JP2001163023A - 軌陸作業車及び軌陸作業車用アタッチメント - Google Patents

軌陸作業車及び軌陸作業車用アタッチメント

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JP2001163023A
JP2001163023A JP34893499A JP34893499A JP2001163023A JP 2001163023 A JP2001163023 A JP 2001163023A JP 34893499 A JP34893499 A JP 34893499A JP 34893499 A JP34893499 A JP 34893499A JP 2001163023 A JP2001163023 A JP 2001163023A
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Takao Morikawa
恭男 森川
Miharu Matsumura
美治 松村
Shogo Inoue
昇吾 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道の軌道に敷設された砂利を整地等する車
両の取扱いの簡便さ、整地等への対応の迅速化、整地能
力の多様化を実現させた作業車。 【解決手段】 軌条(レール)用車輪31と路面用クロ
ーラ32を有する軌陸両用走行部30と、走行部30上
に支持されて車両全体的な運転を手動操作する運転席装
置43を有する車両本体部40と、車両本体部40から
前方に延在して運転席装置43で駆動制御される作業腕
部50を有する軌陸作業車20であって、作業腕部50
の先端に可動に、かつ、脱着可能に取付けられたアタッ
チメント60に、作業腕部50の駆動と自身の回転駆動
によって軌条1の周辺の砂利ならし等の作業をする回転
ブラシ61と、この回転ブラシ61を正逆回転駆動させ
るブラシ駆動源62の油圧モーターを具備させ、このア
タッチメント60を運転席装置43から駆動制御させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の軌道保守作
業等に使用される軌陸作業車で、詳しくは、軌道に敷設
された軌条(レール)の周辺への砂利の敷込み作業等に
使用される軌条及び路面のいずれも自走可能な軌陸作業
車に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道の軌道保守や軌道敷設工事等で軌条
周辺の砂利敷込み作業に使用される作業車はけん引車が
一般的で、その一例を図5及び図6に示す。同図に示さ
れるけん引車は鉄道専用の保線車両3で、鉄道の2本平
行な軌条1上を走行する前後左右の車輪4に支持された
前後一対の車台5,6と、前後の車台5,6から真上に
立設された門形の支柱7,8と、前後の支柱7,8の上
端を連結する天枠部9で骨組みを構成している。一方の
車台6から他の車台5に向けて略水平な揺動台10が、
車台6を支点に上下揺動可能に延設される。揺動台10
の先端部は、他方の車台5から天枠部9の滑車11に架
け渡したチェーン12で上下動可能に吊下げ式に支持さ
れる。揺動台10の先端部上に作業駆動源13が設置さ
れ、同先端部の下方に回転ブラシ14が設置される。
【0003】回転ブラシ14は、略水平な回転軸15の
外周に例えば90°間隔で放射状にゴムの弾性ブラシ1
6を植設した構造で、回転軸15の軸方向に並ぶ各弾性
ブラシ16の先端は直線状に揃えられている。このよう
な回転ブラシ14は、2本平行な軌条1に直交させて配
置され、この回転ブラシ14は一対の軌条1の中に位置
する内側回転ブラシ部16aと、2本の軌条1の外側に
位置する外側回転ブラシ部16bを有する。また、回転
ブラシ14は揺動台10から定距離の下方に支持され、
揺動台10上の作業駆動源13を作動させることで回転
軸15を中心に回転する。作業駆動源13はエンジン駆
動式のもので、エンジンと燃料タンク、減速機、動力伝
達チェーン等で構成される。
【0004】上記保線車両3は、次の要領で使用され
る。軌条1上に保線車両3が無い場合は、保線車両3を
