JPH07137035A - プラスチックごみ処理装置 - Google Patents

プラスチックごみ処理装置

Info

Publication number
JPH07137035A
JPH07137035A JP5288497A JP28849793A JPH07137035A JP H07137035 A JPH07137035 A JP H07137035A JP 5288497 A JP5288497 A JP 5288497A JP 28849793 A JP28849793 A JP 28849793A JP H07137035 A JPH07137035 A JP H07137035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
heating
volume
plastics
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5288497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Ukai
邦弘 鵜飼
Takeshi Tomizawa
猛 富澤
Hisao Tsunaga
久夫 津永
Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5288497A priority Critical patent/JPH07137035A/ja
Publication of JPH07137035A publication Critical patent/JPH07137035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3003Details
    • B30B9/3035Means for conditioning the material to be pressed, e.g. paper shredding means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/305Drive arrangements for the press ram
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成、操作でプラスチックごみを減容
化させ、保管、回収効率、埋立処理効率を向上させるこ
と。 【構成】 プラスチックを収納し上下方向に容積が変化
する収納部2と、空気圧を利用した収納部の容積可変手
段3と、プラスチックを加熱する加熱部4と、温度検知部
6と、加熱部の制御部5からなり、収納部2上面に突起物
7を複数個設け、家庭の台所あるいは日常生活で発生す
るプラスチックを加熱圧縮し減容化する。また、ガラス
転位点温度以上に加熱することでプラスチックの弾性を
低下させ、圧縮に必要な力を低減し、塑性変形も可能とす
る。さらに、空気圧を用いた容積可変手段により減容化
させ圧縮をおこなうことで、機械的な圧縮装置と比較し
て、大幅に小型化する。また、突起物を鋭利なものにした
場合プラスチックに突き刺さり、特にボトル形状のプラ
スチック容器中の空気を外部に放出させ圧縮効果を向上
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭の台所等、あるい
は小規模事業場で発生するプラスチックごみを圧縮減容
する、比較的小型で簡便に使用できるプラスチックごみ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、日常の使用温度範囲で
は安定性があり、さらに耐候性、耐薬品性に優れてい
る。また、金属や陶器と比較してかさ比重が小さく、軽
量かつ容器等の製品を安価に作れることから、幅広く使
われている。そのためにプラスチックの廃棄量は、年々
増加する傾向にある。家庭での使用済みプラスチック
は、自治体が回収し埋立場に埋め立てる、あるいは焼却
して処理するのが一般的である。しかし、廃棄時には使
用時のプラスチックの特長が短所となり、埋め立てても
自然に分解しない、かさばって回収効率が悪くなり費用
がかかる等のことが問題となっている。さらに、増加す
るごみ量に処理量が追いつかず、多くの埋立処理場が限
界となっているのが現状である。そこで、回収したプラ
スチックをリサイクルする運動、また、油化し燃料とし
て使用する試み等が始められている。さらに、プラスチ
ックを加熱処理すること、または機械的に圧縮あるいは
破砕処理することで減容化し、保管または廃棄を簡便化
する試みもなされている。たとえば、発砲スチロ−ルを
破砕摩擦熱あるいは加熱により、溶解減容化しペレット
状にする機器、あるいは、ペットボトルを機械的に切断
し減用化する機器などが考案されている。しかし、これ
らはいずれも大型で、かつ高価な装置となっているのが
現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】市場に流通しているプ
ラスチックは、その種類が多種多様である。そのため、
