JPH0716841B2 - 支持体の操作装置 - Google Patents

支持体の操作装置

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JPH0716841B2
JPH0716841B2 JP7462191A JP7462191A JPH0716841B2 JP H0716841 B2 JPH0716841 B2 JP H0716841B2 JP 7462191 A JP7462191 A JP 7462191A JP 7462191 A JP7462191 A JP 7462191A JP H0716841 B2 JPH0716841 B2 JP H0716841B2
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crank
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滋彦 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は支持盤等の支持体に、該
支持体と離隔して設けられた操作体の操作により、水平
移動、上下移動、回転および傾動並びにこれらを組合わ
せた移動、運動を行わせる支持体の操作装置に関するも
のであり、例えば、顕微鏡のステージ、ろう付け、溶接
或いはコーティング加工の対象物を載置する支持台等の
種々の用途に適用できるものであり、また危険物を取り
扱うマジックハンドとしても用いることができる。
【0002】
【従来の技術】例えば義歯を製作する場合等で、ろう付
け、溶接或いはコーティング等加工の対象物を密閉室内
に収容された支持台上に載置し、支持台を水平移動、上
下移動、回転或いは傾動させて支持台上の加工対象物の
位置および姿勢を自在に制御しながら加工する場合があ
り、この場合には密閉室の外側に支持台から離隔して設
けた操作体により支持台を操作する必要がある。
【0003】上記のように支持台を離隔的に操作する操
作装置は図13の説明図に示すように、支持盤1を直交
座標系におけるx、yおよびz軸方向に移動させる駆動
部3x、3yおよび3z並びにx、yおよびz軸の周り
に回転させる駆動部4x、4yおよび4zと、密閉室7
の外部に設けたx、yおよびz軸方向への移動の操作部
5x、5yおよび5z並びにx、yおよびz軸の周りに
回転する回転動の操作部6x、6yおよび6zとを図の
点線で示す運動伝達機構によって連結し、6元の操作部
を組合わせ操作することによって支持盤1を動かしてい
る。なお、図において2は支持盤1を支持する担台であ
る。
【0004】上記の運動伝達機構としては、駆動部と操
作部とを一体的に連結するロッド、機械的に連結する操
作ワイヤ、或いはチエーン、電気的なサーボ装置或いは
油圧、空気圧によるサーボ装置等の種々の態様の機構
を、支持盤の形態、寸法、支持盤上に載置する被加工物
の種類、重量或いは被加工物および支持盤の運動等の実
際に合わせて適宜に選択使用する。場合によっては例え
ばz軸方の上下動とz軸周りの回転とを1個のロッド装
置により駆動し操作する等操作部の元の数を減少させる
ことが可能な場合もあるが、一般的には支持盤を自在に
動かすには6元の操作が必要であり、支持盤一般的に言
って支持体に所望の運動をさせるには操作が甚だ煩雑で
ある。また、かかる従来の支持体の操作装置は構成が複
雑になり、小型化が容易でないという憾みもある。
【0005】上記の問題点は、上記したように操作の元
数を6元よりも若干減らし得た場合においても基本的に
は変わらず、また支持体が密閉室内に収容されておらず
開放空間内に設けられている場合においても、支持体を
離隔的に操作する場合すなわち支持体と離隔して設けら
れた操作体により支持体の運動を操作する場合には同様
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は支持体を離隔
的に操作する操作装置における上述の問題点に鑑みてな
されたもので、本発明の目的は、単一の操作体の操作に
より支持体を自在に動かすことを可能にする操作が容易
かつ簡単な支持体の操作装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の支持体の操作装
置は、支持体と、該支持体から隔離されている操作体
と、支持体と操作体とを連結する少なくとも3個のクラ
ンクロッド装置とから成り、各クランクロッド装置が自
己の軸心を中心とする回転と軸方向への移動が可能な
ように支持されているロッドと、該ロッドの両端側それ
ぞれにロッドの軸に交叉するように設けられたクランク
と、該クランクからロッドの軸に平行もしくは斜め方向
に延長するクランクピンとを備え、上記のロッド両端側
のクランクは同一方向にもしくは或る一定角度だけ異な
る方向にそれぞれ延長し、上記のクランクピンの一方
