JPH07181642A - カラー写真記録材料 - Google Patents

カラー写真記録材料

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JPH07181642A
JPH07181642A JP6014115A JP1411594A JPH07181642A JP H07181642 A JPH07181642 A JP H07181642A JP 6014115 A JP6014115 A JP 6014115A JP 1411594 A JP1411594 A JP 1411594A JP H07181642 A JPH07181642 A JP H07181642A
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JP
Japan
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layer
silver halide
twenty
sensitizer
bond
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Pending
Application number
JP6014115A
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English (en)
Inventor
Arno Schmuck
アルノ・シユムク
Edgar Draber
エトガル・ドラバー
Michael Missfeldt
ミヒヤエル・ミスフエルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert AG
Original Assignee
Agfa Gevaert AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances
    • G03C1/12Methine and polymethine dyes

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 支持体上の少なくとも1つの赤増感剤含有シ
アンカプリングハロゲン化銀乳剤層、少なくとも1つの
緑増感剤含有マゼンタカプリングハロゲン化銀乳剤層お
よび少なくとも1つの青増感剤含有イエローカプリング
ハロゲン化銀乳剤層からなり、ハロゲン化銀乳剤が他の
分光増感剤(ギャップ増感剤)で増感されたカプラー不
含層の中に供給されており、前記ギャップ増感剤の増感
極大は赤感性層の増感極大と緑感性層の増感極大との間
に存在するか、あるいは緑感性層の増感極大と青感性層
の増感極大との間に存在するカラー写真材料。 【効果】 上記カラー写真材料は、最大デンシティに向
かう延長された階調の範囲および高いデンシティの領域
における顕著に改良されたディテールの再現性により区
別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、支持体からなりそして最大のデ
ンシティに向かう延長した階調の(gradatio
n)範囲を有し、それゆえ高いデンシティにおいて顕著
に改良されたディテールの再現性ならびにきわめてすぐ
れたカラー分解(colorsepartion)を有
するカラー写真記録材料に関する。
【0002】赤の調子における劣った差は、ほとんどの
商業的に入手可能なカラーネガペーパーの弱点である。
この弱点は、とくに非常に高いインターイメージ効果お
よび非常に高い色飽和を有するフィルムを使用し、引き
続いて普通のカラーネガペーパー上に複写するときに現
れる。
【0003】欧州特許(EP)第304 297号、米
国特許第4,806,460号および米国特許第5,0
84,374号に従うと、可視スペクトルの第1および
第2の領域に対してそれぞれ増感された第1および第2
のハロゲン化銀乳剤層からなりかつ各乳剤層が色素生成
カプラーを含有するカラー写真材料において、第2の乳
剤層がまた可視スペクトルの第1の領域について制限さ
れた程度に増感される場合、上の欠点はある程度に補正
することができる。例えば、赤感性層は緑増感剤をさら
に含有する場合、もとの11と反対に15の可視段階が
現在マゼンタ領域において開発されている。カラー写真
材料は通常青光(480nmにおける増感剤の
λmax)、緑光(ほぼ550nmにおける増感剤の
λmax)および赤光(ほぼ700nmにおける増感剤の
λmax)について増感される。これはとくにカラー写真
紙に適用される。プリントの適合性(変化する由来のカ
ラーペイパーは変化する由来のネガフィルムで正しい色
を再現しなくてはならない)の理由のために、これらの
吸収領域からの偏りは存在し得ない。
【0004】したがって、述べた例において、赤感性層
は、また、約550nmの波長の範囲(追加の緑感性)
についておよびまた約480nmの波長の範囲(追加の
青感性)について制限された程度に増感される。
【0005】前述したように、他の色、例えば、シアン
の二次デンシティは、高いデンシティの領域のみにおい
てもかかわらず、この手段により、例えば、マゼンタ領
域(欧州特許(EP)第304 297号、米国特許第
4,806,460号)またはイエロー領域(米国特許
第5,084,374号)において生成される。高い赤
デンシティの領域において、眼は色の偽造としてではな
く、主要な色の深まりとして、この欠陥のある色のデン
シティを受け取る。しかしながら、この手段は実際に可
視となる色の偽造なしには赤の調子について使用できる
のみである。しかしながら、追加的に得られる階調の段
階の数はなお十分ではない。他の欠点は、追加の増感に
依存して、純粋なマゼンタおよびイエローの調子が偽り
となることである。
【0006】本発明が取り扱う問題は、最大のデンシテ
ィの領域においてカラー分解について延長した階調の領
域を有し、それゆえ高いデンシティにおいて顕著に改良
されたディテールの再現性を有し、さらに、とくにマゼ
ンタまたはイエローに関して、高い色純度により区別さ
れるであろう、支持体からなるカラー写真材料を提供す
ることであった。
【0007】本発明によれば、この問題に対する解決
は、少なくとも1つの赤感性シアンカップリングハロゲ
ン化銀乳剤層、少なくとも1つの緑感性マゼンタカプリ
ングハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1つの青感性
イエローカプリングハロゲン化銀乳剤層からなるカラー
写真材料において、ハロゲン化銀乳剤が他の分光増感剤
(ギャップ増感剤)で増感されたカプラー不含層の中に
供給されており、前記ギャップ増感剤の増感極大は赤感
性層の増感極大と緑感性層の増感最大との間に存在する
か、あるいは緑感性層の増感極大と青感性層の増感極大
との間に存在することにより特徴づけられる。よりとく
に、カプラー不含層の増感剤の増感極大は緑増感剤およ
び青増感剤の増感極大から少なくとも15nmでありか
つ赤増感剤の増感極大から少なくとも30nmである。
【0008】増感極大は最終の材料について決定され
る。この目的で、ギャップ増感剤を含有する材料をギャ
ップ増感剤を含有しない以外は同一の材料と比較する。
追加的に起こる吸収極大はギャップ増感剤の増感極大で
ある。
【0009】ギャップ増感剤は任意の量で使用できる
が、好ましくは0.01〜3μmol/m2の量で使用
する。「ギャップ増感剤」を含有する乳剤の感光度は、
その増感極大が存在するその増感極大の間の乳剤または
乳剤混合物の感光度より、好ましくは0.5〜3.0l
ogI.t単位だけ低い。
【0010】よりとくに、2つ色素生成層(カプラーを
含有する、分光増感されたハロゲン化銀乳剤層)の間の
カラーカプラー不含中間層は、本発明に従い増感された
ハロゲン化銀乳剤を有する。
【0011】例えば、イエローカプリング層とマゼンタ
カプリング層との間のカプラー不含中間層は、495〜
530nmの範囲または580〜650nmの範囲につ
いて増感極大を有するハロゲン化銀乳剤を含有する。同
様に、マゼンタカプリング層とシアンカップリング層と
の間のカプラー不含中間層は、495〜530nmの範
囲または580〜650nmの範囲について増感極大を
有するハロゲン化銀乳剤を含有する。これらの態様の組
み合わせも可能である。
【0012】マゼンタカプリングハロゲン化銀乳剤層と
シアンカップリングハロゲン化銀乳剤層との間のカプラ
ー不含中間層において、495〜530nmの範囲、よ
りとくに495〜510nmの範囲について増感された
ハロゲン化銀乳剤を使用することが好ましい。
【0013】ギャップ増感剤で増感されたハロゲン化銀
乳剤を含有するカラーカプラー不含中間層は、像様カプ
リング反応において、写真的に活性な基、例えば、現像
抑制剤および現像促進剤、いわゆるDIRまたはDAR
カプラーおよびまたDIRまたはDAR化合物をこのよ
うな化合物に典型的な有効量で放出する化合物を含有す
ることができる。DIR化合物またはデータ化合物は、
カプリング反応の間に色素を生成しない化合物である。
【0014】この層はそうでなければ中間層の典型的な
構成成分、例えば、結合剤およびいわゆるDOPトラッ
パー(trapper)、すなわち、現像剤酸化生成物
と反応して、安定な無色の物質を形成する物質、および
またDOPを減少するスカベンジャーを含有する。
【0015】とくに好ましい態様において、本発明によ
る材料は、少なくとも1つのイエローカプラーを含有す
る少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層;中間
層;少なくとも1つのマゼンタカプラーを含有する少な
くとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層;中間層;少な
くとも1つのシアンカプラーを含有する少なくとも1つ
の赤感性ハロゲン化銀乳剤層;および少なくとも1つの
保護層を支持体上にその順序で含有し、マゼンタカプラ
ー含有ハロゲン化銀乳剤層とシアンカップリングハロゲ
ン化銀乳剤層との間の中間層が495〜530nmの範
囲について増感されたハロゲン化銀乳剤を含有すること
を特徴とする材料である。
【0016】カプラー含有ハロゲン化銀乳剤層およびカ
プラー不含ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀は、Ag
Br、AgBrCl、AgBrClIおよびAgClで
あることができる。
【0017】好ましい態様において、本発明による中間
層を包含する、すべての写真層のハロゲン化銀は少なく
とも80モル%の塩化物、よりとくに95〜100モル
%の塩化物、0〜5モル%の臭化物および0〜1モル%
のヨウ化物を含有する。ハロゲン化銀乳剤は直接ポジ作
用性乳剤または、好ましくは、ネガ作用性乳剤であるこ
とができる。
【0018】ハロゲン化銀は、主として詰まった結晶か
ら成り、これらの結晶は、例えば、規則正しい立方体ま
たは八角形の形態または転移の形態を有することができ
る。しかしながら、ハロゲン化銀は、また、双晶、例え
ば、小板様結晶であることができ、ここで平均の直径対
厚さの比は好ましくは少なくとも5:1であり、結晶の
直径は結晶の投影した面積に相当する面積をもつ円の直
径として定義される。しかしながら、層は、また、板状
ハロゲン化銀を含有することができ、ここで直径対厚さ
の比は5:1より大きく、例えば、12:1〜30:1
である。
【0019】ハロゲン化銀粒子は、また、多層粒子の構
造を有し、最も簡単な場合において、内側コアおよび外
側シェルの領域(コア/シェル)をもち、ハロゲン化物
の組成および/または他の変更、例えば、個々の粒子領
域のドーピングは異なる。乳剤の平均の粒子サイズは好
ましくは0.2μm〜2.0μmであり、そして粒子サ
イズの分布は均質分散および異質分散の両者であること
ができる。ハロゲン化銀に加えて、乳剤は、また、有機
銀塩類、例えば、銀ベンズトリアゾレートまたは銀ベヘ
ネートを含有することができる。
【0020】別々に調製したハロゲン化銀乳剤の2また
はそれ以上のタイプを、また、混合物の形態で使用でき
る。
【0021】写真乳剤は、可溶性銀塩類および可溶性ハ
ロゲン化物から種々の方法によって調製できる[参照、
例えば、P.グラフキデス(Glafkides)、ヒ
ミー・エト・フィジク・フォトグラフィク(Chimi
e et PhysiquePhotographiq
ue)、パウル・モンテル(Paul Monte
l)、パリ(1967);G.F.ズフィン(Duff
in)、写真乳剤の化学(Photographic
Emulsion Chemistry)、ザ・フォウ
カル・プレス(The Focal Press)、ロ
ンドン(1966);V.L.ゼリクマン(Zelik
man)ら、写真乳剤の調製および被覆(Making
and Coating Photographic
Emulsion)、ザ・フォウカル・プレス(Th
e Focal Press)、ロンドン(196
