JPH07162470A - ディジタル受信装置 - Google Patents

ディジタル受信装置

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Publication number
JPH07162470A
JPH07162470A JP5305386A JP30538693A JPH07162470A JP H07162470 A JPH07162470 A JP H07162470A JP 5305386 A JP5305386 A JP 5305386A JP 30538693 A JP30538693 A JP 30538693A JP H07162470 A JPH07162470 A JP H07162470A
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JP
Japan
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signal
phase
frequency
detector
phase error
Prior art date
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Pending
Application number
JP5305386A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Kato
久也 加藤
Seiji Sakashita
誠司 坂下
Hiroaki Ozeki
浩明 尾関
Hiroshi Saka
博 阪
Kazunao Urata
和直 浦田
Bauzaa Tatsudo
バウザー タッド
Ippei Jinno
一平 神野
Daisuke Hayashi
大介 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5305386A priority Critical patent/JPH07162470A/ja
Publication of JPH07162470A publication Critical patent/JPH07162470A/ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同期していないときはステップ範囲を可変と
して周波数同期させることにより高速な同期が可能とな
り、また位相不確定信号も用いて周波数同期させより正
確な同期を可能とする。 【構成】 直交検波器203と、ベースバンド信号から、
レベル値信号を出力するレベル検出器206と、ベースバ
ンド信号から搬送波の位相と再生搬送波との位相誤差を
検出し出力する位相誤差検出器207と、電圧制御発振器2
12と、誤り訂正することにより、受信信号搬送波と再生
搬送波の同期を判定し、位相不確定信号を出力する誤り
訂正復号器208と、レベル値信号と位相誤差信号と位相
不確定信号から制御信号を生成し、電圧制御発振器の発
振周波数と位相を制御するスイープ/トラック制御回路
209とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多値直交振幅変調(以
下、多値QAMという)あるいは多相位相変調(以下、多
相PSKという)などディジタル変調された信号を復調
するディジタル受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在では、テレビ放送の変調方式にはA
M(振幅)変調方式やFM(周波数)変調方式が用いられて
いる。しかし、最近では、地上ディジタル放送や衛星デ
ィジタル放送について検討されており、多値QAM変調
方式や多相PSK変調方式などの変調方式も考えられて
いる。一般に、ディジタル変調された信号を同期検波に
より復調される場合には、周波数と位相がディジタル変
調された信号の搬送波と同期した搬送波を再生する必要
がある。
【0003】以下に従来のディジタル受信装置について
説明する。図11は従来のディジタル受信装置のブロック
図の一例(「コスタスループ型復調方式」特開平3−368
49号公報を参照)である。図11において、2001は、受信
中間周波信号が入力され、再生搬送波で直交検波し、ベ
ースバンド信号に変換する直交位相検波器である。
【0004】2002A,2002Bはベースバンド信号の波形
整形用のローパスフィルタである。
【0005】2003は各ローパスフィルタ2002A,2002B
の出力信号の位相偏差を検出する位相検出器である。20
04は再生データの誤りを訂正する誤り訂正復号器であ
る。2005は誤り訂正復号器からのINIT信号(位相誤
差が発生すると出力される信号)を受けてスイープ制御
信号とトラック制御信号を出力するスイープ/トラック
制御信号発生部である。2006は、位相検出器2003からの
出力信号とスイープ/トラック制御信号発生部2005から
の制御信号で、電圧制御発振器の制御電圧を出力するル
ープフィルタである。2007は周波数引き込みのための所
要の周波数範囲を決める周波数引き込み補助部である。
2008は制御電圧により発振周波数が制御される電圧制御
発振器(VCO)である。
【0006】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、以下その動作について説明する。受信中間
周波信号が直交位相検波器2001でベースバンド信号に変
換され、ローパスフィルタ2002A,2002Bで波形整形さ
れ、その波形整形された2系統の信号の位相偏差を位相
検出器2003で検出する。また、誤り訂正復号器2004では
再生データの誤りを訂正し、INIT信号を出力する。
スイープ/トラック制御信号発生部2005がINIT信号
を受けたときは、スイープ制御信号を発生して、ループ
フィルタ2006から電圧制御発振器2008に制御電圧を出力
し、受信信号の搬送波と再生搬送波の周波数と位相を同
期させる。また、INIT信号を受けていないときは、
トラック制御信号を発生して、位相検出器2003からの位
相偏差情報で、ループフィルタ2006から電圧制御発振器
2008に制御電圧を出力し、受信信号の搬送波と再生搬送
波の周波数と位相を同期させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、INIT信号は再生データの誤りを訂正
する誤り訂正復号器から出力されるので、スイープ/ト
ラック制御信号発生部にINIT信号が入力されるのに
は時間がかかるという問題を有していた。本発明は上記
従来の問題点を解決するもので、多値QAMあるいは多
相PSKなどのディジタル変調された信号を高速に復調
