JPH07136169A - 超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ

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JPH07136169A
JPH07136169A JP5303260A JP30326093A JPH07136169A JP H07136169 A JPH07136169 A JP H07136169A JP 5303260 A JP5303260 A JP 5303260A JP 30326093 A JP30326093 A JP 30326093A JP H07136169 A JPH07136169 A JP H07136169A
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JP
Japan
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ultrasonic
flexible tube
probe
ray
ultrasonic transducer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5303260A
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English (en)
Inventor
Hirotomo Itoi
啓友 糸井
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波プローブの先端部にX線造影機能を持
たせることによって、体腔内に挿入して、内視鏡等によ
る監視を行えない状態でも、X線撮影装置によって、超
音波プローブの先端位置を確実に検出できるようにす
る。 【構成】 超音波プローブ10のプローブ本体11を膵
胆管内等のように細い体腔管の内奥にまで挿入する際に
おいては、内視鏡1による監視ができないので、X線に
よる透視像を観察しながら、その挿入操作を行われる
が、可撓性チューブ20及びその先端キャップ20a自
体はX線による造影機能を持たないものであるが、この
先端キャップ20aにおいて、超音波トランスデューサ
22による超音波の送受信領域を避けた、先端面部の位
置にX線造影部として機能する金属片26を固着して設
けて、X線撮影装置により捉えることができるようにな
し、もってプローブ本体11の先端の位置を常に確認し
ながら挿入操作を行えるようになし、このプローブ本体
11の挿入操作の操作性が良好になり、体腔内壁を傷付
けたりするおそれがなく、安全性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡等のガイド手段
を介して体腔内に挿入される超音波プローブに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】超音波プローブは体腔内の組織断層に関
する情報を取得できるので、患部を検査したり、診断し
たりする上で極めて有益な情報を取得できる。しかも、
この超音波に関する情報に加えて、内視鏡による体腔内
の内視観察を行えるようにすると、さらに検査,診断に
とって都合が良い。
【0003】以上の点から、内視鏡に設けられている鉗
子その他の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネ
ルをガイド手段として利用して体腔内に挿入される超音
波プローブは従来から知られている。この種の超音波プ
ローブは、可撓性のあるプローブ本体の先端に単板振動
子からなる超音波トランスデューサを装着することによ
り構成され、この超音波トランスデューサを処置具挿通
チャンネルの先端から突出させて、体腔壁に密着乃至対
面させた状態で、体腔内に向けて超音波パルスを入射
し、その反射エコーを受信させて、この反射エコーの受
信信号を信号処理してモニタ装置に超音波画像を映し出
すようにしている。
【0004】超音波プローブとして、例えばラジアル走
査を行うには、超音波トランスデューサを回転駆動しな
ければならない。このために、超音波トランスデューサ
を取付部材に装着して、この取付部材を遠隔操作により
回転駆動するようにする。手元側から回転力を超音波ト
ランスデューサに正確に伝達するために、回転力伝達機
構を備えている。この回転力伝達機構は、挿入経路に沿
うように曲がった状態となっている内視鏡の挿入部内に
挿通される関係から、可撓性に富んだ構造となっていな
