JPH07159726A - 立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示装置

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JPH07159726A
JPH07159726A JP5304458A JP30445893A JPH07159726A JP H07159726 A JPH07159726 A JP H07159726A JP 5304458 A JP5304458 A JP 5304458A JP 30445893 A JP30445893 A JP 30445893A JP H07159726 A JPH07159726 A JP H07159726A
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JP
Japan
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image
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illumination
graphic display
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JP5304458A
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English (en)
Inventor
Shigeru Omori
繁 大森
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Priority to DE69421890T priority patent/DE69421890T2/de
Priority to EP94402155A priority patent/EP0656730B1/en
Priority to DE69424134T priority patent/DE69424134T2/de
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Priority to AU10344/95A priority patent/AU1034495A/en
Priority to PCT/JP1994/001946 priority patent/WO1995015662A1/en
Priority to AU10343/95A priority patent/AU1034395A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体像を表示するために、左右の眼へそれぞ
れの画像を振り分ける作用を有する眼鏡を不要とし、か
つ時分割表示も行わないため、ちらつきが起こらず、撮
影装置が1台で済む観察者の負担が少ない立体画像表示
装置を提供することを目的とする。 【構成】 1台の撮影装置14および1台の照明装置1
3によって照射される観察者16、17の顔面を撮影
し、撮影された観察者16、17の顔画像の位置を光点
座標検出器82にて検出し、画像出力装置81へ送り、
画像出力装置81より送られた信号により、照明用図形
表示装置に光点座標検出器で検出された観察者の顔に空
間変調素子10a,10bを照明するために観察者1
6,17にとり左右選別機能を有するバックライトと図
形を表示させるように構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用、家庭用もしく
は医療用に用いる立体画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の立体画像表示装置としては、左右
の振り分け機能を有する眼鏡を観察者が装着することに
より、画像表示面に時分割表示された右眼用および左眼
用のステレオ画像を前記観察者のそれぞれ右眼および左
眼のみで観察できるようにしたもの、もしくは、レンチ
キュラ板を画像表示面に貼り付け、前記レンチキュラ板
の画像振り分け機能により、右眼用および左眼用のステ
レオ画像を前記観察者のそれぞれ右眼および左眼のみで
観察できるようにしたものが一般的である。
【0003】図10は、前記従来の立体画像表示装置の
一例の構成を示したもので、60は左右の振り分け機能
を有する眼鏡、61a,61bは液晶シャッター、62
