JPH07130351A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

非水電解液二次電池

Info

Publication number
JPH07130351A
JPH07130351A JP5272759A JP27275993A JPH07130351A JP H07130351 A JPH07130351 A JP H07130351A JP 5272759 A JP5272759 A JP 5272759A JP 27275993 A JP27275993 A JP 27275993A JP H07130351 A JPH07130351 A JP H07130351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
negative electrode
positive electrode
electrolyte secondary
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5272759A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Fujiwara
信浩 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5272759A priority Critical patent/JPH07130351A/ja
Publication of JPH07130351A publication Critical patent/JPH07130351A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池内部における過度の発熱を抑制し、単位
重量及び単位体積当りの出力密度を増大させ、更に製造
コストを大幅に低減させて歩溜りの向上を図る。 【構成】 電極部1を、複数個の巻回電極素子11を並
列に対称形状に配置し、ベルトまたは熱収縮性を有する
チューブ32を用いて結束して構成する。各巻回電極素
子11には、Niを材料とする負極リード12及び純A
lを材料とする正極リード13を接続し、各負極リード
12の分岐を1本の負極リード12に集約する。また、
各正極リード13には、保護素子である感熱電池遮断素
子16を直列に結合し、その先では負極リード12と同
様に各正極リード13の分岐を1本の正極リード13に
集約する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水電解液二次電池に
関し、特にその電極部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術のめざましい進歩は、電
子機器の小型・軽量化を次々と実現させている。それに
伴い、移動用電源としての電池に対しても益々小型・軽
量且つ高エネルギー密度であることが求められるように
なっている。
【0003】従来、一般用途の二次電池としては、鉛電
池、ニッケル・カドミウム電池等の水溶液系二次電池が
主流である。しかし、これらの水溶液系二次電池は、サ
イクル特性には優れるものの、電池重量やエネルギー密
度の点で十分に満足できるものとは言えない。
【0004】そこで、最近、リチウムやリチウム合金さ
らには炭素材料のようなリチウムイオンをドープ且つ脱
ドープが可能な物質を負極として使用し、また、正極に
リチウムコバルト複合酸化物等のリチウム複合酸化物を
使用する非水電解液二次電池の研究・開発が盛んに行わ
れている。この電池は、電池電圧が高く、高エネルギー
密度を有し、サイクル特性に優れた電池である。
【0005】従来の非水電解液二次電池は、円筒形状の
ものを例にとると、図8に示すように、負極集電体10
6に負極活性物質を塗布してなる負極101と、正極集
電体107に正極活性物質を塗布してなる正極102と
を、セパレータ103を介して巻回し、この巻回体の上
下に絶縁体104を載置した状態で電池容器105に収
納してなるものである。
【0006】電池容器105には、電池蓋108が封口
ガスケット109をを介してかしめることによって取り
付けられ、それぞれ負極リード110及び正極リード1
11を介して負極101或は正極102と電気的に接続
され、電池の負極または正極として機能するように構成
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
非水電解液二次電池においては、その大容量化を図った
場合に、使用するにつれて放電末期では電池容器内部に
おける発熱が増大し、また、電池に電子負荷等の重負荷
がかかる場合でも、電池容器内部における発熱が大き
く、電池の性能(エネルギー密度、パワー密度、サイク
ル特性等)が著しく劣化するために、結果として高性能
な電池を得ることは非常に困難である。
【0008】さらに、上記非水電解液二次電池の大容量
化に伴って、その構成要素である電極(正極101及び
負極102)等の表面積も大きなものとなるが、大表面
積の電極等を使用することで電池内部におけるショート
の発生率が著しく増大する。しかも上記電極等が大表面
積を有するために当然製造コスト高となり、歩溜りの低
下を招くという問題がある。
【0009】それに加えて、上記大表面積の電極をその
正極101及び負極102の密着性を保って高密度化し
つつ、しかも上記電池性能を劣化させずに高出力密度を
維持することは、技術上困難である。現在、このような
