JPH07181803A - 現像剤量規制部材およびそれを用いた現像装置 - Google Patents

現像剤量規制部材およびそれを用いた現像装置

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JPH07181803A
JPH07181803A JP5324576A JP32457693A JPH07181803A JP H07181803 A JPH07181803 A JP H07181803A JP 5324576 A JP5324576 A JP 5324576A JP 32457693 A JP32457693 A JP 32457693A JP H07181803 A JPH07181803 A JP H07181803A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、長期間の使用によっても物性の劣
化がない現像剤量規制部材を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明による現像剤量規制部材はアミン系触
媒を含有するポリウレタンゴム組成物で形成されたもの
であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像担持体上に形成した静
電潜像を現像して可視化するのに使用する現像剤量規制
部材およびそれを用いた現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現像装置は図2に示すように、電子写真
感光体1に微小間隔を設けて、現像容器2に取り付けら
れた現像剤担持部材3(以下現像スリーブとも言う)、
現像剤量規制ブレード4(以下弾性ブレードとも言
う)、弾性ローラ5及び一成分現像剤6(以下トナーと
も言う)の構成のものが知られている。現像スリーブが
現像部に担持搬送するトナーの層厚を薄層に規制する手
段として、現像スリーブに弾性ブレードを当接させ、こ
の弾性ブレードと現像スリーブとの当接部の間をトナー
を通過させて規制することにより、現像スリーブ上にト
ナーの薄層を形成し、且つ当接部での摩擦でトナーに潜
像を現像する為の摩擦電荷(トリボ)を付与させるもの
が知られている。
【0003】現像スリーブ上へのトナーの薄層コート
は、トナーの粒子径分布が数ミクロンから十数ミクロン
範囲で存在するため、これら弾性ブレードを用いた現像
においては、弾性ブレードを現像スリーブ表面の稜線部
に均一に精度良く圧接させ、現像スリーブと弾性ブレー
ド間に挟持されたトナーを一様に摩擦帯電させると同時
に、現像スリーブ上に均一な薄層を形成させることが重
要な役割である。
【0004】現像剤量規制部材としては、図1にあるゴ
ム弾性体14あるいは金属箔やプラスチックシート等の
支持材7aとゴム弾性体7bを一体化したもの7が現像
剤量規制部材として用いられ、ゴム弾性体としてウレタ
ンゴムが使用された弾性の現像剤量規制部材が用いられ
ている。
【0005】ウレタンゴム材としては、耐摩耗性、低塑
性変形性、摩擦帯電電荷付与性の点で、熱硬化タイプの
ポリエステル系ポリオールを分子骨格にしたアジぺート
系ウレタンゴムが主に用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、ウ
レタンゴムを用いた現像剤量規制部材は空気中の水分に
より時間経過とともに加水分解反応が進行し、ゴム物性
が低下する傾向があり、これによって数年使用すると現
像スリーブへの圧接力が低下し設定圧が変動したり、ま
たゴム硬度の低下により接触面積が変化するなど、薄層
コート性及び摩擦帯電性に影響を与える問題があった。
【0007】また、像担持体上に形成した静電潜像を現
像して可視化する装置、例えば複写機やレーザービーム
プリンター等は、連続出力時にその機内温度が40℃位
まで上昇し、装置を止めたときには環境温度まで低下す
るため、環境湿度に応じた露結が繰り返される。ウレタ
ン製弾性ブレードも同様な状況下に置かれるなど、使用
される温度、湿度、使用年数に応じた水分との接触によ
る加水分解劣化は現像品質へ影響が大きい。
【0008】特に、ポリエーテル系ポリオールに較べポ
リエステル系ポリオールを分子骨格にしたアジペート系
ウレタンゴムは、耐摩耗性等の特性が良い反面、分子骨
格中に加水分解に弱いエステル基を含むために、使用す
るに従い、水分の介在により加水分解反応を生じ、これ
によりウレタンゴムの分子構造に変化が生じ、初期の機
械的特性に劣化が起り、時間、温度、湿度等の因子で指
数関数的に急速に劣化していく。この結果、ある環境下
に長期に使用すると、機械的特性の低下によってゴム硬
