JPH0718870Y2 - ガラス支持構造 - Google Patents

ガラス支持構造

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JPH0718870Y2
JPH0718870Y2 JP8385491U JP8385491U JPH0718870Y2 JP H0718870 Y2 JPH0718870 Y2 JP H0718870Y2 JP 8385491 U JP8385491 U JP 8385491U JP 8385491 U JP8385491 U JP 8385491U JP H0718870 Y2 JPH0718870 Y2 JP H0718870Y2
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JP
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glass
fixture
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sealing
fitting
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博行 小寺
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昭和鋼機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガラスの支持構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物等において支持部材にガラス板を取
り付ける場合、図3に示すように、支持部材1における
開口部2の内周面にゴム製の固定具10′を固定し、こ
の固定具10′にガラス板50を嵌め込むようにした構
造のものがある。図4は支持部材1がコンクリート壁で
ある場合におけるガラス支持構造の要部縦断面図(図3
XーX断面)である。この場合には、ゴム製の固定具1
0′の脚部11をコンクリート壁1の嵌合溝3に嵌め込
むことにより、固定具10′をコンクリート壁1に固定
し、固定具10′の頭部12の頂上部に設けられた嵌合
溝14にガラス板50の縁部51を嵌め込むことによ
り、ガラス板50を固定具10′に固定している。尚、
ガラス板50を嵌め込む際に、嵌合溝3を広げてガラス
板50を入れ易くするために、固定具10′における頭
部12の側部には凹部15が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記固
定具10′の嵌合溝14は、ゴム製の固定具10′を成
形する時に同時に形成されるのであるが、ゴム成形時の
温度条件や成形スピード等の要因により、常に一定の寸
法に形成することが非常に難しく、若干ばらつきが生じ
る。したがって、この嵌合溝14にガラス板50を嵌め
込んだ場合に隙間ができて、その隙間から風雨が室内側
へ侵入する虞れがあった。又、コンクリート壁1に設け
た嵌合溝3の場合にも、その寸法を一定にすることは非
常に難しく、そこに固定具10′の脚部11を嵌め込ん
だ場合に隙間ができて、その隙間から風雨が室内側へ侵
入する虞れがあった。この考案は上述従来の技術の問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、構造が簡単でシール性に優れたガラス支持構造を提
供しようとするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するためになされたもので、その要旨は次の(1)〜
(3)に記載のガラス支持構造にある。 (1)支持部材に設けられた嵌合溝に固定具が嵌め込み固
定され、この固定具に設けられた嵌合溝にガラスの縁部
が嵌め込まれることによってガラスが支持されるガラス
支持構造において、固定具には、支持部材に対する接合
面とガラスに対する接合面に、それぞれシール材収納溝
が形成され、これらシール材収納溝には上記各接合面を
シールするシール材が装着されていて、而してこのシー
ル材が、弾性を有する樹脂製の母材に、吸水状態でゲル
