JPH08254099A - トンネル内作業装置 - Google Patents

トンネル内作業装置

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JPH08254099A
JPH08254099A JP7057635A JP5763595A JPH08254099A JP H08254099 A JPH08254099 A JP H08254099A JP 7057635 A JP7057635 A JP 7057635A JP 5763595 A JP5763595 A JP 5763595A JP H08254099 A JPH08254099 A JP H08254099A
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JP
Japan
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boom
tunnel
manipulator
work
spraying
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Pending
Application number
JP7057635A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ishiga
裕 石賀
Teruo Sato
照夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURUKAWA DORIRU TEC KK
Hazama Corp
Original Assignee
FURUKAWA DORIRU TEC KK
Hazama Gumi Ltd
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】例えばトンネル走行路の路幅が狭い場合であっ
ても、トンネル工事を高能率に行うことが可能なトンネ
ル内作業装置を提供する。 【構成】先端部にさく岩機48を装着したさく岩機用ブ
ーム18と、先端部にコンクリート吹付ノズル22bを
装着した吹付用マニピュレータ22cとを、走行台車1
0上に俯仰旋回可能に搭載した。また、走行台車10上
に、さく岩機用ブーム18の俯仰旋回範囲の外側まで吹
付用マニピュレータ22cが退避するように、吹付用マ
ニピュレータ22cの基端部22aを移動させる移動機
構を配設した。移動機構は、さく孔作業におけるさく岩
機用ブーム18の俯仰旋回範囲内からその範囲の外側位
置まで延在する軌道64と、この軌道64上に移動可能
に配設され、且つ吹付用マニピュレータ22cの基端部
22aを固定している移動部材64と、この移動部材6
4を軌道64に沿って移動させる移動装置66とで構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル切羽面のさく
孔作業及びトンネル内壁面へのコンクリートの吹付作業
を行うトンネル内作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル内の切羽面に多数のさく孔を形
成する装置として、例えば、特開昭59−18895号
公報に示すように、先端部にさく岩機を装着したさく岩
機用ブームを、走行台車上に搭載してなるトンネル掘進
機が知られている。一方、掘削したトンネルの内壁面に
コンクリートの吹付作業を行う装置として、特開平1−
304299号公報に示すように、先端部に吹付けノズ
ルを装着したマニピュレータを、走行台車上に搭載して
なる自走式コンクリート吹付装置が知られている。
【0003】トンネル工事では、通常、前記トンネル掘
進機をトンネル内の切羽面の近くまで前進移動し、さく
岩機を使用して切羽面に多数のさく孔を形成し、破砕装
置により切羽面を破砕していく。そして、トンネル掘進
機を切羽面から後退移動させ、前記自走式コンクリート
吹付装置を前進移動して、トンネル内壁面へのコンクリ
ート吹付作業を行う。
【0004】また、軟弱地盤でのトンネル工事では、先
に、トンネル内に自走式コンクリート吹付装置を前進移
動して切羽面へのコンクリート吹付作業を行った後、自