6)]。
【0022】ハロゲン化銀は、好ましくは、結合剤、例
えば、ゼラチンの存在下に沈澱させ、そして酸性、中性
またはアルカリ性のpHの範囲で実施することができ、
ハロゲン化銀の錯化剤を好ましくはさらに使用する。ハ
ロゲン化銀錯化剤は、例えば、アンモニア、チオエーテ
ル、イミダゾール、アンモニウムチオシアネートまたは
過剰のハライドである。水溶性銀塩類およびハライドを
順次に単一の噴射法により、あるいは同時に二重噴射法
により、あるいは両者の方法の組み合わせによって、一
緒にする。添加は好ましくは流入速度を増大させて実施
するが、新しい核がそれ以上ちょうど形成しない「臨界
的」供給速度を越えるべきではない。pAg範囲は沈澱
の間広い限界内で変化させることができる。いわゆるp
Agコントロール法を適用することが好ましく、ここで
あるpAg値を一定に保持するか、あるいはpAg値は
沈澱の間定めたプロフィルを通過する。しかしながら、
過剰のハライドの存在下の沈澱に加えて、過剰の銀イオ
ンの存在下のいわゆる逆沈澱も可能である。ハロゲン化
銀結晶は沈澱によってのみならず、かつまた過剰のハロ
ゲン化物および/またはハロゲン化銀錯化剤の存在下に
物理的熟成[オストワルド(Ostwald)の熟成]
によって成長させることができる。乳剤粒子は、オスト
ワルドの熟成によって、主に沈澱させることさえでき、
微細な粒子のいわゆるリップマン(Lippmann)
乳剤を、好ましくは、容易には可溶性でない乳剤と混合
し、そしてその中に溶解しかつそれから結晶化させる。
ハロゲン化銀の結晶は成長変更剤、すなわち、特定の
結晶が形成し(例えば、AgClの場合において111
表面)が形成されるような方法において成長に影響を及
ぼす物質の存在下に沈澱させることができる。
【0023】金属イオン、とくに遷移金属のイオンまた
はそれらの錯塩を内部または表面に含有するハロゲン化
銀の結晶は、本発明による中間層のために使用すること
が好ましい。元素の周期系の第2a、3a、4a、5a
および1b、2b、3b、6b、7bおよび8bの元素
の塩類または錯塩類をハロゲン化銀のドーピングのため
に使用することが好ましい。中間層の感光性およびコン
トラストはこの方法において必要に応じて調節すること
ができる。
【0024】さらに、沈澱は、増感色素の存在下に実施
することができる。錯化剤および/または色素は、任意
の時間に、例えば、pH値を変化させることによって、
あるいは酸化的処理によって不活性化することができ
る。
【0025】ゼラチンは結合剤として使用することが好
ましいが、それを他の合成ポリマー、半合成ポリマーま
たはなおさらに天然に産出するポリマーによって、部分
的にあるいは完全に置換することができる。合成ゼラチ
ン置換体は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリ−N
−ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸およびそれらの誘導体、とくにコポリマーである。
天然に産出するゼラチン置換体は、例えば、他のタンパ
ク質、例えば、アルブミンまたはカゼイン、セルロー
ス、糖、澱粉またはアルギネートである。半合成ゼラチ
ン置換体は、一般に、天然生成物変性物である。セルロ
ース誘導体、例えば、ヒドロキシアルキルセルロース、
カルボキシメチルセルロースおよびフタリルセルロース
であり、そして、また、アルキル化剤またはアシル化剤
との反応によって、あるいは重合可能なモノマーのグラ
フト化によって得られたゼラチン誘導体はこのような変
性天然生成物の例である。
【0026】結合剤は、適当な硬膜化剤との反応によっ
て十分に抵抗性の層を生成できるように、適当な数の官
能基を含有すべきである。このようなタイプの官能基
は、とくに、アミノ基およびまたカルボキシル基、ヒド
ロキシル基および活性メチレン基である。
【0027】使用するに好ましいゼラチンは、酸性また
はアルカリ性の消化によって得ることができる。このよ
うのゼラチンの製造は、例えば、ゼラチンの科学および
技術(The Science and Techno
logy of Gelatine)、A.G.ワード
(Ward)およびA.コーツ(Courts)編、ア
カデミック・プレス(Academic Pres
s)、1977、295ページ以降。使用する特定のゼ
ラチンは、できるだけわずかの写真的に活性な不純物
(不活性ゼラチン)を含有すべきである。高い粘度およ
び低い膨潤性のゼラチンは、とくに有利である。ゼラチ
ンは部分的にまたは完全に酸化することができる。
【0028】結晶の形成が完結した後、あるいはより早
い段階においてさえ、可溶性塩類は、例えば、ヌードリ
ング(noodling)および洗浄によって、凝集お
よび洗浄によって、限外濾過によって、あるいはイオン
交換によって乳剤から除去する。
【0029】写真乳剤はカブリを防止するか、あるいは
製造、貯蔵および写真プロセシングの間に写真機能を安
定化するための化合物を含有することができる。
【0030】このタイプのとくに適当な化合物は、アザ
インデン、好ましくはテトラインデンおよびペンタイン
デン、とくにヒドロキシル基またはアミノ基で置換され
たものである。これらのような化合物は、例えば、ビル
(Birr)、Z.Wiss.Phot.47(195
2)、pp.2−58、に記載されている。他の適当な
カブリ防止剤は、金属、例えば、水銀またはカドミウム
の塩類、芳香族スルホン酸またはスルフィン酸、例え
ば、ベンゼンスルフィン酸、または窒素含有複素環式化
合物、例えば、ベンズイミダゾール、ニトロインダゾー
ル、置換されていてもよいベンズトリアゾールまたはベ
ンズチアゾリウム塩である。メルカプト基を含有する複
素環式化合物はとくに適当であり、このような化合物の
例はメルカプトベンズチアゾール、メルカプトベンズイ
ミダゾール、メルカプトテトラゾール、メルカプトチア
ジアゾール、メルカプトピリミジンである;これらのメ
ルカプトアゾールは、なお、水可溶化基、例えば、カル
ボキシル基またはスルホ基を含有することができる。他
の適当な化合物は、リサーチ・ディスクロージャー(R
eseach Disclosure)No.1764
3(1978)、節VIに発表されている。
【0031】安定剤は、熟成の前、間または後にハロゲ
ン化銀乳剤に添加することができる。これらの化合物
は、もちろんまた、ハロゲン化銀層に関連する他の写真
層に添加することができる。
【0032】前述の2種またはそれ以上の化合物をまた
使用することができる。
【0033】ハロゲン化銀乳剤は、通常、例えば、金化
合物または2価の硫黄の化合物の作用により、化学的に
熟成することができる。
【0034】本発明に従って製造する感光性材料の写真
乳剤層または他の親水性コロイド層は、種々の目的で、
塗布促進のため、帯電を防止するために、すべり性質を
改良するため、分散液を乳化するため、接着を防止する
ため、および写真特性(例えば、現像の加速、高いコン
トラスト、増感など)を改良するために、表面活性剤を
含有することができる。
【0035】適当な増感剤はシアニン色素、よりとくに
次のクラスに属するものである。
【0036】1、赤増感剤 エチルカルボシアニン類、ナフトチアゾールまたはベン
ゾチアゾールの塩基性末端基を含み、5−および/また
は6−位置においてハロゲン、メチルまたはメトキシに
より置換されることができる;または9,11−アルキ
レン架橋、よりとくに9,11−ネオペンチレンチアジ
カルボシアニン類、窒素上にアルキルまたはスルホアル
キル置換基をもつ。
【0037】2、緑増感剤 9−エチルオキシカルボシアニン類、これらは5−位置
において塩素およびフェニルにより置換されておりそし
てベンゾキサゾール基の窒素上にアルキルまたはスルホ
アルキル基、好ましくはスルホアルキル基を有する。
【0038】3、青増感剤 塩基性末端基としてベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾ
ール、ベンゾセレナゾール、ナフトキサゾールまたはナ
フトチアゾールを有するメチンシアニン類、これらは5
−および/または6−位置においてハロゲン、メチルま
たはメトキシにより置換基されることができそして、窒
素上に少なくとも1つ、好ましくは2つのスルホアルキ
ル置換基を有する。
【0039】495〜530nmについての増感剤は、
式I〜XI、XXVIおよびXXVII:
【0040】
【化1】
【0041】
【化2】
【0042】
【化3】
【0043】式中、X1〜X6はO、NR1、S、Se、
Te、P(R1)、P(R13、CH2、CHR2、C
(R22を表し、R1はアルキル、場合により置換され
ていてもよいスルホアルキル、カルボキシアルキル、ア
リール、よりとくにフェニルを表し、R2はアリール、
よりとくにフェニル、アルキル、よりとくに1〜5個の
炭素原子を含有するアルキル、CNを表し、R3、R4
5、R6、R19、R20、R21、R22は水素、ハロゲン、
アルコキシ、アリールオキシ、シアノ、ヒドロキシ、ス
ルホ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アリールオ
キシカルボニル、アシルアミノスルホニル、アミノスル
ホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノ
スルホニル、アリールアミノスルホニル、ジアリールア
ミノスルホニル、アリール、アリールメルカプト、アル
キルメルカプトまたはアルキルを表すか、あるいはR3
およびR6またはR19およびR22は一緒になってπ結合
を形成し、R4およびR5またはR20およびR21は一緒に
なって異種原子および多重結合を含有することができる
3〜12構成員の環を形成し、R7、R8、R9はアルキ
ル、場合により置換されていてもよいスルホアルキル、
カルボキシアルキルまたはアリールを表し、R10
11、R12は水素、ハロゲン、シアノ、アリール、アリ
ールオキシ、アリールメルカプト、アルキル、アルコキ
シまたはアルキルメルカプトを表し、R13、R14
15、R16、R17、R18、R23、R24、R25、R26は水
素、ハロゲン、アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、スル
ホ、カルボキシ、アルコキカルボニル、アリールオキシ
カルボニル、アシルアミノスルホニル、アミノスルホニ
ル、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホ
ニル、ジアリールアミノスルホニル、アリール、アリー
ルオキシ、アリールメルカプト、アルキルまたはアルキ
ルメルカプトを表し、R48は水素、アルキル、スルホア
ルキル、カルボキシアルキル、アシルまたは負の電荷を
表し、R49は−CN、−CON(R12または−SO2
1を表し、Zは異種原子および二重結合を含有するこ
とができる3〜12構成員の環の残りの構成員を表し、
+はカチオンを表し、Y-はアニオンを表し、そしてn
は0または1である、により表される化合物の代表であ
ることができる。
【0044】アリールおよびアルキル基はさらに置換さ
れていることができる。アシルはとくにアルキルカルボ
ニルまたはアリールカルボニルである。
【0045】スルホアルキルの置換基は、例えば、ヒド
ロキシおよびハロゲン、とくに塩素である。
【0046】式I〜XIの適当な例およびそれらの増感
極大は次の通りである: LS−I−1:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5
一緒になって−CH=CH−CH=CH−を表し、
7、R8はC25を表し、R9、R10はCH3を表し、R
11はHを表す:498; LS−I−2:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5
一緒になって5−フェニルベンゾキサゾールの残りの構
成員を表し、R7はCH3を表し、R8はC25を表し、
9は(CH23−SO3Hを表し、R10はおよびR11
Hを表す:498; LS−I−3:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5
一緒になって5−ヒドロキシベンゾキサゾールの残りの
構成員を表し、R8はCH3を表し、R7、R9はC25
表し、R11はHを表す:495nm; LS−I−4:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5
一緒になって5−クロロベンゾキサゾールの残りの構成
員を表し、R7、R8はCH3を表し、R9はC25を表
し、R10、R11はHを表す:495; LS−I−5:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5は2−
フリルを表し、R7はHを表し、R8、R9はCH3を表
し、R10、R11はHを表す:500; LS−I−6:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5は2−