するディジタル受信装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明でのディジタル受信装置は、ディジタル変調さ
れた受信信号の中間周波信号を再生搬送波や固定発振器
の出力信号で直交検波し、ベースバンド信号に変換する
直交検波器と、中間周波信号やベースバンド信号から受
信信号レベルを検出するレベル検出器と、ベースバンド
信号から受信信号の搬送波の位相と再生搬送波の位相と
の位相誤差を検出する位相誤差検出器と、再生搬送波の
周波数と位相の制御をし、ベースバンド信号に変換する
直交検波器や中間周波信号に周波数変換する周波数変換
器に提供する電圧制御発振器と、レベル検出器からのレ
ベル値信号と位相誤差検出器からの位相誤差信号から制
御信号を生成し、電圧制御発振器の発振周波数と位相を
制御するスイープ/トラック制御回路とで構成されてい
る。
【0009】また、より正確なディジタル受信装置とし
て、ディジタル変調された受信信号の中間周波信号を再
生搬送波で直交検波し、ベースバンド信号に変換する直
交検波器と、中間周波信号やベースバンド信号から受信
信号レベルを検出するレベル検出器と、ベースバンド信
号から受信信号の搬送波の位相と再生搬送波の位相との
位相誤差を検出する位相誤差検出器と、再生搬送波の周
波数と位相の制御をし、ベースバンド信号に変換する直
交検波器や中間周波信号に周波数変換する周波数変換器
に提供する電圧制御発振器と、レベル検出器からのレベ
ル値信号と、位相誤差検出器からの位相誤差信号と、ベ
ースバンド信号から受信信号を復号し誤りを訂正するこ
とにより受信信号の搬送波と再生搬送波が同期している
かどうかを判定する誤り訂正復号器からの位相不確定信
号の3つの信号から制御信号を生成し、電圧制御発振器
の発振周波数と位相を制御するスイープ/トラック制御
回路とで構成されている。
【0010】
【作用】この構成によって、中間周波信号やベースバン
ド信号からレベル検出器で信号レベルを検出し、受信信
号の搬送波と発振器の周波数同期を検出し、スイープ/
トラック制御回路からスイープ信号を出力するので、誤
り訂正復調器からINIT信号を受けて、スイープ/ト
ラック制御回路からスイープ信号を出力するより高速に
同期がとれる。また、より正確なディジタル受信装置と
するために、レベル検出器からのレベル値信号と位相誤
差検出器からの位相誤差信号以外に、ベースバンド信号
から受信信号を復号し誤りを訂正することにより、受信
信号の搬送波と再生搬送波が同期しているかどうかを判
定する誤り訂正復号器からの位相不確定信号を含めた3
つの信号から、スイープ/トラック制御回路で制御信号
を生成するので、より正確に受信信号の搬送波と発振器
の周波数と位相を同期することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明における第1の実施例のディジ
タル受信装置である。図1において、101はディジタル
変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波数
変換器、102は中間周波帯域通過フィルタ、103は中間周
波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交検
波器、104Aと104Bはローパスフィルタ、105Aと105B
はA/D変換器、106はベースバンド信号から受信信号
レベルを検出するレベル検出器、107は受信信号の搬送
波と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出器、
108はレベル検出器106からのレベル値信号と位相誤差検
出器107からの位相誤差信号から制御信号を生成するス
イープ/トラック制御回路、109はローパスフィルタ、1
10はD/A変換器、111は制御信号により再生搬送波の
周波数と位相を制御し直交検波器103に提供する電圧制
御発振器、112は一定の周波数で発振する固定発振器で
ある。
【0012】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器101により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ102では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器103に入力される。直交検波器103では入力さ
れた中間周波信号が電圧制御発振器111からの再生搬送
波でベ−スバンド信号に変換され、そのベ−スバンド信
号はローパスフィルタ104Aと104Bで波形整形され、A
/D変換器105Aと105Bでディジタルデータに変換され
る。このベースバンド信号のディジタルデータからレベ
ル検出器106では受信信号レベルを検出しレベル値信号
を出力し、また、位相誤差検出器107では受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出し、位相誤差信号を
出力する。スイープ/トラック制御回路108では、レベ
ル値信号から受信信号と再生搬送波の周波数が同期して
いないと判断されるとスイープし、位相誤差信号から受
信信号と再生搬送波の位相が同期していないと判断され
るとトラックする制御信号を生成し、その制御信号はロ
ーパスフィルタ109で波形整形され、D/A変換器110で
アナログ値に変換される。そして、そのアナログ制御信
号を基に電圧制御発振器111で再生搬送波の周波数と位
相を制御することにより、受信信号と同期のとれたディ
ジタル受信装置となる。
【0013】以上のように、上記本発明の第1の実施例
では、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検出する
ことにより受信信号の搬送波と再生搬送波の周波数同期
を判断し、同期していないときはスイープするステップ
範囲を可変とすることにより、従来例の誤り訂正復号器
からINIT信号を用いて同期させる、より高速な同期
が可能となるディジタル受信装置を実現できる。
【0014】図2は本発明における第2の実施例のディ
ジタル受信装置である。図2において、201はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、202は中間周波帯域通過フィルタ、203は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、204Aと204Bはローパスフィルタ、205Aと205
BはA/D変換器、206はベースバンド信号から受信信
号レベルを検出するレベル検出器、207は受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出
器、208は、ベースバンド信号から受信信号を復号し誤