走式コンクリート吹付装置を後退移動させて、トンネル
掘進機によるさく孔作業を行う場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トンネル断
面積が小さく、前述したトンネル掘進機又は自走式コン
クリート吹付装置が一台しか走行できないトンネル走行
路である場合、前述したさく孔作業の後にコンクリート
吹付作業、又は逆の順序で作業を行う際には、作業交代
時に、どちらかの装置をトンネル外部、または拡幅部ま
で後退移動させなければならない。
【0006】これにより、さく孔作業とコンクリート吹
付作業との間に、常に、作業待ち時間が発生してしまう
ので、トンネル工事の能率化の面で問題がある。この発
明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、トンネル
走行路の路幅が狭い場合のように狭隘なトンネル内であ
ってもトンネル工事を高能率に行うことが可能なトンネ
ル内作業装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
トンネル内作業装置は、先端部にさく岩機を装着したさ
く岩機用ブームと、先端部にコンクリート吹付ノズルを
装着した吹付用マニピュレータとを、走行台車上に俯仰
旋回可能に搭載するとともに、前記走行台車上に、さく
孔作業において前記さく岩機用ブームが俯仰旋回する範
囲の外側まで前記吹付用マニピュレータが退避するよう
に、前記吹付用マニピュレータの基端部を移動させる移
動機構を配設したことを特徴とする装置である。
【0008】また、請求項2記載のトンネル内作業装置
は、請求項1記載の装置において、前記移動機構を、前
記さく岩機用ブームの俯仰旋回範囲内からその範囲の外
側位置まで前記走行台車上を延在する軌道と、この軌道
上に移動可能に配設され、且つ前記吹付用マニピュレー
タの基端部を固定している移動部材と、この移動部材を
前記軌道に沿って移動させる移動装置とで構成したこと
を特徴とする装置である。
【0009】
【作用】請求項1記載のトンネル内作業装置によれば、
例えばトンネル走行路の路幅が狭い場合であっても、走
行台車をトンネル内の切羽面の近くまで移動するだけ
で、切羽面へのさく孔作業、又はトンネル内壁面へのコ
ンクリート吹付作業のいずれかを選択して行うことが可
能となるとともに、さく孔作業とコンクリート吹付作業
との間の作業待ち時間が殆ど発生しない。また、トンネ
ル走行路の路幅が狭くても、さく孔及びコンクリート吹
付の同時作業が可能である。
【0010】そして、走行台車上に配設されている移動
機構により前記吹付用マニピュレータの基端部を退避移
動させると、さく孔作業におけるさく岩機用ブームの俯
仰旋回範囲の外側まで吹付用マニピュレータが退避する
ので、さく岩機による切羽面へのさく孔作業に支障をき
たすことがない。また、請求項2記載のトンネル内作業
装置によれば、請求項1記載の作用が得られるととも
に、吹付用マニピュレータの退避動作、又は作業位置へ
の吹付用マニピュレータの移動動作を、迅速に行うこと
が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のトンネル内作業装置の一実施
例について図1及び図2を参照して説明する。本装置
は、走行台車10上に、油圧ユニット12、給電ケーブ
ルリール14、運転室16、さく岩機用ブーム18及び
作業用ブーム20の基端部が配設されているとともに、
コンクリート吹付装置22のブームロータリ装置(基端
部)22aが配設されている。
【0012】すなわち、走行台車10上に第1ブームヨ
ーク24が固設され、この第1ブームヨーク24に、第
1ブームペデスタル26a、第2ブームペデスタル26
bがそれぞれ垂直軸を介して回転自在に連結されてい
る。また、この第1ブームペデスタル26aに、作業用
ブーム20の基端部が回動自在に連結されている。そし
て、作業用ブーム20の先端部には作業床28が俯仰可
能に連結されている。さらに、第1ブームペデスタル2
6と作業用ブーム20の下部との間に俯仰シリンダ30
が連結され、作業床28の下部と作業用ブーム20の先