支持体側に設けられた溝に、他方のクランクピンは操作
体側に設けられた溝に、それぞれ、溝方向に摺動可能か
つ溝に対し揺動可能であるが溝内に拘束されるように挿
入装着されており、上記の支持体側の溝と操作体側の溝
とが同一方向に延長することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】以下に図面に基づき本発明の作用を説明する。
図8は本発明の支持体の操作装置の機構説明図である。
説明を簡単にするために、図8では支持体および操作体
はともに円板として示し、支持体11に設けた3個の溝
13および操作体12に設けた溝14はともに溝の延長
線が円板の中心Oで交わるように放射状にかつそれぞれ
120度の角度をなすように形成されている場合を示し
ている。
【0009】さて、上記した通りに、本発明の支持体の
操作装置においては、支持体11と操作体12とが少な
くとも3個のクランクロッド装置16により連結され、
各クランクロッド装置16は自己の軸心の周りの回転と
軸方向への移動が可能なように軸支持体28により支持
されたロッド17と該ロッド17の両端側のクランク1
8および19と該クランクからロッド17の軸に平行も
しくは斜め方向(図では平行)に延長するクランクピン
20および21とを備えている。そしてクランクピン2
0は支持体11の溝13に、クランクピン21は操作体
12の溝14に、それぞれ、溝方向に沿って摺動可能か
つ溝に対して揺動可能であるが、溝内に拘束されるすな
わちクランクピンが溝に対して上下動できないように拘
束されるように挿入装着されている。しかも支持体11
の溝13と操作体の溝14とは同方向に延長している。
【0010】従って、例えば操作体12を或る方向に水
平に移動させるときは、各クランクロッド装置の操作体
の溝14に結合しているクランクピン21が溝14内を
摺動すると共にロッド17をその軸心の周りに回転させ
ることになる。そしてこのロッド17の回転と共に支持
体側のクランク18がロッドの軸心を中心に回転し、ク
ランク18の支持体11の溝13に結合しているクラン
クピン20が支持体11を操作体12の移動方向と同方
向に同距離だけ移動させる。すなわち操作体12を動か
せば操作体12とクランクロッド装置により結合された
支持体が操作体と同じ方向に同じ距離だけ動く訳であ
る。クランクの長さ(クランクとロッドの結合中心から
クランクとクランクピンとの結合中心迄の長さ)が支持
体側と操作体側とで同じでなく、支持体側のクランクの
長さが操作体側のクランクの長さのα倍であれば、支持
体11の移動距離が操作体の移動距離のα倍となること
は容易に理解されよう。
【0011】上記の作用を図9〜図12に模擬的に示し
ている。図における各符号は上記した図8の同一符号と
同一部分を示しており、PおよびQはロッド17とクラ
ンク18との結合中心およびロッド17とクランク19
との結合中心を示すものである。図においては点線が操
作体12を操作する前の状態を示し、実線が操作体を矢
印方向に操作した後の状態を示し、支持体11および操
作体12の中心がO1からO2へ移動していることを示
している。図9は水平な移動の前後を示し、図10は垂
直に平行移動した前後を示し、図11は操作体および支
持体の中心Oを中心に水平回転させた前後の状態を示す
ものであり、図12は水平回転と水平移動とを組合わせ
た移動をさせた前後の状態を示している。傾動させた場
合については模擬的に示し難いので、実施例について傾
動した場合の図面を後記説明する。
【0012】
【実施例】本発明の詳細を実施例により、また図面に基
づき以下に説明する。図1は本発明の支持体の操作装置
の実施例の一部縦断正面図(図面を複雑にしないように
クランクロッド装置は2個だけしか示していない)であ
り、図2の(イ)、(ロ)および(ハ)は図1のA−A
線断面図、B−B線断面図およびC−C線線断面図であ
る。
【0013】図において11は密閉室31内に収容され
ている支持体であり、12は密閉室31の外側に支持体
11と離隔して設けられている操作体である。円板状の
支持体11および操作体12にはそれらの中心からの放
射方向に延長する溝13および14が設けられており、
これらの溝13および14は図2の(イ)および(ハ)
にも示されているように同一方向に延長している。また
操作体12の下面側のほぼ中心に操作レバー15が板面
に垂直に取り付けられている。
【0014】16は支持体11と操作体12とを連結す
るクランクロッド装置で、少なくとも3個のクランクロ
ッド装置16が互に離隔されている支持体11と操作体
12とを連結している。各クランクロッド装置16はロ
ッド17とクランク18および19とクランクピン20
および21とから成り、ロッド17は支持体11と操作
体12とを結ぶ上下垂直方向に延長しその軸心の周りの
回転と軸方向への移動が可能なように軸支持装置28に