度の変化や塑性変形が生じ現像スリーブとの接触圧の低
下による薄層コート性及び摩擦帯電性に影響を与え、さ
らに劣化が進むに従ってゴムの粘着性が増加し現像スリ
ーブやトナーに粘着したりするトラブルが発生する問題
があった。
【0009】このため、ウレタンゴムの加水分解対策に
加水分解防止剤を使用したり、またウレタンゴムの耐熱
劣化防止のために酸化防止剤を使用することが提案され
ていた。
【0010】しかしながら、ウレタン製弾性ブレードの
さらなるローコスト化及び生産数の拡大にたいする要望
から、ウレタンゴムの成形性を速める必要があり、この
ために反応を促進する触媒を相当量使用する必要があっ
たが、これが逆に加水分解を促進する働きがあり、高品
質な現像を保証しかつ耐用年数の長期化をはかることに
問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は現像剤量規制部
材として、アミン系触媒を含有するポリウレタンゴム組
成物で形成されたもので現像剤量規制部材を用いること
によって上記課題を解決したものである。
【0012】即ち、本発明においては、ウレタン製弾性
ブレードを形成する触媒としてアミン系触媒を用いさら
に必要に応じて加水分解防止剤と酸化防止剤とを併用添
加することにより、ゴム物性の低下をおさえ数年以上に
渡って高品質な現像を提供する弾性の現像剤量規制ブレ
ード部材を完成するに至った。
【0013】ウレタンゴムの成形性を速めるためには、
反応を促進する触媒の量を増やす手法が一般的に用いら
れる。ウレタンゴムの反応促進触媒としては、大きく分
けてジブチルチンジラウレートやスタナスオクトエート
等のスズ系とトリエチレンジアミンやテトラメチルグア
ニジン等のアミン系の2種類が使用され、単独または混
合系で用いられる。スズ系は反応性が速い特徴があり、
アミン系は反応性が遅い反面添加量のばらつきに対する
反応速度のふれあいが小さく扱い易い特徴がある。
【0014】これら触媒と加水分解性の関係を、現像装
置にウレタン製弾性ブレードを装着し、32.5℃、9
0%の環境に入れたレーザービームプリンターに装着し
検討した結果、スズ系とアミン系触媒に差があり、アミ
ン系の方が優れることがわかった。
【0015】アミン系反応触媒としては、トリエチレン
ジアミン、テトラメチルグアニジン、ペンタメチルジエ
チレントリアミン、ジメチルイミダゾール、テトラメチ
ルプロパンジアミン等のアミン系触媒や、これらアミン
系触媒の混合物が、耐加水分解性の点で良い。
【0016】ウレタン製弾性ブレードのゴム製法として
は、プレポリマー法、すなわち過剰のポリイソシアネー
トとポリオールを反応させて、ポリオールの端末がイソ
シアネート基を有するプレポリマーまたはこれに未反応
の遊離したポリイソシアネートを含有したプレポリマー
を合成し、これに架橋剤としてポリオールを反応させて
ウレタンゴムを製造する方法などが利用できる。
【0017】ポリイソシアネート成分としては2,4−
トリレンジイソシアネート(TDI)及びその異性体と
その混合物、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネート(ポリMDI)、カルボジイミド変性ジフェ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、水素化MD
I1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、また、多官能化した変
性ポリイソシアネート等が利用される例えば分岐あらか
じめ付与したトリメチロールプロパン変性ジフェニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネートを添加する系や、
1,4−ブタンジオール等の鎖延長剤で変性したジフェ
ニルメタン−4,4′−ジイソシアネートをポリイソシ
アネート成分に添加する系も利用される。特に作業環境
上の安全性(低刺激性)、反応制御のしやすさなどか
ら、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート系
のものがより好ましい。
【0018】本発明に用いられるポリオール成分として
は、主鎖成分としての長鎖のポリオール、鎖延長成分と
しての短鎖の二官能性化合物、架橋成分としては三官能
性以上の化合物の混合物が用いられる。
【0019】ポリオールの主鎖成分としては、二塩基酸
及び多価アルコールから合成される、エチレンアジペー
ト系ポリエステルポリオール、ブチレンアジペート系ポ
リエステルポリオール、一種類以上の二塩基酸及び一種