端部との間に水平保持シリンダ32が連結されている。
【0013】そして、俯仰シリンダ30の伸縮動作によ
り、作業床ブーム20は基端部を支点として俯仰動作を
行う。また、水平保持シリンダ32の伸縮動作により、
作業床28は水平状態が保持される。走行台車10上に
は、第1ブームヨーク24より前側に第2ブームヨーク
34が固設され、この第2ブームヨーク34に垂直軸を
介して第3ブームペデスタル36が回転自在に連結され
ている。そして、第3ブームペデスタル36に、さく岩
機用ブーム18の基端部が回動自在に連結されていると
ともに、第3ブームペデスタル36とさく岩機用ブーム
18の先端側下部との間には、俯仰シリンダ38が連結
されている。また、第3ブームペデスタル36と第2ブ
ームペデスタル26bとの間に一対の旋回シリンダ40
が連結されている。
【0014】そして、旋回シリンダ40の伸縮動作によ
り、さく岩機用ブーム18は水平旋回動作を行う。ま
た、俯仰シリンダ38の伸縮動作により、さく岩機用ブ
ーム18は、全体長を変化させながら基端部を支点とし
て俯仰動作を行う。また、さく岩機用ブーム18の先端
部には、ユニバーサルジョイント42を介してロータリ
アクチュエータ44が連結され、ロータリアクチュエー
タ44の先端部にはガイドマウンチング46が連結され
ており、このガイドマウンチング46上に、さく岩機4
8を装着したガイドシェル50が配設されている。
【0015】さく岩機48は、ガイドシェル50上を前
進後退自在とされたブレーカ48aと、このブレーカ4
8aの前側に装着されてガイドシェルに沿って延在する
ロッド48bとで構成されている。そして、ガイドシェ
ル50は、ガイドマウンチング46上に敷設されたレー
ル上に配設され、そのガイドマウンチング46に組み込
まれたスライドシリンダ52の伸縮動作により前進若し
くは後退動作を行う。また、ガイドマウンチング46と
ロータリアクチュエータ44の先端部との間にはチルト
シリンダ54が連結されており、このチルトシリンダ5
4の伸縮動作により、さく岩機48は前方側が下方もし
くは上方を向くように傾動する。さらに、ロータリアク
チュエータ44の駆動により、ガイドマウンチンク46
が延在する前後方向と略平行な軸を中心としてさく岩機
48が回転動作を行う。
【0016】一方、走行台車10上には、その前後方向
に延在して架台60が設けられている。そして、架台6
0上には一対のレール(軌道)62が敷設されており、
これらレール62には、走行台車10の前後方向に移動
可能なスライド板(移動部材)64が、脱落不能に載置
されている。また、スライド板64上には、前述したブ
ームロータリ装置22aと、スライド板64を一対のレ
ール62に沿って前後方向に移動させる駆動装置(移動
装置)66とが固定されている。スライド板64を前後
方向に移動させる具体的機構は、レール64の走行台車
10の前後方向に沿う側面にラックギヤ(図示せず)が
形成され、駆動装置66として配設された回転モータの
回転軸にピニオンギヤが直結され、前記ラックギヤにピ
ニオンギヤを噛合させた状態で回転モータを正方向若し
くは逆方向回転させることにより、スライド板64を移
動させる機構が備えられている。
【0017】そして、回転モータ(駆動装置)66の駆
動によりスライド板64が、図1に示す実線位置まで移
動すると、さく岩機48がさく孔作業を行う際にさく岩
機用ブーム18が所定の仰角を付け、且つ左右方向に所
定角度に旋回する範囲(俯仰旋回範囲)の外側位置ま
で、後述するコンクリート吹付装置22cが退避するこ
とになる。また、回転モータ(駆動装置)66の駆動に
よりスライド板64が、図1に示す二点鎖線位置まで移
動すると、コンクリート吹付装置22cによる吹付作業
が行われる。
【0018】前記コンクリート吹付装置22は、先端部
に吹付ノズル22bを連結したマニピュレータ22c
と、マニピュレータ22cの基端側ブーム22c1 を軸
回りに360°回転可能としてスライド板64上に固設
されているブームロータリ装置22aと、基端側ブーム
22c1 の下部及びブームロータリ装置22a間に連結
された俯仰シリンダ22dと、走行台車10上の後部に
搭載されたコンクリートポンプ22eとを備えている。
