JPH07150190A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH07150190A
JPH07150190A JP29965093A JP29965093A JPH07150190A JP H07150190 A JPH07150190 A JP H07150190A JP 29965093 A JP29965093 A JP 29965093A JP 29965093 A JP29965093 A JP 29965093A JP H07150190 A JPH07150190 A JP H07150190A
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JP
Japan
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compound
reaction
solvent
general formula
amount
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Application number
JP29965093A
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English (en)
Inventor
Reiko Ono
令子 大野
Yasushi Kajiwara
泰 梶原
Takeshi Ihara
毅 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 分子中に(1)式で表わされる構造単位を有
する界面活性剤を含有する洗浄剤組成物。 【化1】 〔R1 及びR3 はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン基
を、R2 は炭素数2〜22のアルキレン基を、pは0又
は1の数を、qは0〜10の数を示し、Xは(2)、
(3)、(4)又は(5)式 【化2】 (Y1 及びY2 はそれぞれ水素原子、アルカリ金属原
子、アンモニウム、アルキルアミン又はアルカノールア
ミンを、mは1〜3の数を示し、nは2〜4の数を示
す)で表わされる基を示す〕 【効果】 この洗浄剤組成物は短時間で高い洗浄力を発
揮すると共に、起泡力に優れ、かつ感触も良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄剤組成物に関し、更
に詳細には、特に口紅、ファンデーション等のメイクア
ップ汚れや毛髪保護剤を配合した毛髪化粧料に対して短
時間で高い洗浄力を発揮し、起泡力に優れ、かつ洗浄中
及び洗浄後の感触も良好な洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、口紅、ファンデーション、アイシ
ャドウ、マスカラ等のメイクアップ汚れは固体脂等の多
量の油分を含有しており、通常の石けんを主成分とする
洗顔フォームではこれら油分に対する可溶化能、乳化能
が充分でないため、かかるメイクアップ汚れを落とすこ
とができない。従って、メイクアップ汚れ洗浄のために
は、油性基剤を主体とするクレンジングクリーム、クレ
ンジングオイル、ゲル状クレンジング剤等が使用されて
きた。
【0003】ところが、最近のメイクアップ化粧料は、
皮膚への密着性が良く、水分や皮脂に対して耐性が高
く、化粧くずれしにくく、化粧もちのよいものが望ま
れ、特に発汗量の多い夏用のメイクアップ化粧料には環
状シリコーン等の油性溶剤をベースとしたものが多く、
更に、被膜形成性ポリマー等の種々の結合剤を配合する
ことなどにより化粧くずれしにくいものが開発されてい
る。
【0004】一方、毛髪化粧料においても、毛髪を保護
したり、毛髪にハリ、コシ等を付与する目的で種々のポ
リマーが配合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに化粧くずれしにくい、あるいは毛髪保護能等に優れ
た特性を有する化粧料による汚れは、従来のクレンジン
グ洗浄剤やシャンプーでは除去できないという新たな問
題が生じてきた。
【0006】従って、従来の皮脂汚れだけでなく、メイ
クアップ汚れ、毛髪保護剤等の除去能に優れると共に、
高い起泡性を有し、かつ洗浄中及び洗浄後の感触の良好
な洗浄剤組成物の開発が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実情に鑑み、本発
明者らは鋭意研究を行った結果、特定の構造単位を分子
中に有する界面活性剤を配合すれば、夏用メイク等の化
粧くずれしにくいメイクアップ汚れ等に対しても優れた
洗浄効果が得られ、しかも高い起泡力を有し、洗浄の際
の感触も良好な洗浄剤組成物が得られることを見出し、
本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は分子中に下記一般式
(1)
【0009】
【化3】
【0010】〔式中、R1 及びR3 はそれぞれ炭素数2
〜4のアルキレン基を示し、R2 は炭素数2〜22のア
