JPH07212257A - 送信機の異常送信停止回路 - Google Patents
送信機の異常送信停止回路Info
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- JPH07212257A JPH07212257A JP6005267A JP526794A JPH07212257A JP H07212257 A JPH07212257 A JP H07212257A JP 6005267 A JP6005267 A JP 6005267A JP 526794 A JP526794 A JP 526794A JP H07212257 A JPH07212257 A JP H07212257A
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- Japan
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- transmission
- circuit
- transmitter
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
- H04B1/04—Circuits
- H04B1/0466—Fault detection or indication
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/44—Transmit/receive switching
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振幅変調方式の送信機の異常動作による不要
電波の放出を停止させる異常送信停止回路を提供する。 【構成】 送信ローカルをベースバンド信号で振幅変調
する振幅変調器７と、振幅変調器７で変調された被変調
信号を増幅する送信アンプ８と、送信アンプ８への電源
電流を検出する電流検出回路２６と、電流検出回路２６
の検出する電流値がしきい値を越えると、送信機能停止
信号をベースバンド信号処理回路４へ供給するコンパレ
ータ２７とを備える。
電波の放出を停止させる異常送信停止回路を提供する。 【構成】 送信ローカルをベースバンド信号で振幅変調
する振幅変調器７と、振幅変調器７で変調された被変調
信号を増幅する送信アンプ８と、送信アンプ８への電源
電流を検出する電流検出回路２６と、電流検出回路２６
の検出する電流値がしきい値を越えると、送信機能停止
信号をベースバンド信号処理回路４へ供給するコンパレ
ータ２７とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、送信機の不要電波の発
射を防止する異常送信停止回路に関するものである。
射を防止する異常送信停止回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】振幅変調方式の送信機においては、回路
が故障するなど何らかのトラブルが発生した場合、異常
な変調がかかり、不要な電波を放出してしまう恐れがあ
る。不要電波の放出は、他の通信に不所望な影響を及ぼ
す。
が故障するなど何らかのトラブルが発生した場合、異常
な変調がかかり、不要な電波を放出してしまう恐れがあ
る。不要電波の放出は、他の通信に不所望な影響を及ぼ
す。
【０００３】図１に、振幅変調方式の一種である直交変
調方式の送信機の構成を示す。マイクロホン１より入力
された音声信号は、マイクロホンアンプ２により増幅さ
れた後、Ａ／Ｄコンバータ３でデジタル信号に変換され
る。デジタル信号は、ベースバンド信号処理回路４にお
いて処理された後、Ｄ／Ａコンバータ５でアナログ信号
に変換される。アナログ信号は、変調アンプ６により増
幅された後、直交変調器７により直交変調される。被変
調信号は、送信アンプ８により増幅され、方向性結合器
９を経て、アンテナ１０より電波が放出される。
調方式の送信機の構成を示す。マイクロホン１より入力
された音声信号は、マイクロホンアンプ２により増幅さ
れた後、Ａ／Ｄコンバータ３でデジタル信号に変換され
る。デジタル信号は、ベースバンド信号処理回路４にお
いて処理された後、Ｄ／Ａコンバータ５でアナログ信号
