JPH07125773A - 簡易包装装置 - Google Patents
簡易包装装置Info
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- JPH07125773A JPH07125773A JP28550793A JP28550793A JPH07125773A JP H07125773 A JPH07125773 A JP H07125773A JP 28550793 A JP28550793 A JP 28550793A JP 28550793 A JP28550793 A JP 28550793A JP H07125773 A JPH07125773 A JP H07125773A
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- sheet member
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
供する。 【構成】 四辺形のポリエチレン製のシート部材4の各
辺に発泡ポリエチレン製の支持部材3を熱融着してなる
保持材1a、1b間に被包装物2を配し、各シート部材
3により被包装物2を挟持し、被包装物2に向かって保
持材1a、1b側より押圧した状態で外箱5に通して固
定する簡易包装装置。 【効果】 同じ包装装置で梱包し得る被包装物の範囲が
広く、製造、再使用、再生利用が容易でトータルなコス
トが大幅に削減される。
Description
時等の振動や衝撃から保護する簡便な包装装置に関す
る。
いた物品や電気製品などは、輸送、積替え時の外部から
の振動・衝撃から保護するために、発泡樹脂製の緩衝材
で梱包した後外箱に詰められている。通常これら緩衝材
は、被包装物である物品の形状や重さに合わせて必要な
緩衝能を備えた最適な形状が設計されている。
する物品に合わせて設計された緩衝材は、保護効果の点
からは望ましいものであるが、形状が限定されて当該物
品以外に用いることができないために、単価が高くなる
上、再利用しづらい。また複雑な形状を有する物品の場
合、緩衝材を物品に取り付ける作業が繁雑である。
で高まっており、過剰包装や用途が限定された包装材、
使い捨ての包装材などの見直しが進められている。
梱包作業が容易であり、再使用や再生利用が可能な包装
材を提供することを目的とするものである。
フィン樹脂製支持部材をポリオレフィン樹脂製シート部
材の少なくとも一方の面の周縁部に融着してなる一対の
保持材を、互いのシート部材を対向配置して被包装物を
挟持し、保持材間隙を減少せしめる方向に押圧したまま
固定材により固定することを特徴とする簡易包装装置で
ある。
て本発明を詳細に説明する。尚、本発明には下記各実施
例を組み合わせたものも含まれ、また、本発明はそれら
実施例に限定されるものではない。
を示す。図中1a及び1bは同じ構成の保持材であり、
該保持材はシート部材4と支持部材3からなる。2は被
包装物で5は保持部1a及び1bを固定するための固定
材である外箱である。
の少ないポリオレフィン樹脂からなり、具体的にはポリ
エチレン製非発泡シート、発泡シート、エヤーキャップ
シート、及び発泡シート表面に高圧PE(ポリエチレ
ン)フィルム、中低圧PEフィルム、クロスシート、ワ
リフシート、ソフシート、蒸着フィルム、印刷フィルム
などを積層してなるポリエチレンシート表面ラミネート
複合品が好ましく用いられる。
性を利用して使用時にシート部材4がたるまないように
支持するもので、発泡ポリオレフィン樹脂、具体的には
発泡倍率10〜60倍、好ましくは15〜30倍の発泡
ポリエチレンが用いられる。
一つとしているため、支持部材3とシート部材4は同じ
素材で形成することが好ましく、さらに支持部材3とシ
ート部材4は熱融着により接着する。また、支持部材3
の組み立てにも接着剤を用いず、発泡成形や打ち抜き加
工により直接所望の形状を形成したり、或いは熱融着や
嵌め込み等により組み立てる。
対の保持材1a及び1bを本図の矢印Aの方向に押圧し
て、それぞれのシート部材4で被包装物を挟持し、その
後矢印Bの方向に外箱5に通して包装体を固定する。本
実施例においては、2面を開口した外箱としたが、例え
ばテープや紐など、保持材同士をある程度押圧した状態
を保てるように固定できるものであれば形態は限定され
ない。また、保持材で挟持した包装体を複数個を1つの
外箱に納めたり、複数個を重ねてテープで固定しても構
わない。
(a)は斜視図であり、(b)は(a)におけるC−
C’断面図である。
を保持材間隙が減少する方向に押圧して外箱に納めてお
り、シート部材4がほとんど伸びないため、シート部材
4が周縁部に融着してある支持部材3を引張りこれを撓
ませる。支持部材3には弾性があるため復元力が働き、
シート部材4周縁部が支持部材3に引っ張られることに
