JPH0714184Y2 - 紙 凾 - Google Patents

紙 凾

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JPH0714184Y2
JPH0714184Y2 JP3277590U JP3277590U JPH0714184Y2 JP H0714184 Y2 JPH0714184 Y2 JP H0714184Y2 JP 3277590 U JP3277590 U JP 3277590U JP 3277590 U JP3277590 U JP 3277590U JP H0714184 Y2 JPH0714184 Y2 JP H0714184Y2
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JP
Japan
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piece
reinforcing
projecting
adhesive
protruding tongue
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3277590U
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JPH03123821U (ja
Inventor
秀岳 戸辺
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Lion Corp
Toppan Inc
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Lion Corp
Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、店頭に陳列して販売される小物物品、例えば
歯ブラシ,金物,各種工具などの陳列用の紙凾に関する
ものである。
〔従来の技術〕 一般に、歯ブラシなどの小物物品を販売するには吊下用
紙凾に収納して店頭に掛け金具に引っ掛けて陳列し見易
いように、かつまた購入者が取り外し易いように配列す
ることが知られている。
この陳列用吊下げ紙凾としては、吊下用舌片を紙凾本体
に突設した組立箱が用いられており、組立箱中に内容物
を収納したのち、ホットメルトなどの接着剤で閉塞状態
に接着固定する包装手段で販売商品としてある。(実公
昭57-34982号公報,実公昭57-46261号公報など) 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、従来の吊下用の陳列紙凾は、簡易包装のため
に内容物の詰め込みから閉塞固着する自動包装が自動機
械で行われ吊り下げ用の突出舌片を折曲げて凾体本体の
壁面に接着させており、凾体強度、並びに接着強度を増
加するには補強片を吊下舌片に沿わせ、接着面を粗面に
して接着剤の固着強化しても剥離傾向があり、しかも包
装時にホットメルトなどの接着剤がフラップ間の隙間か
ら凾体内に侵入するおそれがあって、自動包装に支障を
来すなどの問題があった。
本考案は、従来の欠点を適確に排除しようとするもの
で、吊下部分の補強と閉塞による接着力の増大で紙凾の
保形とを著しく向上し、閉塞フラップの突き合せ部分に
ラップする部分を多くして隙間がなく、ホットメルトな
どの接着剤の侵入がなく安全に包装できるし、しかも接
着剤の使用量も節減して包装作業も効率よく行える紙凾
を提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、凾体本体と、蓋片と閉塞フラップと引掛部を
有する吊下用の突出舌片とからなり、該突出舌片は境界
折曲線を境として蓋片を介して前記凾体本体の一側壁片
と接続形成され、かつ前記突出舌片に折曲線で接続形成
された補強片で二重突出舌片とすると共に、この突出舌
片と補強片と閉塞フラップ及び固着支持片との間に接着
剤を介在させて接着結合する陳列用紙凾であって、前記
突出舌片に重合される補強片と閉塞フラップとの境界線
を補強片内に喰い込む突片を形成する輪郭の切離線に形
成して該補強片に接着剤を露呈する切欠を設けたことを
特徴とする紙凾である。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1〜4図例で説明すると、凾体本体
1と、蓋片2と閉塞フラップ3と引掛部4を有する吊下
用の突出舌片5とからなり、該突出舌片5は境界折曲線
6,7を境として蓋片2を介して前記凾体本体1の一側壁
片11と接続形成され、かつ前記突出舌片5に折曲線8で
接続形成された補強片9で二重突出舌片とすると共に、
この突出舌片5,補強片9と閉塞フラップ3及び固着支持
片10との間に、ホットメルトなどの接着剤を介在させて
接着結合する陳列用紙凾であって、前記突出舌片5に重
合される補強片9に接着剤を露呈しうる切欠12を設ける
のに、前記突出舌片5に重合される補強片9と閉塞フラ
ップ3との境界線を補強片内に喰い込む突片31を形成す
る輪郭の切離線13に形成して、該補強片9に接着部を露