に変換される。アナログ信号は、変調アンプ６により増
幅された後、直交変調器７により直交変調される。被変
調信号は、送信アンプ８により増幅され、方向性結合器
９を経て、アンテナ１０より電波が放出される。
【０００４】歪低減回路１１は、復調器１２とアンプ１
３とからなり、方向性結合器９で送信アンプ８からの進
行波のみを取り出して、復調し増幅した後、変調アンプ
６にフィードバックし、送信信号の歪低減を図ってい
る。
３とからなり、方向性結合器９で送信アンプ８からの進
行波のみを取り出して、復調し増幅した後、変調アンプ
６にフィードバックし、送信信号の歪低減を図ってい
る。
【０００５】変調器７および復調器１２には、電力分配
器１４を経て送信ローカル（キャリア）がそれぞれ加え
られている。
器１４を経て送信ローカル（キャリア）がそれぞれ加え
られている。
【０００６】直交変調方式を採用した送信機では、位相
を正確に保つことが重要なため、歪低減回路１１を経て
フィードバックする信号は、反射波を含まない進行波の
みを取り出すため、方向性結合器９を用いている。
を正確に保つことが重要なため、歪低減回路１１を経て
フィードバックする信号は、反射波を含まない進行波の
みを取り出すため、方向性結合器９を用いている。
【０００７】このような直交変調方式の送信機におい
て、送信機が正常動作している場合、送信信号は低歪で
あり、スペクトラムの拡がりは極めてわずかである。図
２は、直交変調方式の送信信号のスペクトラムを表した
ものである。送信機が正常動作している場合、送信信号
は低歪であり、直交する２つのキャリアにより変調され
た信号をＩ被変調信号およびＱ被変調信号とした場合に
Ｉ被変調信号で生じるＰ点のスペクトラム（実線で示
す）は極めてわずかである。送信機に異常が生じると、
Ｉ被変調信号によるＰ点の電力が点線で示すように増加
する。すなわちスペクトラムが拡がる。この変化を異常
送信停止回路２０で捕えて、送信機の送信機能を停止さ
せ、回路動作の異常による不要電波の放出を防止してい
る。
て、送信機が正常動作している場合、送信信号は低歪で
あり、スペクトラムの拡がりは極めてわずかである。図
２は、直交変調方式の送信信号のスペクトラムを表した
ものである。送信機が正常動作している場合、送信信号
は低歪であり、直交する２つのキャリアにより変調され
た信号をＩ被変調信号およびＱ被変調信号とした場合に
Ｉ被変調信号で生じるＰ点のスペクトラム（実線で示
す）は極めてわずかである。送信機に異常が生じると、
Ｉ被変調信号によるＰ点の電力が点線で示すように増加
する。すなわちスペクトラムが拡がる。この変化を異常
送信停止回路２０で捕えて、送信機の送信機能を停止さ
せ、回路動作の異常による不要電波の放出を防止してい
る。
【０００８】具体的には、異常送信停止回路２０は、微
分回路１５，アンプ１６，検波回路１７，コンパレータ
１８よりなり、アンプ１３の出力を微分回路１５で微分
し、アンプ１６で増幅した後、検波回路１７で検波し、
コンパレータ１８に入力する。コンパレータ１８では、
検波回路１７の出力がしきい値を超えると、スペクトラ
ムが拡がっているとして、送信機能停止信号を発生しベ
ースバンド信号処理回路４を停止させる。
分回路１５，アンプ１６，検波回路１７，コンパレータ
１８よりなり、アンプ１３の出力を微分回路１５で微分
し、アンプ１６で増幅した後、検波回路１７で検波し、
コンパレータ１８に入力する。コンパレータ１８では、
検波回路１７の出力がしきい値を超えると、スペクトラ
ムが拡がっているとして、送信機能停止信号を発生しベ
ースバンド信号処理回路４を停止させる。
【０００９】このような従来の異常送信停止回路は、次
のような欠点がある。 （１）回路構成が複雑である。 （２）送信機の不具合が、偶然に変調がかからなくなり
直交変調器のバランスだけくずれて、送信ローカル（キ
ャリア）だけをフルパワーで送信してしまう場合には、
スペクトラムの拡がりが無いので検出できない。この場
合には、不要電波が放出され、他の通信を妨害する。
のような欠点がある。 （１）回路構成が複雑である。 （２）送信機の不具合が、偶然に変調がかからなくなり
直交変調器のバランスだけくずれて、送信ローカル（キ
