JPH074175Y2 - ハンガー付きカートン - Google Patents

ハンガー付きカートン

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JPH074175Y2
JPH074175Y2 JP11022788U JP11022788U JPH074175Y2 JP H074175 Y2 JPH074175 Y2 JP H074175Y2 JP 11022788 U JP11022788 U JP 11022788U JP 11022788 U JP11022788 U JP 11022788U JP H074175 Y2 JPH074175 Y2 JP H074175Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
carton
top panel
locking piece
insertion flap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11022788U
Other languages
English (en)
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JPH0231820U (ja
Inventor
和夫 小川
忠世 平野
勝 清水
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば電気製品、工具類等の内容物を収納し、
吊り下げた状体で店内に展示販売されるハンガー付きカ
ートンに関する。
[従来の技術] 従来、この種のハンガー付きカートンは、電気製品、工
具類等の内容物を収納する箱本体と、壁等のフック部に
吊り下げ穴を介して引っ掛け支持されるハンガー部とか
ら構成されていた。また、このハンガー部はその開放端
部が箱本体の天パネルの一側端部位置まで延設され、こ
この位置で該天パネルの一側端部とハンガー部の開放端
部とがシールを介して固着されていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、以上のように構成された従来のハンガー
付きカートンは、固着手段および開封済みか否か判別す
る手段としてシールを貼る等していたため、コストがか
かり、しかも開封時シールを剥がした跡が残るため外観
上好ましくないという欠点があった。また、、消費者が
該ハンガー付きカートンを購入した後にあっては、該ハ
ンガー部は不要であり、開けるのに邪魔となるが、従来
にあっては該ハンガー部を箱本体から切り離すのに手間
がかかるという欠点があった。さらに、従来のハンガー
付きカートンは、一旦開けた後は、再び収納箱として使
用することが困難であった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、シ
ール等の固着手段を用いることなく容易かつ強固にハン
ガー部を箱本体に取り付けることが可能で、しかも開封
後もシールを剥がした跡等ができることなく外観を良好
に保つことができ、収納箱としても再使用でき、さらに
ハンガー部を箱本体から容易に切り離すことのできるハ
ンガー付きカートンを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案に係るハンガー付き
カートンは、前板の両側縁に側板を設けると共に一方の
側板の一側縁に背板を設け、かつ前記前板の上縁には天
パネル、差込みフラップおよび係止片が罫線を介して順
次連設され、さらに前記背板の上縁には切れ線を介して
ハンガー部が連設されて成り、前記係止片は天パネル、
差込みフラップの折曲げ方向に対して逆方向に折り曲げ
られ、ハンガー部の支持部が該係止片と差込みフラップ
との間に係入して成る構成としたものである。
[作用] このように本考案にあっては、箱本体内に電気製品等の
内容物を収納した後、天パネル、差込みフラップを折り
曲げると共に係止片をこれら折曲げ方向とは逆方向に折
り曲げ、この後ハンガー部を折り込むようにしている。
このようにすることにより、係止片と差込みフラップと
の間にハンガー部の支持部が入り、ひっかかった状体と
なるので、容易に箱を開封することができなくなる。ま
た、該箱を開ける際は、ハンガー部と背板との間の切れ
線によってハンガー部を箱本体から容易に分離すること
ができるので、該箱の開封作業を簡単に行うことができ
る。
[実施例] 以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明す
る。
第1図は本考案に係るハンガー付きカートンの組立完了
後の要部斜視図、第2図は同ハンガー付きカートンの組
立完了前の要部斜視図、第3図は同ハンガー付きカート
ンの要部断面図、第4図は同ハンガー付きカートンの要
部展開平面図である。
第4図から明らかなように、前板1の左右両側縁には側
板2,3が設けられていると共に、該左側側板2の左側端
縁には糊しろ片4が、また右側側板3の右側端縁には背
板5がそれぞれ連設されている。さらに、前記前板1の
上縁には天パネル6が設けられており、かつ前記側板2,
3の上縁にはそれぞれ内フラップ7,8が設けられている。
該天パネル6および内フラップ7,8は第4図に示すよう
に展開した状態において横方向に隣接した状態で並列配
置されている。また、該天パネル6の両側縁と内フラッ
プ7,8との間には切込み9,10が設けられており、該内フ
ラップ7,8は天パネル6に対して遊離した状態となって
いる。なお、該内フラップ7,8はその外側縁側上部に切
欠き部7a,8aが設けられた形状となっている。また、前
記天パネル6の上縁には罫線11を介して差込みフラップ
12が連設されており、さらに該差込みフラップ12の上縁
には罫線13を介して係止片14が連設されている。前記天
パネル6と差込みフラップ11との間の罫線11の両側には
所定長さの切込み15が設けられている。
一方、前記背板5の上縁には罫線16、切れ線17を介して
ハンガー部18が連設されている。該ハンガー部18は途中
に罫線19が設けられて折込み可能となっており、先端側
の片は支持部18aを構成している。なお、該ハンガー部1
8には壁等のフック(図示せず)に引っ掛けられるよう
に吊り下げ穴18bが穿設されている。また、該ハンガー
部18とその左側縁に位置する前記内フラップ8との間に
は切込み20が設けられている。尚、底部については、任
