JPH1167190A - 温度ヒューズ及びそれを備えたリチウム二次電池 - Google Patents

温度ヒューズ及びそれを備えたリチウム二次電池

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JPH1167190A
JPH1167190A JP9231497A JP23149797A JPH1167190A JP H1167190 A JPH1167190 A JP H1167190A JP 9231497 A JP9231497 A JP 9231497A JP 23149797 A JP23149797 A JP 23149797A JP H1167190 A JPH1167190 A JP H1167190A
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JP
Japan
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thermal fuse
fuse
battery case
lithium secondary
resin film
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JP9231497A
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Hisashi Tsukamoto
寿 塚本
Shigeo Komatsu
茂生 小松
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Japan Storage Battery Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Japan Storage Battery Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流遮断素子として薄型化された温度ヒュー
ズ及び小型のリチウム二次電池。 【解決手段】 温度ヒューズ10は、リード片11を直
線上に並べてそれをヒューズ素子12で接続し、補強材
13とともに樹脂フィルム14に挟んで構成されてい
る。温度ヒューズ10を負極シート16に溶接し、アル
ミニウムリード片24を正極シート15に溶接し、これ
ら各シート15,16をセパレータ17とともに巻回し
てリチウム二次電池の電極体18を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄型化を図った温度
ヒューズ及びそれを内蔵したリチウム二次電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リチウム二次電池では、過充電時の発熱
を抑制するために、電池ケースの外部電極部分に正温度
特性を有する抵抗素子(PCT)を設けたり、電池ケー
スの外面にサーミスタを取り付けて温度上昇時に充電電
流を遮断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、PCTやサーミスタ等の電流遮断素子が嵩張っ
て電池全体を小型化できないという問題があった。
【0004】本発明は、電流遮断素子として薄型化され
た温度ヒューズ及び小型のリチウム二次電池を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る温
度ヒューズは、一対のリード片と、このリード片間を接
続するように設けられた低融点金属からなるヒューズ素
子と、このヒューズ素子の表裏両側からヒューズ素子を
前記リード片の一部とともに挟み込んで互いに密着する
樹脂フィルムとを備えた構成に特徴を有する。請求項2
の温度ヒューズは、前記樹脂フィルム間にヒューズ素子
の近傍に補強片を挟み込み、この補強片によりヒューズ
素子を挟む部分の樹脂フィルムの熱収縮を防止するよう
にしたところに特徴を有する。請求項3の温度ヒューズ
は、ヒューズ素子に、その融液に対する接触角が大きい
高表面張力材料を含有させてあるところに特徴を有す
る。請求項4の発明は、リチウム二次電池に請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の温度ヒューズを備えさ
せたところに特徴を有する。そして、請求項5のリチウ
ム二次電池は、電池ケースが内部の電解液に対して絶縁
状態にあり、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の温度ヒューズを前記電池ケース内に収容すると共に、
そのリード片を負極の集電体に接続したところに特徴を
有する。請求項6のリチウム二次電池は、電池ケースを
袋状の樹脂フィルムにより形成し、その電池ケースの開
口部を温度ヒューズの樹脂フィルムを挟んだ状態で封口
した構成に特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】請求項1の温度ヒューズによれ
ば、ヒューズ素子及びリード片が樹脂フィルムに挟み込
