JPH0716639U - ライティングビューロー - Google Patents

ライティングビューロー

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JPH0716639U
JPH0716639U JP4788693U JP4788693U JPH0716639U JP H0716639 U JPH0716639 U JP H0716639U JP 4788693 U JP4788693 U JP 4788693U JP 4788693 U JP4788693 U JP 4788693U JP H0716639 U JPH0716639 U JP H0716639U
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JP
Japan
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top plate
moving member
desk body
rotating top
rotating
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Withdrawn
Application number
JP4788693U
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English (en)
Inventor
篤 新田見
一樹 親木
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回動天板と、机本体から摺動引き出しされて
回動天板を水平状態に支持する移動部材とを連動連結し
てなるライティングビューローにおいて、構造が簡単で
かつ机を使用するときに邪魔になるようなこともなく、
回動天板の落下、およびそれにともなう衝撃音の発生等
を防止する。 【構成】 机本体1に回動自在に取付けた回動天板4と
机本体1から前方へ引出し自在に取り付けた移動部材6
とを連結杆11で連動連結し、移動部材6と固定天板7と
を引っ張りバネ30で連結したので、回動天板4を倒して
移動部材6が前方へ引き出されるときは引っ張りバネ30
によりブレーキがかかって回動天板4の落下が防止さ
れ、回動天板4を立てるときは、移動部材6が引っ張り
バネ30の復元力により引っ張られるので回動天板4を簡
単に立てることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机本体に対して天板を回動自在に設けて、天板を使用しないときに は机本体の前面に立てた状態で収納するようにした、所謂ライティングビューロ ーといわれる机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のライティングビューローとしては、例えば実開昭57−330 号公報や実開昭58−87538号公報に記載されたものがある。これらのライ ティングビューローにおける天板の回動部の構造は、机本体内に固定された固定 天板の前端部に蝶番等により回動天板を回動自在に固定するとともに、この回動 天板の下方に移動部材を机本体から前方へ摺動引き出し可能に取り付け、前記回 動天板と移動部材とを連結杆で連結して、回動天板の前方への回動引き出し動作 と、移動部材の前方への摺動引き出し動作とが互いに連動するように構成されて いる。つまり、回動天板を前方へ倒したときには、該回動天板の下面が机本体か ら前方に摺動引き出された移動部材にて略水平状態に支持されて回動天板と固定 天板とで連続した広い天板面を形成し、また、回動天板を机本体前面に立てた状 態で収納したときには、移動部材も机本体内に収納されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、通常ライティングビューローでは、回動天板を机本体の前面に立 てた状態から前方へ倒すと、これにともなって机本体から前方へ移動部材が引き 出されて回動天板を支持するのであるが、前記のように回動天板を机本体の前方 へ倒すときに天板が急激に落下して机本体から摺動引き出しされた移動部材の上 方から激しく衝突して大きな衝撃音を発したり、更に、この衝撃により天板等の 各部材を傷めたりするだけでなく、落下した回動天板とこれを支持する移動部材 との間に手指等を挟んむといった危険もある。そこで、前記の回転天板と机本体 との間をステー等で連結して、回動天板の回動動作を規制して落下を防止するよ うになしたものもあるが、このように回動天板と机本体とをステー等で連結した 場合には、このステーが引き出した回動天板と机本体との間にあって机を使用す る際に邪魔になる、といった問題がある。
【0004】 そこで本考案では上記のような問題点に鑑み、回動天板と、机本体から摺動引 き出しされて回動天板を水平状態に支持する移動部材とを連動連結してなるライ ティングビューローにおいて、構造が簡単でかつ机を使用するときに邪魔になる ようなこともなく、回動天板の落下を防止可能としたライティングビューローを 提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案に係るライティングビューローは、机本体 に対して回動自在に取り付けた回動天板と、該回動天板の下方に机本体から前方 へ摺動引出し自在に取り付けた移動部材とを、一端を前記回動天板に回動自在に 固定するとともに他端を前記移動部材に回動自在に固定してなる連結杆にて連結 することで、前記回動天板の回動引き出し動作と前記移動部材の摺動引き出し動 作とを互いに連動させてなるライティングビューローにおいて、前記移動部材と 机本体との間を引っ張りバネで連結してなる。
【0006】
【作用】