意の底構造を採用することができる。
以上のような構成によって、前板1、側板2,3および背
板5は罫線21〜23を介して所定方向に次々と折り曲げら
れた後、糊しろ片4を背板5に固着することによって第
2図に示すように箱本体が組み立てられる。この後、こ
の第2図に示す状態から内フラップ7,8を内側に折り込
み、さらに差込みフラップ12および係止片14をそれぞれ
所定方向に折り曲げた後、第3図に示すように天パネル
6を前板1に対して直角に折り曲げる。なお、差込みフ
ラップ12は天パネル6を前板1に対して直角に折り曲げ
た時に前板1、背板5と平行になるように折り曲げられ
ており、かつ係止片14はこの差込みフラップ12の折れ方
向とは逆に上方に向かって折り曲げられている。
次に、ハンガー部18を罫線19を介して折り畳んだ後、第
3図に示すように、先端の支持部18aを差込みフラップ1
2と係止片14との間に係入すれば、これによってハンガ
ー付きカートンの組立てが完了する。
なお、本ハンガー付きカートンにあっては、天パネル6
を閉じる前にあって前板1、側板2,3および背板5から
成る箱本体内に例えば電気製品、工具類等の内容物を収
納するようにしている。また、ハンガー部18の支持部18
aが差込みフラップ12と係止片14との間に係入した状態
にあっては、該支持部18aの先端が差込みフラップ12と
係止片14にひっかかった状態となり、容易に箱を開ける
ことができなくなる。また、開封する際は支持部18aの
先端を差込みフラップ12と係止片14の間から外さなけれ
ばならないので、開封済みか否かはカートン自体をみれ
ば容易に判別できる。
一方、開封する際は、ハンガー部18が邪魔になるが、該
ハンガー部18を切れ線17り切り取ることにより、容易に
箱本体から分離することができるので、開封作業が簡単
に行える。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るハンガー付きカートン
によれば、前板の上縁に天パネル、差込みフラップおよ
び係止片を罫線を介して連設すると共に背板の上縁に切
れ線を介してハンガー部を連設し、前記係止片を天パネ
ル、差込みフラップの折曲げ方向に対して逆方向に折り
曲げ、かつハンガー部の支持部を係止片と差込みフラッ
プとの間に係入することによって組み立てる構成とした
ので、従来のようにシール等の固着手段を用いることな
く容易かつ強固にハンガー部を箱本体に取り付けること
が可能である。また、該シール等を用いることなくカー
トン自体に開封済か否かを判別する機能を持たせている
ため、コスト的にも安価に製作でき、しかも開封後もシ
ール等を剥がした跡ができないので外観上良好に保つこ
とができる。さらに、一旦開封した後であっても、天パ
ネル、差込みフラップおよび係止片によって箱本体の上
部開口部を簡単に閉塞できるので、再び収納箱としても
使用することができる。さらにまた、開封作業の際、邪
魔となるハンガー部は切取り線を介して容易に切り取る
ことができるため、開封作業が従来に比べて簡単に行え
るという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るハンガー付きカートンの組立完了
後の要部斜視図、第2図は同ハンガー付きカートンの組
立完了前の要部斜視図、第3図は同ハンガー付きカート
ンの要部断面図、第4図は同ハンガー付きカートンの要
部展開平面図である。 1……前板、2,3……側板、5……背板 6……天パネル、12……差込みフラップ 14……係止片、17……切れ線 18……ハンガー部、18a……支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前板の両側縁に側板を設けると共に一方の
    側板の一側縁に背板を設け、かつ前記前板の上縁には天
    パネル、差込みフラップおよび係止片が罫線を介して順
    次連設され、さらに前記背板の上縁には切れ線を介して
    ハンガー部が連設されて成り、前記係止片は天パネル、
    差込みフラップの折曲げ方向に対して逆方向に折り曲げ
    られ、ハンガー部の支持部が該係止片と差込みフラップ
    との間に係入して成ることを特徴とするハンガー付きカ
    ートン。
JP11022788U 1988-08-23 1988-08-23 ハンガー付きカートン Expired - Lifetime JPH074175Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11022788U JPH074175Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 ハンガー付きカートン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11022788U JPH074175Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 ハンガー付きカートン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0231820U JPH0231820U (ja) 1990-02-28
JPH074175Y2 true JPH074175Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31347194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11022788U Expired - Lifetime JPH074175Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 ハンガー付きカートン

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JP2505175Y2 (ja) * 1989-08-16 1996-07-24 ファイザー製薬株式会社 包装容器
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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0231820U (ja) 1990-02-28

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