ルキレン基を示し、pは0又は1の数を示し、qは0〜
10の数を示し、Xは次の一般式(2)、(3)、
(4)又は(5)
【0011】
【化4】
【0012】(Y1 及びY2 はそれぞれ水素原子、アル
カリ金属原子、アンモニウム、アルキルアミン又はアル
カノールアミンを示し、mは1〜3の数を示し、nは2
〜4の数を示す)で表わされる基を示す〕で表わされる
構造単位を有する界面活性剤を含有することを特徴とす
る洗浄剤組成物を提供するものである。
【0013】本発明に用いられる界面活性剤に含まれる
構造単位を表わす一般式(1)中、R1 及びR3 はそれ
ぞれ同一でも異なっていてもよく炭素数2〜4のアルキ
レン基を示す。また、R2 は炭素数2〜22のアルキレ
ン基を示すが、特に炭素数6〜15のアルキレン基が好
ましい。pは0又は1の数を示すが、特に0が好まし
い。また、qは0〜10の数を示すが、特に0〜6が好
ましい。また一般式(2)、(3)又は(4)中のY1
又はY2 の定義中、アルカリ金属原子としては、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム原子等が挙げられ、アルキル
アミンとしてはトリメチルアミン、トリエチルアミン等
が挙げられ、アルカノールアミンとしてはトリエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン等が挙げられる。これら
のY1 又はY2 としては水素原子又はアルカリ金属原子
が特に好ましい。更に一般式(5)中、mは1〜3の数
を示し、nは2〜4の数を示す。
【0014】本発明で用いられる界面活性剤としては、
分子中に一般式(1)で表わされる構造単位を有するも
のであれば特に限定されないが、例えば次の一般式
(6)で表わされるものが挙げられる。
【0015】
【化5】
【0016】〔式中、R4 、R5 及びR6 のうち少なく
とも1つは基-(R1O)p-R2-(OR3)q-X(R1 、R2
3 、p、q及びXは前記と同じ意味を示す)を示し、
残余はメチル基を示し、rは0〜4の数を示し、sは0
〜5の数を示す〕
【0017】また、本発明においては特に一般式(6)
においてr=s=0のものが好ましい。
【0018】かかる界面活性剤のうち、Xが一般式
(2)で表わされるものを製造するには、例えば下記反
応式に従って、分子中に一般式(7)で表わされる構造
単位を有する化合物(以下、化合物(7)と称する)と
オキシハロゲン化リンとを反応させ、次いでリンとハロ
ゲンの結合部を加水分解し、更に必要に応じて塩交換を
行えばよい。
【0019】
【化6】
【0020】〔式中、R1 、R2 、R3 、p、q、Y1
及びY2 は前記と同じ意味を示し、X 1 はハロゲン原子
を示す〕
【0021】化合物(7)とオキシハロゲン化リンとの
反応方法は特に制限されないが、例えば、それぞれを適
当な溶媒に溶解させたものを混合し、反応させる方法を
適用することができる。
【0022】化合物(7)を溶解させるために用いる溶
媒としては、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、トル
エン、ジエチルエーテルなどを挙げることができる。こ
こで用いる溶媒量は、化合物(7)重量に対して10倍
量以下が好ましく、3倍量以下が更に好ましい。また、
オキシハロゲン化リンを溶解させるために用いる溶媒と
しては、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、トルエ
ン、エーテルなどを挙げることができる。ここで用いる
溶媒量は、オキシハロゲン化リン重量に対して20倍量
以下が好ましく、10倍量以下が更に好ましい。
【0023】化合物(7)とオキシハロゲン化リンとの
混合比は特に制限されないが、化合物(7)が有するヒ
ドロキシル基1当量に対して、オキシハロゲン化リンが
0.5〜2、好ましくは0.9〜1.5当量となるよう
に混合することが好ましい。
【0024】化合物(7)とオキシハロゲン化リンの混
合方法は特に制限されないが、例えば、必要に応じて攪
拌しながら、オキシハロゲン化リン溶液中に化合物
(7)を滴下する方法を適用することができる。
【0025】この場合の滴下方法は特に制限されず、例
えば、全量を一括して若しくは適宜分割して滴下する方
法又は少量ずつ滴下する方法を適用することができる。
滴下時における反応系の温度は−50〜10℃が好まし
く、−30〜0℃が更に好ましい。反応終了後、必要に
応じて前記温度範囲内で1〜5時間熟成操作をすること
が好ましい。なお、反応系には副生する塩酸を中和する
ため、第3級アミン、例えば、トリエチルアミン、トリ
ブチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンなどを
共存させることもできる。
【0026】次に、前工程により生じた反応生成物のリ
ンとハロゲンの結合部を加水分解するには、アルカリ溶
液を、例えば上記と同様の滴下方法を適用して反応させ
る。
