JP2542732B2 - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JP2542732B2
JP2542732B2 JP2225731A JP22573190A JP2542732B2 JP 2542732 B2 JP2542732 B2 JP 2542732B2 JP 2225731 A JP2225731 A JP 2225731A JP 22573190 A JP22573190 A JP 22573190A JP 2542732 B2 JP2542732 B2 JP 2542732B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリペイドカードにより客が買い上げた商
品の代金支払いを可能にした取引処理装置に関する。
[従来の技術] 例えば公衆電話の通話料支払いや鉄道の切符販売等に
みられるように、予め購入限度額が記憶されたプリペイ
ドカードを客にその限度額もしくは限度額に近い金額で
前もって購入させ、客はそのカードを用いて限度額の範
囲内で買い上げた商品の代金支払いを行うようにした販
売システムは、クレジットカードと異なり信頼性を確認
する必要がないので手間がかからず、販売登録業務の作
業能率向上を期待できる。
そこで近年、プリペイドカードのカード残高が該当取
引の合計金額以上であれば、その合計金額全額をプリペ
イドカードで支払うようにし、合計金額未満であればカ
ード残高分を当該プリペイドカードで支払い、不足分を
現金もしくは別のカードで支払うことを可能にした取引
処理装置が普及しつつある。(特開平1−263896号公報
等参照) ところがこの場合、プリペイドカードの購入限度額を
かなり高額にしないと直ぐにカード残高がなくなってし
まうため、プリペイドカードを高価格で販売せざるを得
ず、普及性に乏しい。
そこで、プリペイドカードによる支払いが指示される
と、カードのカード残高から合計金額の端数金額のみを
減額し、残りをカード以外の手段で支払うように改良さ
れた取引処理装置が考えられている。(特開平2−1539
6号公報等参照) [発明が解決しようとする課題] ところで、この種の取引処理装置のなかには、取引が
成立する前であればその取引を中止して一括取消できる
機能が備えられたものがある。しかるに、上述したいず
れ公報のものにおいても、客がプリペイドカードにより
合計金額の一部を支払った後で取引の中止を申し出た場
合、取引が未成立であるにもかかわらず一括取消するこ
とは禁じていた。これは、プリペイドカードにより合計
金額の一部を支払った後では取引表示装置の表示部には
残りの支払い金額が表示されているだけでプリペイドカ
ードによる支払い金額がいくらであったのか分からなく
なるおそれがあるためである。そこでこのような場合に
は、客から残りの支払い金額分を例えば現金で一旦支払
わせて締め操作を行い取引を成立させた後、客にプリペ
イドカードによる支払い金額を含めた取引の金額を現金
で返金していた。この場合、後で返品登録を行ってメモ
リ内容を修正する必要もあり、無駄な時間と労力を要し
ていた。
なお、特開平2−15391号公報には、プリペイドカー
ドでもってチケットの販売を行う券売機において、チケ
ットの払い戻しの際、その払い戻しを受けるチケットに
記録された払い戻すべき料金情報からプリペイドカード
に払い戻し料金を書き込むようにした技術が開示されて
いるが、この技術は取引が成立した後の返金に関わるも
ので、一括取消のように取引成立前のプリペイドカード
による支払い料金の返金に対する考えは開示されていな
い。
そこで本発明は、プリペイドカードによって1取引の
合計金額に対する一部支払いが行われた後で取引中止が
指示された場合には、その取引の一括取消を可能にして
返品登録を不要にするとともに、プリペイドカードによ
る支払い金額の返金を容易に行うことができ、無駄な時
間と労力を大幅に軽減できる取引処理装置を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の取引処理装置は、1取引で販売登録された商
品の合計金額を記憶する合計金額メモリ、残高データを
記録したプリペイドカードに対してデータの書込み及び
読込みを行うカードリーダライタ、このカードリーダラ
イタによりプリペイドカードから読込んだ残高データ以
下の支払い金額を入力するカード支払い金額入力手段を
有し、カード支払い金額入力手段により合計金額メモリ
内の金額以下の金額が入力されると、プリペイドカード
から読込んだ残高データから上記支払い金額を減じ、そ