フリルを表し、R7はCH3を表し、R9は(CH23
SO3Hを表し、R10、R11はHを表す:505; LS−I−7:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5は2−
フリルを表し、R7、R9はCH3を表し、R8はC25
表し、R10、R11はHを表す:500; LS−I−8:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5は2−
フリルを表し、R7、R8はCH3を表し、R9は(C
23−SO3Hを表し、R10、R11はHを表す:49
2; LS−I−9:X1、X2、X3=O、X4=S、R3およ
びR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5はフェ
ニルを表し、R7はCH3を表し、R8はC25を表し、
9は2−クロロ−3−スルホプロピルを表し、R10
11はHを表す:493; LS−I−10:X1、X2、X3=O、X4=S、R3
よびR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5はフ
ェニルを表し、R7はCH3を表し、R8はC25を表
し、R9は(CH23−SO3Hを表し、R10、R11はH
を表す:495; LS−I−11:X1、X2、X3=O、X4=S、R3
よびR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5はフ
ェニルを表し、R7、R8はCH3を表し、R9はC25
表し、R10、R11はHを表す:499; LS−I−12:X1、X2、X3=O、X4=S、R3
よびR6は一緒になってπ結合を形成し、R4、R5はフ
ェニルを表し、R7、R8はCH3を表し、R9はCH2
COOHを 表し、R10、R11はHを表す:497; LS−I−13:X1、X2、X3=O、X4=S、R3
よびR6は一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5
は一緒になって5−クロロベンゾキサゾールの残りの構
成員を表し、R7、R8はCH3を表し、R9は(CH23
SO3Hを表し、R10、R11はHを表す:495; LS−II−14:X1、X2=S、R3およびR6は一緒
になってπ結合を形成し、R4およびR5は一緒になって
−CH=CH−CH=CH−を表し、R9はC25を表
し、R9、R11、R19、R20、R21、R22はHを表し、
12はCNを表し、Y-はClO4 -を表し、n=1:5
00; LS−II−15:X1、X2=S、R3、R4、R5
6、R10、R11、R12はHを表し、R19およびR22
一緒になってπ結合を形成し、R20はN−モルホリノカ
ルボニルを表し、R7、R9、R21はCH3を表し、Y-
-を表し、n=1:532; LS−II−16:X1=O、X2=S、R3およびR6
一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5は一緒にな
って−CH=C(CH3)−C(CH3)=CH−を表
し、R9は(CH23SO3 -を表し、R10、R11
12、R20、R21、R22はHを表し、n=0:497; LS−II−17:X1、X2=S、R3およびR6は一緒
になってπ結合を形成し、R4は2−ヒドロキシイソプ
ロピルを表し、R5、R7、R9はCH3を表し、R10、R
11、R12、R19、R20、R21、R22はHを表し、Y-
-を表し、n=1:505; LS−II−18:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R20はOC25を表し、R
5、R10、R11、R12、R3、R4、R6、R21はHを表
し、R7、R9はCH3を表し、Y-はI-を表し、n=
1:520; LS−II−19:X1、X2=S、R3およびR6は一緒
になってπ結合を形成し、R4はフェニルを表し、R5
7、R9はCH3を表し、R10、R11、R12、R19、R
20、R21、R22はHを表し、Y-はI-を表し、n=1:
532; LS−II−20:X1=O、X2=S、R3およびR6
一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5は一緒にな
って5−メチルベンゾキサゾールの残りの構成員を表
し、R7はCH3を表し、R9はCH2−CH(Cl)−C
2−SO3 -を表し、R10、R11、R12、R20、R21
よびR22はHを表し、n=0:492; LS−II−21:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R3、R4、R5、R6
10、R11、R12、R20、R21はHを表し、R7、R9
CH3を表し、Y-はI-を表し、n=1:517; LS−II−22:X1=O、X2=S、R3およびR6
一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5は一緒にな
って5−メチルベンゾキサゾールの残りの構成員を表
し、R7、R9はCH3を表し、R10、R11、R12
20、R21およびR22はHを表し、Y-はCH3OSO3 -
を表し、n=1:492; LS−II−23:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R3、R4、R5、R6
10、R11、R12=H、R7、R10、R11、R12=H、
7、R9、R20、R21=CH3、Y-はI-を表し、n=
1:518; LS−II−24:X1、X2=S、R3およびR6は一緒
になってπ結合を形成し、R4およびR5は一緒になって
−CH=CH−CH=CH−を表し、R7はC25を表
し、R9はCH3を表し、R10、R11、R19、R20
21、R22はHを表し、R12はCNを表し、Y-はCl
4 -を表し、n=1:500; LS−II−25:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R3、R4、R5、R6
10、R11、R12、R20はHを表し、R21はフェニルを
表し、R7、R9はC25を表し、Y-はClO4 -を表
し、n=1:520; LS−II−26:X1、X2=O、R3およびR4は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20はHを表し、R21はフェ
ニルを表し、R11はCH3を表し、R7は(CH23SO
3 -を表し、R9は(CH23SO3Hを表し、n=0:5
15; LS−II−27:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20はHを表し、R2 1はCH3
を表し、R11はC25を表し、R7は(CH23SO3 -
を表し、R9は(CH23SO3Hを表し、n=0:50
0; LS−II−28:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20はHを表し、R5、R21
CH3を表し、R7、R11はC25を表し、R9は(C
23SO3 -を表し、n=0:498; LS−II−29:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20はHを表し、R5、R21
フェニルを表し、R7、R11はC25を表し、R9は(C
23SO3 -を表し、n=0:513; LS−II−30:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20はHを表し、R5、R21
フェニルを表し、R7、R11はC25を表し、R9は(C
23SO3 -を表し、n=0:513; LS−II−31:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20はHを表し、R5、R21
フェニルを表し、R9は(CH23SO3 -を表し、R7
(CH23SO3Hを表し、R11はC25を表し、n=
0:515; LS−II−32:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R10、R12、R20、R11はCH3を表し、R
4、R5、R20、R21、R11はCH3を表し、R10、R21
はHを表し、R9は(CH23SO3 -を表し、R7は(C
23SO3Hを表し、n=0:510; LS−II−33:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R5、R20、R21はCH3を表し、R9は(C
23SO3 -を表し、R7は(CH23SO3Hを表し、
10、R12はHを表し、R11はC25を表し、n=0:
510; LS−II−34:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R20はエトキシカルボニルを表し、R5、R
21、R7、R9、R11はCH3を表し、R10、R12はHを
表し、Y-はClO4 -を表し、n=1:498; LS−II−35:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R20はエトキシカルボニルを表し、R5、R
7、R9、R21はCH3を表し、R10、R11、R12はHを
表し、Y-はClO4 -を表し、n=1:502; LS−II−36:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R20はエトキシカルボニルを表し、R5、R
21はCH3を表し、R7は(CH23SO3 -を表し、R9
は(CH23SO3Hを表し、R10、R12はHを表し、
11はC25を表し、n=0;500; LS−II−37:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R20はエトキシカルボニルを表し、R5、R
11、R21はCH3を表し、R7は(CH23SO3 -を表
し、R9は(CH 23SO3Hを表し、R10、R12はHを
表し、n=0;500; LS−II−38:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R20はエトキシカルボニルを表し、R5、R
11、R21はCH3を表し、R9は(CH23SO3 -を表
し、R7はC25を表し、R10、R12はHを表し、n=
0;499; LS−II−39:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R20はエトキシカルボニルを表し、R5、R
21はCH3を表し、R9は(CH23SO3 -を表し、
7、R11はC25を表し、R10、R12はHを表し、n
=0;499; LS−II−40:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R5、R11、R20、R21はCH3を表し、R9
は(CH23SO3 -を表し、R7はC25を表し、
10、R12はHを表し、n=0;508; LS−II−41:X1、X2=O、R3およびR6は一緒
になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を形
成し、R4、R5、R20、R21はCH3を表し、R9は(C
23SO3 -を表し、R7、R11はC25を表し、
10、R12はHを表し、n=0;508; LS−II−42:X1=S、X2=O、R19およびR22
は一緒になってπ結合を形成し、R20およびR21は5−
フェニルベンゾキサゾールの残りの構成員を表し、R9
は(CH23SO3 -を表し、R7、R11はC25を表
し、R10、R12、R3、R4、R5、R6はHを表し、n=
0;502; LS−II−43:X1=S、X2=O、R19およびR22
は一緒になってπ結合を形成し、R20およびR21は5−
クロロベンゾキサゾールの残りの構成員を表し、R9
(CH23SO3 -を表し、R7、R11はC25を表し、
10、R12、R3、R4、R5、R6はHを表し、n=0;
498; LS−II−44:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R3、R4、R5、R6
10、R12、R20はHを表し、R21はフェニルを表し、
9は(CH23SO3 -を表し、R7は(CH23SO3 -
を表し、R7は(CH23SO3Hを表し、R11はC25
を表し、n=0;505;LS−II−45:X1、X2
=S、R19およびR22は一緒になってπ結合を形成し、
3、R4、R5、R6、R10、R12、R20はHを表し、R
21はClを表し、R9は(CH23SO3 -を表し、R7
(CH23SO3 -を表し、R7は(CH23SO3Hを表
し、R11はC25を表し、n=0;502; LS−II−46:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R20、R21はCH3を表