それらを回収して製品原料として使用するためには分別
する必要がある。この分別作業が、プラスチックリサイ
クルのコストアップの要因となり、ヴァ−ジン材料の価
格の方が安いため市場で受け入れられ難くなっている。
また、発砲ポリスチレントレイの一部が市民の手で分別
回収されているが、そのリサイクル用途が限られている
ため大きな成果につながっていない。一方、プラスチッ
ク減容化装置として、大規模な装置は開発されつつある
にもかかわらず、家庭では、台所等で発生するプラスチ
ックを簡単に減容化する装置は存在しない。また大規模
な現容化装置についても、加熱溶解させ減容化する方式
は、加熱過程で有毒ガスを発生する危険性がある。機械
的に破砕する方式は、装置が大きくなりかつ処理時の騒
音が大きくなる等の問題を有するため、そのまま家庭用
にスケ−ルダウン出来ない。
【0004】本発明は上記従来のプラスチック廃棄装置
の課題を解決するもので、安価で小型の圧縮減容化装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、プ
ラスチックを収納し容積が変化し得る収納部と、収納部
の容積を変化させる容積可変手段と、収納部中のプラス
チックを加熱する加熱部と、温度を検知する温度検知部
と、加熱部の制御部とを備え、加熱後にプラスチックを
圧縮するプラスチックごみ処理装置において、収納部の
所定の面に突起物、もしくは溝が設けられ、又は、曲面
形状に形成されているものである。
【0006】
【作用】本発明は、上述の構成および機構によって家庭
の台所等で発生するプラスチックを簡便に、かつ衛生的
に加熱圧縮処理する装置を提供するものである。
【0007】例えば、まず、収納容器に入れたプラスチ
ックを、加熱部からの熱風で加熱する。家庭の台所で発
生する汎用プラスチックを軟化させるには、ガラス転位
点温度が一つの目安となる。また、処理中のガスの発生
を抑制するためには、熱風温度を130〜150℃程度
を上限とするのが適切である。次に、加熱により弾性を
失い軟化したプラスチックが入った収納容器の容積を、
空気圧を用いた容積可変手段により減容化させ圧縮をお
こなう。収納部上面あるいは底面に突起物を設けた構成
では、まず最初に突起物の先端部分でプラスチックを圧
縮することになり、平面で圧縮した場合と比較して圧縮
圧力の分散が防止でき、効果的に圧縮する。また、突起
物を鋭利なものにした場合プラスチックに突き刺さり、
特にボトル形状のプラスチック容器中の空気を外部に放
出させ圧縮効果を向上させる。また、前記収納部の上面
に溝を設けた構成では、ボトル形状のプラスチック容器
の口部分が圧縮中に上面に接触した場合でも、容器内の
空気を放出させ圧縮性の低下を防止する。さらに、収納
部上面あるいは底面をド−ム状の曲面形状体にした構成
では、平面では収納容器上下方向にかかる圧縮圧力を、
曲面の圧縮面の接線方向つまり斜め方向の圧縮力に変換
し試料を圧縮する。また、ボトル容器等は安定性がある
ため互いに支えとなって圧縮力が分散し圧縮性が低下す
るが、安定性を小さくさせるためこれも防止できる。
【0008】以上のような構成および方法で処理するこ
とで、簡便にプラスチックを加熱後圧縮減容化し、廃棄
までの保管の簡便化し、回収の運搬効率の向上および埋
立処理の効率化を達成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (実施例1)図1は本発明による一実施例のプラスチッ
クごみ処理装置の要部縦断面図である。図1において、
1は本体容器で、1aは本体容器を構成する扉部であ
る。2はプラスチックの収納部で、2aは本体容器1内
に設けた収納容器であり、2bは収納容器の一部をなす
底板である。3は、収納部2の容積可変手段で、3aは
気密性を有する袋、3bは袋3aを空気圧で容積を変化
させるエアポンプである。4は、プラスチックを加熱す
る加熱部で、収納部2の上部に位置し、風を循環させる
圧力型シロッコタイプの送風ファン4a、ヒ−タ−4
b、収納容器2内に位置した熱風排気吸引ポ−ト4cを
備える。5は、熱風の吹き出し温度の温度検知部で、6
は、送風ファン4aおよびヒ−タ−4bの制御部であ
る。7は、収納部3の上部の排気吸引ポ−ト4cに設け
た突起物である。
【0010】次に本実施例の動作を説明する。
【0011】最初に本体容器1の扉1aを開け、収納容
器2にプラスチックを入れる。次に、送風ファン4aお
よび加熱ヒ−タ−4bに通電し、熱風排気吸引ポ−ト4
cより熱風を収納容器中のプラスチックに吹きつけるよ
うに下方に吹き込む。この時、熱風の温度検知部6で熱
風温度を検知し、130℃を上限とするようにヒ−タ−
入力電力を制御部7で制御する。そして、熱風で十分に
プラスチックを加熱した後、エアポンプ3bを作動さ
せ、袋3aに空気を送り込み底板2bを上昇させ収納容
器2aの容積を減少させることでプラスチックの圧縮を
行う。
【0012】本実施例の処理器では、家庭の台所で出る
プラスチック、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレ
−ト、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルおよびポリ塩化ビ
ニリデン樹脂等の熱可塑性汎用プラスチックが処理の対
象となる。圧縮動作を効果的に行うための加熱温度とし
て、プラスチックの弾性が大幅に低下するガラス転位点
温度を、一つの目安とした。家庭の台所で発生する汎用
プラスチックの大半は、ガラス転位点は100℃以下で
あることから、この温度以上に加熱するのが有効であ
る。しかしながら、130℃を越して加熱を行うと、プ
ラスチックから臭気性ガスの発生が見られることがあ
る。例えば、塩化ビニルまたは塩化ビニリデンを加熱し
て150℃以上にした場合、塩酸ガスおよび塩化ビニル
または塩化ビニリデンモノマ−の発生がみられるように
なる。塩化ビニリデンからの塩酸ガス発生を調査したと
ころ、130℃以下の温度ではほとんど認められなかっ
た。しかし、150℃で加熱を行った場合は、わずかな
がらその発生が認められた。また、他のプラスチック類
の加熱結果でもガスの発生は温度に依存しているため、
加熱温度は130〜150℃程度の温度が望ましいとい
える。そこで、本実施例では熱風温度を130℃で制御
し、加熱を行った。熱風の吹き出し口に設けた温度検知
部6で検知し、熱風温度を制御した。この様にプラスチ
ックを暖めた後に、底板2b下部の袋3aの体積を増加
させ収納容器2aの容積を減容化することで圧縮をおこ
なう。このとき、プラスチックは軟化し弾性が低下して
いるので、スム−ズにかつ小さい圧力で塑性変形させる
ことが可能となる。また、本実施例では圧縮機構に空気
圧を用いた容積可変手段を用いることで、機械的に圧縮
する構成と比較して、軽量小型化かつ安全に圧縮するこ
とができた。実際に、空気圧では0.2〜0.3kg/cm2
の圧力で、100kg程度の大きな力を圧縮力として利用
することができた。また、収納部上面の圧縮面に突起物
7を設けることで、まず最初に突起物7の先端部分の小
さい面積でプラスチックを圧縮することになり、平面で
圧縮した場合と比較して圧縮圧力の分散が防止でき、効
果的に圧縮力を利用することができる。また、ペットボ
トル等の容器をキャップをしたまま圧縮を行った場合、
ボトル中の空気が外に出ないため減容化ができないこと
があった。一例であるが、130度に加熱したキャップ
付きペットボトルに60kgの荷重をかけても、減容化
できないケ−スがあった。しかし、本実施例のように突
起物を鋭利なものにして評価を行った場合、突起物がボ
トルに突き刺さりボトル容器中の空気を外部に放出させ
るため、圧縮性を確実に行なうことができた。最終的
に、本実施例でプラスチックを処理した場合、加熱圧縮
処理後のプラスチックは容積的に1/5以下に減容化す
ることができた。
【0013】なお、本実施例では、突起物を収納容器上
面の排吸気ポ−ト上面に設けたが、収納容器の底板に突
起物を設けても同様の効果を得ることができる。
【0014】また、加熱部のヒ−タ−は、シ−ズヒ−タ
−あるいはハロゲンランプ等の発熱体ならばどのような
ものでも構わない。圧縮手段としてエアポンプを用いた
が、圧力型のファンを用いても良い。 (実施例2)図2は本発明による実施例2の要部縦断面
図である。実施例1と同一構成部分の詳細な説明は省略
する。実施例1と異なる点は、収納容器3の上部の排吸
気ポ−ト4cに突起物の代わりに溝8を設けた点であ
る。実際には、10mm間隔で排吸気ポ−トに深さ2m
mの溝を碁盤の目状に設けた構成である。
【0015】実施例2では、プラスチック加熱および圧
縮過程は実施例1とほぼ同様な動作をする。
【0016】次に、本実施例の効果について詳細に説明
する。圧縮面となる収納容器上部の排吸気ポ−トに溝を
設けることで、ペットボトル等のプラスチック容器の圧
縮処理の確実性が向上する。ペットボトルの圧縮時を例
にとると、キャップをしたまま圧縮した場合、容器内の
空気が外に出なくなるため最終的に圧縮が十分に行えな
いことは実施例1でも示した。実際には分別回収の観点
から、ペットボトルのキャップは金属なので外して処理
することが基本となる。しかし、キャップをはずしたペ
ットボトル等の容器を処理した場合でも、口部分が圧縮
中に上面に接触することでボトル内の空気が密閉され空
気抜けが十分できず、圧縮が不十分な状態になってしま
うことがみられた。一方、本実施例のように収納容器上
部に溝を設けた構成では、口部分が圧縮中に上面に接触
した場合でも、容器内の空気を溝にそって放出するため
空気抜けが行え、ボトル内の空気密閉されずにペットボ
トルを確実に圧縮できる結果となった。また、実施例1
の突起物を設ける場合と比較して、処理後の排吸気ポ−
トへの張り付きを少なくすることを可能とした。また、
溝を設けることにより排吸気ポ−トすなわち圧縮面の強
度を向上させる結果となる。
【0017】なお、溝を収納容器の底板部分に設けても
同様な効果がみられる。また、本実施例では碁盤目状に
溝を設けたが、溝と溝の間隔が容器の口部分の直径より
の小さい10から20mmで、溝の深さが溝間隔の1/
