JPH021363Y2 - - Google Patents
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- JPH021363Y2 JPH021363Y2 JP1981047109U JP4710981U JPH021363Y2 JP H021363 Y2 JPH021363 Y2 JP H021363Y2 JP 1981047109 U JP1981047109 U JP 1981047109U JP 4710981 U JP4710981 U JP 4710981U JP H021363 Y2 JPH021363 Y2 JP H021363Y2
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- joint
- water
- swellable
- adhesive
- groove
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Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築及び土木の分野で用いる構造物の
継手目地構造に関するものである。
継手目地構造に関するものである。
かかる目地構造の従来例をまず第２図について
説明すると、例えばコンクリート製金属製の継手
構造物１，１′で形成される継手目地溝２にエポ
キシ樹脂系目地コーキング材等３を充填してい
る。
説明すると、例えばコンクリート製金属製の継手
構造物１，１′で形成される継手目地溝２にエポ
キシ樹脂系目地コーキング材等３を充填してい
る。
しかし、このエポキシ樹脂系目地コーキング材
等３は、伸縮性に乏しく、また接着力が強いため
に継手面に動きや振動が生じた場合には、かえつ
て構造物自体にクラツク等を生じさせる原因とな
る。
等３は、伸縮性に乏しく、また接着力が強いため
に継手面に動きや振動が生じた場合には、かえつ
て構造物自体にクラツク等を生じさせる原因とな
る。
また接着面が湿つている場合は、（これは特に
土木工事でトンネルや水路の組立て施工に多い）
上記コーキング材等３の接着性が弱まり一部接着
面が剥離してそこから漏水する恐れもある。
土木工事でトンネルや水路の組立て施工に多い）
上記コーキング材等３の接着性が弱まり一部接着
面が剥離してそこから漏水する恐れもある。
このような欠点を防止するため、第３図に示す
ように、ポリエチレン等の独立気泡体からなるバ
ツクアツプ材４を継手目地溝２の深部に挿入した
ものもある。
ように、ポリエチレン等の独立気泡体からなるバ
ツクアツプ材４を継手目地溝２の深部に挿入した
ものもある。
このバツクアツプ材４の挿入により、第２図の
ごとく目地溝２を三面（両側面、底面）接着する
のを防止し、二面接着として外圧による荷重を受
けた場合など構造物自体にクラツク等を生じるの
を防止している。
ごとく目地溝２を三面（両側面、底面）接着する
のを防止し、二面接着として外圧による荷重を受
けた場合など構造物自体にクラツク等を生じるの
を防止している。
しかし、上記従来のバツクアツプ材４には防水
作用がないので、これが設置された目地溝２の深
部へ水が浸入してしまうとやはり漏水する恐れが
ある。
作用がないので、これが設置された目地溝２の深
部へ水が浸入してしまうとやはり漏水する恐れが
ある。
本考案の目的は上記不都合を解消し、目地溝の
深部からの漏水の恐れがなく、かつ目地溝を二面
接着できる継手目地構造を提供することにある。
深部からの漏水の恐れがなく、かつ目地溝を二面
接着できる継手目地構造を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、水膨潤性
ポリウレタン樹脂、水膨潤性ポリビニルアルコー
ル等の膨潤性高分子物質を素材とし、かつ石油系
樹脂による粘着剤を加えた水膨潤性組成物を押し
出し成型した粘着性を有する紐状バツクアツプ材
兼シール材を、継手目地溝の深部に挿入し、その
上に離型材を介在させて弾性伸縮目地剤を施した
ことにより達成される。
ポリウレタン樹脂、水膨潤性ポリビニルアルコー
ル等の膨潤性高分子物質を素材とし、かつ石油系
樹脂による粘着剤を加えた水膨潤性組成物を押し
出し成型した粘着性を有する紐状バツクアツプ材
兼シール材を、継手目地溝の深部に挿入し、その
上に離型材を介在させて弾性伸縮目地剤を施した
ことにより達成される。
以下、図面について本考案のの実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本考案の目地構造を示す縦断正面図
で、図中１，１′はコンクリート製金属製の継手
構造物を示し、その端面には継手目地溝２を形成
している。
で、図中１，１′はコンクリート製金属製の継手
構造物を示し、その端面には継手目地溝２を形成
している。
この目地溝２の深部に、押し出し成型した可塑
性水膨潤性組成物よりなる紐状バツクアツプ材兼
シール材５を挿入し、その上に離型材７を介在さ
せて弾性伸縮目地剤６を施す。