様々な問題が上記非水電解液二次電池の大容量化の実現
にとって大きな障害となっている。
【0010】本発明は、上述の様々な課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、容易且つ安
価に大容量化が実現可能であり、しかも、電池内部にお
ける過度の発熱を抑制し、単位重量及び単位体積当りの
出力密度を増大させることができ、更に製造コストを大
幅に低減させて歩溜りの向上を図ることが可能となる非
水電解液二次電池を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、正極及び負極
がセパレータを介して巻回されてなる複数の巻回電極素
子を、同一電池容器内に収納し並列結合すると共に、非
水溶媒に電解質が溶解されてなる非水電解液を注入し、
且つ、各巻回電極素子のリードには保護素子を結合し、
電池容器には電池容器内圧の異常上昇に応じて開放され
る安全弁を設けて構成する。
【0012】この場合、上記保護素子としては、感熱電
池遮断素子及び/又はヒューズを用いて構成する。
【0013】またこの場合、上記保護素子として上記感
熱電池遮断素子と上記ヒューズとを直列に接続して構成
してもよい。
【0014】
【作用】本発明に係る非水電解液二次電池においては、
多数個の巻回電極素子を並列に結合して効率よく電池容
器部内に収納するので、電池全体としての電極(正極及
び負極)の表面積は非常に大きなものとなる。従って、
電池全体として大きなエネルギー密度を有するので、効
率よく出力することが可能となる。
【0015】さらに、上記各巻回電極素子の出力リード
には保護素子(感熱電池遮断素子又はヒューズ)が結合
されているので、各々の上記巻回電極素子について高温
抑制が行われて、結果として電池全体の温度が許容範囲
内に抑制されることとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る非水電解液二次電池の実
施例を図面を参照しながら説明する。
【0017】本実施例に係る非水電解液二次電池は、図
1に示すように、電極部1、上蓋部2、及び電池容器部
3で構成されている。
【0018】電極部1は、複数個(図示の例では7個)
の巻回電極素子11が並列に対称形状(図示の例では6
角形状)に配置され、図2に示すように、ベルトまたは
熱収縮性を有するチューブ32を用いて結束されて構成
されている。各巻回電極素子11には、Niを材料とす
る負極リード12及び純Alを材料とする正極リード1
3が接続され、各負極リード12の分岐は1本の負極リ
ード12に集約されている。また、各正極リード13に
は、保護素子である感熱電池遮断素子16が直列に結合
され、その先では負極リード12と同様に各正極リード
13の分岐が1本の正極リード13に集約されている。
【0019】各巻回電極素子11は、銅を材料とする負
極集電体にリチウムのドープ・脱ドープが可能な炭素材
料(例えばKHカーボン)を塗布又は金属リチウムを貼
り合わせてなる負極と、Alを材料とする正極集電体に
リチウムと遷移金属の複合酸化物であるLiCoO2
塗布してなる正極とがポリエチレンまたはポリプロピレ
ンを材料とするセパレータを介して複数組巻回されて配
置されて構成されている。
【0020】保護素子である感熱電池遮断素子16とし
ては、レイケム社製の商品名ポリスイッチPTC(ポジ
ティブ・テンパレチャー・コエフィシェント)素子を用
いる。この感熱電池遮断素子16は、図3に示すよう
に、トーラス形状を有し、Niを材料とする上板21と
下板23とでPTC素子22をサンドイッチした構造を
有する。
【0021】この感熱電池遮断素子16は、周囲温度の
上昇により熱せられて温度が上昇すると急激に電気抵抗
が増大し、電流を電流を微妙に制限する機能を有する素
子である。この感熱電池遮断素子16の構成要素である
PTC素子22は、導電体であるカーボンと絶縁体であ
るポリマーよりなる。このPTC素子22の性質として
は、平常時においては導電体であるカーボンが連結され
ており(比喩的には、カーボンの海にポリマーの島が浮
遊している状態)、電子の通るパス(伝導路)が形成さ
れているが、加熱されてある臨界温度を越えると、各々
のポリマーが連結し、カーボンの連結が断ち切られて電
子が伝導不能となる。即ち、図4に示すように、ある臨
界温度(図示の例では120℃前後)に達すると、急激
に抵抗値が増大(10万倍以上)して電流値が抑制され
る。
【0022】上蓋部2は、円形状をなす基板20上に、
負極端子14及び正極端子15が絶縁材18及び19を
介して設置され、これら負極端子14及び正極端子15
には負極リード線12及び正極リード13が電気的に接
続されて導通している。更に、電池使用中に電池内圧の
異常上昇に応じて開放し、内圧を軽減化するための安全
弁17を有して上蓋部2が構成されている。
【0023】電池容器部3は、比強度の高いポリエチレ
ン又はポリプロピレンの合成樹脂板又は鉄板に熱伝導度
の高いNiメッキを施したものであり、円筒形状をな
し、その上部には開口部3aを有する。この開口部3a
から電池容器部3内に、各巻回電極素子11がベルト又
は熱収縮性チューブ32で結束された電極部1をポリエ
チレン製のシートを介して配置し、電解質を非水溶媒に
溶解してなる非水電解液を開口部3aから注入して電極
部1を浸漬させ、開口部3aに上蓋部2を超音波又は熱
圧着を用いて接合し固定して閉塞することで、本実施例
に係る非水電解液二次電池が構成される。
