JPH0716279Y2 - タイムスイッチ - Google Patents

タイムスイッチ

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JPH0716279Y2
JPH0716279Y2 JP1986014241U JP1424186U JPH0716279Y2 JP H0716279 Y2 JPH0716279 Y2 JP H0716279Y2 JP 1986014241 U JP1986014241 U JP 1986014241U JP 1424186 U JP1424186 U JP 1424186U JP H0716279 Y2 JPH0716279 Y2 JP H0716279Y2
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JP
Japan
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casing
switch mechanism
motor
contact
switch
Prior art date
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JP1986014241U
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English (en)
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JPS62126043U (ja
Inventor
正則 松田
一男 柳田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は機械式のタイムスイッチに関するものである。
[背景技術] 従来、この種のタイムスイッチとしては、負荷機器の動
作時刻を設定する設定手段を備えた円盤状の表示部を背
面が開口されたケーシングの前板前面側に取着し、上記
表示部の回転駆動用のモータと、このモータの回転を減
速して表示部に伝える輪列部と、負荷機器の動作を制御
する接点を備え上記設定手段にて接点の開閉状態が切換
えられるスイッチ機構部とをケーシング内に収納したも
のがあった。この従来のタイムスイッチではごみや埃等
の異物が混入しないように、上記輪列部及びスイッチ機
構部をモータあるいは表示部との連結部を開口したケー
スに収納し、このケースをケーシング内に組み込む構造
となっていた。
しかし、このように輪列部及びスイッチ機構部をケース
に収納すると、一旦輪列部とスイッチ機構部とをケース
に組み込む工程が必要となり、この組み込み後にケース
をケーシング内にモータや表示部と連結しながら組み込
むといったように組立工数が多くなる問題があり、また
ケースの寸法誤差により連結部がうまく連結できなくな
ったりして組立自体も難しくなる問題があった。さらに
輪列部とスイッチ機構部とを一緒にケースに収納する
と、輪列部の摩擦を少なくするために塗布されるオイル
がスイッチ機構部に浸入し、接点不良等の原因となる問
題があった。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、ごみや埃等の異物混入を防止できる
とともに組立工数の削減及び組立の簡素化を可能とし、
しかも輪列部からスイッチ機構部にオイルが浸入するこ
とがないタイムスイッチを提供することにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す図であり、
本実施例はケーシング1の前板1aの裏面側に輪列部3を
囲い輪列部3と並設されたスイッチ機構部2とを分離す
るリブ6を突設し、上記輪列部3及びスイッチ機構部2
を前面側で覆設し背面側にモータ4が取着される中板5
を備えたものである。
以下、構成について詳述する。ケーシング1は背面開口
の箱型であり、第4図に示すように前板1aの前面側の中
央部に円形の凹所17を介し凹設してある。この凹所17内
には円柱状の表示部16が取着され、この表示部16は中央
部が回転せず、数字及び目盛りが刻設された周縁部が回
転するものである。またこの表示部16の周縁部には負荷
機器の動作時刻を設定する設定手段としての操作子18が
着脱自在に取着される。この凹所17の上部には、手動で
負荷機器の動作を切換可能としたスイッチ機構部2の操
作つまみ19が設けてある。またこの凹所17の上部には商
用電源の周波数によりタイムスイッチの時刻に誤差がで
ないように周波数50Hzあるいは60Hzに切り替えるHz切換
軸14の一端が露呈されている。さらに凹所17の下方には
端子台20の端子ねじ21の着脱用の工具挿入孔22が端子23
数に応じて複数個穿孔してあり、ケーシング1の下方側
面には端子23に電線を配線するための配線孔24が穿孔し
てある。このケーシング1の前板1aの裏面側には輪列部
3とスイッチ機構部2とを分離するように輪列部3を囲
いケーシング1の側壁の高さより低いリブ6が突設され
ている。
輪列部3は、上記Hz切換軸14と、このHz切換軸14の周側
面から延出された結合片14aに連結されHz切換軸14の切
換にて左右に一定幅で揺動するHz切換レバー13と、モー
タ4の出力軸と噛合して回転する歯車15と、上記Hz切換
レバー13の揺動により歯車15と噛み合うか外れるかの切
り換えが行なわれる50Hz及び60Hz用の歯車25,26と、こ
の歯車25,26の回転を減速して表示部16に伝達する複数
個の歯車群Aとで構成されている。ここでケーシング1
の前板1aの裏面側には表示部16を直に回転させる歯車が
収納される凹所27が穿設してある。
スイッチ機構部2は、ケーシング1の前板1aの前面側に
先端部が露呈した中空円筒状の操作つまみ19と、この操
作つまみ19の中空部に嵌入連結され操作つまみ19ととも
に回転するスイッチ送り軸11と、このスイッチ送り軸11