し、R9は(CH23SO3 -を表し、R7は(CH23
3H表し、R7は(CH23SO3Hを表し、R3
4、R5、R6、R10、R12はHを表し、R11はC25
を表し、n=0;520; LS−II−47:X1、X2=S、R19およびR22は一
緒になってπ結合を形成し、R20、R21はCH3を表
し、R3、R4、R5、R6、R10、R12はHを表し、n=
0;520; LS−III−48:X3、X5=O、X4=S、R9はC
3を表し、R10、R11、R13、R14、R15、R16はH
を表す;497; LS−III−49:X3、X5=O、X4=S、R7
(CH23SO3H、R8はCH3を表し、R10、R11
13、R14、R15、R16はHを表す;500; LS−III−50:X3、X5=O、X4=S、R8
(CH23SO3H、R9はCH3を表し、R10、R11
13、R14、R15、R16はHを表す;505; LS−III−51:X3、X5=O、X4=S、R8
(CH23SO3H、R9は(CH23SO3Hを表し、
10、R11、R13、R14、R15、R16はHを表す;50
0; LS−IV−52:X1、X3=S、X2、X4=O、
3、R4、R5、R6、R10、R11はHを表し、R7、R9
はC25を表す;500; LS−IV−53:X1、X3=S、X2、X4=O、
3、R4、R5、R6、R10、R11はHを表し、R7はC2
5を表し、R9はCH3を表す;500; LS−IV−54:X1、X3=S、X2、X4=O、
3、R4、R5、R6、R10、R11はHを表し、R7はC2
5を表し、R9は(CH23SO3Hを表す;500; LS−IV−55:X1、X3=S、X2、X4=O、
3、R4、R5、R6、R10、R11はHを表し、R7
(CH23SO3Hを表し、R9はC25を表す;50
0; LS−IV−56:X1=CH2、X2、X3=S、X4
O、R3、R4、R5、R6、R11はHを表し、R7はC2
5を表し、R9は(CH22CH(CH3)SO3Hを表
し、R10はCH3を表す;523; LS−IV−57:X1=CH2、X2、X3=S、X4
O、R3、R4、R5、R6、R11はHを表し、R7、R10
はC25を表し、R9は(CH22CH(CH3)SO3
Hを表す;522; LS−IV−58:X1=CH2、X2=NCH3、X3
S、X4=O、R3、R4、R5、R6、R10、R11はHを
表し、R7はCH3を表し、R9は(CH23SO3Hを表
す;500; LS−IV−59:X1=CH2、X2=NCH3、X3
S、X4=O、R3、R4、R5、R6、R10、R11はHを
表し、R7はCH3を表す;495; LS−V−60:X1=O、R7はC25を表し、R9
(CH24SO3 -、R10、R13、R14、R16、R17、R
18、R23、R25、R26はHを表し、R15はフェニルを表
し、R24はOCH3を表し、n=0;500; LS−V−61:X1=O、R7、R9はC25を表し、
10、R13、R14、R16、R17、R18、R23、R25、R
26はHを表し、R15はフェニルを表し、R24はOCH3
を表し、Y-はI-を表し、n=1;500; LS−V−62:X1=O、R7はC25を表し、R9
(CH23SO3 -を表し、R10、R13、R14、R16、R
17、R18、R23、R25、R26はHを表し、R15はフェニ
ルを表し、R24はOCH3を表し、n=0;500; LS−V−63:X1=O、R7はC25を表し、R9
(CH23SO3 -を表し、R10、R13、R14、R16、R
17、R18、R23、R25、R26はHを表し、R15はフェニ
ルを表し、R24はOCH3を表し、n=0;500; LS−V−64:X1=O、R7は(CH23SO3Hを
表し、R9は(CH23SO3 -を表し、R10、R13、R
14、R16、R17、R18、R23、R25、R26はHを表し、
15はフェニルを表し、R24はOCH3を表し、n=
0;505; LS−V−65:X1=O、R7は(CH23SO3Hを
表し、R9は(CH23SO3 -を表し、R10、R13、R
14、R16、R17、R18、R23、R25、R26はHを表し、
15はフェニルを表し、R24はOCH3を表し、n=
0;505; LS−V−66:X1=O、R7はC25を表し、R9
(CH23SO3 -を表し、R10、R13、R14、R16、R
17、R18、R23、R25、R26はHを表し、R15は塩素を
表し、R24はOCH3を表し、n=0;500; LS−V−67:X1=O、R7は(CH23SO3Hを
表し、R9は(CH23SO3 -を表し、R10、R13、R
14、R16、R17、R18、R23、R25、R26はHを表し、
15は塩素を表し、R24はOCH3を表し、n=0;5
03; LS−V−68:X1=S、R7、R9はC25を表し、
10、R13、R14、R16、R17、R18、R23、R25、R
26はHを表し、R15はSO3 -を表し、n=0;500; LS−VI−69:X1=O、X3=S、Zは−CH2
CH2−CH2−を表し、R3およびR6は一緒になってπ
結合を形成し、R4およびR5は一緒になって−CH=C
H−CH=CH−を表し、R9は(CH23SO3Hを表
し、R10はCNを表し、R11、R12、R13、R14はHを
表す;500; LS−VI−70:X1=O、X3=S、Zは−CH2
CH2−CH2−を表し、R3およびR6は一緒になってπ
結合を形成し、R4およびR5は一緒になって5−フェニ
ルベンゾキサゾールの残りの構成員を表し、R9は(C
23SO3Hを表し、R9は(CH23SO3Hを表
し、R10はCNを表し、R11、R12、R13、R14はHを
表す;510; LS−VI−71:X1=O、X3=S、Zは−CH2
CH2−CH2−を表し、R3およびR6は一緒になってπ
結合を形成し、R4およびR5は一緒になって5−クロロ
ベンゾキサゾールの残りの構成員を表し、R9は(C
23SO3Hを表し、R9は(CH23SO3Hを表
し、R10はCNを表し、R11、R12、R13、R14はHを
表す;505; LS−VI−72:X1=O、X3=S、Zは−CH2
CH2−CH2−を表し、R3およびR6は一緒になってπ
結合を形成し、R4およびR5は一緒になって5−フェニ
ルベンゾキサゾールの残りの構成員を表し、R9は(C
23SO3Hを表し、R9は(CH22SO3Hを表
し、R10はCNを表し、R11、R12、R13、R14はHを
表す;510;LS−VII−73:X1、X2、X3
S、X4=O、R3およびR6は一緒になってπ結合を形
成し、R4はC25OCOCH=CH−を表し、R5、R
9はCH3を表し、R9はCH3を表し、R7はHOOC−
CH2を表す;495; LS−VII−74:X1、X2、X3=S、X4=O、R
3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R4はHを
表し、R7はHOOC−CH2を表し、R9は(CH23
SO3Hを表す;495; LS−VII−75:X1、X2、X3=S、X4=O、R
3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R5、R9
CH3を表し、R7は(CH23SO3Hを表す;49
5; LS−VII−76:X1、X2、X3=S、X4=O、R
3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R4はHを
表し、R5はCH3を表し、R7はC25を表し、R9
(CH23SO3Hを表す;495; LS−VIII−77:X1、X2=S、X3=O、Zは
−CH2−CH2−CH2−、R7、R9はC25を表し、
8はC49を表し、R10、R15、R16はHを表し、R
13およびR14一緒になって−CH=CH−CH=CH−
を表し、Y-はNO3 -を表し、n=1;498; LS−VIII−78:X1、X2=S、X3=O、Zは
−CH2−CH2−CH2−、R7は(CH23SO3 -を表
し、R8、R9はC25を表し、R10、R15、R16はHを
表し、R13およびR14は−CH=CH−CH=CH−を
表し、n=0;500; LS−VIII−79:X1、X2=S、X3=O、Zは
−CH2−CH2−CH2−、R7は(CH23SO3 -を表
し、R8はC25を表し、R9は(CH23SO3Hを表
し、R15、R16はHを表し、R13およびR14は−CH=
CH−CH=CH−を表し、n=0;503; LS−IX−80:X1=NCH3、X2、X3=S、
4、X5、X6=O、R3およびR6は一緒になってπ結
合を表し、R4およびR5一緒になって−CH=CH−C
H=CH−を表し、R7、R9はCH3を表し、R8はC2
5を表す;505; LS−IX−81:X1=NCH3、X2、X6=S、X3
=C(CN)2、X4、X5=O、R3およびR6は一緒に
なってπ結合を表し、R4およびR5一緒になって−CH
=CH−CH=CH−を表し、R7、R8はC25を表
し、R9は(CH23SO3Hを表す;520; LS−IX−82:X1=NCH3、X2、X6=S、X3
=C(CN)2、X4、X5=O、R3およびR6は一緒に
なってπ結合を表し、R4およびR5一緒になって−CH
=CH−CH=CH−を表し、R7、R8はC25を表
し、R9はCH3を表す;520; LS−IX−83:X1=NCH3、X2、X3=S、
4、X5、X6=O、R3およびR6は一緒になってπ結
合を表し、R4およびR5一緒になって−CH=CH−C
H=CH−を表し、R7はCH3を表し、R8はC25
表し、R9は(CH23SO3Hを表す;508; LS−IX−84:X1、X2、X4、X5=O、X3、X6
=S、R3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R
4、R5は2−フリルを表し、R7、R8はC25を表し、
9はCH3を表す;500; LS−IX−85:X1、X2、X4、X5=O、X3、X6
=S、R3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R
4、R5はフェニルを表し、R7、R8はC25を表し、R
9は(CH23SO3Hを表す;498; LS−IX−86:X1、X2、X4、X5=O、X3、X6
=S、R3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R
4、R5はCH3を表し、R7、R8はC25を表し、R9
(CH23SO3Hを表す;495; LS−IX−87:X1、X2、X4、X5=O、X3、X6
=S、R3およびR6は一緒になってπ結合を形成し、R
4、R5は2−フリルを表し、R7、R8はC25を表し、
9は(CH23SO3Hを表す;502; LS−X−88:X3、X5=O、X4=S、R7、R8
9はC25を表し、R10、R11、R13、R14、R15
16はHを表す;498; LS−X−89:X3、X5=O、X4=S、R7、R10
11、R13、R14、R15、R16はHを表し、R8、R9
CH3を表す;490; LS−X−90:X3、X5=O、X4=S、R7、R8
9はCH3を表し、R10、R11、R13、R14、R15、R
16はHを表す;500; LS−X−91:X3、X5=O、X4=S、R7、R8
9は(CH23SO3Hを表し、R10、R11、R13、R
14、R15、R16はHを表す;503; LS−XI−92:X1、X4=S、X3、X5=O、
7、R8はC25を表し、R9、R10はCH3を表し、R
11はHを表し、R13はCH3Sを表す;500; LS−XI−93:X1、X4=S、X3、X5=O、
7、R8、R9はCH3を表し、R10、R11はHを表し、
13はCH3Sを表す;505; LS−XI−94:X1、X4=S、X3、X5=O、
7、R13はCH3を表し、R8はC25を表し、R9
(CH23SO3Hを表し、R10、R11はHを表す;4
95; LS−XI−95:X1、X4=S、X3、X5=O、
7、R8はCH3を表し、R9は(CH23SO3Hを表
し、R10、R11はHを表し、R13はフェニルを表す;5
02。
【0047】LS−I−134:X1、X2、X3=O、
4=S、R3およびR6は一緒になってπ結合を形成
し、R4およびR5は一緒になって5−カルボキシメチレ
ン−ベンゾキサゾール(ピリジニウム塩)の残りの構成
員を表し、R7はCH3を表し、R8、R9はC25を表
し、R10、R11はHを表す;495nm; LS−II−135:X1=O、X2=S、R3およびR6
は一緒になってπ結合を形成し、R4およびR5は一緒に
なって5−カルボキシメチレン−ベンゾキサゾールの残
りの構成員を表し、R7CH3、R925、R10
11、R12、R19、R20、R22H、Y--、n=1;5
00; LS−II−136:X1、X2=O、R3およびR6は一
緒になってかつR19およびR22は一緒になってπ結合を