ければならない。このために、金属線材を多重または多
条、さらには多重で多条に形成した密着コイルばね等か
らなり、先端が取付部材に連結した回転伝達手段と、こ
の回転伝達手段が挿通される可撓性チューブとから構成
し、可撓性スリーブの基端側は固定部材に連結固着さ
れ、回転伝達手段の基端部は、この可撓性チューブから
導出させて、モータ等の回転力付与手段に接続して、こ
の回転力付与手段によって回転駆動するようにしてい
る。また、リニア走査を行う場合にも、超音波トランス
デューサの方向を制御するために、やはり回転力伝達手
段が用いられ、この回転力伝達手段の基端部には回転力
付与手段が装着される。この場合の回転力付与手段は、
例えば操作リングで構成し、この操作リングを手動操作
で回転させるようにすることもできる。
【0005】超音波トランスデューサを装着した取付部
材を露出させたままの状態で回転駆動すると、体腔内壁
を巻き込む等のおそれがある等のために、可撓性チュー
ブの先端を閉塞させて、その内部に超音波トランスデュ
ーサを装着した取付部材を収納させるようにする。そし
て、この可撓性チューブ内には、超音波の減衰を抑制す
るために、超音波伝播媒体を封入するように構成してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したような経内視
鏡的に挿入される超音波プローブ等は、そのプローブ本
体の長さがかなり長尺になるために、収納時にはループ
状に巻回されることがあり、このループは小径にすれば
する程コンパクトに収納できる。ところで、回転伝達手
段の外径寸法は可撓性スリーブの内径と比較して、ある
程度小さくなっており、このためにプローブ本体をルー
プ状に巻回した時には、可撓性スリーブ内で回転伝達手
段がその内周側または外周側に偏ることになり、このた
めに超音波トランスデューサを装着した取付部材が可撓
性スリーブ内において、前後方向に位置がずれることに
なる。超音波プローブを真直ぐにした状態で、取付部材
を可撓性スリーブの先端の直近位置に配置して、それ以
上前方に動かないようにすると、ループ状に巻回して取
付部材が前方に向けて動いた時に、可撓性スリーブの先
端閉塞部に当接してしまうことになって、回転伝達手段
に無理な力が作用して変形したり、損傷したりする等の
不都合が生じる。
【0007】以上の点から、超音波トランスデューサを
装着した取付部材は、超音波プローブを真直ぐに伸ばし
た状態においては、可撓性スリーブの先端から所定の間
隔だけ基端側の位置に配置して、取付部材と可撓性スリ
ーブの先端部内面との間にある程度の隙間を形成させる
ようにするのが一般的である。このように構成される超
音波プローブは細径のものであり、しかも内部に超音波
伝播媒体が封入されているので、可撓性はあるものの、
なおかなりの剛性があり、従って、例えば膵胆管等のよ
うに細い体腔管内に挿入して検査する場合においては、
内視鏡による監視は不可能となる。従って、挿入時に膵
胆管内壁を傷付けないように保護するために、また超音
波プローブの挿入操作を円滑に行うためにも、X線撮影
装置を用いて、この超音波プローブの挿入部位のX線撮
影を行い、そのX線による透視像をモニタリングしなが
ら挿入操作を行う。
【0008】ところで、超音波プローブのうち、超音波
トランスデューサ及びそれが取り付けられている取付部
材はX線造影機能を有するが、可撓性スリーブ自体はX
線造影機能を持っていない。従って、実際に取得される
X線の透視像からは、超音波プローブのうち、超音波ト
ランスデューサの位置であり、取付部材の位置からある
程度距離がある超音波プローブの実際の先端部の位置は
透視できない。
【0009】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、X線撮影装置によっ
て、超音波プローブの先端部を正確に確認できるように
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、可撓性チューブ内に回転可能に設け
た取付部材に超音波トランスデューサを装着し、この取
付部材には回転伝達手段の一端を連結して、この回転伝
達手段の他端を可撓性チューブから引き出して回転力付
与手段に連結し、かつ超音波トランスデューサに信号ケ
ーブルを接続してなるものであって、前記可撓性チュー
ブの先端部分をX線による造影が可能なX線造影部とす
る構成としたことをその特徴とするものである。
【0011】
【作用】このように構成することによって、超音波プロ