の周部の長手方向の中央部に形成された歯車部11aに噛
合する歯車部10cが形成されるとともにその歯車部10cの
背面側に翼状の複数個の接点カム部10aが突設位置をず
らせて2段に形成されたカム10と、このカム10の背面側
の接点カム部10aに一端が当接支持された接点ばね片8a
及び前面側の接点カム部10aに先端が当接支持された接
点ばね片8bからなりカム10の回転角度により接点ばね片
8a,8bの対向面に形成された接点36が開閉される接点ば
ね8と、この接点ばね8の他端側が嵌入固定される接点
台9とで構成されている。なお、上記カム10の歯車部10
cの前面側にも上記接点カム部10aと同一形状の2段の操
作子カム部10bが形成され、この操作子カム部10bはケー
シング1の前面に穿設された凹所17の側壁に形成された
窓(図示せず)から露呈し、操作子カム部10bは操作子1
8にて回転されるようになっている。
上記輪列部3及びスイッチ機構部2にはケーシング1の
内寸法と略同一の寸法の中板5が覆設される。この中板
5には複数の孔が穿孔され、この孔にケーシング1の前
板1aの裏面に突設されたボス28の先端を挿入するととも
に、Hz切換軸14の他端及びスイッチ送り軸11の他端を挿
入することにより中板5の位置決めがなされ、取り付け
ねじ29をリブ6の上面に形成されたねじ孔30に螺着する
ことにより、中板5がねじ止め固定される。このとき同
時に中板5にてHz切換軸14及びスイッチ送り軸11の位置
決め及び抜けが防止される。この状態で輪列部3とスイ
ッチ機構部2とが従来のケースに収納されたと同様の状
態となる。さらにこの中板5の輪列部3の歯車15部分に
はモータ4の出力軸37を挿通する挿通孔31が穿孔してあ
り、この挿通孔31にモータ4の出力軸37を挿入し、出力
軸37の周部に形成された歯を歯車15に噛合させる。この
モータ4はねじ32にてリブ6に螺着されることにより、
モータ4が中板5に固定される。このモータ4の側面か
らは端子台20の端子23に接続される電源端子35が突設さ
れ、端子23を介して商用電源が供給される。
以上は主要部の構成に関する説明であるが、他にはケー
シング1の背面には裏板7が取着され、さらにケーシン
グ1の前面には透明の蓋33が被着されるものである。な
お、この裏板7はケーシング1内に塵が入り込みことを
防止するものである。
以下、タイムスイッチの動作について説明する。まず、
タイムスイッチの負荷機器の動作時刻の設定方法につい
て説明する。この設定は上述したように操作子18を用い
て行う。この操作子18は表示部16の周縁部分に着脱自在
に嵌着されるものであるが、この操作子18の凹所17の底
部側には上記カム10の前面側に形成された2段の操作子
カム部10bに係合する突起34が形成してあり、たとえば
オン用の操作子18の突起34を前面側の操作子カム部10b
に係合する位置に、オフ用の操作子18の突起34を背面側
の操作子カム部10bに係合する位置に形成してある。
モータ4に電源が供給されると、モータ4は回転する。
しかし、商用電源の周波数が50Hzであるか、60Hzである
かでタイムスイッチの計時動作が狂う。そこで、タイム
スイッチの設置時に商用電源の周波数に応じてタイムス
イッチの計時時間を調整するHz切換軸14を切り換える。
このHz切換軸14の回転により、Hz切換レバー13が左右に
所定幅揺動し、このHz切換レバー13にて商用電源の周波
数に応じた歯数を有する歯車25、あるいは歯車26が選択
され、歯車15と噛合される。そしてこのいずれかの歯車
25,26の回転は歯車群Aを介して表示部16に伝達され
る。
そして表示部16が回転して設定時刻になると、操作子18
の突起34がカム10の操作子カム部10bに当接する位置に
来て、この突起34にて操作子カム部10bを押圧してカム1
0を回転することにより、カム10は所定角度回転する。
このときの操作子18がオン用であるか、オフ用であるか
によって2段になった接点カム部10aの位置関係が変わ
る。つまり、オン用の操作子18の突起34によりカム10が
回転されときには、前面側の接点カム部10aの位置が接
点ばね8aを接点36が開離するように押圧していた位置か
らずれ、前面側の接点カム部10aによる接点ばね8aの押
圧状態が解除されて接点36は閉成する。また、逆にオフ
用の操作子18の突起34によりカム10が回転されたときに
は、前面側の接点カム部分10aの位置が接点ばね8aを接
点36が閉成するように押圧状態を解除していた位置から
ずれ、前面側の接点カム部10aが接点ばね8aを押圧して
接点36を開離するものである。このため接点ばね8a,8b
の他端から電線にて端子台20の端子23に接続され、この
端子23に接続された負荷機器への電源供給路を接点36に
て開閉する等により、負荷機器の動作状態を制御するも
のである。
以上がタイムスイッチの動作説明であるが、通常歯車1
5,25,26及び歯車群Aには摩擦係数を小さくするように
オイルが塗布される。このオイルは従来のタイムスイッ
チではスイッチ切換機構部2に流れ出して、接点ばね8
の接点間に付着するなどして接点不良を起こす場合があ
った。しかし、本実施例では輪列部3を囲うように突設
形成されたリブ6により、輪列部3とスイッチ機構部2
を分離してこのオイルがスイッチ機構部2に流れ込まな
いようにしてあるから、オイルによる接点不良を起こす
ことがないものである。またこの輪列部3及びスイッチ
機構部2を覆うように中板5が覆設してあるので、ごみ
等の異物の混入を防止するために上記輪列部3やスイッ
チ機構部2を収納するケースを用いる必要がなく、タイ
ムスイッチを組み立てることができ、組立工数の削減及
び組立の簡素化を実現できるものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、負荷機器をオン,オフする時刻
を個別に設定する操作子が周縁部に着脱自在に取り付け
られる円柱状の表示部を、背面が開口する箱状のケーシ
