
・回転など複写機の持つ画像処理機能や、ノイズ除去な
どの機能を持つイメージプロセッサ、ジョブ処理部
(n)はジョブの処理が終了したことをプリント指示を
発行したユーザに通知するノティファイアである。ジョ
ブ処理部としては、このほかにも原稿をイメージ情報に
展開する機能を持つディコンポーザ(図示せず)などが
ある。ジョブ処理部38で必要な処理が施されたイメー
ジデータは指定されたジョブ出力部39に渡され、プリ
ント出力される。
【0022】ジョブ出力部39は、1つまたは複数のプ
リンタ装置に対応して設けられ、同様に図示せぬネット
ワークインターフェースにも接続されている。ジョブ出
力部39はn個設けられており、ジョブ出力部(1)、
(2)はジョブの出力、すなわち出力媒体へのプリント
を行い、ジョブ出力部(n)はリダイレクトを実行す
る。出力媒体へのプリントとは、実際に用紙にプリント
出力することをいう。これを実行する出力部はサーバが
制御する図示せぬプリンタ装置に対応して存在する。ま
た、リダイレクトとは、当該サーバで処理ができない場
合に、そのジョブを他のサーバに転送することをいう。
【0023】次に、クライアントが電子メール機能を用
いて、(1)プリントジョブの発行、(2)プリントジ
ョブのアトリビュートの問合せ、(3)プリンタ能力の
問合せを行う場合の動作について説明する。
【0024】(1)プリントジョブの発行 クライアントは、プリントしたいドキュメントに、アト
リビュートを記述したヘッダ情報部を付加してメール
(プリントジョブ発行メール)を送ることにより、サー
バでプリントジョブを発行することができる。すなわ
ち、プリントジョブ発行メールを受け付けたサーバは、
ヘッダ情報部のテキストから指定されたアトリビュート
を解釈して、これらのアトリビュートを持つプリントジ
ョブを作成し、適当なジョブ識別子を割り当てる。そし
て、プリントジョブを受け取ったことを示すメールをク
ライアントに通知する。図6に、図3のメールでプリン
トジョブを受け取ったサーバがクライアントに送り返す
メールの例を示す。図6に示すメールでは、指定された
ヘッダ情報部のコピーとともに、ジョブを受け取った時
間、および割り当てられたジョブ識別子の情報(jobID)
が含まれている。
【0025】(2)プリントジョブのアトリビュートの
問合せ クライアントは、既に発行されたプリントジョブのアト
リビュートを問合せるメールを送る。このメールには、
(1)でサーバから知らされたジョブ識別子と、値を問
合せたいアトリビュート名が記述されている。このメー
ルを受け付けたサーバは、指定されたジョブの情報を検
索し、指定されたアトリビュートの値をメールにより返
す。図7にアトリビュート問合せメールの記述例を示
す。このメールには、図6のプリントジョブ受付メール
で返されたジョブ識別子を件名に指定し、メール本文に
は問合せたいアトリビュートの名前を列挙する。本文に
何も書かないことにより、全てのアトリビュートの値を
問合せることもできる。このメールに対し、サーバがク
ライアントに返すメールの記述例を図8に示す。
【0026】(3)プリンタの能力の問合せ クライアントはプリント処理を実行するプリンタの能力
を知りたいときは、プリンタの能力を問合せるメールを
送る。このメールを受け付けたサーバは、(1)のプリ
ントジョブの発行で使用されるヘッダ情報部のテキスト
のテンプレートを取り出し、メールによりクライアント
に返す。このテンプレートには、アトリビュートとして
指定可能な全ての値が記述されている。クライアントが
(1)でプリントジョブを発行する際には、このテンプ
レートを編集することにより、プリントジョブのメール
を作成する。図9にプリンタ能力問合せメールの記述例
を示す。サーバはメールの件名 (Subject)により、クラ
イアントがヘッダ情報部のテンプレートを必要としてい
ることを知り、図10のようなテンプレート返信メール
をクライアントに返す。このメールの中には、各アトリ
ビュートに指定可能な値が「/」で区切られて示されて
いる。クライアントはこれらの指定可能な値から指定し
たい値を選び、このメールテキストを編集して図3のよ
