JPH07138332A - 紫外線硬化性組成物、該組成物を用いた接着剤層を有する成形品、および成形品の接着方法 - Google Patents

紫外線硬化性組成物、該組成物を用いた接着剤層を有する成形品、および成形品の接着方法

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JPH07138332A
JPH07138332A JP31429193A JP31429193A JPH07138332A JP H07138332 A JPH07138332 A JP H07138332A JP 31429193 A JP31429193 A JP 31429193A JP 31429193 A JP31429193 A JP 31429193A JP H07138332 A JPH07138332 A JP H07138332A
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JP
Japan
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ultraviolet
curable composition
acrylate
acrylate monomer
norbornene
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JP31429193A
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English (en)
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Toshimata Matsui
利又 松井
Shinichi Takahashi
信一 高橋
Teiji Obara
禎二 小原
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 数平均分子量が300〜10000の両末端
をアクリレートで変性された(水素添加)ジエン系オリ
ゴマー100重量部、単官能アクリレートモノマー、好
ましくはイソボニルアクリレート等の脂環式単官能アク
リレートモノマーと2−アクリルイルオキシエチル酸等
の極性基を有する単官能アクリレートの総量10〜20
0重量部、及びモノマーとオリゴマーの総量100重量
部に対して光重合開始剤1〜15重量部からなる紫外線
硬化性組成物を接着剤として用いて、熱可塑性ノルボル
ネン系樹脂等から成る成形品を被着体と接着する。 【効果】 本発明の紫外線硬化性組成物は、紫外線硬化
型接着剤として熱可塑性樹脂の接着に用いると接着強度
に優れている。また、硬化後に可撓性を有するため線膨
張係数の小さな被着体と熱可塑性樹脂とをこの組成物で
接着した接着物は温度変化のある環境下でも接着面が剥
離にしくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性ノルボルネン系
樹脂から成る成形品の接着に適した紫外線硬化性組成
物、該紫外線硬化性組成物を用いて接着した成形品、お
よび成形品の接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気、電子部品、および光学レンズ等の
接着には生産性の面から短時間で強固に接着できるアク
リル系の紫外線硬化型接着剤が広く用いられている。
【0003】近時、熱可塑性ノルボルネン系樹脂が光学
特性や電気特性に優れていることから、これらの用途に
用い始められている。熱可塑性ノルボルネン系樹脂をこ
れらの用途に用いるためには、他の樹脂やガラスあるい
は金属等と接着する必要がある。しかし、これらの種々
の異種材料と熱可塑性ノルボルネン系樹脂とは、極性に
大きな違いがあるため、適切な紫外線硬化型接着剤が少
なく、また、ある程度の接着性を有する接着剤を用いた
場合でも、温度変化に対する膨張や収縮の度合いの違い
により温度変化のある環境下では接着面で剥離が起こり
やすい、接着強度が低下する等という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようする課題】本発明者らは、熱可塑性