【0027】ここで用いるアルカリ溶液としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、アルキル
アミン、アルカノールアミンなどの水溶液を挙げること
ができ、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ま
しい。また、アルカリ溶液の濃度は特に制限されず、化
合物(7)及びオキシハロゲン化リンの濃度を考慮して
適宜調節することができる。更に、反応系の温度は、上
記と同じ温度範囲に設定保持することが好ましく、反応
時間は1〜15時間がよい。
【0028】このようにして反応を終了させた後、生成
した一般式(8)で表わされる構造単位を有する化合物
(以下、化合物(8)と称する)を反応系から分別す
る。なお、得られた化合物(8)に対し、必要に応じて
更に精製操作を付加することもできる。この精製操作は
特に制限されず、例えば、1)反応液中に、水及び非親
水性溶媒、例えば、ブタノール、トルエンなど、更に必
要に応じてエタノール、2−プロパノールなどの解乳化
剤を加えて攪拌し、静置して分層させ、余剰のリン酸塩
や副生する無機及び有機塩を含む水層を除去する方法;
2)反応液から溶剤を留去し、得られた残渣を水で洗浄
することにより余剰のリン酸塩等を除去するか、又は前
記残渣をエタノール、プロパノール、ブタノール、トル
エン等の溶剤に溶解させることにより、析出した余剰の
リン酸塩等を濾別して除去する方法;3)生成した化合
物(8)が有機溶剤に不溶のものの場合には、分別した
水層にエタノール、アセトンなどの親水性溶媒を加えて
目的物を沈澱させる方法を挙げることができる。
【0029】一般式(1)で表わされる界面活性剤のう
ち、Xが一般式(3)で表わされるものを製造するに
は、例えば下記反応式に従って、分子中に一般式(9)
で表わされる構造単位を有する化合物(以下、化合物
(9)と称する)とハロスルホン酸とを反応させ、次い
で必要に応じて塩交換を行えばよい。
【0030】
【化7】
【0031】〔式中、R1 、R2 、R3 、p、q、Y1
及びX1 は前記と同じ意味を示す〕
【0032】化合物(9)とハロスルホン酸との反応は
特に制限されないが、例えば、それぞれを適当な溶媒に
溶解させたものを混合し、反応させる方法を適用するこ
とができる。
【0033】化合物(9)を溶解させるために用いる溶
媒としては、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、トル
エン、ジエチルエーテルなどを挙げることができる。こ
こで用いる溶媒量は、化合物(9)重量に対して10倍
量以下が好ましく、3倍量以下が更に好ましい。また、
ハロスルホン酸を溶解させるために用いる溶媒として
は、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、トルエン、エ
ーテルなどを挙げることができる。ここで用いる溶媒量
は、ハロスルホン酸重量に対して20倍量以下が好まし
く、10倍量以下が更に好ましい。
【0034】化合物(9)とハロスルホン酸の混合比は
特に制限されないが、化合物(9)が有するヒドロキシ
ル基1当量に対して、ハロスルホン酸が0.5〜2当
量、好ましくは0.9〜1.5当量となるように混合す
ることが好ましい。
【0035】化合物(9)とハロスルホン酸の混合方法
は特に制限されないが、例えば、必要に応じて攪拌しな
がら、ハロスルホン酸溶液を化合物(9)溶液に滴下す
る方法を適用することができる。
【0036】この場合の滴下方法は特に制限されず、例
えば、全量を一括して若しくは適宜分割して滴下する方
法又は少量ずつ滴下する方法を適用することができる。
滴下時における反応系の温度は−50〜20℃が好まし
く、−30〜10℃が更に好ましい。滴下終了後、必要
に応じて前記温度範囲内で1〜5時間熟成操作をするこ
とが好ましい。なお、反応系が酸性になればシロキサン
結合が開裂しやすく、アルカリ金属水酸化物、アルカリ
金属炭酸塩、アミン等の塩基物質、好ましくは第3級ア
ミン、例えば、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
ピリジン、N−メチルモルホリンなどを共存させるのが
好ましい。
【0037】化合物(10)において、Y1 がアンモニ
ウム、アルキルアミン又はアルカノールアミンであるも
のを製造する場合は、上記した製造工程のみで反応を終
了させてよいが、Y1 がアルカリ金属であるものを製造
する場合には、更に前工程で得られた反応生成物中にア
ルカリ溶液を、例えば上記と同様の滴下方法を適用して
滴下し、反応させる。
【0038】ここで用いられるアルカリ溶液としては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、アル
キルアミン、ピリジン、アルカノールアミンなどの水溶
液や、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、
カリウムエチラート、カリウムメチラート等のアルコラ