【0019】そして、各アーム部に配設された伸縮シリ
ンダの伸縮動作により各アーム部の俯仰動作が行われ、
ブームロータリ装置22aの回転動作によりマニピュレ
ータ22c全体が旋回する。さらに、俯仰シリンダ22
1 の伸縮動作により、マニピュレータ22c全体の俯
仰動作が行われる。これらの動作により、マニピュレー
タ22cの先端部に配設されている吹付ノズル22b
は、噴射方向が特定方向に向けられる。また、図示しな
いコンクリートミキサー車からコンクリートが供給され
てきたコンクリートポンプ22eは、可撓性を有する配
管(図示せず)を介して吹付ノズル22bにコンクリー
トを圧送していく。
【0020】次に、さく孔作業からトンネル内壁面への
コンクリート吹付作業までの本装置の動作について説明
する。なお、ブームロータリ装置22aは、走行台車1
0上の後側に位置しているものとする。先ず、走行台車
10を、トンネル内の切羽面の近くまで前進移動する。
次いで、俯仰シリンダ38、旋回シリンダ40の伸縮動
作により、さく岩機用ブーム18を所定の俯仰角度、水
平位置まで移動し、スライドシリンダ52及びチルトシ
リンダ54の伸縮動作、ロータリアクチュエータ44の
回転動作により、さく岩機48を予め設定した切羽面の
特定位置に向け、ロッド48bの打撃運動により切羽面
にさく孔を形成する。この動作を複数回繰り返した後、
図示しない破砕機等により切羽面を順次破砕してトンネ
ルを掘削する。
【0021】次いで、形成したトンネルの内壁面に対し
てコンクリートの吹付作業を行う場合には、先ず、俯仰
シリンダ38、旋回シリンダ40の伸縮動作により、さ
く岩機用ブーム18の先端部を下げる。次いで、駆動装
置66の駆動により、スライド板64を走行台車10の
前側に移動する。これにより、コンクリート吹付装置2
2全体が、走行台車10の前側に位置する。次いで、マ
ニピュレータ22cの各アーム部に配設されている伸縮
シリンダの伸縮動作、ブームロータリ装置22aの回転
動作及び俯仰シリンダ22c1 の伸縮動作により、吹付
ノズル22bの噴射方向をトンネルの内壁面に向ける。
そして、コンクリートポンプ22eより圧送されてきた
コンクリートを、内壁面に向けて吹付けていく。そし
て、各アーム部の伸縮シリンダ、俯仰シリンダ22c1
の伸縮動作をさらに続行し、ブームロータリ装置22a
の回転動作も続行することにより、トンネルの内壁面全
域へのコンクリート吹付けが完了する。
【0022】このように、さく孔作業を行う際には、コ
ンクリート吹付装置22が走行台車10上の後側に退避
しているので、さく岩機用ブーム18の俯仰旋回範囲に
何等影響を与えず、さく岩機用ブーム18を所定の俯仰
角度、水平位置まで移動し、さく岩機48のさく孔作業
を正常に行うことができるとともに、この作業が完了し
た後、コンクリート吹付装置22を走行台車10の前側
に移動し、直ちにコンクリート吹付作業に移ることがで
きる。
【0023】また、軟弱地盤等を掘削するために、切羽
面へのコンクリート吹付作業を行った後に、さく孔作業
を行う本装置の動作は、先ず、走行台車10をトンネル
内の切羽面の近くまで前進移動した後、駆動装置66の
駆動によりスライド板64を走行台車10の前側に移動
し、コンクリート吹付装置22全体を走行台車10の前
側位置とする。そして、コンクリート吹付装置22によ
りトンネルの切羽面全域にコンクリートの吹付作業を行
う。
【0024】ここで、軟弱地盤の掘削の場合には、通
常、切羽面へのコンクリート吹付作業が終了した後、切
羽上部の崩壊を防止するために鋼矢板を打ち込む。この
鋼矢板打ち込み作業が終了した後、駆動装置66の駆動
によりコンクリート吹付装置22を走行台車10上の後
側に退避させ、前述したさく岩機48によるさく孔作業
を行う。
【0025】この作業においても、鋼矢板打ち込み作業
が終了した後、直ちに、さく岩機48によるさく孔作業
を行うことができるとともに、さく孔作業を行う際に
は、コンクリート吹付装置22が走行台車10上の後側
に退避しているので、さく岩機用ブーム18の俯仰旋回
範囲に何等影響を与えず、さく岩機48を切羽面向けて
作業を正常に行うことができる。