ーブにおける可撓性チューブの先端をX線撮影装置によ
る透視像により確実に捉えることができる。従って、こ
の透視像を確認しながら超音波プローブの挿入操作を行
うことによって、体腔内壁を傷付けたりすることなく、
それを検査すべき部位に向けて正確かつ確実に挿入する
ことができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1において、1は内視鏡、10は
超音波プローブである。内視鏡1は本体操作部2に体腔
内への挿入部3を連設してなるものであって、この内視
鏡1には、その本体操作部2の先端側に処置具導入部4
が設けられており、この処置具導入部4から挿入部3の
先端までの部位に処置具挿通チャンネル5が設けられて
いる。そして、内視鏡1は、その観察視野が図中に矢印
で示したように側方に向けた側視型のものであって、処
置具や超音波プローブ10等は挿入部3の先端部分にお
いて、起上台6によって略90°方向転換されて、側方
に突出させるようになされている。
【0013】超音波プローブ10は、この内視鏡1にお
ける処置具挿通チャンネル5をガイド手段として体腔内
に挿入されるものであって、プローブ本体11と、この
プローブ本体11の基端部が接続される操作部12と、
この操作部12から延在させた可撓性ケーブル13とか
ら構成され、可撓性ケーブル13は、図示は省略する
が、周知の超音波観測装置に着脱可能に接続されるよう
になっている。
【0014】プローブ本体11は、図2に示したよう
に、先端を閉塞した可撓性チューブ20を有し、この可
撓性チューブ20の内部において、その先端近傍位置に
は取付台21に装着した超音波トランスデューサ22が
装着されている。そして、この取付台21には、回転伝
達手段として、金属線材を多重または多条、もしくは多
重かつ多条にして密着コイル状に巻回することにより形
成したフレキシブルシャフト23が連結されている。フ
レキシブルシャフト23の内部には超音波トランスデュ
ーサ22に接続した信号ケーブル24が挿通されてい
る。プローブ本体11の基端部は、操作部12に着脱可
能に接続するためのコネクタ25が設けられている。こ
のコネクタ25は、リング状に形成した固定体25a
と、この固定体25a内に挿通した回転体25bとから
構成されている。可撓性チューブ20は固定体25aに
連結され、またフレキシブルシャフト23は回転体25
bに連結され、また回転体25bと一体的に回転するコ
ネクタ25cには信号ケーブル24が接続されている。
コネクタ25における固定体25aは操作部12に固定
的に連結され、また回転体25bは操作部12に設けた
回転軸12aに連結されるようになっている。
【0015】ここで、可撓性チューブ20は、その内部
でフレキシブルシャフト23が回転するものであるか
ら、滑りの良い部材で形成されてなければならない。こ
のために、その材質としてはフッ素樹脂等が好適に用い
られる。また、超音波トランスデューサ22から超音波
パルスを体腔内に向けて入射して、その反射エコーを受
信するが、この超音波パルス及び反射エコーの減衰を可
及的に抑制する必要がある。然るに、プローブ本体11
における可撓性チューブ20は超音波伝播性の良い部材
から形成する必要があるが、前述したフッ素樹脂は音響
特性があまり良好でないために、取付台21が配置され
ている先端部は硬質ポリエチレンやポリイミド等で形成
した先端キャップ20aが連結されている。そして、先
端キャップ20aを含めた可撓性チューブ20の全体に
は、その内部には超音波伝播媒体が封入されている。
【0016】而して、以上のように構成される超音波プ
ローブ10は、超音波トランスデューサ22を回転させ
ることによって、ラジアル走査を行わせることができる
と共に、操作部12に設けた押動部材15を操作して、
プローブ本体11を軸線方向に変位させることによっ
て、リニア走査を行うことができるようにもなってい
る。そして、プローブ本体11は細径のものであるか
ら、例えば、図3に示したように、内視鏡1の挿入部3
を十二指腸内にまで挿入して、乳頭から膵胆管内にプロ
ーブ本体11の先端部分を挿入して、超音波走査を行わ
せることによって、当該部位の超音波断層像を取得する
ことができるようになっている。そして、このプローブ
本体11の膵胆管内への挿入は、安全性や操作性等の観
点から、X線撮影装置を用いて、この部位のX線による
透視像を観察しながら操作するようになっている。
【0017】ところで、超音波プローブ10におけるプ
ローブ本体11はかなり長尺のものであり、可撓性を有
する部材であり、このために不使用時にはループ状に巻
回させるようにしてコンパクトに収納する。ここで、プ
ローブ本体11は、前述したように、超音波トランスデ
ューサ22を取付台21に装着し、この取付台21にフ
レキシブルシャフト23を連結するようになし、かつこ
れらを可撓性チューブ20内に挿入したものであり、フ
レキシブルシャフト23の基端部はコネクタ25の回転
体25bに固定されているものの、先端部は自由状態に
なっている。従って、プローブ本体11をループ状に巻
回した時には、取付台21は可撓性チューブ20内でそ
の長手方向に動くことになる。そこで、この取付台21
の動きを許容するために、プローブ本体11をほぼ真直
ぐに伸ばした状態では、取付台21の先端は可撓性チュ
ーブ20の先端内面より間隔Hだけ基端側の位置に配置
するように可撓性チューブ20に余長を持たせている。
これによって、プローブ本体11をループ状に巻回した
時に、また体腔内に挿入して、その体腔内部形状に沿っ
てループ状に巻回した時に、取付台21が可撓性チュー
ブ20の先端に押し付けられて、フレキシブルシャフト
23に無理な力が作用して折れ曲がったり、あるいはフ
レキシブルシャフト23が可撓性チューブ20の内壁に
押し付けられて、フリクションが増大するために、ラジ
アル走査時の回転むら発生の原因となる等の不都合が起
きないようにしている。
【0018】前述した如く、超音波プローブ10のプロ
ーブ本体11を膵胆管内等のように細い体腔管の内奥に
まで挿入する際においては、内視鏡1による監視ができ
ないので、X線による透視像を観察しながら、その挿入
操作を行われるが、可撓性チューブ20及びその先端キ
ャップ20a自体はX線による造影機能を持たないもの
であり、従ってこの透視像は、実際には、X線造影機能
を有する取付台21乃至この取付台21に装着した超音
波トランスデューサ22である。然るに、膵胆管等に挿
入されるプローブ本体11は、この取付台21なり、超
音波トランスデューサ22なりの配設部よりさらに間隔
Hだけ前方に先端部が位置しているが、このプローブ本
体11の先端部はX線透視像には現れず、従って実際の
先端位置は検出できない。このために、誤操作等によっ
て体腔内壁を傷付けるおそれがないとは言えない。ま
た、プローブ本体11の挿入操作性の観点からも、その
先端部の位置を確認できるようにするのが好ましい。
【0019】以上の点から、可撓性チューブ20の先端
キャップ20aをX線造影機能を有する部材で形成する
のが好ましいが、超音波伝播性の良好な部材でなければ
ならないことから、その材質が限定され、前述した硬質
ポリエチレン等の部材はX線造影機能を持ったもので形
成することはできない。そこで、本発明においては、可
撓性チューブ20の先端キャップ20aにおいて、超音
波トランスデューサ22による超音波の送受信領域を避
けた位置にX線造影機能を有するX線造影部として機能
する金属片26を固着して設けるように構成している。
而して、超音波トランスデューサ22は、先端キャップ
20aの先端近傍位置の周胴部に対面しており、従って
この先端キャップ20aの先端面部は超音波の送受信領
域とはならないことから、この先端面部を厚肉化させ
て、この部位に金属片26を固着して設けている。
【0020】このように構成することによって、超音波
プローブ10を操作して、そのプローブ本体11を体腔
内に挿入した時に、その先端部の位置がX線撮影装置に
より捉えることができる。従って、X線透視像を目視す
ることによって、プローブ本体11の先端の位置を常に
確認しながら挿入操作を行うことができる。従って、こ
のプローブ本体11の挿入操作の操作性が良好になり、
体腔内壁を傷付けたりするおそれがなく、安全性が確保
される。
【0021】ところで、先端キャップ20aを含めた可
撓性チューブ20全体の内部には超音波伝播媒体が封入
されている。そこで、本発明の第2の実施例では、この
超音波伝播媒体を利用してX線造影部を形成するように
している。
【0022】超音波伝播媒体の代表的なものとしては流
動パラフィンであるが、この流動パラフィンはX線造影
機能は発揮しない。然るに、例えばバリウム等は超音波
伝播性に優れ、かつX線造影機能をも有する。そこで、
このようなX線造影機能を備えた超音波伝播媒体を可撓
性チューブ20内に封入する。これによって、図4に示
したように、可撓性チューブ20の先端に金属片等を取
り付けなくとも、超音波伝播媒体がX線造影部として機
能する。
【0023】なお、前述した各実施例においては、超音
波プローブを内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイド手
段として挿入するように構成したものを示したが、この
ガイド手段としては、これに限定されるものではない。
また、超音波プローブが挿入される部位の一例として、
乳頭から膵胆管内に挿入するようにしたものを示した
が、超音波プローブによる検査,診断部はこれに限るも
のではなく、内視鏡による監視が不可能な部位に挿入さ
れる場合全般に適用できるものである。従って、内視鏡
としては側視型のものを用いなければならない訳ではな
い。さらに、超音波走査方式としては、ラジアル,リニ
ア,コンベックス等種々の形式のものが採用され、また
機械走査式のみならず、電子走査を行う方式であっても
良い。従って、超音波トランスデューサは単板振動子の
ものに限定されず、複数の振動子を並べるようにしたも
のであっても良い。さらにまた、可撓性スリーブには、
それと別体に設けた先端キャップを連結するように構成
したが、音響特性に優れ、しかも滑りの良い部材で形成
されておれば、先端の閉塞部まで一体とした可撓性スリ
ーブを用いるようにしても良い。そして、第1の実施例
におけるX線造影機能を有する部材としては、金属片だ
けでなく、金属粉を混入した樹脂等種々の素材のものを
用いることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、可撓性
チューブの先端部分をX線による造影が可能なX線造影
部としているので、内視鏡等のガイド手段を用いて体腔
内に挿入して細い体腔管内にプローブ本体を挿入するに
当って、このプローブ本体の先端部分を確実にX線撮影
装置により捕捉できるようになり、体腔管内へのプロー
ブ本体の挿入操作を円滑かつ安全に行うことができ、誤
って体腔管内壁を傷付けたりするおそれがなくなる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の超音波プローブを内視
鏡に装着した状態を示す構成説明図である。
【図2】超音波プローブにおけるプローブ本体の断面図
である。
【図3】超音波プローブの作動説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す超音波プローブに
おけるプローブ本体の先端部分の断面図である。
【符号の説明】
1 内視鏡 6 処置具挿通チャンネル 10 超音波プローブ 11 プローブ本体 20 可撓性チューブ 20a 先端キャップ 21 取付台 22 超音波トランスデューサ 23 フレキシブルシャフト 26 金属片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性チューブ内に回転可能に設けた取
    付部材に超音波トランスデューサを装着し、この取付部
    材には回転伝達手段の一端を連結して、この回転伝達手
    段の他端を可撓性チューブから引き出して回転力付与手
    段に連結し、かつ超音波トランスデューサに信号ケーブ
    ルを接続してなるものにおいて、前記可撓性チューブの
    先端部分をX線による造影が可能なX線造影部とする構
    成としたことを特徴とする超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 前記X線造影部は、前記可撓性チューブ
    の先端に、前記超音波トランスデューサによる超音波の
    送受信領域を避けた位置に設けた金属であることを特徴
    とする請求項1記載の超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 前記X線造影部は、前記可撓性チューブ
    内に封入されたX線造影機能を有する超音波伝播媒体で
    あることを特徴とする請求項1記載の超音波プローブ。
JP5303260A 1993-11-10 1993-11-10 超音波プローブ Pending JPH07136169A (ja)

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JP5303260A JPH07136169A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 超音波プローブ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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