り訂正を行い、受信信号と再生搬送波が同期しているか
判断する誤り訂正復号器、209はレベル検出器206からの
レベル値信号と位相誤差検出器207からの位相誤差信号
と誤り訂正復号器208からの位相不確定信号から制御信
号を生成するスイープ/トラック制御回路、210はロー
パスフィルタ、211はD/A変換器、212は、制御信号に
より再生搬送波の周波数と位相を制御し、直交検波器20
3に提供する電圧制御発振器、213は一定の周波数で発振
する固定発振器である。
【0015】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器201により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ202では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器203に入力される。直交検波器203では入力さ
れた中間周波信号が電圧制御発振器212からの再生搬送
波でベ−スバンド信号に変換され、そのベ−スバンド信
号はローパスフィルタ204Aと204Bで波形整形され、A
/D変換器205Aと205Bでディジタルデータに変換され
る。このベースバンド信号のディジタルデータからレベ
ル検出器206では受信信号レベルを検出しレベル値信号
を出力し、また、位相誤差検出器207では受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出し、位相誤差信号を
出力し、そして、誤り訂正復号器208では受信信号の搬
送波と再生搬送波が同期しているか判断し、位相不確定
信号を出力する。スイープ/トラック制御回路209で
は、まず、レベル値信号から受信信号と再生搬送波の周
波数が同期していないと判断されるとスイープし、次に
位相不確定信号から同期していないと判断されるとスイ
ープし、位相誤差信号から受信信号と再生搬送波の位相
が同期していないと判断されるとトラックする制御信号
を生成し、その制御信号はローパスフィルタ210で波形
整形され、D/A変換器211でアナログ値に変換され
る。そして、そのアナログ制御信号を基に電圧制御発振
器212で再生搬送波の周波数と位相を制御することによ
り、受信信号と同期のとれたディジタル受信装置とな
る。
【0016】以上のように、上記本発明の第2の実施例
では、まず、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検
出することにより受信信号の搬送波と再生搬送波の周波
数同期を判断し、同期していないときはスイープするス
テップ範囲を可変として周波数を同期させ、次により正
確に周波数同期ができるように位相不確定信号を用いて
同期を図るので、誤り訂正復号器からINIT信号を用
いて同期させるより高速で、しかも正確な同期が可能と
なるディジタル受信装置を実現できる。
【0017】図3は本発明における第3の実施例のディ
ジタル受信装置である。図3において、301はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、302は中間周波帯域通過フィルタ、303は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、304Aと304Bはローパスフィルタ、305Aと305
BはA/D変換器、306はベースバンド信号から受信信
号レベルを検出するレベル検出器、307は受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出
器、308はレベル検出器306からのレベル値信号と位相誤
差検出器307からの位相誤差信号から制御信号を生成す
るスイープ/トラック制御回路、309はローパスフィル
タ、310はD/A変換器、311は固定発振器、312は、周
波数変換器301に入力され、制御信号により発振周波数
が制御される電圧制御発振器である。
【0018】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器301により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ302では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器303に入力される。直交検波器303では入力さ
れた中間周波信号が固定発振器311でベ−スバンド信号
に変換され、そのベ−スバンド信号はローパスフィルタ
304Aと304Bで波形整形され、A/D変換器305Aと305
Bでディジタルデータに変換される。このベースバンド
信号のディジタルデータからレベル検出器306では受信
信号レベルを検出しレベル値信号を出力し、また、位相
誤差検出器307では受信信号の搬送波と固定発振器311の
位相誤差を検出し、位相誤差信号を出力する。スイープ
/トラック制御回路308では、レベル値信号から受信信
号と固定発振器311の周波数が同期していないと判断さ
れるとスイープし、位相誤差信号から受信信号と固定発
振器311の位相が同期していないと判断されるとトラッ
クする制御信号を生成し、その制御信号はローパスフィ
ルタ309で波形整形され、D/A変換器310でアナログ値
に変換される。そして、そのアナログ制御信号で電圧制
御発振器312の周波数と位相が制御され、受信信号と同
期のとれたディジタル受信装置となる。
【0019】以上のように、上記本発明の第3の実施例
では、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検出する
ことにより受信信号と固定発振器の周波数同期を判断
し、同期していないときはスイープするステップ範囲を
可変とすることにより、誤り訂正復号器からINIT信
号を用いて同期させる、より高速な同期が可能となるデ
ィジタル受信装置を実現できる。
【0020】図4は本発明における第4の実施例のディ
ジタル受信装置である。図4において、401はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、402は中間周波帯域通過フィルタ、403は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、404Aと404Bはローパスフィルタ、405Aと405
BはA/D変換器、406はベースバンド信号から受信信
号レベルを検出するレベル検出器、407は受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出
器、408は、ベースバンド信号から受信信号を復号し誤
り訂正を行い、受信信号と固定発振器が同期しているか
判断する誤り訂正復号器、409はレベル検出器406からの