5から1/10程度のものならば、同心円状またはラン
ダムな溝形状でかまわない。 (実施例3)図3は本発明による実施例3の要部縦断面
図である。実施例1と同一構成部分の詳細な説明は省略
する。実施例1と異なる点は、排吸気ポ−ト4cの底板
2bとの圧縮面をド−ム状の曲面体形状とした点であ
る。
【0018】実施例3では、実施例1とほぼ同様な動作
をし、プラスチックを圧縮する。
【0019】本実施例では、圧縮面をド−ム状の曲面体
形状とすることで、安定性のよいプラスチックごみ、例
えばシャンプ−容器やペットボトルの処理の確実性を向
上させた。上下方向に安定性のよい容器、例えばペット
ボトルでは上下方向に圧縮した場合60kgの圧縮力をか
けても潰れなかったが、圧縮面を曲面としその接線斜め
方向に荷重をかけた場合、5kg程度の圧縮力で潰れる
ことが確認できた。さらに本実施例程度の収納容器容積
では、ペットボトルを3本収納容器に入れると互いに支
え合うようになり、まとめて処理すると3本の矢の場合
と同様にかなりの強度を持つ結果となり、圧縮性が悪化
する結果となる。しかし、圧縮面を曲面体形状にする
と、荷重がそれぞれに分散してかかること、さらにボト
ルの安定性を小さくさせるため、3本の容器でも確実に
圧縮することができた。ボトル容器のみの圧縮率では、
1/8から1/10に向上がみられた。さらに、圧縮面
に強度がある程度ない場合、圧縮時に板がたわむため圧
縮力が吸収されプラスチックの圧縮が不十分になること
があった。他の実施例でも同様であり、上面の圧縮面お
よび圧縮する容器の底板は、ある程度強度ある構成ある
いは剛性の高い材料を用いることが望ましい。この強度
については、圧縮面を曲面体形状にすることでかなりの
向上が期待できる。
【0020】なお、本実施例では収納容器上面の圧縮面
を曲面体形状としたが、底板の圧縮面下部を曲面体形状
にすることでも同様の圧縮効果が得られる。さらに、本
実施例では、圧縮手段として風船状の袋を用いている
が、空気圧で体積が変化するベロ−ズ等の気密性を有す
る密閉容器を代わりに用いても構わない。
【0021】なお、収納部は上下方向以外の方向へ容積
が変化するものであってもかまわない。
【0022】また、容積可変手段は、空気圧以外の方法
で変化させるものであってもよい。
【0023】また、送風器は必ずしも必要ない。
【0024】また、温度検知部は、加熱部以外の場所に
設置されてもよい。
【0025】また、突起物、溝も、収納部の上述した面
以外の面に設けてもよい。
【0026】また、曲面形状の形もドーム型に限られな
いことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、家庭の台所あるいは日常生活で発生するプラ
スチックを加熱圧縮し減容化することで、廃棄までの保
管を簡便化し、さらに廃棄時の回収効率および埋立効率
を向上させる。
【0028】また、プラスチックをガラス転位点温度以
上に加熱することで機械的強度を低下させ、圧縮に必要
な力を低減し、また、塑性変形も可能とする。
【0029】さらに、容積可変の収納容器の容積を、空
気圧を用いた容積可変手段により減容化させ圧縮をおこ
なう構成を採用することで、機械的な圧縮装置と比較し
て、大幅に小型化することを可能とする。
【0030】また圧縮過程において、収納部上面あるい
は底面に突起物を設けた構成では、まず最初に突起物の
先端部分でプラスチックを圧縮することになり、平面で
圧縮した場合と比較して圧縮圧力の分散が防止でき、効
果的に圧縮する。
【0031】また、突起物を鋭利なものにした場合プラ
スチックに突き刺さり、特にボトル形状のプラスチック
容器中の空気を外部に放出させ圧縮効果を向上させる。
【0032】また、前記収納部の上面に溝を設けた構成
では、ボトル形状のプラスチック容器の口部分が圧縮中
に上面に接触した場合でも、容器内の空気を放出させ圧
縮性の低下を防止する。
【0033】さらに、収納部上面あるいは底面をド−ム
状の曲面形状体にした構成では、平面では収納容器上下
方向にかかる圧縮圧力を、圧縮面を曲面となるため斜め
方向にも力を加えて試料を圧縮する。
【0034】また、ボトル容器等は安定性があるため互
いに支えとなって圧縮力が分散し圧縮性が低下するが、
これも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるプラスチックご
み処理装置の要部縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるプラスチックご
み処理装置の要部縦断面図
【図3】本発明の第3の実施例におけるプラスチックご
み処理装置の要部縦断面図
【符号の説明】
1 本体容器 2 収納部 2a収納容器 2b底板 3 圧縮部 3a袋 3bエアポンプ 4 加熱部 4a送風ファン 4bヒ−タ− 4c排吸気ポ−ト 5 制御部 6 温度検知部 7 突起物 8 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 1/10 (72)発明者 鈴木 次郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックを収納し容積が変化し得る
