JPH07135469A - D/a変換器 - Google Patents

D/a変換器

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JPH07135469A
JPH07135469A JP28244893A JP28244893A JPH07135469A JP H07135469 A JPH07135469 A JP H07135469A JP 28244893 A JP28244893 A JP 28244893A JP 28244893 A JP28244893 A JP 28244893A JP H07135469 A JPH07135469 A JP H07135469A
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JP
Japan
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lpf
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Withdrawn
Application number
JP28244893A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Ohashi
一仁 大橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LPFのカットオフ周波数を高く設定するこ
とができ、応答性のよいPWM方式のD/A変換器を提
供する。 【構成】 入力されたクロックCKによりカウント動作
を行うカウンタの出力を、例示の如くビットリバースし
て、デジタルコンパレータ102の一方の入力に供給す
る。デジタルコンパレータ102は、他方の入力に供給
されたD/A変換すべきデータAと前記一方の入力に供
給されたデータBを比較し、そのA>B出力をLPF
(ローパスフィルタ)103に供給し、LPF103の
出力端からD/A変換出力を得る。前述のようにカウン
タ101の出力はビットリバースされているので、デジ
タルコンパレータ102の出力パルスはカウンタ周期
(PWM周期)の全体にわたり分散するので前記目的が
達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるPulse
Width Modulation(以下PWMと表わ
す)方式のD/A変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PWM方式のD/A変換器として
図7に示す構成のものがある。
【0003】図7において、701はクロックCKによ
りカウント動作を行うカウンタ、702はそのカウント
値BとD/A変換の対象となるデータAを比較するデジ
タルコンパレータ、703はコンパレータ702のA>
B出力より低域成分を抜き取るLPF(ローパスフィル
タ)である。
【0004】図8は、4bitのカウンタを用い“9
(hex)”をD/A変換した場合のデジタルコンパレ
ータ702のA>B出力を示す。
【0005】図8より明らかなように、デジタルコンパ
レータ702のA>B出力は周期が24 (=16)CK
分で、幅9・CKのパルスを出力する。従って、これを
LPF703に通せば9/16という値が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8よりわか
るように、従来のPWM方式のD/A変換器では、コン
パレータ出力で“H”のパルスと“L”のパルスがPW
M周期の中で左,右にかたまり合ってしまうので、PW
M周期に相当するキャリアの成分が大きく、LPF70
3のカットオフ周波数をかなり低くしないとキャリアの
抑圧が不十分となり、D/A変換出力にキャリア成分が
出てしまうという問題がある。
【0007】これを避けるためにLPF703のカット
オフ周波数を低くしすぎると、今度はD/A変換の対象
となるデータ値を変更した場合、安定するまでに要する
時間が大きくなってしまい、ある程度以上の応答性が必
要とされる装置では大きな問題となってしまう。
【0008】また、これらの問題は前記カウンタ701
に与えるクロックCKの周波数を高くすることで解決で
きるが、この場合、回路で消費される電力が増えてしま
うという問題がある。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、LPFのカットオフ周波数を高く設定するこ
とができ、応答性のよいD/A変換器を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、カウンタの出力を変換する変換手段を設
けるもので、詳しくは、D/A変換器を次の(1)〜
(5)のとおりに構成するものである。
【0011】(1)クロックによりカウント動作を行う
カウンタと、このカウンタの出力を変換する変換手段
と、この変換手段の出力とD/A変換の対象となるデー
タを比較するデジタルコンパレータと、このデジタルコ
ンパレータの出力からその低域成分のみを抜き出すロー
パスフィルタと、このローパスフィルタの出力側に設け
た出力端とを備えたD/A変換器。
【0012】(2)変換手段は、カウンタの出力のMS
BからLSBに至るビットの順序を逆にするものである
前記(1)記載のD/A変換器。
【0013】(3)変換手段は、カウンタの出力の各ビ
ットを順次巡回的に一定ビットだけシフトするものであ
る前記(1)記載のD/A変換器。
【0014】(4)変換手段は、カウンタの出力をテー
ブル変換するものである前記(1)記載のD/A変換
器。
【0015】(5)変換手段は、互に異なる複数の変換
手段から、一つの変換手段が選択される形式のものであ
る前記(1)記載のD/A変換器。
【0016】
【作用】前記(1)〜(5)記載の構成により、デジタ
ルコンパレータの出力のパルス位置がカウンタ周期(P
WM周期)の全体に分散される。
【0017】
【実施例】以下本発明を実施例で詳しく説明する。
【0018】(実施例1)図1に、実施例1である“P
WM方式のD/A変換器”の構成を示す。
【0019】図1において101はクロックCKにより
カウント動作を行うカウンタ、102はそのカウント値
をビット・リバース(MSB→LSBの順を逆にするこ
と)した値BとD/A変換の対象となるデータAを比較
するデジタルコンパレータ、103はLPFである。
【0020】この様にビット・リバースすることによる
効果は、コンパレータ102後の“H”および“L”パ
ルスの発生をPWM周期中でランダムに分散することで
ある。
【0021】図2には、1例として4bitカウンタを
用い“9(hex)”をD/A変換した場合のデジタル
コンパレータ102のA>B出力の波形を示す。図示の
ように、9・CKのパルスを出力している。
【0022】図8の従来例と比較すれば、パルス数は同
じであるがパルス位置は分散されていることが明らかで
ある。
【0023】このようにして、本実施例によれば、LP
F103のカット・オフ周波数を高く設定することがで
き、D/A変換器としての応答性の向上が可能となる。
【0024】(実施例2)図3は実施例2である“PW
M方式のD/A変換器”の構成を示す図である。
【0025】図3において、301はクロックCKによ
りカウント動作を行うカウンタ、302はそのカウント
値を巡回的にKbit分だけビットシフト(例えばQ0
〜Q3の4bitの場合、Q0→Q2,Q1→Q3,Q
2→Q0,Q3→Q1と並べ換えること)した値Bと、
D/A変換の対象となるデータAを比較するデジタルコ
ンパレータ、303はLPFである。
【0026】このビット・シフトの効果も、ビット・リ
バースと同様に、コンパレータ後の“H”および“L”
パルスの発生をPWM周期中でランダムに分散させるこ
とになる。
【0027】図4には1例として、4bitカウンタを
用い“9(hex)”をD/A変換した場合のデジタル
コンパレータ302のA>B出力の波形を示す。これも
また図8の従来例と比較すれば、パルス数は同じである
がパルス位置は分散されていることは明らかである。
【0028】(実施例3)図5は実施例3の構成を示す
図である。
【0029】図5において、501はクロックCKによ
りカウント動作を行うカウンタ、502は前記カウンタ
501のカウント値を別の値に変換する変換テーブル、
503は前記変換テーブル502によりテーブル変換さ
れた値Bと、D/A変換の対象となる値Aとを比較する
デジタルコンパレータ、504はLPFである。
【0030】この場合、前述のビット・リバースあるい
はビット・シフトと異なり変換の自由度が大きいので、
例えばLPF504の特性に対し最適な変換テーブルを
作ることも可能となる。
【0031】(実施例1,2,3の変形)以上ビット
・リバース,ビット・シフト,変換テーブルによる
実施例を示したが、これらの組み合わせによる変換であ
ってもよい。例えばnbitのカウント値の一部をビッ
ト・リバース変換、そして一部をビット・シフト変換、
そして一部をテーブル変換してもよい。また、これらの
順番を入れ換えてもよい。これらはすべて回路の規模と
得られる効果により選択・判断して使用すればよい。
【0032】(実施例4)図6は実施例4の構成を示す
図である。
【0033】図6において、601はクロックCKによ
りカウント動作を行うカウンタ、602は前述した複数
のデータ変換手段をK個有し、有効となる変換手段を外
部でセレクト可能なデータ変換手段1〜Kである。ま
た、603は選択した変換手段の変換データ値Bと、D
/A変換の対象となっているデータ値Aを比較するコン
パレータ、604はLPFである。
【0034】このようにすることでLPF604の特性
にあった変換手段を外部で選択することができる。
【0035】なお、以上の各実施例では、コンパレータ
のA>B出力を用いているが、本発明はこれに限られる
ものではなく、A<B出力を用いる形で同様に実施する
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、P
WM方式のD/A変換器において、そのデジタルコンパ
レータ出力の“H”および“L”パルスをPWM周期の
中で片寄ることのないように分散することが可能とな
る。
【0037】従って、LPFのカットオフ周波数を高く
設定することができ、D/A変換器としての応答性の向
上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示す図
【図2】 実施例1による変換例を示す図
【図3】 実施例2の構成を示す図
【図4】 実施例2による変換例を示す図
【図5】 実施例3の構成を示す図
【図6】 実施例4の構成を示す図
【図7】 従来例の構成を示す図
【図8】 従来例による変換例を示す図
【符号の説明】
101 カウンタ 102 デジタルコンパレータ 103 LPF

