JPH07173855A - モータグレーダの操作装置 - Google Patents

モータグレーダの操作装置

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Publication number
JPH07173855A
JPH07173855A JP31954493A JP31954493A JPH07173855A JP H07173855 A JPH07173855 A JP H07173855A JP 31954493 A JP31954493 A JP 31954493A JP 31954493 A JP31954493 A JP 31954493A JP H07173855 A JPH07173855 A JP H07173855A
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JP
Japan
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push button
switches
switch
cylinder
button switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP31954493A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sakamoto
正昭 坂本
Tsuneo Kaneko
常夫 金子
Masaaki Nishimura
昌明 西村
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の押釦スイッチでブレード動作、スカリ
ファイヤ上下、前輪リーニング、車体屈曲できるように
する。 【構成】 複数の押釦スイッチを備えた第1・第2操作
スイッチ群22,23と切換スイッチ27とコントロー
ラ26を備え、第1操作スイッチ群22の各押釦スイッ
チを操作した時には切換スイッチ27のOFFによって
左右昇降シリンダ3,4、横送りシリンダ5用の比例電
磁弁30を切換え、切換スイッチ27がONの時には旋
回油圧モータ7、シフトシリンダ10用の比例電磁弁3
0を切換え、第2操作スイッチ群23の各押釦スイッチ
を操作した時には切換スイッチのOFFによってスカリ
ファイヤ用シリンダ34、横送りシリンダ5用の比例電
磁弁30を切換え、切換スイッチ27がOFFの時には
ステアリング用シリンダ32、リーニング用シリンダ3
3用の比例電磁弁30を切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータグレーダの作業
機等を操作する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータグレーダは例えば図1に示すもの
が知られている。すなわち、車体1の前端部にドローバ
2を揺動自在に支承し、このドローバ2と車体1とに亘
って左右昇降シリンダ3,4及び横送りシリンダ5を連
結し、このドローバ2に旋回サークル6を旋回油圧モー
タ7で旋回自在に設け、この旋回サークル6のブラケッ
ト8にブレード9をシフトシリンダ10で左右移動自在
に設けてあると共に、前輪11を図示しないリーニング
シリンダで左右に傾倒(リーニング)できるようにして
ある。なお、モータグレーダとしては車体前端部にスカ
リファイヤをスカリファイヤ用シリンダで上下動自在に
設けたものや、車体をステアリングシリンダで折曲可能
としたものが知られている。
【0003】前述の複数のシリンダ、旋回油圧モータを
動作制御するには油圧ポンプの吐出圧油を方向制御弁に
よって各シリンダ、旋回用油圧モータにそれぞれ供給す
ることになるから、モータグレーダの作業機操作装置は
図2に示すようにハンドル13の左右両側に複数の操作
レバー12を並設し、この各操作レバー12を方向制御
弁にリンク機構でそれぞれ連結した構造としてある。例
えば、ハンドル11の右側に右ブレードリフト操作レバ
ー12a、リーニング操作レバー12b、ブレードシフ
ト操作レバー12cを並設し、ハンドル11の左側にド
ローバシフト操作レバー12d、ステアリング操作レバ
ー12e、旋回サークル操作レバー12f、スカリファ
イヤ操作レバー12g、左ブレードリフト操作レバー1
2hを並設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる操作装置である
と、複数の操作レバーと複数の方向制御弁をリンク機構
