JPH07203503A - ボタン電話装置 - Google Patents
ボタン電話装置Info
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- JPH07203503A JPH07203503A JP34927293A JP34927293A JPH07203503A JP H07203503 A JPH07203503 A JP H07203503A JP 34927293 A JP34927293 A JP 34927293A JP 34927293 A JP34927293 A JP 34927293A JP H07203503 A JPH07203503 A JP H07203503A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルフリダイヤル機能を有する電話装置にお
いて回線の接続効率を向上する。 【構成】 ダイヤル発信及びリダイヤル発信の際に相手
不応答が検出された場合は、捕捉中の外線以外の空き外
線を順次検出すると共に、この検出された各空き外線を
介しリダイヤル発信を順次実行する。この結果、着呼の
殺到する例えばチケット等の予約センタへセルフリダイ
ヤル機能を用いて発信した場合、センタ側と接続できる
確率が高くなり、したがって回線の接続効率が向上す
る。
いて回線の接続効率を向上する。 【構成】 ダイヤル発信及びリダイヤル発信の際に相手
不応答が検出された場合は、捕捉中の外線以外の空き外
線を順次検出すると共に、この検出された各空き外線を
介しリダイヤル発信を順次実行する。この結果、着呼の
殺到する例えばチケット等の予約センタへセルフリダイ
ヤル機能を用いて発信した場合、センタ側と接続できる
確率が高くなり、したがって回線の接続効率が向上す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電話回線等の外
線を収容すると共に収容した外線を介して自動的にリダ
イヤル動作を繰り返すセルフリダイヤル機能を有するボ
タン電話装置に関する。
線を収容すると共に収容した外線を介して自動的にリダ
イヤル動作を繰り返すセルフリダイヤル機能を有するボ
タン電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のボタン電話装置は、主装置に複
数の外線及びボタン電話機が接続されていると共に、主
装置は各ボタン電話機からのボタン操作に基づく操作デ
ータを受信すると、受信した操作データに基づく外線及
び内線の交換接続処理を行うものとなっている。
数の外線及びボタン電話機が接続されていると共に、主
装置は各ボタン電話機からのボタン操作に基づく操作デ
ータを受信すると、受信した操作データに基づく外線及
び内線の交換接続処理を行うものとなっている。
【０００３】即ち、例えばボタン電話機の外線捕捉操作
に基づいて外線が捕捉され、続いてダイヤル操作に基づ
いて捕捉した外線からダイヤル信号が送出されると、相
手の呼出が行われる。そして、相手の応答により外線通
話状態となる。しかし相手が通話中の場合には、ビジー
トーンが返送されることから、主装置側では捕捉した外
線を一旦開放し、一定時間後に再度同一の外線を自動的
に捕捉した後、記憶したダイヤル番号に応じたダイヤル
信号を捕捉外線へ送出し、相手の呼出を行う。このよう
な自動リダイヤル発信機能は、セルフリダイヤルと呼称
され、便利な機能であるが、外線の占有率が高くなるこ
とから、相手不応答の場合は最初のダイヤル発信を含め
て３分以内に３回までの発信が許容されている。
に基づいて外線が捕捉され、続いてダイヤル操作に基づ
いて捕捉した外線からダイヤル信号が送出されると、相
手の呼出が行われる。そして、相手の応答により外線通
話状態となる。しかし相手が通話中の場合には、ビジー
トーンが返送されることから、主装置側では捕捉した外
線を一旦開放し、一定時間後に再度同一の外線を自動的
に捕捉した後、記憶したダイヤル番号に応じたダイヤル
信号を捕捉外線へ送出し、相手の呼出を行う。このよう
な自動リダイヤル発信機能は、セルフリダイヤルと呼称
され、便利な機能であるが、外線の占有率が高くなるこ
とから、相手不応答の場合は最初のダイヤル発信を含め
て３分以内に３回までの発信が許容されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところでチケットやゴ
ルフ場の予約等を受け付ける予約センタには、或時間帯
にお客側からの予約電話が集中して予約センタ側がビジ