【0026】したがって、本装置は、走行台車10上に
コンクリート吹付装置22とさく岩機46とが搭載され
ており、さく孔作業とコンクリート吹付作業との間の作
業待ち間隔を殆ど発生せずにトンネル工事を行うことが
できるので、トンネル工事の能率化を図ることができ
る。また、さく岩機48によるさく孔作業の際には、さ
く岩機用ブーム18の移動範囲に支障がないように、コ
ンクリート吹付装置22が走行台車10上の後側に退避
するので、さく孔作業に支障をきたすことがない。ま
た、トンネル走行路の路幅が狭くても、さく孔及びコン
クリート吹付の同時作業を行うこともできる。
【0027】なお、走行台車10に1本のさく岩機用ブ
ーム18を搭載した装置について説明したが、これに限
ることはなく、トンネルの切羽面が大きい場合には、ブ
ーム数を増加させることも可能である。また、上記実施
例において、ブームロータリ装置22aを走行台車10
上の前後方向に移動させる機構、即ち、スライド板6
4、一対のレール64、ラックギヤピニオンギヤ及び回
転モータで構成した機構は一例であり、例えば、油圧シ
リンダ機構等によりブームロータリ装置22aを移動さ
せる機構としても、上記実施例と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のト
ンネル内作業装置は、トンネル走行路の路幅が狭い場合
のように狭隘なトンネル内であっても、走行台車をトン
ネル内の切羽面の近くまで移動するだけで、切羽面への
さく孔作業、又はトンネルの内壁面へのコンクリート吹
付作業のいずれかを選択して行うことができ、しかも、
さく孔作業とコンクリート吹付作業との間の作業待ち時
間が殆ど発生しないので、トンネル工事の能率化を図る
ことができる。
【0029】また、走行台車上に配設されている移動機
構により吹付用マニピュレータの基端部を退避移動させ
ると、さく孔作業においてさく岩機用ブームの俯仰旋回
範囲の外側まで吹付用マニピュレータが退避するので、
さく岩機による切羽面へのさく孔作業に支障をきたすこ
とがない。また、請求項2記載のトンネル内作業装置
は、請求項1記載の効果を得ることができるとともに、
吹付用マニピュレータの退避動作、又は吹付用マニピュ
レータの作業位置への吹付用マニピュレータの移動動作
を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトンネル内作業装置を示す側面図であ
る。
【図2】本発明のトンネル内作業装を示す平面図であ
る。
【符号の説明】 10 走行台車 18 さく岩機用ブーム 48 さく岩機 22a ブームロータリ装置(吹付用マニピュレータの
基端部) 22b 吹付けノズル(コンクリート吹付ノズル) 22c マニピュレータ(吹付用マニピュレータ) 62 レール(軌道) 64 スライド板(移動部材) 66 駆動装置(移動装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にさく岩機を装着したさく岩機用
    ブームと、先端部にコンクリート吹付ノズルを装着した
    吹付用マニピュレータとを、走行台車上に俯仰旋回可能
    に搭載するとともに、前記走行台車上に、さく孔作業に
    おいて前記さく岩機用ブームが俯仰旋回する範囲の外側
    まで前記吹付用マニピュレータが退避するように、前記
    吹付用マニピュレータの基端部を移動させる移動機構を
    配設したことを特徴とするトンネル内作業装置。
  2. 【請求項2】 前記移動機構を、前記さく岩機用ブーム
    の俯仰旋回範囲内からその範囲の外側位置まで前記走行
    台車上に延在する軌道と、この軌道上に移動可能に配設
    され、且つ前記吹付用マニピュレータの基端部を固定し
    ている移動部材と、この移動部材を前記軌道に沿って移
    動させる移動装置とで構成したことを特徴とする請求項
    1記載のトンネル内作業装置。
JP7057635A 1995-03-16 1995-03-16 トンネル内作業装置 Pending JPH08254099A (ja)

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