性水膨潤性組成物よりなる紐状バツクアツプ材兼
シール材５を挿入し、その上に離型材７を介在さ
せて弾性伸縮目地剤６を施す。
上記離型材７はバツクアツプ材兼シール材５の
上面に塗布されるもので、粘着性を有するバツク
アツプ材兼シール材５や伸縮目地剤６の三面接着
を防止し、二面接着を可能とする。また、この離
型材７があることにより、補修その他で伸縮目地
剤６を交換するのに便利である。
上面に塗布されるもので、粘着性を有するバツク
アツプ材兼シール材５や伸縮目地剤６の三面接着
を防止し、二面接着を可能とする。また、この離
型材７があることにより、補修その他で伸縮目地
剤６を交換するのに便利である。
上記バツクアツプ材兼シール材５を構成する水
膨潤性組成物として、水膨潤性ポリウレタン樹
脂、水膨潤性ポリビニルアルコール等の膨潤性高
分子物質を素材とすることが考えられる。
膨潤性組成物として、水膨潤性ポリウレタン樹
脂、水膨潤性ポリビニルアルコール等の膨潤性高
分子物質を素材とすることが考えられる。
さらにこれら膨潤性高分子物質に熱可塑性エラ
ストマー又は反応性未端基を有する液状ゴム、未
加硫ブチルゴム等を加えてもよい。
ストマー又は反応性未端基を有する液状ゴム、未
加硫ブチルゴム等を加えてもよい。
前記膨潤性高分子物質そのものは粘性を有する
わけでないが、本考案はこれを素材とした水膨潤
性組成物には粘性を持たせるようにした。このよ
うに液状ゴムや未加流ブチルゴムを加えることに
より組成物として粘性のあるものとなる。特にブ
チルゴムは未加流のものではゴム自体の粘性があ
る。
わけでないが、本考案はこれを素材とした水膨潤
性組成物には粘性を持たせるようにした。このよ
うに液状ゴムや未加流ブチルゴムを加えることに
より組成物として粘性のあるものとなる。特にブ
チルゴムは未加流のものではゴム自体の粘性があ
る。
また、さらに粘着剤として石油系樹脂等を加え
て、バツクアツプ材兼シール材５自体に粘着性を
もたせ、端部同士をこの粘着効果で一体化する。
て、バツクアツプ材兼シール材５自体に粘着性を
もたせ、端部同士をこの粘着効果で一体化する。
粘着剤としての石油系樹脂等の添加は前記未加
流ブチルゴム等を混ぜた場合は、粘着性を強化す
るためのものである。
流ブチルゴム等を混ぜた場合は、粘着性を強化す
るためのものである。
一方、バツクアツプ材兼シール材５の上部に施
す弾性伸縮目地剤６としては、土木工事ではエポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂等が、また建築工事では
シリコン樹脂やポリサルフアイド樹脂などを用い
る。
す弾性伸縮目地剤６としては、土木工事ではエポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂等が、また建築工事では
シリコン樹脂やポリサルフアイド樹脂などを用い
る。
次に、作用について述べると、上記構造におい
て、目地溝２内に弾性伸縮目地剤６を充填したの
で、溝２の深部のあるバツクアツプ材兼シール材
５は完全に密封された状態となり、目地深部から
の浸入水があれば、水と作用して水膨潤して、そ
の膨潤圧で継手目地溝２の限定された深部空間を
確実にシールすることができる。
て、目地溝２内に弾性伸縮目地剤６を充填したの
で、溝２の深部のあるバツクアツプ材兼シール材
５は完全に密封された状態となり、目地深部から
の浸入水があれば、水と作用して水膨潤して、そ
の膨潤圧で継手目地溝２の限定された深部空間を
確実にシールすることができる。
以上述べたように、本考案の継手目地構造は、
バツクアツプ材を用いたのと同様の二面接着効果
が得られるとともに、目地溝深部においても粘着
性による接着と水膨潤作用で確実に止水ができる
ものである。
バツクアツプ材を用いたのと同様の二面接着効果
が得られるとともに、目地溝深部においても粘着
性による接着と水膨潤作用で確実に止水ができる
ものである。
第１図は本考案の継手目地構造の実施例を示す
縦断正面図、第２図、第３図はそれぞれ従来の目
地構造の縦断正面図である。 １，１……継手構造物、２……継手目地溝、３
……コーキング材等、４……バツクアツプ材、５
……バツクアツプ材兼シール材、６……弾性伸縮
目地剤、７……離型材。
縦断正面図、第２図、第３図はそれぞれ従来の目
地構造の縦断正面図である。 １，１……継手構造物、２……継手目地溝、３
……コーキング材等、４……バツクアツプ材、５
……バツクアツプ材兼シール材、６……弾性伸縮
目地剤、７……離型材。
Claims (1)
- 水膨潤性ポリウレタン樹脂、水膨潤性ポリビニ
ルアルコール等の膨潤性高分子物質を素材とし、
かつ石油系樹脂による粘着剤を加えた水膨潤性組
成物を押し出し成型した粘着性を有する紐状バツ
クアツプ材兼シール材を、継手目地溝の深部に挿
入し、その上に離型材を介在させて弾性伸縮目地