重量工具やクレーン車等を使って軌条1に載せる。同じ
軌条1に設置された図示しない動力機関車で保線車両3
をけん引きして作業現場まで運ぶ。このとき、予め手動
操作でもって保線車両3の揺動台10をチェーン12で
吊り上げて、回転ブラシ14を軌条1より少し高い位置
に保持させておく。現場に到着すると、手動操作で回転
ブラシ14を軌条1の周辺に撒き散らした例えば砂利の
不陸面に当接する位置まで下げる。この後、作業駆動源
13のエンジンを手動で作動させて回転ブラシ14を回
転させながら、保線車両3を動力機関車でけん引きす
る。すると、回転ブラシ14の下端が砂利の不陸面を掻
きならして、軌条周辺の路面を略平坦面に仕上げてい
く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記保線車両3は、け
ん引車特有の構造簡単で安価である利点がある反面、け
ん引車ゆえにけん引きする動力機関車等のけん引車との
連携運転が必要で単独運転できない不便さと、けん引車
との連携のために保線作業全般における車両設備が大掛
かりとなり、作業全般の設備費が高くなる問題があっ
た。また、保線車両3を軌条1に載せ、軌条1から降ろ
す場合に、この車両移動作業に特別な重量工具やクレー
ン車等必要であり、面倒である問題や、保線車両3の軌
条間の移動が軌条切換ポイント等の特定の場所を要して
面倒である問題もあった。
【0006】また、上記保線車両3の回転ブラシ14
は、その軸方向に対して位置移動調整できない軸方向固
定ブラシ構造であり、内側回転ブラシ部14aの両端ブ
ラシ16及び外側回転ブラシ部14bの内側端ブラシ1
6と軌条1との間に隙間Gが形成されている。この隙間
Gは、回転軸15の軸受幅等で決まる隙間であり、或い
は、車両走行時に回転ブラシ14のブラシ16が軌条1
に擦れて車両走行を邪魔しないだけの隙間である。この
隙間Gのため、回転ブラシ14を回転させて一対の軌条
1の内側と外側の砂利を同時にならして整地等すると、
隙間Gに相当する路面が回転ブラシ14のブラシ16に
当たらず整地等されずに残る。そこで、このように整地
等されずに残った路面は、保線車両3が移動するのを待
って人力で整地等するようにしているが、この人力によ
る後作業にかなりの労力と時間を要していた。
【0007】本発明の目的は、軌条に対する車両移動が
簡単迅速に行えて軌条周辺の砂利整地等の作業が迅速に
行え、かつ、多様な作業が自在に行える軌陸作業車を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、軌条用車輪及び路面用クローラを有する軌陸
両用走行部と、この軌陸両用走行部上に支持されて走行
部の駆動を手動操作する運転席装置を有する車両本体部
と、車両本体部から前方に延在して車両本体部の運転席
装置で駆動制御される作業腕部と、作業腕部の先端に可
動かつ脱着可能に取付けられて、回転駆動によって前記
軌条周辺の路面状況を変える作業をする弾性の回転ブラ
シ及びこの回転ブラシを回転駆動させるブラシ駆動源を
有するアタッチメントとを具備したことを特徴とする。
【0009】ここで、軌陸両用走行部の路面用クローラ
は、ゴム製キャタピラー等の履帯で車両全体を路面に対
して走行自在に支持し、軌条用車輪は軌条に載せられて
クローラを含む車両全体を軌条に対して走行自在に支持
するもので、既存の軌陸車のクローラと車輪がそのまま
使用可能である。また、車両本体部や作業腕部は、パワ
ーショベルカー等の土木工事車両と同様であり、この土
木工事車両の複数の作業腕を油圧シリンダを介して連結
してなる作業腕部の先端に、回転ブラシとその駆動源を
備えたアタッチメントが脱着可能に取り付けられる。こ
のアタッチメントの回転ブラシは回転することで軌条周
辺の砂利等をならす作業をするものであり、回転ブラシ
を回転させる駆動源は、作業腕と同じ油圧源を利用した
油圧モーターが適切である。
【0010】また、本発明の請求項2の発明は、上記ア
タッチメントの回転ブラシを、この回転ブラシを部分的
に囲って回転ブラシの回転による路面からの飛散物を衝
突させて路面に落下させるシェル状の保護カバーの中に
回転可能に設置すると共に、この保護カバーを上記作業