なり、保持材1a、1b間で被包装物2が浮いた形態で
しっかりと保持される。
は外箱相当部位までの距離は緩衝ストロークとして緩衝
能に関与する。さらに、シート部材の素材や厚み形状、
大きさ、支持部材の厚みや高さ等は被包装物の重さや形
状により適宜選択すれば良いが、本発明においては、形
状を限定しないシート部材が被包装物に接っし、一対の
保持材で挟む込むため、著しく形状や重さが異なる被包
装物でなければ同じ包装装置を用いて梱包することがで
きる。
は水平な状態で支持部材3に融着してあるが、被包装物
によっては予めシート部材4の中央部をたるませて支持
部材3に融着しても構わない。
示す。本実施例は被包装物2が球状で、これに合わせて
シート部材4を円形にしたものである。本実施例に示す
ように、本発明において保持材1a、1bの形状は被包
装物に合わせて変えることができ、シート部材4の形状
として円形や楕円形、長円形、多角形等適宜選択するこ
とができる。
施例を示す。図4(b)はその使用状態を示す断面図で
ある。本実施例は予め保持材1a及び1bを連結材11
によって連結したもので、固定材としては一般の組立式
外箱を利用している。連結材11はシート部材4及び/
又は支持部材3と同じ素材を用いるのが好ましく、
(b)に示すように、使用時に連結材11がたるまない
程度の長さに設定する必要がある。
及び1bの一辺が連結されているため、相対する辺側の
みを持てば固定できるため、連結材11側から外箱5に
入れることによりスムーズに梱包作業を行なうことがで
きる。
施例を、図5(b)にその使用状態断面を示す。本実施
例は実施例3の連結材11を用いず、1枚のシート部材
4にそれぞれの支持部材3を並べて融着させることによ
り保持材1a及び1bを間隙なく連結したものである。
従って(b)に示すように保持材1a及び1bが接して
外箱5内に納められる。本実施例の効果は実施例3と同
じであり、被包装物2が小さい場合に利用される。ま
た、シート部材4の面積に余裕を持たせ、支持部材3を
離して融着させれば、実施例3と同じ形態に形成するこ
ともできる。
示す。本実施例は、図6に示すように、保持材1a、1
b内に予め仕切り12が設けられ、1組の包装装置によ
って複数個の被包装物を梱包するものである。梱包工程
としては、実施例3及び4で用いたような外箱の開口部
に平行に、底面に保持材1bを置き、被包装物2を全て
並べた上に保持材1aを載せ、蓋を閉じることにより保
持材1a方向から押圧して保持する。
特に限定されず、支持部材3の形成方法に応じて選択さ
れる。例えば支持部材3が打ち抜き加工により形成され
る場合には同時に仕切り12形状に打ち抜いて形成すれ
ば良い。また、実施例1〜4のような支持部材3に後か
ら熱融着や嵌合により仕切り12を嵌め込んでも構わな
い。
む例を示す。本図に示すように、支持部材3、仕切り1
2a及び12bにそれぞれ凹部を形成することにより順
に嵌合して組み立てることができる。また、仕切り12
bを用いなければ、長尺の被包装物の梱包に用いること
ができる。即ち、仕切りを組み合わせて用いることによ
り、一つの包装装置でさまざまな大きさの被包装物を梱
包することができるのである。
示す。本実施例は、支持部材をシート部材の各辺に対応
して個別に設けたもので、図8(a)に示すように各支
持部材3a〜3dを立ち上げて使用し、非使用時には
(b)に示すように展開して嵩を減らすことができる。
支持部材同士が接する角部は使用時に熱融着により接着
しても良いが、実施例5と同様にして外箱に保持材、被
包装物、保持材の順に重ねて蓋を閉じれば、特に接着し
ていなくとも支持部材を立ち上げた状態を保つことがで
き、本発明の効果が得られる。
示す。本実施例は、拍子木状の樹脂ブロックに切断部を
設け、使用時に切断部を広げて支持部材とするもので、
使用直前までスペースを取らずにおくことができる。本
実施例は、拍子木状の発泡ポリオレフィン樹脂ブロック
21の中央部に上下に貫通し且つ両端部に達しない切断
部22を設け、さらに、該切断部22に対して垂直方向
に、上下に貫通し且つ樹脂ブロック21端部には到達し
上記中央部の切断部22には到達しない切断部23を、
切断部22の左右に、切断部22の異なる端部からの距
離が同じになるように設けたものである(a)。使用時
には、左右の切断部23を引き離すように矢印D方向に
中央部の切断部22を広げることにより四辺形を形成し
支持部材3としてシート部材4を融着して保持材1とす
る。従って、両端部から同じ距離に切断部23を設けれ
ば、正方形に支持部材を形成することができる。
を示す。本実施例は保持部1に補強のためのリブ31を
支持部材3に、スペーサー32をシート部材4にそれぞ
れ取り付けた例である。図10(b)は使用時の状態
を、(c)は(b)におけるE−E’断面を示す。本実