の残額をカードリーダライタによりプリペイドカードに
書込むとともに、合計金額メモリ内の金額から上記支払
い金額を減じ、その残額が零のとき取引を成立させる取
引処理装置において、カード支払金額入力手段により入
力された支払い金額を記憶する支払い金額記憶手段と、
成立前の取引の中止を指示する一括取引キーと、カード
支払い金額入力手段により合計金額メモリ内の金額より
少ない支払い金額が入力された後で一括取消キーにより
取引の中止が指示されると、今回の取引の一括取消処理
を行うとともに支払い金額記憶手段により記憶した支払
い金額を表示部に表示させる一括取消処理手段とを備え
たものである。
[作 用] このような手段を講じた取引処理装置であれば、合計
金額メモリに記憶された1取引の合計金額に対してカー
ドキーによりプリペイドカードによる一部支払いを指示
すると、上記合計金額メモリ内の合計金額から支払い金
額分が減額されるとともに、上記プリペイドカードによ
る支払い金額が支払い金額記憶手段によって記憶され
る。この段階で、客が取引の中止を申し出ると一括取消
キーをキー操作する。そうすると、該当取引の取消が行
われるとともに上記支払い金額記憶手段によって記憶さ
れている支払い金額が例えば表示出力される。そこで、
その出力金額をプリペイドカードによる一部支払いに対
する返金金額として取引の中止を申し出た客に返金する
ことになる。この場合において、取引成立前に一括取消
が行なわれるので、成立後の取引に対する返品登録が不
要となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本実施例装置の外観図であって、図中1は各
客が買い上げた商品の販売登録を行うためのPOS(販売
時点情報管理)ターミナル、2はプリペイドカード3に
対してデータの読み書きを行うカードリードライタであ
って、両者は信号ケーブル4を介して接続されている。
上記POSターミナル1には、図示するように、販売商
品に関する情報等を入力する入力部としてのキーボード
5、「登録」「点検」「精算」「設定」等の各種業務モ
ードを選択しその実行を中央処理装置に指令するための
鍵にて切替操作されるモードスイッチ6、前記キーボー
ド5から情報入力された商品の品名及び値段や客の合計
金額等を表示するオペレータ用表示器7及び客用表示器
8、レシート等に印字を行うプリンタ9、現金等を収納
するためのドロワ10等が設けられている。
上記キーボード5には、第2図に示すように、販売商
品の個数や金額等の数値データを入力するための置数キ
ー21、各商品を分類する部門コードがプリセットされた
複数の部門キー22、乗数入力を指示する乗算キー23、小
計額の算出を指示する小計キー24、現金支払いによる登
録締めを指示する預/現計キー25、プリペイドカードに
よる支払いを指示するカードキー26、成立前の取引の中
止を指示する一括取消キー27、置数クリアやエラー解除
に使用されるクリアキー28等の各種キーが配設されてい
る。
前記カードリードライタ2にはカード挿脱口11が形成
されており、このカード挿脱口11から挿入されたプリペ
イドカード3は図示しない搬送系によって内部へ搬送さ
れ、所定位置に位置決めされた後、図示しない読取り/
書込み兼用ヘッドによって該カード3に記録されている
カード番号及び残高データが読み取られ、支払い処理さ
れた後の新規残高データが書き込まれた後、上記カード
挿脱口11から排出されるようになっている。
第3図はPOSターミナル1の制御回路を示すブロック
図である。同図において31は中央処理装置としてのCPU
であって、このCPU31に、バスライン32を介してROM33及
びRAM34のメモリ部と、日付及び時刻を時計する時計回
路35、前記モードスイッチ6から信号が入力されるとと
もに前記ドロワ10に対して開放信号を出力するI/Oポー
ト36、前記キーボード5からのキー信号を取込むキーボ
ードコントローラ37、前記各表示器7,8を駆動制御する
表示器コントローラ38、前記プリンタ9を駆動制御する
プリンタコントローラ39、前記カードリードライタ2に
対してデータを送受信するカードリードライタインタフ
ェース40、上位機種であるホストコンピュータ41との間
でインライン回線42を介してデータの送受信を行う通信
インタフェース43の各部とを接続して構成されている。
前記ROM33には、前記モードスイッチ6により選択的
な各種業務モードに実行するためのプログラムデータ
や、レシート等に対する印字文字や各表示器7,8に対す
る表示文字のキャラクタジェネレータ用データ等が予め
記憶されている。