で連結しているから構造が複雑となるばかりか、ハンド
ル13の左右両側に作業機等の数に相当する複数の操作
レバーが並設しているから前方視界が悪くなったりす
る。例えば、ブレード9を昇降又はチルトする時には左
右ブレードリフト操作レバー12a,12hを操作し、
ブレード9を左右に移動する時にはブレードシフト操作
レバー12cを操作し、旋回サークルを旋回する時には
旋回サークル操作レバー12fを操作することになる。
【0005】本発明は前述の課題を解決できるようにし
たモータグレーダの操作装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 モータグレーダの運転室20内に配設した複数のスイ
ッチと、この各スイッチの信号が入力されるコントロー
ラ26と、このコントローラ26よりの切換信号で切換
え作動する複数の方向制御弁を備えたモータグレーダの
操作装置。 モータグレーダの運転室20内に配設した複数のスイ
ッチと、切換スイッチ27と、前記各スイッチの信号と
切換スイッチ27の切換信号が入力されるコントローラ
26と、このコントローラ26よりの切換信号で切換え
作動する複数の方向制御弁を備え、 前記コントローラ26は切換スイッチ27の切換信号
が入力された時に異なる方向制御弁に切換信号を出力す
るものとしたモータグレーダの操作装置。モータグレー
ダの運転室内に配設した複数のスイッチと、このスイッ
チからの信号で特定の方向制御弁に切換信号を出力する
コントローラ26と、前記特定の方向制御弁以外の残り
方向制御弁を切換え作動する単独操作レバーより構成し
たモータグレーダの操作装置。
【0007】
【作 用】 スイッチを操作することで各作業機等を作動できるか
ら、運転室20に複数のスイッチを設ければ良く構造簡
単であるし、前方視界性を向上できる。 スイッチを操作することで各作業機等を作動できるか
ら、運転室20に複数のスイッチを設ければ良く構造簡
単であるし、前方視界性を向上でき、しかも切換スイッ
チ27の切換信号で切換え作動する方向制御弁が異なる
からスイッチの数を少なくできる。 スイッチを操作することで特定の作業機等を作動でき
るし、残りの作業機等は単独操作レバーで作動されてる
から単独操作レバーの数を減少して構造簡単で、前方視
界性を向上できる。
【0008】
【実 施 例】図3に示すように、運転室20の座席2
1の左右には第1操作スイッチ群22と第2操作スイッ
チ群23が設けてあり、座席21の前方にハンドル24
が設けてある、なお、ハンドル24は支持部材25に取
付けてある。前記第1操作スイッチ群22は図4に示す
ように、矩形状の本体51の左前隅角部51a寄りに左
前押釦スイッチ52、右前隅角度51b寄りに右前押釦
スイッチ53、左後隅角部51c寄りに左後押釦スイッ
チ54、右後隅角部51d寄りに右後押釦スイッチ55
をそれぞれ設け、前記本体51の左右中間前部51e寄
りに前押釦スイッチ56、左右中間後部51f寄りに後
押釦スイッチ57、前後中間左部51g寄りに左押釦ス
イッチ58、前後中間右部51h寄りに右押釦スイッチ
59をそれぞれ設けてある。
【0009】前記各押釦スイッチは押すことで電気信号
を出力すると共に、その出力電気信号のレベルは押し続
ける時間に比例して順次大きくなる機能を有する。な
お、その各押釦スイッチはON,OFF的な機能として
も良い。
【0010】前記各押釦スイッチは三角形状となって各
隅角部と燐接する押釦スイッチ間にそれぞれ配設されて
いるので、小さな本体51に各押釦スイッチを効率良く
配設できてコンパクトになるし、各押釦スイッチの位置
によってその押釦スイッチの機能、つまり作動するアク
チュエータの種類を容易に判別できてオペレータの操作
性を向上できる。
【0011】前記第2操作スイッチ群23は矩形状の本
体61の左右中間前部61a寄りに前押釦スイッチ6
2、左右中間後部61b寄りに後押釦スイッチ63、前
後中間左部61cに左押釦スイッチ64、前後中間右部
61d寄りに右押釦スイッチ65がそれぞれ設けてあ
る。
【0012】前記各押釦スイッチは押すことで電気信号
を出力すると共に、その出力電気のレベルは押し続ける
時間に比例して順次大きくなる機能を有する。なお各押
釦スイッチはON,OFF的な機能としても良い。
【0013】前記第1・第2操作スイッチ群22,23
の各押釦スイッチの出力信号は図5に示すようにコント
ローラ26に入力され、このコントローラ26には切換
えスイッチ27よりON、OFF信号が入力されると共
に、傾斜センサ28より車体傾斜角信号が入力され、回