レベル値信号と位相誤差検出器407からの位相誤差信号
と誤り訂正復号器408からの位相不確定信号から制御信
号を生成するスイープ/トラック制御回路、410はロー
パスフィルタ、411はD/A変換器、412は固定発振器、
413は、周波数変換器401に入力され、制御信号により発
振周波数が制御される電圧制御発振器である。
【0021】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器401により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ402では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器403に入力される。直交検波器403では入力さ
れた中間周波信号が固定発振器412でベ−スバンド信号
に変換され、そのベ−スバンド信号はローパスフィルタ
404Aと404Bで波形整形され、A/D変換器405Aと405
Bでディジタルデータに変換される。このベースバンド
信号のディジタルデータから、レベル検出器406では受
信信号レベルを検出しレベル値信号を出力し、また、位
相誤差検出器407では受信信号の搬送波と固定発振器412
の位相誤差を検出し、位相誤差信号を出力し、そして、
誤り訂正復号器408では受信信号の搬送波と再生搬送波
が同期しているか判断し、位相不確定信号を出力する。
スイープ/トラック制御回路409では、まず、レベル値
信号から受信信号と再生搬送波の周波数が同期していな
いと判断されるとスイープし、次に位相不確定信号から
同期していないと判断されるとスイープし、位相誤差信
号から受信信号と再生搬送波の位相が同期していないと
判断されるとトラックする制御信号を生成し、その制御
信号はローパスフィルタ410で波形整形され、D/A変
換器411でアナログ値に変換される。そして、そのアナ
ログ制御信号で電圧制御発振器413の周波数と位相が制
御され、受信信号と同期のとれたディジタル受信装置と
なる。
【0022】以上のように、上記本発明の第4の実施例
では、まず、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検
出することにより受信信号と固定発振器の周波数同期を
判断し、同期していないときはスイープするステップ範
囲を可変として周波数を同期させ、次により正確に周波
数同期ができるように位相不確定信号を用いて同期を図
るので、誤り訂正復号器からINIT信号を用いて同期
させる、より高速で、しかも正確な同期が可能となるデ
ィジタル受信装置を実現できる。
【0023】図5は本発明における第5の実施例のディ
ジタル受信装置である。図5において、501はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、502は中間周波帯域通過フィルタ、503は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、504Aと504Bはローパスフィルタ、505Aと505
BはA/D変換器、506は中間周波信号から受信信号レ
ベルを検出するレベル検出器、507は受信信号の搬送波
と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出器、50
8はレベル検出器からのレベル値信号と位相誤差検出器
からの位相誤差信号から制御信号を生成するスイープ/
トラック制御回路、509はローパスフィルタ、510はD/
A変換器、511は制御信号により再生搬送波の周波数と
位相を制御し直交検波器503に提供する電圧制御発振
器、512は一定の周波数で発振する固定発振器である。
【0024】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器501により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ502では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器503に入力される。また、この中間周波信号
からレベル検出器506では受信信号レベルを検出しレベ
ル値信号を出力する。直交検波器503では入力された中
間周波信号が電圧制御発振器511からの再生搬送波でベ
−スバンド信号に変換され、そのベ−スバンド信号はロ
ーパスフィルタ504Aと504Bで波形整形され、A/D変
換器505Aと505Bでディジタルデータに変換される。こ
のベースバンド信号のディジタルデータから、位相誤差
検出器507では受信信号の搬送波と再生搬送波の位相誤
差を検出し、位相誤差信号を出力する。スイープ/トラ
ック制御回路508では、レベル値信号から受信信号と再
生搬送波の周波数が同期していないと判断されるとスイ
ープし、位相誤差信号から受信信号と再生搬送波の位相
が同期していないと判断されるとトラックする制御信号
を生成し、その制御信号はローパスフィルタ509で波形
整形され、D/A変換器510でアナログ値に変換され
る。そして、そのアナログ制御信号を基に電圧制御発振
器511で再生搬送波の周波数と位相を制御することによ
り、受信信号と同期のとれたディジタル受信装置とな
る。
【0025】以上のように、上記本発明の第5の実施例
では、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検出する
ことにより受信信号の搬送波と再生搬送波の周波数同期
を判断し、同期していないときはスイープするステップ
範囲を可変とすることにより、誤り訂正復号器からIN
IT信号を用いて同期させる、より高速な同期が可能と
なるディジタル受信装置を実現できる。
【0026】図6は本発明における第6の実施例のディ
ジタル受信装置である。図6において、601はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、602は中間周波帯域通過フィルタ、603は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、604Aと604Bはローパスフィルタ、605Aと605
BはA/D変換器、606は中間周波信号から受信信号レ
ベルを検出するレベル検出器、607は受信信号の搬送波
と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出器、60
8は、ベースバンド信号から受信信号を復号し誤り訂正
を行い、受信信号と再生搬送波が同期しているか判断す
る誤り訂正復号器、609はレベル検出器からのレベル値
信号と位相誤差検出器からの位相誤差信号と誤り訂正復
号器からの位相不確定信号から制御信号を生成するスイ
