JPH07124346A - 回転式電気かみそり - Google Patents

回転式電気かみそり

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JPH07124346A
JPH07124346A JP27273293A JP27273293A JPH07124346A JP H07124346 A JPH07124346 A JP H07124346A JP 27273293 A JP27273293 A JP 27273293A JP 27273293 A JP27273293 A JP 27273293A JP H07124346 A JPH07124346 A JP H07124346A
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JP
Japan
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inner blade
blade
shaving
base
bases
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Application number
JP27273293A
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English (en)
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Susumu Tanioka
進 谷岡
Masatoshi Tanaka
正俊 田中
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は製品を厚型化することなることなくひ
げそり面積を拡大することができる回転式電気かみそり
を提供することを目的とする。 【構成】外刃22と、回転可能に設けられ回転中心から
放射方向に延びる複数の内刃取り付け部を有する内刃台
23と、この内刃台の各内刃取り付け部に夫々取り付け
られ内刃取り付け部の長さ方向に沿うとともに外刃の内
面に摺接する内刃25と、内刃台を回転させる回転駆動
機構とを具備し、内刃台は複数個並べて設けられ、互い
に隣り合う各内刃台は夫々の内刃取り付け部24が同一
回転面において互いに交差するように設けられているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転式電気かみそりに関
する。
【0002】
【従来の技術】回転式電気かみそりは、円形をなす外刃
と、この外刃の内面に摺接する内刃を取り付けた円形を
なす内刃台とを備え、外刃を皮膚に当て、内刃台を回転
して内刃を回転し外刃と摺接することによりひげそりを
行うものである。このため、回転式電気かみそりにおけ
るひげをそる幅寸法、すなわちひげそり幅の寸法の大き
さは内刃の直径寸法の大きさに規定されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、回転式電気かみ
そりに対して、ひげそりの効率を高めるためにひげそり
幅を増大することが要求されている。そこで、この要求
に応えてひげそり幅の寸法を増大するために内刃の直径
を増大すると、これに伴い回転式電気かみそりの製品の
幅寸法が増大するのみならず、製品の厚さ寸法も同じ割
合で増大する。このため、このように製品の幅寸法と厚
さ寸法が増大すると、製品全体が大型になり携帯性が低
下する。従って、回転式電気かみそりにおいては製品が
厚型化するいう点でひげそり面積を拡大するには限界が
あった。
【0004】一方、往復動式電気かみそりは、製品の幅
方向に沿う棒状の内刃台に内刃を取り付け、内刃台を振
動させて内刃を外刃の内面と摺接させることによりひげ
そりを行うものであるから、内刃台の長さ寸法を増大す
ることによりひげそり幅を増大することができる。すな
わち、製品の厚さ寸法を増大することなくひげそり幅寸
法を増大することができる。
【0005】従って、回転式電気かみそりにおいても、
製品の厚さ寸法を増大することなくひげそり幅寸法を増
大すること、すなわち製品を厚型化することなることな
くひげそり面積を拡大することが要求されている。
【0006】本発明は前記事情に基づいてなされてもの
で、製品を厚型化することなくひげそり面積を拡大する
ことができる回転式電気かみそりを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の回転式電気かみそりは、外刃と、回転可能に
設けられ回転中心から放射状に延びる複数の内刃取り付