上記のような本考案に係るライティングビューローでは、回動天板を机本体の 前方へ倒すと、この回動天板の回動動作にともなって回動天板と連結杆にて連動 連結されている移動部材が机本体の前方へ摺動引き出しされて、回動天板を略水 平状態に支持するが、このとき、机本体から摺動引き出しされる移動部材と机本 体との間は引っ張りバネで連結されていることから、移動部材の机本体からの摺 動引き出し動作に引っ張りバネによるブレーキがかかり、この移動部材と連動連 結されている回動天板の急激な落下を防止する。また、前記回動天板を机本体の 前面に立てるときには、前記移動部材も回動天板に連動して机本体内に収納され るが、このときは、移動部材の机本体内への摺動動作が机本体とを連結してなる 引っ張りバネの復元力により補助され、この摺動部材と連動する回動天板を机本 体前面に簡単に立てることができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。図1は本 考案に係るライティングビューローAの1実施例を示すものである。図中符号1 はライティングビューローAの机本体、2、2は前記机本体1の両側側板、3は 机本体1の下部に設けられた引出しキャビネットであり、該引出しキャビネット 3の上方には、机本体1の上部前面を開閉する扉を兼ねる回動天板4が机本体1 かさ前方へ回動引き出し可能に設けられている。また、図例のものは、前記机本 体1の上部に収納棚5が併設されている。そして、前記回動天板4と下方の引出 しキャビネット3との間には、机本体1から引き出された回動天板4を水平状態 に支持する移動部材6が前記回動天板4と連動して机本体1から前方へ摺動引き 出し可能に設けられている。
【0008】 前記回動天板4は、図2以下に示すように机本体1の両側側板2、2間に固定 された固定天板7の前端部に蝶番8により回動自在に固定されており、この回動 天板4を前方へ倒して水平状態としたときには前記固定天板7と連続した広い天 板面を形成する。また、前記移動部材6は、天板6aとその下面両側に設けた側 板6bとを有し、前記天板6a後端部と机本体1の固定天板7下面との間は、図 4に示すように引っ張りバネ30にて連結されており、前記側板6b側面に固定 されたレール9に机本体1の側板2内面に取り付けられた前後の転子10、10 が摺動自在に内嵌されており、机本体1から前方へ引っ張りバネ30に抗して摺 動引き出し自在に取り付けられているとともに、前記両側板6b、6b間には引 出し12が前方へ引き出し可能に取り付けられている。
【0009】 そして、前記回動天板4の下部両側には図2に示すように所定の長さにわたっ て段落ち状態の凹部13が設けられており、この凹部13には固定金具14が固 着されており、この固定金具14に連結杆11の上端が回動軸15によって回動 自在に固定されている。一方、前記連結杆11の下端は、前記移動部材6の天板 6a側面に固着された固定金具16に対して回動軸17により回動自在に固着さ れている。この連結杆11は、図に示すように、前記回動天板4を略垂直状態に 起立させた際に、該回動天板4の側面に沿う垂直部11aと移動部材6の側面に 沿う水平部11bと、前記垂直部11aと水平部11bとの間に設けた傾斜部1 1cとから形成されている。
【0010】 上記のように構成してなる本考案に係るライティングビューローAにおいては 、天板を使用しない時には図4に示すように回動天板4は机本体1の前面に垂直 方向からやや傾斜して立起した状態で収納され、回動天板4により机本体1の前 面が塞がれている。この状態から、回動天板4を机本体1の前方へ倒すと、回動 天板4は、固定天板7と連結された蝶番8を中心に前方へ回動する。すると、こ の回動天板4の回動にともなって、その両側に取り付けた連結杆11が回動天板 4との回動軸15を中心として回動して下端の回動軸17が前方に押し出され、 回動軸17が固定された移動部材6が両側のレール9部分で机本体1の転子10 に支持された状態で机本体1から前方へ摺動移動する。そして、図5に示すよう に回動天板4が略水平状態になるまで回動すると、机本体1から前方へ引き出さ れた移動部材6の天板6a上面に設けられた支持突部20上に回動天板4の下面 が当接し、天板4は移動部材6上に略水平状態に支持される。
【0011】 前記の場合に、本考案では、移動部材6と机本体1の固定天板7との間を引っ 張りバネ30にて連結してなるので、回動天板4を倒して移動部材6が机本体1 から前方へ摺動引き出しされる際にこの引っ張りバネ30が引っ張られ、移動部 材6の引き出し動作にブレーキがかかり、これと連動連結されている回動天板4 の急激な落下を防止するので、回動天板4が移動部材6の天板6a上に激しく衝 突し、各部に損傷を与えたり、衝撃音を発生したりするようなこともなく、また 回動天板4と移動部材6との間に手指を挟んだるするおそれもない。しかも、前 記のように回動天板4を倒して固定天板7を連続する天板面が形成された状態で は、回動天板4と机本体1との間にステーのようなものが介在することなく、天 板使用の邪魔になるものもない。また、回動天板4を再び机本体1に立てる場合 には、回動天板4の回動動作にともなって移動部材6が机本体1内に摺動移動す るが、この場合には、該移動部材6と机本体1とを連結してなる引っ張りバネ3 0の復元力により移動部材6の摺動動作が補助されるので、これと連動連結され ている回動天板4を簡単に立てることができる。
【0012】 図6、図7に示したものは本考案に係るライティングビューローAの他実施例 を示すものである。ここでは、前記移動部材6と机本体1の固定天板7とを連結 してなる引っ張りバネ30の一端に連結杆31を連結して、その先端を移動部材 6の天板6aに設けた摺動孔32内に摺動可能に挿着するとともに、その先端に 前記摺動孔32の開孔端部に係止可能な突部31aを形成してなるものであり、 回動天板4を立てて移動部材6が机本体1内に収納されている状態では、図6に 示すように前記連結杆31の先端突部31aは移動部材6の摺動孔32の奥端部 にある。そして、この状態から、回動天板4を前方へ倒してゆくと、回動天板4 がある程度まで倒れて前記摺動孔32の後端部に連結杆31先端の突部31aが 係止するまで移動部材6が摺動引き出しされたときから引っ張りバネ30が引っ 張られるようになる。即ち、回動天板4を倒す場合に、その途中までは引っ張り バネ30によるブレーキはかからないが、回動天板4を更に倒してゆくと引っ張 りバネ30によりブレーキがかかるようになっている。また、回動天板4を水平 状態にまで倒した図7の状態から、回動天板4を立てる場合には、水平状態にあ る回動天板4を持ち上げる当初は引っ張りバネ30の復元力により助けられるが 、ある程度回動天板4が立った状態ではすでに引っ張りバネ30は完全に復元し た状態となり、その後は連結杆31が移動部材6の摺動孔32の奥方に挿入され てゆくだけである。即ち、この場合には、ある程度回動天板4を立てた後は、引 っ張りバネ30の復元力は作用せず、よって、回動天板4が引っ張りバネ30の 復元力によって激しく机本体1に衝突することを防止する。
