JPS6013126Y2 - ブツシング - Google Patents
ブツシングInfo
- Publication number
- JPS6013126Y2 JPS6013126Y2 JP3167979U JP3167979U JPS6013126Y2 JP S6013126 Y2 JPS6013126 Y2 JP S6013126Y2 JP 3167979 U JP3167979 U JP 3167979U JP 3167979 U JP3167979 U JP 3167979U JP S6013126 Y2 JPS6013126 Y2 JP S6013126Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arrester
- bushing
- synthetic resin
- circuit terminal
- grounding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブッシングに係り、特に縮小化されたアレスタ
付ブッシングに関する。
付ブッシングに関する。
従来、気中絶縁の電気機器を用いた変電所においては、
変圧器、開閉器及び変成器等を保護するためにアレスタ
を変圧器近傍や母線及び線路入口等に設置している。
変圧器、開閉器及び変成器等を保護するためにアレスタ
を変圧器近傍や母線及び線路入口等に設置している。
従って、アレスタを被保護機器の近傍に設けるために、
この機器とアレスタとの間に気中絶縁距離を要する。
この機器とアレスタとの間に気中絶縁距離を要する。
一方、ガス絶縁開閉装置を用いた変電所では、ガス絶縁
のタンク形アレスタを線路回線や変圧器回路や母線等に
直結して変電装置を保護している。
のタンク形アレスタを線路回線や変圧器回路や母線等に
直結して変電装置を保護している。
又従来形の気中絶縁アレスタではがいしの清掃のために
アレスタ用断路器を設ける場合が多いなど不具合点があ
る。
アレスタ用断路器を設ける場合が多いなど不具合点があ
る。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、被保護機器に別置きのアレスタ及び断
路器を必要とせず、アレスタを内蔵した縮小されたブッ
シングを提供することである。
とするところは、被保護機器に別置きのアレスタ及び断
路器を必要とせず、アレスタを内蔵した縮小されたブッ
シングを提供することである。
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
第１図において、ガスブッシング１ｏは合成樹脂がい管
１１内に絶縁媒体としてＳＦ６ガスのような絶縁ガス１
２とともに中心導体１３を収納し、この中心導体１３の
上部は回路端子１５に接続され、この回路端子１５は図
示しないバッキングを介してがい管１１を密封し、中心
導体１３の他方は絶縁支持部材１６を貫通して支持され
、この絶縁支持部材１６は合成樹脂がい管１１に取付け
られる接地フランジ１７と図示しないバッキングを介し
て気密に取付けられ、また絶縁支持部材１６の他面もバ
ッキングを介して図示しない機器の接地線１８ａによっ
て接地された金属ケース１８に気密に取付けられ、接地
フランジ１７に接地端子１９ａによって取付けられる専
用の接地線１９は図示しない接地メツシュに接地され、
アレスタ要素の専用の接地がとられている。
１１内に絶縁媒体としてＳＦ６ガスのような絶縁ガス１
２とともに中心導体１３を収納し、この中心導体１３の
上部は回路端子１５に接続され、この回路端子１５は図
示しないバッキングを介してがい管１１を密封し、中心
導体１３の他方は絶縁支持部材１６を貫通して支持され
、この絶縁支持部材１６は合成樹脂がい管１１に取付け
られる接地フランジ１７と図示しないバッキングを介し
て気密に取付けられ、また絶縁支持部材１６の他面もバ
ッキングを介して図示しない機器の接地線１８ａによっ
て接地された金属ケース１８に気密に取付けられ、接地
フランジ１７に接地端子１９ａによって取付けられる専
用の接地線１９は図示しない接地メツシュに接地され、
アレスタ要素の専用の接地がとられている。
合成樹脂がい管１１にはアレスタ要素２１がエポキシ樹
脂又はポリエステル樹脂のような合成樹脂からなるモー
ルド樹脂２６によって一体にモールドされて合成樹脂が
い管１１が形成されている。
脂又はポリエステル樹脂のような合成樹脂からなるモー