施例において、スペーサー32はシート部材4と外箱5
との間に位置して被包装物の保持を助け、リブ31は撓
んだ支持部材3と外箱5との間に位置して支持部材3の
補強を図るものである。本発明においてこれらリブ31
が支持部材3と、スペーサー32がシート部材と同じ素
材からなり、それぞれ融着されていることは言うまでも
ない。
を示す。本実施例も実施例8同様に保持部1に補強リブ
31bを設けたものであるが、本図に示すように、支持
部材3の角部に取り付けたことに特徴を有している。こ
れにより支持部材3の角部の補強を行ない、外部からの
当該角部に衝撃が加わった場合に対する緩衝効果も得ら
れる。尚、図中31aは実施例8と同じ効果を有するリ
ブである。
施例を示す。本実施例はシート部材4の両面に同じよう
な支持部材3、3’を融着することにより、保持部材間
隙をなるべく塞いで該間隙に加わる外部からの衝撃に対
して支持部材3’が緩衝材の作用を示すものである。
施例を示す。本実施例も保持部の補強を図ったものであ
るが、本実施例ではシート部材4とは反対側の支持部材
3開口部に補強板32を取り付けたものである。本実施
例では保持部の強度が向上する上に、補強板32によっ
て保持部1a、1b内部が隠されるため、見栄えが良く
なり、テープ、紐等簡易固定材を用いた場合の外観が向
上する。
施例を示す。本実施例では、支持部材3の両開口部にシ
ート部材4a、4bを貼付することによって、連続して
複数の被包装物2a、2bの梱包を行なうものである。
即ち、本図に示すように、保持部1cは、本来のシート
部材4aが融着された開口部とは反対側の支持部材開口
部にも第2のシート部材4bが融着され、該第2のシー
ト部材をもって当該保持材1cが第2の被包装物2bの
保持材の一方を兼ねるものである。本実施例を用いれ
ば、長尺の箱に被包装物を重ねて梱包した場合に保持材
の占めるスペースが少なくてすむため、全体の嵩を低く
抑えることができる。
装置は、非常に簡素な構成で素材がポリオレフィンに限
定されているため、製造が容易である上、1種類の装置
で梱包しうる被包装物の範囲が広く、再使用、再生利用
が可能である。また、装置に用いる素材を統一すること
で再生利用に際して繁雑な分別作業が不要である。従っ
て単価を大幅に削減できる上、梱包作業が簡略化され総
合的なコストの削減が実現する。また、前述の実施例を
応用するば、補強や体積の削減も容易に行うことがで
き、さまざまな被包装物の梱包が可能となる。
Claims (13)
- 【請求項1】 発泡ポリオレフィン樹脂製支持部材をポ
リオレフィン樹脂製シート部材の少なくとも一方の面の
周縁部に融着してなる一対の保持材を、互いのシート部
材を対向配置して被包装物を挟持し、保持材間隙を減少
せしめる方向に押圧したまま固定材により固定すること
を特徴とする簡易包装装置。 - 【請求項2】 固定材が外箱であることを特徴とする請
求項1記載の簡易包装装置。 - 【請求項3】 一対の保持材が、連結材により連結され
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の簡易包
装装置。 - 【請求項4】 一対の保持材が、シート部材を連続させ
ることにより連結されていることを特徴とする請求項1
又は2に記載の簡易包装装置。 - 【請求項5】 保持材が支持部材内に設けた仕切りによ
り仕切られていることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載の簡易包装装置。 - 【請求項6】 支持部材及び仕切りに凹部を設けること
により、仕切りを支持部材に嵌合することを特徴とする
請求項5記載の簡易包装装置。 - 【請求項7】 シート部材が多角形で且つ支持部材がそ
れぞれの辺に対応して個別に設けられ、シート部材に対
して垂直方向に各支持部材を立ち上げることによりシー
ト部材が支持されることを特徴とする請求項1又は2に
記載の簡易包装装置。 - 【請求項8】 拍子木状の発泡ポリオレフィン樹脂ブロ
ックの中央部に上下に貫通し且つ両端部に達しない切断
部を形成し、さらに、該切断部に対して垂直方向に、上
下に貫通し且つ樹脂ブロック端部には到達し上記中央部
の切断部には到達しない切断部を、上記中央部の切断部
の左右に、該中央部の切断部の異なる端部からの距離が
それぞれ同じになるように設け、該左右の切断部を引き
離すように中央部の切断部を広げることにより四辺形を
形成し支持部材とすることを特徴とする請求項1又は2
に記載の簡易包装装置。 - 【請求項9】 支持部材の外側に支持部材と同じ素材か
らなるリブを設けたことを特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載の簡易包装装置。 - 【請求項10】 被包装物に接しない側のシート部材面