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックによりカウント動作を行うカウ
    ンタと、このカウンタの出力を変換する変換手段と、こ
    の変換手段の出力とD/A変換の対象となるデータを比
    較するデジタルコンパレータと、このデジタルコンパレ
    ータの出力からその低域成分のみを抜き出すローパスフ
    ィルタと、このローパスフィルタの出力側に設けた出力
    端とを備えたことを特徴とするD/A変換器。
  2. 【請求項2】 変換手段は、カウンタの出力のMSBか
    らLSBに至るビットの順序を逆にするものであること
    を特徴とする請求項1記載のD/A変換器。
  3. 【請求項3】 変換手段は、カウンタの出力の各ビット
    を順次巡回的に一定ビットだけシフトするものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のD/A変換器。
  4. 【請求項4】 変換手段は、カウンタの出力をテーブル
    変換するものであることを特徴とする請求項1記載のD
    /A変換器。
  5. 【請求項5】 変換手段は、互に異なる複数の変換手段
    から、一つの変換手段が選択される形式のものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のD/A変換器。
JP28244893A 1993-11-11 1993-11-11 D/a変換器 Withdrawn JPH07135469A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997044899A1 (fr) * 1996-05-20 1997-11-27 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Circuit et procede de modulation de largeur d'impulsion
US6462692B1 (en) 1998-01-27 2002-10-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital-to-analog converter and digital-to-analog converting method
JP2009076976A (ja) * 2007-09-18 2009-04-09 Oki Semiconductor Co Ltd アナログ信号生成装置

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Effective date: 20010130