前記RAM34には、第4図に示すように、1取引にて販
売登録された各商品の部門コード,販売点数及び販売金
額をエリアa1にて商品別に記憶するとともに、その合計
点数及び合計金額をエリアa2およびa3にてそれぞれ記憶
する取引データバッファ51、1取引での合計金額に対す
るプリペイドカード3による支払い金額及びそのカード
番号を最大10枚のカードまで記憶できるカード支払額バ
ッファ52、プリペイドカード3の残高データを記憶する
カード残高メモリ53、1取引の支払いに用いられたプリ
ペイドカード3の枚数を計数するカード枚数カウンタN
の領域54、カードリードライタ2に挿入されるプリペイ
ドカード3のカードデータ入力有無を区別するカード挿
入フラグF1と、ペリペイドカード3による支払いの有無
を区別するカード支払フラグF2の領域55、等が形成され
ている。
しかして、前記CPU31は、モードスイッチ6により
「登録」モードが選択されている状態で、第5図に示す
処理を実行するようにプログラム制御されている。すな
わち、キーボード5のキー入力により販売の商品の部門
登録が行われると、その登録商品の部門コード,販売点
数及び販売金額を取引データバッファ51のエリアa1に登
録順に格納するとともに、販売点数及び販売金額を同バ
ッファ5のエリアa2,a3内容にそれぞれ加算し、加算後
のデータを該当エリアa2,a3に再格納する。また、部門
コード及び販売金額を各表示器7,8に表示させるととも
にプリンタ9によりレシート等に印字出力する。(部門
登録処理) こうして、1人の客が買い上げた全商品の部門登録が
終了し、ST(ステップ)1として小計キー24がキー入力
されると、上記取引データバッファ51のエリアa3に記憶
されているデータを合計金額として各表示器7,8に表示
させるとともにプリンタ9によりレシート等に印加出力
する。次いで、ST2として領域55のカード挿入フラグF1
を調べる。この場合、該フラグF1は「0」にリセットさ
れているので、プリペイドカード3のカードデータを未
入力と判断し、カードリードライタインタフェース40を
介してカードリードライタ2にカード挿入可コマンドを
送信する。カードリードライタ2においては、このカー
ド挿入可コマンドを受信すると、カード挿脱口11から挿
入されたプリペイドカード3のカードデータを読み取っ
ているか否かを判断し、読み取っている場合にはそのカ
ードデータを返信する。そこでCPU31、ST3にてカードリ
ードライタインタフェース40を介してカードデータを受
信するとそれをRAM34で記憶保持するとともに上記カー
ド挿入フラグF1を「1」にセットする。また、領域54の
カード枚数をカウンタNを「+1」だけ更新する。な
お、当該カウンタNは前客の取引締め操作に応じて“0"
にクリアされている。
次いで、ST4として上記カウンタNがカード支払金額
バッファ52によって管理可能なカードの枚数(10)を越
えたか否かを判断し、越えていない場合には受信したカ
ードデータ中の残高データをカード残高メモリ53に格納
するとともに、各表示器7,8にカード残高を表示させ
る。しかる後、ST2へ戻る。これに対し、カウンタNが
管理可能なカードの枚数を越えている場合には各表示器
7,8に枚数エラーの旨のメッセージを表示させるととも
に、カードリードライタ2に対してカード排出コマンド
を送出する。また上記カード挿入フラグF1を「0」にリ
セットしてから、ST2へ戻る。なお、カードリードライ
タ2においてはカード排出コマンドを受信すると、プリ
ペイドカード3をカード挿脱口11へ排出させるようにな
っている。
ST2においてカード挿入ファグF1が「1」にセットさ
れている場合、あるいはST3においてカード挿入可コマ
ンドに対してカードデータが応答されない場合には、ST
5としてキーボード5のキー入力があるか否かを判断す
る。ここで、キー入力無しの場合にはST2へ戻る。
ST5においてキー入力有りの場合、その入力キーの種
類を判断し、キー種類に応じたキー処理を実行する。
第6図はカードキー26がキー入力された場合のキー処
理を示す流れ図である。すなわち、第5図における処理
のST5にてカードキー26のキー入力を検知すると第6図
のキー処理を開始し、まずカード挿入フラグF1を調べ
る。そして、同フラグF1が「0」にリセットされている
場合にはカードリードライタ2にプリペイドカード3が
セットされていないにも関わらずプリペイドカードによ
る支払いが指示されたので、各表示器7,8にキー入力エ
ラーで有る旨のメッセージを表示させて、ST2へ戻る。
これに対し、カード挿入フラグF1が「1」にセットさ