まれた形態となるから、全体として小型のシート状とな
って嵩張ることがない。この結果、温度ヒューズを機器
のデッドスペースに配置したりして機器を小型化するこ
とができる。また、薄型である上に、樹脂フィルムによ
って密閉された状態にあるから、配置の自由度が高く、
発熱源の近くに配置して応答性を高めることも可能であ
る。
【0007】請求項2の温度ヒューズでは、補強片によ
って樹脂フィルムの収縮が防止される。従って、樹脂フ
ィルムが熱収縮性を有するものであっても、温度上昇時
にヒューズ素子部分で樹脂フィルムが収縮することがな
く、ヒューズ素子の溶断により回路が確実に遮断され
る。
【0008】請求項3の温度ヒューズでは、ヒューズ素
子に高表面張力材料が含まれているから、ヒューズ素子
が溶融したときに、その融液が表面張力によって玉状と
なって回路遮断が確実になされる。
【0009】請求項4のリチウム二次電池では、温度ヒ
ューズのリード片を負極に接続して電池ケースに内蔵し
ているから、アルミニウム箔を使用することが多い正極
に接続する場合に比べて信頼性が高い接続状態とするこ
とができ、しかも、温度上昇に対する応答性が高くな
る。
【0010】ところで、このように温度ヒューズを電池
ケースに内蔵して負極側の回路を遮断する構成とした場
合には、次のような困難に突き当たることが想定され
る。すなわち、従来の一般的な電池のように、電池ケー
スが金属製であって負極側と同電位になる構成である
と、仮に、温度ヒューズを作動させて電極体を充放電回
路から切り離した場合でも、電池ケースの内面は依然と
して負極電位に維持される。すると、ここに電解液中の
リチウムイオンが金属リチウムとして析出し、これが成
長して正極側に接触することになって短絡事故を引き起
こすおそれがある。このような危険な事態を避けるに
は、負極側と同電位になる電池ケースを温度ヒューズを
介して充放電回路に接続することが必要になり、そのた
めには電池ケースの外に温度ヒューズを設けねばならな
い。すると、発熱源から温度ヒューズが遠ざかることに
なるため、温度ヒューズの応答性が低下して好ましくな
い。これに対し、請求項5の発明では、電池ケースの内
面は電解液に対して絶縁状態にあるから、応答性を高め
るべく温度ヒューズを電池ケースに内蔵して負極側を充
放電回路から切り離す構成としても、温度ヒューズの作
動時に金属リチウムの析出といった危険な事態の発生は
確実に防止することができる。
【0011】そして、請求項6のリチウム二次電池で
は、電池ケースが樹脂フィルムにより形成されているか
ら、温度ヒューズをその電池ケースの開口を通した状態
で封口すれば温度ヒューズの樹脂フィルムと電池ケース
の樹脂フィルムとが密着して容易にケースを密閉するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1ないし図10を参照して説明する。図1及び図2
は、本発明に係る温度ヒューズ10を示す。図中、11
は例えばニッケル製のリード片であり、2本が直線上に
並べられて長手方向に所定の間隔を隔てて配置されてい
る。両リード片11の間には、細い短冊状をなす低融点
合金からなるヒューズ素子12がスポット溶接により接
続され、リード片11間を一直線状につないでいる。そ
して、上記ヒューズ素子12の傍らには、やはりニッケ
ル製の一対の補強片13がヒューズ素子12の延長方向
に沿うようにして非接触状態で配置されている。
【0013】これらのリード片11、ヒューズ素子12
及び補強片13は、これらの表裏両面から2枚の樹脂フ
ィルム14に挟まれ、両フィルム14が加熱圧着されて
いる。これにより、全体としてシート状をなすと共に、
リード片11、ヒューズ素子12及び補強片13を残し
た部分で両フィルム14が互いに密着してシールされた
状態となっている。なお、この樹脂フィルム14は変成
ポリオレフィン(クラレ株式会社製「エバール」(登録
商標))を使用しており、その熱融着性を利用して加熱
プレスによって両フィルム14を互いに密着シール状態
にしてあるが、電池を構成する電解液に対する耐性と必
要な絶縁性及び耐熱性とを備えるものならば、種々の材
料を使用することができる。
【0014】さて、上記温度ヒューズ10を使用したリ
チウム二次電池の構造について図3ないし図10を参照
して説明する。この電池は、帯状の正極シート15及び
負極シート16をセパレータ17と共に扁平な渦巻き状
に巻回してなる電極体18を袋状の電池ケース19に収
容して構成したものである。正極シート15は集電体と
してのアルミニウム箔20の両面にリチウムコバルト酸
化物(LiCoO2 )等の正極合剤21(図中交差斜線
を伏して示す)を塗布して構成され、負極シート16は
集電体としての銅箔22の両面にグラファイト等の負極
合剤23(図中交差斜線を伏して示す)を塗布して構成
されている。
【0015】そして、正極シート15のアルミニウム箔
20の端部には正極合剤層21が塗布されておらず、こ
こにアルミニウムリード片24が超音波溶接によって接
続され、その端部が電極体18の上方に突出する構成と
なっている。また、負極シート16の銅箔22の端部に
