JPH07130411A - 端子ボルトの取付け構造 - Google Patents

端子ボルトの取付け構造

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JPH07130411A
JPH07130411A JP27522493A JP27522493A JPH07130411A JP H07130411 A JPH07130411 A JP H07130411A JP 27522493 A JP27522493 A JP 27522493A JP 27522493 A JP27522493 A JP 27522493A JP H07130411 A JPH07130411 A JP H07130411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
press
terminal
bus bar
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP27522493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Saito
貴裕 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子ボルトの脱落及び共回りの防止と、取付
け作業性の向上の両立が可能な構造の提供。 【構成】 バスバー44が取付けられる被取付部11に
ボルト圧入部13を設け、このボルト圧入部13に端子
ボルト1を圧入する端子ボルト1の取付け構造であっ
て、端子ボルト1は、ボルト圧入部13に圧入されるボ
ルト基部5と、このボルト基部5に立設されバスバー4
4に接続されるボルト部3を備え、ボルト圧入部13
は、ボルト基部5の側部5aに内面41aが当接する壁
部41を備え、バスバー44に、壁部41の外面41b
を押圧する押圧部49を設け、ボルト基部5を、被取付
部11に取付けられたバスバー44の押圧部49によ
り、壁部41を介して押圧支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リレーボックス等への
端子ボルトの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7に従来の端子ボルトの取付
け構造の一例を示す(実開平3−62474号公報参
照)。
【0003】端子ボルト1は、電気接続用の端子となる
ボルト部3と、ボルト部3が立設された矩形厚板状のボ
ルト基部5を備えている。ボルト基部5のボルト部3立
設側表面には、円形厚板状の円板部7がボルト基部5に
一体形成されている。
【0004】電気接続箱9は被取付部としてのボックス
本体11を備え、ボックス本体11には端子ボルト1が
圧入により取付けられるボルト圧入部13が2箇所に設
けられている。ボルト圧入部13は、端子ボルト1のボ
ルト基部5が上方(図6の紙面表面側、図7の上方)か
ら挿入されるボルト挿入孔15と、ボルト挿入孔15か
ら端子ボルト1がスライド圧入されるボルト圧入孔17
を備えている。ボルト圧入孔17の上端周縁部19は内
側に突出している。これらボルト挿入孔15、ボルト圧
入孔17は、ボックス本体11に一体成形された可撓性
を有する壁部21,23によって形成されている。ボル
ト圧入孔17を形成する壁部21,23の相対向する内
面21a,23aは、端子ボルト1の圧入時に、圧入方
向(図6中矢印X方向)に沿ったボルト基部5の側面
(側部)5a,5bに幅方向(圧入方向に対して略垂直
方向)両側から当接する。またボルト圧入孔17の上端
周縁部19は端子ボルト1の円板部7に当接し、この上
端周縁部19により端子ボルト1の上方への抜けが阻止
される。すなわち、壁部21,23はボルト基部5の圧
入に伴い僅かに弾性変形し、両壁部21,23の弾性力
によって端子ボルト1が支持される。
【0005】端子ボルト1をボックス本体11に取付け
る場合、図8及び図9のようにボルト基部5をボルト挿
入孔15に上方から挿入して、ボルト基部5をボルト圧
入孔17の奥部まで圧入する。これにより、ボルト基部
5の側面5a,5bが壁部21,23の内面21a,2
3aによって当接支持された状態となる。
【0006】端子ボルト1が取付けられたボックス本体
11には、図7のようにボックス本体11内に配設され
て分岐用の電気回路を構成するバスバー25が取付けら
れ、バスバー25は図示外のロック機構によってボック
ス本体11にロックされる。バスバー25にはボルト貫
通孔27が形成されており、バスバー25の取付けに際
しボルト部3をボルト貫通孔27に挿通させる。ボルト
貫通孔27から突出したボルト部3には、図6のように
LA端子29が挿通され、その上からナット31が締付
けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の取付
け構造では、ボックス本体11からの端子ボルト1の脱
落やナット31締付け時における端子ボルト1の共回り
を防止するためには、ボルト基部5を幅方向から支持し
ている壁部21,23の幅Dを厚く形成する必要があ
る。一方、壁部21,23の幅を厚くすると、端子ボル
ト1を取付ける際に壁部21,23が容易に弾性変形せ
ず圧入力が過大となるため、端子ボルト1の取付け作業
性の低下を招いてしまう。
【0008】このため、端子ボルト1の脱落及び共回り
の防止と、取付け作業性の向上の両立を図ることは困難
であった。
【0009】そこで、本発明は、端子ボルトの脱落及び
共回りの防止と、取付け作業性の向上を両立して図るこ
とができる端子ボルトの取付け構造の提供を目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、バスバーが取
付けられる被取付部にボルト圧入部を設け、このボルト
圧入部に端子ボルトを圧入する端子ボルトの取付け構造
であって、前記端子ボルトは、前記ボルト圧入部に圧入
されるボルト基部と、このボルト基部に立設され前記バ
スバーに接続されるボルト部を備え、前記ボルト圧入部
は、前記ボルト基部の側部に内面が当接する壁部を備
え、前記バスバーに、前記壁部の外面を押圧する押圧部
を設け、前記ボルト基部は、前記被取付部に取付けられ
たバスバーの押圧部により、前記壁部を介して押圧支持
されることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】ボックス本体に端子ボルト及びバスバーを取付
ける場合、ボルト基部をボルト圧入部に圧入した後、端
子ボルトにバスバーを取付ける。この状態で、バスバー