ープ/トラック制御回路、610はローパスフィルタ、611
はD/A変換器、612は制御信号により再生搬送波の周
波数と位相を制御し直交検波器603に提供する電圧制御
発振器、613は一定の周波数で発振する固定発振器であ
る。
【0027】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器601により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ602では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器603に入力される。また、この中間周波信号
からレベル検出器606では受信信号レベルを検出しレベ
ル値信号を出力する。直交検波器603では入力された中
間周波信号が電圧制御発振器511からの再生搬送波でベ
−スバンド信号に変換され、そのベ−スバンド信号はロ
ーパスフィルタ604Aと604Bで波形整形され、A/D変
換器605Aと605Bでディジタルデータに変換される。こ
のベースバンド信号のディジタルデータから、位相誤差
検出器607では受信信号の搬送波と再生搬送波の位相誤
差を検出し、位相誤差信号を出力し、また、誤り訂正復
号器608では受信信号の搬送波と再生搬送波が同期して
いるか判断し、位相不確定信号を出力する。スイープ/
トラック制御回路609では、まず、レベル値信号から受
信信号と再生搬送波の周波数が同期していないと判断さ
れるとスイープし、次に位相不確定信号から同期してい
ないと判断されるとスイープし、位相誤差信号から受信
信号と再生搬送波の位相が同期していないと判断される
とトラックする制御信号を生成し、その制御信号はロー
パスフィルタ610で波形整形され、D/A変換器611でア
ナログ値に変換される。そして、そのアナログ制御信号
を基に電圧制御発振器612で再生搬送波の周波数と位相
を制御することにより、受信信号と同期のとれたディジ
タル受信装置となる。
【0028】以上のように、上記本発明の第6の実施例
では、まず、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検
出することにより受信信号の搬送波と再生搬送波の周波
数同期を判断し、同期していないときはスイープするス
テップ範囲を可変として周波数を同期させ、次に、より
正確に周波数同期ができるように位相不確定信号を用い
て同期を図るので、誤り訂正復号器からINIT信号を
用いて同期させる、より高速で、しかも正確な同期が可
能となるディジタル受信装置を実現できる。
【0029】図7は本発明における第7の実施例のディ
ジタル受信装置である。図7において、701はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、702は中間周波帯域通過フィルタ、703は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、704Aと704Bはローパスフィルタ、705Aと705
BはA/D変換器、706はベースバンド信号から受信信
号レベルを検出するレベル検出器、707は受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出
器、708はレベル検出器からのレベル値信号と位相誤差
検出器からの位相誤差信号から制御信号を生成するスイ
ープ/トラック制御回路、709はローパスフィルタ、710
はD/A変換器、711は固定発振器、712は周波数変換器
701に入力され、制御信号により発振周波数が制御され
る電圧制御発振器である。
【0030】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器701により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ702では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器703に入力される。また、この中間周波信号
からレベル検出器706では受信信号レベルを検出しレベ
ル値信号を出力する。直交検波器703では入力された中
間周波信号が固定発振器711でベ−スバンド信号に変換
され、そのベ−スバンド信号はローパスフィルタ704A
と704Bで波形整形され、A/D変換器705Aと705Bで
ディジタルデータに変換される。このベースバンド信号
のディジタルデータから、位相誤差検出器707では受信
信号の搬送波と固定発振器711の位相誤差を検出し、位
相誤差信号を出力する。スイープ/トラック制御回路70
8では、レベル値信号から受信信号と固定発振器711の周
波数が同期していないと判断されるとスイープし、位相
誤差信号から受信信号と固定発振器711の位相が同期し
ていないと判断されるとトラックする制御信号を生成
し、その制御信号はローパスフィルタ709で波形整形さ
れ、D/A変換器710でアナログ値に変換される。そし
て、そのアナログ制御信号で電圧制御発振器712の周波
数と位相が制御され、受信信号と同期のとれたディジタ
ル受信装置となる。
【0031】以上のように、上記本発明の第7の実施例
では、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検出する
ことにより受信信号と固定発振器の周波数同期を判断
し、同期していないときはスイープするステップ範囲を
可変とすることにより、誤り訂正復号器からINIT信
号を用いて同期させる、より高速な同期が可能となるデ
ィジタル受信装置を実現できる。
【0032】図8は本発明における第8の実施例のディ
ジタル受信装置である。図8において、801はディジタ
ル変調された高周波信号を中間周波信号に変換する周波
数変換器、802は中間周波帯域通過フィルタ、803は中間
周波信号を直交検波しベースバンド信号に変換する直交
検波器、804Aと804Bはローパスフィルタ、805Aと805
BはA/D変換器、806はベースバンド信号から受信信
号レベルを検出するレベル検出器、807は受信信号の搬
送波と再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出
器、808は、ベースバンド信号から受信信号を復号し誤
り訂正を行い、受信信号と固定発振器が同期しているか
判断する誤り訂正復号器、809はレベル検出器からのレ
ベル値信号と位相誤差検出器からの位相誤差信号と誤り
訂正復号器からの位相不確定信号から制御信号を生成す
るスイープ/トラック制御回路、810はローパスフィル
タ、811はD/A変換器、812は固定発振器、813は周波
数変換器801に入力され、制御信号により発振周波数が
制御される電圧制御発振器である。