形成し、R4およびR5は一緒になってかつR20およびR
21は一緒になって5−ベンゾイルオキシベンゾキサゾー
ルの残りの結合を表し、R7、R925、R10、R11
12H、Y-25OSO3 -、n=1;513; LS−XXVI−137;R125、R48は負の電
荷を表し、R49はCNを表し、M++、n=1;49
5; LS−XXVI−138;R125、R48は負の電
荷を表し、R49は−CONH2を表し、M+ Na+、n
=1;500; LS−XXVI−139;R125、R48 H、R
49 −CONH2、n=0;500; LS−XXVI−140;R125、R48 負の電
荷、R49 −CONHC25、M+ NH+(C
252、n=0;500; LS−XXVI−141;R125、R48 負の電
荷、R49
【0048】
【化4】
【0049】LS−XXVI−142;R125
48 負の電荷、R49 CONHCH2−CH=CH2
+ Na+、n=1;500; LS−XXVI−143;R125、R48 負の電
荷、R49 CONHCH2CH2OH、M++、n=
1;500; LS−XXVI−144;R1 H、R48 負の電荷、
49 CONH2、M++、n=1;500; LS−XXVI−145;R1 H、R48 負の電荷、
49 CONHフェニル、M++、n=1;510; LS−XXVI−146;R1 エチル、R48 負の電
荷、R49 SOフェニル、M++、n=1;49
5; LS−XXVII−147;R1 CH2COOC25
7、R8 フェニル、R48 負の電荷、M+ NH+(C
253、n=1;500; LS−XXVII−148;R1 CH2COOC25
7、R8 フェニル、R48 負の電荷、M+ NH+(C
253、n=1;500; LS−XXVII−149;R125、R7、R8
フェニル、R48 負の電荷、M+ NH+(C253
n=1;500; LS−XXVII−150;R1、R7、R8 フェニ
ル、R48 負の電荷、M+NH+(C253、n=1;
500; 式I、II、III、IV、V、XおよびXIに相当す
る化合物は好ましい。化合物Iの間で、式VIIに相当
する化合物は好ましい:
【0050】
【化5】
【0051】化合物IIの間で、式XIIIおよびXI
Vに相当する化合物は好ましい:
【0052】
【化6】
【0053】化合物IIIの間で、式XVに相当する化
合物は好ましい:
【0054】
【化7】
【0055】化合物IVの間で、式XVIに相当する化
合物は好ましい:
【0056】
【化8】
【0057】化合物Vの間で、式XVIIに相当する化
合物は好ましい:
【0058】
【化9】
【0059】化合物Xの間で、式XVIIIに相当する
化合物は好ましい:
【0060】
【化10】
【0061】化合物XIの間で、式XIXに相当する化
合物は好ましい:
【0062】
【化11】
【0063】これらの式において、置換基は次の意味を
有する:XはO、S、Se、NR1を表し、R27、R28
はH、CH3、フェニル、2−フリル、Cl、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニルを表し、R29、R32
35、R38、R39、R40、R42、R43、R45、R47はメ
チル、エチル、場合により置換されていてもよいスルホ
アルキル、カルボキシアルキルを表し、R30、R31は水
素またはR29を表し、R33は水素、メチル、エチルを表
し、R34はH、CNを表し、R36、R37はH、CH3
25、フェニル、エトキシ、モルホリノカルボニル、
1−ヒドロキシイソプロピル、Cl、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニルを表し、R41はH、Cl、CH
3、OH、OCH3、フェニルを表し、R44はH、OCH
3を表し、R46はH、CH3、SCH3、Cl、フェニル
を表す。
【0064】580〜650nmの吸収領域についての
増感剤は、式XX〜XXIIにより表される次の色素の
クラスの代表的な例であることができる:
【0065】
【化12】
【0066】式中、R1、R2、R3、R4、R10およびR
11は水素、ハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、シ
アノ、ヒドロキシ、スルホ、カルボキシ、アルコキカル
ボニル、アリールオキシカルボニル、アシルアミノスル
ホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニ
ル、ジアルキルアミノスルホニル、アリールアミノスル
ホニル、ジアリールアミノスルホニル、アリール、アリ
ールメルカプト、アルキルメルカプトまたはアルキルを
表すか、あるいはR1およびR2は一緒になってあるいは
2およびR3は一緒になってあるいはR3およびR4は一
緒になってあるいはR10およびR11は一緒になって芳香
族またはヘテロ芳香族の3〜12構成員の環、よりとく
に融合ベンゾまたはナフト環を形成し、R5、R8はアリ
ール、アルキル、場合により置換されていてもよいスル
ホアルキル、カルボキシアルキルを表し、R6、R7、R
9は水素、ハロゲン、シアノ、アリール、アリールメル
カプト、アリールオキシ、アルキル、アルキルメルカプ
トまたはアルコキシを表し、X1、X2、X3、X4はO、
NR、S、Se、Te、PR、PR3、CH2、CHアル
キル、C(アルキル)2、CHアリール、C(アリー
ル)2を表し、Y-はアニオンを表し、そしてnは0また
は1である。
【0067】好ましい化合物XX〜XXIIは、式XI
II〜XXVに相当する:
【0068】
【化13】
【0069】式中、R12、R13、R18はHまたはCH3
を表し、R14、R15はH、CH3、Clまたはフェニル
を表し、R16、R17、R19、R20はH、CH3、Cl、
フェニルを表すか、あるいはR16はR17と一緒になっ
て、あるいはR19はR20と一緒になって場合により置換
されていてもよい芳香族またはヘテロ芳香族の環の残り
の構成員を表し、そしてR5、R8、X1およびX2は上に
定義したとおりである。
【0070】式XX〜XXIIの適当な例およびそれら
の増感極大(nm)は、次の通りである: LS−XX−96:X1、X2、X3=S、X4=O、
1、R2、R3、R4、R7はHを表し、R5、R6はCH3
を表し、R8はC25を表す;595; LS−XX−97:X1、X2、X3=S、X4=O、
1、R2、R3、R4、R6、R7はHを表し、R5はCH3
を表し、R8はC25を表す;590; LS−XX−98:X1、X2、X3=S、X4=O、
1、R2、R3、R4、R7はHを表し、R5、R8はC2
5を表し、R6はCH3を表す;600; LS−XX−99:X1、X2、X3=S、X4=O、
1、R2、R3、R4、R6、R7はHを表し、R5は(CH
2)3SO3Hを表し、R8はC25を表す;600; LS−XX−100:X1、X2、X3=S、X4=O、R
1、R2、R3、R4、R7はHを表し、R5、R6、R8はC
25を表す;600; LS−XXI−101:X1、X2=S、R1、R2
10、R11はフェニルを表し、R5、R7、R8はC25
を表し、R6、R9はHを表し、Y-はI-を表し、n=
1;582; LS−XXI−102:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=C(C
3)−C(CH3)=CH−を表し、R5、R8は(CH
22COOHを表し、R6、R7、R9はHを表し、Y-
-を表し、n=1;600; LS−XXI−103:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=C(C
3)−C(CH3)=CH−を表し、R5はCH2COO
(CH24SO3 -を表し、R8はCH2COO(CH24
SO3H、R6、R7、R9はHを表し、n=0;600; LS−XXI−104:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になって
【0071】
【化14】
【0072】を表しかつR10はR11と一緒になって6−
メチルチアゾールの残りの構成員を表し、R5、R7はC
25を表し、R6、R9はHを表し、R8は(CH23
3 -を表し、n=0;597; LS−XXI−105:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって
【0073】
【化15】
【0074】を表し、R5、R7はC25を表し、R6
9はHを表し、R8は(CH23SO3 -を表し、n=
0;620; LS−XXI−106:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になって
【0075】
【化16】
【0076】を表しかつR10はR11と一緒になって−C
H=C(CH3)−C(CH3)=CH−を表し、R5
(CH24SO3 -を表し、R6、R9はHを表し、R7
8はC25を表し、n=0;600; LS−XXI−107:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になって5−メチルチアゾールの残りの構成員を表し、
10はR11と一緒になって5−メトキシチアゾールの残
りの構成員を表し、R5はC25を表し、R6、R9はH
を表し、R7はCH2−CH2−フェニルを表し、R8
(CH2)3SO3 -を表し、n=0;593; LS−XXI−108:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR 11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5、R8はC25を表し、R6
9はHを表し、R7はCH3を表し、Y-はBr-を表
し、n=1;618; LS−XXI−109:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5、R8はC25を表し、R6
9はCH3を表し、R7はHを表し、Y-はI-を表し、
n=1;590;LS−XXI−110:X1、X2
S、R1はR2と一緒になって
【0077】
【化17】
【0078】を表し、R10はR11と一緒になってOH基
において
【0079】
【化18】 により置換された5−ヒドロキシベンゾチアゾールの残
りの構成員を表し、R5は(CH23SO3 -を表し、
7、R8はCH3を表し、R6、R9はHを表し、n=
0;600; LS−XXI−111:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5、R8は(CH22COOHを
表し、R6、R7、R9はHを表し、Y-はI-を表し、n
=1;600; LS−XXI−112:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5はC25を表し、R6、R9
Hを表し、R7はCH3を表し、R8は(CH24SO3 -
を表し、n=0;620; LS−XXI−113:X1=S、X2=Se、R1はR2
と一緒になって−CH=CH−CH=CH−を表し、R
10はR11と一緒になって5−メトキシセレノアゾールの
残りの構成員を表し、R5、R7はCH3を表し、R6、R
9はHを表し、R8はC25を表し、Y-はClO4 -を表
し、n=1;590; LS−XXI−114:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R6、R7、R9はHを表し、Y-
25OSO3 -を表し、n=1;585; LS−XXI−115:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R8は(CH23COOHを表
し、Y-はI-を表し、n=1;588; LS−XXI−116:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5、R6はCH3を表し、R6、R
9はHを表し、Y-はCl-を表し、n=1;605; LS−XXI−117:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になって−CH=CH−CH=CH−を表し、R10はR
11と一緒になって
【0080】
【化19】
【0081】を表し、R5は(CH22SO(CH2
2SO3 - を表し、R6、R9はHを表し、R7、R8はC2
5を表し、n=0;598; LS−XXI−118:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5は(CH22SO(CH2
2SO3 -を表し、R6、R7、R9はHを表し、R8は(C
22SO(CH22SO3Hを表し、n=0;59
5; LS−XXI−119:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって5−メチルベン
ゾチアゾールの残りの構成員を表し、R5、R8はC25