は同期回路、63は画像表示装置としてカラーCRTで
ある。以上のように構成された従来の第1の例における
立体画像表示装置の動作を説明する。カラーCRT63
には、右眼用、左眼用のステレオ画像が時分割にて交互
に表示される。眼鏡60の液晶シャッター61aは、前
記右眼用のステレオ画像が出画されたときのみ開いて透
過状態となり、液晶シャッター61bは、前記左眼用の
ステレオ画像が出画されたときのみ開いて透過状態とな
るよう同期回路62により開閉状態を制御することによ
り、眼鏡60を装着した観察者は、右眼で右眼用のステ
レオ画像のみを観察し、左眼で左眼用のステレオ画像の
みを観察することで立体視を行う。
【0004】図11は、従来の第2の例における立体画
像表示装置の構成を示したもので、71はシリンドリカ
ルレンズがストライプ状に多数形成されたレンチキュラ
板、72は画像表示装置としてカラーCRTである。以
上のように構成された従来の第2の例立体画像表示装置
の動作を説明する。カラーCRT72には、右眼用、左
眼用のステレオ画像が、レンチキュラ板71のストライ
プ幅のほぼ半分の幅を有するスリット状に、互い違いに
同時に表示される。観察者の右眼は、レンチキュラ板7
1のそれぞれのシリンドリカルレンズを通して、前記ス
リット状に表示されている右眼用のステレオ画像のみを
観察し、同様に左眼は前記スリット状に表示されている
左眼用のステレオ画像のみを観察することで立体視を行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら本発明者
等の検討によれば、上記のような第1の従来例における
立体画像表示装置では、ステレオ画像を観察者の右眼お
よび左眼に独立して観察させるために左右の振り分け機
能を有する眼鏡が不可欠となるため、観察者は煩わしさ
を感じ、また表示させるステレオ画像は右眼用と左眼用
の画像を時分割にて切り替える必要があるため、画像に
ちらつきが生じ、立体画像を観察する上での障害になる
という課題を有していた。
【0006】また、第2の従来例における立体画像表示
装置では、ストライプ状のレンズ越しにステレオ像を観
察するため、立体視が可能となる観察者の位置的許容度
が狭く、観察者が移動した場合には画像が劣化し、また
多人数が同時に観察することが困難であるという著しい
制約が生じ、また画像をストライプ状に表示させるため
の画像処理が必要になるため、装置が高価になるという
課題を有していた。
【0007】また、医療の分野では内視鏡下手術が行わ
れる際、通常手術は術者が内視鏡によって写し出された
患者の腹腔内の平面画像をモニターにて観察することに
よって行われているが、前記腹腔内のモニター画像は腹
腔内全体が単一色であるため特徴が少なく、患部の遠近
感の確認が困難となるため、手術時間が延びる傾向があ
り、患者や術者にかかる負担も大きかった。これに対
し、上記従来の第1、第2の立体画像表示装置を用いた
場合、左右の振り分け眼鏡、画像のちらつきや観察者の
移動の制限に伴う煩わしさ等が、実用化の妨げとなって
いるのが現状である。
【0008】本発明は、左右の振り分け機能を有する眼
鏡を必要とせず、観察者の位置に依存することなく同時
に多人数が立体視でき、しかもちらつきの無い画面を有
する立体画像表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は、ステレオ画像を表示するための光透過性を有する一
対の空間変調素子と、前記空間変調素子をそれぞれ裏面
より照明するための一対の照明用図形表示装置と、前記
空間変調素子と前記照明用図形表示装置の間に位置し前
記照明用図形表示装置の表示部分を拡大するための指向
性を有する一対のレンズと、前記一対の空間変調素子に
表示される画像を1つに合成するためのハーフミラー
と、観察の位置を検出する位置検出手段と、検出された
位置に従い前記照明用図形表示装置の点灯位置を制御す
る制御手段と、この制御手段により前記照明用図形表示
装置の点灯位置を制御することにより、前記一対の照明
用図形表示装置に観察者の右顔面に相当する位置及び左
顔面に相当する位置に前記空間変調素子を照明するため
の図形を表示させることを特徴とする立体画像表示装置
によって達成される。
【0010】また、他の課題は、ステレオ画像を時分割
表示するための光透過性を有する空間変調素子と、前記
空間変調素子を裏面より照明するための照明用図形表示
装置と、前記空間変調素子と前記照明用図形表示装置の
