JPH0718997A - 小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置 - Google Patents
小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置Info
- Publication number
- JPH0718997A JPH0718997A JP5165446A JP16544693A JPH0718997A JP H0718997 A JPH0718997 A JP H0718997A JP 5165446 A JP5165446 A JP 5165446A JP 16544693 A JP16544693 A JP 16544693A JP H0718997 A JPH0718997 A JP H0718997A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- lining
- tunnel
- formwork
- forms
- Prior art date
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- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小規模トンネル内における型枠の組立、分解
が簡単に行なわれ、流動性急硬化コンクリートを用いて
コンクリートを打設して、短時間に容易にトンネルを覆
工する小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置
を提供する。 【構成】 妻型枠４を装着した１組の覆工型枠５をベー
スマシン１上の旋回台３上に起伏自在に設置し、同ベー
スマシン１にはコンクリートポンプ１４、急結剤ポンプ
１３及び前記覆工型枠５を設置、格納するジャッキ群６
ａ、６ｂ、６ｃ６ｄ及びその油圧ユニット１１並に運転
室及び制御盤１２を配設した。
が簡単に行なわれ、流動性急硬化コンクリートを用いて
コンクリートを打設して、短時間に容易にトンネルを覆
工する小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置
を提供する。 【構成】 妻型枠４を装着した１組の覆工型枠５をベー
スマシン１上の旋回台３上に起伏自在に設置し、同ベー
スマシン１にはコンクリートポンプ１４、急結剤ポンプ
１３及び前記覆工型枠５を設置、格納するジャッキ群６
ａ、６ｂ、６ｃ６ｄ及びその油圧ユニット１１並に運転
室及び制御盤１２を配設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は導水路トンネル等の小規
模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置に係るもの
である。
模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置に係るもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の小規模トンネルにおける
覆工方法は、トンネル掘削後に型枠材を組立てて、地山
と型枠との間にコンクリートを注入してトンネルを覆工
する方法がとられている。またトンネルの一次覆工にお
いては、吹付けコンクリートによって覆工する方法もと
られている。
覆工方法は、トンネル掘削後に型枠材を組立てて、地山
と型枠との間にコンクリートを注入してトンネルを覆工
する方法がとられている。またトンネルの一次覆工にお
いては、吹付けコンクリートによって覆工する方法もと
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記工法は、特に小規
模トンネルにおいては型枠の組み払い作業が困難であ
り、作業時間が長時間に亘って必要となるため、作業効
率が低下することとなる。また吹付けコンクリートによ
る覆工においては、粉塵が発生する等、作業環境が悪化
し、苦渋作業を伴う。
模トンネルにおいては型枠の組み払い作業が困難であ
り、作業時間が長時間に亘って必要となるため、作業効
率が低下することとなる。また吹付けコンクリートによ
る覆工においては、粉塵が発生する等、作業環境が悪化
し、苦渋作業を伴う。
【０００４】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、小規模ト
ンネル内における型枠の組立、分解が簡単に行なわれ、
流動性急硬化コンクリートを用いてコンクリートを打設
することによって、短時間に容易にトンネルを覆工する
小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置を提供
する点にある。
みて提案されたもので、その目的とする処は、小規模ト
ンネル内における型枠の組立、分解が簡単に行なわれ、
流動性急硬化コンクリートを用いてコンクリートを打設
することによって、短時間に容易にトンネルを覆工する
小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置を提供