呈しうる切欠12を設けた紙凾としてある。
この場合、凾体本体1の引掛部4のある突出舌片5に対
向配備される背面側壁片12の上縁を他の側壁片13,14
り上方に延長した固着支持片10を突設し、この固着支持
片10と引掛部4のある突出舌片5との間に前記補強片9
を介在挟持して接着剤で定着一体化してある。
なお、前記補強片9が、一方の前記閉塞フラップ3の一
端縁を形成する切離線13で仕切接合されたものであっ
て、前記切欠12を形成しているものであり、前記切欠と
しては、一つの又は複数形成されているものであって、
複数の場合少なくとも一つを切抜く突片31を前記閉塞フ
ラップ3の一端縁に備えればよい。
また、凾体本体1は内容物を表示する文字,図案の表示
と外部から透視する透明フィルム151のある窓部15を備
え、周囲を箱形に裁断した組立箱で正面及び背面の側壁
片11,12及び両サイドの側壁片12,13と接着用の側壁片
14,上下端縁に閉塞フラップ3,30及び蓋片2,底蓋20,内
底蓋201とが縦方向の折曲線16,17,18,19と横方向21,22,
23をもって区画形成され、前記蓋片2のある突出舌片5
が正面側壁片11に折曲線6,7を介して設けられ、且つ背
面側壁片12の上方に固着支持片10を延長して設けてあっ
て、補強片9を中に挟んで吊下用舌片として用いられる
ようになっている。この補強片9は突出舌片5の一側に
折曲線8で接続して形成され、鉤孔又はフック孔となる
引掛部4に合致する引掛部14を対称位置に備えてある。
第5図の具体例では、切欠12を複数設けるのに切離線13
に複数の曲部を形成したものでフラップ3と補強片9と
の境界線として備えたものである。
いずれにしても、吊下げフック部となる重合された突出
舌片5及び補強片9は折り込んだ状態で固着支持片10に
接着剤で接着結合し、凾体本体1の上方部を固着強化す
ることができる。
なお、接着剤は接着部を形成するものであるが、塗布部
位は任意選ぶことができるし、自動包装しやすい形式に
するのがよい。
〔考案の効果〕
本考案は、突出舌片に重合される補強片と閉塞フラップ
との境界線を補強片内に喰い込む突片を形成する輪郭の
切離線に形成して該補強片に接着剤を露呈する切欠を設
けたことにより紙凾の裁断も簡単にでき、接着部分に介
在する紙材に切欠があることは接着部分の定着性が大幅
に向上し、陳列吊下部分の補強と固定化とが適確にで
き、しかも紙凾材の有効利用で切除,損紙も少なく、閉
塞フラップの拡張化で凾体本体の閉塞状態が確実で接着
剤の凾内への侵入も妨げるし、取扱上の不便さもなく、
既存の自動包装機械の適用にも支障がなく、能率的な包
装作業が容易に可能であるなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示し、第1図は展開図、第2図
はその組立状態の斜視図、第3図及び第4図は突出舌片
の表面図及び裏面図、第5図は突出舌片の他の実施例の
表面図である。 1……凾体本体、11,12,13,14……側壁片、2……蓋
片、3……閉塞フラップ、31……突片、4……引掛部、
5……突出舌片、6,7……折曲線、8……折曲線、9…
…補強片、10……固着支持片、12……切欠、13……切離
線、14……引掛部、15……窓部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】凾体本体と、蓋片と閉塞フラップと引掛部
    を有する吊下用の突出舌片とからなり、該突出舌片は境
    界折曲線を境として蓋片を介して前記凾体本体の一側壁
    片と接続形成され、かつ前記突出舌片に折曲線で接続形
    成された補強片で二重突出舌片とすると共に、この突出
    舌片と補強片と閉塞フラップ及び固着支持片との間に接
    着剤を介在させて接着結合する陳列用紙凾であって、前
    記突出舌片に重合される補強片と閉塞フラップとの境界
    線を補強片内に喰い込む突片を形成する輪郭の切離線に
    形成して該補強片に接着剤を露呈する切欠を設けたこと
    を特徴とする紙凾。
  2. 【請求項2】前記凾体本体の引掛部のある突出舌片に対
    向配備される背面側壁片が、その上縁を一方に延長した
    固着支持片を突出形成したものであって、該固着支持片
    と引掛部のある突出舌片との間に前記補強片を介在挿入
    して接着剤で定着した請求項1記載の紙凾。
  3. 【請求項3】前記補強片が、前記閉塞フラップの一端縁
    を形成する切離線で仕切接合されたものであって、該分
    離線中に前記切欠を形成する請求項1または2項記載の
    紙凾。
  4. 【請求項4】前記切欠が、複数形成されているものであ
    って、少なくとも一つを切抜く突片を前記閉塞フラップ
    の一端縁に備えた請求項2または3記載の紙凾。
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JPH03123821U JPH03123821U (ja) 1991-12-16
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