間に位置し前記照明用図形表示装置の表示部分を拡大す
るための指向性を有するレンズと、観察者の顔面の位置
を検出する位置検出器と、前記位置検出器によって検出
された観察者の位置に基づいて左目用、右目用の照明図
形を時分割で表示するように前記照明用図形表示装置を
駆動する制御手段とを備え、前記制御手段による駆動は
前記空間変調素子の時分割表示に同期させることを特徴
とする立体画像表示装置によって達成される。
【0011】ここで、位置検出手段は、前記撮影装置に
よって撮影された観察者像を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイに表示された観察者の顔画像を光点と
して位置座標を検出するものであることが好ましい。ま
た、前記立体画像表示装置は、観察者の右顔面又は左顔
面を照明するための赤外線照明装置を備え、前記撮影装
置は前記照明装置の赤外線波長に対し選択的に撮像でき
るものとすることが好ましい。
【0012】更に、前記立体画像表示装置は、観察者の
右顔面及び左顔面を異なる2つの波長で照明するための
一対の照明装置を備え、前記撮影装置は前記一対の照明
装置の赤外線波長のそれぞれに対し選択的に透過できる
波長フィルタを設けた一対の撮影装置とすることが好ま
しい。また、前記立体画像表示装置においては、前記照
明用図形表示装置の画像出力面を、前記レンズの焦点距
離外に設置することが好ましい。
【0013】更に、前記立体画像表示装置においては、
空間変調素子として透過型液晶ディスプレイもしくは光
透過性フィルムを用いることが好ましい。また更に、前
記立体画像表示装置においては、照明装置として赤外線
を放射するランプユニットもしくは赤外域の発光波長を
有するLEDを用いることが好ましい。
【0014】また、前記立体画像表示装置においては、
立体視すべき被写体像を導く2方向より撮影するための
一対の鏡筒と、得られた一対の被写体像をそれぞれ電気
信号に変換すための一対の撮像素子を備えた内視鏡とを
備え、前記撮像素子にて得られた像を前記立体画像表示
装置に表示させるものとすることが可能である。また、
前記立体画像表示装置において、観察者の位置を検出す
るための前記検出装置は、1つ若しくは2つ以上の異な
る周波数を有する超音波を用いて観察者の位置を検出
し、前記一対の照明用図形表示装置にはそれぞれ該観察
者の左右顔面に相当する位置に前記空間変調素子の照明
となる図形を表示するものとしても良い。
【0015】
【作用】本発明は前記の構成により、1台の前記撮影装
置及び1台の照明装置によって照射される観察者の顔画
像を撮影することにより、顔面の位置情報を検出し、こ
の位置情報からを空間変調素子を照明するバックライト
を作り出せる立体画像表示装置を提供できる。
【0016】また更に、時分割技術を用いて、空間変調
素子に左目、右目用の画像を交互に表示させ、この左右
の表示にタイミングを合わせて、バックライトの左右を
選択すれば、空間変調素子レンズ、照明用図形表示装置
も1個とすることができる立体画像表示装置を提供でき
る。この立体画像表示装置において、照明用図形表示装
置(右)に表示された図形は、指向性を有するレンズを
通して観察者の右目周辺のみに入射するため、観察者の
右目は該図形を虚像として見ることになり、前記空間変
調素子の一方に表示された右目用画像が裏側より照らし
出されることになる。このとき、観察者の左目には、前
記指向性を有するレンズによって前記照明用図形表示装
置(右)に表示された前記図形の左側の部分が入射する
ことになるが、この部分は発光していないため、前記右
目用画像は観察者の左目では見えない。 左目用画像も
同様に、前記空間変調素子の他方に表示された左目用画
像が、指向性を有するレンズにより裏側から前記照明用
図形表示装置(左)に表示された図形のみを照明として
照らし出され、観察者の左目は左目用画像のみを観察
し、これは右目では観察できない。
【0017】ここで、指向性を有するレンズとは、左右
への選別作用を起こすものであれば良く、好ましくは凸
レンズ又はフレネルレンズである。このようにして得ら
れる右目用画像と左目用画像を合成する方法としては、
様々なものが考えられるが、照明用図形表示装置とレン
ズと空間変調素子とをそれぞれ2台づつ設け、それぞれ
を独立して右目用、左目用とし、ハーフミラーを用いて
合成させる方法、又は、照明用図形表示装置の表示と空
間変調素子の表示とを同期させながら、時分割で交互に