ーになることがあり、このような場合に上述のセルフリ
ダイヤル機能を用いて予約センタへ発信すると、センタ
側と接続できないうちに上述の発信許容回数に達し、こ
の結果、再度電話をかけ直さなければならず効率が悪い
という問題があった。
ルフ場の予約等を受け付ける予約センタには、或時間帯
にお客側からの予約電話が集中して予約センタ側がビジ
ーになることがあり、このような場合に上述のセルフリ
ダイヤル機能を用いて予約センタへ発信すると、センタ
側と接続できないうちに上述の発信許容回数に達し、こ
の結果、再度電話をかけ直さなければならず効率が悪い
という問題があった。
【０００５】したがって本発明は、セルフリダイヤル機
能を有するボタン電話装置において回線の接続効率を向
上することを目的とする。
能を有するボタン電話装置において回線の接続効率を向
上することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数のボタン電話機と、複数のボタ
ン電話機及び外線を収容する主装置とからなり、ボタン
電話機の操作に基づくダイヤル情報を受信したときに予
め捕捉した捕捉外線を介してダイヤル発信を行うと共
に、相手不応答の場合は上記捕捉外線と同一の外線を捕
捉し所定時間内に自動的に所定回数のリダイヤル発信を
行うボタン電話装置において、ダイヤル発信及びリダイ
ヤル発信の際に相手不応答が検出された場合は捕捉中の
外線以外の空き外線を検出する空き外線検出手段と、こ
の空き外線検出手段により順次検出された空き外線を介
しリダイヤル発信を順次実行するリダイヤル発信制御手
段とを設けたものである。また、リダイヤル発信の際に
空き外線を検出する空き外線検出手段と、この空き外線
検出手段により検出された各空き外線の中から順次１つ
の空き外線を選択してリダイヤル発信の実行を所定時間
づつずらして起動するリダイヤル発信制御手段とを設け
たものである。
るために本発明は、複数のボタン電話機と、複数のボタ
ン電話機及び外線を収容する主装置とからなり、ボタン
電話機の操作に基づくダイヤル情報を受信したときに予
め捕捉した捕捉外線を介してダイヤル発信を行うと共
に、相手不応答の場合は上記捕捉外線と同一の外線を捕
捉し所定時間内に自動的に所定回数のリダイヤル発信を
行うボタン電話装置において、ダイヤル発信及びリダイ
ヤル発信の際に相手不応答が検出された場合は捕捉中の
外線以外の空き外線を検出する空き外線検出手段と、こ
の空き外線検出手段により順次検出された空き外線を介
しリダイヤル発信を順次実行するリダイヤル発信制御手
段とを設けたものである。また、リダイヤル発信の際に
空き外線を検出する空き外線検出手段と、この空き外線
検出手段により検出された各空き外線の中から順次１つ
の空き外線を選択してリダイヤル発信の実行を所定時間
づつずらして起動するリダイヤル発信制御手段とを設け
たものである。
【０００７】
【作用】ダイヤル発信及びリダイヤル発信の際に相手不
応答が検出された場合は、捕捉中の外線以外の空き外線
を順次検出すると共に、この検出された各空き外線を介
しリダイヤル発信を順次実行する。この結果、着呼の殺
到する例えばチケット等の予約センタへセルフリダイヤ
ル機能を用いて発信した場合、センタ側と接続できる確
率が高くなり、したがって回線の接続効率が向上する。
また、リダイヤル発信の際に空き外線を検出すると共
に、検出された各空き外線の中から順次１つの空き外線
を選択してリダイヤル発信の実行を所定時間づつずらし
て起動する。この結果、回線の接続効率がより向上す
る。
応答が検出された場合は、捕捉中の外線以外の空き外線
を順次検出すると共に、この検出された各空き外線を介
しリダイヤル発信を順次実行する。この結果、着呼の殺
到する例えばチケット等の予約センタへセルフリダイヤ
ル機能を用いて発信した場合、センタ側と接続できる確
率が高くなり、したがって回線の接続効率が向上する。
また、リダイヤル発信の際に空き外線を検出すると共
に、検出された各空き外線の中から順次１つの空き外線
を選択してリダイヤル発信の実行を所定時間づつずらし
て起動する。この結果、回線の接続効率がより向上す
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明に係るボタン電話装置の一実施例を
示すブロック図である。同図において、１は主装置であ
り、主装置１には複数の外線３1 〜３n が接続されると
共に、複数のボタン電話機５1 〜５m が各線路４1 〜４
m を介して接続されている。
