JPH0719708B2 - ガス絶縁柱上変圧器 - Google Patents
ガス絶縁柱上変圧器Info
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- JPH0719708B2 JPH0719708B2 JP60030308A JP3030885A JPH0719708B2 JP H0719708 B2 JPH0719708 B2 JP H0719708B2 JP 60030308 A JP60030308 A JP 60030308A JP 3030885 A JP3030885 A JP 3030885A JP H0719708 B2 JPH0719708 B2 JP H0719708B2
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- tank
- transformer
- arrester
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/40—Structural association with built-in electric component, e.g. fuse
- H01F27/402—Association of measuring or protective means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/40—Structural association with built-in electric component, e.g. fuse
- H01F27/402—Association of measuring or protective means
- H01F2027/404—Protective devices specially adapted for fluid filled transformers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は耐雷形のガス絶縁変圧器に関する。
ガス絶縁変圧器は変圧器の不燃化を目指して開発された
もので、特に屋外用として適しており、その実績から柱
上変圧器等の配電用変圧器に採用することも検討されて
いる。しかし、従来のSF6ガスを封入したガス絶縁変圧
器は油入変圧器に比べ耐雷特性が劣つているため、柱上
変圧器等に適用する場合、耐雷特性をさらに向上させる
必要がある。
もので、特に屋外用として適しており、その実績から柱
上変圧器等の配電用変圧器に採用することも検討されて
いる。しかし、従来のSF6ガスを封入したガス絶縁変圧
器は油入変圧器に比べ耐雷特性が劣つているため、柱上
変圧器等に適用する場合、耐雷特性をさらに向上させる
必要がある。
ガス絶縁変圧器の耐雷特性を向上させるため、従来から
変圧器外部のケーブルまたは架線にアレスタを接続して
いるが、アレスタと変圧器コイルとの間の結合インピー
ダンスが比較的大きいために急峻な雷サーシに対する応
答特性に欠けるところがあり、十分な保護ができない場
合があつた。
変圧器外部のケーブルまたは架線にアレスタを接続して
いるが、アレスタと変圧器コイルとの間の結合インピー
ダンスが比較的大きいために急峻な雷サーシに対する応
答特性に欠けるところがあり、十分な保護ができない場
合があつた。
従来、アレスタ内蔵形変圧器としては、油入柱上変圧器
にアレスタを内蔵したもの（実公昭51-45611）が知られ
ているが、これは変圧器油中にアレスタを設置している
ため、万一アレスタの爆発等の事故が発生した場合、絶
縁油に引火し火災事故を引き起こす危険性があり、実用
には適していない。
にアレスタを内蔵したもの（実公昭51-45611）が知られ
ているが、これは変圧器油中にアレスタを設置している
ため、万一アレスタの爆発等の事故が発生した場合、絶
縁油に引火し火災事故を引き起こす危険性があり、実用
には適していない。
本発明の目的は、耐雷特性をさらに向上させた、信頼性
および安全性の高いガス絶縁柱上変圧器を提供すること
にある。
および安全性の高いガス絶縁柱上変圧器を提供すること
にある。
本発明は、上方に開口部を有するタンクと、この開口部
を気密に塞ぐカバーと、タンクの底部に配置されて低圧
コイル及び高圧コイルと鉄心を有する変圧器本体と、カ
バーに固着され高圧コイルに電気的に接続された複数の
高圧ブッシングと、高圧コイルの線路側端と高圧ブッシ
ングの間に一端が接続され他端が接地されたギャップレ
ス・アレスタと、タンク内に封入された空気より絶縁耐
力の高い不活性ガスよりなる絶縁媒体を備えたガス絶縁
柱上変圧器であって、ギャップレス・アレスタはタンク
内で変圧器本体とカバーの間で略水平方向に保持される
とともに一端同士がタンク内の略中央部で対向し他端が
タンクの内壁近傍で接地されるよう配置されたことを特
徴とするものである。
を気密に塞ぐカバーと、タンクの底部に配置されて低圧
コイル及び高圧コイルと鉄心を有する変圧器本体と、カ
バーに固着され高圧コイルに電気的に接続された複数の
高圧ブッシングと、高圧コイルの線路側端と高圧ブッシ
ングの間に一端が接続され他端が接地されたギャップレ
ス・アレスタと、タンク内に封入された空気より絶縁耐
力の高い不活性ガスよりなる絶縁媒体を備えたガス絶縁
柱上変圧器であって、ギャップレス・アレスタはタンク
内で変圧器本体とカバーの間で略水平方向に保持される
とともに一端同士がタンク内の略中央部で対向し他端が