ルド樹脂２６によって一体にモールドされて合成樹脂が
い管１１が形成されている。
アレスタ要素２１の上部は回路端子１５と接続され、下
端は接地フランジ１７に接続されている。
端は接地フランジ１７に接続されている。
このアレスタ要素２１は酸化亜鉛のような金属酸化物を
主成分とした非直線性の優れた非直線抵抗体を第２図に
示すようにリング状に成形した抵抗体素子２５を積み重
ねて、モールド樹脂２６によって一体に筒状に成形され
ている。
主成分とした非直線性の優れた非直線抵抗体を第２図に
示すようにリング状に成形した抵抗体素子２５を積み重
ねて、モールド樹脂２６によって一体に筒状に成形され
ている。
なお第３図に示すように非直線抵抗体を円弧状に成形し
た抵抗体素子２５を積み重ねて、アレスタ要素２１を形
威し、これらを中心導体と同心円周上に間隔をおいて配
置しモールド樹脂２６によって一体にモールドしてもよ
い。
た抵抗体素子２５を積み重ねて、アレスタ要素２１を形
威し、これらを中心導体と同心円周上に間隔をおいて配
置しモールド樹脂２６によって一体にモールドしてもよ
い。
上述のように構成されたブッシング１０は合成樹脂がい
管１１内に一体にモールドされたアレスタ要素２１は回
路端子１５と接地フランジ１７間に接続され、接地フラ
ンジ１７に設けられるアレスタ専用の接地線１９が図示
されない接地メツシュに接地されているので、アレスタ
動作時の大電流が接地された金属ケース１８及びこの接
地線１８ａに流入することを阻止し、この大電流をアレ
スタ専用の接地線１９によって接地メツシュに流すとか
できる。
管１１内に一体にモールドされたアレスタ要素２１は回
路端子１５と接地フランジ１７間に接続され、接地フラ
ンジ１７に設けられるアレスタ専用の接地線１９が図示
されない接地メツシュに接地されているので、アレスタ
動作時の大電流が接地された金属ケース１８及びこの接
地線１８ａに流入することを阻止し、この大電流をアレ
スタ専用の接地線１９によって接地メツシュに流すとか
できる。
このように襲雷時のアレスタ要素は雷エネルギを処理す
るわけであるが、この瞬時すなわち、約０．５サイクル
の間に数ＫＡないし１００ＫＡオーダの大電流が流れる
ため、アレスタの専用接地線が設けられていないと金属
ケースの接地抵抗値が十分低くくてもかなりの電位上昇
となり、人身に危害を及ぼすおそれがあるが、前述の接
地線１９を設けることにより、このような電位上昇を抑
え、災害を防止することができる。
るわけであるが、この瞬時すなわち、約０．５サイクル
の間に数ＫＡないし１００ＫＡオーダの大電流が流れる
ため、アレスタの専用接地線が設けられていないと金属
ケースの接地抵抗値が十分低くくてもかなりの電位上昇
となり、人身に危害を及ぼすおそれがあるが、前述の接
地線１９を設けることにより、このような電位上昇を抑
え、災害を防止することができる。
しかし、保守員などの人々が近寄らない機器の場合であ
れば必ずしも専用接地線を設けなくてもよい。
れば必ずしも専用接地線を設けなくてもよい。
上記の説明ではガスブッシングの実施例について説明し
たが、絶縁媒体として油絶縁の油入コンデンサ形ブッシ
ング、油浸紙コンデンサ形ブッシング、レジン紙コンデ
ンサ形ブッシング、及び合成樹脂による固体絶縁形ブッ
シングでも本考案と同様の効果がある。
たが、絶縁媒体として油絶縁の油入コンデンサ形ブッシ
ング、油浸紙コンデンサ形ブッシング、レジン紙コンデ
ンサ形ブッシング、及び合成樹脂による固体絶縁形ブッ
シングでも本考案と同様の効果がある。
又、合成樹脂かい管の形状は円錐状でもよく、したがっ
てアレスタ要素の形状もこれに合わせて円錐状に形成す
ればよい。
てアレスタ要素の形状もこれに合わせて円錐状に形成す
ればよい。
上述のように本考案のブッシングは、ブッシングを備え
た任意の機器にアレスタ機能を付加すること、別置のア
レスタ及びこの断路器が不要であること、スペースを増
加することなくブッシングとアレスタを１つの装置で２
つの機能を兼ねるので経済的であること、及び接地フラ
ンジから接地をとることによってアレスタ動作時も安全
である等の効果が得られる。
た任意の機器にアレスタ機能を付加すること、別置のア
レスタ及びこの断路器が不要であること、スペースを増
加することなくブッシングとアレスタを１つの装置で２
つの機能を兼ねるので経済的であること、及び接地フラ
ンジから接地をとることによってアレスタ動作時も安全
である等の効果が得られる。