転センサ29より旋回サークル回転角信号が入力され、
コントローラ26は入力された信号に基づいて各シリン
ダ、旋回油圧モータに圧油を供給する方向制御弁、例え
ば比例電磁弁30のソレノイドに電気信号を出力すると
共に、表示パネル31に信号を送って作動状況等を表示
する。
【0014】図6は油圧回路図であり、前記比例電磁弁
30は左昇降シリンダ3に圧油を供給する第1比例電磁
弁30−1、右昇降シリンダ4に圧油を供給する第2比
例電磁弁30−2、横送りシリンダ5に圧油を供給する
第3比例電磁弁30−3、シフトシリンダ10に圧油を
供給する第4比例電磁弁30−4、前部車体と後部を屈
曲するステアリングシリンダ32に圧油を供給する第5
比例電磁弁30−5、リーニングシリンダ33に圧油を
供給する第6比例電磁弁30−6、スカリファイヤ用シ
リンダ34に圧油を供給する第7比例電磁弁30−7、
旋回油圧モータ7に圧油を供給する第8比例電磁弁30
−8を備え、第1〜第8比例電磁弁30−1〜30−8
にコントローラ26より通電信号を送って切換えること
で油圧ポンプ35の吐出圧油を各シリンダ、旋回油圧モ
ータ7に供給する。なお、前記第1〜第8比例電磁弁3
0−1〜30−8は通電量に比例したストロークだけ切
換えられて開口面積(供給流量)が通電量に比例するよ
うにしてある。なお、図6においては図が錯綜するのを
防止するために第1の比例電磁弁30−1以外の比例電
磁弁30−2〜30−8の各ソレノイドとコントローラ
26とを接続する線を省略してある。
【0015】この第1操作スイッチ群22の各押釦スイ
ッチの出力した電気信号はコントローラ26に送られて
切換スイッチ27のON、OFF信号によって操作パタ
ーンを判定した出力信号の組合せを選択する。例えば切
換スイッチ27をOFFした時には下記表1に示すよう
になる。
【0016】
【表1】
【0017】前記表1において(+)の符号の場合には
電磁切換弁がシリンダを縮小作動する位置に切換り、
(−)の符号の場合には電磁切換弁がシリンダを伸長作
動する位置に切換るし、出力電気信号がレバーストロー
クにより0から1まで連続的に変化する。
【0018】前記表1に示す操作パターンの時のブレー
ド作動を説明する。図7の(a)に示すように、左右昇
降シリンダ3,4を伸長するとブレード9が下降し、縮
小すると上昇し、横送り用シリンダ5を伸長するとブレ
ード9は右側に移動し、縮小すると左側に移動し、シフ
トシリンダ10を伸長するとブレード9は左側にシフト
し、縮小すると右側にシフトする。ブレード下げの時に
は左右昇降シリンダ3,4が同一ストロークが伸長する
と共に、横送りシリンダ5が伸長するからブレード9は
図7(b)のように真直ぐ下降する。つまり、横送りシ
リンダ5の長さが一定であるとブレード9が水平方向に
移動するので、横送りシリンダ5の長さを調節してブレ
ード9が真直ぐに下降するようにする。ブレード右下げ
の時には左昇降シリンダ3が伸長し、右昇降シリンダ4
がそのストロークの略倍だけ伸長すると共に、横送りシ
リンダ5が伸長するからブレード9は図7(c)のよう
にブレード左下部9aの位置が変化せずに右下りとな
る。つまり、横送りシリンダ5の長さを調節してブレー
ド9を水平に対して傾斜させることでブレード9の左下
部9aの位置が変化しないようにする。ブレード右上の
場合には左昇降シリンダ3が縮小し、右昇降シリンダ4
はそのストロークの略倍だけ縮小すると共に、横送りシ
リンダ5が縮小してブレード9は図7(d)のように右
上りとなる。この時も前述と同様にブレード9の左下部
9aの位置が変化しない。ブレード左上りの場合には左
昇降シリンダ3が縮小し、右昇降シリンダ4がその1/
2ストロークだけ縮小してブレード9は図7(e)に示
すように左上りとなり、ブレード9の右下部9bの位置
は変化しない。ブレード左下りの場合には左昇降シリン
ダ3が伸長し、右昇降シリンダ4がその1/2ストロー
クだけ伸長してブレード9は図7(f)に示すように左
下りとなる。
【0019】前記切換スイッチ27をONして第1操作
スイッチ群22の各押釦スイッチを操作した時には下記
表2に示すようになる。
【0020】
【表2】
【0021】前記表2の時のブレード9の作動を説明す
る。ブレード左旋回の時には旋回油圧モータ7が駆動し
て図8(a)に示すように旋回サークル6とともにブレ
ード9が矢印a方向に旋回する。ブレード右端一定左旋
回の時には旋回油圧モータ7が駆動して旋回サークル6
が左旋回すると同時にシフトシリンダ10が縮小して旋