タンクの内壁近傍で接地されるよう配置されたことを特
徴とするものである。
第１図に本発明の一実施例を示す。（ａ）は内部構造
図、（ｂ）は結線図であり、変圧器コイル４、５、鉄心
６、タツプ切換器７とともにギヤツプレス・アレスタ８
がタンク１内に収納され、タンク１とカバー２で密封さ
れた内部空間には、絶縁媒体として空気より絶縁耐力の
高い六弗化硫黄(SF6)等の不活性ガス９が封入されてい
る。変圧器コイル４、５はそれぞれ高圧ブツシング３、
低圧ブツシング10を介して外部線路と接続され、高圧コ
イル４の線路側端とアースとの間にキヤツプレス・アレ
スタ８が接続されている。
図、（ｂ）は結線図であり、変圧器コイル４、５、鉄心
６、タツプ切換器７とともにギヤツプレス・アレスタ８
がタンク１内に収納され、タンク１とカバー２で密封さ
れた内部空間には、絶縁媒体として空気より絶縁耐力の
高い六弗化硫黄(SF6)等の不活性ガス９が封入されてい
る。変圧器コイル４、５はそれぞれ高圧ブツシング３、
低圧ブツシング10を介して外部線路と接続され、高圧コ
イル４の線路側端とアースとの間にキヤツプレス・アレ
スタ８が接続されている。
ギヤツプレス・アレスタ８は、定格電圧以下での続流が
極めて小さい酸化亜鉛（ZnO）素子等を特性要素として
用い、直列ギヤツプを省略したもので、外部から高圧ブ
ツシング３を通り変圧器内部に進入した雷サージは途中
でギヤツプレス・アレスタ８により吸収され、大地へ放
電するため、変圧器コイル４への雷サージの進入が阻止
され、変圧器コイル４、５を雷サージから保護すること
ができる。
極めて小さい酸化亜鉛（ZnO）素子等を特性要素として
用い、直列ギヤツプを省略したもので、外部から高圧ブ
ツシング３を通り変圧器内部に進入した雷サージは途中
でギヤツプレス・アレスタ８により吸収され、大地へ放
電するため、変圧器コイル４への雷サージの進入が阻止
され、変圧器コイル４、５を雷サージから保護すること
ができる。
第２図は三相変圧器に適用した本発明の他の実施例を示
し、符号は第１図と共通である。
し、符号は第１図と共通である。
本発明によれば、耐雷特性に優れ、信頼性及び安全性の
高いガス絶縁柱上変圧器を得ることができる。
高いガス絶縁柱上変圧器を得ることができる。
すなわち、アレスタはタンク内で変圧器本体とカバーの
間で略水平方向に保持されるので、アレスタを変圧器内
部で保護すべき変圧器コイルに近接した位置に設置する
ことができ、アレスタとコイルとの間の結合インピーダ
ンスが小さくなるため、アレスタ本来の特性が十分に生
かされ、特に急峻なサージに対する応答特性を大幅に改
善することができ、アレスタ放電電流により絶縁協調が
くずれるという問題がなくなる。また、アレスタはタン
ク内で略水平方向に保持され一端同士がタンク内の略中
央部で対向し他端がタンクの内壁近傍で接地されるよう
配置されるので、アレスタに互いに逆向きの電流が流れ
てもアレスタ間の電磁反発力の発生が防止され、アレス
タまたはその取付け部分の損傷を防止でき安全性、信頼
性が向上する。
間で略水平方向に保持されるので、アレスタを変圧器内
部で保護すべき変圧器コイルに近接した位置に設置する
ことができ、アレスタとコイルとの間の結合インピーダ
ンスが小さくなるため、アレスタ本来の特性が十分に生
かされ、特に急峻なサージに対する応答特性を大幅に改
善することができ、アレスタ放電電流により絶縁協調が
くずれるという問題がなくなる。また、アレスタはタン
ク内で略水平方向に保持され一端同士がタンク内の略中
央部で対向し他端がタンクの内壁近傍で接地されるよう
配置されるので、アレスタに互いに逆向きの電流が流れ
てもアレスタ間の電磁反発力の発生が防止され、アレス
タまたはその取付け部分の損傷を防止でき安全性、信頼
性が向上する。
一方、この内蔵アレスタとしてギヤツプレス・アレスタ
を用いたことにより、通常のギヤツプ付アレスタのよう
に密封された変圧器内での内圧変化の影響を受けること
なく、安定した耐雷特性を保持させることができる。
を用いたことにより、通常のギヤツプ付アレスタのよう
に密封された変圧器内での内圧変化の影響を受けること
なく、安定した耐雷特性を保持させることができる。
また、ギヤツプレス・アレスタは、汚損、吸湿により特
性が劣化するため、外部取付の場合は磁気等の密封容器
に封入する必要があるが、本発明のようにガス絶縁柱上
変圧器の内部に組込んだ場合は、清浄な封入ガス中に置
かれているため、ギヤツプレス・アレスタは開放形でも
汚損、吸湿による特性の劣化を来たすことがなく、信頼
性が高く、かつ経済的である。特にアレスタはタンク内
で変圧器本体とカバーの間で略水平方向に保持されるの
でタンク内の高温部に略水平に配置されることになり、
全体がぼ均等に過熱されて大きな吸湿防止効果を得られ
る。
性が劣化するため、外部取付の場合は磁気等の密封容器
に封入する必要があるが、本発明のようにガス絶縁柱上
変圧器の内部に組込んだ場合は、清浄な封入ガス中に置
かれているため、ギヤツプレス・アレスタは開放形でも
汚損、吸湿による特性の劣化を来たすことがなく、信頼
性が高く、かつ経済的である。特にアレスタはタンク内
で変圧器本体とカバーの間で略水平方向に保持されるの
でタンク内の高温部に略水平に配置されることになり、
全体がぼ均等に過熱されて大きな吸湿防止効果を得られ
る。
さらに、不活性ガスよりなる絶縁媒体は油入変圧器の絶
縁油と異なり不燃性であるため、万一内蔵したアレスタ
が爆発しても火災発生の恐れはなく、柱上変圧器等に適