ートを挙げることができるが、特に水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムの水溶液及びナトリウムメチラート、カ
リウムメチラートが好ましい。また、アルカリ溶液の濃
度は特に制限されず、化合物(9)及びハロスルホン酸
の濃度を考慮して適宜調節することができる。更に、反
応系の温度は、上記と同じ温度範囲に設定保持すること
が好ましい。
【0039】このようにして反応を終了させた後、生成
した一般式(10)で表わされる構造単位を有する化合
物(以下、化合物(10)と称する)を反応系から分別
する。なお、得られた化合物(10)に対し、必要に応
じて更に精製操作を付加することもできる。この精製操
作は特に制限されず、例えば1)反応液から溶媒を留去
し、クロロホルム等の非極性溶媒に溶解させ、副生した
無機塩を濾別する方法;2)反応液から溶媒を留去し、
次いでヘキサン等の溶媒に不溶化させ析出物を濾取し、
未反応及び余剰のアルコール変性オルガノ(ポリ)シロ
キサンを除去する方法を挙げることができる。
【0040】また、一般式(1)で表わされる界面活性
剤のうち、Xが一般式(4)で表わされるものを製造す
るには、例えば下記反応式に従って、一般式(11)で
表わされる化合物(以下、化合物(11)と称する)と
分子中に一般式(12)で表わされる構造単位を有する
化合物(以下、化合物(12)と称する)とを反応させ
て分子中に一般式(13)で表わされる構造単位を有す
る化合物(以下、化合物(13)と称する)を得、加水
分解を行った後、必要に応じて塩交換を行えばよい。
【0041】
【化8】
【0042】〔式中、R7 は単結合、炭素数1〜20の
アルキレン基又は基-R6-O-R2-(R6は単結合又は炭素数
1〜2のアルキレン基を示し、R2 は前記と同じ意味を
示す〕
【0043】化合物(11)と化合物(12)の反応方
法は特に制限されないが、例えば化合物(11)と化合
物(12)を混合し、20〜100℃で1〜10時間反
応させる方法を適用することができる。また必要に応じ
て、化合物(11)及び化合物(12)を溶解し得る溶
媒を加えて反応を行うこともできる。
【0044】化合物(11)及び化合物(12)を溶解
し得る溶媒としては、トルエン、ヘキサン、クロロホル
ム、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等が
挙げられ、用いる溶媒量としては原料総重量の10倍量
以下が好ましく、3倍量以下が更に好ましい。また、こ
の反応においては反応を促進する目的で、白金、ロジウ
ム、ニッケル、パラジウム等の遷移金属、遷移金属化合
物、遷移金属錯体などの触媒を原料総量の10-4〜10
-6倍モル添加することが好ましい。
【0045】更に、化合物(11)と化合物(12)の
混合比は、目的化合物の変性度に応じて適宜決定すれば
よく、特に限定されないが、例えば化合物(12)中の
Si−H結合の数をJとし、そのJ個のSi−H結合の
すべてを変性させる場合には、化合物(11)をJ倍モ
ル以上、好ましくはJ〜5J倍モル用いればよい。
【0046】反応終了後、触媒を除去するために活性炭
等を加えて濾過した後、溶媒を留去し、必要に応じて蒸
留精製、又は減圧下未反応(余剰)の原料を留去するこ
とにより化合物(13)が得られる。
【0047】化合物(13)を、分子中に一般式(1
4)で表わされる構造単位を有する化合物(以下、化合
物(14)と称する)に変換する反応方法は特に制限さ
れないが、例えば化合物(13)と塩基を適当な溶媒に
溶解させたものを混合し、適量の水の存在下反応させる
方法を適用することができる。化合物(13)を溶解さ
せるために用いる溶媒としては、テトラヒドロフラン、
塩化メチレン、トルエン、ジエチルエーテル、メタノー
ル、ヘキサン、エタノール、プロパノールなどを挙げる
ことができる。ここで用いる溶媒量は、化合物(13)
の重量に対して10倍量以下が好ましく、3倍量以下が
更に好ましい。また、塩基を溶解させるために用いる溶
媒としては、水、メタノール、エタノールなどを挙げる
ことができる。ここで用いる溶媒量は、塩基重量に対し
て20倍量以下が好ましく、10倍量以下が更に好まし
い。
【0048】化合物(13)と塩基の混合比は特に制限
されないが、化合物(13)の構成単位(13)1当量
に対して塩基0.5〜2当量、好ましくは1〜1.2当
量となるように混合することが好ましい。
【0049】化合物(13)と塩基の混合方法は特に制
限されないが、例えば必要に応じて攪拌しながら塩基溶
液を化合物(13)溶液に滴下する方法を適用すること
ができる。この場合の滴下方法は特に制限されず、例え
ば、全量を一括して若しくは適宜分割して滴下する方法
又は少量ずつ滴下する方法を適用することができる。滴
下時における反応系の温度は0〜100℃が好ましく、
10〜40℃が更に好ましい。滴下終了後、必要に応じ
て前記温度範囲内で1〜10時間熟成操作をすることが
好ましい。
【0050】また、ここで用いられる塩基としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラー
ト、カリウムメチラート、ナトリウムエチラート、カリ
ウムエチラート等を挙げることができるが、特に水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムが好ましい。また塩基の濃
度は特に制限されず、化合物(13)の濃度を考慮して
適宜調節することができる。
【0051】化合物(14)において、Y1 がアルカリ
金属であるものを製造する場合は、上記の製造工程を行
った後、溶剤(溶媒)を留去するのみで反応を終了させ
てよいが、Y1 がアンモニウム、アルキルアミン、アル
カノールアミンであるものを製造する場合には、以下の
ように反応させればよい。すなわち、反応溶液に加えた
塩基に対して1〜3当量、好ましくは1〜2当量の酸性
水溶液を添加した後、ヘキサン、エーテル、塩化メチレ
ン等の溶剤を添加して有機層を分取した後、必要に応じ
てイオン交換水で洗浄し、得られた有機層に必要量のア
ンモニウム、アルキルアミン、アルカノールアミンを添
加し、溶媒を留去させればよい。ここで用いられる酸性
水溶液としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、過塩素酸
等の水溶液が挙げられるが、特に塩酸、硫酸等の水溶液
が好ましい。
【0052】更に、一般式(1)で表わされる界面活性
剤のうち、Xが一般式(5)で表わされるものを製造す
るには、例えば下記反応式に従って、一般式(15)で
表わされる化合物(以下、化合物(15)と称する)と
化合物(12)を反応させればよい。
【0053】
【化9】
【0054】〔式中、R1 、R2 、R3 、R7 、p、
q、n及びmは前記と同じ意味を示す〕
【0055】化合物(15)と化合物(12)との反応
方法は特に制限されないが、例えば化合物(15)と化
合物(12)を混合し、20〜100℃で1〜10時間
反応させる方法を適用することができる。また必要に応
じて、化合物(15)及び化合物(12)を溶解し得る
溶媒を加えて反応を行うこともできる。
【0056】化合物(15)及び化合物(12)を溶解
し得る溶媒としては、トルエン、クロロホルム、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン等が挙げられ、
用いる溶媒量としては、原料総重量の10倍量以下が好
ましく、3倍量以下が更に好ましい。また、この反応に
おいては反応を促進する目的で、白金、ロジウム、ニッ
ケル、パラジウム等の遷移金属、遷移金属化合物、遷移
金属錯体などの触媒を原料総量の10-4〜10-6倍モル
添加することが好ましい。
【0057】更に、化合物(15)と化合物(12)の
混合比は、目的化合物の変性度に応じて適宜決定すれば
よく、特に限定されないが、例えば化合物(12)中の
Si−H結合の数をJとし、そのJ個のSi−H結合の
すべてを変性させる場合には、化合物(15)をJ倍モ
ル以上、好ましくはJ〜5J倍モル用いればよい。
【0058】反応終了後、触媒を除去するために活性炭
等を加えて濾過した後、溶媒を留去することにより、一
般式(16)で表わされる構造単位を有する化合物(以
下、化合物(16)と称する)を得ることができる。な
お、得られた化合物(16)に対し、必要に応じて更に
精製操作を付加することもできる。この精製方法は、特
に制限されず、例えば反応液から溶媒を留去し、ヘキサ
ン等の非極性溶媒に溶解させ、未反応物を濾別する方法
を挙げることができる。
【0059】かくして得られる界面活性剤は、いずれも
高い起泡性を有し、シリコーン等の油分との相溶性を良
くすることができるため洗浄剤成分として有用である。
【0060】また、これらの界面活性剤は水性媒体に溶
解又は分散した洗浄剤組成物として用いられるのが好ま
しく、その配合量は使用目的によっても異なるが、組成
物全量中に1〜60重量%、特に2〜30重量%とする
のが好ましい。
【0061】また、本発明の洗浄剤組成物には、本発明
の性能を損なわない範囲で他の界面活性剤を配合するこ
とができる。かかる他の界面活性剤としては、非イオン
性界面活性剤、イオン性界面活性剤のいずれでもよく、
非イオン性活性剤としては、ソルビタンモノラウレート
等のソルビタン脂肪酸エステル、グリセロールモノオレ
ート等のグリセリン脂肪酸エステル、シュークロースモ
ノラウレート等のショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
グリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、アルキルア
ルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げら
れ、イオン性界面活性剤としては、ラウリン酸カリウム
等の脂肪酸石けん、ラウリルエーテルカルボン酸ナトリ
ウム等のアルキルエーテルカルボン酸塩、ラウリル硫酸
ナトリウム等のアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩、モノラウリルリン酸ナトリウム