る。図１は、本発明に係るボタン電話装置の一実施例を
示すブロック図である。同図において、１は主装置であ
り、主装置１には複数の外線３1 〜３n が接続されると
共に、複数のボタン電話機５1 〜５m が各線路４1 〜４
m を介して接続されている。
【０００９】ここで主装置１は次のように構成されてい
る。即ち、１１1 〜１１n は各外線３1 〜３n とのイン
タフェースである外線インタフェース、１２は通話路ス
イッチ、１３1 〜１３m は各ボタン電話機５1 〜５m と
のインタフェースである電話機インタフェース、１４は
主装置１の制御を行うＣＰＵ、１５はＣＰＵ１４の実行
するプログラムを格納するＲＯＭ、１６はデータ等を格
納するＲＡＭである。また、１７は外線保留時に保留メ
ロディを当該外線へ送出する保留ＩＣ、１８は外線から
のＰＢ信号を外線インタフェース１１1 〜１１n 及び通
話路スイッチ１２を介して受信するＰＢレシーバ、１９
及び２０はこの装置を留守番電話装置として使用する場
合に相手へのメッセージ出力及び相手からのメッセージ
を記録するための録音再生ＩＣ及びカセットメカ部であ
る。
る。即ち、１１1 〜１１n は各外線３1 〜３n とのイン
タフェースである外線インタフェース、１２は通話路ス
イッチ、１３1 〜１３m は各ボタン電話機５1 〜５m と
のインタフェースである電話機インタフェース、１４は
主装置１の制御を行うＣＰＵ、１５はＣＰＵ１４の実行
するプログラムを格納するＲＯＭ、１６はデータ等を格
納するＲＡＭである。また、１７は外線保留時に保留メ
ロディを当該外線へ送出する保留ＩＣ、１８は外線から
のＰＢ信号を外線インタフェース１１1 〜１１n 及び通
話路スイッチ１２を介して受信するＰＢレシーバ、１９
及び２０はこの装置を留守番電話装置として使用する場
合に相手へのメッセージ出力及び相手からのメッセージ
を記録するための録音再生ＩＣ及びカセットメカ部であ
る。
【００１０】なお、各外線インタフェースには、各外線
に到来するビジートーン（ＢＴ）を検出するＢＴ検出回
路１１１が設けられている他に、図示されていないが外
線の直流ループを閉結する外線捕捉回路及びダイヤル送
出回路等が設けられている。また、ボタン電話機５は、
通話回路５１、主装置１とデータ伝送を行う伝送回路５
４、ボタン電話機５の制御を行う制御部５５、表示回路
５６、及びキーボード５７等から構成されている。
に到来するビジートーン（ＢＴ）を検出するＢＴ検出回
路１１１が設けられている他に、図示されていないが外
線の直流ループを閉結する外線捕捉回路及びダイヤル送
出回路等が設けられている。また、ボタン電話機５は、
通話回路５１、主装置１とデータ伝送を行う伝送回路５
４、ボタン電話機５の制御を行う制御部５５、表示回路
５６、及びキーボード５７等から構成されている。
【００１１】そしてボタン電話機５でオフフック操作が
行われると、制御部５５はフックスイッチＨＳの状態か
らオフフックを検出しオフフック情報を伝送回路５４を
介して主装置１へ送信し、続いてキーボード５７の外線
ボタンの操作を検出するとこの操作情報を主装置１へ送
信する。この場合、主装置１のＣＰＵ１４では、電話機
インタフェースを介しこの外線ボタン操作情報を受信す
ると、対応する外線インタフェースを制御し外線を捕捉
する。
行われると、制御部５５はフックスイッチＨＳの状態か
らオフフックを検出しオフフック情報を伝送回路５４を
介して主装置１へ送信し、続いてキーボード５７の外線
ボタンの操作を検出するとこの操作情報を主装置１へ送
信する。この場合、主装置１のＣＰＵ１４では、電話機
インタフェースを介しこの外線ボタン操作情報を受信す
ると、対応する外線インタフェースを制御し外線を捕捉
する。
【００１２】そしてその後、当該ボタン電話機５のキー
ボード５７のダイヤルボタンが操作されると、制御部５
５はこれを検出してダイヤル情報として主装置１へ送信
すると共に、主装置１のＣＰＵ１４ではこのダイヤル情
報を受信すると、ＲＡＭ１６に記憶し、かつ該当の外線
インタフェースを制御して対応のダイヤル信号を発生さ
せ捕捉した外線へ送出させる。このダイヤル信号の捕捉
外線への送出により相手の呼出が行われ、相手の応答に
より外線通話状態となる。
ボード５７のダイヤルボタンが操作されると、制御部５
５はこれを検出してダイヤル情報として主装置１へ送信
すると共に、主装置１のＣＰＵ１４ではこのダイヤル情
報を受信すると、ＲＡＭ１６に記憶し、かつ該当の外線
インタフェースを制御して対応のダイヤル信号を発生さ