表示する方法が好ましい。画像のちらつきが無いという
点では前者がより好ましく、部品点数が少なくて済み、
装置が小型化できるという点では後者がより好ましい。
また、観察者が移動すると前記照明用図形表示装置に表
示された図形も追従するため、前述した立体視条件は維
持されることとなる。同様の理由により観察者が多人数
である場合においてもそれぞれの観察者において立体視
が可能となる。
【0018】また本発明は、観察者の顔面を照明するた
めの照明装置を備え、前記照明装置の照明を観察者に認
識されない赤外線照明とし、前記撮影装置は前記照明装
置の赤外線波長に対し選択的に撮像できるものとするこ
とにより、外乱光の影響を排除し、観察者に不快感を与
える事なく容易に観察者の顔面像を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明するが、説明
に先立ち、同一出願人の先願に含まれるいくつかの例を
参考例として、引用にして説明する。 (参考例1)同一出願人の先願に含まれる図1を参考例
として、引用にして説明する。
【0020】図1の参考例において、10a,10bは
空間変調素子として透過型の液晶ディスプレイ、11
a,11bは空間変調素子10a,10bのそれぞれ裏
面に位置するレンズとして焦点距離150mmのフレネ
ルレンズである。12a,12bは発光機能を有する照
明用図形表示装置として白黒CRTであり、レンズ11
a,11bを挟んでそれぞれ空間変調素子10a,10
bと反対側に位置し、レンズ11a,11bの焦点距離
よりも遠い、レンズ11a,11bより160mm離れ
た位置に設置する。13a,13bは照明装置として、
それぞれ波長850nm、950nmのLEDライト、
14a,14bは撮影装置として白黒CCDカメラ、1
5は空間変調素子10a,10bに表示される画像を一
つに合成するためのハーフミラー、16,17はそれぞ
れ立体画像を観察する観察者を示している。 図2は、
LED13a,13bにより、観察者16,17を正面
より照明する様子を示したもので、20a,20bはそ
れぞれLED13a,13bの光が当たっている領域を
示す。
【0021】図3は、LED13a,13bの発光波長
特性を示したもので、特性25aはLED13aの、2
5bはLED13bの波長分布を示し、また26a,2
6bは、それぞれ白黒CCDカメラ14a,14bの装
着した波長フィルタにより選択的に透過する領域を示
す。図4は、白黒CCDカメラ14a,14bの断面図
であり、30は撮像レンズ、31a,31bは波長フィ
ルタとして干渉フィルタであり、32はCCDチップを
納めた撮像素子、33は撮像素子の駆動回路、34は被
写体を示す。
【0022】図5は、図1に示した参考例において観察
者が自己の顔画像を虚像として観察する様子を示したも
ので、分かりやすいように、照明用図形表示装置(白黒
CRT)とレンズを1つづつのみ示しており、ハーフミ
ラー、液晶ディスプレイ、及びもう1台のレンズ及び照
明用図形表示装置は省略してある。11aはレンズ、1
2aは白黒CRT、16,17は立体画像を観察する二
人の観察者であり、40,41,42,43は白黒CR
T12aの画面上に表示された観察者像の内、観察者が
実際に目視する領域を示す。
【0023】以上の立体画像表示装置の動作を図1から
図5を用いて説明する。図1における観察者16および
17が観察するステレオ画像は、その右眼用画像を液晶
ディスプレイ10aに、左眼用画像を左右を反転させた
鏡像の状態で液晶ディスプレイ10bにそれぞれ連続し
て表示させ、前記2つのステレオ画像はハーフミラー1
5により一つの画面に合成される。更に具体的に説明す
れば、図1において、例えば、CRT12aの右側の像
(実際は右顔面)と、観察者17の右側顔面が対応し、
液晶ディスプレイ10aは右目で見るための映像で駆動
されている。同様にCRT12bにも観察者17の左顔
面の映像がバックライトとして表示され、液晶ディスプ
レイ10bは左目で見るための像で駆動されている。こ
の2つの像がハーフミラーで合成されるので、立体像と
して観察者には映る。
【0024】また、CRT12aの左側の像(実際は右
顔面)と、観察者16の右側顔面が対応し、液晶ディス
プレイ10aは右目で見るための映像で駆動されてい
る。同様にCRT12bにも観察者16の左顔面の映像
がバックライトとして表示され、液晶ディスプレイ10
bは左目で見るための像で駆動され、2つの像がハーフ