塩等のアルキルリン酸塩、ラウロイル−N−メチルタウ
リンナトリウム、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナ
トリウム等のN−アシルアミノ酸系活性剤、スルホコハ
ク酸系活性剤、ミラノール、ソフタゾリン等として市販
されるイミダゾリン系活性剤、ラウリル酢酸ベタイン等
のベタイン系、アミンオキサイド等が挙げられる。ま
た、本発明洗浄剤組成物には必要に応じてアルコール
類、液状油、脂肪酸類、水、更に化粧料、医薬品等に通
常使用される薬効剤、保湿成分、抗炎症剤、殺菌剤、防
腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、増粘剤、有機及び無
機粉体、色素、香料等を配合することができ、剤型とし
ては、液状、ゲル状、固形、顆粒等任意の形とすること
ができる。
【0062】本発明の洗浄剤組成物は、前記の成分を常
法により混合することにより製造することができる。ま
た本発明洗浄剤組成物は、皮膚、毛髪等に塗布し、必要
によりマッサージした後、水で洗い流すことにより使用
される。
【0063】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物を用いれば、従来
除去が困難だった化粧くずれしにくい、口紅、夏用メイ
クやヘアメイク等を短時間で洗浄できると共に、起泡性
に優れるため、泡立てて使用することができ、すすぎ性
が良好であり、しかも洗浄中及び洗浄後の感触も良好で
ある。更に、従来のジェルタイプのクレンジング剤では
適用が好ましくなかった肌が水にぬれている状態、例え
ば浴室での使用も可能である。
【0064】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれらによって何ら限定されるものではな
い。
【0065】合成例1
【0066】
【化10】
【0067】公知の方法により合成した片末端アルコー
ル変性オルガノシロキサン(a)15g、ピリジン7.
5g及び塩化メチレン10gを混合し、0℃に冷却し
た。この溶液にクロロスルホン酸(b)5.5g、塩化
メチレン10gの混合溶液を、10℃以下に保ちながら
20分で滴下した。10℃以下で4時間熟成させた後、
ナトリウムメチラート(メタノール溶液28%)18.
2gを10℃以下に保ちながら15分で滴下した。その
後温度を徐々にあげ、室温で2時間攪拌した。攪拌終了
後、溶媒を減圧留去した。残渣にクロロホルムを加え、
不溶分を濾別し、溶媒を留去した後更にヘキサンを加
え、生じた固体を濾取しスルホン酸エステル変性オルガ
ノシロキサン(c)17gを得た。
【0068】1H−NMR(D2O)δ(ppm): −0.02;−CH2−Si−C3 0;Si−(C3 3 0.46;−C2 −Si−CH3 1.24;−CH2− 1.60;−C2 −CH2−OSO3Na 3.94;−CH2−C2 −OSO3Na
【0069】合成例2
【0070】
【化11】
【0071】オキシ塩化リン(e)13.2gをテトラ
ヒドロフラン20gに溶解させた溶液を−30℃まで冷
却した。次に、この溶液に、公知の方法(特開昭62−
195389号)により合成した片末端アルコール変性
ジメチルシロキサン(d)28.2g、トリエチルアミ
ン8.7gをテトラヒドロフラン30gに溶解させた溶
液を20分で滴下した。その後、反応温度を−20℃以
下に保ちながら4時間熟成させた。次いで、反応液中に
水酸化ナトリウム17.5gをイオン交換水30gに溶
解した溶液を20分で滴下した。0℃で12時間攪拌を
継続し、反応を終了させた。次いで、反応液にイオン交
換水70g、エーテルとエタノールの混合溶媒を加え、
反応生成物を抽出した。その後有機層をイオン交換水で
洗浄し、水層を除去した後溶媒を減圧留去しリン酸エス
テル変性ジメチルシロキサン(f)32gを得た。
【0072】31P−NMR(D2O):8.0ppm1 H−NMR(D2O)δ(ppm): 0.3;−O−Si−(C3 2−CH2− 0.6;(C3 3Si−O 0.5;Si−C2 1.2;−CH2−(C2 8−CH2−CH2−O−P 1.6;−C2 −CH2−O−P 3.8;−C2 −O−P IR: Si−O−Si;1050cm-1 Si−C ;1245cm-1、840cm-1
【0073】合成例3
【0074】
【化12】
【0075】ウンデシレン酸メチルエステル(g)30
g、ペンタメチルジシロキサン(h)23g及びトルエ
ン20gを混合した。この溶液に白金触媒を加え、70
℃で3時間熟成させた。反応終了後、活性炭1gを添加
し、50℃で1時間攪拌した。活性炭を濾別した後、ト
ルエンを減圧留去した。得られた残渣を減圧蒸留し、エ
ステル変性オルガノシロキサン(i)50gを得た。上
記の方法で得られたエステル変性オルガノシロキサン
(i)20gとイオン交換水50g、エチルアルコール
50gを混合した。この溶液に水酸化ナトリウム(j)
2.4gを加え、室温で10時間攪拌した。溶媒を減圧
留去しカルボン酸変性オルガノシロキサン(k)19.