れている場合には、同じく領域55のカード支払フラグF2
を「1」にセットする。次いで、今回のカードキー26の
キー入力直前に置数キー21により置数が行われているか
否かを判断する。そして、置数が行われていない場合に
はプリペイドカード3による支払い金額が置数キー21に
より入力されなかったので、各表示器7,8に置数入力エ
ラーで有る旨のメッセージを表示される。また、前記カ
ウンタNを調べ、同カウンタNの値が“1"の場合のみ上
記カード支払フラグF2を「0」にリセットして、ST2へ
戻る。
カードキー26のキー入力直前に置数キー21による置数
が行われている場合には、その置数データとカード残高
メモリ53内の残高データ及取引データバッファ51におけ
るエリアa3内の合計金属データとをそれぞれ比較する。
ここで、置数データが残高データまたは合計金額データ
のび少なくとも一方を越えている場合には、カード残高
よりも高い金額の支払いを指示したり、合計金額よりも
高い金額の支払いを指示した置数ミスなので、やはり各
表示器7,8に置数入力エラーで有る旨のメッセージを表
示させる。また、前記カウンタNを調べ、同カウンタN
の値が“1"の場合のみ上記カード支払フラグF2を「0」
にリセットして、ST2へ戻る。
一方、置数データが残高データおよび合計金額データ
以下の場合には、置数データに相当する金額をプリペイ
ドカード3による支払い金額として、カードデータの中
のカード番号とともにカード支払額バッファ52のカード
枚数カウンタNに対応する枚数エリアに格納する(支払
い金額記憶手段)。また、取引データバッファ51におけ
るエリアa3内の合計金額から上記支払い金額を減額し、
減額後の内容を上記エリアa3に格納する(カード支払い
処理手段)。そして、上記エリアa3の内容を残りの支払
い金額として各表示器7,8に表示させる。さらに、カー
ド残高メモリ53内のカード残高から上記支払い金額を減
額し、減額後の内容を支払い後のカード残高として上記
カード残高メモリ53に格納する。そして、カードリード
ライタ2に上記カード残高メモリ53内の残高データを送
出してプリペイドカード3への書込みを指示する。さら
に、カード排出コマンドを上記カードリードライタ2へ
送出する。これにより、カードリードライタ2において
は支払い後のカード残高が書き込まれたプリペイドカー
ド3がカード挿脱口11より排出されることになる。
その後、取引データバッファ51におけるエリアa3の内
容を調べ、“0"より大、つまりプリペイドカード3によ
って合計金額の一部が支払われ残金が存在する場合に
は、前記カード挿入フラグF1を「0」にリセットして、
ST2へ戻る。これに対し、エリアa3の内容が“0"つまり
プリペイドカード3によって合計金額の全額が支払われ
た場合には取引が成立したので、取引データバッファ51
の内容を通信インターフェース43を介してホストコンピ
ュータ41に送信し、売上累計を行う。またプリンタ9に
よりレシートの発行を行う。その後、取引データバッフ
ァ51及びカード支払額バッファ52の内容をクリアすると
ともに、カード枚数カウンタNを“0"にクリアする。さ
らにカード挿入フラグF1及びカード支払フラグF2を
「0」にリセットして、1取引を終了する。
第7図は一括取消キー27がキー入力された場合のキー
処理を示す流れ図である。すなわち、第5図における処
理のST5にて一括取消キー27のキー入力を検知すると第
7図のキー処理を開始し、まずプリンタ9を駆動制御し
てレーシート等に所定の一括取消を示す印字を行う。次
いで、前記カード支払フラグF2の状態を調べる。ここ
で、同フラグF2が「0」にリセットされている場合に
は、プリペイドカード3により1取引の合計金額に対し
て一部支払いが行われることなく当該取引の中止が指示
されたので、取引データバッファ51の内容をクリアし
て、1取引を終了する。
これに対し、カード支払フラグF2が「1」にセットさ
れている場合には、プリペイドカード3により1取引の
合計金額に対して一部支払いが行われた後で当該取引の
中止が指示されたので、取引を終了する前に、カード支
払額バッファ52に記憶された支払金額の合計額を算出
し、その合計額をカード支払金額に対する返金金額とし
て各表示器7,8に表示させるとともに、プリンタ9によ
りレシート等に印字出力する(一括取消処理手段)。ま
た、カード支払額バッファ52に記憶されたカード番号を
全てレシート等に印字してレシートを発行する。しかる
後、取引データバッファ51及びカード支払額バッファ52
のクリア、カード枚数カウンタNのクリア、及びカード