け部を有する内刃台と、この内刃台の各内刃取り付け部
に夫々取り付けられ前記内刃取り付け部の長さ方向に沿
うとともに前記外刃の内面に摺接する内刃と、前記内刃
台を回転させる回転駆動機構とを具備し、前記内刃台は
複数個並べて設けられ、互いに隣り合う各内刃台は夫々
の内刃取り付け部が同一回転面において互いに交差して
設けられていることを特徴とする。
【0008】
【作用】内刃台として回転中心から放射状に延びる複数
の内刃取り付け部を有するものを使用し、且つ各内刃取
り付け部にはその長さ方向に沿う、すなわち放射方向に
沿う内刃を取り付けている。そして、複数の内刃台を製
品の幅方向に沿って並べ、互いに隣り合う各内刃台は夫
々の内刃取り付け部が同一回転面において互いに交差し
て回転できるように設けている。
【0009】このようにすれば1個の大きな直径の内刃
台を用いずに小さい直径の内刃台を並べることによりひ
げそり幅寸法を増大することができ、しかも小さい直径
の内刃台を用いることにより大きな直径の内刃台を用い
た場合のように製品の厚さ寸法を増大させることがなく
携帯性が良好である。
【0010】特に互いに隣り合う各内刃台は夫々の内刃
取り付け部が同一回転面において互いに交差して回転で
きるように設けているので、互いに隣り合う各内刃台の
境界領域に面する外刃の部分においても、各内刃台に面
する外刃の部分と同様にひげそりを行え、ひげそり可能
領域を連続させることができる。
【0011】これに対して単に独立した複数の内刃台を
並べて設けただけでは、互いに隣り合う各内刃台の境界
領域では内刃が空白部となってとぎれてしまうためにひ
げそりを行うことができない。このため、本発明の構成
では、内刃台の列におけるひげそり面積が、単に独立し
た内刃台が並ぶ列におけるひげそり面積に比較して大き
く、効率良くひげそりを行うことができる、従って、本
発明の回転式電気かみそりをその幅方向に対して交差す
る方向に移動してひげそりを行うことにより大きなひげ
そり幅寸法、すなわちひろいひげそり面積でひげをそる
ことができる。もって本発明の回転式電気かみそりは製
品の厚型化を抑えて往復動式電気かみそり並みの大きな
びげそり面積を確保することができる。
【0012】すなわち、本発明の回転式電気かみそりで
は、放射状の内刃取り付け部を有する内刃台と、同じく
放射方向に沿う内刃を用いることにより、複数の内刃台
を夫々の内刃取り付け部が同一回転面において互いに交
差して回転できるように設けて並べることができ、且つ
このように内刃台を並べることによりひげそり面積を増
大することができる。
【0013】
【実施例】本発明の回転式電気かみそりの一実施例につ
いて図1ないし図4を参照して説明する。
【0014】この実施例は、ドーム形の外刃と2個の内
刃台を備え、2個の内刃台を、その回転中心軸線がドー
ム形の外刃の局率中心点上で交差するように設けた回転
式電気かみそりを対象にしている。
【0015】図1および図2において1は本体ケース
で、これは使用者が手で把持できる長さを持つ角形をな
しており、内部には電源用電池、配線基板(いずれも図
示せず)などが設けられている。本体ケース1の一端部
にはその長さ方向に対して直交する方向に円筒形をなす
モータ挿着部2が形成されており、このモータ挿着部2
は先端が開放されている。
【0016】このモータ装着部2には立てた状態でモー
タ3が収納装着されており、このモータ3は配線基板に
電気的に接続されている。モータ3の上端中央部には出
力軸4が上方に向けて突出して設けられ、この出力軸4
には傘歯車5が取り付けられている。モータ4の上端に
は4個の張り出し部が交差する十字形の歯車台6が配置
され、この歯車台6の中央部に垂直に形成された孔7に
は傘歯車5の軸部が挿通されている。歯車台6において
中心から対向する両側に張り出す一対の張り出し部に
は、夫々モータ4の垂直な中心軸線の点Oで交差するよ
うに傾斜して孔8が形成されており、これら各孔8には
夫々ブッシュ9が挿着されている。
【0017】図1および図2において10はシェービン
グヘッド台(以下ヘッド台と称する。)で、これは後述
する外刃台20に合わせてほぼ8字形状をなす枠部と底
部とを有しており、底部の中央部には歯車台6と同様に
4個の張り出し部が交差する十字形をなす膨出部11が
形成されている。この膨出部11はモータ3の上側に位
置する傘歯車4および歯車台6を上側から包囲するもの
で、膨出部11において対向する一対の張り出し部には
夫々孔12が形成されている。この孔12は歯車台6の
孔8の中心軸線上に位置している。
【0018】なお、ヘッド台4における膨出部11の下