化膨潤する高分子吸水剤が混在されてなることを特徴と
するガラス支持構造。 (2)第一嵌合溝と第二嵌合溝を有する固定具を具備し、
この固定具はその第一嵌合溝に支持部材を嵌め込むこと
によって支持部材に固定され、この固定具の第二嵌合溝
にガラスの縁部が嵌め込まれることによってガラスが支
持されるガラス支持構造において、固定具には、支持部
材に対する接合面とガラスに対する接合面に、それぞれ
シール材収納溝が形成され、これらシール材収納溝には
上記各接合面をシールするシール材が装着されていて、
而してこのシール材が、弾性を有する樹脂製の母材に、
吸水状態でゲル化膨潤する高分子吸水剤が混在されてな
ることを特徴とするガラス支持構造。 (3)上記シール材の母材が連続気泡の発泡体であること
を特徴とする上記(1)または(2)に記載のガラス支持構
造。
【0005】
【作用】シール材において母材に混在する高分子吸水剤
は母材の表面にも存在しており、この高分子吸水剤は水
を吸収するとゲル化して膨潤する。ゲル化膨潤した高分
子吸水剤はシールすべき部材の表面、即ち、固定具にお
ける各シール材収納溝の内面と、支持部材及びガラスに
おいてシール材と対向する面に押し付けられる。その結
果、シール材が上記各面に隙間なく密着し、風雨の侵入
を完全に阻止する。特に、母材を連続気泡の発泡体とし
た場合には、気泡中にも高分子吸水剤が存在し、この高
分子吸水剤が水を吸収してゲル化膨潤すると、気泡を隙
間なく埋めるとともに、膨潤した高分子吸水剤が中から
母材の表面へと押し出されてくる。その結果、シール材
の母材とシールすべき部材の間を膨潤した高分子吸水剤
が一層密に埋め尽くす。
【0006】
【実施例】以下、この考案の実施例を、図1及び図2の
図面に基づき図3を援用して説明する。図1(A)はこの
考案に係るガラス支持構造の第1実施例を示す縦断面図
であり、従来技術における図4に対応するものである。
図1(A)においては、左側が室内側であり、右側が室外
側になっている。尚、この第1実施例は、図3に示すよ
うにコンクリート壁1を支持部材とし、コンクリート壁
1の開口部2の内周面にゴム製の固定具10を固定し、
この固定具10にガラス板50を嵌め込んで固定する態
様である。
【0007】図1(A)に示すように、コンクリート壁1
における開口部2の全内周面2aには、固定具10を取
り付けるための断面矩形の嵌合溝3が環状に設けられて
いる。固定具10は次の〜に関して従来の固定具1
0′と同一構成をなしている。 固定具10はゴム製であり、脚部11と頭部12を有
している。 脚部11の両側部には多数のフィン13が形成されて
いる。 頭部12の頂上部には断面矩形の嵌合溝14が設けら
れている。 頭部12の一側部には凹部15が設けられている。
【0008】しかしながら、この固定具10は次の
(a),(b)に記載する点が従来の固定具10′と構成を
異にしている。(a)頭部12において、開口部2の内周
面2aに対する接合面16には、脚部11を間に挟んで
室外側と室内側に、シール材収納溝(以下、収納溝と略
称する)17,18が設けられている。収納溝17,1
8は、その断面形状が図1(B)に示すように一部が切り
欠かれた略円形にされていて、固定具10の長手方向
(開口部2の周方向に沿う方向)に沿って環状に形成され
ている。(b)嵌合溝14において室外側〔図1(A)にお
いて右側〕に位置する内側面にはシール材収納溝19が
設けられている。収納溝19は断面矩形をなし、固定具
10の長手方向に沿って環状に形成されている。
【0009】上記固定具10の収納溝17,18には断
面円形で紐状をなすシール材31,32が装着されてお
り、収納溝19には断面矩形で帯状をなすシール材33
が装着されている。この点も従来のガラス支持構造と相
異する点である。シール材31,32の直径は、収納溝
17,18に内接する円の直径よりも若干小さくされて
いる。図1(B)において二点鎖線は収納溝17に装着さ
れたシール材31を示しており、固定具10をコンクリ
ート壁1に固定する前の状態を表している。この図に示
すように、コンクリート壁1に固定する前の状態では、
シール材17の一部が接合面16よりも若干外側に膨出
した状態になっている。尚、シール材32についても同