を表し、R6、R7、R9はHを表し、Y-はI-を表し、
n=1;592; LS−XXI−120:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH−
CH=CH−を表し、R5はC25を表し、R7はCH3
を表し、R6、R9はHを表し、R8はCH2−CH(O
H)−CH2−SO3 -を表し、n=0;580; LS−XXI−121:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって5−クロロベン
ゾチアゾールの残りの構成員を表し、R5は(CH23
SO3 -を表し、R6、R9はHを表し、R7はC25を表
し、R8は(CH23SO3Hを表し、n=0;650; LS−XXI−122:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になって
【0082】
【化20】
【0083】 により置換された5−ヒドロキシベンゾチアゾールの残
りの構成員を表し、R5は(CH23SO3 -を表し、
6、R9はHを表し、R7、R8はCH3を表し、n=
0;600; LS−XXI−123:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になって ルの残りの構成員を表し、R5は(CH23SO3 -を表
し、R8はCH3を表し、R7はC25を表し、n=0;
640; LS−XXI−124:X1、X2=S、R1はR2と一緒
になってかつR10はR11と一緒になって6−フェノキシ
ベンゾチアゾールの残りの構成員を表し、R5、R8はC
3を表し、R6、R9はHを表し、R7はC25を表し、
-はClO4 -を表し、n=1;585; LS−XXI−125:X1=Se、X2=S、R1はR2
と一緒になって
【0084】
【化21】
【0085】R10はR11と一緒になって5−ヒドロキシ
ベンゾチアゾールの残りの構成員を表し、R5は(C
23SO3 -を表し、R6、R9はHを表し、R7はCH3
を表し、n=0;600; LS−XXI−126:X1=O、X2=Se、R1はR2
と一緒になって
【0086】
【化22】
【0087】R10はR11と一緒になって5−メチル−6
−メトキシベンゾセレノアゾールの残りの構成員を表
し、R5は(CH23SO3 -を表し、R6、R9はHを表
し、R7、R9はC25を表し、n=0;620; LS−XXI−127:X1=O、X2=S、R1はR2
一緒になって
【0088】
【化23】
【0089】R10はR11と一緒になって5−クロロベン
ゾチアゾールの残りの構成員を表し、R5は(CH23
SO3 -を表し、R6、R9はHを表し、R7はC25を表
し、R8は(CH23SO3Hを表し、n=0;610; LS−XXI−128:X1=O、X2=S、R1はR2
一緒になって
【0090】
【化24】
【0091】R10はR11と一緒になって5−クロロベン
ゾチアゾールの残りの構成員を表し、R5は(CH23
SO3 -を表し、R6、R9はHを表し、R7はC25を表
し、R8は(CH24SO3 - を表し、n=0;610; LS−XXI−129:X1、X2=Se、R1はR2と一
緒になってかつR10はR11と一緒になって−CH=CH
−CH=CH−を表し、R5、R8はC25を表し、R7
はCH3を表し、Y-はClO4 -を表し、n=1;63
5; LS−XXI−130:X1=S、X2=N−C25、R
1はR2と一緒になって
【0092】
【化25】
【0093】 SO3 -を表し、R6、R7、R9はHを表し、R8は(CH
22SO(CH22SO3Hを表し、n=0;62
0; LS−XXI−131:X1=O、X2=Se、R1はR2
と一緒になって5−メチルベンゾキサゾールの残りの構
成員を表し、R10はR11と一緒になって5−メチル−6
−メトキシベンゾセレアゾールを表し、R5は(CH2
3SO3 -を表し、R9はHを表し、R7、R8はC25を表
し、n=0;620; LS−XXI−132:X1=S、X2=Se、R1はR2
と一緒になってかつR10はR11と一緒になって−CH=
CH−CH=CH−を表し、R5は(CH22SO
(CH22SO3 -を表し、R6、R9はHを表し、R7
はCH3を表し、R8はC25を表し、n=0;590; LS−XXI−133:X2=C(CH32、R1はR2
と一緒になってかつR10はR11と一緒になって−CH=
CH−CH=CH−を表し、R5は(CH24SO3 -
表し、R6、R7、R9はHを表し、R8はCH3を表し、
n=0;580;ハロゲン化銀の自然感光度がある種の
スペクトル領域、例えば、臭化ヨウ化銀の青感光度にた
めに十分である場合、増感剤は不必要である。
【0094】シアンの色素画像を生成するカラーカプラ
ーは、一般に、フェノールまたはα−ナフトール型のカ
プラーである。マゼンタの色素画像を生成するカラーカ
プラーは、一般に、5−ピラゾロンタイプ、インダゾロ
ンタイプまたはピラゾロン型のカプラーである。
【0095】イエローの色素画像を生成するカラーカプ
ラーは、一般に、開鎖ケトメチレン基を含有するカラ
ー、よりことにα−アセチルアセトアミド型のカプラー
であり、それらの適当な例はα−ベンゾイルアセトアニ
リドカプラーおよびα−ピバロイルアセトアニリドであ
る。
【0096】カラーカプラーは、4当量のカプラーおよ
びまた2当量のカプラーであることができる。2当量の
カプラーは、カプリング反応において切り放される置換
基をカプリング位置に有する4当量のカプラーから誘導
される。
【0097】カプラーは、通常、材料内、すなわち、層
内の、あるいは層から層への拡散を防止とするためのバ
ラスト基を含有する。バラスト基を含有するカプラーの
代わりに、また、高分子量カプラーを使用することがで
きる。
【0098】適当なカラーカプラーおよびそれらが記載
されている文献は、リサーチ・ディスクロージャー(R
esearch Disclosure)17 643
(1987)第VII章に見いだされる。
【0099】高分子量のカラーカプラーは、例えば、次
の特許に記載されている:ドイツ国特許(DE−C)1
297 417号、ドイツ国特許出願公開(DE−
A)24 07 569号、ドイツ国特許出願公開(D
E−A)31 48 125号、ドイツ国特許出願公開
(DE−A)32 17 200号、ドイツ国特許出願
公開(DE−A)33 20 079号、ドイツ国特許
出願公開(DE−A)33 24 932号、ドイツ国
特許出願公開(DE−A)33 31 743号、ドイ
ツ国特許出願公開(DE−A)33 40 376号、
欧州特許出願公開(EP−A)27 284号および米
国特許(US−A)4,080,211号。高分子量カ
ラーカプラーは、一般に、エチレン系不飽和モノマーの
カラーカプラー重合することによって調製される。しか
しながら、それらは、また、ポリ付加またはポリ縮合に
よって得ることができる。
【0100】カプラーまたは他の化合物は、最初に特定
の化合物の溶液、分散液または乳濁液を調製し、次いで
それを特定の層のための塗布溶液に添加することによっ
て、ハロゲン化銀乳剤層に混入することができる。適当
な溶媒または分散剤の選択は、化合物の特定の溶解度に
依存する。
【0101】水中に実質的に不溶性の化合物を粉砕法に
よって導入する方法は、例えば、ドイツ国特許出願公開
(DE−A)26 09 741号およびドイツ国特許
出願公開(DE−A)26 09 742号に記載され
ている。
【0102】疎水性化合物は、また、塗布溶液に、高沸
点溶媒、いわゆる油形成剤を使用して導入できる。対応
する方法は、例えば、米国特許(US−A)2,32
2,027号、米国特許(US−A)2,801,17
0号、米国特許(US−A)2,801,171号およ
び欧州特許出願公開(EP−A)0 043 037号
に記載されている。
【0103】高沸点溶媒を使用する代わりに、また、オ
リゴマーまたはポリマー、いわゆる油形成剤を使用する
ことが可能である。
【0104】化合物を、また、塗布溶液に帯電したラテ
ックスの形態で導入することができる、参照、例えば、
ドイツ国特許出願公開(DE−A)25 41 230
号、ドイツ国特許出願公開(DE−A)25 41 2
74号、ドイツ国特許出願公開(DE−A)28 35
856号、欧州特許出願公開(EP−A)0 014
921号、欧州特許出願公開(EP−A)0 069
671号、欧州特許出願公開(EP−A)0 130
115号、米国特許(US−A)4,291,113
号。
【0105】アニオン性水溶性化合物(例えば、色素)
を、また、カチオン性ポリマー、いわゆる媒染ポリマー
の助けにより、非拡散形態で混入することができる。
【0106】適当な油形成剤は、例えば、フタル酸アル
キルエステル、リン酸エステル、クエン酸エステル、安
息香酸エステル、アミド、脂肪酸エステル、トリメシン
酸エステル、アルコール、フェノール、アニリン誘導体
および炭化水素である。
【0107】適当な油形成剤の例は、次のとおりであ
る:ジブチルフタレート、ジシクロヘキシルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、デシルフタレ
ート、トリフェニルホスフェート、トリクレシルホスフ
ェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、
トリシクロヘキシルホスフェート、トリ−2−エチルヘ
キシルホスフェート、トリデシルホスフェート、トリブ
トキシエチルホスフェート、トリクロロプロピルホスフ
ェート、ジ−2−エチルヘキシルフェニルホスフェー
ト、2−エチルヘキシルベンゾエート、ドデシルベンゾ
エート、2−エチルヘキシル−p−ヒドロキシベンゾエ
ート、ジエチルドデカンアミド、N−テトラデシルピロ
リドン、イソステアリルアルコール、2,4−ジ−t−
アミルフェノール、ジオクチルアセテート、グリセロー
ルトリブチレート、イソステアリルラクテート、トリオ
クチルシトレート、N,N−ジブチル−2−ブトキシ−
5−t−オクチルアニリン、パラフィン、ドデシルベン
ゼンおよびジイソプロピルナフタレン。
【0108】写真材料は、また、紫外線吸収剤、ホワイ
トナー、スペーサー、フィルター色素、ホルマリンスカ
ベンジャー、光安定剤、酸化防止剤、Dmin色素、色
素、カプラーおよび白色の安定化のための添加剤、カラ
ーカブリ減少剤、可塑剤(ラテックス)、殺生物剤およ
び他の添加剤含有することができる。
【0109】紫外線吸収化合物は、一方において、紫外
線に富んだ日光の影響下に退行に対して画像色素を保護
し、そして、他方において、フィルター色素として、露
光時の日光の紫外線成分を吸収し、こうしてフィルムの
色再現性を改良する。異なる構造の化合物は、通常、2
つの機能で使用する。例は次のとおりである:アリール
置換ベンゾトリアゾール[米国特許(US−A)3,5
33,794号]、4−チアゾリドン化合物[米国特許
(US−A)3,314,794号および米国特許(U
S−A)3,352,681号]、ベンゾフェノン化合
物[日本国特許出願公開(JP−A)2784/71
号]、桂皮酸エステル化合物[米国特許(US−A)
3,705,805号および米国特許(US−A)3,
707,375号]、ブタジエン化合物[米国特許(U
S−A)4,045,229号]またはベンゾキサゾー
ル化合物[米国特許(US−A)3,700,455
号]。
【0110】また、紫外線吸収性カプラー(例えば、α
−ナフトール型のシアンカプラー)および紫外線吸収性
ポリマーを使用することができる。これらの紫外線吸収
剤は媒染により特別の層の中に固定することができる。
【0111】可視光のために適当なフィルター色素は、
オキソノール色素、ヘミオキソノール色素、スチリル色
素、メロシアニン色素、シアニン色素およびアゾ色素を
包含する。これらの色素のうちで、オキソノール色素、
ヘミオキソノール色素およびメロシアニン色素をとくに
有利に使用することができる。
【0112】適当なホワイトナー(whitener)
は、例えば、リサーチ・ディスクロージャー(Rese
ach Disclosure)17 643(197
8年12月)のV章、米国特許(US−A)2,63
2,701号および米国特許(US−A)3,269,
840号および英国特許出願公開(GB−A)852,
075号および英国特許出願公開(GB−A)1,31
9,763号に記載されている。
【0113】ある種の結合剤層、とくに支持体最も遠い
層であるが、場合によって同様に中間層は、とくにそれ
らが製造の間支持体から最も遠い層である場合、無機ま
たは有機の写真的に不活性の粒子を、例えば、艶消し剤
またはスペーサーとして、含有することができる[ドイ
ツ国特許出願公開(DE−A)3 331 542号、
ドイツ国特許出願公開(DE−A)3 424 893
号、リサーチ・ディスクロージャー(Reseach
Disclosure)17 643(1978年12
月)のXVI章]。
【0114】スペーサーの平均の粒子直径はとくに0.