    収納部と、前記収納部の容積を変化させる容積可変手段
    と、前記収納部中のプラスチックを加熱する加熱部と、
    温度を検知する温度検知部と、前記加熱部の制御部とを
    備え、加熱後に前記プラスチックを圧縮するプラスチッ
    クごみ処理装置において、前記収納部の所定の面に突起
    物が設けられていることを特徴とするプラスチックごみ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 プラスチックを収納し容積が変化し得る
    収納部と、前記収納部の容積を変化させる容積可変手段
    と、前記収納部中のプラスチックを加熱する加熱部と、
    温度を検知する温度検知部と、前記加熱部の制御部とを
    備え、加熱後に前記プラスチックを圧縮するプラスチッ
    クごみ処理装置において、前記収納部の所定の面に溝が
    設けられていることを特徴とするプラスチックごみ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 溝と溝の間隔が10から20mmで、前
    記溝の深さが溝の間隔の1/5から1/10の間である
    ことを特徴とする請求項2記載のごみ処理装置。
  4. 【請求項4】 プラスチックを収納し容積が変化し得る
    収納部と、前記収納部の容積を変化させる容積可変手段
    と、前記収納部中のプラスチックを加熱する加熱部と、
    温度を検知する温度検知部と、前記加熱部の制御部とを
    備え、加熱後に前記プラスチックを圧縮するプラスチッ
    クごみ処理装置において、前記収納部の所定の面が曲面
    形状体であることを特徴とするプラスチックごみ処理装
    置。
JP5288497A 1993-11-17 1993-11-17 プラスチックごみ処理装置 Pending JPH07137035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288497A JPH07137035A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 プラスチックごみ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5288497A JPH07137035A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 プラスチックごみ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07137035A true JPH07137035A (ja) 1995-05-30

Family

ID=17730987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5288497A Pending JPH07137035A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 プラスチックごみ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07137035A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0734845A3 (en) * 1995-03-27 1997-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Device for compacting plastic waste
US5989496A (en) * 1996-05-13 1999-11-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waste plastic disposal apparatus
KR20010099154A (ko) * 2001-09-06 2001-11-09 조남용 폐비닐 부피축소장치
LT5529B (lt) 2008-03-07 2008-11-25 Povilas Martinkus Plastiko atliekų tvarkymo būdas ir įrenginys, skirtas šiam būdui įvykdyti
CN104609067A (zh) * 2015-01-23 2015-05-13 无锡同春新能源科技有限公司 一种泔水处理桶
CN107685969A (zh) * 2016-12-01 2018-02-13 浙江帝恒实业有限公司 一种多功能垃圾桶
CN107984796A (zh) * 2017-11-14 2018-05-04 李四英 一种废弃易拉罐处理设备
CN109399005A (zh) * 2018-10-21 2019-03-01 河南国基建设集团有限公司 市政垃圾桶和市政垃圾桶处理进入垃圾桶内的垃圾的方法