回サークル6に対してブレード9が右方に移動するの
で、図8(b)に示すようにブレード9の右端9cの位
置が一定となる。つまり、図8(a)のようにブレード
9を左旋回するとその旋回角θとブレード長さよりブレ
ード9右端9cが左方にずれるので、シフトシリンダ1
0でブレード9を右方に移動して右端9cの位置を同一
とする。ブレード右シフトの場合にはシフトシリンダ1
0が縮小してブレード9が右方に移動する。ブレード右
端一定右旋回の場合には旋回油圧モータ7が前述と逆方
向に移動すると共に、シフトシリンダ10が縮小してブ
レード9は右旋回と同時に右方に移動してブレード9の
右端が一定となる。ブレード右旋回の場合には旋回モー
タ7が前述と逆方向に駆動してブレード9が図8(a)
の矢印b方向に旋回する。ブレード左端一定右旋回の場
合には旋回油圧モータ7が駆動すると同時にシフトシリ
ンダ10が伸長してブレード9は図8(c)に示すよう
に右旋回すると同時に左方に移動してブレード左端9d
の位置が同一となる。ブレード左シフトの場合にはシフ
トシリンダ10が伸長してブレード9が左方に移動す
る。ブレード左端一定旋回の場合には旋回油圧モータ7
が駆動すると同時にシフトシリンダ10が伸長してブレ
ード9が左方に移動してブレード9dの位置が同一とな
る。
【0022】前記第2操作スイッチ群23の各押釦スイ
ッチの出力した電気信号はコントローラ26に送られて
切換スイッチ27のON、OFF信号によって操作パタ
ーンを判定して出力信号の組合せを選択する。例えば切
換スイッチ27をOFFした時には下記表3に示すよう
になる。
【0023】
【表3】
【0024】つまり前押釦スイッチ62を操作するとス
カリファイヤ用シリンダ34が伸長してスカリファイヤ
が下降し、右押釦スイッチ65操作すると横送りシリン
ダ5が伸長してドローバが右にシフトし、後押釦スイッ
チ63を操作するとスカリファイヤ用シリンダ34が縮
小してスカリファイヤが上昇し、左押釦スイッチ64を
操作する横送りシリンダ5が縮小してドローバが左にシ
フトする。
【0025】切換スイッチ27をONして第2操作スイ
ッチ群23の各押釦スイッチを操作した時には下記表4
に示すようになる。
【0026】
【表4】
【0027】つまり、右押釦スイッチ65を操作した時
にはステアリング用シリンダ32が伸長して車体が左に
屈曲し、右押釦スイッチ65を操作した時にはリーニン
グ用シリンダ33が伸長して前輪が右にリーニングし、
後押釦スイッチ63を操作した時にはステアリング用シ
リンダ32が縮小して車体が右に屈曲し、左押釦スイッ
チ64を操作した時にはリーニング用シリンダ33が縮
小して前輪が左にリーニングする。
【0028】前記第1・第2操作スイッチ群22,23
は図9に示すように、本体51,61を一体として座席
21の右側に取付けても良い。なお左側でも良い。
【0029】また、図10に示すようにハンドル24を
取付けてある支持部材25の左右両側に本体51,61
をそれぞれ取付けて第1・第2操作スイッチ群22,2
3をハンドル24の左右両側に取付けても良い。なお、
第1・第2操作スイッチ群22,23は以上述べた配置
に対して左右勝手違いでも良いし、左右を入れかえても
良い。
【0030】また、図11に示すようにハンドル24を
取付けてある支持部材25の右側に本体51,61を一
体として取付けて第1・第2操作スイッチ群22,23
をハンドル24の右側に取付けても良い。なお、左側に
取付けても良い。
【0031】次に第1・第2操作スイッチ群の他の実施
例を説明する。図12は第2実施例を示し、第1操作ス
イッチ群22の本体51を左右方向に長尺で弯曲した形
状とし、この本体51に左押釦スイッチ58、右押釦ス
イッチ59、後押釦スイッチ57、前押釦スイッチ5
6、左後押釦スイッチ54、左前押釦スイッチ52、右
後押釦スイッチ55、右前押釦スイッチ53を左から順
次並べて設けてある。
【0032】第2操作スイッチ群23の本体61を左右
方向に長尺で弯曲した形状とし、この本体61に前押釦
スイッチ62、後押釦スイッチ63、左押釦スイッチ6
4、右押釦スイッチ65を左から順次並べて設けてあ
る。
【0033】このようにすれば、第1操作スイッチ群2
2と第2操作スイッチ群23を座席21の左右に接近し
て配設できるから、オペレータから各押釦スイッチまで
の距離が短かくなって操作し易くなる。
【0034】図13は第3実施例を示し、第1操作スイ
ッチ群22の本体51を左右方向に長い長方形状とし、
その本体51に後押釦スイッチ57、左押釦スイッチ5