に該シート部材と同じ素材からなるスペーサーを融着し
たことを特徴とする請求項1〜6及び9のいずれかに記
載の簡易包装装置。 - 【請求項11】 支持部材の一方の開口部にシート部材
が融着され、他方の開口部に支持部材と同じ素材からな
る補強板を融着したことを特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載の簡易包装装置。 - 【請求項12】 支持部材の角部に支持部材と同じ素材
からなるリブを設けたことを特徴とする請求項1〜6及
び9〜11のいずれかに記載の簡易包装装置。 - 【請求項13】 支持部材の一方の開口部にシート部材
が融着され、他方の開口部に同じ素材の第2のシート部
材が融着され、該第2のシート部材側をもって当該保持
材が第2の被包装物の保持材の一方を兼ねることを特徴
とする請求項1〜6及び9〜12のいずれかに記載の簡
易包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28550793A JP3356845B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 簡易包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28550793A JP3356845B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 簡易包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125773A true JPH07125773A (ja) | 1995-05-16 |
JP3356845B2 JP3356845B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=17692429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28550793A Expired - Lifetime JP3356845B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 簡易包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3356845B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10218241A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-18 | Iwaki Sangyo Kk | 梱包方法およびその用具 |
JP2000033938A (ja) * | 1998-02-26 | 2000-02-02 | Norio Ohashi | 自立開口、折り畳み可能な箱状容器 |
JP2001278343A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Hirotoshi Kosugi | フィルム梱包材及びフィルム梱包材による緩衝梱包方法 |
JP2003011959A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 包装箱 |
JP2019014134A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | マルオカ工業株式会社 | 枠体に張られたシート状物の製造法 |
JP2020152415A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 住友金属鉱山株式会社 | ウェハケースの梱包方法およびウェハケース用梱包資材 |
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JPH0448174U (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-23 | ||
JPH04253662A (ja) * | 1991-01-28 | 1992-09-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 包装容器 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP28550793A patent/JP3356845B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3356845B2 (ja) | 2002-12-16 |
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