【0024】ここで、電池容器部3の内面又は外面に放
熱性の向上を考慮してNiメッキを施し、Niメッキ層
を形成する際は、電池容器部3の接合部分にNiメッキ
が施されると接合の際に溶着し難くなるという不都合が
生じるために、この接合部分にはマスキングを施して電
池容器部3にNiメッキを施すことが好ましい。
【0025】なお、上記実施例では、保護素子として感
熱電池遮断素子16を用いたが、同様にある臨界温度以
上になると電流遮断効果を有するヒューズを保護素子と
して用いてもよい。
【0026】上記実施例に係る非水電解液二次電池にお
いては、多数個の巻回電極素子11を並列に結合して効
率よく電池容器部3内に収納するので、電池全体として
の電極(正極及び負極)の表面積は非常に大きなものと
なる。従って、電池全体として大きなエネルギー密度を
有するので、効率よく出力することが可能となる。
【0027】その結果、電池の単位重量及び単位体積当
りの出力密度が大幅に増加し、電池性能の向上を図るこ
とが可能となる。
【0028】さらに、各巻回電極素子11の出力リード
には保護素子(感熱電池遮断素子16又はヒューズ)が
結合されているので、各々の巻回電極素子11について
高温抑制が行われて、結果として電池全体の温度が許容
範囲内に抑制されることとなる。
【0029】従って、従来の非水電解液二次電池の大き
な問題であった使用時における電池内部の発熱を確実に
抑えることができ、電池性能(エネルギー密度、パワー
密度、サイクル特性等)の劣化を防止することが可能と
なる。
【0030】次に、上記実施例のいくつかの変形例を図
面を参照しながら説明する。なお、図1と対応するもの
については同符号を記す。
【0031】先ず、第1の変形例を図5に示す。この第
1の変形例は、上記実施例とほぼ同様の構成及び機能を
有するが、主に、上記実施例に係る非水電解液二次電池
の構成要素である電池容器部3をその形状が角型形状を
有する電池容器部31とする点で異なる。
【0032】すなわち、この第1の変形例においては、
角型形状をなす電池容器部31内に、複数個(図示の例
では7個)の巻回電極素子11が一列に設置され、上記
実施例と同様に負極リード12及び正極リード13が接
続され、各負極リード12の分岐は1本の負極リード1
2に集約されて電池容器部31の下部に設けられている
負極端子14と接続されて導通する。また、各正極リー
ド13には、保護素子である感熱電池遮断素子16が直
列に結合され、その先では負極リード12と同様に各正
極リード13の分岐が1本の正極リード13に集約され
て上蓋2に設けられている正極端子15と接続され導通
する。
【0033】この第1の変形例では、上記実施例と同様
に、複数個の巻回電極素子11が並列接続されて電極部
1を構成し、この電極部1が電池容器部31内に非水電
解液に浸漬されて収納され、上蓋部2で閉塞されて構成
される。
【0034】この第1の変形例においても、上記実施例
と同様に、多数個の巻回電極素子11を並列に結合して
効率よく電池容器部31内に収納するので、電池全体と
しての電極(正極及び負極)の表面積は非常に大きなも
のとなる。従って、電池全体として大きなエネルギー密
度を有するので、効率よく出力することが可能となる。
【0035】その結果、電池の単位重量及び単位体積当
りの出力密度が大幅に増加し、電池性能の向上を図るこ
とが可能となる。
【0036】さらに、上記実施例と同様に、各巻回電極
素子11の出力リードには保護素子(感熱電池遮断素子
16又はヒューズ)が結合されているので、各々の巻回
電極素子11について高温抑制が行われて、結果として
電池全体の温度が許容範囲内に抑制されることとなる。
【0037】従って、従来の非水電解液二次電池の大き
な問題であった使用時における電池内部の発熱を確実に
抑えることができ、電池性能(エネルギー密度、パワー
密度、サイクル特性等)の劣化を防止することが可能と
なる。
【0038】次に、第2の変形例を図6に示す。この第
2の変形例は、上記実施例とほぼ同様の構成及び機能を
有するが、主に、電極部1を更に複数個設けて電極部4
1とする点で異なる。
【0039】すなわち、この第2の変形例では、複数個
(図示の例では3個)の感熱電池遮断素子16を並列接
続して構成する電極部1を、更に複数個(図示の例では
3個)電池容器部3内に設置して電極部41を構成す
る。
【0040】ここで、各電極部1の各巻回電極素子11
には負極リード12及び正極リード13が接続され、各
負極リード12の分岐は1本の負極リード12に集約さ
れ、各電極部1ごとの集約された負極リード12は更に
接続されて1本の負極リード12となり電池容器部3の
円筒形状の下部に設けられた負極端子14と接続されて
導通する。また、各々保護素子である感熱電池遮断素子
16が直列に結合された各正極リード14の分岐は1本
の正極リード14に集約され、各電極部1ごとの集約さ
れた正極リード14は更に接続されて1本の負極リード
12となり上蓋部2に設けられた負極端子15と接続さ
れて導通する。
【0041】この第2の変形例においては、多数個の巻
回電極素子11を並列に結合した電極部1を複数個設け
て電極部41として効率よく電池容器部3内に収納する
ので、電池全体としての電極(正極及び負極)の表面積
は非常に大きなものとなる。従って、電池全体として大
きなエネルギー密度を有するので、更に効率よく出力す
ることが可能となる。
【0042】その結果、電池の単位重量及び単位体積当
りの出力密度が大幅に増加し、電池性能の更なる向上を