せ捕捉した外線へ送出させる。このダイヤル信号の捕捉
外線への送出により相手の呼出が行われ、相手の応答に
より外線通話状態となる。
【００１３】しかし相手が通話中で不応答の場合は、図
示省略した交換機からビジートーンが捕捉外線へ送出さ
れる。このような場合には、捕捉した外線を一旦開放し
て所定時間後に同一外線を介して自動的にリダイヤル発
信を行うセルフリダイヤルと呼称される機能を備えた電
話装置がある。しかし、このセルフリダイヤル機能は外
線の占有率が高くなることから、最初のダイヤル発信を
含めて３分以内に３回までの発信制限があり、相手に迅
速に接続することはできない。
示省略した交換機からビジートーンが捕捉外線へ送出さ
れる。このような場合には、捕捉した外線を一旦開放し
て所定時間後に同一外線を介して自動的にリダイヤル発
信を行うセルフリダイヤルと呼称される機能を備えた電
話装置がある。しかし、このセルフリダイヤル機能は外
線の占有率が高くなることから、最初のダイヤル発信を
含めて３分以内に３回までの発信制限があり、相手に迅
速に接続することはできない。
【００１４】このため本装置のＣＰＵ１４は、ビジート
ーンをＢＴ検出回路１１１を介して検出すると、外線イ
ンタフェースを制御して捕捉外線を開放すると共に、他
の外線インタフェースに接続されている空き外線を検出
して捕捉する。その後、ＲＡＭ１６に記憶されているダ
イヤル情報を読み出してこの捕捉外線へダイヤル信号と
して送出する。そしてこの場合も相手不応答であれば、
さらに他の空き外線を検出して捕捉し同様に同一のダイ
ヤル番号を送出する。このようにして相手不応答の場合
は順次空き外線を検出して捕捉し同一ダイヤル番号を出
力するリダイヤル発信を行うことにより、相手が通話を
終了した時点で直ちに相手と接続することができ、した
がって回線の接続効率を向上させることができる。
ーンをＢＴ検出回路１１１を介して検出すると、外線イ
ンタフェースを制御して捕捉外線を開放すると共に、他
の外線インタフェースに接続されている空き外線を検出
して捕捉する。その後、ＲＡＭ１６に記憶されているダ
イヤル情報を読み出してこの捕捉外線へダイヤル信号と
して送出する。そしてこの場合も相手不応答であれば、
さらに他の空き外線を検出して捕捉し同様に同一のダイ
ヤル番号を送出する。このようにして相手不応答の場合
は順次空き外線を検出して捕捉し同一ダイヤル番号を出
力するリダイヤル発信を行うことにより、相手が通話を
終了した時点で直ちに相手と接続することができ、した
がって回線の接続効率を向上させることができる。
【００１５】図２は、このようなセルフリダイヤルを行
う本装置の第１の実施例動作を示すタイミングチャート
である。即ち、まず、図２（ａ）に示すタイミングで外
線３1 を捕捉し外線３1 を介して１回目のダイヤル発信
としてダイヤル信号を送出する。ここで相手ビジーによ
り相手不応答が検出されると、外線３1 を開放する。そ
して、外線３2 の空き状態を検出しこれが空き状態であ
れば、直ちに外線３2 を捕捉し２回目のダイヤル発信を
自動的に行う［図２（ｂ）］。そしてこの場合も相手不
応答であれば、この外線３2 を開放して外線３3 の空き
状態をチェックのうえ直ちに外線３3 を介して３回目の
ダイヤル発信を自動的に行う［図２（ｃ）］。この３回
目のダイヤル発信の際も相手不応答であれば、外線３3
を開放する。
う本装置の第１の実施例動作を示すタイミングチャート
である。即ち、まず、図２（ａ）に示すタイミングで外
線３1 を捕捉し外線３1 を介して１回目のダイヤル発信
としてダイヤル信号を送出する。ここで相手ビジーによ
り相手不応答が検出されると、外線３1 を開放する。そ
して、外線３2 の空き状態を検出しこれが空き状態であ
れば、直ちに外線３2 を捕捉し２回目のダイヤル発信を
自動的に行う［図２（ｂ）］。そしてこの場合も相手不
応答であれば、この外線３2 を開放して外線３3 の空き
状態をチェックのうえ直ちに外線３3 を介して３回目の
ダイヤル発信を自動的に行う［図２（ｃ）］。この３回
目のダイヤル発信の際も相手不応答であれば、外線３3
を開放する。
【００１６】そしてこの時点で空き外線が外線３1 〜３
3 の３回線であれば、外線３1 を選択し、この外線３1
を介して４回目のダイヤル発信を行う［図２（ａ）］。
そして相手が応答すれば通話状態となり、リダイヤル動
作は停止する。また、相手が引き続いて通話状態等のた
めビジーであれば、他の空き外線を介してリダイヤル発
信動作を継続する。そしてこのようなリダイヤル発信動
