JPH07131280A - 振動子の支持構造 - Google Patents

振動子の支持構造

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JPH07131280A
JPH07131280A JP5294496A JP29449693A JPH07131280A JP H07131280 A JPH07131280 A JP H07131280A JP 5294496 A JP5294496 A JP 5294496A JP 29449693 A JP29449693 A JP 29449693A JP H07131280 A JPH07131280 A JP H07131280A
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vibrator
vibration
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JP5294496A
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Nobuyoshi Sugitani
伸芳 杉谷
Kenji Morikawa
健志 森川
Yutaka Nonomura
裕 野々村
Masayuki Okuwa
政幸 大▲桑▼
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Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動子の振動をその初期状態のまま維持す
る。 【構成】 角柱状の振動子20は、対向する支持部材4
1,42と対向する支持部材33,34により、固定枠
体35に支持されている。これら各支持部材は、振動子
20が1次の振動モードで振動した場合における振動の
節20a,20bにおいて、それぞれ対向して一端が振
動子20に結合し、これを支持する。各支持部材は、同
一形状をなし、図中X−Y平面において1箇所で屈曲し
たL字状の外形形状で形成されている。そして、振動子
20の節20a,20bにおいてそれぞれ対向する支持
部材同士は、該当する節を中心に点対称に配置されてい
るとともに、振動子20の重心20cを中心に点対称に
も配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重心を中心に点対称な
外形形状をなし1次の振動モードで振動する振動子を支
持部材で支持する振動子の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動子としては、棒状の
振動子がよく知られている。そして、この棒状の振動子
は、単純な形状であるために板材から容易に製造できる
或いは固定枠にこの振動子を支持した基板状のものとし
て容易に製造できる等の利点があり、例えば車両旋回時
に発生するヨーレイトを検出する振動ジャイロ等に広く
用いられている。その一方で、振動子の継続的な振動の
確保やヨーレイトの検出といった振動子の振動状態の解
析等の観点から、振動子の振動モードとしては1次の振
動モードが採られている。
【0003】そして、棒状の振動子を支持するに当た
り、次のように振動子を支持すれば、棒状の振動子は1
次の振動モードで効率的に振動することが理論的に知ら
れている。即ち、図12に示すように、棒状の振動子2
0とこれを対向して支持する支持部材21Aおよび22
Bとの間には、その結合位置に関して次の式が成立す
るよう配慮されている。 L1 =L2 =0.224L0 … ここで、L0 は振動子20の全長、L1 およびL2 は振
動子20の自由端から各支持部材と振動子20との結合
部中心までの距離である。
【0004】上記式を満たせば、振動子20は、1次
の振動モードの振動の節で支持されて当該1次の振動モ
ードで振動し、その振動周波数は、振動子20の全長L
0 ,縦弾性係数,密度等で定まる。
【0005】振動子20を式に従い支持し振動子20
を1次の振動モードで振動させた場合、各支持部材21
A,22Bが振動子20と点接触している理論モデルで
は、振動の各節は動かず、振動子20の重心は振動によ
りその位置を変えない。例えば、振動子20が上下に湾
曲するよう振動させた場合には、これを横方向から見た
図13に示すように、振動の各節である支持部材21A
および22Bの結合部中心A,Bは動かないことにな
る。このように振動の節が不動点であれば、振動のエネ
ルギが外部に漏れないので、振動子20は与えられた振
動のエネルギで効率よく振動を継続する。
【0006】しかし、各支持部材21A,22Bは、剛