ノルボルネン系樹脂製の成形品を接着する場合におい
て、接着の作業性に優れ、十分な接着性を有し、温度変
化のある環境下においても金属やガラス等との接着面で
剥離が起こりにくい接着剤の開発を目指して鋭意研究の
結果、特定の配合を有するアクリレートの混合物が上記
の目的を満たす紫外線硬化性組成物として用いることが
できることを見いだし、本発明を完成させるに到った。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、両末端をアクリレートで変性されたジエン系オリゴ
マー、または両末端をアクリレートで変性された水素添
加ジエン系オリゴマー、単官能アクリレートモノマー、
および光重合開始剤から成る紫外線硬化性組成物、該紫
外線硬化性組成物を硬化させた接着剤層を有する熱可塑
性ノルボルネン系樹脂から成る成形品、および接着面が
熱可塑性ノルボルネン系樹脂から成る成形品の接着方法
であって、成形品の接着面および/または被着体の接着
面に該紫外線硬化性組成物を塗布し、成形品の接着面と
被着体の接着面を貼り合せ、紫外線を照射して紫外線硬
化性組成物を硬化させることを特徴とする成形品の接着
方法が提供される。
【0006】(両末端アクリレート変性(水素添加)ジ
エン系オリゴマー)本発明で用いる両末端をアクリレー
トで変性された(水素添加)ジエン系オリゴマーは数平
均分子量が300〜10000、好ましくは500〜5
000のものである。ジエン系オリゴマーとしては、例
えば、イソプレン、ブタジエン、1,3−ペンタジエン
等の(共)重合体が挙げられる。分子量が小さすぎる
と、造膜性に劣り本発明の組成物が接着剤層を形成しに
くく、分子量が大きすぎると粘度が高くなるため本発明
の組成物を得るための混合や、組成物を用いる際の作業
性が問題となる。なお、本発明において、アクリレート
という場合は、狭義のアクリレートのみでなく、メタク
リレート、エタクリレート等広義のアクリレートも含む
が、ラジカル酸素に硬化反応を阻害されない点から、狭
義のアクリレートが好ましい。これは、後述の単官能ア
クリレートも同様である。
【0007】耐熱性、耐候性等の点から、両末端アクリ
レート変性水素添加ジエン系オリゴマーを用いることが
好ましい。両末端アクリレート変性水素添加ジエン系オ
リゴマーを用いる場合は、水素添加率が80%以上が好
ましく、85%以上がより好ましく、90%以上が特に
好ましい。
【0008】両末端アクリレート変性(水素添加)ジエ
ン系オリゴマーを得る方法は特に限定されない。例え
ば、ジエン系オリゴマーの両末端に水酸基を導入し、必
要に応じて水素添加し、さらにポリイソシアネートと反
応させた後、ヒドロキシ(メタ)アクリレートと反応さ
せるのが一般的である。(水素添加)末端ヒドロキシ変
性オリゴマーと反応させるポリイソシアネートも特に限
定されないが、トリレンジイソシアネートやイソホロン
ジイソアネート等のジイソシアネートが好ましい。ヒド
ロキシ(メタ)アクリレートも特に限定されず、例え
ば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フエノ
キシプロピルアクリレート等が例示される。
【0009】例えば、両末端エチルアクリレート変性水
素添加イソプレンオリゴマーを製造するには、次のよう
にする。イソプレンモノマーを過酸化水素水、2,2’
−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチ
ル)−プロピオンアミド〕のような水酸基を有するアゾ
化合物、またはシクロヘキサノンパーオキサイドのよう
な水酸基を有するパーオキサイドを重合開始剤としてラ
ジカル重合して両末端ヒドロキシ変性イソプレンオリゴ
マーを得る。この両末端ヒドロキシ変性イソプレンオリ
ゴマーを常法に従って水素添加した後、2−ヒドロキシ
エチルアクリレートと反応させる。
【0010】両末端アクリレート変性ジエン系オリゴマ
ーとしては、市販品であるNISSO−PB TEAI
−1000、NISSO−PB TEAI−3000、
NISSO−PB TE−2000(以上、日本曹達
製)、ハイカーVTBN(グッドリッチ製)等を使用す
ることもできる。