うなプリントジョブ発行メールを作成する。また、図1
0に示すテンプレートには、ジョブのステータスに関す
るアトリビュート(ジョブの識別子やステータス、発行
された時間など)も含まれている。これらのアトリビュ
ートはプリントジョブ発行メールに含めることはできな
いが、後述するアトリビュート問合せメールに指定する
ことができる。
【0027】次に、クライアントからメールを受信した
ときのプリントサーバ12の処理手順を図11のフロー
チャートにより説明する。
【0028】メール受信部31でメールを受信すると
(ステップ101)、メールコマンド解析部32では、
当該メールの要求が何かを判別して、その要求に応じた
モジュールにメールを渡す(ステップ102)。
【0029】ステップ102でメールの要求がプリント
ジョブ発行であれば、ジョブ受付部33にメールが渡さ
れる。ジョブ受付部33は渡されたメールのヘッダ情報
部に指定されたアトリビュートを解釈して、これらのア
トリビュートを持つプリントジョブを作成し(ステップ
103)、ジョブ識別子を割当てる(ステップ10
4)。続いて、プリントジョブ受付メールを作成してク
ライアントにメールにて通知し(ステップ105)、ジ
ョブをジョブ制御部37に渡す。ジョブ制御部37は渡
されたジョブを登録し(ステップ106)、ジョブを順
次取り出してその内容を解析し、フォーマット変更、画
像処理などが必要であれば、各ジョブ処理部38を起動
して指示された処理を実行する(ステップ107〜ステ
ップ110)。 必要な処理が実行されると、ジョブ制
御部37は指定されたジョブ出力部39を選択し(ステ
ップ111)、それが直接接続のプリンタであるときは
(ステップ112「Y」)、そのプリンタを起動して、
プリント処理を実行させる(ステップ113)。また、
指定されたジョブ出力部39が直接接続のプリンタでな
いときは(ステップ112「N」)、リダイレクタを起
動して、このときのジョブを処理可能な他のサーバに転
送する(ステップ114)。
【0030】処理が終了した時点で、ジョブ制御部37
から処理結果の通知が指示されているときは(ステップ
115「Y」)、ノティファイアを起動して、プリント
処理を依頼してきたクアイアントに、「プリント処理終
了」あるいは「別のサーバに転送」などの処理結果を通
知する(ステップ116)。
【0031】ステップ102でメールの要求がアトリビ
ュートの問合せであれば、アトリビュート処理部34に
メールが渡される。アトリビュート処理部34は、メー
ルに記述されたジョブ識別子とアトリビュートタイプを
取得して、アトリビュート返信メールを作成し、メール
にて送信する(ステップ117、118)。
【0032】ステップ102でメールの要求がプリンタ
能力の問合せであれば、ヘッダ情報部テンプレート管理
部35にメールが渡される。ヘッダ情報部テンプレート
管理部35は、サーバが保持しているヘッダ情報テンプ
レートを取得して、テンプレート返信メールを作成し、
メールにて送信する(ステップ119、120)。
【0033】上述した電子メールシステムでは、クライ
アントから送られたプリントジョブ発行メールに従っ
て、プリントジョブを発行するようにしているが、クラ
イアントからヘッダ情報部の付加されたプリントジョブ
を受信し、サーバ側でプリントジョブのヘッダ情報部に
指定されたアトリビュートを解釈して、これらのアトリ
ビュートに従ってプリント処理を行うようにすることも
できる。
【0034】この場合のジョブ受付部は、常にネットワ
ークもしくはこれに類する同期機構により送られてくる
ジョブを監視し、ジョブを送付があると、これを正規化
してジョブ制御部に渡す。正規化とは、各種フォーマッ
トで送られてきたジョブを、このサーバで定めるジョブ
のフォーマットに統一することをいう。ジョブ受付部が
ジョブを正規化する際には、ドキュメントのヘッダを調
べ、これにヘッダ情報部が付加されているとき(ヘッダ
情報部の存在を示す識別記号があるとき)は、ヘッダ情
報部のテキストを抽出し、そこに指定されているアトリ
ビュートを解釈して、これらのアトリビュートによりジ