様である。又、シール材33についても、ガラス板50
を嵌入する前の状態において、シール材33のシール面
が嵌合溝14の内側面よりも若干突出した状態になって
いる。
【0010】上記シール材31,32とシール材33は
断面形状を異にするが、どちらも同一材料から形成され
ている。以下に、シール材31〜33について詳述す
る。シール材31〜33は、クロロプレンゴムあるいは
シリコーンゴム等の弾性を有する母材の中に高分子吸水
剤を混在させて構成されている。高分子吸水剤は非吸水
状態では粉状をなしているが、水を吸収するとゲル化し
て膨潤するという性質を有し、一旦吸収した水は多少の
圧力を加えても離さないという性質を持っている。この
高分子吸水剤の具体例としては、株式会社クラレの商品
名「KIゲル201K」あるいは「KIゲル201K−F
2」等がある。
【0011】上記シール材31〜33の製造方法は概略
次のとおりである。母材となるクロロプレンゴムあるい
はシリコーンゴム等のゴム原料を適宜配合して用意する
とともに、加硫剤や加硫促進剤や老化防止剤等の薬品を
適宜配合して用意する。そして、これらゴム原料と薬品
と前記粉状をなす高分子吸水剤とを練り合わせ、加熱
し、圧延し、冷却し、加硫成形することによって、所定
の形状、所定の硬度、所定の弾力を持ったシール材が製
造される。このようにして製造したシール材31〜33
は、母材の内部に高分子吸水剤が混在しているのは勿論
であるが、母材の表面にも高分子吸水剤がびっしりと付
着している。
【0012】上記シール材31〜33を装着した固定具
10は、その脚部11をコンクリート壁1の嵌合溝3に
嵌入せしめることによって、コンクリート壁1に固定さ
れている。固定具10は次のようにしてコンクリート壁
1に固定されたものである。固定具10の接合面16を
コンクリート壁1における開口部2の内周面2aに当接
させるべく、脚部11を嵌合溝3の中に充分に押し込
む。このようにすると、固定具10の接合面16から外
に膨出していたシール材31の膨出部が押圧されて、こ
の膨出部が収納溝17内に押し込まれる。このように圧
縮変形された時に、シール材31が収納溝17内を隙間
なく満たすように、シール材31の外径を予め設定して
おく。そうすると、コンクリート壁1に固定具10を固
定した状態では、シール材31の母材の弾発力によっ
て、シール材31の外周面が、収納溝17の内面と開口
部2の内周面2aに密接せしめられるようになる。尚、
シール材32についても同様である。
【0013】コンクリート壁1に固定した上記固定具1
0の嵌合溝14に、ガラス板50の縁部51を嵌入せし
めることによって、ガラス板50はコンクリート壁1に
支持されている。嵌合溝14にガラス板50の縁部51
を押し込んだ時に、シール材33が収納溝19の内面と
ガラス板50の外面とに挟まれて圧縮され、その結果、
シール材33の弾発力によってシール材33は収納溝1
9とガラス板50に密接するようになっている。
【0014】而して、上記ガラス板50の支持構造によ
れば、室外側から室内側への風雨の侵入を確実に阻止す
ることができる。初めに、コンクリート壁1と固定具1
0との間のシール性について説明する。コンクリート壁
1における開口部2の内周面2aと固定具10の接合面
16との間に隙間が生じていたり、コンクリート壁1に
おける嵌合溝3の内面と固定具10の脚部11の外面と
の間に隙間が生じていても、これら隙間から水が侵入し
てくると、シール材31あるいはシール材32の表面に
付着している高分子吸水剤がこの水を吸収してゲル化膨
潤する。すると、ゲル化膨潤した高分子吸水剤が、開口
部2の内周面2a及び嵌合溝17,18の内面に更に強
く圧接する。前述したように、高分子吸水剤は一旦吸収
した水を容易に離さない。したがって、シール材31,
32の母材と開口部2の内周面2aとの間、及び、シー
ル材31,32の母材と嵌合溝17,18の内面との間
を、ゲル化膨潤した高分子吸水剤が隙間なく埋め尽く
し、風雨の通過を阻止する。その結果、コンクリート壁
1と固定具10との間が確実にシールされることとな
る。
【0015】尚、この実施例では、コンクリート壁1と
固定具10との間をシールする目的で、2つのシール材