ャリア）だけをフルパワーで送信してしまう場合には、
スペクトラムの拡がりが無いので検出できない。この場
合には、不要電波が放出され、他の通信を妨害する。
【００１０】本発明の目的は、このような欠点を除去し
た送信機の異常送信停止方法を提供することにある。
た送信機の異常送信停止方法を提供することにある。
【００１１】本発明の他の目的は、異常送信停止方法を
実施する回路を提供することにある。
実施する回路を提供することにある。
【００１２】本発明のさらに他の目的は、異常送信停止
回路を備える送信機を提供することにある。
回路を備える送信機を提供することにある。
【００１３】
【発明の概要】本発明は、振幅変調方式の送信機の異常
動作による不要電波の放出を停止させる異常送信停止回
路において、送信機の送信電流を検出する電流検出回路
と、前記電流検出回路の検出する電流値がしきい値を越
えると、送信機能停止信号を発生するコンパレータと、
を備えることを特徴とする。
動作による不要電波の放出を停止させる異常送信停止回
路において、送信機の送信電流を検出する電流検出回路
と、前記電流検出回路の検出する電流値がしきい値を越
えると、送信機能停止信号を発生するコンパレータと、
を備えることを特徴とする。
【００１４】
【実施例】図３は、本発明の異常送信停止回路を備える
直交変調方式の送信機の構成を示すブロック図である。
歪低減回路を備える送信機の基本構成は図１と同じであ
り、同一の参照番号を付して示してある。
直交変調方式の送信機の構成を示すブロック図である。
歪低減回路を備える送信機の基本構成は図１と同じであ
り、同一の参照番号を付して示してある。
【００１５】すなわち、マイクロホン１と、マイクロホ
ンアンプ２と、Ａ／Ｄコンバータ３と、ベースバンド信
号処理回路４と、Ｄ／Ａコンバータ５と、変調アンプ６
と、直交変調器７と、送信アンプ８と、方向性結合器９
と、復調器１２およびアンプ１３からなる歪低減回路１
１と、電力分配器１４とを備えている。
ンアンプ２と、Ａ／Ｄコンバータ３と、ベースバンド信
号処理回路４と、Ｄ／Ａコンバータ５と、変調アンプ６
と、直交変調器７と、送信アンプ８と、方向性結合器９
と、復調器１２およびアンプ１３からなる歪低減回路１
１と、電力分配器１４とを備えている。
【００１６】本発明に係わる異常送信停止回路２５は、
電源から送信アンプ８へ供給される電流を検出する電流
検出回路２６と、電流検出回路２６の検出電流値としき
い値とを比較するコンパレータ２７とから構成され、検
出電流値がしきい値を越えれば、ベースバンド信号処理
回路４へフィードバックして、送信を停止させる構成と
なっている。
電源から送信アンプ８へ供給される電流を検出する電流
検出回路２６と、電流検出回路２６の検出電流値としき
い値とを比較するコンパレータ２７とから構成され、検
出電流値がしきい値を越えれば、ベースバンド信号処理
回路４へフィードバックして、送信を停止させる構成と
なっている。
【００１７】送信機に異常が発生し、送信信号のスペク
トラムが拡がった場合には、スペクトラムのエネルギー
の和、すなわち送信パワーが著しく大となり、送信アン
プ８へ電源から供給される電流が通常動作の約２倍以上
と大きくなる。
トラムが拡がった場合には、スペクトラムのエネルギー
の和、すなわち送信パワーが著しく大となり、送信アン
プ８へ電源から供給される電流が通常動作の約２倍以上
と大きくなる。
【００１８】また、直交変調器７のバランスがくずれ
て、キャリアのみが送出され、スペクトラムが拡がらな
い場合であっても、送信アンプの消費電流は、通常動作
の約２倍以上に増大する。
て、キャリアのみが送出され、スペクトラムが拡がらな
い場合であっても、送信アンプの消費電流は、通常動作
の約２倍以上に増大する。
【００１９】このように回路故障があれば、必ず送信ア
ンプ８の消費電流が増大するので、電流検出回路１７の
検出電流値を監視することによって、異常送信を停止す
ることが可能となる。
ンプ８の消費電流が増大するので、電流検出回路１７の
検出電流値を監視することによって、異常送信を停止す
ることが可能となる。
【００２０】図４〜図７は、図３の送信機の主要回路部
分の具体的回路構成を示す。