図ることが可能となる。
【0043】さらに、上記実施例と同様に、各巻回電極
素子11の出力リードには保護素子(感熱電池遮断素子
16又はヒューズ)が結合されているので、各々の巻回
電極素子11について高温抑制が行われて、結果として
電池全体の温度が許容範囲内に抑制されることとなる。
【0044】従って、従来の非水電解液二次電池の大き
な問題であった使用時における電池内部の発熱を確実に
抑えることができ、電池性能(エネルギー密度、パワー
密度、サイクル特性等)の劣化を防止することが可能と
なる。
【0045】次に、第3の変形例を図7に示す。この第
3の変形例は、上記実施例とほぼ同様の構成及び機能を
有するが、上記保護素子として感熱電池遮断素子16と
ヒューズ51を直列に接続して用いる点で異なる。
【0046】すなわち、この第3の変形例では、各巻回
電極素子11に接続されている正極リード13にそれぞ
れ感熱電池遮断素子16とヒューズ51とが直列に接続
されている。そして各正極リード13の分岐は1本の正
極リード13に集約され、正極端子15に電気的に接続
されて導通して構成されている。
【0047】この第3の変形例においても、上記実施例
と同様に、多数個の巻回電極素子11を並列に結合して
効率よく電池容器部31内に収納するので、電池全体と
しての電極(正極及び負極)の表面積は非常に大きなも
のとなる。従って、電池全体として大きなエネルギー密
度を有するので、効率よく出力することが可能となる。
【0048】その結果、電池の単位重量及び単位体積当
りの出力密度が大幅に増加し、電池性能の向上を図るこ
とが可能となる。
【0049】さらに、上記実施例と同様に、各巻回電極
素子11の出力リードには保護素子として感熱電池遮断
素子16とヒューズとが直列に結合されているので、各
々の巻回電極素子11について更に高温抑制が行われ
て、結果として電池全体の温度が許容範囲内に抑制され
ることとなる。
【0050】従って、従来の非水電解液二次電池の大き
な問題であった使用時における電池内部の発熱を確実に
抑えることができ、更に電池性能(エネルギー密度、パ
ワー密度、サイクル特性等)の劣化を防止することが可
能となる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る非水電解液二次電池によれ
ば、並列結合された複数個の、正極及び負極がセパレー
タを介して巻回されてなる巻回電極素子と、非水溶媒に
電解質が溶解されてなる非水電解液とを同一電池容器内
に収納し、且つ、各巻回電極素子の出力リードには保護
素子を結合し、且つ、電池容器には電池容器内圧の異常
上昇に応じて開放される安全弁を設けて構成したので、
容易且つ安価に大容量化が実現可能であり、しかも、電
池内部における過度の発熱を抑制し、単位重量及び単位
体積当りの出力密度を増大させることができ、更に製造
コストを大幅に低減させて歩溜りの向上を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る非水電解液二次電池の構
造を模式的に示す斜視図である。
【図2】本実施例に係る非水電解液二次電池の構成要素
である電極部を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る非水電解液二次電池の保
護素子である感熱電池遮断素子を模式的に示す斜視図で
ある。
【図4】上記感熱電池遮断素子の電気抵抗と温度特性を
示す特性図である。
【図5】本発明の実施例に係る非水電解液二次電池の第
1の変形例を模式的に示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例に係る非水電解液二次電池の第
2の変形例を模式的に示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例に係る非水電解液二次電池の第
3の変形例を模式的に示す斜視図である。
【図8】従来の非水電解液二次電池の構造を模式的に示
す断面図である。
【符号の説明】
1・・・電極部 2・・・上蓋部 3,31・・・電池容器部 11・・・巻回電極素子 16・・・感熱電池遮断素子 51・・・ヒューズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極及び負極がセパレータを介して巻回
    されてなる複数の巻回電極素子を、同一電池容器内に収
    納し並列結合すると共に、非水溶媒に電解質が溶解され
    てなる非水電解液を注入してなり、 且つ、各巻回電極素子のリードには保護素子が結合さ
    れ、 電池容器は電池容器内圧の異常上昇に応じて開放される
    安全弁を有してなることを特徴とする非水電解液二次電
    池。
  2. 【請求項2】 保護素子は、感熱電池遮断素子及び/又
    はヒューズであることを特徴とする請求項1記載の非水
    電解液二次電池。
  3. 【請求項3】 保護素子として感熱電池遮断素子とヒュ
    ーズとが直列に接続されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の非水電解液二次電池。