より支持されている。ロッド17の上下端にはロッド1
7と直角にかつ図2の(ロ)および(ハ)に示されてい
るように同一方向に延長するクランク18および19が
固設され、クランク18および19にはクランクに対し
直角に上下垂直方向に延長するクランクピン20および
21が固設されている。
【0015】支持体11の溝13および操作体12の溝
14には溝の延長方向に摺動可能なスライダ22および
23が装着されており、該スライダ22および23に設
けられた球面軸受24および25に上記のクランクピン
20および21の先端が結合角度自在に結合されてい
る。従ってクランクピン20および21はスライダ22
および23を介して溝13および溝14の延長方向に摺
動可能であり、かつ溝13および14に対して揺動自在
であるが、スライダ22および23との結合により溝1
3および14内に拘束されるように溝に挿入装着されて
いる訳である。而して、上記した通り、クランクピン2
0および21は上下垂直方向に延長するようにクランク
18および19に固設されているから、上記は換言すれ
ば、スライダ22および23従って溝13および14が
クランクピンに対して揺動自在であり、従ってまた円板
状の支持体11および操作体12がクランクピンに対し
て揺動自在すなわちクランクピンに対して任意の方向に
傾くことができるということである。
【0016】26はスタンドであり、該スタンドの上部
の基台27上に支持体11を収容する密閉室31が設置
され、基台27および密閉室の床32に、Oリング等に
よる密封機構29により気密にロッド17を支持する軸
支持装置28が固着されている。また軸支持装置にはロ
ッド17の回転および軸方向移動を拘束し抑止する拘束
機構30が設けられ、支持体11および操作体12を所
望の位置および姿勢に維持できるようになされている。
拘束装置の具体例の説明図を図3の(イ)および(ロ)
に示している。図3の(イ)が拘束機構が作動しておら
ずロッド17を拘束していない状態を示し、図3の
(ロ)が拘束機構が作動しロッド17を拘束している状
態を示している。図において301および302が拘束
子で、支持軸303に該軸に沿って摺動できるように支
持されている。304は圧縮ばねである。拘束子301
の一端は連結子306を介して倒立レバー305に連結
され、拘束子302の一端は連結子307を介して倒立
レバー305に連結されている。308は拘束子と連結
子を連結するヒンジであり、309は連結子と倒立レバ
ーとを連結するヒンジである。310は操作レバーであ
り、ワイヤ311を介して倒立レバー305に接続され
ている。常時は倒立レバー305が正立し、連結子30
6および307が圧縮ばね304の力に抗して拘束子3
01および302を互に押し拡げている。操作レバー3
11を倒すと倒立レバー305が圧縮ばね304の力に
より図示のように倒れると共に拘束子301および30
2がロッド17にばね304の力により圧接され、ロッ
ド17の動きを拘束する。なお拘束機構は3個の軸支持
装置全てに設け、個々に作動し得るようにするのが望ま
しい。ロッド17が1本だけ或いは2本だけ拘束される
と支持体11および操作体12は動きが制限される。支
持体11および操作体12の動きが制限されることは、
限界を越えた動きを封じ、位置、姿勢の制御を確実に行
う上で望ましい場合がある。
【0017】図4は上記した実施例の支持体の操作装置
において操作体12を傾動し、支持体11を傾動させた
状態を示す一部縦断正面図(ただし図面を複雑化しない
ためにクランクロッド装置16は2個だけを示してい
る)である。各符号は図1の同一符号と同一部分を示
す。
【0018】本発明の最も典型的な実施例について上記
説明したが、本発明の支持体の支持装置は種々の変形な
いしは拡張が可能であり、以下にこれらの変形ないしは
拡張について逐次に説明する。まず、本発明においては
支持体11を密閉室31内に収容する代わりに開放空間
内に設置できることは勿論である。図1で示した円板状
の支持体11および操作体12の代わりに何れか一方或
いは双方をお椀型或いは杯型とする等支持体11および
操作体12の形状は種々に変形可能である。また支持体
11および操作体12の溝13および14は図2(イ)
および(ハ)に示したように中心から放射状方向に延長
させることは必ずしも必要ではなく、図5に示すように
各溝が半径線に対して或る角度をなすように延長してい
てもよい。ただしこの場合は支持体11および操作体1
2の動きは自在ではなくなり、動きに制限を受ける。
【0019】ロッドの両端側に設置されているクランク
は図1においてはロッド17と直角に交わっているが、
ロッドの軸に斜めに交わるように固設されていても差支
えない。また前記実施例においては図2の(ロ)および
(ハ)に示されているように支持体側のクランク18と
操作体側のクランク19とが重なり合うように同一方向