【0011】(単官能アクリレートモノマー)本発明に
用いる単官能アクリレートモノマーは、光重合性のモノ
マーであって、広義のアクリレート基をひとつ有するも
のをいい、接着性に優れる点から、極性基を有する単官
能アクリレートが好ましく、例えば、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシ−3−フエノキシプロピルアクリレ
ート、アクリル酸、2−アクリロイルオキシエチルコハ
ク酸、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸、2−ア
クリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸、2−ア
クリロイルオキシエチルアシッドフォスフェート、N−
ビニル−2−ピロリドン等が例示される。
【0012】本発明においては、単官能アクリレートモ
ノマーとして、長鎖脂肪族単官能アクリレートモノマー
とそれ以外の単官能アクリレートモノマーを組み合わせ
て用いると、硬化後の強度と接着性のバランスがよく、
好ましい。長鎖脂肪族単官能アクリレートモノマーは、
脂肪族部分とアクリレート基から成り、脂肪族部分の炭
素数が5〜18のものが好ましく、8〜16のものがよ
り好ましい。炭素数が小さ過ぎると接着性に劣り、炭素
数が大きすぎると架橋させにくく、強度に劣る。具体的
には、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレー
ト、オクチルアクリレート、イソオクチルアクリレー
ト、デシルアクリレート、イソデシルアクリレート等が
例示される。
【0013】また、本発明においては、単官能アクリレ
ートモノマーとして、脂環基を有する単官能アクリレー
トモノマーとそれ以外の単官能アクリレートモノマーを
組み合わせて用いることも、強度と接着性に優れ、好ま
しい。脂環基を有する単官能アクリレートモノマーとし
ては、具体的には、トリシクロ[5,2,1,02,6
デカニルアクリレート、その水素添加物、イソボニルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート等が例示され
る。
【0014】なお、本発明においては、長鎖脂肪族単官
能アクリレートモノマーおよび/または脂環基を有する
単官能アクリレートモノマーとそれら以外の単官能アク
リレートモノマーを用いてもよい。本発明の紫外線硬化
性組成物の硬化後の硬さに、また、接着体の接着面が熱
可塑性ノルボルネン系樹脂でできている場合は接着性
に、優れていることから、長鎖脂肪族単官能アクリレー
トモノマーと脂環基を有する単官能アクリレートモノマ
ーの両者の合計量に対する脂環基を有する単官能アクリ
レートの場合が大きいほど好ましく、特に脂環基を有す
る単官能アクリレートのみを用いることが好ましい。中
でも、単官能アクリレートモノマーとして脂環基を有す
るアクリレートモノマーとそれ以外の極性基を有する単
官能アクリレートモノマーのみを用いた紫外線硬化性組
成物は、硬化後、温度変化のある環境下でも接着強度が
低下しにくく、好ましい。
【0015】(光重合開始剤)光重合開始剤としては、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、
2,2−ジエトキシアセトフェノン、塩素化アセトフェ
ノン等のアセトフェノン類; ベンゾフェノン類; ベ
ンジル、メチルオルソベンゾイルベンゾエート、ベンゾ
インアルキルエーテル類のベンゾイン類; α,α’−
アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスプロ
パン、ヒドラゾン等のアゾ化合物; ベンゾイルパーオ
キサイド、ジターシャリーブチルパーオキサイド等の有
機パーオキサイド類; ジフェニルジサルファイド、ジ
ベンジルジサルファイド、ジベンゾイルジサルファイド
等のジフェニルジサルファイド類; 等をあげることが
できる。また、市販されている光重合開始剤、例えば、
イルガキュアー184(1−ヒドロキシシクロヘキシル
フェニルケトン、チバガイギー社製)等も使用できる。
【0016】(紫外線硬化性組成物)本発明の紫外線硬
化性組成物は、両末端をアクリレートで変性された(水
