JPH07195686A - インクジェットプリントヘッド - Google Patents

インクジェットプリントヘッド

Info

Publication number
JPH07195686A
JPH07195686A JP5335683A JP33568393A JPH07195686A JP H07195686 A JPH07195686 A JP H07195686A JP 5335683 A JP5335683 A JP 5335683A JP 33568393 A JP33568393 A JP 33568393A JP H07195686 A JPH07195686 A JP H07195686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
nozzle
nozzle plate
recording paper
pressure chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5335683A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Sato
伸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5335683A priority Critical patent/JPH07195686A/ja
Publication of JPH07195686A publication Critical patent/JPH07195686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズル表面における記録用紙の直接的な接触
等の外部からの影響を防ぎ、部材の剛性を高め、記録画
像の品質を向上させることができるインクジェットプリ
ントヘッドを提供する。 【構成】 圧電素子6に記録信号としてのインパルスが
印加されると、電歪効果により振動板10を介して圧力
室壁が加圧され、圧力室7の容積が縮小する。これによ
り発生する圧力波が圧力室7内のインクをノズル貫通路
8を介してノズル開口部2へ供給し、インク滴がノズル
開口部2から吐出する。また吐出後、毛細管力によりイ
ンク溜まり5内のインクはインク供給路9を通して圧力
室7に供給される。この時ノズル開口部2は、ノズルプ
レート1内の凹部3に設けられているので、記録用紙と
は直接接触することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリントヘッドに関し、
特にインク滴を吐出させ記録用紙上に画像を形成させる
オンデマンド型のインクジェットプリントヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種のインクジェットプリントヘ
ッドは、図4に示すように、ノズル開口部22を有する
ノズルプレート21と、インク滴を吐出後、毛細管力に
よりインク溜まり5内のインクをインク供給路9を通し
て圧力室7に供給するような構成となっており、圧電素
子6によって圧力室壁が加圧され、圧力波がノズル開口
部22へ伝幡される。そして、圧力波によりインク滴が
記録用紙上に吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインクジェ
ットプリントヘッドでは、インク滴の吐出速度が低下し
ないようにプリントヘッドと記録用紙間の距離を短くし
た場合、記録用紙がノズルに接触し、ノズル内に空気が
混入したり、ノズル表面に紙粉が付着することで吐出不
良が起き、又、接触することで記録画像の汚れが発生す
るという問題点があった。
【0004】そこで上記問題点を解決するために、オリ
フィスを有するスリット孔の前面にスリット孔の開口部
の総面積より大きく、かつ下方にこぼれインクが溜まる
窪みを形成すると共に、窪みに至る側壁部が窪みに向か
って傾斜してなる開口部を設けたものがある(例えば特
開平3−58918号)。
【0005】しかしながら、上記プリントヘッドは、部
材要素が多く、撥水処理が困難であり生産性が悪く、
又、個々の部材要素の剛性も悪くなるという問題点があ
った。
【0006】それ故、本発明は、このような問題点を解
決するもので、ノズル表面における記録用紙の直接的な
接触等の外部からの影響を防ぎ、部材の剛性を高め、記
録画像の品質を向上させることができるインクジェット
プリントヘッドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のページプリンタ
は上記目的を達成するために、記録用紙に対向して設け
られると共に記録用紙に対してインクを吐出するノズル
プレートと、このノズルプレートに接合され印字のため
のインクを蓄えると共にノズルプレートにインクを供給
する手段とを有するインクジェットプリントヘッドにお
いて、ノズルプレートが、その上面に形成された凹部
と、この凹部内に設けられると共に記録用紙に対してイ
ンクを吐出するノズル開口部とを備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示すインクジェット
プリントヘッドの側断面図、図2は図1の外観斜視図で
ある。
【0009】ノズルプレート1は、耐食性のある樹脂あ
るいはステンレス等の金属で成形されており、このノズ
ルプレート1のほぼ中央部に形成された凹部3と、この
凹部3内に複数個設けられると共に記録用紙に対してイ
ンクを吐出するノズル開口部2とを備えている。
【0010】凹部3は、ノズルプレート1に例えばステ
ンレスを使用していれば、プレスを施すことにより成形
され、その凹部3の深さは0.1〜0.5mm程度であ
ればノズル開口部2への接触等の外部からの影響を防ぐ
のに効果的である。
【0011】又、凹部3は、本実施例ではノズルプレー
ト1のほぼ中央に設けたが、これに限定されることはな
く、ノズルプレート1の上面の任意の位置に1個あるい
は2個以上設けても良い。
【0012】振動板10には、後記第2流路形成層12
内の圧力室に対向する位置に圧電素子6が取り付けられ
ており、この圧電素子6の振動を圧力室7内に伝える。
そのため、この振動板10は、剛性が小さく繰り返し荷
重に対する寿命に優れているNi等の金属,感光性樹
脂,感光性ガラス等の材料で成形されている。
【0013】ノズルプレート1と振動板10の間には、
ノズルプレート1側に第1流路形成層11が、振動板1
0側に第2流路形成層12が形成されている。この第1
流路形成層11と第2流路形成層12とで、インクを貯
蔵するためのインク溜まり5と、圧電素子6の駆動によ
り容積が縮小され圧力波を発生する圧力室7と、この圧
力波により圧力室7内のインクをインク開口部2へ供給
するノズル貫通路8と、毛細管力によりインク溜まり5
内のインクを常に圧力室7へ供給するインク供給路9と
を形成している。
【0014】上述した第1流路形成層11と第2流路形
成層12は、インク濡れ性の良い金属Si,ガラス,成
形樹脂,感光性樹脂等の材料で成形されている。
【0015】上記構成において、圧電素子6に記録信号
としてのインパルスが印加されると、電歪効果により振
動板10を介して圧力室壁が加圧され、圧力室7の容積
が縮小する。これにより発生する圧力波が圧力室7内の
インクをノズル貫通路8を介してノズル開口部2へ供給
し、インク滴がノズル開口部2から吐出する。また吐出