分の具体的回路構成を示す。
【００２１】図４は、方向性結合器９と送信アンプ６の
一部を示す回路図である。図中、１９はＲＦパワーアン
プ、２０は電源、２１はアンテナ接続端子である。方向
性結合器９の進行波出力端子Ａは、図６の進行波入力端
子Ａに接続され、ＲＦパワーアンプ１９の信号入力端子
Ｂは、図５の出力信号端子Ｂに接続され、電源端子Ｃは
図５の電源端子Ｃに接続される。
一部を示す回路図である。図中、１９はＲＦパワーアン
プ、２０は電源、２１はアンテナ接続端子である。方向
性結合器９の進行波出力端子Ａは、図６の進行波入力端
子Ａに接続され、ＲＦパワーアンプ１９の信号入力端子
Ｂは、図５の出力信号端子Ｂに接続され、電源端子Ｃは
図５の電源端子Ｃに接続される。
【００２２】図５は、送信アンプ６の一部を示す回路図
である。図中、２２はＰＲＥ−ＤＲＩＶＥＲアンプであ
り、その被変調信号入力端子Ｄは、図６の被変調信号出
力端子Ｄに接続される。
である。図中、２２はＰＲＥ−ＤＲＩＶＥＲアンプであ
り、その被変調信号入力端子Ｄは、図６の被変調信号出
力端子Ｄに接続される。
【００２３】図６は、変調アンプ６、直交変調器７、歪
低減回路１１を示す回路図である。
低減回路１１を示す回路図である。
【００２４】図４の方向性結合器９からの進行波は、復
調器１２によりＩ信号およびＱ信号に復調され、それぞ
れアンプ１３Ｑ，１３Ｉにより増幅した後、入力端子
Ｅ，Ｆを経たＤ／Ａ変換器５からのベースバンドＩ信号
およびベースバンドＱ信号とともに、それぞれ変調アン
プ６Ｑ，６Ｉに供給する。変調アンプでそれぞれ増幅さ
れたＩ信号およびＱ信号は、直交変調器７で直交変調さ
れ、出力端子Ｄから図５のＰＲＥ−ＤＲＩＶＥＲアンプ
２２の入力端子Ｄへ送られる。
調器１２によりＩ信号およびＱ信号に復調され、それぞ
れアンプ１３Ｑ，１３Ｉにより増幅した後、入力端子
Ｅ，Ｆを経たＤ／Ａ変換器５からのベースバンドＩ信号
およびベースバンドＱ信号とともに、それぞれ変調アン
プ６Ｑ，６Ｉに供給する。変調アンプでそれぞれ増幅さ
れたＩ信号およびＱ信号は、直交変調器７で直交変調さ
れ、出力端子Ｄから図５のＰＲＥ−ＤＲＩＶＥＲアンプ
２２の入力端子Ｄへ送られる。
【００２５】図７は、異常送信停止回路２５を示す回路
図である。直流電源線３０に電流検出抵抗ＲS が挿入さ
れている。抵抗ＲS の両端Ｓ，Ｓ′には、抵抗Ｒ1 ，Ｒ
2 によりなる分圧回路と、抵抗Ｒ3 ，Ｒ4 よりなる分圧
回路とが設けられている。これら分圧回路の接続点３
１，３２は、オペ・アンプ３３の＋入力端子および−入
力端子にそれぞれ接続されている。電流検出抵抗ＲS 、
分圧回路Ｒ1 ，Ｒ2 、Ｒ3 ，Ｒ4 、オペ・アンプ３３
は、電流検出回路２６を構成する。
図である。直流電源線３０に電流検出抵抗ＲS が挿入さ
れている。抵抗ＲS の両端Ｓ，Ｓ′には、抵抗Ｒ1 ，Ｒ
2 によりなる分圧回路と、抵抗Ｒ3 ，Ｒ4 よりなる分圧
回路とが設けられている。これら分圧回路の接続点３
１，３２は、オペ・アンプ３３の＋入力端子および−入
力端子にそれぞれ接続されている。電流検出抵抗ＲS 、
分圧回路Ｒ1 ，Ｒ2 、Ｒ3 ，Ｒ4 、オペ・アンプ３３
は、電流検出回路２６を構成する。
【００２６】オペ・アンプ３３の出力端子は、コンパレ
ータ３４の−入力端子に接続され、コンパレータ３４の
−入力端子は、電源線３０に接続された抵抗Ｒ5 ，Ｒ6
よりなる分圧回路の接続点３５に接続され、しきい値電
圧が与えられる。
ータ３４の−入力端子に接続され、コンパレータ３４の
−入力端子は、電源線３０に接続された抵抗Ｒ5 ，Ｒ6
よりなる分圧回路の接続点３５に接続され、しきい値電
圧が与えられる。
【００２７】このような異常送信停止回路２５では、送
信アンプ８に送信電流が流れると、電流検出抵抗ＲS の
両端Ｓ，Ｓ′間に電位差が生じる。Ｓ，Ｓ′の各電圧
は、分圧回路Ｒ1 ，Ｒ2 、Ｒ3 ，Ｒ4 で分圧されて、オ
ペ・アンプ３３の差動入力端子に入力される。
信アンプ８に送信電流が流れると、電流検出抵抗ＲS の
両端Ｓ，Ｓ′間に電位差が生じる。Ｓ，Ｓ′の各電圧
は、分圧回路Ｒ1 ，Ｒ2 、Ｒ3 ，Ｒ4 で分圧されて、オ
ペ・アンプ３３の差動入力端子に入力される。
【００２８】送信電流が流れた状態では、Ｓの電圧は