8gを得た。
【0076】1H−NMR(D2O)δ(ppm): 0;−CH2−Si−C3 0.02;Si−(C3 3 0.48;−C2 −Si−CH3 1.27;−CH2− 1.54;−C2 −CH2−COONa 2.10;−CH2−C2 −COONa
【0077】合成例4
【0078】
【化13】
【0079】化合物(l)22g、ペンタメチルジシロ
キサン(m)10g及びトルエン5gを混合した溶液に
白金触媒を添加し、70℃で4時間熟成させた。反応終
了後、トルエン50g、活性炭1gを加え50℃で1時
間攪拌した。活性炭を濾別した後溶媒を減圧留去し、ベ
タイン変性オルガノシロキサン(n)30.6gを得
た。
【0080】1 H−NMR(CDCl3+CD3OD)δ(ppm): −0.05;−CH2−Si−C3 −0.02;O−Si−CH3 0.41;−C2 −Si−CH3 1.18;−CH2− 1.52;CO−CH2−C2 1.83;CO−NH−CH2− 2.10;CO−C2 −CH2 3.13;N−CH3 3.19;−CH2−N− 3.46;−CH2−C2 −CH2−N 3.60;N−CH2−COO-
【0081】実施例1 表2に示す組成の洗浄剤組成物を常法に従って調製し、
耐水性ファンデーションに対する洗浄力及び感触並びに
起泡力を評価した。その結果を表2に示す。
【0082】(1)試験方法 下記の組成を有する耐水性ファンデーションを、水洗い
した前腕内側に塗布した。
【0083】
【表1】 〔ファンデーション組成〕 (重量%) 高分子シリコーン 5.0 環状シリコーン 27.0 ポリエーテル変性シリコーン 3.0 スクワラン 15.0 キャンデリラロウ 3.0 香料 0.1 イオン交換水 0.9 セリサイト 15.0 ナイロンパウダー 15.0 酸化チタン 13.0酸化鉄 3.0 計 100.0
【0084】塗布は、前腕の数カ所に直径2cm程度にな
るよう行い、洗浄前に1時間放置し、充分乾かし、それ
ぞれ試験部位とした。洗浄剤試料は、それぞれの試験部
位に、1〜2滴、滴下し、直ちに、指で、指圧100g
程度に圧迫し、毎秒2回10秒間擦った。この後、直ち
に、指を水道水で濡らし、更に毎秒2回5秒間擦った。
次いで流水で洗い流し、流しながら毎秒2回5秒間擦り
洗った。
【0085】(2)評価方法 〔洗浄力〕洗浄中と洗浄後、試験部位を上記パネラーが
肉眼観察し、次の4段階に評価した。 ◎:直ちに殆どのファンデーションが溶解し、最終的に
残留を認め得ない。 ○:直ぐには溶解しないが、徐々に溶解し、最終的に残
留を認め得ない。 △:やや洗浄力を認めるが、最終的に明らかにファンデ
ーションの残留を認める。 ×:水で洗浄したときと同様に、殆どファンデーション
が除去されない。
【0086】〔感触〕上記洗浄力試験の洗浄中と洗浄後
の肌の感触を上記パネラー5名が評価した。洗浄中の感
触は、主として伸びの良さを評価した。洗浄後の感触
は、しっとりした感触、サッパリした感触を良い感触と
し、キシミ感、ベトつき、油性感、ヌルつき感を悪い感
触とし、官能試験により次の3段階で評価した。 ○:良い感触を認めるか又は、洗浄前と感触の違いを認
めない。 △:悪い感触を認める。 ×:許容しがたいほどの悪い感触を認める。
【0087】〔起泡力〕洗浄剤組成物の2%水溶液10
0mlを30秒間反転攪拌し、更に10秒後の泡量を測定
した。 ○:泡量が150mlを超える。 △:泡量が50ml以上、150ml以下。 ×:泡量が50ml未満。
【0088】
【表2】
【0089】実施例2 下記組成のクレンジングクリームを常法に従って調製し
た。これは耐水性ファンデーションに対する洗浄力と感
触に優れるものであった。
【0090】
【表3】 (組成) (重量%) スルホン酸エステル変性オルガノシロキサン(合成例1) 50.0 ステアリン酸ナトリウム 5.0 ポリエチレングリコール(平均分子量6000) 10.0 ソルビトール 5.0 グリセリン 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.5 香料 微量 メチルパラベン 微量 プロピルパラベン 微量 精製水 バランス
【0091】実施例3 下記組成のシャンプーを常法に従って調製した。これは
洗浄力、起泡力、感触共に優れるものであった。
【0092】
【表4】 (組成) (重量%) スルホン酸エステル変性オルガノシロキサン(合成例1) 7.0 ココイルイセチオン酸ナトリウム 1.0 ココイルグルタミン酸ナトリウム 1.0 ココアミドプロピルベタイン 1.0 エタノール 4.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 香料 微量 着色料 微量 精製水 バランス
【0093】実施例4 下記組成のクレンジングクリームを常法に従って調製し
た。これは耐水性ファンデーションに対する洗浄力と感
触に優れるものであった。
【0094】