31,32を装着しているが、必ずしも両方なければな
らないわけではなく、シール材31,32のうち少なく
ともいずれか一方が備わっていれば、この考案の目的は
達成される。
【0016】次に、固定具10とガラス板50との間の
シール性について説明する。固定具10における嵌合溝
14の幅寸法の方がガラス板50の縁部51の厚さ寸法
よりも大きく、その間に隙間が生じていたとしても、こ
の隙間から水が侵入してくると、シール材33の表面に
付着している高分子吸水剤がこの水を吸収してゲル化膨
潤する。すると、ゲル化膨潤した高分子吸水剤が、収納
溝19の内面とガラス板50の縁部51の外面に更に強
く圧接する。したがって、シール材33の母材と収納溝
19の内面との間、及び、シール材33の母材とガラス
板50の外面との間を、ゲル化膨潤した高分子吸水剤が
隙間なく埋め尽くし、風雨の通過を阻止する。その結
果、固定具10とガラス板50との間が確実にシールさ
れることとなる。
【0017】次に、図2に基づいて、この考案に係るガ
ラス支持構造の第2実施例を説明する。図2は第1実施
例における図1(A)に対応する縦断面図であり、図中左
側が室内側であり、右側が室外側になっている。この第
2実施例は、金属製のサッシ枠5を支持部材として、こ
のサッシ枠5に固定具20を介してガラス板50が取り
付けられた態様である。
【0018】この実施例における固定具20はゴム製
で、断面略六角形をなしている。そして、固定具20に
は、互いに反対の側に位置する第一嵌合溝21と第二嵌
合溝22が設けられている。この第一嵌合溝21にサッ
シ枠5の支持片6を嵌め込むことにより、固定具20が
サッシ枠5に固定されるようになっており、第2嵌合溝
22にガラス板50の縁部51を嵌め込むことにより、
ガラス板50が固定具20を介してサッシ枠5に支持さ
れるようになっている。
【0019】第一嵌合溝21において室外側〔図1(A)
において右側〕に位置する内側面にはシール材収納溝2
3が設けられている。収納溝23は第1実施例における
収納溝17に相当するものである。収納溝23は、収納
溝17と同様にその断面形状が一部を切り欠かれた略円
形にされていて、固定具20の長手方向に沿って環状に
形成されている。この収納溝23には、断面円形で紐状
をなすシール材34が装着されている。シール材34
は、第1実施例におけるシール材31に相当するもので
ある。収納溝23とシール材34との関係は、第1実施
例における収納溝17とシール材31との関係と同じに
なっている。即ち、シール材34の直径は収納溝23
の内接円の直径よりも若干小さく、収納溝23に装着
したシール材34の一部は、固定具20をサッシ枠5に
固定する前の状態において、第一嵌合溝21の内側面よ
りも若干膨出する。
【0020】上記第一嵌合溝21にサッシ枠5の支持片
6を嵌入すると、シール材34の膨出部が収納溝23内
に押し込まれ、圧縮変形されたシール材34が収納溝2
3内を隙間なく満たし、シール材34の外周面が収納溝
23の内面とサッシ枠5の外面に密接せしめられるよう
になっている。
【0021】一方、第二嵌合溝22において室外側に位
置する内側面にはシール材収納溝24が設けられてお
り、この収納溝24にはシール材35が装着されてい
る。収納溝24とシール材35の構成及び機能は、第1
実施例における収納溝19とシール材33の構成及び機
能と同様であるので説明は省略する。
【0022】上記シール材34,35は、第1実施例の
シール材31,33と同じ材料で形成されている。即
ち、シール材34,35はクロロプレンゴムあるいはシ
リコーンゴム等の弾性を有する母材の中に高分子吸水剤
を混在させて構成されている。したがって、これらシー
ル材34,35も第1実施例のシール材31,33と同
様の作用をなし、サッシ枠5と固定具20との間、及
び、固定具20とガラス板50との間を確実にシール
し、室外側から室内側への風雨の侵入を確実に阻止する
ことができる。
【0023】尚、上記シール材31〜35の母材を連続
気泡の発泡体とするのが、より好ましい。母材を連続気
泡の発泡体にすると、気泡中にも高分子吸水剤が存在す
るようになる。この気泡中の高分子吸水剤が水を吸って