Ｓ′の電圧よりも低下する。ＳＳ′間の電位差がオペ・
アンプ３３で増幅され、送信電流がある値を越えると、
コンパレータ３４が、送信機能停止信号をベースバンド
信号処理回路４に供給し、送信を停止させる。
Ｓ′の電圧よりも低下する。ＳＳ′間の電位差がオペ・
アンプ３３で増幅され、送信電流がある値を越えると、
コンパレータ３４が、送信機能停止信号をベースバンド
信号処理回路４に供給し、送信を停止させる。
【００２９】以上の電流検出回路では、抵抗を用いて電
流検出しているが、ホール素子等による電流検出も可能
である。
流検出しているが、ホール素子等による電流検出も可能
である。
【００３０】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はＴＯＮＥ ＩＮ ＢＡＮＤ等のいわゆるＳＳＢ方式
（Ｓｉｎｇｌｅ ｓｉｄｅ ｂａｎｄ ｔｒａｎｓｍｉ
ｓｓｉｏｎ ｓｙｓｔｅｍ）と言われるリニア変調系の
送信機に適用するのが特に好適である。というのは、理
想リニア系であればＳＳＢ方式では無変調時に送信電流
は零であり、変調時には音声の強弱に比例して送信電流
がリニアに変化するからである。
はＴＯＮＥ ＩＮ ＢＡＮＤ等のいわゆるＳＳＢ方式
（Ｓｉｎｇｌｅ ｓｉｄｅ ｂａｎｄ ｔｒａｎｓｍｉ
ｓｓｉｏｎ ｓｙｓｔｅｍ）と言われるリニア変調系の
送信機に適用するのが特に好適である。というのは、理
想リニア系であればＳＳＢ方式では無変調時に送信電流
は零であり、変調時には音声の強弱に比例して送信電流
がリニアに変化するからである。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
振幅変調方式を採用した送信機において、送信アンプへ
の電源電流を監視することにより回路異常を検出し、回
路異常により不要な電波が放出されるのを防止すること
ができる。したがって不要電波の放出により、他の通信
に妨害を与えるのを防止することが可能となる。
振幅変調方式を採用した送信機において、送信アンプへ
の電源電流を監視することにより回路異常を検出し、回
路異常により不要な電波が放出されるのを防止すること
ができる。したがって不要電波の放出により、他の通信
に妨害を与えるのを防止することが可能となる。
【００３２】特に、直交変調器で変調のバランスがくず
れて、送信ローカルをフルパワーで送信したような場合
においても、送信電流が増大するので、送信アンプへの
電源電流は増大する。したがって、このような場合にお
いても不要電波の放出を防止できる。
れて、送信ローカルをフルパワーで送信したような場合
においても、送信電流が増大するので、送信アンプへの
電源電流は増大する。したがって、このような場合にお
いても不要電波の放出を防止できる。
【００３３】また本発明は、送信アンプの過電流を検出
するので、送信アンプを保護することもできる。
するので、送信アンプを保護することもできる。
【図１】従来の異常送信停止回路を有する送信機のブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】直交変調方式の送信機における送信信号のスペ
クトラムを示す図である。
クトラムを示す図である。
【図３】本発明の異常送信停止回路を有する送信機のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】図３の送信機の主要回路の回路図である。
【図５】図３の送信機の主要回路の回路図である。
【図６】図３の送信機の主要回路の回路図である。
【図７】図３の送信機の異常送信停止回路の回路図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ マイクロホン ２ マイクロホンアンプ ３ Ａ／Ｄコンバータ ４ ベースバンド信号処理回路 ５ Ｄ／Ａコンバータ ６ 変調アンプ ７ 直交変調器 ８ 送信アンプ ９ 方向性結合器 １０ アンテナ １１ 歪低減回路 １２ 復調器 １３ アンプ １４ 電力分配器 ２５ 異常送信停止回路 ２６ 電流検出回路 ２７ コンパレータ
Claims (4)
- 【請求項１】振幅変調方式の送信機の異常動作による不