8、右押釦スイッチ59、左後押釦スイッチ54、右後
押釦スイッチ55を左から右に順次並べて設け、後押釦
スイッチ57と左押釦スイッチ58の間の前部寄りに前
押釦スイッチ56を設け、右押釦スイッチ59と左後押
釦スイッチ54との間の前部寄りに左前押釦スイッチ5
2を設け、右後押釦スイッチ55の右前部寄りに右前押
す釦スイッチ53を設けてあり、このようにすれば左手
によってピアノを弾くような感じで押釦スイッチを操作
できる。
【0035】図13に示すように、第2操作スイッチ群
23の本体61を左右方向に長い長方形状とし、その本
体61に後押釦スイッチ63、左押釦スイッチ64、右
押釦スイッチ65を左から順次並べて設け、後押釦スイ
ッチ63と左押釦スイッチ64との間の前部寄りに前押
釦スイッチ62が設けてあり、このようにすれば右手に
よってピアノを弾くように押釦スイッチを操作できる。
【0036】図14は第4実施例を示し、第1操作スイ
ッチ群22の本体51を左右方向に長い長方形状とし、
その本体51に第1・第2・第3・第4スイッチ70,
71,72,73を左から順次並べて設け、この第1・
第2・第3・第4スイッチ70,71,72,73は前
後中間を支点として揺動自在となり、第1スイッチ70
の前部70aを押すと左前信号を出力し、後部70bを
押すと左後信号を出力し、同様に第2スイッチ71の前
部71aを押すと前信号、後部71bを押すと後信号を
出力し、第3スイッチ72の前部72aを押すと左信
号、後部72bを押すと右信号を出力し、第4スイッチ
73の前部73aを押すと右前信号、後部73bを押す
と右後信号を出力し、第1・第2・第3・第4スイッチ
70,71,72,73はシーソースイッチとなってい
る。
【0037】第2操作スイッチ群23の本体61に第1
・第2スイッチ74,75を設け、この第1・第2スイ
ッチ74,75は前後中間を支点として揺動自在とな
り、第1スイッチ74の前部74aを押すと前信号を出
力し、後部74bを押すと後信号を出力するシーソース
イッチとなり、第2スイッチ75の前後75aを押すと
左信号、後部75bを押すと右信号を出力するシーソー
スイッチとなっている。
【0038】次に操作装置の第2実施例を図15に基づ
いて説明する。座席21左右両側に一対の第1操作スイ
ッチ群22,22をそれぞれ取付け、ハンドル24の支
持部材25にスカリファイヤ用単独操作レバー40、ド
ローバ用単独操作レバー40、ステアリング用単独操作
レバー42、リーニング用単独操作レバー43を取付け
てある。
【0039】左側の第1操作スイッチ群22の各押釦ス
イッチを操作した時には前記表1に示す動作を行ない、
右側に第1操作スイッチ群22の各押釦スイッチを操作
した時には前記表2に示す動作を行なうようにし、各単
独操作レバーはリンクで各方向制御弁に機械的に連結す
るか、電気信号をコントローラ26に出力するものとし
てスカリファイヤ上下、ドローバ左右シフト、車体左右
屈曲、前輪左右リーニングするようにしてある。
【0040】
【発明の効果】スイッチを操作することで各作業機等を
作動できるから、運転室20に複数のスイッチを設けれ
ば良く構造簡単であるし、前方視界性を向上できる。切
換スイッチ27からの切換信号で切換え作動する方向制
御弁が異なるので、スイッチの数を少なくできる。スイ
ッチを操作することで特定の作業機等を作動できるし、
残りの作業機等は単独操作レバーで作動されてるから単
独操作レバーの数を減少して構造簡単で、前方視界性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータグレーダの側面図である。
【図2】従来の操作装置の正面図である。
【図3】本発明の操作装置の第1実施例を備えた運転室
の斜視図である。
【図4】図3の装置に用いられる第1・第2操作スイッ
チ群の第1実施例を示す平面図である。
【図5】図3の操作装置の要部を示す斜視図である。
【図6】本発明に用いられる油圧回路図の一例である。
【図7】本発明におけるブレードの動作説明図である。
【図8】本発明におけるブレードの動作説明図である。
【図9】本発明における第1・第2操作スイッチ群の運
転室内における配列の他の第1例を示す斜視図である。
【図10】本発明における第1・第2操作スイッチ群の
運転室内における配列の他の第2例を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明における第1・第2操作スイッチ群の
運転室内における配列の他の第3例を示す斜視図であ
る。