作は、１外線当たり３分間で３回に達するまで続行され
る。
3 の３回線であれば、外線３1 を選択し、この外線３1
を介して４回目のダイヤル発信を行う［図２（ａ）］。
そして相手が応答すれば通話状態となり、リダイヤル動
作は停止する。また、相手が引き続いて通話状態等のた
めビジーであれば、他の空き外線を介してリダイヤル発
信動作を継続する。そしてこのようなリダイヤル発信動
作は、１外線当たり３分間で３回に達するまで続行され
る。
【００１７】次に、図３は上述のセルフリダイヤルを行
うＣＰＵ１４の動作を要約して示したフローチャートで
ある。即ち、１回目のダイヤル発信を行った後、相手不
応答であれば、ステップＳＴ１で空き外線を捕捉し、ス
テップＳＴ２で２回目のダイヤル発信として自動的にリ
ダイヤル発信を行う。そしてこの場合、相手ビジーであ
りステップＳＴ３で「Ｙ」と判定されると、ステップＳ
Ｔ４でこの外線を開放すると共に、ステップＳＴ５で他
の空き外線を捕捉する。そしてステップＳＴ２へ戻って
３回目のダイヤル発信を自動的に行う。
うＣＰＵ１４の動作を要約して示したフローチャートで
ある。即ち、１回目のダイヤル発信を行った後、相手不
応答であれば、ステップＳＴ１で空き外線を捕捉し、ス
テップＳＴ２で２回目のダイヤル発信として自動的にリ
ダイヤル発信を行う。そしてこの場合、相手ビジーであ
りステップＳＴ３で「Ｙ」と判定されると、ステップＳ
Ｔ４でこの外線を開放すると共に、ステップＳＴ５で他
の空き外線を捕捉する。そしてステップＳＴ２へ戻って
３回目のダイヤル発信を自動的に行う。
【００１８】次に図４は、第２の実施例動作を示すタイ
ミングチャートである。この実施例では、リダイヤル発
信の際に各外線の空き状態を検出し、複数の外線が空い
ている場合は、第１の空き外線にダイヤルの送出を開始
した後、一定時間をおいて第２の空き外線に同一のダイ
ヤルの送出を行うようにする。即ち、ダイヤル信号の送
出によるビジートーン検出の前に順次空き外線へ同一ダ
イヤル番号を送出するようにして、相手との接続効率を
一層向上させるようにしたものである。
ミングチャートである。この実施例では、リダイヤル発
信の際に各外線の空き状態を検出し、複数の外線が空い
ている場合は、第１の空き外線にダイヤルの送出を開始
した後、一定時間をおいて第２の空き外線に同一のダイ
ヤルの送出を行うようにする。即ち、ダイヤル信号の送
出によるビジートーン検出の前に順次空き外線へ同一ダ
イヤル番号を送出するようにして、相手との接続効率を
一層向上させるようにしたものである。
【００１９】即ち、図４（ａ）に示すように、外線３1
を介し１回目のダイヤル番号を送出すると共に、空き外
線を選択しこの場合外線３2 が空いていれば、後述の次
外線捕捉タイマを起動する。そして、次外線捕捉タイマ
がタイムアップすると、図４（ｅ）に示すように空き外
線３2 を捕捉して２回目のダイヤル発信を行う。そし
て、外線３2 へのダイヤル発信と同時に空き外線検出を
行うと共に次外線捕捉タイマを起動しこのタイマのタイ
ムアップすると、空き外線３3 を捕捉して３回目のダイ
ヤル発信を行う。
を介し１回目のダイヤル番号を送出すると共に、空き外
線を選択しこの場合外線３2 が空いていれば、後述の次
外線捕捉タイマを起動する。そして、次外線捕捉タイマ
がタイムアップすると、図４（ｅ）に示すように空き外
線３2 を捕捉して２回目のダイヤル発信を行う。そし
て、外線３2 へのダイヤル発信と同時に空き外線検出を
行うと共に次外線捕捉タイマを起動しこのタイマのタイ
ムアップすると、空き外線３3 を捕捉して３回目のダイ
ヤル発信を行う。
【００２０】この場合、交換機側では例えば本装置の外
線３1 から送出されるダイヤルの受信完了後、図４
（ｂ）に示すように、相手端末との接続に最大１．５秒
の時間を要し、その後図４（ｃ）に示すように、相手端
末のビジー検出に最大２秒の時間を要している。そして
その後、図４（ｄ）に示すように、本装置の外線３1 に
ビジートーンを返送している。上述した第１の実施例で
は、交換機から送出されるビジートーンを検出してから
他の空き外線を捕捉しリダイヤルを行っているが、本実
施例では外線３1 でダイヤルの送出完了後、図４（ｃ）
に示す交換機のビジー検出開始までに、図４（ｅ）に示
す次の外線３2 のダイヤル送出が完了するように上述の
次外線捕捉タイマの時間を定める。このように構成する
ことにより、上述した第１の実施例より相手との接続効
率を一層向上させることができる。
線３1 から送出されるダイヤルの受信完了後、図４