要電波の放出を停止させる異常送信停止回路において、 送信機の送信電流を検出する電流検出回路と、 前記電流検出回路の検出する電流値がしきい値を越える
と、送信機能停止信号を発生するコンパレータと、を備
えることを特徴とする送信機の異常送信停止回路。 - 【請求項２】ベースバンド信号処理回路と送信アンプと
を有する振幅変調方式の送信機の異常動作による不要電
波の放出を停止させる異常送信停止回路において、 前記送信アンプへの電源電流を検出する電流検出回路
と、 前記電流検出回路の検出する電流値がしきい値を越える
と、送信機能停止信号を発生し、前記ベースバンド信号
処理回路に供給するコンパレータと、を備えることを特
徴とする送信機の異常送信停止回路。 - 【請求項３】前記電流検出回路は、 前記送信アンプへの電源線に挿入された抵抗と、 前記抵抗の両端にそれぞれ接続された第１および第２の
分圧回路と、 前記第１および第２の分圧回路で分圧された電圧を差動
入力とするオペ・アンプと、からなることを特徴とする
請求項２記載の送信機の異常送信停止回路。 - 【請求項４】前記振幅変調方式は、直交変調方式である
ことを特徴とする請求項１，２または３記載の送信機の
異常送信停止回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005267A JPH07212257A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 送信機の異常送信停止回路 |
| US08/233,580 US5526528A (en) | 1994-01-21 | 1994-04-26 | Abnormal transmission stopping circuit for transmitter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005267A JPH07212257A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 送信機の異常送信停止回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07212257A true JPH07212257A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11606461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6005267A Withdrawn JPH07212257A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 送信機の異常送信停止回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5526528A (ja) |
| JP (1) | JPH07212257A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009159071A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | 無線通信装置およびその制御方法 |
| WO2015040716A1 (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-26 | 株式会社小松製作所 | 通信装置およびこれを備えた作業車両 |
| WO2015040719A1 (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-26 | 株式会社小松製作所 | 通信装置およびこれを備えた作業車両 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2942977B2 (ja) * | 1993-07-16 | 1999-08-30 | 松下電器産業株式会社 | Ｃｄｍａ方式移動局装置およびｃｄｍａ方式基地局装置およびｃｄｍａ方式無線通信システム |
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