体である一方、振動子20とはその結合部中心A,Bに
おいて点接触しているわけではなくこの中心を含んだ結
合端面で各支持部材の断面積に亘って面接触している。
このため、振動のエネルギが各支持部材を経て外部に漏
れ、この振動のエネルギの漏れが、振動の各節が不動点
とならず振動するいわゆるダンピング現象として表われ
たり、振動系の共振の鋭さを表わす量であるQの値の低
減をもたらし、振動子20の振動が阻害される。
【0007】このような不具合をできるだけ解消する技
術としては、特開昭61−114123が挙げられる。
この公報には、図14に示すように、L字状に屈曲した
支持部材22A,23Bにより、振動子20をその節に
おいて対向して支持する支持構造が提案されている。こ
のように振動子20をL字状に屈曲した支持部材22
A,23Bで支持することで、各支持部材が屈曲部を中
心に屈曲できることから振動子20を固定部材24に対
して柔軟に支持し、振動エネルギの漏れの回避が図られ
ている。よって、ダンピング現象を支持部材の屈曲によ
る内部エネルギ損失により抑制することが可能となる。
また、各支持部材を細くしたり、図14に示すように、
各支持部材と振動子20との結合部中心から各支持部材
と固定部材24との結合部との距離L3 を長くして振動
子20をより柔軟に支持し、ダンピング現象の抑制やQ
の値の向上が図られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示した従来の振動子の支持構造において、各支持部材
を細くしてその断面積を少なくしたり、各支持部材に関
する上記した距離L3 を長くすると、次のような新たな
問題点が生じることが指摘されている。
【0009】各支持部材は板材に種々の加工を施して振
動子20とともに当該板材から形成されるので、自ずと
その細さに制限を受ける。具体的には、金属板に切削加
工や放電加工等を施す場合や水晶板にエッチング加工等
を施す場合には、採用する加工に依存して支持部材の細
さが定まる。このため、ある一定値までしか支持部材を
細くすることはできない。
【0010】また、支持部材を最大限細くして一定とし
た場合でも、各支持部材に関する上記した距離L3 をで
きるだけ長くしなければならない。そして、このように
距離L3 を長くすると、図15に示すように、支持部材
のうち振動子20と平行になる範囲が長くなることにな
る。すると、同図に示すように、支持部材23Bは振動
子20に類似した棒状の振動可能部分を長く有すること
になり、支持部材23Bの固有振動数が振動子20の固
有振動数に近似してくる。また、支持部材は、固定部材
24との結合部と振動子20との結合部とで支持されて
いるとはいえ、棒状の振動可能部分が長くなるため、細
いことと相俟って、片持ち梁としての振動が起き易くな
る。このため、振動子20の振動が支持部材23Bと振
動子20との結合部を経て支持部材23Bに漏れ、この
支持部材23Bは、片持ち梁としての振動を起こし易く
なる。よって、このように支持部材23Bが振動する
と、結果的には振動子20との結合部中心Dが振動する
ことになる。なお、上記した現象は、他の支持部材にお
いても同様に見られる。
【0011】更に、図15に示すように、支持部材23
Bは、屈曲しているがため、振動子20との結合部中心
Dにおいて、振動子20と交差し支持部材に到る方向X
+ に沿った剛性とこれと反対の方向X- に沿った剛性と
が相違する。つまり、支持部材23Bは、上記した方向
X+ ,X- について異なるバネ定数を有することにな
る。振動子20の長手方向の方向Y+ とこれと反対の方
向Y- についても、異なるバネ定数を有する。また、Z
軸回りの回転に関しても、右回りと左回りとに同様な差
異が生じる。
【0012】このような支持部材22A,23Bに支持
された振動子20(図14参照)を図13に示すように
振動させた場合、各支持部材と振動子20との結合部に
は振動子20の振動に起因する重心回りのモーメントが
作用する。このため、各支持部材について方向X+ ,X
- および方向Y+ ,Y- でバネ定数が異なるために、各
結合部中心における力のバランスが崩れて各結合部中心
が移動し、振動子20の振動エネルギの漏れやダンピン
グ振動が誘発される。よって、振動子20には、ダンピ
ング振動による重心の移動や振動初期の振動方向と異な
る方向の振動が見られることになり、振動子20を安定
して振動させることができなくなる。また、振動エネル
ギの漏れにより、Qの値の低下を招いてしまう。
【0013】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、振動子の振動をその初期状態のまま維持すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の採用した手段は、重心を中心に点対称な外
形形状をなし1次の振動モードで振動する振動子を、対
向する支持部材により前記1次の振動モードの振動のそ
れぞれの節において固定部材に支持する振動子の支持構
造であって、前記支持部材は、前記振動子との結合部と
前記固定部材との結合部との間に少なくとも1箇所の屈
曲部を有する外形形状をなし、前記振動の節において対
向する前記各支持部材を、該節を中心に点対称に配置し
たことをその要旨とする。
【0015】
【作用】上記構成を有する振動子の支持構造では、振動
子を固定部材に支持する支持部材を、屈曲部を有する外
形形状として屈曲部を中心に屈曲可能とする。そして、
この支持部材により振動子を固定部材に対して柔軟に支
持し、振動エネルギの漏れの回避を可能とする。しか
も、振動子の振動の節において対向する各支持部材をそ
の節を中心に点対称としたので、節における一方の支持
部材についての各方向についての剛性が他方の支持部材
についての各方向についての剛性と点対称に発現するよ
うになる。
【0016】このため、各支持部材は各方向について異
なる剛性、延いては異なるバネ定数を有していても、各
節において対向し点対称な支持部材同士にあっては、向
きが反対でその大きさが同一の力を振動子に及ぼし合
う。よって、振動子が1次の振動モードで振動しその振
動に起因する重心回りのモーメントが各支持部材に作用
しても、各節においては、対向する点対称な支持部材同
士によってそのモーメントに基づく力が相殺され、各節
における力はバランスするため本来振動子の節となるべ
き部分の振動が抑制される。
【0017】また、このように各節において力がバラン
スすることにより、支持部材を振動子と平行になる部分
を長い範囲に亘って有するものとする必要もない。
【0018】上記した振動子の支持構造において、振動
の節を中心に点対称な各支持部材を、振動子の重心を中
心に点対称とすれば、各節により支持されていることに
より振動時に振動子の重心に作用する力を、この重心に
おいてもバランスさせることが可能となる。よって、各
節において力がバランスすることと相俟って、全体とし
ての力のバランスを崩すことがない。
【0019】
【実施例】次に、本発明に係る振動子の支持構造の好適
な実施例について、図面に基づき説明する。図1は、第
1の実施例における振動子の支持構造を示す概略斜視図
である。
【0020】図示するように、角柱状の振動子(棒状の
振動子)20は、対向する支持部材31,32と対向す
る支持部材33,34により、固定枠体35に支持され
ている。これら各支持部材は、振動子20が1次の振動
モードで振動した場合における振動の節20a,20b
において、それぞれ対向して一端が振動子20に結合
し、これを支持する。また、各支持部材の他端は、固定
枠体35に結合している。
【0021】各支持部材は、同一形状をなし、振動子2
0の側面に直交する軸をX軸とし振動子20の軸心に沿
った軸をY軸とするX−Y平面において1箇所で屈曲し
たL字状の外形形状で形成されている。そして、振動子
20の節20aにおいて対向する支持部材31と支持部
材32とは、節20aを中心に点対称に配置され、振動
子20および固定枠体35に結合されている。また、振
動子20の節20bにおいて対向する支持部材33と支
持部材34も同様に、節20bを中心に点対称に配置さ
れ、振動子20および固定枠体35に結合されている。
【0022】上記した振動子20,各支持部材および固
定枠体35は、単一の板材、例えばジュラルミン等の軽
金属の板材、水晶,半導体等の結晶体の板材或いはガラ
ス板やアルミナ等のセラミック板に、適宜な加工を施す
ことにより、形成される。例えば、板厚の調整のために
研磨加工が施され、軽金属の板材から形成するのであれ
ばのであれば放電加工等が、結晶体の板材から形成する
のであればエッチング加工等が施され、振動子20等が
形成される。
【0023】この第1の実施例の支持構造にあっては、
水晶の板材(厚み:0.3mm)にエッチング加工を施
して振動子20等を形成した。よって、振動子20およ
び各支持部材の厚みはこの水晶の板材の厚み(0.3m
m)に等しい。この場合、振動子20(厚み:0.3m
m)の幅w0 は0.25mm、長さL0 は10mmであ
る。そして、振動子20の自由端から支持部材31,3
2と振動子20との結合部中心までの距離L1 および支
持部材33,34と振動子20との結合部中心までの距
離L2 は、2.24mm(10mm×0.224)であ
る。また、各支持部材の幅wは0.1mmである。
【0024】振動子20を1次の振動モードで振動させ
るには、振動子20の対向する2面のそれぞれにプラス
電極およびマイナス電極を振動子20の軸心に沿って並
べて設け、振動子20に関して定まる1次の振動モード
の振動周波数の交流電圧を上記電極に印加すればよい。
例えば、X−Y平面と直交するZ軸方向に沿って振動さ
せる場合には、振動子20の上下面のそれぞれに上記電
極を設けて交流電圧を印加し、振動子20を励振すれば
よい。また、振動子20の対向する2面に独立して金属
薄膜を形成し、静電力でこの振動子20を励振すること
もできる。
【0025】なお、固定枠体35は、図示しない基材に
積層・固定されており、上記したように振動子20が振
動してもその振動に影響を及ぼすことはない。
【0026】上記した第1の実施例における振動子の支
持構造では、振動子20を固定枠体35に支持する支持
部材31ないし支持部材34を、屈曲部を有するL字状
の外形形状として屈曲部を中心に屈曲可能とする。そし
て、このように屈曲可能な支持部材31ないし支持部材
34で振動子20を固定部材に対して柔軟に支持する。
よって、支持部材の屈曲により、振動エネルギの漏れを
回避することができる。
【0027】しかも、振動子20の振動の各節20a,
20bにおいて対向し点対称な支持部材同士(支持部材
31と支持部材32,支持部材33と支持部材34)
を、それぞれの節20a,20bを中心に点対称とし
た。このため、例えば節20aにおける支持部材31に
ついての図中X+ に沿った剛性とこれと反対の方向X-
に沿った剛性とは相違するが、支持部材31についての
図中X+ に沿った剛性は、支持部材31と対向し点対称
な支持部材32により図中X- の方向に同じ大きさで発
現する。また、支持部材31についての図中X- に沿っ
た剛性は、この支持部材32により図中X+ の方向に同
じ大きさで発現する。節20aにおける支持部材31に
ついての図中Y+ に沿った剛性とこれと反対の方向Y-
に沿った剛性についても、支持部材32によりその方向
を逆にして同じ大きさで発現する。また、Z軸回りの剛
性についても同様である。よって、各節20a,20b
において対向し点対称な支持部材同士にあっては、向き
が反対でその大きさが同一の力を振動子20に及ぼし合
う。
【0028】このため、振動子20が1次の振動モード
で振動しその振動に起因する重心回りのモーメントが各
支持部材に作用しても、各節20a,20bにおいて
は、対向する支持部材同士によってそのモーメントに基
づく力が相殺され、各節における力はバランスする。こ
の結果、第1の実施例における振動子の支持構造によれ
ば、振動子20を振動させるために与えられた振動エネ
ルギの外部への漏れを回避できるので、振動子20の振
動をその初期状態のまま安定して維持することができ
る。
【0029】次に、第2の実施例における振動子の支持
構造について説明する。なお、その説明に際しては、上
記した第1の実施例における支持構造と異なる点につい
て詳述することとする。また、第1の実施例と同一の部
材については、その機能が同一であれば第1の実施例の
説明で用いた名称および符号を用いることとする。
【0030】第2の実施例における振動子の支持構造を
示す概略斜視図である図2に示すように、固定枠体35
に支持される振動子20は、対向する支持部材41,4
2により振動の節20aにおいて支持され、対向する支
持部材33,34により振動の節20bにおいてそれぞ
れ支持されている。
【0031】各支持部材は、同一形状をなし、第1の実
施例と同様に図におけるX−Y平面においてL字状に屈
曲した外形形状で形成されている。そして、振動子20
の節20aにおいて対向する支持部材41と支持部材4
2とは、節20aを中心に点対称に配置され、振動子2
0および固定枠体35に結合されている。また、振動子
20の節20bにおいて対向する支持部材33と支持部
材34についても同様である。なお、振動子20および
各支持部材等の寸法や振動子20の振動方法等は、第1
の実施例におけるものと同一である。
【0032】上記した第2の実施例における振動子の支
持構造では、各支持部材が屈曲可能なL字状の外形形状
をなし、振動子20の振動の各節において対向する支持
部材同士(支持部材41と支持部材42,支持部材33
と支持部材34)をそれぞれの節を中心に点対称とする
とともに、各支持部材を振動子20の重心20cを中心
に点対称とした。このため、上記した第2の実施例の支
持構造にあっては、振動子20の振動の各節20a,2
0bは勿論、その重心20cにおいても力はバランスす
る。この結果、第2の実施例の振動子の支持構造によれ
ば、振動子20の振動をその初期状態のままより安定し
て維持することができる。
【0033】上記した第2の実施例の支持構造で支持し
た振動子20を第1の実施例の場合と同様に振動させ、
その後の振動子20の振動状態を観察した結果、第2の
実施例の支持構造によっても、振動子20の振動をその
初期状態のまま安定して維持することができた。
【0034】次に、上記した第2の実施例における振動
子の支持構造の変形例について説明する。この変形例で
は、その支持構造を示す概略斜視図である図3に示すよ
うに、固定枠体35に支持される振動子20は、対向す
る支持部材51,52により振動の節20aにおいて支
持され、対向する支持部材53,54により振動の節2
0bにおいてそれぞれ支持されている。
【0035】各支持部材は、同一形状をなし、図におけ
るX−Y平面において2箇所で屈曲したZ字状の外形形
状で形成されている。そして、振動子20の節20aに
おいて対向する支持部材51と支持部材52とは、節2
0aを中心に点対称に配置され、振動子20および固定
枠体35に結合されている。また、振動子20の節20
bにおいて対向する支持部材53と支持部材54につい
ても同様である。なお、振動子20および各支持部材等
の寸法や振動子20の振動方法等は、第1の実施例にお
けるものと同一である。
【0036】上記した変形例における振動子の支持構造
では、各支持部材が2箇所で屈曲可能なZ字状の外形形
状をなし、振動子20の振動の各節において対向する支
持部材同士(支持部材51と支持部材52,支持部材5
3と支持部材54)をそれぞれの節を中心に点対称とす
るとともに、各支持部材を振動子20の重心20cを中
心に点対称とした。このため、この変形例の支持構造に
あっても、振動子20の振動の各節20a,20bは勿
論、その重心20cにおいても力はバランスする。この
結果、第2の実施例の変形例の支持構造によれば、振動
子20の振動をその初期状態のままより安定して維持す
ることができる。しかも、各支持部材を2箇所で屈曲可
能なZ字状としたため、振動子20をより柔軟に固定枠
体35に支持できるので、振動子20の振動を初期状態
のままより一層安定して維持することができる。
【0037】次に、上記した第2の実施例における振動
子の支持構造の第2の変形例について説明する。この変
形例では、その支持構造を示す概略斜視図である図4に
示すように、固定枠体35に支持される振動子20は、
対向する支持部材61,62により振動の節20aにお
いて支持され、対向する支持部材63,64により振動
の節20bにおいてそれぞれ支持されている。
【0038】各支持部材は、同一形状をなし、図におけ
るX−Y平面において4箇所で屈曲しコ字状部を有する
外形形状で形成されている。そして、振動子20の節2
0aにおいて対向する支持部材61と支持部材62と
は、節20aを中心に点対称に配置され、振動子20お
よび固定枠体35に結合されている。更に、支持部材6
1,62の振動子20への結合部の中心と支持部材6
1,62の固定枠体35への結合部の中心は、X軸に沿
った直線上に位置し、当該直線上には節20aも位置す
る。また、振動子20の節20bにおいて対向する支持
部材63と支持部材64についても同様である。なお、
振動子20および各支持部材等の寸法や振動子20の振
動方法等は、第1の実施例におけるものと同一である。
【0039】上記した第2の変形例における振動子の支
持構造では、各支持部材が4箇所で屈曲可能な外形形状
をなし、振動子20の振動の各節において対向する支持
部材同士(支持部材61と支持部材62,支持部材63
と支持部材64)をそれぞれの節を中心に点対称とする
とともに、各支持部材を振動子20の重心20cを中心
に点対称とした。このため、この第2の変形例の支持構
造にあっても、振動子20の振動の各節20a,20b
は勿論、その重心20cにおいても力はバランスする。
この結果、第2の変形例の支持構造によれば、振動子2
0の振動をその初期状態のままより安定して維持するこ
とができる。しかも、各支持部材を4箇所で屈曲可能な
形状として屈曲可能箇所を増やしたため、振動子20を
より柔軟に固定枠体35に支持できるので、振動子20
の振動を初期状態のままより一層安定して維持すること
ができる。
【0040】また、第2の変形例の支持構造では、振動
子20の振動の各節において対向する支持部材同士の振
動子20および固定枠体35との結合部の中心は、各節
を通ってX軸に沿った直線上に位置する。よって、第2
の変形例の支持構造によれば、各支持部材両端が同一直
線に沿って結合・支持されるので、支持部材に片持ち梁
としての振動が起こりにくくなり、各支持部材自体を片
持ち梁として不用意に振動させることはない。
【0041】次に、上記した第2の実施例における振動
子の支持構造の第3の変形例について説明する。この第
3の変形例では、その支持構造を示す概略斜視図である
図5に示すように、振動子20を支持する各支持部材の
外形形状のみが上記の第2の変形例における各支持部材
と異なる。つまり、各支持部材65〜68は、同一形状
をなし、図におけるX−Y平面において8箇所で屈曲し
2箇所のコ字状部を有する外形形状で形成されている。
【0042】よって、この第3の変形例における振動子
の支持構造では、各支持部材の屈曲可能箇所を第2の変
形例の倍に増やした。このため、第3の変形例における
振動子の支持構造によっても、振動子20をより柔軟に
固定枠体35に固定して、振動子20の振動を初期状態
のままより一層安定して維持することができる。なお、
各支持部材両端が同一直線に沿って結合・支持されるこ
とで、各支持部材自体を片持ち梁として不用意に振動さ
せないことは勿論である。
【0043】次に、上記した第2の実施例における振動
子の支持構造の第4の変形例について説明する。この第
4の変形例では、その支持構造を示す概略斜視図である
図6に示すように、振動子20を支持する各支持部材の
外形形状のみが上記の第2,第3の変形例における各支
持部材と異なる。つまり、各支持部材71〜74は、同
一形状をなし、図におけるX−Y平面において6箇所で
屈曲し、2箇所のコ字状部を互い違いに接合して有する
外形形状で形成されている。
【0044】よって、この第4の変形例における振動子
の支持構造では、各支持部材の屈曲可能箇所を増やした
とともに、支持部材の形状をコ字状部を互い違いに接合
したものとした。このため、第4の変形例における振動
子の支持構造によっても、振動子20をより柔軟に固定
枠体35に固定して、振動子20の振動を初期状態のま
まより一層安定して維持することができる。なお、各支
持部材両端が同一直線に沿って結合・支持されること
で、各支持部材自体を片持ち梁として不用意に振動させ
ないことは勿論である。
【0045】この第4の変形例における支持構造で支持
した振動子20の振動の様子を有限要素法により解析し
たところ、図7(b)に示すように、各節20a,20
bは勿論重心20cも不動点であることが判明し、振動
子20を1次の振動モードの振動周波数で継続して振動
させることができることが確認された。なお、図7
(a)に、図6の振動子20および各支持部材の概略平
面を示す。
【0046】一方、振動子と各支持部材の形状は上記の
第4の変形例と同一であるが、図8(a)に示すよう
に、各節を中心に点対称に配置されていない支持部材に
より各節において対向して支持した振動子20の振動様
子を有限要素法により解析した。この振動子20にあっ
ては、図8(b)に示すように、各節20a,20bは
勿論重心20cも振動子20の振動に伴い移動する動点
であることが判明し、振動子20を継続して振動させる
ことはできないことが確認された。
【0047】次に、第3の実施例における振動子の支持
構造について説明する。この第3の実施例では、その支
持構造を示す概略斜視図である図9に示すように、振動
子20を支持する各支持部材の屈曲の経路が上記した実
施例およびその変形例と異なる。つまり、振動子20の
振動の節において対向して振動子20を支持する支持部
材同士(支持部材81と支持部材82,支持部材83と
支持部材84)は、図におけるX−Z平面において4箇
所で屈曲しコ字状部を有する外形形状で形成されている
点で上記した第1,第2の実施例と相違する。そして、
これら各支持部材がそれぞれの節20a,20bを中心
に点対称であることや対向する支持部材同士の振動子2
0および固定枠体35への結合部の中心と該当する各節
が同一の直線上に位置すること等は、上記した第1又は
第2の実施例と同様である。
【0048】この第3の実施例の支持構造にあっても、
振動子20を柔軟に固定枠体35に支持できるととも
に、振動子20の振動の各節20a,20bにおいて力
はバランスする。この結果、第3の実施例の変形例の支
持構造によっても、振動子20の振動をその初期状態の
まま安定して維持することができる。
【0049】また、第3の実施例の支持構造でも、各支
持部材両端が同一直線に沿って結合・支持されるので、
支持部材に片持ち梁としての振動が起こりにくくなり、
各支持部材自体を片持ち梁として不用意に振動させるこ
とはない。
【0050】次に、第4の実施例における振動子の支持
構造について説明する。この第4の実施例では、その支
持構造を示す概略斜視図である図10に示すように、振
動子20の振動の節において対向して振動子20を支持
する支持部材同士(支持部材85と支持部材86,支持
部材83と支持部材84)は、上記した第3の実施例
(図9参照)とその個々の形状では同一であるものの、
振動子20の振動の各節において対向する支持部材同士
を振動子20の重心20cを中心に点対称とした点で相
違する。このため、この第4の実施例の支持構造にあっ
ては、振動子20の振動の各節20a,20bは勿論、
その重心20cにおいても力はバランスする。この結
果、第2の実施例の振動子の支持構造によれば、振動子
20の振動をその初期状態のままより安定して維持する
ことができる。また、第4の実施例では、対向する支持
部材同士の振動子20および固定枠体35への結合部の
中心と該当する各節が同一の直線上に位置することにつ
いては、上記した第3の実施例と同様である。よって、
この第4の実施例の支持構造でも、各支持部材自体を片
持ち梁として不用意に振動させることはない。
【0051】次に、第5の実施例における振動子の支持
構造について説明する。この第5の実施例では、その支
持構造を示す概略斜視図である図11に示すように、振
動子の形状が上記した各実施例およびその変形例と相違
する。つまり、この第5の支持構造における振動子90
は、重心90cを中心に点対称な外形形状をなすもの
の、上記の各実施例およびその変形例における振動子2
0と異なり、棒状体をS字状に屈曲させた外形形状で形
成されている。しかしながら、振動子90は、1次の振
動モードで振動可能であり、その際には、自由端から所
定距離離れた箇所を振動の節90a,90bとする。振
動子90をこのような形状にすることにより、省スペー
スで強い共振を得ることができる。
【0052】この振動子90を支持する支持部材91〜
94は、上記した第2の実施例の第2の変形例(図4参
照)における支持部材とその個々の形状では同一であ
り、その他の点についても第2の実施例と同様である。
即ち、振動子90の振動の節において対向して振動子9
0を支持する支持部材同士(支持部材91と支持部材9
2,支持部材93と支持部材94)は、該当する振動の
節90a,90bを中心に点対称であるとともに、振動
子90の重心90cを中心に点対称でもある。そして、
この支持部材により、振動子90は、固定枠体95に柔
軟に支持されている。また、第5の実施例では、対向す
る支持部材同士の振動子90および固定枠体95への結
合部の中心と該当する各節が同一の直線上に位置するこ
とについても、上記した第2の実施例の第2の変形例等
と同様である。
【0053】このため、この第5の実施例の支持構造に
あっても、振動子90の振動の各節90a,90bは勿
論、その重心90cにおいても力はバランスするので、
振動子90の振動をその初期状態のままより安定して維
持することができる。また、第5の実施例でも、各支持
部材自体を片持ち梁として不用意に振動させることはな
い。
【0054】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。例えば、支持部
材をその経路の途中でV字状に屈曲したものとしたりす
ることもできる。また、金属板等から振動子20,各支
持部材等を形成した場合には、振動子20にピエゾ素子
等の圧電素子を設けて当該振動子を振動させればよい。
【0055】以上説明したように、上記した各実施例に
おける支持構造では、振動子の振動をその初期状態のま
まより安定して維持することができることから、振動子
は安定して振動することになる。このため、各実施例に
おける支持構造で支持された振動子を車両旋回時に発生
するヨーレイトを検出する振動ジャイロに用いれば、安
定した振動に起因してヨーレイトの検出感度を向上させ
ることができる。また、各実施例における支持構造で支
持された振動子をクロック信号生成器に使用すれば、正
確なクロック信号を生成することができる。
【0056】なお、コ字状部を有する支持部材で振動子
を支持した支持構造(図4,図5,図6,図11)にあ
っては、各節においては一つの支持部材で振動子を片持
ちで支持し、各節の支持部材を振動子の重心を中心に点
対称としても、上記各支持構造とほぼ同様の効果(振動
子の振動状態の確保)を奏することができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の振動
子の支持構造では、屈曲可能な支持部材により振動子を
固定部材に対して柔軟に支持し、振動の節において対向
する各支持部材をその節を中心に点対称とした。よっ
て、振動子の振動に起因する重心回りのモーメントが各
支持部材に作用しても、各節においては、対向する点対
称な支持部材同士によってそのモーメントに基づく力を
相殺し、各節における力をバランスさせる。この結果、
請求項1記載の振動子の支持構造によれば、振動子を振
動させるために与えられた振動エネルギの外部への漏れ
を回避できるので、振動子の振動をその初期状態のまま
安定して維持することができる。
【0058】また、このように振動の各節において力が
バランスすることにより、各支持部材を振動子と平行に
なる部分を長い範囲に亘って有するものとする必要はな
い。このため、請求項1記載の振動子の支持構造によれ
ば、不用意に各支持部材自体を片持ち梁として振動させ
ることがないことになり、この点からも振動子の振動を
その初期状態のまま安定して維持することができる。
【0059】一方、請求項2記載の振動子の支持構造で
は、各節において対向する点対称な支持部材同士をその
節を中心に点対称とすることに加え、対向する各支持部
材を振動子の重心を中心に点対称ともした。このため、
請求項2記載の振動子の支持構造によれば、各節におい
ては勿論のこと振動子の重心においても力をバランスさ
せるので、全体としての力のバランスを崩すことがなく
なり振動子の振動をその初期状態のままより安定して維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における振動子の支持構造を示す
概略斜視図である。
【図2】第2の実施例における振動子の支持構造を示す
概略斜視図である。
【図3】第2の実施例における振動子の支持構造の変形
例を示す概略斜視図である。
【図4】その第2の変形例を示す概略斜視図である。
【図5】その第3の変形例を示す概略斜視図である。
【図6】その第4の変形例を示す概略斜視図である。
【図7】第4の変形例の支持構造における振動子の振動
の様子を説明するための説明図である。
【図8】従来例の支持構造における振動子の振動の様子
を説明するための説明図である。
【図9】第3の実施例における振動子の支持構造を示す
概略斜視図である。
【図10】第4の実施例における振動子の支持構造を示
す概略斜視図である。
【図11】第5の実施例における振動子の支持構造を示
す概略斜視図である。
【図12】従来例の振動子の支持構造を示す概略斜視図
である。
【図13】図13の従来例の支持構造の問題点を説明す
るための説明図である。
【図14】従来例の振動子の支持構造を示す概略斜視図
である。
【図15】図14の従来例の支持構造の問題点を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
20…振動子 20a,20b…節 20c…重心 31,32…支持部材 33,34…支持部材 35…固定枠体 41,42…支持部材 51,52…支持部材 53,54…支持部材 61,62…支持部材 63,64…支持部材 65,66,67,68…支持部材 71,72,73,74…支持部材 81,82…支持部材 83,84…支持部材 85,86…支持部材 90…振動子 90a,90b…節 90c…重心 91,92,93,94…支持部材 95…固定枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 健志 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 野々村 裕 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 大▲桑▼ 政幸 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重心を中心に点対称な外形形状をなし1
    次の振動モードで振動する振動子を、対向する支持部材
    により前記1次の振動モードの振動のそれぞれの節にお
    いて固定部材に支持する振動子の支持構造であって、 前記支持部材は、前記振動子との結合部と前記固定部材
    との結合部との間に少なくとも1箇所の屈曲部を有する
    外形形状をなし、 前記振動の節において対向する前記各支持部材を、該節
    を中心に点対称に配置したことを特徴とする振動子の支
    持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の振動子の支持構造であっ
    て、 前記外形形状をなし前記振動の節を中心に点対称な前記
    各支持部材を、前記振動子の重心を中心に点対称に配置
    した振動子の支持構造。
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