ョブを正規化する。また、ヘッダ情報部が存在しないと
き(ヘッダ情報部の存在を示す識別記号がないとき)
は、そのプロトコルで期待される通常のプリント処理に
従ってジョブを正規化する。正規化されたジョブは、そ
れぞれが一つもしくは複数のページに対応する一つもし
くは複数の原稿と、それら全てに有効となるプリント指
示、および特定の原稿にのみ有効となるプリント指示に
よって構成される。ジョブ受付部で正規化されたジョブ
を渡されたジョブ制御部では、図11のステップ107
〜ステップ116の処理を実行する。
【0035】また、ファイル転送機能を使用してプリン
トジョブを発行することもできる。この場合には、サー
バ側にドキュメントを格納可能なプリンタディレクトリ
を設定しておき、このプリンタディレクトリにドキュメ
ントを転送し、次にヘッダ情報部のファイルを送ること
により、そのドキュメントをプリント処理することも可
能である。この場合、ヘッダ情報部の後にドキュメント
が続く必要はなく、また複数ドキュメントのプリントを
1つのジョブとして扱うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
プリント処理システムでは、プリント要求にアトリビュ
ートを記述したヘッダ情報部を付加し、処理すべきプリ
ント要求にヘッダ情報部が付加されているときは、当該
ヘッダ情報部に記述されたアトリビュートを解釈して、
そこで指定されているアトリビュートに従ってプリント
処理を実行するようにしたため、クライアントは既存の
プロトコルによる通信機能を利用することにより、プロ
グラムなどを変更することなしに、プリンタの提供する
高度な機能を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントサーバの機能モジュールを示す図
【図2】電子メールシステムの全体構成図
【図3】プリントジョブ発行メールの記述例を示す図
【図4】プリントジョブ発行メールの記述例を示す図
【図5】ユーザインターフェースの表示例を示す図
【図6】プリントジョブ受付メールの記述例を示す図
【図7】アトリビュート問合せメールの記述例を示す図
【図8】アトリビュート返信メールの記述例を示す図
【図9】プリンタ能力問合せメールの記述例を示す図
【図10】テンプレート返信メールの記述例を示す図
【図11】プリントサーバの処理手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
11…ワークステーション(クライアントマシン)、1
2…プリントサーバ、31…メール受信部、32…メー
ルコマンド解析部、33…ジョブ受付部、34…アトリ
ビュート処理部、35…ヘッダ情報テンプレート管理
部、36…メール送信部、37…ジョブ制御部、38…
ジョブ処理部、39…ジョブ出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント要求を生成するプリント要求生
    成部と、前記生成されたプリント要求に従ってプリント
    処理を実行するプリント処理実行部とを有するプリント
    処理システムにおいて、 前記プリント要求生成部は、 プリント要求に、処理内容に関するアトリビュートを記
    述したヘッダ情報部を付加するヘッダ情報部付加手段を
    具え、 前記プリント処理実行部は、 処理すべきプリント要求に付加されたヘッダ情報部を抽
    出するヘッダ情報部抽出手段と、 前記抽出されたヘッダ情報部に記述されたアトリビュー
    トを解釈するアトリビュート解釈手段とを具え、 処理すべきプリント要求にヘッダ情報部が付加されてい
    るときは、当該ヘッダ情報部に記述されているアトリビ
    ュートに従ってプリント処理を実行することを特徴とす
    るプリント処理システム。
JP5318452A 1993-12-17 1993-12-17 プリント処理システム Pending JPH07175603A (ja)

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