腕部の先端に作業腕先端に旋回可能に連結したことを特
徴とする。ここでの保護カバーは、回転ブラシを囲うこ
とで作業の安全性を高めると共に、回転ブラシの回転で
飛散した砂利を回転ブラシの直下の路面に強制落下させ
ることで、路面の仕上がり状況を良好なものにし、後作
業の必要性を無くする。
【0011】また、本発明の請求項3の発明は、上記ア
タッチメント部の保護カバーの回転ブラシが突出するカ
バー開口に、掬い作業用部品を固定したことを特徴とす
る。このように保護カバーに掬い作業をする作業部品を
固定することで、アタッチメントの機能の多様化が可能
となり、軌道周辺の砂利ならし、砂利移動等の様々な作
業が選択できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、一実施形態について図1乃
至図4を参照して説明する。
【0013】図1に示される軌陸作業車20は、軌条用
車輪31及び路面用クローラ32を有する軌陸両用走行
部30と、軌陸両用走行部30上に支持された車両本体
部40と、車両本体部40から前方に延在する作業腕部
50と、作業腕部50の先端に可動にして脱着可能に取
付けられたアタッチメント部品としてアタッチメント6
0を備える。アタッチメント60を除く走行部30、車
両本体部40,作業腕部50は、既存の土木工事車両
(軌陸車、パワーショベルカー等)の基本構造の適用が
可能である。アタッチメント60は、軌条(レール)1
の周辺の砂利をならす等の作業をする回転ブラシ61
と、この回転ブラシ61を回転させるブラシ駆動源62
を基本構造として備える。また、アタッチメント60
は、回転ブラシ61を部分的に囲う鋼板の保護カバー6
3と、保護カバー63を旋回自在に支持する取付ブラケ
ット64と取付ブラケット64に対して保護カバー63
を正逆旋回駆動させるカバー駆動源65を備える。
【0014】車両本体部40は、軌陸両用走行部30に
連結された下部車体部41と、下部車体部41上に左右
に旋回自在に連結された上部車体42を有し、上部車体
42に走行部30等の駆動を手動操作する運転席装置4
3が設置される。下部車体部41に走行部30の路面用
クローラ32が設置され、軌条用車輪31が上下揺動可
能に設置される。
【0015】走行部30のクローラ32は、下部車体部
41の左右両側に設置されたゴム製キャタピラー等の履
帯で、前後両端のスプロケット33等に張架される。左
右一対のクローラ32はスプロケット33の回転で往復
駆動して、車輪31を含む車両全体を路面に対して走行
自在に支持する。走行部30の車輪31は、下部車体部
41から前後に上下揺動自在に延在する前揺動部材34
と後揺動部材35に一対ずつが連結され、この前後一対
の計4輪が一対の軌条1上に載せられて、クローラ32
を含む車両全体を軌条1に対して走行自在に支持する。
クローラ32による車両走行は、揺動部材34,35で
車輪31を路面から浮かせた状態で行われる。車輪31
による軌条走行は、次の順序で行われる。クローラ32
による車両走行でクローラ32を一対の軌条1の外側に
位置させ、軌条1の真上に車輪31を配置させる。この
状態で揺動部材34,35を下方に揺動させて車輪31
を軌条1に載せ、さらに揺動部材34,35を下方揺動
させてクローラ32を路面から浮かせる。この状態で車
輪31を回転させることで、車輪31による軌条走行が
行われ、この軌条走行時にアタッチメント60による路
面のならし等の作業が連続的に行われる。
【0016】車両本体部40の運転席装置43の在る上
部車体42から作業腕部50が、運転席装置43の作業
者に対して前方に延在させてある。作業腕部50は複
数、例えば2つの作業腕51,52をそれぞれ首振り運
動可能に連結したもので、各作業腕には駆動用の油圧シ
リンダ53,…が連結され、最先端の作業腕52の先端
にアタッチメント60が脱着可能に連結される。
【0017】アタッチメント60の具体例を図2及び図
3に示すと、アタッチメント60の回転ブラシ61は下
端開口のシェル状保護カバー63の両側壁板に回転可能
に連結された回転軸61aと、回転軸61aの外周に放
射状に植設された弾性のブラシ61bを備える。鋼板の