ミラーで合成されるので、観察者16、17は立体像を
観察できる。 また、観察者16および17の前方両わ
きに配置されたLED13a,13bは、図2に示した
ように、LED13aは観察者16および17の顔面に
おける右半面の領域20aを、LED13bは観察者1
6および17の顔面における左半面の領域20bを照ら
すように位置決めする。LED13a,13bの発光波
長は図3に示したように、それぞれ850nm、951
nmに中心をもつ分布25a,25bを有しており、互
いに重なる領域における光強度は共に半値以下であるた
め、2つの異なる波長光源として用いることができる。
一方、CCDカメラ14a,14bには、図4に示した
ように撮像素子32と撮像レンズ30の間に、それぞれ
波長850±20nm、950±20nmの透過特性を
有する干渉フィルタ31a,31bを挿入するため、被
写体34が撮像素子32に結像する際には、図3におけ
る波長領域26a,26bで照明された部分だけが画像
として残る。したがって、前記した構成によれば、CC
Dカメラ14aは、図2における領域20aだけを撮影
して白黒CRT12aに表示させ、CCDカメラ14b
は、図2における領域20bだけを撮影して白黒CRT
12bに表示させることができる。白黒CRT12a,
12bには、それぞれCCDカメラ14a,14bで撮
影した観察者16および17の画像を上下反転させて表
示させるがこの際、顔面領域20a,20bが白く高輝
度で表示されるよう白黒CRT12a,12bの輝度お
よびコントラスト並びにCCDカメラ14a,14bの
レンズ絞り等を調整しておく。
【0025】次に、フレネルレンズ11a,11bの作
用について図5を用いて説明する。フレネルレンズ11
aは、白黒CRT12aに表示された観察者像を、観察
者16,17が虚像として観察できるよう設置するが、
白黒CRT12aとの距離をフレネルレンズ11aの焦
点距離外に設定することにより、観察者16の右眼、左
眼に白黒CRT12aの画面上におけるそれぞれ領域4
0,41のみを、また観察者17の右眼、左眼に白黒C
RT12aの画面上におけるそれぞれ領域42,43の
みを独立してしかもフレネルレンズ11aの有効径を限
度として拡大して観察させることができる。このため、
領域40及び42が発光面である場合には、観察者1
6,17にとりフレネルレンズ11aの有効径相当の大
きさの右眼への選択性を有する照明として作用させるこ
とができる。この時、領域41及び43は発光しないた
め、左眼には白黒CRT12aからの光は入光しない。
前記説明したフレネルレンズ11aの作用は、フレネル
レンズ11bについても同様であり、白黒CRT12b
からの光が左眼にのみ入光する。
【0026】したがって、前記したところの白黒CRT
12aに表示される図2における観察者16および17
の顔面の右半面領域20aを、図5における40,42
の領域に相当させることで、観察者16および17は右
眼だけに明るい虚像を観察し、白黒CRT12bに表示
される図2における左半面領域20bを、図5における
41,43の領域に相当させることで、観察者16およ
び17は左眼だけに明るい虚像を観察することになる。
ただし、白黒CRT12bに表示する画像は、図1に示
したようにハーフミラー15を介して観察するため、左
右を反転させておく。
【0027】以上説明した本装置の動作により、図1に
おける液晶ディスプレイ10aに表示された右眼用のス
テレオ画像は、観察者16および17の右眼だけにとり
裏面より照明されて観察可能となり、液晶ディスプレイ
10bに表示された左眼用のステレオ画像は、観察者1
6および17の左眼だけにとり裏面より照明されて観察
可能となるため、観察者16および17は一対のステレ
オ画像を同時に観察でき、共に立体視が可能となる。ま
た観察者16および17が移動しても図2に示したLE
Dによる照明条件が維持される限り立体視ができること
になる。
【0028】なお、前記参考例においては、空間変調素
子として透過型の液晶ディスプレイを用いたが、空間変
調素子は光透過性を有し、ステレオ画像を表示できるも
のであればよく、例えば画像を記録したフィルムであっ
てもよい。また、ライトとして用いたLEDは、赤外波
長領域において2つの異なる波長を放射できるものであ
ればよく、例えばハロゲンランプに波長フィルタを装着
し、放射波長帯域を制限したものであってもよい。
【0029】(実施例1)図6は、本発明の実施例4に
おける立体画像表示装置の構成を示したもので、10