素添加)ジエン系オリゴマー、単官能アクリレートモノ
マー、および光重合開始剤から成る。光重合開始剤以外
の混合割合は、両末端をアクリレートで変性された(水
素添加)ジエン系オリゴマー100重量部に対して、単
官能アクリレートモノマー10〜200重量部、好まし
くは30〜150重量部、特に好ましくは50〜200
重量部である。特に、長鎖脂肪族単官能アクリレートモ
ノマーおよび/または脂環基を有する単官能アクリレー
トモノマーとそれ以外の単官能アクリレートモノマーを
合わせて用いる場合は、両末端をアクリレートで変性さ
れた(水素添加)ジエン系オリゴマー100重量部に対
して、長鎖脂肪族単官能アクリレートモノマーおよび/
または脂環基を有する単官能アクリレートモノマー10
〜200重量部、好ましくは30〜150重量部、特に
好ましくは50〜200重量部、それ以外の単官能アク
リレートモノマー10〜200重量部、好ましくは30
〜150重量部、特に好ましくは50〜200重量部で
ある。光重合開始剤は、両末端をアクリレートで変性さ
れた(水素添加)ジエン系オリゴマー、および単官能ア
クリレートモノマーの総量を100重量部とした場合
に、通常、1〜15重量部、好ましくは2〜10重量部
である。
【0017】単官能アクリレートモノマーは、好ましい
極性基を有する単官能アクリレートモノマーを用いた場
合に、多すぎると組成物の熱可塑性ノルボルネン系樹脂
への接着性が低下し、少なすぎるとガラスや金属への接
着性が低下する。極性基を有さない単官能アクリレート
モノマーを用いた場合は、多すぎると組成物のガラスや
金属への接着性が低下し、少なすぎると熱可塑性ノルボ
ルネン系樹脂への接着性が低下する。長鎖脂肪族単官能
アクリレートモノマーおよび/または脂環基を有する単
官能アクリレートモノマーが多すぎると組成物の粘度が
低下し、ガラスや金属への接着性が低下し、少なすぎる
と組成物の熱可塑性ノルボルネン系樹脂への接着性が低
下する。また、多すぎても、少なすぎても、温度変化の
ある環境下では、接着強度が低下することがある。ま
た、光重合開始剤の量が多すぎると、硬化後の接着剤層
が脆くなりやすく、少なすぎると硬化に時間がかかりす
ぎる。
【0018】さらに、粘度を調製するため、熱可塑性ノ
ルボルネン系樹脂との接着性を向上させるため、または
硬化収縮を小さくするため、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン・
ブロック共重合体等のジエン系ポリマーを添加してもよ
い。
【0019】(熱可塑性ノルボルネン系樹脂から成る成
形品)本発明で用いる成形品は熱可塑性ノルボルネン系
樹脂から成る。熱可塑性ノルボルネン系樹脂は特開平3
−14882号公報、特開平3−122137号公報、
特開平4−63807号公報等で公知の樹脂であり、具
体的には、ノルボルネン系単量体の開環重合体、その水
素添加物、ノルボルネン系単量体の付加型重合体、ノル
ボルネン系単量体とオレフィンの付加型共重合体等が挙
げられる。
【0020】ノルボルネン系単量体も、上記公報や特開
平2−227424号公報、特開平2−276842号
公報などで公知の単量体であって、例えば、ノルボルネ
ン、そのアルキル、アルキリデン、芳香族置換誘導体お
よびこれら置換または非置換のオレフィンのハロゲン、
水酸基、エステル基、アルコキシ基、シアノ基、アミド
基、イミド基、シリル基等の極性基置換体、例えば、2
−ノルボルネン、5−メチル−2−ノルボルネン、5,
5−ジメチル−2−ノルボルネン、5−エチル−2−ノ
ルボルネン、5−ブチル−2−ノルボルネン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネン、5−メトキシカルボニル−
2−ノルボルネン、5−シアノ−2−ノルボルネン、5
−メチル−5−メトキシカルボニル−2−ノルボルネ
ン、5−フェニル−2−ノルボルネン、5−フェニル−
5−メチル−2−ノルボルネン、5−ヘキシル−2−ノ
ルボエルネン、5−オクチル−2−ノルボルネン、5−
オクタデシル−2−ノルボルネン等; ノルボルネンに
一つ以上のシクロペンタジエンが付加した単量体、その
上記と同様の誘導体や置換体、例えば、1,4:5,8
