JPH07207504A - 袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有する衣服 - Google Patents

袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有する衣服

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Publication number
JPH07207504A
JPH07207504A JP57194A JP57194A JPH07207504A JP H07207504 A JPH07207504 A JP H07207504A JP 57194 A JP57194 A JP 57194A JP 57194 A JP57194 A JP 57194A JP H07207504 A JPH07207504 A JP H07207504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
hem
cut
cuff
clothes
Prior art date
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Pending
Application number
JP57194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Kuwabara
秀孝 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Sen I Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Sen I Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Sen I Co Ltd filed Critical Teikoku Sen I Co Ltd
Priority to JP57194A priority Critical patent/JPH07207504A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有す
る衣服において、ファスナーの外側を被覆した安全な構
造にすることを可能にすること。 【構成】 袖口5又は裾口に絞り用の切れ目6を設け、
該切れ目6を開閉するファスナー8と該切れ目6を内側
から覆うマチ7とを取り付けた衣服において、袖口5又
は裾口を袖元4又は裾元側とは独立に構成して切替部1
1で接続し、切れ目6を該袖口5又は裾口の外端から内
端まで切り離すように設けると共に、該切れ目6の会合
両端部が前記ファスナー8の表側を覆うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消防服やレンジャー服
等の作業服或いはスキーウェア等のスポーツウェアのよ
うに袖口又は裾口にファスナー付きの切れ目を設けてい
る衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】消防服やレンジャー服等の作業着或いは
スキーウェア等のスポーツウェア等の袖口や裾口には、
水や泥が侵入しないようにその袖口や裾口を手首や足首
に密着するように絞るための切れ目が設けられ、その切
れ目をファスナー(ジッパーともいう)で開閉可能にす
ると共に、さらにその内側に、ファスナーの隙間から侵
入したり、或いはファスナーを開いているときに侵入す
る水等を防止するためのマチが設けられている。
【0003】従来、このような切れ目を袖口や裾口に設
けるには、切り込みを袖口や裾口の端部から途中まで入
れ、その切り口縁部を縁取りのためそれぞれ内側に折り
返すようにしているため、互いに対向し合う縁部の間
に、その折り返し幅に相当する隙間が形成されるように
なっている。そのため、この隙間からファスナーが露出
するようになっていた。
【0004】しかし、周知のように、ファスナーは一対
のファスナー片の鋸歯状の歯部が互いに噛合して連結す
る構造になっているので、その歯部が露出した状態にな
っていると、手足を接触したとき受傷したり、またファ
スナー自体も硬い障害物に接触したとき損傷するという
ことがあった。特に、消防服,レンジャー服,スキーウ
ェア等は激しい作業や運動をするため、そのような受傷
や損傷をする傾向が大きかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した問題を解消し、ファスナーの外側を被覆した安全な
構造にすることを可能にする、袖口又は裾口にファスナ
ー付き切れ目を有する衣服を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、袖口又は裾口に絞り用の切れ目を設け、該切れ目
を開閉するファスナーと該切れ目を内側から覆うマチと
を取り付けた衣服において、前記袖口又は裾口を袖元又
は裾元側とは独立に構成して切替部で接続し、前記切れ
目を該袖口又は裾口の外端から内端まで切り離すように
設けると共に、該切れ目の会合両端部が前記ファスナー
の表側を覆うようにしたことを特徴とするものである。
【0007】このように袖口又は裾口を袖元又は裾元側
とは独立の構成にし、かつその切れ目を外端から内端ま
で切り離すように構成したので、その袖口又は裾口の周
長を袖元又は裾元側とは無関係に、会合端部がファスナ
ーの表側を覆うだけの十分な長さに設定することができ
るようになる。したがって、ファスナーを被覆する安全
に構造にすることが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例によって具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例からなる消防服
の上衣側の後面を示す。この上衣1の袖3は、袖元4と
袖口5とが互いに独立に裁断されて構成されている。さ
らに袖元4は同じく独立に裁断された袖元本体4aと継
ぎ部4bとの組合せから構成され、袖口5も同じく独立
に裁断された袖口本体5aとカフス5bの組合せから構
成されている。
【0009】図2および図3に示すように、これら袖元
4と袖口5とはそれぞれ袖内側縫目10で縫製され、か
つ切替部11で互いに縫合されている。このような縫製
をするとき、袖口5には袖内側縫目10とカフス5bと
があるため、縫製順としては切替部11が最後になる。
袖口5には切れ目6が外端から内端まで切り離すように
設けられ、かつその両縁部6e,6eにそれぞれ鋸歯状
の歯部をもつファスナー8のファスナー片8a,8aが
取り付けられている。この一対のファスナー片8a,8
aの間にスライダー9が介挿され、このスライダー9を