（ｂ）に示すように、相手端末との接続に最大１．５秒
の時間を要し、その後図４（ｃ）に示すように、相手端
末のビジー検出に最大２秒の時間を要している。そして
その後、図４（ｄ）に示すように、本装置の外線３1 に
ビジートーンを返送している。上述した第１の実施例で
は、交換機から送出されるビジートーンを検出してから
他の空き外線を捕捉しリダイヤルを行っているが、本実
施例では外線３1 でダイヤルの送出完了後、図４（ｃ）
に示す交換機のビジー検出開始までに、図４（ｅ）に示
す次の外線３2 のダイヤル送出が完了するように上述の
次外線捕捉タイマの時間を定める。このように構成する
ことにより、上述した第１の実施例より相手との接続効
率を一層向上させることができる。
【００２１】なお、外線３1 からのダイヤル発信により
相手不応答を示すビジートーンを４秒間検出すると、図
４（ａ）に示すように外線３1 を開放し、セルフリダイ
ヤル待ちタイマを起動する。そして、このセルフリダイ
ヤル待ちタイマのタイムアップ後に外線３1 としては２
回目のダイヤル送出を行う。こうして相手不応答の場合
は、各外線毎に別途設けた３分タイマにより各外線毎に
３分間で３回のリダイヤル発信が許容される。また、こ
のように複数の外線を用いてリダイヤル発信中に或外線
からのリダイヤル発信に対して例えば転極信号等により
相手応答が検知されると、他の外線のリダイヤル発信を
停止し、他の外線を開放する。なお、相手が複数の電話
番号を有する場合は、各電話番号を交互に送出するよう
に構成しても良い。
相手不応答を示すビジートーンを４秒間検出すると、図
４（ａ）に示すように外線３1 を開放し、セルフリダイ
ヤル待ちタイマを起動する。そして、このセルフリダイ
ヤル待ちタイマのタイムアップ後に外線３1 としては２
回目のダイヤル送出を行う。こうして相手不応答の場合
は、各外線毎に別途設けた３分タイマにより各外線毎に
３分間で３回のリダイヤル発信が許容される。また、こ
のように複数の外線を用いてリダイヤル発信中に或外線
からのリダイヤル発信に対して例えば転極信号等により
相手応答が検知されると、他の外線のリダイヤル発信を
停止し、他の外線を開放する。なお、相手が複数の電話
番号を有する場合は、各電話番号を交互に送出するよう
に構成しても良い。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ダ
イヤル発信及びリダイヤル発信の際に相手不応答が検出
された場合は、捕捉中の外線以外の空き外線を順次検出
すると共に、この検出された各空き外線を介しリダイヤ
ル発信を順次実行するようにしたので、着呼の殺到する
例えばチケット等の予約センタへセルフリダイヤル機能
を用いて発信した場合に、センタ側と接続できる確率が
高くなり、したがって回線の接続効率が向上するという
効果がある。また、リダイヤル発信の際に空き外線を検
出すると共に、検出された各空き外線の中から順次１つ
の空き外線を選択してリダイヤル発信の実行を所定時間
づつずらして起動するようにしたので、回線の接続効率
が一層向上するという効果がある。
イヤル発信及びリダイヤル発信の際に相手不応答が検出
された場合は、捕捉中の外線以外の空き外線を順次検出
すると共に、この検出された各空き外線を介しリダイヤ
ル発信を順次実行するようにしたので、着呼の殺到する
例えばチケット等の予約センタへセルフリダイヤル機能
を用いて発信した場合に、センタ側と接続できる確率が
高くなり、したがって回線の接続効率が向上するという
効果がある。また、リダイヤル発信の際に空き外線を検
出すると共に、検出された各空き外線の中から順次１つ
の空き外線を選択してリダイヤル発信の実行を所定時間
づつずらして起動するようにしたので、回線の接続効率
が一層向上するという効果がある。
【図１】本発明に係るボタン電話装置の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】上記装置の第１の実施例動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図３】上記装置の第１の実施例動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】上記装置の第２の実施例動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
１ 主装置 ３1 〜２n 外線 ５1 〜５m ボタン電話機 １１1 〜１１n 外線インタフェース １２ 通話路スイッチ １３1 〜１３m 電話機インタフェース １４ ＣＰＵ １６ ＲＡＭ ５１ 通話回路 ５４ 伝送回路 ５５ 制御部 １１１ ＢＴ検出回路