a,10bは空間変調素子として透過型の影響ディスプ
レイ、11a,11bは空間変調素子10a,10bの
それぞれ裏面に位置するレンズとして焦点距離150m
mのフレネルレンズである。12a,12bは発光機能
を有する照明用図形表示装置として白黒CRTであり、
レンズ11a,11bを挟んでそれぞれ空間変調素子1
0a,10bと反対側に位置し、レンズ11a,11b
より距離160mmに設置する。13は照明装置として
波長850nmのLEDライト、14は撮影装置として
白黒CCDカメラ、15は空間変調素子10a,10b
に表示される画像を一つに合成するためのハーフミラ
ー、16,17はそれぞれ立体画像を観察する観察者、
81は画像出力装置を示す。82は光点座標検出器であ
り、前記白黒CCDカメラ14により撮影された顔画像
が白黒液晶ディスプレイ83に表示された画像より、該
画像を光点としてその位置座標を検出し、画像出力装置
81へ送る。白黒CRT12aに表示された図形44
a,44bは観察者16,17にとり右目用に働くバッ
クライトであり、白黒CRT12aの発光部分である。
【0030】以上のように構成された立体画像表示装置
の動作は、基本的には図1に示した本発明の参考例1と
同様であるため、同一箇所には同一番号を付与して説明
を省略し、異なる点のみ説明する。カメラ14で撮像さ
れた観察者16および17の顔面の映像は、前述のよう
に白黒液晶ディスプレイ83に表示される。この顔画像
は光点として光点座標検出器82で位置座標とその数を
検出され、画像出力装置81に入力され、白黒CRT1
2aには観察者16並びに17の右目のバックライトに
対応する図形44a,44bが前記位置座標に従って表
示される。白黒CRT12bには観察者16並びに17
の左目のバックライトに対応する図形の鏡像が表示され
る。すなわち画像出力装置81で右目用及び左目用のバ
ックライトとして用いるべき図形が作成され、白黒CR
T12a、12bにそれらの図形が光点座標検出器82
で検出された観察者16、17の顔の位置座標に従って
表示される。この場合、ライトおよびカメラは1台づつ
あれば良い。
【0031】(実施例2)図7は、本発明の実施例2に
おける立体画像表示装置の構成を示したもので、10は
空間変調素子として透過型の液晶ディスプレイ、11は
空間変調素子10の裏面に位置するレンズとして焦点距
離150mmのフレネルレンズである。12は発光機能
を有する照明用図形表示装置として白黒CRTであり、
レンズ11を挟んで空間変調素子10反対側に位置し、
レンズ11より距離160mmに設置する。13は照明
装置として波長850nmのLEDライト、14は撮影
装置として白黒CCDカメラ、16,17はそれぞれ立
体画像を観察する観察者、81は画像出力装置を示す。
82は光点座標検出器であり、前記白黒CCDカメラ1
4により撮影された観察者16、17の顔画像が白黒液
晶ディスプレイ83に表示された画像より、該画像を光
点としてその位置座標を検出し、画像出力装置81へ送
る。この位置座標に従い、白黒CRT12には44a、
44b、45a、45bで示す図形を表示させ、観察者
16,17にとり右目に対応するバックライトとして働
かせ、45a、45bで示す図形を表示させ、44a、
44bを発行させることで観察者16、17に取り、左
目に対応するバックライトとして働かせることができ
る。
【0032】以上のように構成された立体画像表示装置
の動作は、基本的には図1に示した参考例1と同様であ
るため、同一箇所には同一番号を付与して説明を省略
し、異なる点のみ説明する。カメラ14で撮像された観
察者16および17の顔面像の映像は、前述のように白
黒液晶ディスプレイ83に表示され、この画像より光点
座標検出器82で顔を光点としてその位置座標を検出
し、画像出力装置81に入力し、白黒CRT12には観
察者16並びに17の右目のバックライトに対応する図
形44a,44bとして表示される。更に観察者16並
びに17の左目のバックライトに対応する部分を発光
し、図形の鏡像、すなわち画像出力装置81で右目、左
目の位置が判定され、白黒CRT12にそのバックライ
ト45a45bとして表示される。但し白黒CRT12
の左目用並びに右目用の図形の表示(バックライト)と
空間変調素子に表示するステレオ画像との同期は同期回
路84にてとる。この場合、ライトおよびカメラは1台
づつあれば良い。
【0033】また、実施例1に比べ白黒CRT、フレネ