部は本体ケース1のモータ装着部2の開口端部に載置し
て嵌合され、図2に示すようにねじ15をヘッド台4の
底部に形成された孔13を通してモータ装着部2に形成
されたねじ孔16に螺挿することにより、ヘッド台4は
本体ケース1の取り付けられている。また、図2に示す
ようにねじ17を膨出部11の対向する他方の一対の張
り出し部に形成された孔14と、歯車台6における対向
する他方の一対の張り出し部に形成された孔18とを通
して、モータ3のケースに形成されたねじ孔19に螺挿
することにより、歯車台6はモータ3に取り付けられて
いる。
【0019】図1および図2において20は外刃台で、
これは8字形状をなす枠形をなし、下部には係合縁部2
1が形成されている。外刃台20はヘッド台10の上側
に配置され、係合縁部21がヘッド台10の枠部に嵌合
されるとともに、係合縁部21に形成された弾性片21
aがヘッド台10の枠部に形成された凹部10aに係脱
可能に係合されてヘッド台10に取り付けられている。
【0020】22は外刃で、これは図1および図2に示
すように2個の円部22aが並べられ、この円部22a
が互いに接する境界領域を相手側に入り込むように組み
合わせた、外形が8字形状をなすとともに,中央部22
bが円弧状に盛り上がるドーム状をなすものである。こ
の外刃22は外刃台20の上面開放部を覆って配置さ
れ、外周縁部が外刃台20の壁部内周面に嵌合して固定
されている。なお、円弧状に盛り上がる外刃22におけ
る局率中心は、モータ3の中心軸線上において前述した
歯車台6に形成された一対の孔8の軸線が交差する点O
に設定されている。すなわち、外刃22はモータ3の中
心軸線上の点Oを中心として半径Rで描かれる円弧をな
している。
【0021】図1および図2において23は内刃台で、
これは図3および図4にも示すように例えていうならば
「ひとで」に似た形状をなすもので、棒状をなす3個の
内刃取り付け部24が回転中心部から放射状に延び且つ
円周方向に等配して形成されたものである。各内刃取り
付け部24は後述する内刃25を挿入するスリット24
aが形成されている。
【0022】25は内刃で、これは内刃取り付け部24
の長さ方向に延びるとともに、円弧状の刃先を有する刃
部25aと、刃部25aの下部に連続して形成された保
持部25bを有するものである。内刃25は内刃台23
の各内刃取り付け部24毎にその長さ方向に沿って配置
され、保持部25bが内刃取り付け部24のスリット2
4aに昇降自在に挿入されている。
【0023】図3に示すように26は板ばねで形成され
たばねで、これは中央部26aから3個のばね片26b
が放射状に述べて形成されたもので、各ばね片26bの
先端は鉤形に形成されている。このばね26は内刃台2
3に下側に配置され、中央部26aが内刃台23の中央
部に図示しないねじにより取り付けられ、各ばね片26
bは各内刃取り付け部24の下側に位置される。各ばね
片26bの先端は各内刃25の各保持部25bに形成さ
れた孔27に挿入係合されている、これにより各内刃2
5は各ばね片26bに保持されてばね力により押し上げ
られている。
【0024】このように内刃25を取り付けた内刃台2
3は2個用意される。そして、各内刃台23はヘッド台
10の内部において外刃22における2個の円部22a
の下側に位置して配置されている。各内刃台23の隣り
合う境界領域は外刃22の中央部の下側に位置し、各内
刃台23の各内刃取り付け部24が同一面(同一回転
面)上で交差されている。
【0025】すなわち、内刃台23の各内刃取り付け部
24の先端を結ぶ円の直径は外刃22における円部22
aの直径に相当する大きさであり、各内刃台23の隣り
合う境界領域は外刃22における各円部22aが交差す
る部分の大きさに相当する。これにより並んだ2個の内
刃台23および内刃25は、外刃22の全面に面するこ
とになる。
【0026】また、2個の内刃台23は2個のヘッド台
10の膨出部11における孔12を有する一対の張り出
し部の上側に位置し、これら内刃台23は2個の回転軸
28に取り付けられている。これら回転軸28は歯車台
6の孔8に設けられたブッシュ9とヘッド台10の膨出
部11における孔12に挿通支持されて設けられ、上部
は膨出部11より上側に突出している。このように各回
転軸28は回転中心軸線がモータ3の中心軸線上に位置
するO点上で交差するように傾斜して設けられている。
【0027】各内刃25は回転軸28の軸線に対して直
角に配置され、中央部下面に形成された孔29に回転軸
28の上端が挿入固定され、且つ孔29に形成された係