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のボタン電話機と、複数のボタン電
話機及び外線を収容する主装置とからなり、前記ボタン
電話機の操作に基づくダイヤル情報を受信したときに予
め捕捉した捕捉外線を介してダイヤル発信を行うと共
に、相手不応答の場合は前記捕捉外線と同一の外線を捕
捉し所定時間内に自動的に所定回数のリダイヤル発信を
行うボタン電話装置において、 前記ダイヤル発信及びリダイヤル発信の際に相手不応答
が検出された場合は捕捉中の外線以外の空き外線を検出
する空き外線検出手段と、この空き外線検出手段により
順次検出された空き外線を介しリダイヤル発信を順次実
行するリダイヤル発信制御手段とを設けたことを特徴と
するボタン電話装置。 - 【請求項２】 複数のボタン電話機と、複数のボタン電
話機及び外線を収容する主装置とからなり、前記ボタン
電話機の操作に基づくダイヤル情報を受信したときに予
め捕捉した捕捉外線を介してダイヤル発信を行うと共
に、相手不応答の場合は前記捕捉外線と同一の外線を捕
捉し所定時間内に自動的に所定回数のリダイヤル発信を
行うボタン電話装置において、 前記リダイヤル発信の際に空き外線を検出する空き外線
検出手段と、この空き外線検出手段により検出された各
空き外線の中から順次１つの空き外線を選択してリダイ
ヤル発信の実行を所定時間づつずらして起動するリダイ
ヤル発信制御手段とを設けたことを特徴とするボタン電
話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34927293A JPH07203503A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ボタン電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34927293A JPH07203503A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ボタン電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203503A true JPH07203503A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18402648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34927293A Pending JPH07203503A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ボタン電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07203503A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011199561A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nec Infrontia Corp | ボタン電話システムおよび外線捕捉方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530213A (ja) * | 1991-07-24 | 1993-02-05 | Canon Inc | 通信装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP34927293A patent/JPH07203503A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0530213A (ja) * | 1991-07-24 | 1993-02-05 | Canon Inc | 通信装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011199561A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nec Infrontia Corp | ボタン電話システムおよび外線捕捉方法 |
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