保護カバー63の一方の側壁板の外面に回転軸61aを
正逆回転させるブラシ駆動源62が固定される。ブラシ
駆動源62は、例えば作業腕部50と同一の油圧源で駆
動する油圧モーターで、以下、必要に応じて第1油圧モ
ータ62と称する。第1油圧モーター62は、作業腕部
50に配管された既設の油圧ホースの一部に配管接続さ
れて、運転席装置43から手動で駆動操作される。保護
カバー63の下端開口から回転ブラシ61のブラシ61
bの外周一部が突出し、この突出ブラシを路面上で回転
させると路面の砂利等が掻きならされ、跳ね上げられ
る。回転ブラシ61で路面から跳ね上げられた砂利等
は、保護カバー63の内面に衝突してそのまま路面へと
落下することで、アタッチメント60の周辺への砂利等
の飛散が防止されて、安全な砂利ならし等の作業が実行
される。
【0018】下端開口の保護カバー63の上部が取付ブ
ラケット64にリング状のベアリング部66を介して回
転可能に連結され、取付ブラケット64が作業腕52の
先端部に枢軸67を支点に上下に首振り揺動可能に連結
される。取付ブラケット64に取付ブラケット64に対
して保護カバー63を正逆旋回させるカバー駆動源65
が設置される。カバー駆動源65は、例えば作業腕部5
0と同一の油圧源で駆動する油圧モーターで、以下、必
要に応じて第2油圧モータ65と称すると、この第2油
圧モーター65は、作業腕部50に配管された既設の油
圧ホースの一部に配管接続されて、運転席装置43から
手動で駆動操作される。第2油圧モーター65の図示し
ない回転軸と保護カバー63の上部がギヤ結合されて、
第2油圧モーター65の回転軸を正逆回転させると、保
護カバー63が回転ブラシ61と共に取付ブラケット6
4の軸心を中心に正逆回転する。
【0019】また、保護カバー63の底面図を図4に示
すと、これの下端開口63aは略矩形で、この下端開口
63aの前辺に前方に延在する作業部品63bが一定に
形成される。作業部品63bは、回転ブラシ61に代わ
って軌条周辺の地面状況を変える作業をする硬質部品
で、例えば路面を平面仕上げする平板状鋼板で、この平
板状作業部品63bと保護カバー63の先端部前面の間
に補強爪63cが固定される。
【0020】以上の軌陸作業車20は、運転席装置43
の作業者によって次のように手動操作される。軌条1の
周辺に撒き敷かれた砂利を水平にならす作業をする場
合、クローラ運転でもって軌陸作業車20を現場まで自
走させ、現場で車輪31を軌条1に載せ、クローラ32
を路面から浮かせて、車輪運転でもって軌陸作業車20
を軌条1に沿って自走させる。なお、現場の状況によっ
ては軌陸作業車20を現場でクローラ運転させることも
可能である。
【0021】軌条1上を自走させる前に、図1に示すよ
うに作業腕部50を上下に揺動させて先端のアタッチメ
ント60を下向けにし、保護カバー63から突出する回
転ブラシ61の下部を軌条1の周辺の砂利面に載せ置き
する。例えば、図4の実線に示すように一対の軌条1の
間に保護カバー63の矩形開口63aを軌条1と略平行
に位置させ、一対の軌条1の間の砂利面に回転ブラシ6
1を横に配置する。この状態で回転ブラシ61を所望方
向に回転させながら、例えばアタッチメント60を図1
の実線位置から鎖線位置へと水平移動させると、回転す
る回転ブラシ61で軌条1間の砂利の不陸面が平坦面に
ならされる。このような砂利ならしの作業は、運転席装
置43の作業者が目視することで、通常の土木工事と同
様にして簡単迅速に行われる。また、回転ブラシ61の
水平移動で砂利ならしが不十分であると作業者が判断す
ると、作業者は図1の鎖線で示すようにアタッチメント
60の前傾角度を調整して、保護カバー63の作業部品
63bを路面に積極的に当接させ、そのまま水平移動さ
せて路面の砂利ならしの仕上げをする。或いは、作業部
品63bで路面の余剰な砂利をすくい上げて除去する作
業や、路面の一部の砂利をすくい上げて穴掘り作業をさ
せることも可能である。
【0022】上記のような回転ブラシ61による砂利な
らし作業は、アタッチメント60を必要に応じて何回も
繰り返し前後動させることで実行される。また、軌条1
の極近くの砂利ならし作業も、アタッチメント60を前