【0033】以上のように構成されたディジタル受信装
置について、その動作を説明する。まず、ディジタル変
調された高周波信号は周波数変換器801により中間周波
信号に変換され、中間周波帯域通過フィルタ802では中
間周波信号以外の余分なスプリアス信号が除かれた後、
直交検波器803に入力される。また、この中間周波信号
からレベル検出器806では受信信号レベルを検出しレベ
ル値信号を出力する。直交検波器803では入力された中
間周波信号が固定発振器812でベ−スバンド信号に変換
され、そのベ−スバンド信号はローパスフィルタ804A
と804Bで波形整形され、A/D変換器805Aと805Bで
ディジタルデータに変換される。このベースバンド信号
のディジタルデータから、位相誤差検出器807では受信
信号の搬送波と固定発振器812の位相誤差を検出し、位
相誤差信号を出力し、また、誤り訂正復号器808では受
信信号の搬送波と再生搬送波が同期しているか判断し、
位相不確定信号を出力する。スイープ/トラック制御回
路809では、まず、レベル値信号から受信信号と再生搬
送波の周波数が同期していないと判断されるとスイープ
し、次に位相不確定信号から同期していないと判断され
るとスイープし、位相誤差信号から受信信号と再生搬送
波の位相が同期していないと判断されるとトラックする
制御信号を生成し、その制御信号はローパスフィルタ81
0で波形整形され、D/A変換器811でアナログ値に変換
される。そして、そのアナログ制御信号で電圧制御発振
器813の周波数と位相が制御され、受信信号と同期のと
れたディジタル受信装置となる。
【0034】以上のように、上記本発明の第8の実施例
では、まず、レベル検出器を用いて受信信号レベルを検
出することにより受信信号と固定発振器の周波数同期を
判断し、同期していないときはスイープするステップ範
囲を可変として周波数を同期させ、次により正確に周波
数同期ができるように位相不確定信号を用いて同期を図
るので、誤り訂正復号器からINIT信号を用いて同期
させる、より高速で、しかも正確な同期が可能となるデ
ィジタル受信装置を実現できる。
【0035】図9は本発明による実施例のディジタル受
信装置であり、特に、図1,図3,図5,図7の実施例
における電圧制御発振器の発振周波数と位相を制御する
スイープ/トラック制御回路を示す図である。図9にお
いて、901はレベル値信号から直交検波器における受信
信号の搬送波と発振器の周波数誤差をみる比較回路、90
2はスイープするステップ範囲を設定するΔF設定回
路、903はΔF設定回路902の出力信号から計算値をアッ
プあるいはダウンするアップ/ダウンカウンタ、904は
アップ/ダウンカウンタ903からの計算値を位相誤差信
号からの加算/減算制御信号により加算あるいは減算す
る加算/減算回路である。
【0036】以上のように構成されたスイープ/トラッ
ク制御回路について、その動作を説明する。まず、比較
回路では、レベル検出器からのレベル値(レベル値信号)
を、直交検波器における受信信号の搬送波と発振器の周
波数が同期しているときのレベル値と比較する。そし
て、レベル値が一致するまでスイープするステップ範囲
をΔF1としてΔF設定回路902で設定される。レベル
値が一致したら、次に位相誤差信号から直交検波器にお
ける受信信号の搬送波と発振器の位相誤差がなくなるま
で、トラックするステップ範囲をΔF2としてΔF設定
回路902で設定される。アップ/ダウンカウンタ903では
ステップ範囲ΔFの計算値をアップあるいはダウンす
る。最後に、加算/減算回路904でアップ/ダウンカウ
ンタ903からの計算値を、位相誤差信号からの加算/減
算制御信号により加算あるいは減算することにより、電
圧制御発振器の発振周波数と位相を制御するスイープ/
トラック制御回路となる。
【0037】図10は本発明における実施例のディジタル
受信装置であり、特に、図2,図4,図6,図8の実施
例における電圧制御発振器の発振周波数と位相を制御す
るスイープ/トラック制御回路を示す図である。図10に
おいて、1001はレベル値信号から直交検波器における受
信信号の搬送波と発振器の周波数誤差をみる比較回路、
1002はスイープするステップ範囲を設定するΔF設定回
路、1003はΔF設定回路1002の出力信号から計算値をア
ップあるいはダウンするアップ/ダウンカウンタ、1004
はアップ/ダウンカウンタ1003からの計算値を位相誤差
信号からの加算/減算制御信号により加算あるいは減算
する加算/減算回路である。
【0038】以上のように構成されたスイープ/トラッ
ク制御回路について、その動作を説明する。まず、比較
回路1001では、レベル検出器からのレベル値(レベル値
信号)を、直交検波器における受信信号の搬送波と発振
器の周波数が同期しているときのレベル値と比較する。
そして、レベル値が一致するまでスイープするステップ
範囲をΔF1としてΔF設定回路1002で設定される。レ
ベル値が一致したら、次により正確に周波数が同期でき
るように位相不確定信号から受信信号の搬送波と発振器
の周波数の同期を調べ、同期するまでスイープするステ
ップ範囲をΔF2としてΔF設定回路1002で設定され
る。そして、周波数が同期したら、次に位相誤差信号か
ら直交検波器における受信信号の搬送波と発振器の位相
誤差がなくなるまで、トラックするステップ範囲をΔF
3としてΔF設定回路1002で設定される。アップ/ダウ
ンカウンタ1003ではステップ範囲ΔFの計算値をアップ
あるいはダウンする。最後に、加算/減算回路1004でア
ップ/ダウンカウンタ1003からの計算値を、位相誤差信
号からの加算/減算制御信号により加算あるいは減算す
ることにより、電圧制御発振器の発振周波数と位相を制
御するスイープ/トラック制御回路となる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次の効果
がある。すなわち、(1)レベル検出器を用いて受信信号
レベルを検出することにより受信信号の搬送波と再生搬
送波の周波数同期を判断し、同期していないときはスイ
ープするステップ範囲を可変として周波数を同期させる
ので、従来の誤り訂正復号器からINIT信号を用いて
同期させる、より高速な同期が可能となるディジタル受
信装置を実現できる。また、(2)レベル検出器を用いて
受信信号レベルを検出することにより受信信号の搬送波
と再生搬送波の周波数同期を判断し、同期していないと
きはスイープするステップ範囲を可変として周波数を同
期させ、次により正確に周波数同期ができるように位相
不確定信号を用いて同期を図るので、誤り訂正復号器か
らINIT信号を用いて同期させる、より高速で、しか
も正確な同期が可能となるディジタル受信装置を実現で
きる。さらにまた、(3)レベル値信号や位相不確定信号