2〜10μmの範囲である。スペーサーは水中に不溶性
であり、そしてアルカリ中に不溶性または可溶性である
ことができ、アルカリ可溶性スペーサーは、一般に、ア
ルカリ性現像剤浴中の写真材料から除去される。適当な
ポリマーの例は、ポリメチルメタクリレート、アクリル
酸およびメチルメタクリレートのコポリマーおよびまた
ヒドロキシプロピルメチルセルロースヘキサヒドロフタ
レートである。
【0115】色素、カプラーおよび白色の安定性を改良
しかつカラーカブリの減少するための添加剤[リサーチ
・ディスクロージャー(Research Discl
osure)17 643(1978年12月)章VI
I]は、化合物の次のクラスに属すことができる:ハイ
ドロキノン、6−ヒドロキシクロマン、5−ヒドロキシ
クマロン、スピロクマロン、スピロインダン、p−アル
コキシフェノール、立体障害フェノール、没食子酸誘導
体、メチレンジオキシベンゼン、アミノフェノール、立
体障害アミン、エステル化またはエーテル化されたフェ
ノール性ヒドロキシル基を含有する誘導体、金属錯塩に
属することができる。
【0116】立体障害アミンの部分的構造およびまた立
体障害フェノールの部分的構造の両者を1つのかつ同一
分子中にを含有する化合物[米国特許(US−A)4,
268,593号]は、熱、湿気および光の発生の結
果、イエロー色素の画像の障害[劣化(deterio
rationまたはdegradation)]を防止
するためにとくに有効である。スピロインダン類[日本
国特許出願公開(JP−A)159 644/81号]
およびハイドロキノンジエーテルまたはモノエーテルに
より置換されたクマロン類[日本国特許出願公開(JP
−A)89 835/80号]は、マゼンタ−赤色素画
像の障害(劣化)、とくに光の作用の結果の障害の防止
に特に有効である。
【0117】写真材料の層は、通常の硬膜剤で硬膜する
ことができる。適当な硬膜剤は、例えば、次のとおりで
ある:ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドおよび同
様なアルデヒド化合物、ジアセチル、シクロペンタジオ
ンおよび同様なケトン化合物、ビス−(2−クロロエチ
ル尿素)、2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,
3,5−トリアジンおよび活性ハロゲンを含有する他の
化合物[米国特許(US−A)3,288,775号、
米国特許(US−A)2,732,303号、英国特許
出願公開(GB−A)974,723号および英国特許
出願公開(GB−A)1,167,207号]、ジビニ
ルスルホン化合物、5−アセチル−1,3−ジアクリロ
イルヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジンおよび反応
性オレフィン結合を含有する他の化合物[米国特許(U
S−A)3,635,718号、米国特許(US−A)
3,232,763号および英国特許出願公開(GB−
A)994,869号];N−ヒドロキシメチルフタル
イミドおよび他のN−メチロール化合物[米国特許(U
S−A)2,732,316号および米国特許(US−
A)2,586,168号];イソシアネート[米国特
許(US−A)3,103,437号];アジリジン化
合物[米国特許(US−A)3,017,280号およ
び米国特許(US−A)2,983,611号];およ
び酸誘導体[米国特許(US−A)2,725,294
号および米国特許(US−A)2,725,295
号];カーボジイミド型の化合物[米国特許(US−
A)3,100,704号];カルバモイルピリジニウ
ム塩類[ドイツ国特許出願公開(DE−A)22 25
230号およびドイツ国特許出願公開(DE−A)2
4 39551号];カルバモイルオキシプリジニウム
化合物[ドイツ国特許出願公開(DE−A)24 08
814号];リン−ハロゲン結合を含有する化合物
[日本国特許出願公開(JP−A)113 929/8
3号;N−カルボニルオキシイミド化合物[日本国特許
出願公開(JP−A)43353/81号];N−スル
ホニルオキシイミド化合物[米国特許(US−A)4,
111,926号]、ジヒドロキノリン化合物[米国特
許(US−A)4,013,468号、2−スルホニル
オキシピリジニウム塩類[日本国特許出願公開(JP−
A)110762/81号]、ホルムアミジニウム塩類
[欧州特許出願公開(EP−A)0162 308
号]、2またはそれ以上のN−アシルオキシイミノ基を
含有する化合物[米国特許(US−A)4,052、3
73号]、エポキシ化合物[米国特許(US−A)3,
091、537号]、イソキゾール型の化合物[米国特
許(US−A)3,321,313号および米国特許
(US−A)3,543,292号];ハロカルボキシ
アルデヒド、例えば、ムココール酸;ジオキサン誘導
体、例えば、ジヒドロキシジオキサンおよびジクロロジ
オキサン;および無機硬膜化剤、例えば、クロム明礬お
よび硫酸ジルコニウム。
【0118】硬膜化は、既知の方法において、硬膜化剤
を硬膜化すべき層のための流延溶液に添加することによ
るか、あるいは硬膜化すべき層を拡散性硬膜化剤を含有
する層でオーバーコートすることにより実施することが
できる。述べたクラスのうちで、遅く作用する硬膜化剤
および速く作用する硬膜化剤およびとくに有利であるい
わゆるインスタント硬膜化剤が存在する。インスタント
硬膜化剤は、塗布直後であるが、一番遅くて24時間に
おいて、そして、好ましくは、塗布後8時間に、交差反
応の結果、センシトメトリーがそれ以上変化せずかつ層
の組み合わせの膨潤が存在しないような程度に、硬膜化
が進行してしまうような方法で、適当な結合剤を架橋す
る化合物であると理解すべきである。膨潤とは、フィル
ムの水性処理の間の湿った層の厚さと乾燥層の厚さとの
間の差を意味する[フォトグラフィック・サイエンス・
エンジニアリング(Photogr.Sci.En
g.)8(1964)、275;フォトグラフィック・
サイエンス・エンジニアリング(Photogr.Sc
i.Eng.)(1972)、449]。
【0119】ゼラチンと急速に反応するこれらの硬膜化
剤は、例えば、ゼラチンの遊離カルボキシル基と反応す
ることができるカルバモイルピリジニウム塩類であり、
こうしてこれらの基はゼラチンの遊離アミノ基と反応し
て、ペプチド結合を形成しかつゼラチンを架橋する。
【0120】層の組み合わせのすべての層に同一の硬膜
作用を有する拡散性硬膜化剤が存在する。しかしなが
ら、また、その作用がある層に限定される、非拡散性
の、低分子量および高分子量の硬膜化剤が存在する。こ
の型の硬膜化剤を使用すると、個々の層、例えば、保護
層をとくに高度に架橋することができる。これはハロゲ
ン化銀層を最小に硬膜化して銀の被覆力を増加し、そし
て機械的性質を保護層により改良しなくてはならない場
合に重要である[欧州特許出願公開(EP−A)第0
114 699号]。
【0121】本発明によるカラー写真材料は、通常、現
像、定着および洗浄または引き続く洗浄を伴わない安定
化により処理され、そして漂白および定着を単一の工程
において組み合わせることができる。発色現像剤化合物
は、それらの酸化生成物の形態でカラーカプラーと反応
してアゾメチンまたはインドフェノール色素を形成する
ことができる現像剤化合物である。適当な発色現像剤化
合物は、次の通りである:p−フェニレンジアミン型の
少なくとも1つの第一アミン基を含有する芳香族化合
物、例えば、N,N−ジアルキル−p−フェニレンジア
ミン、例えば、N,N−ジエチル−p−フェニレンジア
ミン、1−(N−エチル−N−メタンスルホニルアミド
エチル)−3−メチル−p−フェニレンジアミン、1−
(N−エチル−N−ヒドロキシエチル)−3−メチル−
p−フェニレンジアミンおよび1−(N−エチル−N−
メトキシエチル)−3−メチル−p−フェニレンジアミ
ン。他の有用な発色現像剤は、例えば、ジャーナル・オ
ブ・アメリカン・ケミカル・ソサイアティー(J.A
m.Chem.Soc.)、73、3106(195
1)およびG.ハイスト(Haist)、現代の写真処
理(Modern Photographic Pro
cessing)、1979、ジョン・ウィリー・アン
ド・サンズ(John Wiely and Son
s)、p.545以降、に記載されている。
【0122】発色現像に引き続いて、酸性の短い停止液
または洗浄が存在することができる。
【0123】発色現像後、材料は通常漂白および定着す
る。適当な漂白剤は、例えば、Fe(III)塩類およ
びFe(III)錯塩類、例えば、フェリシアニド、ジ
クロメート、水溶性コバルト錯塩類である。とくに好ま
しい漂白剤は、アミノポリカルボン酸の鉄(III)錯
塩、よりとくに、例えば、エチレンジアミン四酢酸、プ
ロピレン四酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ニ
トリロトリ酢酸、イミノ二酢酸、N−ヒドロキシエチル
エチレンジアミントリ酢酸、アルキルイミノジカルボン
酸、および対応するリン酸の鉄(III)錯塩である。
他の適当な漂白剤は過硫酸塩類および過酸化物、例え
ば、過酸化水素である。
【0124】漂白定着浴/定着浴に引き続いて、一般
に、洗浄を実施し、これは向流で実施するか、あるいは
水の供給もついくつかの槽から成る。
【0125】有利な結果は、ホルムアルデヒドほとんど
または全く含有しない仕上げ浴を引き続いて使用すると
き、得ることができる。
【0126】しかしながら、洗浄は安定化液で完全に置
換することができ、この安定化液は通常向流で使用す
る。ホルムアルデヒドを添加する場合、この安定化浴
は、また、仕上げ浴の機能を果たす。
【0127】本発明によるカラー写真材料は、また、反
転現像にかけることができる。この方法において、発色
現像の前に、カプラーと色素を形成しない現像剤でまず
現像し、そして拡散第2露光または化学的カブリを実施
する。この場合において、少なくとも1つの色素生成ハ
ロゲン化銀乳剤層に隣接するカプラー不含層のためのハ
ロゲン化銀乳剤は、色素生成層の感光度より大きい、と
くに0.6〜2.5logH単位だけより大きい感光度
を有する乳剤である。
【0128】しかしながら、本発明による材料は好まし
くはカラーネガ材料、よりとくにカラーネガペーパーま
たはカラーディスプレイ材料である。
【0129】
【実施例】両側がポリエチレンで塗布されたペイパーに
示した順序で次の層を塗布することによって、急速処理
に適当なカラー写真記録材料を製造した。示す量はすべ
て1m2に基づく。塗布したハロゲン化銀について、A
gNO3の対応する量を示す。
【0130】実施例1層の組み合わせ1 第1層(支持体層) 0.2gのゼラチン 第2層(青感性層) 次の成分を含有する、0.50gのAgNO3の青感性
ハロゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化物、0.5モ
ル%の臭化物、平均粒子直径0.78μm)、増感極大
480nm: 1.38gのゼラチン 0.60gのイエローカプラーY−1 0.48gのトリクレシルホスフェート(TCP) 第3層(中間層) 1.18gのゼラチン 0.08gの2,5−ジオクチルハイドロキノン 0.08gのジブチルフタレート(DBP) 第4層(緑感性層) 次の成分を含有する、0.40gのAgNO3の緑感性
ハロゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化物、0.5モ
ル%の臭化物、平均粒子直径0.37μm)、増感極大
550nm: 1.02gのゼラチン 0.37gのマゼンタカプラーM−1 0.40gのDBP 第5層(中間層) 1.20gのゼラチン 0.66gの式
【0131】
【化26】
【0132】に相当する紫外線吸収剤 0.052gの2,5−ジオクチルハイドロキノン 0.36gのTCP 第6層(赤感性層) 次の成分を含有する、0.28gのAgNO3の赤感性
ハロゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化物、0.5モ
ル%の臭化物、平均粒子直径0.35μm)、増感極大
708nm: 0.84gのゼラチン 0.39gのシアンカプラーC−1 0.39gのTCP 第7層(中間層) 0.65gのゼラチン 0.21gの第5層の紫外線吸収剤 0.11gのTCP 第8層(保護層) 0.65gのゼラチン 0.39gの次の式に相当する硬膜化剤
【0133】
【化27】
【0134】実施例2(比較) 層6における赤感性乳剤をGS1(50μmol/mo
lAg)でさらに緑増感した以外実施例1に記載する方
法と同一の方法で、カラー写真記録材料を製造した。
【0135】実施例3(比較) 層6が50μmolBS1/molAgでさらに増感し
た0.28gのAgNO3の赤増感したハロゲン化銀乳
剤(99.5モル%の塩化物、0.5モル%の臭化物、
平均粒子直径0.50μm)を含有する以外実施例1に