【図12】本発明における第1・第2操作スイッチ群の
第2実施例を示す平面図である。
【図13】本発明における第1・第2操作スイッチ群の
第3実施例を示す平面図である。
【図14】本発明における第1・第2操作スイッチ群の
第4実施例を示す平面図である。
【図15】本発明における操作装置の第2実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
2…ドローバ、3…左昇降シリンダ,4…右昇降シリン
ダ、5…横送りシリンダ、6…旋回サークル、7…旋回
油圧モータ、9…ブレード、10…シフトシリンダ、2
2…第1操作スイッチ群、23…第2操作スイッチ群、
26…コントローラ、27…切換スイッチ、30…比例
電磁弁、32…ステアリング用シリンダ、33…リーニ
ング用シリンダ、34…スカリファイヤ用シリンダ、4
0…スカリファイヤ用単独操作レバー、41…ドローバ
用単独操作レバー、42…ステアリング用単独操作レバ
ー、43…リーニング用単独操作レバー、51…本体、
52…左前押釦スイッチ、53…右前押釦スイッチ、5
4…左後押釦スイッチ、55…右後押釦スイッチ、56
…前押釦スイッチ、57…後押釦スイッチ、58…左押
釦スイッチ、59…右押釦スイッチ、61…車体、62
…前押釦スイッチ、63…後押釦スイッチ、64…左押
釦スイッチ、65…右押釦スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 常夫 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)発明者 西村 昌明 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータグレーダの運転室20内に配設し
    た複数のスイッチと、この各スイッチの信号が入力され
    るコントローラ26と、このコントローラ26よりの切
    換信号で切換え作動する複数の方向制御弁を備えたこと
    を特徴とするモータグレーダの操作装置。
  2. 【請求項2】 モータグレーダの運転室20内に配設し
    た複数のスイッチと、切換スイッチ27と、前記各スイ
    ッチの信号と切換スイッチ27の切換信号が入力される
    コントローラ26と、このコントローラ26よりの切換
    信号で切換え作動する複数の方向制御弁を備え、 前記コントローラ26は切換スイッチ27の切換信号が
    入力された時に異なる方向制御弁に切換信号を出力する
    ものとしたことを特徴とするモータグレーダの操作装
    置。
  3. 【請求項3】 モータグレーダの運転室内に配設した複
    数のスイッチと、このスイッチからの信号で特定の方向
    制御弁に切換信号を出力するコントローラ26と、前記
    特定の方向制御弁以外の残り方向制御弁を切換え作動す
    る単独操作レバーより構成したことを特徴とするモータ
    グレーダの操作装置。
  4. 【請求項4】 本体51の前後・左右・斜め前後位置に
    押釦スイッチをそれぞれ設けた第1操作スイッチ群22
    と、本体61の前後・左右位置に押釦スイッチをそれぞ
    れ設けた第2操作スイッチ群23とにより複数のスイッ
    チとした請求項1又は2又は3記載のモータグレーダの
    操作装置。
  5. 【請求項5】 円弧状に弯曲した本体51に複数の押釦
    スイッチを並設した第1操作スイッチ群22と、円弧状
    に弯曲した本体61に複数の押釦スイッチを並設した第
    2操作スイッチ群23とにより複数のスイッチとした請
    求項1又は2又は3記載のモータグレーダの操作装置。
  6. 【請求項6】 本体51に複数の押釦スイッチを並設
    し、かつその隣接する押釦スイッチ間に押釦スイッチを
    設けた第1操作スイッチ群22と、本体61に複数の押
    釦スイッチを並設し、かつその隣接する押釦スイッチ間
    に押釦スイッチを設けた第2操作スイッチ群23により
    複数のスイッチとした請求項1又は2又は3記載のモー
    タグレーダの操作装置。
  7. 【請求項7】 本体51に複数のシーソースイッチを並
    設した第1操作スイッチ群22と、本体61に複数のシ
    ーソースイッチを並設した第2操作スイッチ群23によ
    り複数のスイッチとした請求項1又は2又は3記載のモ
    ータグレーダの操作装置。
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