JPH07178892A - フォーム印刷機における自動見当調整方法 - Google Patents
フォーム印刷機における自動見当調整方法Info
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- JPH07178892A JPH07178892A JP5327375A JP32737593A JPH07178892A JP H07178892 A JPH07178892 A JP H07178892A JP 5327375 A JP5327375 A JP 5327375A JP 32737593 A JP32737593 A JP 32737593A JP H07178892 A JPH07178892 A JP H07178892A
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Abstract
ン目の検出と印刷、加工の検出が同レベルで行なわれ
て、精度、安定度の高い見当計測ができるようにする。 【構成】 ストロボ光及びTVカメラなどのエリアセン
サにより紙面上の印刷部及び加工部を撮影し、これの静
止画像を画像処理装置に取り込み、横ミシン目、パンチ
穴、縦ミシン目、スリッタ、用紙端及び印刷などの位置
を画像処理により計測し、この位置情報を基に見当修正
モータ等の修正駆動部を作動させて自動的に見当を調整
する。
Description
び横ミシン目、パンチ穴、縦ミシン目、スリッタなどの
加工を行なうためのフォーム印刷機における自動見当調
整方法に関するものである。
は、用紙の走行方向が横ミシン目であり、それに直角な
方向は用紙の側端になる。従来は、用紙に加工された横
ミシン目を直接読むことが困難であったので、図1に示
すように、横ミシン刃の付いた横ミシン胴1に基準位置
2を設け、それを読み取るセンサ3と、用紙4上の印
刷、加工を検出するセンサ5との位相関係を印刷機の原
動機に直結されたパルス発生器6により計測することで
横ミシン目と印刷、加工の見当を検出していた。パスル
発生器6はギヤ7により印刷機に連結されているので、
パルス数を計測すると紙面上の距離を求めることができ
る。この図1において、8は横ミシン受胴で、これはギ
ヤ9,10にて横ミシン胴1に連結されている。ギヤ1
0は図示しないギヤにより印刷器の主原動機に連結され
ている。
たものであり、横軸は時間である。横ミシン胴基準セン
サと第1印刷検出センサとの間のパルス発生器によるパ
ルス数により、横ミシン目と第1印刷間の位相がわか
る。この位相と予め計測して見当が合った状態の位相を
比較すれば横ミシン目と第1印刷の間の見当の狂いが計
測できる。第2印刷検出センサも同様な方法で見当を計
測できる。またパンチ穴なども同様に計測できる。
間接的に用紙上に加工された横ミシン目位置を計測して
いるので、センサ取付け位置の誤差、用紙の伸びなどに
よって計測が不正確になる。また計測箇所によって種々
のセンサが必要となるので、装置が複雑化して製造、保
守、取り扱いが困難になる。このような欠点は、印刷物
の横ミシン目、パンチ穴、縦ミシン目、スリッタ及び印
刷の位置関係を別々のセンサで間接的に計測することに
原因がある。
ので、印刷機上の用紙を直接エリアセンサで撮影した画
像を基に画像処理を行なうことにより、従来においては
直接検出が困難だった横ミシン目の検出と印刷、加工の
検出を同レベルで行なわれて、精度、安定度の高いフォ
ーム印刷物の見当計測が可能になり、この位置情報を基
に正確に見当を合わせることができるようにしたフォー
ム印刷機における自動見当調整方法を提供することを目
的とするものである。
に、本発明に係るフォーム印刷機における自動見当調整
方法は、帯状の用紙上に横ミシン目、パンチ穴、縦ミシ
ン目、スリッタなどの加工及び印刷を行なうフォーム印
刷機において、ストロボ光及びTVカメラなどのエリア
センサにより紙面上の印刷部及び加工部を撮影し、これ
の静止画像を画像処理装置に取り込み、横ミシン目、パ
ンチ穴、縦ミシン目、スリッタ、用紙端及び印刷などの
位置を画像処理により計測し、この位置情報を基に見当
修正モータ等の修正駆動部を作動させて自動的に見当を
調整する。
及び加工の見当を計測し、その計測結果に基づいて見当
修正モータにて位相が調整されて見当調整が行なわれ
る。
明する。図3は印刷見当計測の画像処理内容を表わした
ものである。この図中「撮影」の部分でエリアセンサか
らの画像を画像用RAMに取り込む。エリアセンサの画
像は垂直、水平に方眼紙状に分割され、方形の1個毎の
輝度が画像用RAMに0・1・2・3…と数値化された
濃淡データとして格納される。この後でパンチ穴、印刷
トンボの計測と横ミシン目などの計測は別々に行なわれ
る。
タ処理」によって画面上のノイズを減らした後に、「2
値化」によりある輝度未満の部分では「0」、それ以上
は「1」の値の2値画像に変換される。このような2値
画像では「0」の部分には物体がなく、「1」の部分に
は物体があると見なすことができる。
部分が連結している領域に別々の番号をつける。ラベリ
ングされた画像は番号付けがされた別々の物体を表わし
ており、ラベル毎の形状、位置を計測することができ
る。「ラベル選別」処理によりパンチ穴、印刷トンボの
形状に一致するものを選び出し、「位置計測」によりそ
のラベルの画面上の位置を計測することによりパンチ
穴、印刷トンボの位置を知ることができる。
を図4及び図5の(A)〜(F),(a)〜(f)で説
明する。図4は横ミシン目加工された紙面の横ミシン目
11に直角な断面12に斜め上方向から光源13でこの
横ミシン目11に光を当てたもので、断面12上の輝度
分布は図5の(A)に示すようになり、このままでは輝
度差が少なく横ミシン目11を安定して検出することは
困難である。
に微分したもので、横ミシン目部分は輝度差が大きいの
で、横ミシン目部分が強調される。また断面12と平行
な方向の用紙端、縦ミシン目、スリッタなどは強調され
ない。
もので、マイナス方向が折り返され横ミシン目部分がさ
らに強調される。
で2値化したもので、横ミシン目部分が検出されてい
る。図5(E)は図5(D)に示されるものを膨脹処理