CN110937279A (zh) * 2019-12-11 2020-03-31 游云 一种具有垃圾压缩功能的户外垃圾桶
CN111332013A (zh) * 2020-03-24 2020-06-26 台州市美琪乐工艺品有限公司 一种纸张覆膜机

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0734845A3 (en) * 1995-03-27 1997-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Device for compacting plastic waste
US5740725A (en) * 1995-03-27 1998-04-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waste plastics compacting apparatus
US5989496A (en) * 1996-05-13 1999-11-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waste plastic disposal apparatus
KR20010099154A (ko) * 2001-09-06 2001-11-09 조남용 폐비닐 부피축소장치
LT5529B (lt) 2008-03-07 2008-11-25 Povilas Martinkus Plastiko atliekų tvarkymo būdas ir įrenginys, skirtas šiam būdui įvykdyti
CN104609067A (zh) * 2015-01-23 2015-05-13 无锡同春新能源科技有限公司 一种泔水处理桶
CN107685969A (zh) * 2016-12-01 2018-02-13 浙江帝恒实业有限公司 一种多功能垃圾桶
CN107984796A (zh) * 2017-11-14 2018-05-04 李四英 一种废弃易拉罐处理设备
CN109399005A (zh) * 2018-10-21 2019-03-01 河南国基建设集团有限公司 市政垃圾桶和市政垃圾桶处理进入垃圾桶内的垃圾的方法
CN109399005B (zh) * 2018-10-21 2021-08-31 河南国基建设集团有限公司 市政垃圾桶和市政垃圾桶处理进入垃圾桶内的垃圾的方法
CN110937279A (zh) * 2019-12-11 2020-03-31 游云 一种具有垃圾压缩功能的户外垃圾桶
CN110937279B (zh) * 2019-12-11 2021-12-07 嘉兴市玖玛兰科技有限公司 一种具有垃圾压缩功能的户外垃圾桶
CN111332013A (zh) * 2020-03-24 2020-06-26 台州市美琪乐工艺品有限公司 一种纸张覆膜机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960005164B1 (ko) 쓰레기처리장치
JPH07137035A (ja) プラスチックごみ処理装置
EP1083939B1 (en) Apparatus and method for the disinfection of medical waste in a continuous manner
KR101800006B1 (ko) Iot 기술에 기반한 음식물쓰레기 처리장치
US5740725A (en) Waste plastics compacting apparatus
JP3211521B2 (ja) プラスチックごみ処理装置および方法
JP3500681B2 (ja) プラスチックゴミ処理装置
JPH07227847A (ja) プラスチックごみ処理装置
JPH09109153A (ja) 廃プラスチック処理装置
JP2574543B2 (ja) ごみ処理装置
JPH07205148A (ja) プラスチックゴミ処理装置
JP3364803B2 (ja) 紙、廃プラスチック処理法
JPH07304039A (ja) プラスチックごみ処理装置
JP3156306B2 (ja) プラスチックごみ処理装置
JP3049873B2 (ja) ごみ処理装置
JPH08150620A (ja) プラスチックゴミ処理装置
JP3089736B2 (ja) プラスチックごみ処理装置
JPH07124946A (ja) 廃プラスチック材処理方法及び廃プラスチック材処理装置
JPH0924517A (ja) 発泡ポリスチレンの減容化方法および装置
JP3090788B2 (ja) ごみ処理装置およびその処理方法
JPH0919925A (ja) 発泡プラスチック減容化装置
JP3087551B2 (ja) プラスチックごみ処理方法およびその装置
JPH0523655A (ja) ごみ処理装置
JPH0811135A (ja) 発泡スチロール減容装置
JPH1086151A (ja) 熱可塑性プラスチック製ペットボトル減容装置