する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る小規模トンネル用の携帯型トンネル型
枠装置は、夫々妻型枠を装着してなる一組の覆工型枠
を、ベースマシン上の旋回台上に起伏自在に設置し、同
ベースマシンにはコンクリートポンプ、急結材ポンプ及
び前記覆工型枠を設置格納する油圧ユニット及び制御盤
を装架して構成されている。
め、本発明に係る小規模トンネル用の携帯型トンネル型
枠装置は、夫々妻型枠を装着してなる一組の覆工型枠
を、ベースマシン上の旋回台上に起伏自在に設置し、同
ベースマシンにはコンクリートポンプ、急結材ポンプ及
び前記覆工型枠を設置格納する油圧ユニット及び制御盤
を装架して構成されている。
【０００６】
【作用】本発明に係る小規模トンネル用の携帯型トンネ
ル覆工型枠は前記したように構成されているので、前記
１組の覆工型枠をベースマシンに装架された油圧ユニッ
トによって折畳んだ状態でベースマシンをトンネルの覆
工位置まで移動し、旋回台によって前記各覆工型枠をト
ンネル直角位置まで旋回させ、各油圧ユニットによって
前記覆工型枠を覆工面に向って組立て、型枠装置を配置
して前記コンクリートポンプ及び急結材ポンプによって
コンクリートを供給し、短時間のうちにトンネルの覆工
作業を行う。
ル覆工型枠は前記したように構成されているので、前記
１組の覆工型枠をベースマシンに装架された油圧ユニッ
トによって折畳んだ状態でベースマシンをトンネルの覆
工位置まで移動し、旋回台によって前記各覆工型枠をト
ンネル直角位置まで旋回させ、各油圧ユニットによって
前記覆工型枠を覆工面に向って組立て、型枠装置を配置
して前記コンクリートポンプ及び急結材ポンプによって
コンクリートを供給し、短時間のうちにトンネルの覆工
作業を行う。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。１はベースマシン、２はアウトリガで、旋回台３上
に、夫々妻型枠４を周縁に具えた１組の覆工型枠５が起
伏自在に設置されている。旋回台３上の支持枠３′と覆
工型枠５との間に型枠保持メーンジャッキ６ａ、同ジャ
ッキ６ａと前記支持枠３′との間に介装された型枠保持
ジャッキ６ｂ、同保持枠３′と覆工型枠５との間に介装
された型枠保持ジャッキ６ｃが配設され、前記覆工型枠
５には型枠伸縮ジャッキ６ｄが装架されている。
る。１はベースマシン、２はアウトリガで、旋回台３上
に、夫々妻型枠４を周縁に具えた１組の覆工型枠５が起
伏自在に設置されている。旋回台３上の支持枠３′と覆
工型枠５との間に型枠保持メーンジャッキ６ａ、同ジャ
ッキ６ａと前記支持枠３′との間に介装された型枠保持
ジャッキ６ｂ、同保持枠３′と覆工型枠５との間に介装
された型枠保持ジャッキ６ｃが配設され、前記覆工型枠
５には型枠伸縮ジャッキ６ｄが装架されている。
【０００８】図中７、８は夫々型枠装置前後調整用ジャ
ッキ及び型枠装置旋回用ジャッキである。また９はマニ
ピュレータ１０によって駆動されるコンクリート打設用
ノズル、１１は前記ジャッキ等を駆動する油圧ユニッ
ト、１２は運転室及び制御盤、１３は急結剤ポンプ、１
４はコンクリートポンプ、１５は発電機、１６は電動チ
エンブロック、１７はコンクリート打設口である。
ッキ及び型枠装置旋回用ジャッキである。また９はマニ
ピュレータ１０によって駆動されるコンクリート打設用
ノズル、１１は前記ジャッキ等を駆動する油圧ユニッ
ト、１２は運転室及び制御盤、１３は急結剤ポンプ、１
４はコンクリートポンプ、１５は発電機、１６は電動チ
エンブロック、１７はコンクリート打設口である。
【０００９】図示の実施例は前記したように構成されて
いるので、図１に示すように覆工型枠５をジャッキ群の
操作によって折り畳んだ状態でベースマシン１をトンネ
ルの覆工位置まで移動し、旋回台３によって覆工型枠５
をトンネルの軸線と直交する方向まで旋回させ、型枠保
持メーンジャッキ６ａ乃至６ｄを作動させてトンネル覆
工面に設置する。
いるので、図１に示すように覆工型枠５をジャッキ群の
操作によって折り畳んだ状態でベースマシン１をトンネ
ルの覆工位置まで移動し、旋回台３によって覆工型枠５
をトンネルの軸線と直交する方向まで旋回させ、型枠保
持メーンジャッキ６ａ乃至６ｄを作動させてトンネル覆
工面に設置する。
【００１０】次いで切羽側を妻型枠４を使用することに
よって、型枠と地山Ａとの間を閉塞して、型枠の設置を
終了する。なお覆工型枠は支保工Ｂの有無にかかわら
ず、トンネル覆工面に設置できる。覆工に当ってはコン
クリートポンプ１４によってコンクリートを供給して、
マニピュレータ１０によってコンクリート打設用ノズル
９を保持し、コンクリート打設口１７よりコンクリート
Ｃを打設する。
よって、型枠と地山Ａとの間を閉塞して、型枠の設置を
終了する。なお覆工型枠は支保工Ｂの有無にかかわら
ず、トンネル覆工面に設置できる。覆工に当ってはコン
クリートポンプ１４によってコンクリートを供給して、
マニピュレータ１０によってコンクリート打設用ノズル
９を保持し、コンクリート打設口１７よりコンクリート
Ｃを打設する。
【００１１】なおコンクリートは流動化コンクリートに
急結剤ポンプ１３より急結剤をノズルの後方より混合し
て、流動性急硬化コンクリートとして使用する。このよ
うに前記実施例によれば、携帯型のトンネル覆工型枠装