を行なったもので、この時点で画面上には横ミシン目が
直線となって残っている。なお図5の(a)〜(f)は
図5(A)〜(F)で示す各工程における画面内容を示
すものである。
様に「ラベリング」、「ラベル選別」、「位置計測」に
より図5(F)のように横ミシン目の位置を求めること
ができる。用紙端、縦ミシン目、スリッターなどは処理
方向を90度変えて同様な処理をすることができる。
4、パンチ穴15、縦ミシン目16、スリッタ17、横
ミシン目18、印刷トンボ19が撮影されている。この
画像から基準となる用紙端14、横ミシン目18と、パ
ンチ穴15の位置X0、Y0、印刷トンボの位置X1、
Y1、縦ミシン目の位置Y2、スリッタの位置Y3を求
めることができる。このように、基準位置を全て画面内
にすることにより、撮影位置が不正確であっても、画面
内の位置が移動するだけで各要素の位置関係が変化しな
いので計測した寸法が変化せず、正確な計測が可能にな
る。
ものであり、用紙20は印刷胴21、パンチ穴明けホィ
ール22、横ミシン胴23の間を通って加工される。加
工された用紙20の出口以降にエリアセンサ24とスト
ロボ光源25を設ける。パルス発生器26は原動軸27
に取付けられており、画像処理装置28でパルス数を計
数し、印刷物の一定の位置毎に撮影できるようにストロ
ボ光源25を発光させる。TVカメラなどのエリアセン
サ24の光源にストロボ光などの閃光を用いると、発光
時間内の画像のみが出力されるので、この出力を画像メ
モリに記録すると高速に移動している物体の静止画像を
得ることができる。
撮影された静止画像を記録し、CPUにより画像処理演
算を行ない、印刷物の位置計測を行なう。「演算RA
M」は画像処理その他の計算を行なうために使用され
る。「読み取りタイミング発生」部分は撮影する位相を
制御する。「モータ駆動パルス発生」部分は画像処理で
計測した見当情報を基に見当修正モータ29を駆動する
パルスを発生する。「CPU」は画像処理、その他の演
算、制御を行なう。
原動軸27により、主原動装置により駆動されている
が、見当修正モータ29に接続された差動変速機30に
より自由に位相が調整できる。このような装置にてエリ
アセンサで撮影された画像から印刷見当を計測し、見当
を自動的に合わせることができる。
エリアセンサで撮影した画像を基に画像処理を行なうこ
とにより、従来においては直接検出が困難だった横ミシ
ン目の検出と印刷、加工の検出を同レベルで行なわれ
て、精度、安定度の高いフォーム印刷物の見当計測が可
能になり、この位置情報を基に正確に見当を合わせるこ
とができる
測装置を概略的に示す説明図である。
測タイミング図である。
画像処理の流れ図である。
明図である。
(F)及び(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、
(f)は図4で示す計測状態にて計測したときの画像処
理手法の一例を示す説明図である。
当修正装置の実施例を示す概略的な構成説明図である。
サ、4,20…用紙、6,26…パルス発生器、7,
9,10…ギヤ、8…横ミシン受胴、11,18…横ミ
シン目、12…断面、13…光源、14…用紙端、15
…パンチ穴、16…縦ミシン目、17…スリッタ、19
…印刷トンボ、21…印刷胴、22…パンチ穴明けホィ
ール、24…エリアセンサ、25…ストロボ光源、27
…原動軸、28…画像処理装置、29…見当修正モー
タ、30…差動変速機。
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状の用紙上に横ミシン目、パンチ穴、
縦ミシン目、スリッタなどの加工及び印刷を行なうフォ
ーム印刷機において、ストロボ光及びTVカメラなどの
エリアセンサにより紙面上の印刷部及び加工部を撮影
し、これの静止画像を画像処理装置に取り込み、横ミシ
ン目、パンチ穴、縦ミシン目、スリッタ、用紙端及び印
刷などの位置を画像処理により計測し、この位置情報を
基に見当修正モータ等の修正駆動部を作動させて自動的
に見当を調整することを特徴とするフォーム印刷機にお
ける自動見当調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327375A JP3066626B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | フォーム印刷機における自動見当調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327375A JP3066626B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | フォーム印刷機における自動見当調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178892A true JPH07178892A (ja) | 1995-07-18 |
JP3066626B2 JP3066626B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=18198443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5327375A Expired - Lifetime JP3066626B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | フォーム印刷機における自動見当調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066626B2 (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-12-24 JP JP5327375A patent/JP3066626B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP3066626B2 (ja) | 2000-07-17 |
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