以上、述べたように本考案によれば合成樹脂かい管の中
に回路端子と接地フランジ間に接続されるアレスタ要素
を一体にモールドして形成することによって、被保護機
器に別置きのアレスタ及びこの断路器を必要とせず、ア
レスタを内蔵した縮小されたブッシングを提供すること
ができる。
に回路端子と接地フランジ間に接続されるアレスタ要素
を一体にモールドして形成することによって、被保護機
器に別置きのアレスタ及びこの断路器を必要とせず、ア
レスタを内蔵した縮小されたブッシングを提供すること
ができる。
第１図は本考案のブッシングを示す縦断面図、第２図は
第１図に示す■−■線矢視断面図、第３図は本考案の他
の実施例の要部を示す断面図である。 １０・・・・・・ガスブッシング、１１・・・・・・合
成樹脂がい管、１２・・・・・・絶縁ガス、１３・・・
・・・中心導体、１５・・・・・・回路端子、１６・・
・・・・絶縁支持部材、１７・・・・・・接地フランジ
、１８・・・・・・金属ケース、１９・・・・・・接地
線、２１・・・・・・アレスタ要素、２５・・・・・・
抵抗体素子、２６・・・・・・モールド樹脂。
第１図に示す■−■線矢視断面図、第３図は本考案の他
の実施例の要部を示す断面図である。 １０・・・・・・ガスブッシング、１１・・・・・・合
成樹脂がい管、１２・・・・・・絶縁ガス、１３・・・
・・・中心導体、１５・・・・・・回路端子、１６・・
・・・・絶縁支持部材、１７・・・・・・接地フランジ
、１８・・・・・・金属ケース、１９・・・・・・接地
線、２１・・・・・・アレスタ要素、２５・・・・・・
抵抗体素子、２６・・・・・・モールド樹脂。
Claims (1)
- 合成樹脂かい管を回路端子と絶縁支持部材とによって密
閉した内部に前記回路端子と前記絶縁支持部材とによっ
て支持される中心導体を絶縁媒体とともに収納したブッ
シングにおいて、金属酸化物を主成分とする非直線抵抗
体からなる抵抗素子を複数個積み重ねて形成されるアレ
スタ要素を合成樹脂からなるモールド樹脂で一体モール
ドして成形される前記合成樹脂がい管の両端に前記回路
端子と接地フランジとを設け、前記回路端子と前記接地
フランジとの間に前記アレスタ要素を接続したことを特
徴とするブッシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167979U JPS6013126Y2 (ja) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | ブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167979U JPS6013126Y2 (ja) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | ブツシング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55132814U JPS55132814U (ja) | 1980-09-20 |
| JPS6013126Y2 true JPS6013126Y2 (ja) | 1985-04-26 |
Family
ID=28883705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3167979U Expired JPS6013126Y2 (ja) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | ブツシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013126Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59149349U (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-05 | エナジーサポート株式会社 | 避雷器素子を内蔵したロ−タリ−式開閉器 |
-
1979
- 1979-03-14 JP JP3167979U patent/JPS6013126Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55132814U (ja) | 1980-09-20 |
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