剤を施したことを特徴とする継手目地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981047109U JPH021363Y2 (ja) | 1981-04-01 | 1981-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981047109U JPH021363Y2 (ja) | 1981-04-01 | 1981-04-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57159977U JPS57159977U (ja) | 1982-10-07 |
| JPH021363Y2 true JPH021363Y2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=29843929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981047109U Expired JPH021363Y2 (ja) | 1981-04-01 | 1981-04-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021363Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61158599A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | 大成建設株式会社 | 止水工法 |
| JPH0645483Y2 (ja) * | 1987-09-01 | 1994-11-24 | 鹿島建設株式会社 | 地下構造物の防水基礎 |
| JP4646501B2 (ja) * | 2002-08-19 | 2011-03-09 | 積水化学工業株式会社 | シールドセグメント用コーキング材 |
| JP2006124928A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Daiwa House Ind Co Ltd | 目地止水構造 |
| JP2013199756A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Kumagai Gumi Co Ltd | ブロック材積みトンネル覆工部の目地切れ補修方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54104740A (en) * | 1978-02-03 | 1979-08-17 | Seiko Epson Corp | Printer |
| JPS55101636A (en) * | 1979-01-25 | 1980-08-02 | Dainichiseika Color Chem | Sealing material capable of being swollen with water |
| JPS55118887A (en) * | 1979-03-08 | 1980-09-12 | Ricoh Co Ltd | System for switching carriage feeding mode |
| JPS55136354A (en) * | 1979-04-09 | 1980-10-24 | Isamu Mizobuchi | Method of sealinggup for construction |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5589783U (ja) * | 1978-12-16 | 1980-06-20 |
-
1981
- 1981-04-01 JP JP1981047109U patent/JPH021363Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54104740A (en) * | 1978-02-03 | 1979-08-17 | Seiko Epson Corp | Printer |
| JPS55101636A (en) * | 1979-01-25 | 1980-08-02 | Dainichiseika Color Chem | Sealing material capable of being swollen with water |
| JPS55118887A (en) * | 1979-03-08 | 1980-09-12 | Ricoh Co Ltd | System for switching carriage feeding mode |
| JPS55136354A (en) * | 1979-04-09 | 1980-10-24 | Isamu Mizobuchi | Method of sealinggup for construction |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57159977U (ja) | 1982-10-07 |
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