記載する方法と同一の方法で、カラー写真記録材料を製
造した。
【0136】実施例4(本発明) 層5が20μmolLS−IV−53/molAgでギ
ャップ増感(λ=500nm)した0.20gのAgN
3の追加のハロゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化
物、0.5モル%の臭化物、平均粒子直径0.50μ
m)を含有する以外実施例1に記載する方法と同一の方
法で、カラー写真記録材料を製造した。
【0137】実施例5(本発明) 層3が100μmolLS−XXI−106/molA
gでギャップ増感(λ=600nm)した0.20gの
AgNO3の追加のハロゲン化銀乳剤(99.5モル%
の塩化物、0.5モル%の臭化物、平均粒子直径0.5
0μm)を含有する以外実施例1に記載する方法と同一
の方法で、カラー写真記録材料を製造した。
【0138】実施例6(本発明) 層5が20μmolLS−IV−53/molAgでギ
ャップ増感(λ=500nm)した0.20gのAgN
3の追加のハロゲン化銀乳剤(99.5モル%の塩化
物、0.5モル%の臭化物、平均粒子直径0.50μ
m)を含有しかつ層3が100μmolLS−XXI−
106/molAgでギャップ増感(λ=600nm)
した0.20gのAgNO3の追加のハロゲン化銀乳剤
(99.5モル%の塩化物、0.5モル%の臭化物、平均
粒子直径0.50μm)を含有する以外実施例1に記載
する方法と同一の方法で、カラー写真記録材料を製造し
た。
【0139】これらの材料を下の露光a)、b)、c)
またはd)にかけ、そして記載する方法により処理し
た。
【0140】露光a)緑光を透過するフィルターをもつ
段階ウェッジを通す、 b)青光を透過するフィルターをもつ段階ウェッジを通
す、 c)処理後、全デンシティ範囲を通してプリント材料上
にきれいな赤が形成するように、緑光および青光の両者
を透過するフィルターをもつと同時に、補正フィルター
(マゼンタおよびイエロー)をもつ段階ウェッジを通
す、 d)処理後、全デンシティ範囲を通してプリント材料上
にきれいな青が形成するように、赤光および緑光の両者
を透過するフィルターをもつと同時に、補正フィルター
(マゼンタ)をもつ段階ウェッジを通す。
【0141】測定を実施して、 a)可視段階の数、 b)デンシティ2.0のマゼンタ(mg)またはイエロ
ー(y)(=二次デンシティ、SD)においてシアン
(cy)含量%を決定する。
【0142】SDcy=[DmgにおけるDcy=2.0/D
mg=2.0]・100
【0143】
【表1】
【0144】これらの実施例が明瞭に証明するように、
本発明は、材料2または3におけるようにデンシティD
≦2.0におけるmg(露光a)またはy(露光b)の
そうでなければ同時の脱飽和なしに、高い赤デンシティ
(露光c)および高い青デンシティ(露光d)におい
て、よりすぐれたディテールの再現性を提供する。
【0145】
【化28】
【0146】
【化29】
【0147】 a)発色現像剤−45秒−35℃ トリエタノールアミン 9.0g/l N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 4.0g/l ジエチレングリコール 0.05g/l 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−メタン スルホンアミドエチルアニリンサルフェート 5.0g/l 亜硫酸カリウム 0.2g/l トリエチレングリコール 0.05g/l 炭酸カリウム 22g/l 水酸化カリウム 0.4g/l エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 2.2g/l 塩化カリウム 2.5g/l 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,4,6− トリスルホン酸3ナトリウム塩 0.3g/l 水で1,000mlにする;pH10.0 b)漂白/定着液−45秒−35℃ チオ硫酸アンモニウム 75g/l 亜硫酸水素ナトリウム 13.5g/l 酢酸アンモニウム 2.0g/l エチレンジアミン四酢酸(鉄アンモニウム塩) 57g/l アンモニア、25重量% 9.5g/l 酢酸 9.0g/l 水で1,000mlにする;pH5.5 c)洗浄−2分−33℃ d)乾燥 なお、本発明の主たる特徴及び態様は以下のとおりであ
る。
【0148】1.支持体上の少なくとも1つの赤増感剤
含有シアンカプリングハロゲン化銀乳剤層、少なくとも
1つの緑増感剤含有マゼンタカプリングハロゲン化銀乳
剤層および少なくとも1つの青増感剤含有イエローカプ
リングハロゲン化銀乳剤層からなり、ハロゲン化銀乳剤
が他の分光増感剤(ギャップ増感剤)で増感されたカプ
ラー不含層の中に供給されており、前記ギャップ増感剤
の増感最大は赤感性層の増感極大と緑感性層の増感極大
との間に存在するか、あるいは緑感性層の増感極大と青
感性層の増感極大との間に存在することを特徴とするカ
ラー写真材料。 2.ギャップ増感剤の増感極大が緑増感剤および青増感
剤の吸収極大から少なくとも15nmでありそして赤増
感剤の吸収極大から少なくとも30nmであることを特
徴とする上記第1項記載のカラー写真ハロゲン化銀材
料。
【0149】3.ギャップ増感剤が式I〜XI、XXV
IおよびXXVII:
【0150】
【化30】
【0151】
【化31】
【0152】
【化32】
【0153】式中、X1〜X6はO、NR1、S、Se、
Te、P(R1)、P(R13、CH2、CHR2、C
(R22を表し、R1はアルキル、場合により置換され
ていてもよいスルホアルキル、カルボキシアルキル、ア
リール、よりとくにフェニルを表し、R2はアリール、
よりとくにフェニル、アルキル、よりとくに1〜5個の
炭素原子を含有するアルキル、CNを表し、R3、R4
5、R6、R19、R20、R21、R22は水素、ハロゲン、
アルコキシ、アリールオキシ、シアノ、ヒドロキシ、ス
ルホ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アリールオ
キシカルボニル、アシルアミノスルホニル、アミノスル
ホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノ
スルホニル、アリールアミノスルホニル、ジアリールア
ミノスルホニル、アリール、アリールメルカプト、アル
キルメルカプトまたはアルキルを表すか、あるいはR3
およびR6またはR19およびR22は一緒になってπ結合
を形成し、R4およびR5またはR20およびR21は一緒に
なって異種原子および多重結合を含有することができる
3〜12構成員の環を形成し、R7、R8、R9はアルキ
ル、場合により置換されていてもよいスルホアルキル、
カルボキシアルキルまたはアリールを表し、R10
11、R12は水素、ハロゲン、シアノ、アリール、アリ
ールオキシ、アリールメルカプト、アルキル、アルコキ
シまたはアルキルメルカプトを表し、R13、R14
15、R16、R17、R18、R23、R24、R25、R26は水
素、ハロゲン、アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、スル
ホ、カルボキシ、アルコキカルボニル、アリールオキシ
カルボニル、アシルアミノスルホニル、アミノスルホニ
ル、アルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホ
ニル、ジアリールアミノスルホニル、アリール、アリー
ルオキシ、アリールメルカプト、アルキルまたはアルキ
ルメルカプトを表し、R48は水素、アルキル、スルホア
ルキル、カルボキシアルキル、アシルまたは負の電荷を
表し、R49はカチオンを表し、Zは異種原子および二重
結合を含有することができる3〜12構成員の環の残り
の構成員を表し、M+はカチオンを表し、Y-はアニオン
を表し、そしてnは0または1である、の1つであるこ
とを特徴とする上記第1項記載のカラー写真ハロゲン化
銀材料。
【0154】4.ギャップ増感剤が式XII〜XIX
【0155】
【化33】
【0156】
【化34】
【0157】式中、XはO、S、Se、NR1を表し、
27、R28はH、CH3、フェニル、2−フリル、C
l、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルを表し、
29、R32、R35、R38、R39、R40、R42、R43、R
45、R47はメチル、エチル、スルホアルキル、カルボキ
シアルキルを表し、R30、R31は水素またはR29を表
し、R33は水素、メチル、エチルを表し、R34はH、C
Nを表し、R36、R37はH、CH3、C25、フェニ
ル、エトキシ、モルホリノカルボニル、1−ヒドロキシ
イソプロピル、Cl、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニルを表し、R41はH、Cl、CH3、OH、OC
3、フェニルを表し、R44はH、OCH3を表し、R46
はH、CH3、SCH3、Cl、フェニルを表す、の1つ
であることを特徴とする上記第1項記載のカラー写真ハ
ロゲン化銀材料。
【0158】5.ギャップ増感剤が式XX〜XXII:
【0159】
【化35】
【0160】式中、R1、R2、R3、R4、R10およびR
11は水素、ハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、シ
アノ、ヒドロキシ、スルホ、カルボキシ、アルコキカル
ボニル、アリールオキシカルボニル、アシルアミノスル
ホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニ
ル、ジアルキルアミノスルホニル、アリールアミノスル
ホニル、ジアリールアミノスルホニル、アリール、アリ
ールメルカプト、アルキルメルカプトまたはアルキルを
表すか、あるいはR1およびR2は一緒になってあるいは
2およびR3は一緒になってあるいはR3およびR4は一
緒になってあるいはR10およびR11は一緒になって芳香
族またはヘテロ芳香族の3〜12構成員の環、よりとく
に融合ベンゾまたはナフト環を形成し、R5、R8はアリ
ール、アルキル、場合によりOHにより置換されていて
もよいスルホアルキル、カルボキシアルキルを表し、R
6、R7、R9は水素、ハロゲン、シアノ、アリール、ア
リールメルカプト、アリールオキシ、アルキル、アルキ
ルメルカプトまたはアルコキシを表し、X1、X2
3、X4はO、NR、S、Se、Te、PR、PR3
CH2、CHアルキル、C(アルキル)2、CHアリー
ル、C(アリール)2を表し、Y-はアニオンを表し、そ
してnは0または1である、の1つであることを特徴と
する上記第1項記載のカラー写真ハロゲン化銀材料。
【0161】6.ギャップ増感剤が式XIII〜XXV
【0162】
【化36】
【0163】式中、R12、R13、R18はHまたはCH3
を表し、R14、R15はH、CH3、Clまたはフェニル
を表し、R16、R17、R19、R20はH、CH3、Cl、
フェニルを表すか、あるいはR16はR17と一緒になっ
て、あるいはR19はR20と一緒になって場合により置換
されていてもよい芳香族またはヘテロ芳香族の環の残り
の構成員を表し、そしてR5、R8、X1およびX2は上記
第5項において定義したとおりである、の1つであるこ
とを特徴とする上記第5項記載のカラー写真ハロゲン化
銀材料。
フロントページの続き (72)発明者 エトガル・ドラバー ドイツ51519オーデンタール・シユトラサ ーホフ18 (72)発明者 ミヒヤエル・ミスフエルト ドイツ51427ベルギツシユグラートバツ ハ・クルト−シユーマツハー−シユトラー セ8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上の少なくとも1つの赤増感剤含
    有シアンカプリングハロゲン化銀乳剤層、少なくとも1
    つの緑増感剤含有マゼンタカプリングハロゲン化銀乳剤
    層および少なくとも1つの青増感剤含有イエローカプリ
    ングハロゲン化銀乳剤層からなり、ハロゲン化銀乳剤が
    他の分光増感剤(ギャップ増感剤)で増感されたカプラ
    ー不含層の中に供給されており、前記ギャップ増感剤の
    増感極大は赤感性層の増感極大と緑感性層の増感極大と
    の間に存在するか、あるいは緑感性層の増感極大と青感
    性層の増感極大との間に存在することを特徴とするカラ
    ー写真材料。
JP6014115A 1993-01-18 1994-01-13 カラー写真記録材料 Pending JPH07181642A (ja)

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EP0607800A1 (de) 1994-07-27
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