−ジメタノ−1,2,3,4,4a,5,8,8a−
2,3−シクロペンタジエノオクタヒドロナフタレン、
6−メチル−1,4:5,8−ジメタノ−1,4,4
a,5,6,7,8,8a−オクタヒドロナフタレン、
1,4:5,10:6,9−トリメタノ−1,2,3,
4,4a,5,5a,6,9,9a,10,10a−ド
デカヒドロー2,3−シクロペンタジエノアントラセン
等; シクロペンタジエンの多量体である多環構造の単
量体、その上記と同様の誘導体や置換体、例えば、ジシ
クロペンタジエン、2,3−ジヒドロジシクロペンタジ
エン等; シクロペンタジエンとテトラヒドロインデン
等との付加物、その上記と同様の誘導体や置換体、例え
ば、1,4−メタノ−1,4,4a,4b,5,8,8
a,9a−オクタヒドロフルオレン、5,8−メタノ−
1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−
2,3−シクロペンタジエノナフタレン等; 等が挙げ
られる。
【0021】本発明においては、熱可塑性ノルボルネン
系樹脂の数平均分子量は、トルエン溶媒によるGPC
(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ)法で測
定したポリスチレン換算値で、10,000〜200,
000、好ましくは15,000〜100,000、よ
り好ましくは20,000〜50,000のものであ
る。また、熱可塑性ノルボルネン系樹脂が分子構造中に
不飽和結合を有している場合は、水素添加することによ
り、熱可塑性飽和ノルボルネン系樹脂とすることができ
る。水素添加する場合。水素添加率は耐熱劣化性、耐光
劣化性などの観点から、90%以上、好ましくは95%
以上、より好ましくは99%以上である。
【0022】また、熱可塑性ノルボルネン系樹脂のガラ
ス転移温度(以下、Tgという)は、110℃以上のも
のが好ましく、120℃以上のものがより好ましく、1
30℃以上のものが特に好ましい。Tgが低すぎると耐
熱性が低下する。
【0023】また、熱可塑性樹脂には、本発明の目的を
損なわない範囲で、各種添加剤を添加してもよい。例え
ば、熱可塑性ノルボルネン系樹脂の場合、フェノール系
やリン系等の老化防止剤; フェノール系等の熱劣化防
止剤; ベンゾフェノン系等の紫外線安定剤; アミン
系等の帯電防止剤; 脂肪族アルコールのエステル、多
価アルコールの部分エステル及び部分エーテル等の滑
剤; 等の各種添加剤を添加してもよく、他の樹脂、ゴ
ム、フィラー等を混合して用いることもできる。特に線
膨張係数を小さくすることができるため、フィラーを添
加することが好ましい。ただし、フィラーを添加すると
熱可塑性樹脂の軽量性、透明性などが損なわれる場合も
あるので、接着物の用途によって注意する必要がある。
【0024】本発明で使用する成形品を成形する方法
は、特に限定されない。射出成形、溶融押し出し、熱プ
レス、溶剤キャスト、インフレーション等の熱可塑性樹
脂の一般の成形方法を用いることでできる。本発明で使
用する成形品としては、接着面が熱可塑性樹脂から成る
ものであれば、例えば、レンズ、プリズムなどの形状に
熱可塑性樹脂を成形しただけのものでも、基板に反射膜
を積層したミラーや光学ディスク基板などの成形した後
に加工して各種の膜を積層したり、金属等を挿入して一
体成形したものであってもよい。
【0025】(表面処理)本発明においては、接着性を
向上させるために、本発明の紫外線硬化性組成物を塗布
する前に、成形品の接着面に、表面改質処理及び/また
はプライマー処理を施してもよい。
【0026】表面改質処理の具体例としては、エネルギ
ー線照射処理、薬品処理が挙げられる。エネルギー線照
射処理としては、コロナ放電処理、プラズマ処理、電子
線照射処理、紫外線照射処理などが挙げられ、処理効率
の点等から、コロナ放電処理とプラズマ処理が好まし
く、特にコロナ放電処理が好ましい。エネルギー線照射
処理条件は、接着性が向上する限り、特に限定されず、
公知の方法でよい。例えば、コロナ放電処理の場合、特
公昭58−5314号公報、特開昭60−146078
号公報などで公知の条件でよい。また、プラズマ処理の