ルレンズ、空間変調素子が各1台で良く、画像を合成す
るためのハ−フミラ−を必要としない。すなわち、赤外
LED13により観察者の正面より顔面全体を照らしL
ED13の波長に対応した波長フィルタを装着した白黒
CCDカメラ14で撮影し、白黒CCDカメラ14の出
力を白黒液晶ディスプレイ83に接続し、ここで観察者
の顔画像を光点として表示する。
【0034】白黒液晶ディスプレイ83のパネル前面に
は、光点の座標を検出可能な2次元ポジションセンサ−
(光点座標検出器82)を取り付け、白黒液晶ディスプ
レイ83に映し出された観察者の顔画面の位置座標をリ
アルタイムで検出して画像出力装置81へ送る。画像出
力装置81では2次元ポジションセンサ−(光点座標検
出器82)で検出された顔画像の数と座標に従い、バッ
クライト光源用に特定図形を白黒CT12に出力する。
【0035】前記特定図形は観察者16、17にとり左
右選別機能を有するバックライトとして働くように、形
状および大きさを最適にする。なお、白黒液晶ディスプ
レイ83は、CRTやプラズマディスプレイでもよく、
またLEDをマトリックス状に配置したものでも良い。 (実施例3)図8は、本発明の第3実施例における立体
画像表示装置の構成を示す。この実施例の特徴は、超音
波を用いて観察者の位置を検出することにある。以下、
図8に従って、実施例3を説明する。
【0036】10は空間変調素子として透過型の液晶デ
ィスプレイ、11は空間変調素子10の裏面に位置する
レンズとして焦点距離150mmのフレネルレンズであ
る。12は発光機能を有する照明用図形表示装置として
白黒CRTであり、レンズ11を挟んでそれぞれ空間変
調素子10と反対側に位置し、レンズ11より距離16
0mmに設置する。27a、27bは超音波照射装置で
あり、それぞれ周波数100KHz、120KHzの超
音波を観察者16、17に向けて照射する。28a、2
8bは前記超音波照射装置によって照射された超音波を
検知する超音波検知装置であり、それぞれ超音波照射装
置27a、27bで照射した周波数のみを選択的に検出
する。29は超音波画像出力装置を示す。44a、44
b、45a、45bは白黒CRT12に表示された観察
者16、17の右顔面及び左顔面に相当する部分に表示
した図形であり、白黒CRT12の発光部分である。
【0037】84は、同期回路であり、白黒CRTに、
右顔面用の図形44a、44bが表示されたとき、空間
変調素子10を右顔面の映像信号で駆動する。即ち、同
期回路は、白黒CRTによるバックライトが右顔面であ
る時は、右目像を空間変調素子10上に表示し、バック
ライトを左顔面用の図形(45a、45b)に切り替え
たとき、空間変調素子10に左目像を表示するように、
切り替えを行う。
【0038】本実施例では、超音波照射装置27a、2
7bより照射された2つの波長の超音波が2人の観察者
で反射され、これを超音波検知装置28a、28bによ
って検知する。検知された信号から超音波画像出力装置
29が白黒CRT12における観察者の左右画面に相当
する位置を算出することにより、予め定められた右顔用
図形44a、44b及び左顔用図形45a、45bを、
白黒CRT12に出力、表示する。この場合、観察者の
顔に相当する部分以外は一切発光させないよう処理する
ことが容易にできるため、外乱光の影響により右(左)
用画像が左(右)目にわずかに認識できてしまう様な左
右の画像のクロストークを解消できる。
【0039】(実施例4)図9は、図6に示す本発明の
第1実施例における、立体画像表示装置の内視鏡への応
用構成を示したもので、50a、50bは被写体を撮影
するための対物レンズ、51a、51bは前記撮影され
た画像を導くための光学系が内蔵された鏡筒であり、観
察者の目の輻輳角に相当する角度をもたせて設置されて
いる。52a、52bはCCDカメラ、53は本発明の
第1実施例として記載し、図6により説明した立体画像
表示装置である。
【0040】以上の様に構成された内視鏡装置の動作を
説明する。対物レンズ50a、50bにより撮像された
2つの被写体の画像は、立体視用に輻輳角を備えた鏡筒
51a、51bによりそれぞれ右目用、左目用の画像と
してCCDカメラ52a、52bに結像され、立体内視
鏡として機能する。前記結像された2つの画像は、立体
画像表示装置53のそれぞれ液晶ディスプレイ10a、
10bに入力されて一対のステレオ画像として表示さ
れ、本発明の第1実施例において説明した立体画像表示