からスイープするステップ範囲ΔFを設定し、また位相
誤差信号からトラックするステップ範囲ΔFを設定する
ことにより、高速で正確な同期が可能となるディジタル
受信装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図7】本発明の第7の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図8】本発明の第8の実施例におけるディジタル受信
装置のブロック図である。
【図9】本発明の実施例におけるディジタル受信装置、
特に図1,図3,図5,図7の実施例でのスイープ/ト
ラック制御回路のブロック図である。
【図10】本発明の実施例におけるディジタル受信装
置、特に図2,図4,図6,図8の実施例でのスイープ
/トラック制御回路のブロック図である。
【図11】従来例におけるディジタル受信装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101,201,301,401,501,601,701,801…周波数変換
器、 102,202,302,402,502,602,702,802…中間
周波帯域通過フィルタ、 103,203,303,403,503,6
03,703,803…直交検波器、 104A,104B,109,204
A,204B,210,304A,304B,309,404A,404B,4
10,504A,504B,509,604A,604B,610,704A,7
04B,709,804A,804B,810,2002A,2002B…ロー
パスフィルタ、 105A,105B,205A,205B,305
A,305B,405A,405B,505A,505B,605A,605
B,705A,705B,805A,805B…A/D変換器、 10
6,206,306,406,506,606,706,806…レベル検出
器、 107,207,307,407,507,607,707,807…位相
誤差検出器、 208,408,608,808,2004…誤り訂正復
号器、 108,209,308,409,508,609,708,809…ス
イープ/トラック制御回路、 110,211,310,411,51
0,611,710,811…D/A変換器、 111,212,312,4
13,511,612,712,813,2008…電圧制御発振器、 11
2,213,311,412,512,613,711,812…固定発振器、
901,1001…比較回路、 902,1002…周波数範囲設定
回路、 903,1003…アップ/ダウンカウンタ、 904,
1004…加算/減算回路、 2001…直交位相検波器、 20
03…位相検出器、 2005…スイープ/トラック制御信号
発生部、 2006…ループフィルタ、 2007…周波数引き
込み補助部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浦田 和直 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 タッド バウザー 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 神野 一平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 林 大介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を再生搬送波で直交検波し、ベ
    ースバンド信号に変換する直交検波器と、 前記ベースバンド信号から受信信号レベルを検出し、レ
    ベル値信号を出力するレベル検出器と、 前記ベースバンド信号から受信信号の搬送波の位相と前
    記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤差信
    号を出力する位相誤差検出器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号から制御信号を生
    成し、その制御信号に基づいて、前記直交検波器に再生
    搬送波を提供する電圧制御発振器の発振周波数と位相を
    制御するスイープ/トラック制御回路とで構成されるこ
    とを特徴とするディジタル受信装置。
  2. 【請求項2】 受信信号を再生搬送波で直交検波し、ベ
    ースバンド信号に変換する直交検波器と、 前記ベースバンド信号から受信信号レベルを検出し、レ
    ベル値信号を出力するレベル検出器と、 前記ベースバンド信号から受信信号の搬送波の位相と前
    記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤差信
    号を出力する位相誤差検出器と、 前記ベースバンド信号から受信信号を復号し誤り訂正す
    ることにより、受信信号の搬送波と再生搬送波が同期し
    ているかどうかを判定し、この判定結果に基づいて位相
    不確定信号を出力する誤り訂正復号器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号と前記位相不確定
    信号から制御信号を生成し、その制御信号に基づいて前
    記直交検波器に再生搬送波を提供する電圧制御発振器の
    発振周波数と位相を制御するスイープ/トラック制御回
    路とで構成されることを特徴とするディジタル受信装
    置。
  3. 【請求項3】 電圧制御発振器と、 前記の電圧制御発振器の出力信号を用いて、ディジタル
    変調された高周波信号を中間周波信号に周波数変換する
    周波数変換器と、 前記中間周波信号を固定発振器で直交検波し、ベースバ
    ンド信号に変換する直交検波器と、 前記ベースバンド信号から受信信号レベルを検出し、レ
    ベル値信号を出力するレベル検出器と、 前記ベースバンド信号から前記受信信号の搬送波の位相
    と前記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤
    差信号を出力する位相誤差検出器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号から制御信号を生
    成し、その制御信号に基づいて前記電圧制御発振器の発
    振周波数と位相を制御するスイープ/トラック制御回路
    とで構成されることを特徴とするディジタル受信装置。
  4. 【請求項4】 電圧制御発振器と、 前記の電圧制御発振器の出力信号を用いて、ディジタル
    変調された高周波信号を中間周波信号に周波数変換する
    周波数変換器と、 前記中間周波信号を固定発振器で直交検波し、ベースバ
    ンド信号に変換する直交検波器と、 前記ベースバンド信号から受信信号レベルを検出し、レ
    ベル値信号を出力するレベル検出器と、 前記ベースバンド信号から前記受信信号の搬送波の位相
    と前記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤
    差信号を出力する位相誤差検出器と、 受信信号を前記ベースバンド信号から復号し、再生デー
    タの誤りを訂正し、前記固定発振器が前記受信信号の搬
    送波の周波数と位相が同期しているかどうかを判定する
    位相不確定信号を出力する誤り訂正復号器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号と前記位相不確定
    信号から制御信号を生成し、その制御信号に基づいて前
    記電圧制御発振器の発振周波数と位相を制御するスイー
    プ/トラック制御回路とで構成されることを特徴とする
    ディジタル受信装置。
  5. 【請求項5】 受信信号の中間周波信号からレベルを検
    出し、レベル値信号を出力するレベル検出器と、 前記中間周波信号を再生搬送波で直交検波し、ベースバ
    ンド信号に変換する直交検波器と、 前記ベースバンド信号から受信信号の搬送波の位相と前
    記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤差信
    号を出力する位相誤差検出器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号から制御信号を生
    成し、その制御信号に基づいて、前記直交検波器に再生
    搬送波を提供する電圧制御発振器の発振周波数と位相を
    制御するスイープ/トラック制御回路とで構成されるこ
    とを特徴とするディジタル受信装置。
  6. 【請求項6】 受信信号の中間周波信号からレベルを検
    出し、レベル値信号を出力するレベル検出器と、 前記中間周波信号を再生搬送波で直交検波し、ベースバ
    ンド信号に変換する直交検波器と、 前記ベースバンド信号から受信信号の搬送波の位相と前
    記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤差信
    号を出力する位相誤差検出器と、 前記ベースバンド信号から受信信号を復号し誤り訂正す
    ることにより、受信信号の搬送波と再生搬送波が同期し
    ているかどうかを判定し、この判定結果に基づいて位相
    不確定信号を出力する誤り訂正復号器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号と前記位相不確定
    信号から制御信号を生成し、その制御信号に基づいて、
    前記直交検波器に再生搬送波を提供する電圧制御発振器
    の発振周波数と位相を制御するスイープ/トラック制御
    回路とで構成されることを特徴とするディジタル受信装
    置。
  7. 【請求項7】 電圧制御発振器と、 前記の電圧制御発振器の出力信号を用いて、ディジタル
    変調された高周波信号を中間周波信号に周波数変換する
    周波数変換器と、 前記中間周波信号を固定発振器で直交検波し、ベースバ
    ンド信号に変換する直交検波器と、 前記中間周波信号の信号レベルを検出し、レベル値信号
    を出力するレベル検出器と、 前記ベースバンド信号から前記受信信号の搬送波の位相
    と前記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤
    差信号を出力する位相誤差検出器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号から制御信号を生
    成し、その制御信号に基づいて前記電圧制御発振器の発
    振周波数と位相を制御するスイープ/トラック制御回路
    とで構成されることを特徴とするディジタル受信装置。
  8. 【請求項8】 電圧制御発振器と、 前記の電圧制御発振器の出力信号を用いて、ディジタル
    変調された高周波信号を中間周波信号に周波数変換する
    周波数変換器と、 前記中間周波信号を固定発振器で直交検波し、ベースバ
    ンド信号に変換する直交検波器と、 前記中間周波信号の信号レベルを検出し、レベル値信号
    を出力するレベル検出器と、 前記ベースバンド信号から前記受信信号の搬送波の位相
    と前記再生搬送波の位相との位相誤差を検出し、位相誤
    差信号を出力する位相誤差検出器と、 受信信号を前記ベースバンド信号から復号し、再生デー
    タの誤りを訂正し、前記固定発振器が前記受信信号の搬
    送波の周波数と位相が同期しているかどうかを判定する
    位相不確定信号を出力する誤り訂正復号器と、 前記レベル値信号と前記位相誤差信号と前記位相不確定
    信号から制御信号を生成し、その制御信号に基づいて前
    記電圧制御発振器の発振周波数と位相を制御するスイー
    プ/トラック制御回路とで構成されることを特徴とする
    ディジタル受信装置。
  9. 【請求項9】 電圧制御発振器の発振周波数と位相を制
    御するスイープ/トラック制御回路として、 レベル値信号から直交検波器における中間周波信号の搬
    送波と発振器の周波数誤差をみる比較回路と、 前記比較回路の出力信号と位相誤差信号でスイープする
    周波数ステップを設定するΔF設定回路と、 前記ΔF設定回路の出力信号から計算値をアップあるい
    はダウンするアップ/ダウンカウンタと、 アップ/ダウンカウンタからの計算値を、位相誤差信号
    からの加算/減算制御信号により加算あるいは減算する
    加算/減算回路からなることを特徴とする請求項1,
    3,5または7記載のディジタル受信装置。
  10. 【請求項10】 電圧制御発振器の発振周波数と位相を
    制御するスイープ/トラック制御回路として、 レベル値信号から直交検波器における受信信号の搬送波
    と発振器の周波数誤差をみる比較回路と、 前記比較回路の出力信号と位相不確定信号と位相誤差信
    号とでスイープする周波数ステップを設定するΔF設定
    回路と、 前記ΔF設定回路の出力信号から計算値をアップあるい
    はダウンするアップ/ダウンカウンタと、 アップ/ダウンカウンタからの計算値を、位相誤差信号
    からの加算/減算制御信号により加算あるいは減算する
    加算/減算回路からなることを特徴とする請求項2,
    4,6または8記載のディジタル受信装置。
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