支払フラグF2のリセットを行って、取引を終了する。
なお、いずれの場合でもカードリードライタ2にプリ
ペイドカード3が挿入された状態で取引中止が指示され
る場合もあるので、取引を終了する前にカード挿入フラ
グF1を調べ、当該フラグF1が「1」にセットされている
場合にはカードリードライタ2に対してカード排出コマ
ンドを送出するとともに同フラグF1を「0」にリセット
して、プリペイドカード3をカード挿脱口11から排出さ
せる。
このように構成された本実施例装置においては、POS
ターミナル1のキーボード5を介して客が買い上げた商
品の部門登録を行うと、その登録商品の部門コード,販
売点数,販売金額が取引データバッファ51のエリアa1に
登録順に格納されるとともに、1取引の合計点数及び合
計金額が同バッファ51の各エリアa2,a3に記憶される。
そして、1人の客が買い上げた全商品の部門登録を終了
し小計キー24をキー入力すると、各表示器7,8に合計金
額が表示されるので、客はその合計金額に対して支払い
を行うことになる。
ここで、客が合計金額の一部、例えば100円単位以下
の端数分をプリペイドカード3によって支払い、残りを
現金で支払う旨を申し出ると、キャッシャはまず客から
受け取ったプリペイドカード3をカードリードライタ2
のカード挿脱口11から挿入する。そうすると、表示器7,
8に当該カード3の残高データが表示されるので、その
残高データで合計金額の端数分の支払いが可能であれば
支払い金額を置数してからカードキー26をキー入力す
る。そうすると、カード支払額バッファ52には当該プリ
ペイドカード3のカード番号とともに置数入力された支
払い金額が格納される。また、合計金額から支払い金額
分が減額されて残りの金額が表示器7,8に表示される。
さらに、当該プリペイドカード3の残高データから支払
い金額分が減額され、プリペイドカード3に減額後のカ
ード残高が書き込まれてカード3が排出される。
その後、キャッシャは表示器7,8に表示されている残
りの金額について客から現金で支払いを受け、預/現計
キー25によって取引の締めを行うことになる。
一方、プリペイドカード3の残高が合計金額の端数分
に不足する場合には、取り敢えずそのカード3の残高を
支払金額として置数した後、カードキー26をキー入力す
る。そうすると、上記と同様にしてカード支払額バッフ
ァ52には当該プリペイドカード3のカード番号とともに
置数入力された支払い金額が格納される。また、合計金
額から支払い金額分が減額されて残りの金額が表示器7,
8に表示される。さらに、当該プリペイドカード3の残
高データから支払い金額分を減額され、プリペイドカー
ド3に減額後のカード残高が書き込まれてカード3が排
出される。そこで、キャッシャは客から2枚目のプリペ
イドカード3の提示を受け、それをカードリードライタ
2へ挿入する。そうすると、表示器7,8に当該カード3
の残高データが表示されるので、その残高データで残り
の支払金額の端数を置数してからカードキー26をキー入
力する。そうすると、カード支払額バッファ52には2枚
目のプリペイドカード3のカード番号とともに置数入力
された支払い金額が格納される。また、合計金額から支
払い金額分が減額されて残りの金額が表示器7,8に表示
される。さらに、当該プリペイドカード3の残高データ
から支払い金額分が減額され、プリペイドカード3に減
額後のカード残高が書き込まれてカード3が排出され
る。
その後、キャッシャは表示器7,8に表示されている残
りの金額について客から現金で支払いを受け、預/現計
キー25によって取引の締めを行うことになる。
ところで、上記プリペイドカード3による一部支払い
が行われた後、客が今回の取引の中止を申し出た場合に
は、キャッシャは直ちに一括取消キー27をキー入力す
る。そうすると、カード支払額バッファ52における支払
い金額の合計額がカードの支払い金額に対する返金金額
として表示器7,8に表示されるとともにレシートに印字
される。またレシートには取引中止の印字がなされると
ともに当該プリペイドカード3のカード番号も印字され
た状態で発行される。そこで、キャッシャは表示された
返金金額をドロワ10内の現金で揃えて客に返金すること
になる。この場合において、取引が成立する前にその取
引が中止され、ホストコンピュータ41に対して売上累計
が行われないので、返品登録は不要となる。
第8図及び第9図は合計金額10300円に対して端数の3
00円を2枚のプリペイドカード3で支払った顧客がその
取引を中止した場合の発行レシート例であって、第8図
は1枚目のプリペイドカード3で取り敢えず「100円」