場合も特公昭53−794号公報、特開昭57−177
032号公報などで公知の条件でよい。
【0027】また、薬品処理は、重クロム酸カリウム溶
液、濃硫酸等の酸化剤水溶液と成形品の接着面を接触さ
せた後、充分に水で洗浄すればよい。処理時間が短すぎ
ると表面改質が不十分であり、処理時間が遅すぎると表
面が溶解するという問題があり、用いる熱可塑性樹脂、
用いる薬品の反応性、濃度などに応じて処理時間を調整
する必要がある。
【0028】プライマーとしては、例えば、通常、分子
量5000〜200000の極性基を有するオレフィン
系またはジエン系のポリマーを用いることができる。例
えば、オレフィンとしては、エチレン、プロピレン等
が、ジエンとしてはブタジエン、イソプレンなどが用い
られる。極性基を有するオレフィン系またはジエン系の
ポリマーは、これらのオレフィンまたはジエンのポリマ
ーに極性基を導入したものであるが、重合の際に極性基
を有するオレフィンまたはジエンを共重合成分として用
いたものでもよい。極性基としては、例えば、ハロゲ
ン、アクリル基、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ
基、酸無水基、アセチル基等が挙げられる。極性基の導
入方法としては、例えば、置換、付加、末端変性、グラ
フト重合等の方法が挙げられる。また、例えば、極性基
を有するオレフィンとしては、酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、アクリロニトリル等、極性基を有するジエンとして
は、クロロプレン等が挙げられる。極性基の含有量は分
子量100に対して、0.5〜1.5程度が好ましい。
具体的には、上記条件を満たすポリプロピレンの塩化
物、アクリル変性物や、エチレン・プロピレン共重合体
のマレイン化物等が好ましい。これらのプライマーを、
実質的に熱可塑性ノルボルネン系樹脂の貧溶媒である溶
剤であり、これらのプライマーを十分に溶解できる溶剤
に溶解してプライマー液を得る。プライマー処理として
は、このプライマー液を接着面に塗布し、十分に乾燥さ
せて溶剤を除去し、通常、1〜10μm程度の厚さのプ
ライマー層を形成すればよい。
【0029】(被着体)本発明で使用される被着体は、
本発明で使用される成形品の接着面と密着する接着面を
持っているものであれば、限定されない。線膨張係数が
3.0×10-5 /℃以下のセラミクスや金属などのよう
に線膨張係数が小さい材料を被着体とした場合でも、他
の接着剤に比べると温度変化の激しい環境下で使用して
も接着面が剥離しにくい。そのような接着体と熱可塑性
樹脂を接着した接着物としては、レンズ、プリズム等の
熱可塑性樹脂光学部品を金属性の枠等に固定した光学部
品、熱可塑性樹脂製光学ディスク基板と金属ハブとを接
着した光学ディスク等がある。
【0030】(接着方法)本発明においては、成形品の
接着面及び/または被着体の接着面に本発明の紫外線硬
化性組成物を塗布し、成形品の接着面と被着体の接着面
を密着させて、紫外線を照射して、組成物を硬化させて
接着する。
【0031】塗布する方法は、特に限定されず、例え
ば、スプレー、浸漬、スピンコート、ロールコーターを
用いる方法、マイクロディスペンサーを用いる方法等が
可能である。
【0032】紫外線硬化性組成物の塗布量は、用途によ
るが、一般に紫外線硬化剤組成物層が硬化後10〜20
0μm程度の厚さとなるようにすることが好ましい。層
が薄すぎると接着性が得られず、層が厚すぎると、硬化
反応に時間がかかり、生産性が悪くなり、また、硬化が
不十分で硬度が低かったり、可撓性が不十分であったり
する。
【0033】紫外線照射は高圧水銀灯等の紫外線を効率
的に発生する光源から紫外線を照射することにより、硬
化が短時間で起こり、接着体と被着体が接着される。紫
外線の照射量は、アクリレートや光重合開始剤の反応
性、紫外線硬化性組成物層の厚さ等によっても異なる
が、通常、700mJ〜1500mJ程度を照射すれば
よい。あまり高エネルギーの照射を行うと一部のみが硬
化し、残りが硬化しない場合があり、全体を均一に硬化
させるためには比較的低エネルギーを長時間照射するこ
とが好ましいが、操作性が低下するので、通常は、80