置と流動性急硬化コンクリートを用いることによって、
簡単に型枠装置を設置してコンクリートを打設し、短時
間のうちに脱型してコンクリートを覆工することがで
き、また吹付けコンクリートによる覆工方法のように、
粉塵や材料のはね返り等の発生がなく、良好な環境のも
とでトンネルの覆工作業を行うことができる。
急結剤ポンプ１３より急結剤をノズルの後方より混合し
て、流動性急硬化コンクリートとして使用する。このよ
うに前記実施例によれば、携帯型のトンネル覆工型枠装
置と流動性急硬化コンクリートを用いることによって、
簡単に型枠装置を設置してコンクリートを打設し、短時
間のうちに脱型してコンクリートを覆工することがで
き、また吹付けコンクリートによる覆工方法のように、
粉塵や材料のはね返り等の発生がなく、良好な環境のも
とでトンネルの覆工作業を行うことができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、夫々妻
型枠を装着した一組の覆工装置をベースマシンの旋回台
上に装置するとともに、前記ベースマシンに前記覆工型
枠を設置、格納する油圧ユニット、及び制御盤を設置し
たことによって、小規模トンネル内における型枠装置の
組立、解体作業が容易に行なわれ、機動性に富んだ覆工
型枠装置が構成される。
型枠を装着した一組の覆工装置をベースマシンの旋回台
上に装置するとともに、前記ベースマシンに前記覆工型
枠を設置、格納する油圧ユニット、及び制御盤を設置し
たことによって、小規模トンネル内における型枠装置の
組立、解体作業が容易に行なわれ、機動性に富んだ覆工
型枠装置が構成される。
【００１３】また前記ベースマシンにはコンクリートポ
ンプ、急結材ポンプ及び覆工型枠を設置し、前記油圧ユ
ニット、制御盤によって型枠と地山との間にコンクリー
トを供給することによって、コンクリート吹付による従
来方法におけるように、粉塵や材料のはね返り等の発生
がなく、良好な環境の下でトンネルの覆工作業を行うこ
とができる。
ンプ、急結材ポンプ及び覆工型枠を設置し、前記油圧ユ
ニット、制御盤によって型枠と地山との間にコンクリー
トを供給することによって、コンクリート吹付による従
来方法におけるように、粉塵や材料のはね返り等の発生
がなく、良好な環境の下でトンネルの覆工作業を行うこ
とができる。
【図１】本発明に係る小規模トンネル用の携帯型トンネ
ル覆工型枠装置の一実施例を示す側面図である。
ル覆工型枠装置の一実施例を示す側面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】前記型枠装置の使用状態を示す縦断面図であ
る。
る。
１ ベースマシン ２ アウトリガー ３ 旋回台 ４ 妻型枠 ５ 覆工型枠 ６ａ 型枠保持メーンジャッキ ６ｂ 型枠保持ジャッキ ６ｃ 型枠保持ジャッキ ６ｄ 型枠伸縮ジャッキ ７ 型枠装置前後調整用ジャッキ ８ 型枠装置旋回用ジャッキ ９ コンクリート打設用ノズル １０ マニピュレータ １１ 油圧ユニット １２ 運転室及び制御盤 １３ 急結剤ポンプ １４ コンクリートポンプ １５ 発電機 １６ 電動チエンブロック １７ コンクリート打設口 Ａ 地山 Ｂ 支保工 Ｃ コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲見 大介 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 夫々妻型枠を装着してなる一組の覆工型
枠を、ベースマシン上の旋回台上に起伏自在に設置し、
同ベースマシンにはコンクリートポンプ、急結材ポンプ
及び前記覆工型枠を設置格納する油圧ユニット及び制御
盤を装架してなることを特徴とする小規模トンネル用の
携帯型トンネル覆工型枠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5165446A JPH0718997A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5165446A JPH0718997A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718997A true JPH0718997A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15812585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5165446A Pending JPH0718997A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 小規模トンネル用の携帯型トンネル覆工型枠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718997A (ja) |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP5165446A patent/JPH0718997A/ja active Pending
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