に延長しているが、支持体側の各クランクの延長方向と
操作体側の各クランクの延長方向とが或る一定角度だけ
ずれるようにしてもよい。クランクピンは必ずしもロッ
ドの軸に平行な方向に延長している必要はなく、ロッド
の軸に対して斜めの方向に延長していてもよい。またク
ランクピンの先端を溝に装着されているスライダの球面
軸受に結合する代わりに、例えば、図6(イ)の平面
図、図6(ロ)の断面図(図6(イ)のA−A線断面
図)に示すように支持体11の溝13の幅をクランクピ
ンの径よりも小寸法とし、クランクピンの先端から突出
する係合ピン181を溝13に挿入係合するようにして
いてもよい。また、図示したものはクランクの長さ(ク
ランクとロッドとの結合中心からクランクとクランクピ
ンとの結合中心迄の距離)が操作側と支持体側とにおい
て等しくされているが、作用の項で既に述べた通り操作
体側と支持体側とでクランクの長さを異ならせてもよ
い。
【0020】上記説明した溝13および14は必ずしも
支持体11および操作体に設ける必要はなく、支持体1
1に溝13を設ける代わりに、図7の要部断面説明図に
示すようにロッド17の上端に固着したクランク18に
クランクの長手方向に延長する溝33を設けてもよい。
この場合にはクランクピン20の一端は、例えば溝33
に沿って摺動可能に該溝33に装着されたスライダに固
着する等して、溝33の延長方向に摺動可能であるが溝
33内に拘束されるように溝33に挿入装着し、クラン
クピン20の他端は例えば球面結合201により支持体
11と揺動自在に結合する。操作体12側においても、
上記と全く同様に、操作体12に溝14を設ける代わり
に操作体側のクランク19にその長手方向に延長する溝
を設けクランクピン21を上記と同様に結合させること
ができる。また支持体11側においては溝をクランク1
8に設け、操作体12側においては操作体12に溝を設
けてもよく、或いは逆に支持体11側においては支持体
11に溝を設け、操作体12側においてはクランク19
に溝を設けるようにしてもよい。操作体12を操作する
レバー15は必ずしも必要なものではなく、操作体12
を手で直接動かし操作することもできる。操作体12を
手で直接動かし操作する場合には、レバー15を用いて
操作する場合に較べて支持体11を直接動かしているよ
うな感覚をより強く感じることができるので、操作体の
寸法が小さい場合には寧ろレバー15を用いない方がよ
いとも言える。レバー15は図1および図4に示すよう
にロッド17の軸方向側すなわち下方側から操作できる
ように操作体12の下面側に突出するように設けてもよ
いが、ロッドの軸方向にほぼ直角な方向すなわち横側か
ら操作できるようにレバー15を操作体12の側面から
突出させて設けてもよい。更に、支持体と操作体とを連
結するクランクロッド装置のロッドを同心状のパイプに
より構成し、ロッド両端側のクランクは、それぞれ、上
記パイプに設けたスリットを介してパイプの外側に導出
されるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】上記説明した通りの構成を有する本発明
の支持体の操作装置においては、操作体が単一であり、
この単一個の操作体を操作し動かすことにより支持体を
操作体の動きと同様に動かすことができるので、従来の
多元数の操作部の操作により支持体を操作する場合に較
べて、著しく簡単かつ容易に支持体を動かし、その位
置、姿勢を制御することができる。本発明においてはこ
のように単一の操作部の操作により支持体に操作体と同
じ或いは比例した運動をさせることができるので、操作
者が支持体を直接動かしているような感覚を得ることが
できる利点があり、この点からも本発明の装置において
は支持体を動かす操作を容易かつ確実に行うことができ
る。
【0022】また、本発明の支持体の操作装置はその構
成および動作が上記した通りシンプルであり、従って装
置が簡単化され、小型化できる利点がある。支持体を密
閉室内に収容する場合に上記利点をより顕著に享受する
ことができる。殊に密閉室内に収容された支持体側と密
閉室外に離隔された操作体側とを連結するのがクランク
装置のロッドであり、該ロッドはその軸心の周りの回転
とその軸方向への移動だけが許容されるように支持され
ているので、密閉室内へのロッドの貫通部の密封が容易
である。また該ロッドの運動を拘束する装置を付加する
ことにより支持体に所望の位置、姿勢を維持させること
も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の実施例の一部縦断正面図であ
る。
【図2】(イ)、(ロ)および(ハ)は図1のA−A線
断面図、B−B線断面図およびC−C線断面図である。
【図3】本発明の装置に設ける拘束機構の説明図であ
り、(イ)が非拘束状態を、(ロ)が拘束状態を示して
いる。
【図4】図1に示した実施例の装置において支持体を傾