合部29aと回転軸28の上端に形成された係合部28
aとの係合により各内刃25が位置決めされる。
【0028】ここで、各回転軸28はモータ3の中心軸
線上に位置するO点と外刃22の円弧面とを結ぶ線上に
位置するので、各内刃台23の各内刃取り付け部24お
よび内刃25は外刃22の円弧面に沿って配置されるこ
とになる。このようにして各内刃25およびその隣接領
域部は、外刃22の2個の円部22aと中央部22bに
面しその円弧に合わせて配置される。なお、各内刃台2
3の各内刃取り付け部24に取り付けられた内刃25は
ばね26のばね片26bに押されて外刃22の内面に接
触する。
【0029】また、2本の回転軸28において歯車台6
とヘッド台10の膨出部11との間の空間に位置する部
分には夫々傘歯車30が形成されており、これら傘歯車
30はモータ3の出力軸4に取り付けられた傘歯車5の
両側に位置してこれと噛合している。
【0030】なお、31は回転軸28に係合されたEリ
ング、32は本体ケース1に設けられたモータ3の起
動、停止を行うスイッチである。
【0031】このように構成された電気かみそりの作動
について説明する。
【0032】スイッチ32をオンにしてモータ3を駆動
すると、出力軸4を介して傘歯車5が回転され、この回
転は各傘歯車30に伝達され2本の回転軸28が回転さ
れる。2本の回転軸28の回転に伴って2個の内刃台2
3が回転される。各内刃台23では各回転軸28を中心
として3個の内刃取り付け部24が回転され、各内刃取
り付け部24に取り付けられた内刃25が図2示すよう
に外刃22の内面を摺接しながら回転する。すなわち、
2個の内刃台23の内刃取り付け部24に取り付けられ
た内刃25は外刃22の2個の円部22aの内面を摺接
し、さらに2個の内刃台23の境界領域では2個の内刃
台23の内刃取り付け部24が同一回転面で交差して外
刃22の中央部22bに摺接する。
【0033】このように2個の内刃台23の内刃25が
外刃22の内面全体を摺接することにより、外刃22の
2個の円部22aが並ぶ幅方向全体でひげそりを行うこ
とができ、従って外刃22の2個の円部22aが並ぶ幅
方向全体の長さがひげそり幅寸法となる。
【0034】そして、使用者は外刃22を皮膚に当てて
本体ケース1をその幅方向に対して交差する方向に移動
することにより、外刃22の広いひげそり面積をもって
ひげそりを行うことができる。
【0035】ここで、この実施例では、内刃台として回
転中心から等配して放射状に延びる3個の内刃取り付け
部24を有する内刃台23を使用し、且つ内刃台23の
各内刃取り付け部24にはその長さ方向に沿う、すなわ
ち放射方向に沿う内刃25を取り付けている。そして、
2個の内刃台23を製品の幅方向に沿って並べ、互いに
隣り合う内刃台23の互いに隣り合う境界領域では内刃
取り付け部24が同一回転面において互いに交差して回
転できるように設けている。
【0036】このようにすれば大きな直径の内刃台を用
いずに小さい直径の内刃台を並べることによりひげそり
幅寸法を増大することができ、且つ小さい直径の内刃台
を用いることにより大きな直径の内刃台を用いた場合の
ように製品の厚さ寸法を増大することがなく、携帯性を
損なうこともない。
【0037】これに対して2個の内刃台が並んだひげそ
り長さを得るために、大きな直径の内刃台を用い、この
内刃台に内刃を取り付けて回転する構成を採用した場合
には、内刃台の直径に応じて外刃台、ヘッド台の直径も
増大するので、製品の幅寸法とともに厚さ寸法も増大し
て製品が厚型化する。さらに、この場合には大径の内刃
台を回転するために大きな回転トルクを有する大型のモ
ータを必要とし、また外刃と内刃台との中心が合わせに
くくなるという問題があるが、本発明ではそのような問
題がない。
【0038】また、単に独立した2個の内刃台を並べて
設けることも考えられるが、この場合には、互いに隣り
合う各内刃台の境界領域、すなわち外刃の中央部では内
刃がとぎれて空白部となる、すなわちひげそり可能領域
がとぎれて連続させることができないためにひげそりを
行うことができない。
【0039】これに対して本実施例では前述した構成に
より、互いに隣り合う各内刃台の境界領域もひげそりを
行うことができてひげそり可能領域であるから、ひげそ
り可能領域をとぎれさせずに連続させることができる。
【0040】特に互いに隣り合う各内刃台23は夫々の
内刃取り付け部24が外刃22の中央部22bにおいて
互いに交差して回転できるように設けられ、各内刃台2
3の内刃取り付け部24に取り付けられた各内刃35が
交差して回転しながら外刃22の中央部22bに摺接す