も負極合剤23が塗布されていない領域が形成され、こ
こに前記温度ヒューズ10の一方のリード片11がやは
り超音波溶接によって接続され、他方のリード片11が
電極体18の上方に突出している。なお、上記アルミニ
ウムリード片24の中間部には、温度ヒューズ10の樹
脂フィルム14と同一材質の樹脂シート25が温度ヒュ
ーズ10と同様にして固着されている。
【0016】正極シート15及び負極シート16は、図
6及び図7に示すように、左右の各端部を残してセパレ
ータ17を挟んで重ねられ、図3に示すように一端側か
ら所定幅で繰り返し折り畳むようにして巻回され、扁平
な渦巻き状をなす。この巻回状態で、正極合剤層21と
負極合剤層23とがセパレータ17を介して対向状態と
なり、セパレータ17に含浸された非水電解液(例えば
エチレンカーボネイト,ジエチルカーボネイト及びジメ
チルカーボネイトを2:1:2の割合に混合した混合液
に、六弗化リン酸リチウムを添加したもの)によってリ
チウム二次電池が形成される。
【0017】上記電極体18は電池ケース19の開口か
ら内部に収容され、内部に電解液を注入した状態でその
開口を閉じて加熱圧着することで電池ケース19が封口
されている。その封口部には、図8に示すように、温度
ヒューズ10の樹脂フィルム14及び正極側のアルミニ
ウムリード片24の樹脂シート25が挟み込まれ、それ
らの樹脂フィルム14,樹脂シート25と電池ケース1
9の開口縁とが強固に密着されている。なお、上記電池
ケース19は、図10に模式的に示すように、例えばP
ET26、アルミニウム箔27、接着剤層28、第1変
性ポリオレフィン層29及び第2変性ポリオレフィン層
30を順に重ねたラミネートフィルムからなり、第2変
性ポリオレフィン層30側を内側として折り返して底辺
部及び側辺部を溶着することによりあらかじめ袋状に形
成され、最後に上部の開口部が封口される。
【0018】上記構成によれば、例えば電池の過充電に
より電池が発熱すると、電池ケース19内の温度ヒュー
ズ10もほとんど遅れなく昇温する。そして、その温度
が例えば130℃まで上昇すると、ヒューズ素子12が
溶けてリード片11間の導通が断たれる。なお、ヒュー
ズ素子12の上下両側は樹脂フィルム14によって挟ま
れているが、ヒューズ素子12と樹脂フィルム14とは
必ずしも密着性がよくなく、また、ヒューズ素子12の
厚さによって上下の樹脂フィルム14間には僅かな隙間
が存在するから、ヒューズ素子12が溶けた融液は、そ
の隙間等内で表面張力で丸くなることによってリード片
11間の導通が遮断される。
【0019】また、温度ヒューズ10の樹脂フィルム1
4は変性ポリオレフィン製であるから熱によって収縮傾
向を呈するが、ヒューズ素子12の近くでは樹脂フィル
ム14間に補強片13が挟み込まれているから、その部
分での樹脂フィルム14の収縮が抑えられ、ヒューズ素
子12の溶融による回路遮断が確実になされる。
【0020】さらに、上記温度ヒューズ10を使用した
リチウム二次電池は、温度ヒューズ10自体がシート状
をなして薄型であるから、電池ケース19内に収容して
も電池全体がかさばることがない。しかも、過充電時に
発熱する電解液及び正極合剤21に最も近い位置に配置
され、熱的影響を直接的に受けることになるから、応答
性が高くなり、安全性に優れる。
【0021】また、本実施形態では、温度ヒューズ10
のリード片11を負極シート16の銅箔22に直接に溶
接しているから、負極シート16からリードを引き出し
ここに温度ヒューズのリードを接続する構成に比べて、
温度ヒューズの接続構造の簡素化が可能であり、電池全
体の小型化に寄与する。しかも、温度ヒューズ10のリ
ード片11を負極シート16の銅箔22に溶接している
ことから、次のような効果が得られる。すなわち、仮
に、温度ヒューズ10のリード片11を正極シート15
のアルミニウム箔20に溶接する構成とすると、十分な
接続信頼性を得るために溶接出力を大きく設定する必要
があり、溶接時の温度上昇によって温度ヒューズ10の
作動信頼性が損なわれるおそれがある。この点、本実施
形態では、温度ヒューズ10のリード片11を負極シー
ト16の銅箔22に溶接する構成であるから、比較的小
さな溶接出力でリード片11を溶接することができ、温
度ヒューズ10の作動信頼性を高めることができる。
【0022】ところで、上述のように温度ヒューズ10
を電池ケース19に内蔵して負極側の回路を遮断する構
成とした場合には、次のような困難に突き当たることが
想定される。すなわち、従来の一般的な電池のように、
電池ケースが金属製であって負極側と同電位になる構成
であると、仮に、温度ヒューズを作動させて電極体の負
極シートを充放電回路から切り離した場合でも、電池ケ
ースの内面は依然として負極電位に維持される。する
と、ここに電解液中のリチウムイオンが金属リチウムと
して析出し、これが成長して正極側に接触することにな
って短絡事故を引き起こすおそれがある。このような危
険な事態を避けるには、負極側と同電位になる電池ケー
スを温度ヒューズを介して充放電回路に接続することが