ングの前板の前面に周方向で回転自在に取り付け、上記
表示部の回転駆動用のモータと、このモータの回転を減
速して表示部に伝達する複数の歯車からなる輪列部と、
負荷機器の動作を制御する接点を有し上記操作子にて接
点の開閉状態が切換えられるスイッチ機構部とを、上記
ケーシング内に背面側から組み込んで収納し、上記ケー
シングの前板の背面に上記輪列部を囲い輪列部と並設さ
れるスイッチ機構部とを分離するリブを突設し、上記輪
列部及びスイッチ機構部の背面側を覆い背面にモータが
取り付けられる中板を備えたものであり、ケーシングの
前板の背面に輪列部を囲い輪列部と並設されるスイッチ
機構とを分離するリブを突設し、輪列部及びスイッチ機
構部の背面側を覆い背面にモータが取り付けられる中板
を備えているので、リブ及び中板で輪列とスイッチ機構
部を分離し、輪列部の摩擦抵抗を小さくするために塗布
されるオイルがスイッチ機構部に流れ込むことを防止で
き、このためオイルによる接点不良を起こすことを防止
できる。また、モータ、輪列部及びスイッチ機構部をケ
ーシング内に背面側から組み込んで収納するようにし、
輪列部及びスイッチ機構部の背面側を覆い背面にモータ
が取り付けられる中板を備えているので、輪列部及びス
イッチ機構をケーシングに組み込んだ後に中板を取り付
け、さらに中板にモータを取り付けるという一連の工程
でタイムスイッチを組み立てることができる。しかも、
輪列部及びスイッチ機構部を同一方向から組み込むこと
ができるので、組立が容易となる。また、輪列部を他の
部材とは個別に別ケースに収納してブロック化した場合
では、輪列部を別ケースに組み込む別工程が必要にな
り、組立工数が増加するが、上述のように各部材を単体
で組み込むようにすれば、別ケースへの部材の組込み工
程が不要になり、組立工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上の組立後の背面図、第3図は同上の断面図、第4図
は同上の斜視図である。 1はケーシング、2はスイッチ機構部、3は輪列部、4
はモータ、5は中板、6はリブ、18は操作子、36は接点
である。
フロントページの続き (72)考案者 柳田 一男 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナシヨナ ル照明株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−43174(JP,A) 実開 昭55−64242(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷機器をオン,オフする時刻を個別に設
    定する操作子が周縁部に着脱自在に取り付けられる円柱
    状の表示部を、背面が開口する箱状のケーシングの前板
    の前面に周方向で回転自在に取り付け、上記表示部の回
    転駆動用のモータと、このモータの回転を減速して表示
    部に伝達する複数の歯車からなる輪列部と、負荷機器の
    動作を制御する接点を有し上記操作子にて接点の開閉状
    態が切換えられるスイッチ機構部とを、上記ケーシング
    内に背面側から組み込んで収納し、上記ケーシングの前
    板の背面に上記輪列部を囲い輪列部と並設されるスイッ
    チ機構部とを分離するリブを突設し、上記輪列部及びス
    イッチ機構部の背面側を覆い背面にモータが取り付けら
    れる中板を備えて成ることを特徴とするタイムスイッ
    チ。
JP1986014241U 1986-02-03 1986-02-03 タイムスイッチ Expired - Lifetime JPH0716279Y2 (ja)

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JP1986014241U JPH0716279Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03 タイムスイッチ

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JP1986014241U JPH0716279Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03 タイムスイッチ

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JPS62126043U JPS62126043U (ja) 1987-08-10
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ID=30804042

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JP1986014241U Expired - Lifetime JPH0716279Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03 タイムスイッチ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3790726A (en) * 1972-06-12 1974-02-05 Mallory & Co Inc P R Cam operated electrical timer assembly with improved contact and associated peripheral rib cam
JPS5564242U (ja) * 1978-10-27 1980-05-01

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JPS62126043U (ja) 1987-08-10

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