類以上の多価アルコールの組み合わせから得られるエチ
レンブチレンアジペート系ポリエステルポリオール等
や、ラクトン化合物の開環反応から合成されるポリラク
トン系ポリエステルポリオール、さらにはこれらポリオ
ール成分のアクリル化合物、シリコーン化合物やフッ素
化合物等による変性ポリオールや記述したポリオールの
種々の混合物等が利用できる。また、ポリエステル系ポ
リオールに限らず、ポリカーボネート系ポリオール、ポ
リプロピレン系ポリエーテルポリオール、ポリエチレン
系ポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレン系ポリ
エーテルポリオール、共重合ポリエーテル系ポリオール
等も利用できる。
【0020】鎖延長系成分としては二官能性のアミン化
合物(3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェ
ニルメタン;4,4′−ジアミノジフェニルメタン等)
やジヒドロキシ化合物(エチレングリコール;1,4−
ブタンジオール;ヒドロキノン−ビス(β−ヒドロキシ
エチル)エーテル;ポリエチレングリコール等)が良
く、架橋成分としては三官能性以上の化合物(グリセリ
ン;トリメチロールプロパン等)が良い。
【0021】ポリウレタンゴム組成物には、必要に応じ
て加水分解防止剤が添加される。
【0022】加水分解防止剤としては、カルボジイミド
系化合物、4−t−ブチルカテコール、アゾジカルボナ
ミッド、アゾジカルボキシリック酸エステル、脂肪酸ア
マイド等が有効である。特に反応性、安定性等の点で、
カルボジイミド系のスタバクゾールI(商品名;Bay
er社製)、同P、同P−100がより好ましく、添加
量としては1重量%以下が好ましい。
【0023】また、ポリウレタンゴム組成物には、必要
に応じて酸化防止剤が添加される。
【0024】酸化防止剤としては、フェノール系とアミ
ン系があるが、現像剤担持部材やトナーへの非汚染性の
点からフェノール系の酸化防止剤が良い。特にヒンダー
ドフェノール系で高分子量の非移行性のものが良く、例
えば、Irganox1010(商品名;日本チバガイ
ギー社製)、同1035、同1076等が良く、添加量
としては1重量%以下が好ましい。
【0025】弾性ブレードのゴム硬度としては、現像ス
リーブと弾性ブレードの圧接時の接触面積(ニップ)が
トナーへの摩擦帯電電荷付与性に影響する点から、あま
り硬度が低すぎると接触面が大きくなるためトナーの潤
滑性が悪くなり濃度ムラの原因となるため、JISAで
50°以上の硬度が好ましく、また硬度が高すぎると接
触面積が減るため十分な摩擦帯電が阻害され濃度ムラや
スジ不良の原因となるため、JISAで80°以下のも
のが好ましい。さらに、より好ましくは、JISA60
°〜70°のものがよい。
【0026】弾性ブレードの圧縮永久歪(JISK63
01)としては、圧縮永久歪が大きいと現像スリーブに
数年以上圧接して置くと、圧接力に対しゴム内部での塑
性流動に起因して起こる非可逆的な変形すなわちクリー
ブが起こり、現像スリーブの円筒径に応じ接触面積が増
加し濃度ムラの問題が発生し、またゴム弾性体のみを弾
性ブレードとして用いる場合は、クリープに起因する圧
接力の低下を起こし現像スリーブへのトナー塗布厚のば
らつき及び摩擦帯電不足等による紙に黒ベタ出力時に全
体的に白く抜けるカブリを起こすため、圧縮永久歪が2
0%以下のものが好ましい。さらに、より好ましくは、
圧縮永久歪が10%以下がよい。
【0027】以下に本発明の実施例及び比較例を挙げて
説明する。
【0028】
【実施例】
実施例1 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー(PEA)
100g (日本ポリウレタン工業製 Mn1500、NCO
6.2wt%) 硬化剤 1,4−ブタジオール 3.9g トリメチロールプロパン 2.1g 触媒 トリエチレンジアミン(TEDA) 2000ppm 加水分解防止剤 スタバクゾールI(カルボジイミド系) 1.0g 酸化防止剤 Irganox1035 0.5g 成形温度 130℃ 成形時間 30分 二次硬化温度 130℃ 二次硬化時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
【0029】形成物物性 ゴム硬度 JISA 62 圧縮永久歪(70℃) 9
【0030】実施例2 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー(PEA)
100g (日本ポリウレタン工業製 Mn1500、NCO