W/cmの高圧水銀灯を用いて、5〜30秒程度の短時
間で硬化させる。硬化後の接着強度は特に限定されず、
用途によっては、100μm程度の厚さで1kg/cm
2程度の接着強度があればよいが、10kg/cm2以上
のものが好ましく、15kg/cm2 以上のものがより
好ましい。また、接着強度は温度変化のある環境下では
変化することがあるが、本発明の紫外線硬化性組成物は
硬化直後の接着強度からの30%以下、好ましくは50
%以下、特に好ましくは70%以下に低下することはな
い。
【0034】
【実施例】以下は、参考例、実施例、比較例によって具
体的に説明する。接着強度は、万能引っ張り圧縮試験機
(新興通信工業製、TCM500)を用いて測定した。
また、アルミ試験片と接着した試料のヒートサイクル試
験は、恒温恒湿器(Humidic Chamber
IW240、ヤマト科学製)を用いて、20℃から80
℃に30分かけて昇温し、80℃に60分保持、80℃
から−30℃に60分かけて降温し、−30℃に60分
保持、−30℃から20℃に30分かけて昇温するのを
1サイクルとして84サイクルの温度変化のある環境下
に試料を保持して行った。ガラス試験片と接着した試料
のヒートサイクル試験は、同じ条件で200サイクルの
温度変化のある環境下に試料を保持して行った。
【0035】参考例1 ZEONEX 280(熱可塑性ノルボルネン系樹脂、
日本ゼオン製、数平均分子量28,000、水素添加率
99.7%以上、Tg約140℃)100重量部に対し
て0.2重量部のフェノール系老化防止剤ペンタエリス
リチル−テトラキス(3−(3,5−ジ−ターシャリー
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)
0.2重量部を添加して、溶融押し出し法によりペレッ
トとし、射出成形により、厚さ3.0mmの100mm
×25mmの板を得、アセトンで洗浄して試験片とし
た。また、長さ40mm、幅7mm、高さ12mmの直
方体を得た。
【0036】参考例2 トリレンジイソシアネート100gとジブチルチンジラ
ウレート0.25gをフラスコに仕込み、90℃で攪拌
しながら、両末端ヒドロキシ変性イソプレンオリゴマー
(エポール、出光石油化学製、長瀬産業販売、数平均分
子量2500)の72%トルエン溶液667gを滴下
し、90℃で2時間反応させた後、減圧蒸留により過剰
のトリレンジイソシアネートとトルエンを除去し、約5
40gの両末端イソシアネート変性イソプレンオリゴマ
ーを得た。この内200gにトルエン75gを加えて希
釈し、ヒドロキシエチルエーテル17.4gと2,6−
ジターシャリーブチル−4−ヒドロキシトルエン0.1
7gを混合したものを添加し、75℃で2時間反応させ
た後、減圧蒸留により溶剤のトルエンを除去し、数平均
分子量約3100の両末端アクリル変性イソプレンオリ
ゴマー210gを得た。
【0037】実施例1 参考例2で得た両末端アクリレート変性イソプレンオリ
ゴマー100重量部に、極性基を有する単官能アクリレ
ートモノマーとして2−アクリロイルオキシエチルフタ
ル酸(HOA−MPL、共栄社化学製)60重量部、脂
環基を有する単官能アクリレートモノマーとしてイソボ
ニルアクリレート(IB−XA、共栄社化学製)100
重量部、光重合開始剤としてイルガキュアー184(1
−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、チバガイ
ギー製)13.7重量部を添加して紫外線硬化性組成物
を得た。
【0038】厚さ3mmの100mm×25mmの板状
のアルミニウム試験片(JIS H4000 A105
0Pの片面を240番の研磨紙で研磨した後アセトンで
洗浄し、一端の25mm×25mmに紫外線硬化性組成
物を塗布し、参考例1で得た試験片の一端の25mm×
25mmの部分と密着させて、1000mJの紫外線を
照射して、紫外線硬化性組成物を硬化させて、硬化層の
厚さが約100μmになるように接着した。接着強度は
50.6kg/cm2であった。また、ヒートサイクル
試験後も、剥離せず、接着強度は、53.3kg/cm
2であった。さらに、厚さ3mmの100mm×25m
mの板状のガラス板と参考例1で得た試験片とを同様に