後動と共に横移動させることで簡単迅速に行われて、従
来の人力による砂利ならしの後作業が省略できる。ま
た、図4の実線に示すように、一対の軌条1の間の砂利
ならし作業が終わると、次に必要に応じて軌条1の外側
の砂利ならし作業が行われる。この外側作業は、図4の
実線から鎖線に示すように作業腕52に対して保護カバ
ー63を旋回させることで行われる。
【0023】なお、本発明は上記実施形態に限らず、特
に、アタッチメントの回転ブラシに砂利用、砂用等の複
数種類を用意して、これを共通の保護カバーに取り付け
るようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、軌陸作業車自体が軌条
の現場に自走し、軌条上で自走しながらアタッチメント
を使って軌条周辺の砂利ならし等の作業を人力を頼るこ
となく簡単迅速に、而も、常に高い仕上がり度でもって
作業することができるようなる。また、軌陸作業車の1
台だけで砂利ならし等の多様な作業が実施できるので、
作業設備全体の実質的な縮小化、設備費の低減化が図れ
る。また、軌陸作業車の作業腕部の三次元的な多様な運
動を利用することで、軌条の極近くの砂利ならし等の作
業も難なく実施できるので、作業後の人力による仕上げ
作業が省略できて、作業全般の大幅な作業性改善が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す軌陸作業車の側面
図。
【図2】図1の軌陸作業車におけるアタッチメントの拡
大側面図。
【図3】図2のアタッチメントの正面図。
【図4】図3のアタッチメントの底面図。
【図5】従来の軌道保守作業用保線車両の側面図。
【図6】図5の保線車両の正面図。
【符号の説明】
20 軌陸作業車 30 走行部 31 軌条用車輪 32 路面用クローラ 40 車両本体部 43 運転席装置 50 作業腕部 60 アタッチメント 61 回転ブラシ 62 ブラシ駆動源(油圧モーター) 63 保護カバー 65 カバー駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 昇吾 大阪府大阪市北区大淀中3丁目8番2号 大淀ヂーゼル株式会社内 Fターム(参考) 2D057 CB01 CB02 CB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌条用車輪及び路面用クローラを有する
    軌陸両用走行部と、この軌陸両用走行部上に支持されて
    走行部の駆動を手動操作する運転席装置を有する車両本
    体部と、車両本体部から前方に延在して前記運転席装置
    で駆動制御される作業腕部と、作業腕部の先端に可動か
    つ脱着可能に取付けられて、回転駆動によって前記軌条
    周辺の路面状況を変える作業をする弾性の回転ブラシ及
    びこの回転ブラシを回転駆動させるブラシ駆動源を有す
    るアタッチメントと、を具備して成る軌陸作業車。
  2. 【請求項2】 上記アタッチメントの回転ブラシを、こ
    の回転ブラシを部分的に囲って回転ブラシの回転による
    路面からの飛散物を衝突させて路面に落下させるシェル
    状の保護カバーの中に回転可能に設置すると共に、この
    保護カバーを上記作業腕部の先端に旋回可能に連結した
    ことを特徴とする請求項1記載の軌陸作業車。
  3. 【請求項3】 上記アタッチメント部の保護カバーの回
    転ブラシが突出するカバー開口に、掬い作業用部品を固
    定したことを特徴とする請求項2記載の軌陸作業車。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の軌陸作業
    車の作業腕部の先端に脱着可能に設置されるアタッチメ
    ント部品としての軌陸作業車用アタッチメント。
JP34893499A 1999-12-08 1999-12-08 軌陸作業車及び軌陸作業車用アタッチメント Withdrawn JP2001163023A (ja)

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