必要になり、そのためには電池ケースの外に温度ヒュー
ズを設けねばならない。すると、発熱源から温度ヒュー
ズが遠ざかることになるため、温度ヒューズの応答性が
低下して好ましくない。
【0023】これに対し、本実施形態では、電池ケース
19は第2変性ポリオレフィン層30を内側としたラミ
ネート樹脂フィルムにより形成してあり、その内面は電
解液に対して絶縁状態にある。このため、応答性を高め
るべく温度ヒューズ10を電池ケース19に内蔵して電
極体18の負極側を充放電回路から切り離す構成として
も、温度ヒューズ10の作動時に金属リチウムの析出と
いった危険な事態の発生は確実に防止することができる
のである。
【0024】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施の形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施の形態も本発明の技術的範囲
に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【0025】(1)上記実施形態では温度ヒューズ10
を電池ケース19内に収容したが、これに限らず、電池
ケースの外側部に密着して取り付けるようにしてもよ
い。
【0026】(2)電極体18及び電池ケース19は共
に扁平形状としたが、これらを円筒状に構成してもよい
ことは勿論である。
【0027】(3)温度ヒューズ10の補強片13は、
樹脂フィルム14の熱収縮性がヒューズ素子12の溶断
特性に影響を与えない程度のものである場合には、省略
することができる。
【0028】(4)温度ヒューズのヒューズ素子には、
予め低融点合金に、その融液に対する接触角が大きい高
表面張力材料を含ませておいてもよい。このようにする
と、ヒューズ素子が溶融したときに、その融液が高表面
張力材料に対する表面張力によって玉状となり易く、回
路遮断をより確実に行うことができる。なお、この場合
の低融点合金としては鉛・錫・インジウム合金や鉛・錫
・ビスマス合金を挙げることができ、高表面張力材料と
してはロジンやロジンエステルが好ましく、後者を前者
中に分散させた状態としておくことが好ましい。なお、
ヒューズ素子の外表面に予めロジンやロジンエステル等
の高表面張力材料を塗布しておいて樹脂フィルムによっ
て挟み込む構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る温度ヒューズの斜視
【図2】同じく温度ヒューズの断面図
【図3】同じく電極体と電池ケースの斜視図
【図4】同じく正極シートの平面図
【図5】同じく負極シートの平面図
【図6】同じく電極体の分解斜視図
【図7】同じく電極体の巻回過程を示す分解斜視図
【図8】同じく完成形態のリチウム二次電池を示す斜視
【図9】同じく図8のXI−XI線の断面図
【図10】同じくラミネートフィルムの拡大断面図
【符号の説明】
10…温度ヒューズ 11…リード片 12…ヒューズ素子 14…セパレータ 15…正極シート 16…負極シート 17…セパレータ 18…電極体 19…電池ケース 24…アルミニウムリード片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリード片と、このリード片間を接
    続するように設けられた低融点金属からなるヒューズ素
    子と、このヒューズ素子の表裏両側からヒューズ素子を
    前記リード片の一部とともに挟み込んで互いに密着する
    樹脂フィルムとを備えてなる温度ヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記樹脂フィルム間に挟み込んで設けら
    れ前記ヒューズ素子の近傍に位置することによりヒュー
    ズ素子を挟む部分の樹脂フィルムの熱収縮を防止する補
    強片を備えたことを特徴とする請求項1記載の温度ヒュ
    ーズ。
  3. 【請求項3】 ヒューズ素子には、その融液に対する接
    触角が大きい高表面張力材料が含まれていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の温度ヒューズ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の温度ヒューズを備えてなるリチウム二次電池。
  5. 【請求項5】 電池ケースが内部の電解液に対して絶縁
    状態にあり、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の温度ヒューズが前記電池ケース内に収容されると共
    に、そのリード片が負極の集電体に接続されていること
    を特徴とするリチウム二次電池。
  6. 【請求項6】 電池ケースが袋状の樹脂フィルムにより
    形成され、その電池ケースが温度ヒューズの樹脂フィル
    ムを挟んだ状態で封口されていることを特徴とする請求
    項5記載のリチウム二次電池。
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