後、毛細管力によりインク溜まり5内のインクはインク
供給路9を通して圧力室7に供給される。
【0016】この時ノズル開口部2は、ノズルプレート
1内の凹部3に設けられているので、記録用紙とは直接
接触することはない。
【0017】更に、本発明のインクジェットプリントヘ
ッドの第2の実施例として、図3に示すように、ノズル
プレート1の両端表面上に突起形状部材24を設け、そ
の突起形状部材24がノズルプレート1表面より0.1
〜0.5mm程度突出した構成にする。この突起形状部
材24は金属,成形樹脂,高分子フィルム等の材料で成
形されており、その断面外周部は半円形状にしてワイピ
ング時の負荷を低減している。
【0018】また、本発明のインクジェットプリントヘ
ッドは、ノズル内に設置したヒータに駆動信号を印加す
ることにより気泡を発生させ、その蒸気圧によりインク
を加圧吐出させるようなインクジェットプリントヘッド
にも充分適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ノズル
プレートの上面に形成された凹部内にノズル開口部を設
け、あるいは、ノズルプレート両端表面上に突起形状部
材をノズルプレート表面より記録用紙側へ突出するよう
に設けたので、ノズル表面における記録用紙の直接的な
接触等の外部からの影響を防ぎ、ノズル内の空気混入や
ノズル表面に紙粉が付着することによる吐出不良を防止
できる。更にノズルプレートに凹部を設けたことによ
り、ノズルプレートの剛性も高まり、高信頼性,高品質
の記録画像を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すインクジェットプ
リントヘッドの側断面図である。
【図2】図1の外観斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すインクジェットプ
リントヘッドの外観斜視図である。
【図4】従来のインクジェットプリントヘッドの側断面
図である。
【符号の説明】
1 ノズルプレート 2 ノズル開口部 3 凹部 4 スペーサ 5 インク溜まり 6 圧電素子 7 圧力室 8 ノズル貫通路 9 インク供給路 10 振動板 24 突起形状部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙に対向して設けられると共に記
    録用紙に対してインクを吐出するノズルプレートと、こ
    のノズルプレートに接合され印字のためのインクを蓄え
    ると共に前記ノズルプレートにインクを供給する手段と
    を有するインクジェットプリントヘッドにおいて、 前記ノズルプレートが、その上面に形成された凹部と、
    この凹部内に設けられると共に記録用紙に対してインク
    を吐出するノズル開口部とを備えたことを特徴とするイ
    ンクジェットプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ノズルプレートの凹部に前記ノズル
    開口部を複数個配列し、且つ凹部の深さが、0.1〜
    0.5mm程度の深さであることを特徴とする請求項1
    記載のインクジェットプリントヘッド。
  3. 【請求項3】 記録用紙に対向して設けられると共に記
    録用紙に対してインクを吐出するノズルプレートと、こ
    のノズルプレートに接合され印字のためのインクを蓄え
    ると共に前記ノズルプレートにインクを供給する手段と
    を有するインクジェットプリントヘッドにおいて、 前記ノズルプレートの両端表面上に、前記記録用紙と直
    接接触させないための突起形状部材を記録用紙側に突出
    するように設けたことを特徴とするインクジェットプリ
    ントヘッド。
  4. 【請求項4】 前記突起形状部材が前記ノズルプレート
    表面より記録用紙側へ0.1〜0.5mm程度突出して
    いることを特徴とする請求項3記載のインクジェットプ
    リントヘッド。
JP5335683A 1993-12-28 1993-12-28 インクジェットプリントヘッド Pending JPH07195686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335683A JPH07195686A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 インクジェットプリントヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335683A JPH07195686A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 インクジェットプリントヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07195686A true JPH07195686A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18291336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5335683A Pending JPH07195686A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 インクジェットプリントヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07195686A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11277756A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Seiko Epson Corp インクジェット印刷装置、印刷ヘッドおよびその製造方法
JP2006256165A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Brother Ind Ltd インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド
JP2006347163A (ja) * 2005-05-17 2006-12-28 Brother Ind Ltd 液滴噴射装置及び液滴噴射装置の製造方法
JP2007055153A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Canon Inc 液体吐出ヘッドおよび記録装置
JP2009160786A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 液滴吐出装置
JP2009208349A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fujifilm Corp ノズルプレートの凸部製造方法、ノズルプレート、インクジェットヘッド及び画像形成装置
JP2015189189A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
EP3552827A1 (en) * 2018-04-11 2019-10-16 Mimaki Engineering Co., Ltd. Ink-jet printer