6.2wt%) 硬化剤 1,4−ブタジオール 3.9g トリメチロールプロパン 2.1g 触媒 ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDETA)
2000ppm 加水分解防止剤 スタバクゾールI(カルボジイミド系) 1.0g 酸化防止剤 Irganox1035 0.5g 成形温度 130℃ 成形時間 30分 二次硬化温度 130℃ 二次硬化時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
【0031】形成物物性 ゴム硬度 JISA 62 圧縮永久歪(70℃) 1
0%
【0032】実施例3 ゴム材料 エチレンブチレン系ウレタンプレポリマー(PEBA)
100g (日本ポリウレタン工業製 Mn1500、NCO
6.2wt%) 硬化剤 1,4−ブタジオール 3.9g トリメチロールプロパン 2.1g 触媒 トリエチレントリアミン(TEDA) 2000ppm 加水分解防止剤 スタバクゾールI 1.0g 酸化防止剤 Irganox1035 0.5g 成形温度 130℃ 成形時間 30分 二次加流温度 130℃ 二次加流時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
【0033】形成物物性 ゴム硬度 JISA 66 圧縮永久歪(70℃) 1
2%
【0034】比較例1 ゴム材料 エチレンアジペート系ウレタンプレポリマー(PEA)
100g (日本ポリウレタン工業製 Mn1500、NCO
6.2wt%) 硬化剤 1,4−ブタジオール 3.9g トリメチロールプロパン 2.1g 触媒 ジブチルチンジラウレート(DBTDL) 1500p
pm 加水分解防止剤 スタバクゾールI(カルボジイミド系) 1.0g 酸化防止剤 Irganox1035 0.5g 成形温度 130℃ 成形時間 30分 二次硬化温度 130℃ 二次硬化時間 4時間 加熱溶解したウレタンプレポリマーに硬化剤を混合し、
加熱した型に注型し加熱硬化させ所定の形状に加工し
た。
【0035】形成物物性 ゴム硬度 JISA 62 圧縮永久歪(70℃) 9
【0036】以上により形成したウレタン弾性ブレード
を現像装置に装着し、32.5℃、90pH%の環境に
入れたレーザービームプリンター(Lasersho
t;キヤノン社製)に装着し実機テストを3日に1回画
像を出力し最高1カ月連続で検討した。
【0037】加水分解性テストのデーターを表−1に示
す。
【0038】表から明らかなように実施例1〜3は比較
例1に比べ濃度ムラ、カブリの無い点で優れていること
が証明されアミン系触媒の優位性が確認された。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像剤量
規制部材を用いれば、加水分解による物性低下も少なく
現像性能の低下を防止することができ、長期間の使用に
耐えるとともに、さらなるローコスト化や生産数の拡大
に対応した優れた弾性現像剤量規制部材を提供するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性現像剤量規制ブレード部材の形状を示した
説明図である。
【図2】現像装置を示した説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 有洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミン系触媒を含有するポリウレタンゴ
    ム組成物で形成されたものであることを特徴とする現像
    剤量規制部材。
  2. 【請求項2】 ポリウレタンゴム組成物に、加水分解防
    止剤と酸化防止剤とを含有することを特徴とする請求項
    1の現像剤量規制部材。
  3. 【請求項3】 ポリウレタンゴム組成物がポリエステル
    系ポリオール系であることを特徴とする請求項1および
    2記載の現像剤量規制部材。
  4. 【請求項4】 現像剤収容容器と、該容器から現像剤を
    現像部に担持搬送する現像剤担持部材と、該現像剤担持
    部材表面に塗布される現像剤の量を規制する現像剤量規
    制部材とを有する現像装置において、現像剤量規制部材
    が、アミン系触媒を含有するポリウレタンゴム組成物で
    形成されたものであることを特徴とする現像装置。
JP5324576A 1993-12-22 1993-12-22 現像剤量規制部材およびそれを用いた現像装置 Expired - Fee Related JP3015240B2 (ja)

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