ゲル化膨潤すると、気泡を隙間なく埋めるとともに、膨
潤した高分子吸水剤が気泡の中から母材の表面へと押し
出されてきて、母材とシールすべき部材の間を一層密に
埋め尽くすようになり、シール性をより向上させるから
である。又、シール材を取り扱っている間に、シール材
の表面に付着していた高分子吸水剤を消失させてしまっ
た場合等においても、その後に、気泡中の高分子吸水剤
が水を吸って母材表面に押し出されることにより、上記
消失をカバーすることができるからである。
【0024】この考案は上述実施例に制約されず種々の
態様が採用可能である。例えば、シール材収納溝やシー
ル材の形状は実施例の形状に限るものではない。又、シ
ール材の母材の材質はクロロプレンゴムやシリコーンゴ
ムに限られるものではなく、弾性を有する他の樹脂で形
成してもよいことは勿論である。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、シール材の母材表面に付着している高分子吸水剤が
水を吸収してゲル化膨潤すると、このゲル化膨潤した高
分子吸水剤が、支持部材と固定具とガラスに強く圧接す
るので、支持部材と固定具の間のシール性、及び固定具
とガラスとの間のシール性が向上し、風雨の侵入を確実
に阻止することができるという優れた効果が奏される。
特に、シール材の母材を連続気泡の発泡体にすると、母
材の中から膨潤した高分子吸水剤が母材の表面に押し出
され、母材と上記シールすべき部材との間が高分子吸水
剤によって一層密に埋め尽くされて、シール性がより向
上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの考案に係るガラス支持構造の第1実
施例における縦断面図であり、(B)はその要部拡大図で
ある。
【図2】この考案に係るガラス支持構造の第2実施例に
おける縦断面図である。
【図3】ガラス支持部の正面図である。
【図4】従来のガラス支持構造の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート壁(支持部材) 3 嵌合溝 5 サッシ枠(支持部材) 10 固定具 14 嵌合溝 16 接合面 17,18,19 シール収納溝 20 固定具 21 第1嵌合溝 22 第2嵌合溝 23,24 シール材収納溝 31,32,33,34,35 シール材 50 ガラス板 51 縁部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に設けられた嵌合溝に固定具が
    嵌め込み固定され、この固定具に設けられた嵌合溝にガ
    ラスの縁部が嵌め込まれることによってガラスが支持さ
    れるガラス支持構造において、 固定具には、支持部材に対する接合面とガラスに対する
    接合面に、それぞれシール材収納溝が形成され、これら
    シール材収納溝には上記各接合面をシールするシール材
    が装着されていて、而してこのシール材が、弾性を有す
    る樹脂製の母材に、吸水状態でゲル化膨潤する高分子吸
    水剤が混在されてなることを特徴とするガラス支持構
    造。
  2. 【請求項2】 第一嵌合溝と第二嵌合溝を有する固定具
    を具備し、この固定具はその第一嵌合溝に支持部材を嵌
    め込むことによって支持部材に固定され、この固定具の
    第二嵌合溝にガラスの縁部が嵌め込まれることによって
    ガラスが支持されるガラス支持構造において、 固定具には、支持部材に対する接合面とガラスに対する
    接合面に、それぞれシール材収納溝が形成され、これら
    シール材収納溝には上記各接合面をシールするシール材
    が装着されていて、而してこのシール材が、弾性を有す
    る樹脂製の母材に、吸水状態でゲル化膨潤する高分子吸
    水剤が混在されてなることを特徴とするガラス支持構
    造。
  3. 【請求項3】 上記シール材の母材が連続気泡の発泡体
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のガラ
    ス支持構造。
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