JP5272759A 1993-10-29 1993-10-29 非水電解液二次電池 Withdrawn JPH07130351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5272759A JPH07130351A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 非水電解液二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5272759A JPH07130351A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 非水電解液二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07130351A true JPH07130351A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17518357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5272759A Withdrawn JPH07130351A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 非水電解液二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07130351A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11265704A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 非水系電池および電極端子
JP2000223109A (ja) * 1999-02-03 2000-08-11 Japan Storage Battery Co Ltd 電 池
JP2003045410A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二次電池
JP2009501412A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 バッツキャップ 電力蓄積セル用の電気接続端子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11265704A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 非水系電池および電極端子
JP2000223109A (ja) * 1999-02-03 2000-08-11 Japan Storage Battery Co Ltd 電 池
JP4552237B2 (ja) * 1999-02-03 2010-09-29 株式会社Gsユアサ 単電池
JP2003045410A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二次電池
JP2009501412A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 バッツキャップ 電力蓄積セル用の電気接続端子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5186529B2 (ja) リチウム二次電池
KR100449757B1 (ko) 전지부와 이를 채용한 이차전지
US20070020509A1 (en) Rechargeable battery with ptc device
KR101146465B1 (ko) 파우치형 이차전지 및 그 제조방법
KR20040100264A (ko) 파우치형 리튬 이차 전지와 이의 제조 방법
KR101734703B1 (ko) 배터리 셀
KR101766047B1 (ko) 배터리 셀
JP6902607B2 (ja) 伝導性ポリマーを用いた電極リードを含むパウチ型二次電池
CN110024179A (zh) 袋型二次电池
KR100686851B1 (ko) 리튬 이차전지용 복합재료 테이프 및 이를 이용한 리튬이차전지
US10673028B2 (en) Electrochemical element
US9269960B2 (en) Electrode lead and secondary battery having the same
US20070154798A1 (en) Secondary battery
JPH1167188A (ja) 二次電池用リード端子及びリチウム二次電池
CN106025322B (zh) 二次电池
KR20180090100A (ko) 과충전시 안전성 확보를 위한 단락 구조물 및 이를 포함하는 파우치형 이차전지
JPH1167190A (ja) 温度ヒューズ及びそれを備えたリチウム二次電池
JPH07130351A (ja) 非水電解液二次電池
KR100601555B1 (ko) 권취형 전극 조립체 및 이를 이용하는 리튬 이차 전지
KR102295034B1 (ko) 외력특성을 갖는 리드날개를 포함하는 파우치형 이차전지
JP2019160659A (ja) 電気化学素子
KR102294996B1 (ko) 전도성 튜브를 이용한 전극리드를 포함하는 이차전지
US11431046B2 (en) Lithium-ion cell using aluminum can
KR20220033944A (ko) 전극 조립체 및 이차 전지
JP2001283828A (ja) ポリマーリチウム二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130