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04169238A (ja) * 1990-11-02 1992-06-17 Seiko Epson Corp インクジェット記録ヘッド
JPH05246030A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Seiko Epson Corp インクジェット記録ヘッド

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04169238A (ja) * 1990-11-02 1992-06-17 Seiko Epson Corp インクジェット記録ヘッド
JPH05246030A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Seiko Epson Corp インクジェット記録ヘッド

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11277756A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Seiko Epson Corp インクジェット印刷装置、印刷ヘッドおよびその製造方法
JP2006256165A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Brother Ind Ltd インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド
JP4725147B2 (ja) * 2005-03-17 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッドの製造方法
JP2006347163A (ja) * 2005-05-17 2006-12-28 Brother Ind Ltd 液滴噴射装置及び液滴噴射装置の製造方法
JP2007055153A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Canon Inc 液体吐出ヘッドおよび記録装置
JP4673164B2 (ja) * 2005-08-26 2011-04-20 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドおよび記録装置
JP2009160786A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Brother Ind Ltd 液滴吐出装置
JP2009208349A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Fujifilm Corp ノズルプレートの凸部製造方法、ノズルプレート、インクジェットヘッド及び画像形成装置
JP2015189189A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタ
EP3552827A1 (en) * 2018-04-11 2019-10-16 Mimaki Engineering Co., Ltd. Ink-jet printer
US10875311B2 (en) 2018-04-11 2020-12-29 Mimaki Engineering Co., Ltd. Ink-jet printer for suppressing ink remaining

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010024221A1 (en) Ink jet record head
JP2011056922A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JPH07195686A (ja) インクジェットプリントヘッド
JP3552024B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP2007283720A (ja) 記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
US8870354B2 (en) Flow path member, liquid ejection head, liquid ejection apparatus and liquid storing unit
KR19990072572A (ko) 액체토출방법및액체토출헤드
JP2766035B2 (ja) インクジェット記録方法
JP3284431B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0939256A (ja) インクジェットプリンタ
JPH07178917A (ja) インクジェットプリントヘッド及びその製造方法
JP2705960B2 (ja) インクジェット記録装置および該装置における吐出口面のワイピング方法
JP4307808B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置
JP3058458B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP3324652B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2937523B2 (ja) インクジェットヘッド
JPH07117224A (ja) インクジェットヘッド
JP4066625B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2001287376A (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP3224093B2 (ja) ヘッドホルダ及びインクジェット式記録装置
JP3716513B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェットプリンタ
JPH0825620A (ja) インクジェットヘッド
JP3151819B2 (ja) インクジェットヘッド
JP5168155B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JPH04250048A (ja)  インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971224