の押圧部は壁部の外面を押圧し、ボルト基部は押圧部に
より壁部を介して押圧支持される。したがって、壁部の
幅を薄く形成しても、押圧部によって端子ボルトの支持
力を高めることができ、端子ボルトの脱落及び共回りの
防止を図ることができる。
【0012】また、壁部の幅を薄く形成することによ
り、端子ボルトを取付ける際に壁部が比較的容易に弾性
変形するので、端子ボルトの取付けに要する圧入力を小
さくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る端子ボル
トの取付け構造を示す要部断面図、図2は図1の平面
図、図3はボルト挿入孔への端子ボルトの挿入前の状態
を示す斜視図、図4はボルト挿入孔からボルト圧入孔に
圧入される端子ボルトの状態を示す斜視図、図5はボル
ト圧入孔に圧入した端子ボルトと取付け前のバスバーを
示す斜視図である。なお、従来と同様の部分には同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0015】図1のように、ボルト圧入部13はボルト
圧入孔17を備え、ボルト圧入孔17は端子ボルト1の
ボルト基部5の側面5a,5bに内面41a,43aが
当接する壁部41,43によって形成されている。一方
の壁部41の幅Dは、他方の壁部43よりも薄く形成さ
れている。
【0016】バスバー44には、端子ボルト1のボルト
部3の挿通されるボルト貫通孔47が形成された電気接
続部45と、電気接続部45から屈曲形成された押圧部
49が設けられている。押圧部49は、ボルト貫通孔4
7にボルト部3を挿通し、バスバー44をボックス本体
11に取付けた状態で、一方の壁部41の外面41bに
当接して押圧するように形成されている。
【0017】端子ボルト1をボックス本体11に取付け
る場合、従来と同様に、図3及び図4のようにボルト基
部5をボルト挿入孔15に上方から挿入して、ボルト基
部5をボルト圧入孔17の奥部まで圧入する。かかる圧
入時において、壁部41の幅Dが薄く形成されているの
で、壁部41が比較的容易に弾性変形し、端子ボルト1
の圧入作業を容易に行うことができる。
【0018】端子ボルト1の圧入後は、図5のように、
ボックス本体11にバスバー44を取付ける。バスバー
44の取付けに際し、ボルト部3にボルト貫通孔47を
挿通する。バスバー44を取付けた状態で、バスバー4
4の押圧部49は壁部41の外面41bを押圧し、ボル
ト基部5は押圧部49により壁部41を介して押圧支持
される。そして、かかる状態で端子ボルト1にナット3
1を締結する。
【0019】したがって、壁部41の幅Dを薄く形成し
ても、端子ボルト1に対する幅方向からの支持力を押圧
部49によって高めることができ、端子ボルト1の圧入
方向への脱落や、ナット31締付け時の端子ボルト1の
共回りを防止することができる。
【0020】なお、本実施例では、一方の壁部41のみ
を薄く形成したが、両方の壁部41,43を薄く形成
し、両壁部41,43の外面に対応してこれを押圧支持
する押圧部をバスバー44に設けることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
壁部の幅を薄く形成しても、バスバーの押圧部によって
端子ボルトの支持力を高めることができるので、端子ボ
ルトの脱落及び共回りの防止と、端子ボルトの取付け作
業性の向上を両立して図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る端子ボルトの取付け構
造を示す要部断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ボルト挿入孔への端子ボルトの挿入前の状態を
示す斜視図である。
【図4】ボルト挿入孔からボルト圧入孔に圧入される端
子ボルトの状態を示す斜視図である。
【図5】ボルト圧入孔に圧入した端子ボルトと取付け前
のバスバーを示す斜視図である。
【図6】従来の端子ボルトの取付け構造を示す平面図で
ある。
【図7】従来の端子ボルトの取付け構造を示す断面図で
ある。
【図8】従来の端子ボルトの取付け構造を示す斜視図で
ある。
【図9】従来の端子ボルトの取付け構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 端子ボルト 3 ボルト部 5 ボルト基部 5a 側面(側部) 11 ボックス本体(被取付部) 13 ボルト圧入部 41 壁部 41a 内面 41b 外面 44 バスバー 49 押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスバーが取付けられる被取付部にボル
    ト圧入部を設け、このボルト圧入部に端子ボルトを圧入
    する端子ボルトの取付け構造であって、 前記端子ボルトは、前記ボルト圧入部に圧入されるボル
    ト基部と、このボルト基部に立設され前記バスバーに接
    続されるボルト部を備え、 前記ボルト圧入部は、前記ボルト基部の側部に内面が当
    接する壁部を備え、 前記バスバーに、前記壁部の外面を押圧する押圧部を設
    け、 前記ボルト基部は、前記被取付部に取付けられたバスバ
    ーの押圧部により、前記壁部を介して押圧支持されるこ
    とを特徴とする端子ボルトの取付け構造。
JP27522493A 1993-11-04 1993-11-04 端子ボルトの取付け構造 Pending JPH07130411A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107453085A (zh) * 2016-05-30 2017-12-08 Idec株式会社 端子装置及端子装置组
JP2018107953A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 矢崎総業株式会社 電気接続箱

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107453085A (zh) * 2016-05-30 2017-12-08 Idec株式会社 端子装置及端子装置组
CN107453085B (zh) * 2016-05-30 2019-06-04 Idec株式会社 端子装置及端子装置组
JP2018107953A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 矢崎総業株式会社 電気接続箱

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