用する場合、安全性の面でも問題はない。絶縁媒体に不
活性ガスを用い、アレスタをタンクに内蔵しているので
変圧器の小形、軽量化を図ることができ、据え付け時の
取り扱いが容易で安全性も向上する。
縁油と異なり不燃性であるため、万一内蔵したアレスタ
が爆発しても火災発生の恐れはなく、柱上変圧器等に適
用する場合、安全性の面でも問題はない。絶縁媒体に不
活性ガスを用い、アレスタをタンクに内蔵しているので
変圧器の小形、軽量化を図ることができ、据え付け時の
取り扱いが容易で安全性も向上する。
第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例を示す構造図
および結線図、第２図は本発明の他の実施例を示す結線
図である。 ４、5:変圧器コイル、8:ギヤツプレス・アレスタ、9:不
活性ガス。
および結線図、第２図は本発明の他の実施例を示す結線
図である。 ４、5:変圧器コイル、8:ギヤツプレス・アレスタ、9:不
活性ガス。
Claims (1)
- 【請求項１】上方に開口部を有するタンクと、この開口
部を気密に塞ぐカバーと、上記タンクの底部に配置され
て低圧コイル及び高圧コイルと鉄心を有する変圧器本体
と、上記カバーに固着され上記高圧コイルに電気的に接
続された複数の高圧ブッシングと、上記高圧コイルの線
路側端と上記高圧ブッシングの間に一端が接続され他端
が接地されたギャップレス・アレスタと、上記タンク内
に封入された空気より絶縁耐力の高い不活性ガスよりな
る絶縁媒体を備え、上記ギャップレス・アレスタは上記
タンク内で上記変圧器本体と上記カバーの間で略水平方
向に保持されるとともに上記一端同士が上記タンク内の
略中央部で対向し上記他端が上記タンクの内壁近傍で接
地されるよう配置されたことを特徴とするガス絶縁柱上
変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60030308A JPH0719708B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | ガス絶縁柱上変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60030308A JPH0719708B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | ガス絶縁柱上変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190910A JPS61190910A (ja) | 1986-08-25 |
| JPH0719708B2 true JPH0719708B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=12300142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60030308A Expired - Fee Related JPH0719708B2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | ガス絶縁柱上変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719708B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003142318A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-16 | Hitachi Ltd | ガス絶縁変圧器 |
| JP5377379B2 (ja) * | 2010-03-23 | 2013-12-25 | 東京電力株式会社 | 乾式変圧器 |
| US9882373B2 (en) | 2014-11-21 | 2018-01-30 | Abb Schweiz Ag | System for protection of dry type transformers |
| EP3282458A1 (en) * | 2016-08-09 | 2018-02-14 | ABB Schweiz AG | Surge arresters for power transformer |
| CN108878123B (zh) * | 2018-06-01 | 2021-07-06 | 中国电力科学研究院有限公司 | 内置避雷器的配电变压器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728316A (en) * | 1980-07-29 | 1982-02-16 | Toshiba Corp | Transformer |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60030308A patent/JPH0719708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728316A (en) * | 1980-07-29 | 1982-02-16 | Toshiba Corp | Transformer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190910A (ja) | 1986-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |