JPH07160950A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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Publication number
JPH07160950A
JPH07160950A JP5310791A JP31079193A JPH07160950A JP H07160950 A JPH07160950 A JP H07160950A JP 5310791 A JP5310791 A JP 5310791A JP 31079193 A JP31079193 A JP 31079193A JP H07160950 A JPH07160950 A JP H07160950A
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JP
Japan
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discount
boundary value
product
setting
sales data
Prior art date
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Application number
JP5310791A
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English (en)
Inventor
Keiji Minami
桂司 南
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH07160950A publication Critical patent/JPH07160950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 来店客数や販売数量に応じて自動的に割引処
理を行うことにより、販売員の負担を軽減することがで
きる商品販売データ処理装置を提供する。 【構成】 来店客数または販売数量を計数するカウンタ
13aと、割引処理を行うか否かを判定する境界値とな
る客数または販売数量を設定する境界値設定テーブル1
3bと、前記カウンタ13aの計数値と境界値設定テー
ブル13bに設定された境界値とを比較し、計数値が境
界値以下のときに割引処理を実施するプロセッサ部11
等を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子式キャッシュレ
ジスタやPOS(販売時点情報管理)システムの端末機
等として用いられる商品販売データ処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、図69に示すように、オ
ペレータが入力部201のキーボード201aより、商
品に記載された価格及び割引指示を見ながら売上データ
を入力すると、入力データがキー入力制御回路201b
を介してプロセッサ部200に入力され、当該プロセッ
サ部200において積算処理を施し、プリンタ部202
においてレシート印刷していた。このため、割引商品で
あることを認識して制御させるため、一つ一つの商品に
テープなどでマーキングして区別するとともに、特定の
端末に顧客を並ばせ、係員が整理をする必要があった。
また、特開平4−81996号公報には、締め操作が行
われる毎にその取引での合計金額に応じた割引額を自動
計算し、その割引額と有効性に関するデータをバーコー
ド化してからレシートに印字する機能と、バーコードリ
ーダを有し、このバーコードリーダで読み取った前記バ
ーコードから割引額を判断して処理する機能とを備えた
商品販売データ処理装置が開示されている。しかし、一
定の期間内の割引券回収量をメーカー別に報告している
ような場合、店舗では割引券回収後、人手によりメーカ
ー別に振り分け集計しなければならなかった。更に、従
来の駐車場利用割引券の発行は、ある一定の金額を超え
た買上げ額に対して係員がお客に“駐車場利用割引券が
必要か否か”尋ねることにより発行していた。従って、
尋ね忘れによる発行ミスや逆にお客からの催促などが発
生していた。福引き券などの抽選券の発行についても、
任意の単位金額をもとに買上金額に対して係員が算出
し、予め用意した抽選券や補助券を係員の判断で客に配
布していたため、枚数誤り等の人為的なミスや手間を要
していた。従来の施設利用券は、入場した時間のみを記
録したものを出力し、退場時に当該施設利用券の入場し
た時間を読み取り、単位時間あたりの金額で利用額を算
出していた。これらのシステムを用いた複数の店舗を持
つショッピングセンターなどの施設では、お客が店舗で
一定の金額を超えた買上げがあった場合、施設利用割引
券の発行を行っているのが一般的になっている。しか
し、これらの割引券の発行を行う場合、各店舗の係員が
お客に施設利用券を提示してもらい確認した上で、割引
券の発行を行っていた。また、ショッピングセンター内
の複数店舗での買上げにより割引券発行対象となった場
合、客は別途設けられた施設利用精算所などでレシート
を提示し買上合計を算出して施設利用割引の判定を行わ
なければならず、清算処理を行うまで買上レシートを保
持しなければならない煩わしさがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来装
置は、割引商品のマーキングや顧客の整理など手作業と
時間を要したり、回収した割引券をメーカー毎に振り分
ける作業が発生し、集計枚数を手作業でカウントするな
ど手間と時間を要したり、係員が顧客の取引金額に対し
て毎回発行枚数を算出し、抽選券などを手作業で数えて
発行するなど手間を要することにより、係員が顧客の取
引金額に対して毎回発行の判断を行い、顧客は複数の買
上げがあった場合、駐車料金の清算を行うまでレシート
を保持しないと特典が受けられなくなるなど、人のミス
が入り込む等の課題があった。この発明は上記のような
課題を解決するためになされたものであり、係員が意識
せずに簡単な操作で短時間のうちに割引処理などを確実
かつ公平に実施し、顧客の購買意欲を刺激できる商品販
売データ処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る商品販売データ処理装置は、来店客数または販売数量
を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを判定す
る境界値となる客数または販売数量を設定する境界値設
定手段と、前記計数手段の計数値と境界値設定手段に設
定された境界値とを比較し、計数値が境界値以下のとき
に割引処理を実施する制御手段とを備えたものである。
【0005】また、請求項2では、上記のような商品販
売データ処理装置を端末装置として複数台有し、各端末
装置を管理するコントローラには、端末装置からの売上
データに基づき来店客数または販売数量を計数する計数
手段と、割引処理を行うか否かを判定する境界値となる
客数または販売数量を設定する境界値設定手段とを有し
て、計数手段の計数値と境界値設定手段に設定された境
界値とを比較し、計数値が境界値以下のとき端末装置に
割引処理を実施させるようにしたものである。
【0006】更に、請求項3では、上記請求項2のよう
なコントローラと複数の端末装置を有する店舗が複数存
在し、各店舗のコントローラを管理して全体的な商品販
売制御を行うセンタコントローラには、来店客数または
販売数量の割引可能総数を設定する割引可能総数設定手
段を有し、各店舗内のコントローラは計数手段の計数値
と境界値設定手段に設定された境界値とを比較し、計数
値が境界値以下のとき端末装置に割引処理を実施させる
とともに、計数値が境界値に達した場合はその追加をセ
ンタコントローラに要求し、センタコントローラは割引
可能総数設定手段の設定範囲内であれば所定の追加数を
要求コントローラに通知し、割引処理を継続させるよう
にしたものである。
【0007】一方、請求項4では、顧客の店舗利用回数
または買上累計金額の記録が可能で且つ記録内容を表示
可能な顧客カードと、この顧客カードを読み書きするカ
ード読み書き手段と、前記利用回数または買上累計金額
を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを判定す
る境界値となる利用回数または買上累計金額を設定する
境界値設定手段と、前記カード読み書き手段により読み
取られた顧客カードの内容を前記計数手段にセットして
今回の買上に対する更新を行い、この計数手段の計数値
と前記境界値設定手段に設定された境界値とを比較し、
計数値が境界値以上のとき割引処理を実施するとともに
当該計数手段の値をリセットし、前記計数手段の内容を
顧客カードに書き込む制御手段とを備えたものである。
【0008】また、請求項5では、上記請求項4のもの
に、割引を実施する期間を設定する割引実施期間設定手
段を設けて、この設定手段に設定された期間内は上述し
た割引処理を実施するようにしたものである。
【0009】請求項6では、販売商品登録時に顧客の人
数を入力する入力手段と、割引処理を行うか否かを判定
する境界値となる人数を設定する境界値設定手段と、前
記入力手段によって入力された人数と境界値設定手段に
設定された境界値とを比較し、入力された人数が境界値
以上のときに割引処理を実施する制御手段とを備えたも
のである。
【0010】請求項7では、クーポン券を出力する出力
手段と、クーポン券を読み取る読取手段と、クーポン券
発行対象商品を設定する設定手段と、クーポン券の発行
及び回収情報をメーカー別に管理する管理手段と、クー
ポン券発行対象商品の販売を設定手段に基づき判定し
て、出力手段を用いクーポン券を発行するとともに管理
手段のメーカー別発行枚数を更新し、かつ商品登録時に
読取手段により読み取られたクーポン券の割引情報に基
づき、割引処理を行なうとともに管理手段のメーカー別
回収枚数と割引累計金額を更新する制御手段とを備えた
ものである。
【0011】請求項8では、駐車場利用割引券や福引き
抽選券などのサービス券を出力する出力手段と、前記サ
ービス券を発行するか否かを判定する境界値となる買上
金額を設定する境界値設定手段と、顧客の買上金額と前
記境界値設定手段に設定された境界値とを比較し、顧客
の買上金額が境界値以上のときに前記出力手段を用いて
サービス券を発行する制御手段とを備えたものである。
【0012】請求項9では、駐車場などの施設の利用開
始時刻が記録されるとともに顧客の買上累計金額が記録
可能な施設利用カードを読み書きする読み書き手段と、
施設利用割引を行なうか否かを判定する境界値となる買
上金額を設定する境界値設定手段と、前記読み書き手段
を用いて施設利用カードに顧客の買上金額を記録,更新
するとともに、その買上累計金額と前記境界値設定手段
に設定された境界値とを比較し、買上累計金額が境界値
以上のときに施設利用割引処理を実施する制御手段とを
備えたものである。
【0013】請求項10では、誕生日など顧客の特別の
日が記録された顧客カードと、この顧客カードを読み取
る読取手段と、顧客の特別の日の割引期間を設定する割
引期間設定手段と、前記読取手段を用いて顧客カードを
読み取り、カード内に記録された特別の日が前記割引期
間設定手段に設定された期間内に属するときに割引処理
を実施する制御手段とを備えたものである。
【0014】請求項11では、曜日毎に割引率を設定可
能な設定手段と、顧客が買上げた曜日と前記設定手段に
設定された曜日毎の割引率とに基づき割引処理を実施す
る制御手段とを備えたものである。
【0015】請求項12では、割引期間を設定する設定
手段と、割引期間であることを顧客に知らせるための報
知手段と、顧客が買上げた日が前記設定手段に設定され
た割引期間に含まれるか否かを判定し、期間内であると
きは前記報知手段を用いて割引期間であることを顧客に
知らせるとともに、割引処理を実施する制御手段とを備
えたものである。
【0016】請求項13では、割引を行なう時間帯を設
定する設定手段と、割引の開始と終了を顧客に知らせる
ための報知手段と、前記設定手段に設定された割引時間
帯が開始したとき及び終了したときに前記報知手段を用
いて顧客にその旨を知らせるとともに、その間の商品登
録に対して割引処理を実施する制御手段とを備えたもの
である。
【0017】請求項14では、同一商品で複数個または
特定の異種商品など組合せ商品群とそれらの割引率を設
定する設定手段と、販売商品登録の際に前記設定手段に
基づき組合せ商品か否かを判定し、組合せ商品の場合は
対応する割引率で割引処理を実施する制御手段とを備え
たものである。
【0018】
【作用】この発明の請求項1における制御手段は、計数
手段の計数値,すなわち来店客数または販売数量と境界
値設定手段に設定された境界値とを比較し、来店客数ま
たは販売数量が境界値以下の間は割引処理を実施する。
【0019】また、請求項2におけるコントローラは、
店舗全体としての計数手段の計数値と境界値設定手段に
設定された境界値とを比較し、計数値が境界値以下の間
は端末装置に割引処理を実施させるので、同一店舗内の
複数の端末装置に無差別に来る顧客に対しても全体数量
境界値内の割引処理を実施することができる。
【0020】更に、請求項3においては、店舗内コント
ローラにおいて数量境界値まで達した場合、センタコン
トローラに対し限度数の追加を要求し、センタコントロ
ーラは設定手段に設定された割引可能総数内であれば、
要求店舗内コントローラに所定の追加数を通知し、割引
処理を継続させるので、各店舗毎にアンバランスな数量
であった場合でも、全社的に見て公平な割引処理が可能
となる。
【0021】請求項4における制御手段は、顧客カード
の内容を計数手段にセットして今回の買上に対する更新
を行い、この計数手段の計数値と境界値設定手段に設定
された境界値とを比較し、計数値が境界値以上のとき割
引処理を実施するとともに、割引処理の実施された計数
手段の値をリセットとする。そして、最後に計数手段の
内容を顧客カードに書き込む。顧客カードの内容は表示
されるので、容易に目視確認することができる。
【0022】また、請求項5における制御手段は、割引
実施期間設定手段に設定された期間内に限り上記請求項
4と同様な割引処理を行なう。
【0023】請求項6における制御手段は、入力手段に
よって入力された人数と境界値設定手段に設定された境
界値とを比較し、入力された人数が境界値以上のときに
割引処理を実施するので、団体割引など人数による割引
処理が自動的に行える。
【0024】請求項7における制御手段は、クーポン券
発行対象商品の販売を判定して、クーポン券を発行する
とともに管理手段のメーカー別発行枚数を更新する。ま
た、商品登録時に読み取られたクーポン券の割引情報に
基づき、割引処理を行なうとともに管理手段のメーカー
別回収枚数と割引累計金額を更新する。
【0025】請求項8における制御手段は、顧客の買上
金額と境界値設定手段に設定された境界値とを比較し、
顧客の買上金額が境界値以上のときに出力手段を用いて
駐車場利用割引券や抽選券等のサービス券を発行する。
【0026】請求項9における制御手段は、顧客の買上
金額を駐車場等の施設利用カードに記録,更新するとと
もに、その買上累計金額と境界値設定手段に設定された
境界値とを比較し、買上累計金額が境界値以上のときに
施設利用割引処理を実施する。
【0027】請求項10における制御手段は、誕生日な
どの顧客の特別の日が記録された顧客カードを読み取
り、カード内に記録された特別の日が割引期間設定手段
に設定された期間内に属するときに割引処理を実施す
る。
【0028】請求項11における制御手段は、顧客が買
上げた曜日に対応して設定手段に設定された割引率によ
り割引処理を実施する。
【0029】請求項12における制御手段は、顧客の買
上げ日が設定手段に設定された割引期間に含まれるか否
かを判定し、期間内であるときは表示器等の報知手段を
用いて割引期間であることを顧客に知らせ、割引処理を
実施する。
【0030】請求項13における制御手段は、割引時間
帯が開始したとき及び終了したときに拡声器等の報知手
段を用いて顧客にその旨を知らせるとともに、この割引
時間帯の商品登録に対して割引処理を実施する。
【0031】請求項14における制御手段は、販売商品
登録の際に設定手段に基づき組合せ商品か否かを判定
し、組合せ商品の場合は対応する割引率で割引処理を実
施する。
【0032】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1は本実施例装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、11は予め設定されたプログラムに
基づいて動作して本発明の制御手段を構成するプロセッ
サ部、12は販売商品名称・金額及び合計金額,割引金
額などを印字してレシートを発行するプリンタ部、13
は、来店客数を数える来店客数カウンタ(計数手段)1
3a,割引処理を行うか否かの境界値となる客数を設定
する客数境界値設定テーブル(境界値設定手段)13
b,その割引率を設定する割引率設定テーブル13c,
割引終了を示す割引終了フラグ13d及びアプリケーシ
ョンプログラム13eなどが格納されるメモリ部であ
り、上記プロセッサ部11にプリンタ部12,メモリ部
13が接続されて本実施例による商品販売データ処理装
置1が構成されている。なお、上記テーブル類の設定値
はアプリケーションプログラム13eから設定,変更で
きるものである。
【0033】次に動作について説明する。1日の業務を
始める開店操作後、上記来店客数カウンタ13a,割引
終了フラグ13dに対して、図2に示す処理を実行する
ようにプログラム設定されている。すなわち、商品販売
データ処理装置の開店操作(ステップS21)後に、来
店客数カウンタ13a,割引終了フラグ13dを“0”
にリセットするように設定されている(S22)。
【0034】図3に示すように、各々客が商品販売デー
タ処理装置において買上処理を行う毎に来店客数カウン
タ13aの更新を行い、割引終了フラグ13dを読み出
す(S31)。次に、買上げ商品の登録を全ての商品登
録が終了するまで行い(S32,S33)、商品登録が
終了すると割引終了フラグ13dをチェックする(S3
4)。同フラグが“1”に設定されている場合は、割引
終了を意味する。
【0035】これに対し、同フラグが“0”に設定され
ている場合は、割引可能な状態を意味し、客数境界値設
定テーブル13bを読み出し(S35)、その設定客数
境界値と来店客数カウンタ13aの値とを比較し(S3
6)、来店客数が客数境界値を超えていなければ、割引
率設定テーブル13cに設定されている割引率で割引額
を算出する(S37,S38)。
【0036】締め操作により取引を終了した場合、図4
に示す如く上記割引の内容をレシート及びジャーナルに
印字させる。こうして、この割引処理は来店客数が客数
境界値設定テーブル13bの客数を超えるまで繰り返
す。このように、割引を行う客数境界値と来店客数とを
比較することで、先着順による割引処理を施し、レシー
トを発行することができる。
【0037】上記のようにして割引処理を繰り返し、来
店客数カウンタ13aが客数境界値設定テーブル13b
の値を超えれば、割引終了フラグ13dを“1”に設定
し(S39)、以後次の開店処理を行うまで先着順割引
処理を休止する。このように、先着順による割引処理を
商品販売データ処理装置1にて来店客数をチェックしな
がら行うことで、正確かつ容易に割引判定を行うことが
できる。また、予め設定された割引率で行うため正確な
割引処理を行うことができる。なお、本実施例では来店
客数について説明したが、割引処理を行う対象が商品販
売数量であっても良い。
【0038】実施例2.次に実施例2を図5に基づいて
説明する。本実施例では、図5に示すように、前記実施
例1の商品販売データ処理装置1を端末装置として店舗
2内に複数台設置し、各処理装置1とそれらのデータ集
計等が可能なコントローラ21とが接続され、各処理装
置1のメモリ部13の各種設定データをコントローラ2
1から送受信できるように構成している。本実施例は販
売数量に基づき割引処理を制御する例を示し、上記コン
トローラ21には、各処理装置1の割引処理機能を集約
する形で、商品点数カウンタ(計数手段)21a,数量
境界値設定テーブル(境界値設定手段)21b,割引率
設定テーブル21c,割引終了フラグ21d及びアプリ
ケーションプログラム21eが設けられている。なお、
22は各処理装置1とコントローラ21とをつなぐ店舗
内専用回線、23,24は各処理装置1及びコントロー
ラ21に設けられた通信コントローラである。
【0039】次に、図6のフロー図を参照して動作につ
いて説明する。開店操作(S61)後、コントローラ2
1内の商品点数カウンタ21a及び割引終了フラグ21
dをリセットする(S62)。任意の処理装置1で商品
の売上があった場合、コントローラ21へ売上データが
転送され(S63)、コントローラ21内の商品点数カ
ウンタ21aを一つ増やすとともに(S64)、数量境
界値設定テーブル21bの範囲内であれば、割引販売許
可指令を該当処理装置1へ返送する。該当処理装置1で
はこの販売許可指令に基づき割引処理を実施する。この
ようにして、同一店舗内の複数の処理装置1に無差別に
来る顧客に対しても全体数量境界値内の割引処理を実施
することができる。なお、本実施例では商品点数(販売
数量)について説明したが、割引処理を行う対象を客数
とするものであっても良い。
【0040】実施例3.実施例3を図7に基づいて説明
する。前記実施例2では同一店舗内の複数の処理装置を
制御する例を示したが、本実施例では、更にこの店舗が
複数存在し全社的な商品販売制御を行うセンタコントロ
ーラ31がある場合について説明する。図7において、
3は各店舗2を統括管理する店舗本部、31は店舗本部
3内に備えられたセンタコントローラ、31aは全店舗
2における割引可能商品総数を設定する割引可能総数レ
ジスタ(割引可能総数設定手段)、31bは各店舗2毎
の割引可能商品数を格納する各店舗別割引可能数テーブ
ルである。
【0041】次に、図8のフロー図を参照して動作につ
いて説明する。開店操作(S81)に伴い、センタコン
トローラ31より各店舗2内のコントローラ21に対
し、各店舗別割引可能数テーブル31bに基づく数量境
界値の初期値が伝送され(S82)、それに基づき各店
舗2内で数量境界値まで割引処理が実施される(S8
3)。店舗内コントローラ21の数量境界値まで達した
場合、店舗本部3内のセンタコントローラ31に対し限
度数の追加を要求し(S84)、センタコントローラ3
1は割引可能総数レジスタ31aに設定された割引可能
総数内であれば(S85)、要求店舗に一定の追加数を
伝送し、割引処理を継続させる(S86)。割引可能総
数を超える場合は追加不可を伝送する(S87)。この
ような構成にしたことにより、各店舗毎にアンバランス
な数量であった場合でも、全社的に見て公平な割引処理
が可能となる。なお、本実施例では販売数量について説
明したが、割引実施対象は客数でも良い。この場合、各
店舗別の先着順による割引処理が可能となる。
【0042】実施例4.実施例4を図に基づいて説明す
る。図9は本実施例装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、41は予め設定されたプログラムに基
づいて動作して本発明の制御手段を構成するプロセッサ
部、42は販売商品名称・金額及び合計金額,割引金額
などを印字してレシートを発行するプリンタ部、43
は、店舗利用回数を数える店舗利用回数カウンタ(計数
手段)43a,割引処理を行うか否かの境界値となる利
用回数を設定する利用回数境界値設定テーブル(境界値
設定手段)43b,その割引率を設定する割引率設定テ
ーブル43c,利用回数による割引か買上金額による割
引かを区別する割引種別フラグ43d,割引処理を行う
か否かの境界値となる買上累計金額を設定する割引実施
境界金額設定テーブル(境界値設定手段)43e,買上
金額が加算される買上累計金額一時ファイル(計数手
段)43f,アプリケーションプログラム43hなどが
格納されるメモリ部、44は顧客カードの読み書きがで
きるカードリーダ・ライタ部であり、カードリーダ・ラ
イタ44aとこれを制御するカードリーダ・ライタ制御
回路44bからなる。45は日付・時間の管理を司る時
計であり、上記プロセッサ部41にプリンタ部42,メ
モリ部43,カードリーダ・ライタ部44及び時計45
が接続されて本実施例の商品販売データ処理装置が構成
されている。なお、上記テーブル類の設定値はアプリケ
ーションプログラム43hから設定,変更できるもので
ある。
【0043】図10に示すように、カードリーダ・ライ
タを利用する顧客カード5のデータ部51〜53には顧
客コードや店舗利用回数,買上累計金額などの顧客情報
を記録する領域が確保されている。表示部54には、店
舗利用回数や買上累計金額などが表示でき、目視確認が
できる。
【0044】次に動作について説明する。図11に示す
ように、商品販売データ処理装置のアプリケーションプ
ログラム43hを利用して、利用回数境界値設定テーブ
ル43bと割引実施境界金額設定テーブル43eを予め
設定する(S111,S112)。
【0045】次に図12に示すように、買上商品の登録
(S121)中に図10の顧客カード5を読み取り(S
122)、カード内の店舗利用回数52を店舗利用回数
カウンタ43aにセットする(S123)。また、同カ
ード内の買上累計金額53を買上累計金額一時ファイル
43fにセットする(S124)。店舗利用回数カウン
タ43aは前回までの利用回数であるため一つカウント
を増やし(S125)、締め操作時に(S126)、今
回の買上金額を前記の一時ファイル43f内の金額に加
算する(S127)。
【0046】次に、割引実施境界金額設定テーブル43
eと買上累計金額一時ファイル43f内の各金額を比較
し(S128)、買上累計金額が図13に示す割引実施
境界金額設定テーブルの金額以上であれば、割引率設定
テーブルに設定された割引率で割引処理を施し(S12
9)、割引種別フラグ43dを「金額による割引」に設
定する(S130)。一方、買上累計金額が境界金額未
満の時は、店舗利用回数カウンタ43aと利用回数境界
値設定テーブル43bに設定された回数とを比較し(S
131)、利用回数が設定回数以上であれば、割引率設
定テーブル43cに設定された割引率で割引処理を施し
(S132)、割引種別フラグ43dを「回数による割
引」に設定する(S133)。
【0047】割引処理実施後、レシートを発行し(S1
34)、割引種別フラグ43dの状態をチェックする
(S135)。割引種別フラグ43dが「回数による割
引」の場合、店舗利用回数カウンタ43aをリセットす
る(S136)。割引種別フラグ43dが「金額による
割引」の場合、買上累計金額一時ファイル43fの金額
をリセットする(S137)。いずれの割引も行わなか
った場合はそのままとする。次に、店舗利用回数カウン
タ43aの値を顧客カード5内の店舗利用回数52に,
買上累計金額一時ファイル43fの金額を顧客カード5
内の買上累計金額53に記録し(S138)、カードを
排出する(S139)。
【0048】なお、図14に示すように、利用回数境界
値及び割引実施境界金額の設定を複数段階持たせること
により、一定の利用回数以上,一定の買上累計金額以上
で割引率が変わるような割引処理を施すものでも良い。
なお、上記実施例では、店舗利用回数または買上累計金
額により割引処理を行うようにしたが、いずれか一方で
も良い。
【0049】実施例5.上記実施例4では、店舗利用回
数または買上累計金額に応じて割引を行う場合について
述べたが、本実施例はその変形例であり、割引実施期間
内において店舗利用回数に応じて割引を行うようにした
ものである。装置構成としては実施例4とほぼ同様とな
るが、図15に示すように、実施例4の割引実施境界金
額設定テーブル43eと買上累計金額一時ファイル43
fは不要となり、割引実施期間を設定する割引実施期間
テーブル(割引実施期間設定手段)43gが新たに設け
られている。
【0050】次に動作について説明する。割引実施期間
テーブル43gと利用回数境界値設定テーブル43bと
割引率設定テーブル43cは例えば図16に示すよう
に、アプリケーションプログラム43hの図17に示す
処理によって予め設定する(S171)。次に、図18
に示すように、買上商品の登録(S181)中に顧客カ
ード5を読み取り(S182)、店舗利用回数52を店
舗利用回数カウンタ43aにセットする(S183)。
同カウンタ43aは前回までの利用回数であるためカウ
ントを一つ増やし(S184)、締め操作を行う(S1
85)。次に、割引実施期間テーブル43gと日付管理
を行っている時計45の日付とを比較する(S18
6)。割引実施期間テーブル43gに設定された日付に
該当する場合、店舗利用回数カウンタ43aと利用回数
境界値設定テーブル43bに設定された回数とを比較し
(S187)、店舗利用回数が設定回数以上であれば、
割引率設定テーブル43cに設定された割引率で割引処
理を施し(S188)、割引種別フラグ43dを「回数
による割引」に設定する(S189)。
【0051】割引処理実施後、レシートを発行し(S1
90)、割引種別フラグ43dの状態をチェックし(S
191)、割引種別フラグ43dが「回数による割引」
に設定されている場合、割引処理を施したとして店舗利
用回数カウンタ43aをリセットする(S192)。次
に、この利用回数カウンタ43aの値を顧客カード5内
の利用回数52に記録し(S193)、カードを排出す
る(S194)。
【0052】なお、図19に示すように、店舗利用回数
境界値の設定を段階的に複数種持たせることにより、一
定の利用回数以上で割引率が変わる割引処理を実施する
ことができる。また、上記実施例では、割引実施期間内
におけて店舗利用回数に応じて割引を行うようにした
が、割引実施期間内におけて買上累計金額に応じて割引
を行うようにしても良く、更に前記実施例4のようにそ
れらを組合せても良い。
【0053】実施例6.実施例6を図に基づいて説明す
る。図20は本実施例装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、61は予め設定されたプログラムに基
づいて動作して本発明の制御手段を構成するプロセッサ
部、62は販売商品名称・金額及び合計金額,割引金額
などを印字してレシートを発行するプリンタ部、63は
人数入力を行う「人数」キーやテンキー等を有するキー
ボード63aとその制御を行うキー入力制御回路63b
とからなるキーボード入力部(入力手段)、64は表示
器64aとその制御を行う表示制御回路64bとからな
る表示部、65は、団体割引を行うか否かの境界値とな
る人数を設定する団体人数境界値設定テーブル(境界値
設定手段)65a,その割引率を設定する割引率設定テ
ーブル65b,アプリケーションプログラム65cなど
が格納されるメモリ部であり、上記プロセッサ部61に
プリンタ部62,キーボード入力部63,表示部64及
びメモリ部65が接続されて本実施例の商品販売データ
処理装置が構成されている。上記テーブルの設定値はア
プリケーションプログラム65cから設定,変更できる
ものである。
【0054】次に動作について説明する。図21に示す
ように、アプリケーションプログラム65cにより団体
割引人数境界値設定テーブル65a,割引率設定テーブ
ル65bの値を予め設定する(S211)。販売商品登
録時、キーボード63aより入力された人数が団体人数
境界値設定テーブル65aの人数を超えた場合、割引率
設定テーブル65bを参照して割引処理を行う。これに
より団体割引など人数による割引処理が自動的に行え
る。
【0055】また、図22に示すように、割引率設定テ
ーブル65bに人数に応じて複数段階の割引率を設ける
ことにより、人数に応じて割引率を変更することができ
る。図23に示すように、今、団体客18名の買上処理
の締め操作にあたって、販売商品の登録後、合計金額を
表示器64aに表示し(S231)、キーボード63a
のテンキーと「人数」キーにより人数を入力する(S2
32)。この入力された人数と団体人数境界値設定テー
ブル65a内の人数を比較し、図22の割引率設定テー
ブルでは15%割引となり、商品販売金額36,000
円に対して割引額5,400円が算出される(S23
3)。次に、買上合計金額,割引率及び割引額や消費税
を含んだ合計金額を表示器64aに表示することによ
り、顧客へのサービスをアピールし、これに消費税額等
を含めてプリンタ部62から図24に示すレシートを発
行する(S234)。
【0056】実施例7.実施例7を図に基づいて説明す
る。図25は本実施例装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、71は予め設定されたプログラムに基
づいて動作して本発明の制御手段を構成するプロセッサ
部、72は販売商品名称・金額及び合計金額などを印字
したレシートや割引率または割引額を印字したクーポン
券を発行するプリンタ部であり、本実施例ではこのプリ
ンタ部72がクーポン券を出力する出力手段に相当す
る。73は発行したクーポン券を読み取るバーコードリ
ーダ73aとその制御を行うリーダ入力制御回路73b
とからなるバーコードリーダ部(読取手段)、74はキ
ーボード74aとその制御を行うキー入力制御回路74
bとからなるキーボード入力部、75は、メーカー別ク
ーポン券発行・回収管理ファイル(管理手段)75a,
商品ファイル(設定手段)75b,クーポン券発行デー
タ一時ファイル75c,アプリケーションプログラム7
5dなどが格納されるメモリ部75であり、上記プロセ
ッサ部71にプリンタ部72,バーコードリーダ部7
3,キーボード入力部74及びメモリ部75が接続され
て本実施例の商品販売データ処理装置が構成されてい
る。上記ファイルの設定値はアプリケーションプログラ
ム75dから設定,変更できるものである。
【0057】次に動作について説明する。商品販売デー
タ処理装置のレシート,ジャーナルを発行するプリンタ
部72にクーポン券を発行する機能を設け、そのクーポ
ン券に、割引率または割引額を示したバーコードを印刷
する。
【0058】予め発行を計画したクーポン券種毎に、図
26に示すような商品コード,名称,メーカーコード,
割引金額などを定めた情報を商品ファイル75bの中に
キーボード74aまたはバーコードリーダ73aなどか
ら入力する。
【0059】図27にクーポン券発行の一連の動作を示
す。商品登録毎に商品ファイル75bに設けられたクー
ポン券発行フラグをチェックする(S271,S27
2)。このフラグが「発行」に設定されている場合、ク
ーポン券発行メーカーコードとクーポン割引金額とを読
み出し、クーポン券発行データ一時ファイル75cにセ
ットする(S273)。この動作は商品登録が行われる
間繰り返す(S271〜S274)。
【0060】締め処理(S275)後、図28に示す買
上レシートを発行する(S276)。また、どの商品が
クーポン券発行の対象となったかを示すマーク(*な
ど)を印字する。続いてクーポン券発行データ一時ファ
イル75cを読み出し(S277)、クーポン券データ
があるか否かをチェックし(S278)、あれば図29
に示すようなクーポン券を発行し、同時に図30に示す
ようなメーカー別クーポン券発行・回収管理ファイル7
5a内に設定された該当メーカーコードを検索し、発行
枚数を改訂する(S279)。
【0061】次に、このクーポン券を利用する一連の流
れを図31に示す。商品登録(S311)時に図29に
示すクーポン券に印字されたバーコードをバーコードリ
ーダ73aにて読み取り(S312)、バーコード内に
記録された割引金額情報等に従って割引処理を施す(S
313)。また、読み取ったクーポン券データにより図
30に示すメーカー別クーポン券発行・回収管理ファイ
ル75aを検索し(S314)、クーポン券回収枚数,
クーポン割引累計金額を更新する(S315)。そし
て、締め操作を行い(S316)、レシートを発行する
(S317)。
【0062】また、発行するクーポン券には、図29に
示すように前述の割引情報以外の情報も印刷する。例え
ば、クーポン割引の請求先をバーコードまたは数値等の
コードで該クーポン券に印刷する。そのバーコードを割
引コードと同時にバーコードリーダで読み取るか、或い
は数値コードをキーで入力することにより、割引請求先
毎の割引額を集計する。
【0063】図30に示すメーカー別クーポン券発行・
回収管理ファイル75aでは、発行したクーポン券の枚
数と回収したクーポン券の枚数から、クーポン券の回収
率(利用率)を算出する。また、点検及び精算時に図3
2に示すようなレポートとして、メーカー別クーポン券
発行・回収管理ファイル75aの内容を出力する。
【0064】実施例8.以下、この発明の実施例8を図
に基づいて説明する。図33は本実施例装置の構成を示
すブロック図である。図において、81は予め設定され
たプログラムに基づいて動作して本発明の制御手段を構
成するプロセッサ部、82は販売商品名称・金額及び合
計金額や駐車場券などの内容を印字し、レシートを発行
するプリンタ部、83は磁気により割引時間等を記録す
る駐車場利用割引券などを発行する駐車場利用割引券発
行機83aとその制御を行う発行機制御回路83bとか
らなる駐車場利用割引券発行部(出力手段)、84は、
駐車場利用割引券テーブル(境界値設定手段)84a,
アプリケーションプログラム84bなどが格納されるメ
モリ部であり、上記プロセッサ部81にプリンタ部8
2,駐車場利用割引券発行部83及びメモリ部84が接
続されて本実施例の商品販売データ処理装置が構成され
ている。上記テーブルの設定値はアプリケーションプロ
グラム84bから設定,変更できるものである。
【0065】次に動作について説明する。図34に示す
ように、ある一定の金額以上の買上げ客に付き駐車場利
用サービス券の発行を行う駐車場利用割引券テーブル8
4aを、開店操作前までに図35に示すように設定する
(S351)。例えば3000円の買上金額に対して1
時間無料サービス券を発行するようにテーブルを設定す
る。次に、図36に示すように、商品登録後、締め操作
によりレシートの発行を行う(S361〜S363)。
次に、買上金額と駐車場利用割引券テーブル84aに設
定した金額とを比較し、駐車場利用割引券の発行条件が
揃えば、図37に示すような駐車場利用割引券を発行す
る(S364〜S366)。
【0066】また、駐車場利用割引券テーブルの代りに
福引きなどの抽選券発行基準金額を設定するテーブルと
しても良い。図38に示すように、同テーブルを例えば
買上金額500円に付き福引き等の抽選券を1枚発行す
るような設定にする。締め操作により、お客の買上金額
を同テーブルの基準金額で除算し、抽選券の発行枚数を
決定する。次に、図39に示す如く抽選券発行枚数が印
字されたレシートを発行し、続いて図40に示す如く抽
選回数が印字された抽選券を発行する。
【0067】実施例9.以下、この発明の実施例9を図
に基づいて説明する。図41は本実施例装置の構成を示
すブロック図である。図において、91は予め設定され
たプログラムに基づいて動作して本発明の制御手段を構
成するプロセッサ部、92は販売商品名称・金額及び合
計金額などの内容を印字し、レシートを発行するプリン
タ部、93は外部入出力機器のカードリーダ・ライタ9
3aとその制御を行うカードリーダ・ライタ制御回路9
3bとからなるカードリーダ・ライタ部(読み書き手
段)、94は、駐車時間サービス対象金額設定テーブル
(境界値設定手段)94a,アプリケーションプログラ
ム94bなどが格納されるメモリ部であり、上記プロセ
ッサ部91にプリンタ部92,カードリーダ・ライタ部
93及びメモリ部94が接続されて本実施例の商品販売
データ処理装置が構成されている。上記テーブルの設定
値はアプリケーションプログラム94bから設定,変更
できるものである。
【0068】図42に示すように、ショッピングセンタ
ーなど複数の店舗で構成された大規模店舗等が備える駐
車場システムにおいて、駐車場利用券に図43に示すよ
うな読み書き可能なカードを使用する。このカードに
は、入場時刻以外に買上累計金額が記録できる領域を設
ける。
【0069】次に図44に一連の動作を示す。まず、駐
車場入場時に駐車場利用カードに入場時刻を記録し発行
する(S441)。次に、図42に示す各々の店舗にお
いて、お客が買上げる時にカードを係員に提出し、商品
販売データ処理装置備え付けのカードリーダ・ライタ9
3aに挿入して買上金額を記録し、複数の店舗にて買上
げた場合、カード内の買上累計金額に加算する(S44
2,S443)。
【0070】次に、駐車場退場時に精算所でこのカード
を図42に示すリーダライタに挿入し、カードに記録さ
れた買上累計金額と図45に示す駐車時間サービス対象
金額設定テーブル94aに設定した金額とを比較する
(S444,S445)。駐車場利用割引対象金額以上
の場合、同テーブル94aに設定された時間を駐車時間
から引き去り、駐車料金を算出する(S446)。
【0071】次に、締め操作により取引処理を行い、レ
シートを発行する(S447,S448)。カードリー
ダライタは、カード内の駐車場入場時刻や買上累計金額
のデータをリセットし排出する(S449,S45
0)。排出したカードはリセットされているため再利用
する。
【0072】実施例10.以下、この発明の実施例10
を図に基づいて説明する。図46は本実施例装置の構成
を示すブロック図である。図において、100は予め設
定されたプログラムに基づいて動作して本発明の制御手
段を構成するプロセッサ部、101は販売商品名称・金
額及び合計金額などの内容を印字し、レシートを発行す
るプリンタ部、102は磁気カードやICカードなどの
媒体に対して読み書きが可能なカードリーダ・ライタ1
02aとその制御を行うカードリード・ライタ制御回路
102bとからなるカードリーダ・ライタ部(読取手
段)、103は、顧客の“特別の日”割引の設定ができ
る“特別の日”割引テーブル103a,割引期間テーブ
ル(割引期間設定手段)103b,割引率設定テーブル
103c,アプリケーションプログラム103dなどが
格納されるメモリ部であり、上記プロセッサ部100に
プリンタ部101,カードリーダ・ライタ部102及び
メモリ部103が接続されて本実施例の商品販売データ
処理装置が構成されている。上記テーブルの設定値はア
プリケーションプログラム103dから設定,変更でき
るものである。
【0073】また、図47に示すように,カードリーダ
・ライタ102aが読み書きする顧客カード104のデ
ータ部には、顧客コード104a,氏名104b,特別
の日(No.1〜No.n)104c〜104e,割引
済フラグ104f〜104hの領域が確保されている。
店舗においてカードを発行するときに、この104a〜
104hのデータを記録する。特別な日の設定は、各々
店舗により顧客の誕生日や結婚記念日など複数設定でき
るものである。
【0074】図48に一連の動作を示す。商品登録(S
481)後、締め操作を行う前に顧客カードをカードリ
ーダ・ライタ102aに挿入し、カード内の“特別の
日”データを読み込む(S482)。次に、特別の日N
o.に1を代入し(S483)、当該特別の日No.が
有るか否かを判定する(S484)。
【0075】当該特別の日No.がある場合は、割引期
間テーブル103bを読み出し(S485)、特別の日
に割引期間データを加算または減算して、割引可能日を
特別の日1日に限らず前後の期間に広げる処理を行い
(S486)、期間内に属するか否かを判定し(S48
7)、属しない場合は特別の日No.をカウントアップ
し(S488)、以上の処理を繰り返す。一方、期間内
に属する場合は、割引済であるかどうかを割引済フラグ
でチェックし(S489)、割引済フラグがオフ,すな
わち未だ割引済でない場合に限り、割引率テーブル10
3bを読み出し(S490)、顧客カード104内の対
応する割引済フラグをオンにしてから(S491)、設
定された割引率に従って買上金額に対して割引処理を実
行し(S492)、カードを排出する(S493)。
【0076】図48に例示したように、カードリーダ・
ライタ102aで読み込まれた顧客カード104から、
お客の誕生日は「4月1日」であり、商品を買上げた日
「4月1日」と一致するから割引対象の顧客であると判
定できる。また、顧客カード内の割引済フラグ104f
もオフであれば、図49に例示するようなテーブルの割
引率5%に従って割引額を算出する。
【0077】実施例11.以下、この発明の実施例11
を図に基づいて説明する。図50は本実施例装置の構成
を示すブロック図である。図において、110は予め設
定されたプログラムに基づいて動作して本発明の制御手
段を構成するプロセッサ部、111は販売商品名称・金
額及び合計金額などの内容を印字し、レシートを発行す
るプリンタ部、112は、曜日毎の割引実行を制御する
曜日別割引実行テーブル(設定手段)112aや割引実
行を判定する割引判定フラグ112bとアプリケーショ
ンプログラム112cなどが格納されるメモリ部、11
3は磁気カードなどの媒体に対して読み取りが可能なカ
ードリーダ113aとその制御を行うカードリーダ制御
回路113bからなるカードリーダ部、114は日付を
管理する時計であり、上記プロセッサ部110にプリン
タ部111,メモリ部112,カードリーダ部113及
び時計114が接続されて本実施例の商品販売データ処
理装置が構成されている。上記テーブル類の設定値はア
プリケーションプログラム112cから設定,変更でき
るものである。
【0078】図51の動作フローに示すように、商品販
売データ処理装置に予め図52に示すような曜日別の割
引率を記入した曜日別割引実行テーブル112aを設定
する(S511)。
【0079】次に割引の動作フローを図53に示す。お
客の買上げ商品登録(S531)中に会員カードが提示
されたらカードリーダ113aにて読み取る。このとき
割引判定フラグ112bをオンする。商品登録終了後、
取引処理を行い(S532)、上記割引判定フラグ11
2bの状態を判定する(S533)。同フラグがオンの
場合、時計114から曜日を読み取り(S534)、曜
日別割引実行テーブル112aを参照し、該当曜日の割
引率をピックアップし(S535)、お客の買上金額に
対して当該割引率を乗じて、割引額を算出する(S53
6)。そして、レシートを発行する(S537)。
【0080】なお、ある特定曜日の特定の時間帯での割
引の実行という設定も可能である。
【0081】実施例12.以下、この発明の実施例12
を図に基づいて説明する。図54は本実施例装置の構成
を示すブロック図である。図において、120は予め設
定されたプログラムに基づいて動作して本発明の制御手
段を構成するプロセッサ部、121は販売商品名称・金
額及び合計金額などの内容を印字し、レシートを発行す
るプリンタ部、122は、割引期間テーブル(設定手
段)122a,割引率設定テーブル122b,アプリケ
ーションプログラム122cなどを格納するメモリ部、
123は表示器123aとその制御を行う表示制御回路
123bとからなる表示部(報知手段)であり、上記プ
ロセッサ部120にプリンタ部121,メモリ部122
及び表示部123が接続されて本実施例の商品販売デー
タ処理装置が構成されている。上記テーブルの設定値は
アプリケーションプログラム122cから設定,変更で
きるものである。
【0082】図55の動作フローに示すように、予め売
出期間などの期日を割引期間テーブル122aに入力し
(S551)、同時に総買上金額(または各商品)毎に
割引率を割引率設定テーブル122bに入力しておく
(S552)。
【0083】次に、割引の動作フローを図56に示す。
お客が買上げた商品の登録を行う際(S561)、割引
期間テーブル122aを参照し(S562)、該当期間
内であれば表示部123にその旨を表示してお客に知ら
せる(S563,S564)。
【0084】次に締め操作を行った際(S565)、割
引期間か否かを判定し(S566)、割引期間であれば
買上げ合計または買上げ商品種別に応じて割引率設定テ
ーブル122bを参照しながら割引処理を行い(S56
7)、レシートを発行するとともに割引した旨を表示部
123に図57に示すような内容で表示し、顧客にアピ
ールする(S568)。
【0085】実施例13.以下、この発明の実施例13
を図に基づいて説明する。図58は本実施例装置の構成
を示すブロック図である。図において、130は予め設
定されたプログラムに基づいて動作して本発明の制御手
段を構成するプロセッサ部、131は販売商品名称・金
額及び合計金額などの内容を印字し、レシートを発行す
るプリンタ部、132は表示器132a,スピーカなど
の拡声器132b及びそれらの制御回路132cからな
る出力部(報知手段)、133は時計、134は、時間
帯テーブル(設定手段)134a,割引率設定テーブル
134b,アプリケーションプログラム134cなどを
格納するメモリ部であり、上記プロセッサ部130にプ
リンタ部131,出力部132,時計133及びメモリ
部134が接続されて本実施例の商品販売データ処理装
置が構成されている。上記テーブルの設定値はアプリケ
ーションプログラム134cから設定,変更できるもの
である。
【0086】図59の動作フローに示すように、予め割
引を施す時間帯を時間帯テーブル134aに、各時間帯
毎の割引率を割引率設定テーブル134bに入力してお
く(S591,S592)。
【0087】次に動作のフローを図60に示す。さて、
営業を開始し割引時間帯に達した時(S601)、出力
部132に設けられた拡声器132bより割引時間帯が
開始したことを音声で伝え、顧客の購買意欲を促進させ
る(S602)。
【0088】商品の登録を行い(S603)、締め操作
を行ったときの時刻を時計133より読み取り、時間帯
テーブル134a内にセットされた時間内であるかを判
定し(S604)、時間内であれば割引率設定テーブル
134bに基づき割引処理を実施し(S605)、レシ
ートを発行する(S606)。
【0089】割引時間帯が終了する時刻となったときも
(S607)、出力部132の拡声器132bより割引
時間帯が終了した旨を一斉に音声で通知し(S60
8)、顧客との無用のトラブルを防止する。
【0090】実施例14.以下、この発明の実施例14
を図に基づいて説明する。図61は本実施例装置の構成
を示すブロック図である。図において、140は予め設
定されたプログラムに基づいて動作して本発明の制御手
段を構成するプロセッサ部、141は販売商品名称,金
額及び合計金額などの内容を印字し、レシートを発行す
るプリンタ部、142は、割引対象個数テーブル142
a,商品組合せテーブル(設定手段)142b,アプリ
ケーションプログラム142cなどが格納されるメモリ
部、143はキーボード143aとバーコードスキャナ
143b及びそれらの制御回路143cからなる入力部
であり、上記プロセッサ部140にプリンタ部141,
メモリ部142及び入力部143が接続されて本実施例
の商品販売データ処理装置が構成されている。上記テー
ブルの設定値はアプリケーションプログラム75dから
設定,変更できるものである。
【0091】この発明では、同一または異種の商品をま
とめて購入したお客に対して割引処理を実施するもので
ある。図62は同一の商品をまとめて購入した場合の割
引率を規定したテーブル(同一商品組合せテーブル)で
ある。
【0092】図63は異種商品組合せテーブルについて
記述したものであり、異なった商品の組合せが成立した
ときの割引率を規定したものである。図64の動作フロ
ーに示すように、予め商品組合せテーブル142b(図
62,図63)を設定しておく(S641)。
【0093】図65に示すように商品登録(S651)
の際、バーコードスキャナ143bやキーボード143
a等から入力された商品情報を図62及び図63に示す
商品組合せテーブル142bと照合し、登録商品に対象
商品コードの組合せがあるかどうか判定し(S652,
S653)、成立すればその時点で割引率に従い、割引
処理を行う(S654)。組合せ商品であるが成立しな
かった場合、成立条件(割引対象個数/商品組合せ)を
カウントアップする(S655)。
【0094】締め操作時(S656)、レシート発行
(S657)の後に、組合せ売り割引商品で未成立があ
るか否かを判定し(S658)、未成立がある場合、割
引補助券の発行を行う(S659)。この組合せ割引補
助券には、未成立となった組合せ売り商品の買上情報を
印字するものとする。上記レシートと補助券の一例を図
66に示す。
【0095】図67に示すように、次回お客がこの割引
補助券を持参し、商品登録を行った後(S671)、こ
の補助券の登録操作を行なった時(S672)、この買
上げ商品データも加味して組合せ割引が成立するか否か
を判定し(S673,S674)、前記図65のフロー
と同様に割引処理又は成立条件のカウントアップを行う
(S675,S676)。同様に、締め操作時、まだ余
った買上げ品情報があれば改めて割引補助券を発行する
(S677〜S680)。また、図65,図67に加え
て、図68に示すように締め操作(S687)後に、S
688,S689の処理を追加することにより、割引補
助券の登録があった時、該取引の合計金額の例えば下一
桁の数字により割引率を決定するサービスを提供するよ
うな,意外性を持たせるものとしても良い。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
によれば、来店客数または販売数量を計数する計数手段
と、割引処理を行うか否かを判定する境界値となる客数
または販売数量を設定する境界値設定手段と、前記計数
手段の計数値と境界値設定手段に設定された境界値とを
比較し、計数値が境界値以下のときに割引処理を実施す
る制御手段とを備えたので、先着順割引を実施する商品
の準備作業や先着顧客のカウントなど人手に頼っていた
手間を省くことができる。また、顧客単位だけでなく、
商品別の先着順による割引実施などの販売促進作業準備
を容易に行なうことができ、予定より多い割引や割引漏
れを無くし、自動で確実な割引操作が可能な商品販売デ
ータ処理装置を提供できる効果がある。
【0097】また、請求項2によれば、上記のような商
品販売データ処理装置を端末装置として複数台有し、各
端末装置を管理するコントローラには、端末装置からの
売上データに基づき来店客数または販売数量を計数する
計数手段と、割引処理を行うか否かを判定する境界値と
なる客数または販売数量を設定する境界値設定手段とを
有して、計数手段の計数値と境界値設定手段に設定され
た境界値とを比較し、計数値が境界値以下のとき端末装
置に割引処理を実施させるようにしたので、上記請求項
1の効果に加え、店舗内複数の商品販売データ処理端末
装置にて実施する割引対象数(客数別割引,商品別割
引)を自動で確実に集計し、設定した割引数の割引処理
が実施できる商品販売データ処理装置を提供できる効果
がある。
【0098】更に、請求項3によれば、上記請求項2の
ようなコントローラと複数の端末装置を有する店舗が複
数存在し、各店舗のコントローラを管理して全体的な商
品販売制御を行うセンタコントローラには、来店客数ま
たは販売数量の割引可能総数を設定する割引可能総数設
定手段を有し、各店舗内のコントローラは計数手段の計
数値と境界値設定手段に設定された境界値とを比較し、
計数値が境界値以下のとき端末装置に割引処理を実施さ
せるとともに、計数値が境界値に達した場合はその追加
をセンタコントローラに要求し、センタコントローラは
割引可能総数設定手段の設定範囲内であれば所定の追加
数を要求コントローラに通知し、割引処理を継続させる
ようにしたので、上記請求項1、2の効果に加え、チェ
ーン店など複数の店舗にて実施する割引対象数(客数別
割引,商品別割引)を自動で確実にセンタコントローラ
に集計することができる。また、店舗別の割引状況と設
定した全社的な割引数との比較ができることで、全社的
な超過割引の防止や店舗間での割引数調整などができる
商品販売データ処理装置を提供できる効果がある。
【0099】一方、請求項4によれば、顧客の店舗利用
回数または買上累計金額の記録が可能で且つ記録内容を
表示可能な顧客カードと、この顧客カードを読み書きす
るカード読み書き手段と、前記利用回数または買上累計
金額を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを判
定する境界値となる利用回数または買上累計金額を設定
する境界値設定手段と、前記カード読み書き手段により
読み取られた顧客カードの内容を前記計数手段にセット
して今回の買上に対する更新を行い、この計数手段の計
数値と前記境界値設定手段に設定された境界値とを比較
し、計数値が境界値以上のとき割引処理を実施するとと
もに当該計数手段の値をリセットし、前記計数手段の内
容を顧客カードに書き込む制御手段とを備えたので、店
舗利用回数または買上累計金額に応じた割引処理を自動
で行なうことができるとともに、これまでは顧客が利用
回数や買上金額の累計ポイントを知る場合は、前に買物
をした時のレシートを見るしか方法がなかったが、それ
らの記録及び表示ができるカードを使用することによ
り、顧客が自由に累計ポイントを確認することができる
効果がある。
【0100】また、請求項5によれば、上記請求項4の
ものに、割引を実施する期間を設定する割引実施期間設
定手段を設けて、この設定手段に設定された期間内は上
述した割引処理を実施するようにしたので、割引実施期
間の限定された割引処理を自動で行なうことができると
ともに、上記請求項4同様、顧客が自由に累計ポイント
を確認することができる効果がある。
【0101】一方、請求項6によれば、販売商品登録時
に顧客の人数を入力する入力手段と、割引処理を行うか
否かを判定する境界値となる人数を設定する境界値設定
手段と、前記入力手段によって入力された人数と境界値
設定手段に設定された境界値とを比較し、入力された人
数が境界値以上のときに割引処理を実施する制御手段と
を備えたので、操作員が団体客などの人数を入力するこ
とのみで、予め設定した対象人数による割引処理を自動
で確実に実施する商品販売データ処理装置を提供できる
効果がある。
【0102】請求項7では、クーポン券を出力する出力
手段と、クーポン券を読み取る読取手段と、クーポン券
発行対象商品を設定する設定手段と、クーポン券の発行
及び回収情報をメーカー別に管理する管理手段と、クー
ポン券発行対象商品の販売を設定手段に基づき判定し
て、出力手段を用いクーポン券を発行するとともに管理
手段のメーカー別発行枚数を更新し、かつ商品登録時に
読取手段により読み取られたクーポン券の割引情報に基
づき、割引処理を行なうとともに管理手段のメーカー別
回収枚数と割引累計金額を更新する制御手段とを備えた
ので、クーポン割引請求先別集計を自動的に行なうこと
ができ、閉店後行っていた店舗作業が容易となる効果が
ある。
【0103】請求項8では、駐車場利用割引券や福引き
抽選券などのサービス券を出力する出力手段と、前記サ
ービス券を発行するか否かを判定する境界値となる買上
金額を設定する境界値設定手段と、顧客の買上金額と前
記境界値設定手段に設定された境界値とを比較し、顧客
の買上金額が境界値以上のときに前記出力手段を用いて
サービス券を発行する制御手段とを備えたので、サービ
ス券の配り忘れやサービス券の発行枚数誤りを防止でき
る。また、レシートとともにサービス券を発行すること
で、店舗がサービス券を印刷する必要がなく、またサー
ビス券の発行枚数の把握が容易となる効果がある。
【0104】請求項9では、駐車場などの施設の利用開
始時刻が記録されるとともに顧客の買上累計金額が記録
可能な施設利用カードを読み書きする読み書き手段と、
施設利用割引を行なうか否かを判定する境界値となる買
上金額を設定する境界値設定手段と、前記読み書き手段
を用いて施設利用カードに顧客の買上金額を記録,更新
するとともに、その買上累計金額と前記境界値設定手段
に設定された境界値とを比較し、買上累計金額が境界値
以上のときに施設利用割引処理を実施する制御手段とを
備えたので、顧客が駐車場を退場するまでレシートを保
存しておく必要がなく、特に買い回りで複数のレシート
にわたった時、駐車料金の時間サービスを各々のレシー
トに印字された合計額の積算で駐車時間サービス対象額
を超える場合でも適用されるシステムにおいては、煩わ
しさも解消できる。また、店舗側にとっても買上額によ
る駐車割引券の発行を省略できる効果がある。
【0105】請求項10では、誕生日など顧客の特別の
日が記録された顧客カードと、この顧客カードを読み取
る読取手段と、顧客の特別の日の割引期間を設定する割
引期間設定手段と、前記読取手段を用いて顧客カードを
読み取り、カード内に記録された特別の日が前記割引期
間設定手段に設定された期間内に属するときに割引処理
を実施する制御手段とを備えたので、買上げのあった日
が顧客の特別の日に該当するか否かを自動で判定するこ
とができ、操作員がミスすることなく割引を円滑に行な
うことが可能となる効果がある。
【0106】請求項11では、曜日毎に割引率を設定可
能な設定手段と、顧客が買上げた曜日と前記設定手段に
設定された曜日毎の割引率とに基づき割引処理を実施す
る制御手段とを備えたので、曜日毎に割引率(値引額)
を変更して運用する場合に操作員がミスすることなく割
引を円滑に行なうことが可能となる効果がある。
【0107】請求項12では、割引期間を設定する設定
手段と、割引期間であることを顧客に知らせるための報
知手段と、顧客が買上げた日が前記設定手段に設定され
た割引期間に含まれるか否かを判定し、期間内であると
きは前記報知手段を用いて割引期間であることを顧客に
知らせるとともに、割引処理を実施する制御手段とを備
えたので、買上げのあった日が割引期間内であるか否か
を自動で判定して割引処理を行なうとともに、それを顧
客にアピールすることができ、割引期間を変更しても操
作員がミスすることなく割引処理を円滑に行うことが可
能となる効果がある。
【0108】請求項13では、割引を行なう時間帯を設
定する設定手段と、割引の開始と終了を顧客に知らせる
ための報知手段と、前記設定手段に設定された割引時間
帯が開始したとき及び終了したときに前記報知手段を用
いて顧客にその旨を知らせるとともに、その間の商品登
録に対して割引処理を実施する制御手段とを備えたの
で、操作員が時間帯を意識せずに割引が実施でき、割引
漏れや誤りがなくなる。また、設定した時間帯に音声等
で顧客に知らせることで顧客の購買意欲を促進すること
が可能となる効果がある。
【0109】請求項14では、同一商品で複数個または
特定の異種商品など組合せ商品群とそれらの割引率を設
定する設定手段と、販売商品登録の際に前記設定手段に
基づき組合せ商品か否かを判定し、組合せ商品の場合は
対応する割引率で割引処理を実施する制御手段とを備え
たので、組合せ商品の割引処理を自動で確実に行なうこ
とができるとともに、割引実施条件の意外性と割引率の
変動が、お客の購買意欲を刺激し、割引率不明な割引が
次回の来店意欲を促進する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】実施例1の来店客数カウンタ,割引終了フラグ
の制御を示すフロー図である。
【図3】実施例1の割引の動作を示すフロー図である。
【図4】実施例1における先着順割引実施後のレシート
発行例を示す図である。
【図5】この発明の実施例2の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】実施例2の動作を示すフロー図である。
【図7】この発明の実施例3の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】実施例3の動作を示すフロー図である。
【図9】この発明の実施例4の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】実施例4で利用する顧客カードの内部データ
構成を示す図である。
【図11】実施例4で店舗利用回数境界値及び割引実施
境界金額を設定する動作を示すフロー図である。
【図12】実施例4の割引の動作を示すフロー図であ
る。
【図13】実施例4の利用回数境界値,割引実施境界金
額,割引率設定データを格納するテーブル例を示す図で
ある。
【図14】図13のテーブルをそれぞれ複数段持つテー
ブルの構成例を示す図である。
【図15】この発明の実施例5の構成を示すブロック図
である。
【図16】実施例5の割引実施期間,利用回数境界値,
割引率設定データを格納するテーブル例を示す図であ
る。
【図17】実施例5の割引実施期間,割引実施利用回
数,割引率を設定する動作を示すフロー図である。
【図18】実施例5の割引の動作を示すフロー図であ
る。
【図19】店舗利用回数による割引処理を制御する境界
値となる利用回数と割引率を格納するテーブル構成例を
示す図である。
【図20】この発明の実施例6の構成を示すブロック図
である。
【図21】実施例6で団体割引人数の境界値を設定する
動作を示すフロー図である。
【図22】団体割引境界値客数,割引率を格納するテー
ブル例を示す図である。
【図23】実施例6の団体割引の動作を示すフロー図で
ある。
【図24】実施例6の団体割引処理後に発行するレシー
ト例を示す図である。
【図25】この発明の実施例7の構成を示すブロック図
である。
【図26】実施例7の商品ファイルのファイル構成を示
す図である。
【図27】実施例7の動作を示すフロー図である。
【図28】実施例7の動作後に発行するレシートの例を
示す図である。
【図29】実施例7の動作後に発行するクーポン券の例
を示す図である。
【図30】実施例7のメーカー別クーポン券発行・回収
管理ファイルの構成を示す図である。
【図31】実施例7のクーポン券を用いた割引の動作を
示すフロー図である。
【図32】実施例7のメーカー別クーポン券発行・回収
管理ファイルのレポート発行の例を示す図である。
【図33】この発明の実施例8の構成を示すブロック図
である。
【図34】駐車場利用割引境界値となる買上金額,駐車
場利用割引データを格納するテーブル例を示す図であ
る。
【図35】駐車場利用割引券テーブルを設定する動作を
示すフロー図である。
【図36】実施例8の動作を示すフロー図である。
【図37】実施例8により発行される割引券の例を示す
図である。
【図38】抽選券発行基準金額,発券枚数を格納するテ
ーブル例を示す図である。
【図39】実施例8の動作後のレシート発行例を示す図
である。
【図40】実施例8の動作後の抽選券の発行例を示す図
である。
【図41】この発明の実施例9の構成を示すブロック図
である。
【図42】実施例9で運用される店舗形態を示す図であ
る。
【図43】実施例9で利用する駐車場利用カードの内部
構成を示す図である。
【図44】実施例9の動作を示すフロー図である。
【図45】実施例9の駐車利用サービス時間と対象とな
る買上金額データを格納するテーブル例を示す図であ
る。
【図46】この発明の実施例10の構成を示すブロック
図である。
【図47】実施例10で利用する顧客カードの内部構成
を示す図である。
【図48】実施例10の動作を示すフロー図である。
【図49】「特別の日」割引データ,割引率設定デー
タ,割引期間データを格納するテーブル例を示す図であ
る。
【図50】この発明の実施例11の構成を示すブロック
図である。
【図51】実施例11の割引実行曜日のデータを設定す
る動作を示すフロー図である。
【図52】実施例11の曜日別割引実行データを格納す
るテーブル例を示す図である。
【図53】実施例11の動作を示すフロー図である。
【図54】この発明の実施例12の構成を示すブロック
図である。
【図55】実施例12の割引期間及び割引率を設定する
動作を示すフロー図である。
【図56】実施例12の動作を示すフロー図である。
【図57】実施例12の表示例を示す図である。
【図58】この発明の実施例13の構成を示すブロック
図である。
【図59】実施例13の時間帯データ,割引率データの
設定動作を示すフロー図である。
【図60】実施例13の割引の動作を示すフロー図であ
る。
【図61】この発明の実施例14の構成を示すブロック
図である。
【図62】実施例14の同一商品組合せデータを格納す
るテーブル例を示す図である。
【図63】実施例14の異種商品組合せデータを格納す
るテーブル例を示す図である。
【図64】実施例14の商品組合せテーブルの設定動作
を示すフロー図である。
【図65】実施例14の割引処理及び補助券発行の動作
を示すフロー図である。
【図66】実施例14のレシート及び補助券の発行例を
示す図である。
【図67】実施例14において補助券の登録時における
取引金額による割引処理の動作を示すフロー図である。
【図68】実施例14において補助券の登録による割引
と取引金額の下一桁の数による割引を組合せた場合の動
作を示すフロー図である。
【図69】従来の商品販売データ処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,20 商品販売データ処理装置 2 店舗 3 店舗本部 5,104 顧客カード 11,41,61,71,81,91,100,11
0,120,130,140,200 プロセッサ部 12,42,62,72,82,92,101,11
1,121,131,141,202 プリンタ部 13,43,65,75,84,94,103,11
2,122,134,142 メモリ部 13a 来店客数カウンタ 13b 客数境界値設定テーブル 13c,21c,43c,65b,103c,122
b,134b 割引率設定テーブル 13d,21d 割引終了フラグ 13e,21e,43h,65c,75d,84b,9
4b,103d,112c,122c,134c,14
2c アプリケーションプログラム 21 コントローラ 21a 商品点数カウンタ 21b 数量境界値設定テーブル 22 店舗内専用回線 23,24 通信コントローラ 31 センタコントローラ 31a 割引可能総数レジスタ 31b 各店舗別割引可能数テーブル 43a 店舗利用回数カウンタ 43b 利用回数境界値設定テーブル 43d 割引種別フラグ 43e 割引実施境界金額設定テーブル 43f 買上累計金額一時ファイル 43g 割引実施期間テーブル 44,93,102 カードリーダ・ライタ部 44a,93a,102a カードリーダ・ライタ 44b,93b,102b カードリーダ・ライタ制御
回路 45,114,133 時計 51,104a 顧客コード 52 店舗利用回数 53 買上累計金額 54 表示部 63,74,201 キーボード入力部 63a,74a,143a,201a キーボード 63b,74b,201b キー入力制御回路 64,123 表示部 64a,123a,132a 表示器 64b,123b 表示制御回路 65a 団体人数境界値設定テーブル 73 バーコードリーダ部 73a バーコードリーダ 73b リーダ入力制御回路 75a メーカ別クーポン券発行・回収管理ファイル 75b 商品ファイル 75c クーポン券発行データ一時ファイル 83 駐車場利用割引券発行部 83a 駐車場利用割引券発行機 83b 発行機制御回路 84a 駐車場利用割引券テーブル 94a 駐車時間サービス対象金額設定テーブル 103a “特別の日”割引テーブル 103b,122a 割引期間テーブル 104b 氏名 104c〜104e 特別の日No.1〜特別の日N
o.n 104f〜104h 割引済フラグ 112a 曜日別割引実行テーブル 112b 割引判定フラグ 113 カードリーダ部 113a カードリーダ 113b カードリーダ制御回路 132 出力部 132b 拡声器 132c,143c 制御回路 134a 時間帯テーブル 142a 割引対象個数テーブル 142b 商品組合せテーブル 143 入力部 143b バーコードスキャナ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、来店客数または販
    売数量を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを
    判定する境界値となる客数または販売数量を設定する境
    界値設定手段と、前記計数手段の計数値と境界値設定手
    段に設定された境界値とを比較し、計数値が境界値以下
    のときに割引処理を実施する制御手段とを備えたことを
    特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る複数の端末装置と、各端末装置からの売上データに基
    づき各端末装置を管理するコントローラとからなる商品
    販売データ処理装置であって、前記コントローラは、端
    末装置からの売上データに基づき来店客数または販売数
    量を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを判定
    する境界値となる客数または販売数量を設定する境界値
    設定手段とを有して、前記計数手段の計数値と境界値設
    定手段に設定された境界値とを比較し、計数値が境界値
    以下のとき端末装置に割引処理を実施させることを特徴
    とする商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る複数の端末装置と、店舗毎に各端末装置からの売上デ
    ータに基づき各端末装置を管理するコントローラと、各
    店舗のコントローラを管理して全体的な商品販売制御を
    行うセンタコントローラとからなる商品販売データ処理
    装置であって、前記コントローラは、端末装置からの売
    上データに基づき来店客数または販売数量を計数する計
    数手段と、割引処理を行うか否かを判定する境界値とな
    る客数または販売数量を設定する境界値設定手段とを有
    し、前記センタコントローラは、来店客数または販売数
    量の割引可能総数を設定する割引可能総数設定手段を有
    し、各店舗内のコントローラは計数手段の計数値と境界
    値設定手段に設定された境界値とを比較し、計数値が境
    界値以下のとき端末装置に割引処理を実施させるととも
    に、計数値が境界値に達した場合はその追加をセンタコ
    ントローラに要求し、センタコントローラは割引可能総
    数設定手段の設定範囲内であれば所定の追加数を要求コ
    ントローラに通知し、割引処理を継続させることを特徴
    とする商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、顧客の店舗利用回
    数または買上累計金額の記録が可能で且つ記録内容を表
    示可能な顧客カードと、この顧客カードを読み書きする
    カード読み書き手段と、前記利用回数または買上累計金
    額を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを判定
    する境界値となる利用回数または買上累計金額を設定す
    る境界値設定手段と、前記カード読み書き手段により読
    み取られた顧客カードの内容を前記計数手段にセットし
    て今回の買上に対する更新を行い、この計数手段の計数
    値と前記境界値設定手段に設定された境界値とを比較
    し、計数値が境界値以上のとき割引処理を実施するとと
    もに当該計数手段の値をリセットし、前記計数手段の内
    容を顧客カードに書き込む制御手段とを備えたことを特
    徴とする商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、顧客の店舗利用回
    数または買上累計金額の記録が可能で且つ記録内容を表
    示可能な顧客カードと、この顧客カードを読み書きする
    カード読み書き手段と、前記利用回数または買上累計金
    額を計数する計数手段と、割引処理を行うか否かを判定
    する境界値となる利用回数または買上累計金額を設定す
    る境界値設定手段と、割引を実施する期間を設定する割
    引実施期間設定手段と、前記カード読み書き手段により
    読み取られた顧客カードの内容を前記計数手段にセット
    して今回の買上に対する更新を行い、前記割引実施期間
    設定手段に設定された期間内の場合は前記計数手段の計
    数値と前記境界値設定手段に設定された境界値とを比較
    し、計数値が境界値以上のとき割引処理を実施するとと
    もに当該計数手段の値をリセットし、前記計数手段の内
    容を顧客カードに書き込む制御手段とを備えたことを特
    徴とする商品販売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、販売商品登録時に
    顧客の人数を入力する入力手段と、割引処理を行うか否
    かを判定する境界値となる人数を設定する境界値設定手
    段と、前記入力手段によって入力された人数と境界値設
    定手段に設定された境界値とを比較し、入力された人数
    が境界値以上のときに割引処理を実施する制御手段とを
    備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  7. 【請求項7】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、割引情報が記録さ
    れたクーポン券を出力する出力手段と、クーポン券の内
    容を読み取る読取手段と、クーポン券の発行対象商品を
    設定する設定手段と、クーポン券の発行及び回収情報を
    メーカー別に管理する管理手段と、クーポン券発行対象
    商品の販売を前記設定手段に基づき判定して、前記出力
    手段を用いクーポン券を発行するとともに前記管理手段
    のメーカー別発行枚数を更新し、かつ商品登録時に前記
    読取手段により読み取られたクーポン券の割引情報に基
    づき、割引処理を行なうとともに前記管理手段のメーカ
    ー別回収枚数と割引累計金額を更新する制御手段とを備
    えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  8. 【請求項8】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、駐車場利用割引券
    や福引き抽選券などのサービス券を出力する出力手段
    と、前記サービス券を発行するか否かを判定する境界値
    となる買上金額を設定する境界値設定手段と、顧客の買
    上金額と前記境界値設定手段に設定された境界値とを比
    較し、顧客の買上金額が境界値以上のときに前記出力手
    段を用いてサービス券を発行する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする商品販売データ処理装置。
  9. 【請求項9】 販売商品の売上データに基づき、商品の
    明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行す
    る商品販売データ処理装置において、駐車場などの施設
    の利用開始時刻が記録されるとともに顧客の買上累計金
    額が記録可能な施設利用カードを読み書きする読み書き
    手段と、施設利用割引を行なうか否かを判定する境界値
    となる買上金額を設定する境界値設定手段と、前記読み
    書き手段を用いて施設利用カードに顧客の買上金額を記
    録,更新するとともに、その買上累計金額と前記境界値
    設定手段に設定された境界値とを比較し、買上累計金額
    が境界値以上のときに施設利用割引処理を実施する制御
    手段とを備えたことを特徴とする商品販売データ処理装
    置。
  10. 【請求項10】 販売商品の売上データに基づき、商品
    の明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行
    する商品販売データ処理装置において、誕生日など顧客
    の特別の日が記録された顧客カードと、この顧客カード
    を読み取る読取手段と、顧客の特別の日の割引期間を設
    定する割引期間設定手段と、前記読取手段を用いて顧客
    カードを読み取り、カード内に記録された特別の日が前
    記割引期間設定手段に設定された期間内に属するときに
    割引処理を実施する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る商品販売データ処理装置。
  11. 【請求項11】 販売商品の売上データに基づき、商品
    の明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行
    する商品販売データ処理装置において、曜日毎に割引率
    を設定可能な設定手段と、顧客が買上げた曜日と前記設
    定手段に設定された曜日毎の割引率とに基づき割引処理
    を実施する制御手段とを備えたことを特徴とする商品販
    売データ処理装置。
  12. 【請求項12】 販売商品の売上データに基づき、商品
    の明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行
    する商品販売データ処理装置において、割引期間を設定
    する設定手段と、割引期間であることを顧客に知らせる
    ための報知手段と、顧客が買上げた日が前記設定手段に
    設定された割引期間に含まれるか否かを判定し、期間内
    であるときは前記報知手段を用いて割引期間であること
    を顧客に知らせるとともに、割引処理を実施する制御手
    段とを備えたことを特徴とする商品販売データ処理装
    置。
  13. 【請求項13】 販売商品の売上データに基づき、商品
    の明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行
    する商品販売データ処理装置において、割引を行なう時
    間帯を設定する設定手段と、割引の開始と終了を顧客に
    知らせるための報知手段と、前記設定手段に設定された
    割引時間帯が開始したとき及び終了したときに前記報知
    手段を用いて顧客にその旨を知らせるとともに、その間
    の商品登録に対して割引処理を実施する制御手段とを備
    えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  14. 【請求項14】 販売商品の売上データに基づき、商品
    の明細データ及び合計金額が印字されたレシートを発行
    する商品販売データ処理装置において、同一商品で複数
    個または特定の異種商品など組合せ商品群とそれらの割
    引率を設定する設定手段と、販売商品登録の際に前記設
    定手段に基づき組合せ商品か否かを判定し、組合せ商品
    の場合は対応する割引率で割引処理を実施する制御手段
    とを備えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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