を支払った段階で取引を中止した例であり、第9図は2
枚のプリペイドカードで合せて「300円」を支払った段
階で取引を中止した例である。各図において符号61が返
金金額でおり、符号62がカード番号である。
このように本実施例装置によれば、プリペイドカード
3によって取引の合計金額に対する一部支払いを行った
後での一括取消が可能となったので、客がプリペイドカ
ード3により合計金額の一部を支払った後で取引の中止
を申し出た場合にも、従来のようにその客から残りの支
払い金額分を例えば現金で一旦支払わせて締め操作を行
い取引を成立させるような処理が不要となる。この結
果、中止した取引の返品登録を行う手間と時間を省略で
き、キャッシャの負担を軽減できるとともに操作性も向
上される。しかも、プリペイドカード3による支払い金
額に対する返金金額は表示器7,8に表示出力され、かつ
レシートに印字出力されるので、キャッシャは出力結果
に従って返金を行えばよく返金が容易である。
なお、前記実施例ではプリペイドカード3による支払
金額に対する返金金額を現金で返金する場合を示した
が、カードリードライタ3に挿入されたプリペイドカー
ド3の残高データに返金金額分を加算して返金するよう
にしてもよい。また、前記実施例では1取引にて発生し
たデータをその取引が成立するまでは取引データバッフ
ァ51で保持し、取引成立後に売上累計するタイプの取引
処理装置に本発明を適用したが、1取引にて発生したデ
ータを取引データバッファ51で蓄積するとともにその都
度売上累計するタイプの取引処理装置であっても、一括
取消時に上記取引データバッファ51の内容から今回取引
における売上累計分を自動的に減算するように構成する
ことによって適用できる。この他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、プリペイドカー
ドによって1取引の合計金額に対する一部支払いが行わ
れた後で取引中止が指示された場合には、その取引の一
括取消を可能にして返品登録を不要にするとともに、プ
リペイドカードによる支払い金額の返金を容易に行うこ
とができ、無駄な時間と労力を大幅に軽減できる取引処
理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す図であって、第1図は本実
施例装置の外観図、第2図はキーボードのキー配置図、
第3図は本実施例装置の制御ブロック図、第4図はRAM
の主要なメモリ構成図、第5図乃至第7図はCPUの1取
引に対する制御を示す流れ図、第8図及び第9図は一括
取消時のレシート発行例を示す図である。 1……POSターミナル、 2……カードリードライタ、 3……プリペイドカード、5……キーボード、 26……カードキー、27……一括取消キー、 31……CPU、33……ROM、34……RAM、 51……取引データバッファ、 52……カード支払額バッファ 53……カード残高メモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1取引で販売登録された商品の合計金額を
    記憶する合計金額メモリ、残高データを記録したプリペ
    イドカードに対してデータの書込み及び読み込み行うカ
    ードリーダライタ、このカードリーダライタにより前記
    プリペイドカードから読込んだ残高データ以下の支払い
    金額を入力するカード支払い金額入力手段を有し、前記
    カード支払い金額入力手段により前記合計金額メモリ内
    の金額以下の支払い金額が入力されると、前記プリペイ
    ドカードから読込んだ残高データから上記支払い金額を
    減じ、その残額を前記カードリーダライタにより前記プ
    リペイドカードに書込むとともに、前記合計金額メモリ
    内の金額から上記支払い金額を減じ、その残額が零のと
    き取引を成立させる取引処理装置において、 前記カード支払金額入力手段により入力された支払い金
    額を記憶する支払い金額記憶手段と、成立前の取引の中
    止を指示する一括取消キーと、前記カード支払い金額入
    力手段により前記合計金額メモリ内の金額より少ない支
    払い金額が入力された後で前記一括取消しキーにより取
    引の中止が指示されると、今回の取引の一括取消処理を
    行うとともに前記支払い金額記憶手段により記憶した支
    払い金額を表示部に表示させる一括取消処理手段とを具
    備したことを特徴とする取引処理装置。
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