【0013】 尚、上記の実施例では、いずれも移動部材6と机本体1の固定天板7下面との 間に引っ張りバネ30を設けていたが、机本体1の奥行き幅が十分でない場合な どには、例えば図8に示すように、机本体1の背板40内面に引っ張りバネ30 の一端を固定し、この引っ張りバネ30の他端に連結した連結条33を滑車41 等を介して天板6aの後端に連結するようにしてもよいし、また、引っ張りバネ 30は側板6bに連結するようにしてもよく、移動部材6と机本体1との間の引 っ張りバネ30による連結の態様は任意である。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るライティングビューローにおいては、回動天板と 連動連結してなる移動部材と机本体との間を引っ張りバネで連結することで、回 動天板の急激な落下、およびそれにともなう衝撃音の発生を防止し、また回動天 板を立てるときには、この引っ張りバネの復元力によってこれを助けて簡単に回 動天板を立てた状態に収納可能とするとともに、倒した回動天板と机本体との間 にステー等が介在することがなく、天板使用時に邪魔になることもない。しかも 、前記のように移動部材と机本体との間を引っ張りバネで連結するだけの極めて 簡単な構造であることから、可動部の故障の心配もなく、また、製造も容易で、 コストアップのおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るライティングビューローの1実施
例を示す斜視図。
【図2】前記ライティングビューローにおける回動天板
と移動部材との連結構造を示す分解斜視図。
【図3】前記ライティングビューローの要部を示す正断
面図。
【図4】同じく前記ライティングビューローの要部を示
す側断面図。
【図5】前記ライティングビューローの回動天板を引き
出した状態を示す要部の側断面図。
【図6】ライティングビューローの他実施例の要部を示
す側断面図。
【図7】前記実施例で回動天板を引き出した状態の要部
を示す側断面図。
【図8】更にライティングビューローの他実施例の要部
を示す側断面図。
【符号の説明】
A ライティングビューロー 1 机本体 2 側板 3 引出しキャビネット 4 回動天板 5 収納棚 6 移動部材 6a 天板 6b 側板 7 固定天板 8 蝶番 9 レール 10 転子 11 連結杆 12 引出し 13 凹部 14 固定金具 15 回動軸 16 固定金具 17 回動軸 20 支持突部 30 引っ張りバネ 31 連結杆 32 摺動孔 33 連結条 40 背板 41 滑車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机本体に対して回動自在に取り付けた回
    動天板と、該回動天板の下方に机本体から前方へ摺動引
    出し自在に取り付けた移動部材とを、一端を前記回動天
    板に回動自在に固定するとともに他端を前記移動部材に
    回動自在に固定してなる連結杆にて連結することで、前
    記回動天板の回動引き出し動作と前記移動部材の摺動引
    き出し動作とを互いに連動させてなるライティングビュ
    ーローにおいて、前記移動部材と机本体との間を引っ張
    りバネで連結してなることを特徴とするライティングビ
    ューロー。
JP4788693U 1993-09-02 1993-09-02 ライティングビューロー Withdrawn JPH0716639U (ja)

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JP4788693U JPH0716639U (ja) 1993-09-02 1993-09-02 ライティングビューロー

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JP4788693U JPH0716639U (ja) 1993-09-02 1993-09-02 ライティングビューロー

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JPH0716639U true JPH0716639U (ja) 1995-03-20

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ID=12787886

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JP4788693U Withdrawn JPH0716639U (ja) 1993-09-02 1993-09-02 ライティングビューロー

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JP (1) JPH0716639U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204890A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 株式会社クボタ 作業機、及び操縦装置の緩衝機構
US10066366B2 (en) 2015-04-17 2018-09-04 Kubota Corporation Work machine, support mechanism for operation device, and shock-absorbing mechanism for operation device

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305