動させた状態を示す一部縦断正面図である。
【図5】支持体および操作体に設ける溝の他の例を示す
平面図である。
【図6】(イ)は支持体の溝とクランクピンとの結合の
他の例を示す平面図であり、(ロ)は(イ)のA−A線
断面図である。
【図7】本発明の装置の他の例を示す要部断面説明図で
ある。
【図8】本発明の装置の機構説明図である。
【図9】支持体を水平移動させた前後の状態を示す模擬
図である。
【図10】支持体の垂直な平行移動に対する模擬図であ
る。
【図11】支持体の水平回転に対する模擬図である。
【図12】支持体の水平回転と水平移動とを組合わせた
移動に対する模擬図である。
【図13】従来の支持体の操作装置についての説明図で
ある。
【符号の説明】
11 支持体 12 操作体 13および14 溝 16 クランクロッド装置 17 ロッド 18および19 クランク 20および21 クランクピン 22および23 スライダ 28 軸支持装置 30 拘束機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、該支持体から離隔されている
    操作体と、支持体と操作体とを連結する少なくとも3個
    のクランクロッド装置とから成り、各クランクロッド装
    置が自己の軸心を中心とする回転と軸方向への移動
    可能なように支持されているロッドと、該ロッドの両端
    それぞれにロッドの軸に交叉するように設けられた
    ランクと、該クランクからロッドの軸に平行もしくは斜
    め方向に延長するクランクピンとを備え、上記のロッド
    両端側のクランクは同一方向にもしくは或る一定角度だ
    け異なる方向にそれぞれ延長し、上記のクランクピン
    一方は支持体側に設けられた溝に、他方のクランクピン
    は操作体側に設けられた溝に、それぞれ、溝方向に摺動
    可能かつ溝に対し揺動可能であるが溝内に拘束されるよ
    うに、挿入装着されており、上記の支持体側の溝と操作
    体側の溝とが同一方向に延長することを特徴とする支持
    体の操作装置。
  2. 【請求項2】 支持体側の溝および操作体側の溝が支持
    体および操作体に設けられた溝であり、クランクピンが
    クランクに固設されていることを特徴とする請求項1記
    載の支持体の操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の支持体の操作装置におい
    て、支持体側の溝および操作体側の溝が支持体側および
    操作体側のクランクにクランクの長手方向に延長するよ
    うに設けられた溝であり、クランクピンを溝に対し揺動
    可能とする代わりに、クランクピンが支持体および操作
    体に対し揺動可能に接続されていることを特徴とする支
    持体の操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の支持体の操作装置におい
    て、支持体側の溝および操作体側の溝の何れか一方が支
    持体もしくは操作体に設けられた溝であり、他方の溝が
    他方側のクランクにクランクの長手方向に延長するよう
    に設けられた溝であり、上記の支持体もしくは操作体に
    設けた溝に挿入装着されたクランクピンはクランクに固
    定されており、上記のクランクに設けた溝に挿入装着さ
    れたクランクピンは、溝に対して揺動可能とする代わり
    に、支持体もしくは操作体に対し揺動可能とされている
    ことを特徴とする支持体の操作装置。
  5. 【請求項5】 操作体を操作するレバーが操作体に付設
    され、該レバーがロッドの軸方向もしくはロッドの軸方
    向にほぼ直角な方向から操作できるように設置されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の支
    持体の操作装置。
  6. 【請求項6】 支持体が密閉隔壁内に収容され、ロッド
    が密閉隔壁を気密に貫通していることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の支持体の操作装置。
  7. 【請求項7】 ロッドの回転および軸方向移動を拘束す
    る拘束装置を付加したことを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載の支持体の操作装置。
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CN102969031B (zh) * 2012-12-12 2015-06-17 中国科学院光电技术研究所 一种Z-θx-θy三自由度纳米级精度两体式工作台

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