接着した試料は200サイクルのヒートサイクル試験後
にも剥離しなかった。
【0039】実施例2 極性基を有する単官能アクリレートモノマーとして2−
アクリロイルオキシエチルフタル酸の代わりに2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート(エポキ
シエステル M600A、共栄社化学製)を用いる以外
は実施例1と同様に、紫外線硬化性組成物を得、アルミ
ニウム試験片との接着強度を測定した。接着強度は4
8.2kg/cm2であり、ヒートサイクル試験後も、
剥離せず、接着強度は、49.3kg/cm2であっ
た。また、ガラス試験片を用いた試料は200サイクル
のヒートサイクル試験後にも剥離しなかった。
【0040】実施例3 両末端アクリレート変性水素添加1,2ポリブタジエン
(NISSO−PBTEAI−3000、日本曹達製、
数平均分子量約3000、水素添加率97%100重量
部に、極性基を有する単官能アクリレートモノマーとし
て2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレー
ト(エポキシエステル M600A)100重量部、脂
環基を有する単官能アクリレートモノマーとしてイソボ
ニルアクリレート(IB−XA)60重量部、光重合開
始剤としてイルガキュアー184(1−ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン、チバガイギー製)13.7
重量部を添加して紫外線硬化性組成物を得た。
【0041】この紫外線硬化性組成物を用いて、アルミ
ニウム試験片との接着強度を実施例1と同様に測定し
た。接着強度は36.9kg/cm2であった。また、
ヒートサイクル試験後も、剥離せず、接着強度は、3
7.4kg/cm2であった。また、ガラス試験片を用
いた試料は200サイクルのヒートサイクル試験後にも
剥離しなかった。
【0042】比較例1 紫外線硬化性組成物として、ワールドロック810(協
立化学産業製)を用いる以外は実施例1と同様に、アル
ミニウム試験片との接着強度を測定した。接着強度は3
7.8kg/cm2であった。ヒートサイクル試験後も
剥離しなかったが、接着強度は、10.9kg/cm2
まで低下した。また、ガラス試験片を用いた試料は20
0サイクルのヒートサイクル試験において、84サイク
ル目で剥離した。
【0043】
【発明の効果】本発明の紫外線効果性組成物は、紫外線
硬化型接着剤として熱可塑性樹脂の接着に用いると接着
強度に優れており、また、本発明の紫外線硬化性組成物
は硬化後に可撓性を有するため、金属などのような膨張
係数の小さな被着体と熱可塑性樹脂とをこの組成物で接
着した接着物は温度変化のある環境下でも接着面が剥離
にしくい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 5/00 JGV

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両末端をアクリレートで変性されたジエ
    ン系オリゴマーまたは両末端をアクリレートで変性され
    た水素添加ジエン系オリゴマー、単官能アクリレートモ
    ノマー、および光重合開始剤から成る紫外線硬化性組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紫外線硬化性組成物を硬
    化させた接着剤層を有する熱可塑性ノルボルネン系樹脂
    から成る成形品。
  3. 【請求項3】 接着面が熱可塑性ノルボルネン系樹脂か
    ら成る成形品の接着方法であって、成形品の接着面およ
    び/または被着体の接着面に請求項1記載の紫外線硬化
    性組成物を塗布し、成形品の接着面と被着体の接着面を
    貼り合せ、紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化
    させることを特徴とする成形品の接着方法。
  4. 【請求項4】 被着体がガラス、または金属である請求
    項3記載の成形品の接着方法。
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