るので、ひげそりを行う時に外刃22のなかでもドーム
状の頂点でもあり皮膚に接触する度合いが高い外刃22
の中央部22bでのひげそりを可能とすることができ
る。
【0041】これに対して2個の内刃台が並んだひげそ
り長さを得るために、大きな直径の内刃台を用い、この
内刃台に内刃を取り付けて回転する構成を採用した場合
には、外刃の中央部と内刃台の回転中心部とが合致する
が、内刃の速度が小さい、外刃と内刃台との中心を一致
させにくいなどの理由により内刃台の回転中心部を内刃
を外刃に摺接させてひげそりを行うことができずひげそ
りの空白部となっており、ひげそり面積の増大に限界が
あった。
【0042】従って、この実施例の回転式電気かみそり
をその幅方向に対して交差する方向に移動してひげそり
を行うことにより大きなひげそり幅寸法、すなわちひろ
いひげそり面積で効率良くひげをそることができる。も
って、この実施例の回転式電気かみそりは製品の厚型化
を抑えて往復動式電気かみそり並みのびげそり面積を確
保することができる。
【0043】さらに、この実施例では、2個の内刃台を
その回転軸の中心軸線が交差するように設け、この回転
軸の中心軸線の交差点を、外刃22の円弧面の局率中心
点Oと一致させることにより、外刃22に対して内刃2
5を凹凸のない一定高さで摺接させてひげそりを円滑に
行うことができるとともに、外刃22と内刃25の組み
立てを無理無く行うことができる。
【0044】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ずに種々変形して実施することができる。
【0045】例えば前述した実施例では、外刃をドーム
形とし、2個の内刃台を円弧を形成するように組み合わ
せて設けた構成であるが、この構成に限定されず、3個
以上の内刃台を組み合わせて並べて設けも良い。この場
合には、隣り合う各内刃台の境界領域で各内刃台の内刃
取り付け部を交差させる。この場合には内刃台は水平に
並べて設けると無理なく組み合わせることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の回転式電気
かみそりによれば、大きな直径の内刃台を用いずに小さ
い直径の内刃台を並べることによりひげそり幅寸法を増
大することができ、且つ小さい直径の内刃台を用いるこ
とにより大きな直径の内刃台を用いた場合のように製品
の厚さ寸法を増大することがない。
【0047】特に互いに隣り合う各内刃台はその境界領
域で夫々の内刃取り付け部が同一回転面において互いに
交差して回転できるように設けているので、互いに隣り
合う各内刃台の境界領域に面する外刃の部分において
も、各内刃台に交差する内刃取り付け部に取り付けられ
た内刃によりひげそりを行うことができる。このため、
外刃において各内刃台に面する部分と、互いに隣り合う
各内刃台の境界領域に面する部分が夫々ひげそりを行う
ことができ、ひげそり可能領域を連続させることができ
る。
【0048】従って、本発明によれば製品を厚型化する
ことなることなく往復動式電気かみそり並みひげそり面
積を拡大して効率良くひげそりを行うことができる回転
式電気かみそりを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気かみそりのヘッ
ド部を断面図。
【図2】同実施例における電気かみそりを示す分解斜視
図。
【図3】同実施例の電気かみそりに用いる内刃台および
内刃を示す分解斜視図。
【図4】同内刃台を示す平面図。
【符号の説明】
1…本体ケース、 3…モータ、10…
ヘッド台、 20…外刃台、22…外
刃、 23…内刃台、26…ばね、
28…回転軸、32…スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外刃と、回転可能に設けられ回転中心か
    ら放射方向に延びる複数の内刃取り付け部を有する内刃
    台と、この内刃台の各内刃取り付け部に夫々取り付けら
    れ前記内刃取り付け部の長さ方向に沿うとともに前記外
    刃の内面に摺接する内刃と、前記内刃台を回転させる回
    転駆動機構とを具備し、前記内刃台は複数個並べて設け
    られ、互いに隣り合う各内刃台は夫々の内刃取り付け部
    が同一回転面において互いに交差して設けられているこ
    とを特徴とする回転式電気かみそり。
JP27273293A 1993-10-29 1993-10-29 回転式電気かみそり Pending JPH07124346A (ja)

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