装置53の機能により、多数の観察者により前記立体内
視鏡で撮像された画像の立体視が可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、本発明の立体画像装置は、1台の前記撮影装置およ
び1台の照明装置によって照射される観察者の顔画面を
撮影することにより、左右の顔面の位置情報を検出し、
この位置情報からを空間変調素子を照明するバックライ
トを作り出せるため、カメラが1つで済み、バックライ
トの明るさにバラツキが生じない。
【0042】また更に、時分割技術を用いて、空間変調
素子を左右の画像で交互に駆動し、この左右の選択に合
わせて、バックライトの左右を選択すれば、空間変調素
子レンズ、照明用図形表示装置もそれぞれ1個とするこ
とができる。従って、左右の振り分け機能を有する眼鏡
を必要とせず、多数の観察者が同時にしかも前記観察者
が移動しても同一の条件で立体視が可能であり、提供さ
れる画像は連続的であるためちらつきが無い装置が実現
できるため、立体画像表示装置および立体内視鏡装置の
実用化並びに用途拡大に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例1における立体画像表示装置の
構成図である。
【図2】本発明の参考例1における立体画像表示装置の
動作説明図である。
【図3】本発明の参考例1における立体画像表示装置に
使用するライトの発光波長分布を示す特性図である。
【図4】本発明の参考例1における立体画像表示装置に
使用する撮影装置の断面図である。
【図5】本発明の参考例1における立体画像表示装置の
動作説明図である。
【図6】本発明の実施例1における立体画像表示装置の
構成図である。
【図7】本発明の実施例2における立体画像表示装置の
構成図である。
【図8】本発明の実施例3における立体画像表示装置の
構成図である。
【図9】本発明の実施例4における立体画像表示装置の
構成図である。
【図10】従来の第一の例の立体画像表示装置の構成図
である。
【図11】従来の第二の例の立体画像表示装置の構成図
である。
【符号の説明】
16,17 観察者 10,10a,10b 透過型液晶ディスプレイ 11,11a,11b レンズ 12,12a,12b 白黒CRT 13 LED 14 白黒CCDカメラ 15 ハーフミラー 36 対物レンズ 50a,50b 鏡筒 53 立体画像表示装置 81 画像出力装置 82 光点座標検出器 83 白黒液晶ディスプレイ 84 同期回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステレオ画像を表示するための光透過性
    を有する一対の空間変調素子と、前記空間変調素子をそ
    れぞれ裏面より照明するための一対の照明用図形表示装
    置と、前記空間変調素子と前記照明用図形表示装置の間
    に位置し前記照明用図形表示装置の表示部分を拡大する
    ための指向性を有する一対のレンズと、前記一対の空間
    変調素子に表示される画像を1つに合成するためのハー
    フミラーと、観察者の位置を検出する位置検出手段と、
    検出された位置に従い前記照明用図形表示装置の点灯位
    置を制御する制御手段と、この制御手段により前記照明
    用図形表示装置の点灯位置を制御することにより、前記
    一対の照明用図形表示装置に観察者の右顔面に相当する
    位置及び左顔面に相当する位置に前記空間変調素子を照
    明するための図形を表示させることを特徴とする立体画
    像表示装置。
  2. 【請求項2】 ステレオ画像を時分割表示するための光
    透過性を有する空間変調素子と、前記空間変調素子を裏
    面より照明するための照明用図形表示装置と、前記空間
    変調素子と前記照明用図形表示装置の間に位置し前記照
    明用図形表示装置の表示部分を拡大するための指向性を
    有するレンズと、観察者の顔面の位置を検出する位置検
    出器と、前記位置検出器によって検出された観察者の位
    置に基づいて左目用、右目用の照明用図形を時分割で表
    示するように前記照明用図形表示装置を駆動する制御手
    段とを備え、前記制御手段による駆動は前記空間変調素
    子の時分割表示に同期させることを特徴とする立体画像
    表示装置。
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