往復動させることによりファスナー8の開閉ができるよ
うになっている。また、切れ目6の内側には、マチ7が
その切れ目6を覆うように取り付けられている。このマ
チ7は、ファスナー8の隙間や、或いはファスナー8が
開いているときに侵入する水や泥等を防ぐようになって
いる。
【0010】上述のように取り付けられたファスナー片
8a,8aは、両縁部6e,6eによって外側が覆われ
(図4参照)、ファスナー8を閉じたときには、そのフ
ァスナー8が外側から見えないようになる(図1参
照)。このような被覆構造によって、ファスナー8の歯
部に手足が接触したときの受傷や、ファスナー自身の外
部障害物との接触による損傷を防止することができる。
【0011】このように、本発明において両縁部6e,
6eがファスナー片8a,8aの外側を覆うようにする
安全構造は、上述したにように袖口5を袖元4側とは独
立に裁断した構成にすると共に、切れ目6を外端から内
端まで切り離した構成にしたことにより、両縁部6e,
6eの会合端部の長さを自由に設定できるようになるた
め可能になるのである。
【0012】上述した実施例は、上衣の袖口にファスナ
ー付き切れ目とマチを設けた場合について説明したが、
本発明は下衣側のズボンの裾口にファスナー付き切れ目
とマチを設ける場合についても同様に適用することがで
き、かつ同じ作用効果を得ることができる。本発明は消
防服やレンジャー服などの作業服のほか、スキーウェア
などのスポーツウェアなど、袖口および/または裾口に
ファスナー付き切れ目とマチを設けるようにした衣服で
あれば、いずれにも適用可能である。また、この衣服は
上下2ピースであってもよく、上下がつながった1ピー
スであってもよい。
【0013】
【発明の効果】上述したように、本発明は、袖口又は裾
口に絞り用の切れ目を設け、該切れ目を開閉するファス
ナーと該切れ目を内側から覆うマチとを取り付けた衣服
において、その袖口又は裾口を袖元又は裾元側とは独立
の構成にし、かつその切れ目を外端から内端まで切り離
すようにしたので、その袖口又は裾口の周長を袖元又は
裾元側とは無関係に、会合端部をファスナーの表側を覆
うだけの十分な長さに設定することができのため、ファ
スナーを被覆するような安全構造を容易に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例からなる衣服の後面図である。
【図2】図1の衣服の袖口の切れ目を、ファスナーを開
けた状態にして見た上面図である。
【図3】図2の袖口を、その裏側から見た裏面図であ
る。
【図4】図2のA−A矢視の断面図である。
【符号の説明】
3 袖 4 袖元 4a 袖元本体 4b 継ぎ部 5 袖口 5a 袖口本体 5b カフス 6 切れ目 6e 端部 7 マチ 8 ファスナー 8a ファスナー片 9 スライダー 11 切替部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袖口又は裾口に絞り用の切れ目を設け、
    該切れ目を開閉するファスナーと該切れ目を内側から覆
    うマチとを取り付けた衣服において、前記袖口又は裾口
    を袖元又は裾元側とは独立に構成して切替部で接続し、
    前記切れ目を該袖口又は裾口の外端から内端まで切り離
    すように設けると共に、該切れ目の会合両端部が前記フ
    ァスナーの表側を覆うようにした袖口又は裾口にファス
    ナー付き切れ目を有する衣服。
  2. 【請求項2】 前記袖元又は裾元側を、本体部と継ぎ部
    とから構成した請求項1に記載の袖口又は裾口にファス
    ナー付き切れ目を有する衣服。
  3. 【請求項3】 前記衣服が作業着又はスポーツウェアで
    ある請求項1又は請求項2に記載の袖口又は裾口にファ
    スナー付き切れ目を有する衣服。
JP57194A 1994-01-07 1994-01-07 袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有する衣服 Pending JPH07207504A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57194A JPH07207504A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有する衣服

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JP57194A JPH07207504A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有する衣服

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07207504A true JPH07207504A (ja) 1995-08-08

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ID=11477406

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JP57194A Pending JPH07207504A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 袖口又は裾口にファスナー付き切れ目を有する衣服

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JP (1) JPH07207504A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970061774A (ko) * 1996-02-22 1997-09-12 슈쯔 한스 요제트 매개물 방출장치
JP2008011927A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Yuriko Nakamura 便座カバー
JP2011184806A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute 防護服

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KR970061774A (ko) * 1996-02-22 1997-09-12 슈쯔 한스 요제트 매개물 방출장치
JP2008011927A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Yuriko Nakamura 便座カバー
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030924