【表5】 (組成) (重量%) リン酸エステル変性ジメチルシロキサン(合成例2) 50.0 ステアリン酸ナトリウム 5.0 ポリエチレングリコール(平均分子量6000) 10.0 ソルビトール 5.0 グリセリン 5.0 ワセリン 18.0 流動パラフィン 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.5 香料 微量 メチルパラベン 微量 プロピルパラベン 微量 精製水 バランス
【0095】実施例5 下記組成のシャンプーを常法に従って調製した。これは
洗浄力、起泡力、感触共に優れるものであった。
【0096】
【表6】 (組成) (重量%) リン酸エステル変性ジメチルシロキサン(合成例2) 7.0 アルキル硫酸トリエタノールアミン塩(AS−TEA) 5.0 ヤシ脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 ココイルイセチオン酸ナトリウム 1.0 ココイルグルタミン酸ナトリウム 1.0 ココアミドプロピルベタイン 1.0 エタノール 4.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 香料 微量 着色料 微量 精製水 バランス
【0097】実施例6 下記組成のクレンジングクリームを常法に従って調製し
た。これは耐水性ファンデーションに対する洗浄力と感
触に優れるものであった。
【0098】
【表7】 (組成) (重量%) カルボン酸変性オルガノシロキサン(合成例3) 50.0 ステアリン酸ナトリウム 5.0 ポリエチレングリコール(平均分子量6000) 10.0 ソルビトール 5.0 グリセリン 5.0 流動パラフィン 3.0 セチルアルコール 1.2 カルボキシビニルポリマー 0.5 香料 微量 メチルパラベン 微量 プロピルパラベン 微量 精製水 バランス
【0099】実施例7 下記組成のシャンプーを常法に従って調製した。これは
洗浄力、起泡力、感触共に優れるものであった。
【0100】
【表8】 (組成) (重量%) カルボン酸変性オルガノシロキサン(合成例3) 17.0 アルキルエーテル硫酸ナトリウム(AES−Na) 10.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 4.0 ココイルイセチオン酸ナトリウム 1.0 エタノール 4.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 香料 微量 着色料 微量 精製水 バランス
【0101】実施例8 下記組成のクレンジングクリームを常法に従って調製し
た。これは耐水性ファンデーションに対する洗浄力と感
触に優れるものであった。
【0102】
【表9】 (組成) (重量%) ベタイン変性オルガノシロキサン(合成例4) 50.0 ステアリン酸ナトリウム 5.0 ポリエチレングリコール(平均分子量6000) 10.0 ソルビトール 5.0 グリセリン 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.5 香料 微量 メチルパラベン 微量 プロピルパラベン 微量 精製水 バランス
【0103】実施例9 下記組成のシャンプーを常法に従って調製した。これは
洗浄力、起泡力、感触共に優れるものであった。
【0104】
【表10】 (組成) (重量%) ベタイン変性オルガノシロキサン(合成例4) 7.0 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 5.0 ココイルイセチオン酸ナトリウム 1.0 ココイルグルタミン酸ナトリウム 1.0 ココアミドプロピルベタイン 1.0 エタノール 4.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.2 香料 微量 着色料 微量 精製水 バランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に下記一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 及びR3 はそれぞれ炭素数2〜4のアルキ
    レン基を示し、R2 は炭素数2〜22のアルキレン基を
    示し、pは0又は1の数を示し、qは0〜10の数を示
    し、Xは次の一般式(2)、(3)、(4)又は(5) 【化2】 (Y1 及びY2 はそれぞれ水素原子、アルカリ金属原
    子、アンモニウム、アルキルアミン又はアルカノールア
    ミンを示し、mは1〜3の数を示し、nは2〜4の数を
    示す)で表わされる基を示す〕で表わされる構造単位を
    有する界面活性剤を含有することを特徴とする洗浄剤組
    成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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