JPH07122566B2 - 光学式変位測定装置 - Google Patents
光学式変位測定装置Info
- Publication number
- JPH07122566B2 JPH07122566B2 JP62301940A JP30194087A JPH07122566B2 JP H07122566 B2 JPH07122566 B2 JP H07122566B2 JP 62301940 A JP62301940 A JP 62301940A JP 30194087 A JP30194087 A JP 30194087A JP H07122566 B2 JPH07122566 B2 JP H07122566B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- displacement
- target
- light
- image sensor
- measuring device
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Description
【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明は、物体の3次元の変位を同時に非接触で測定す
る変位計に関するものである。
る変位計に関するものである。
≪従来の技術≫ 3次元の変位を同時に測定する変位計の先行技術の第1
は、物体に変位測定のスケールとなる一定ピッチの格子
のついた再帰反射性テープ(反射光が入射光と同一の光
路を戻る性質のある光反射テープ)を貼り、この格子の
移動を光学的に読取ることでX,Y方向での変位を測定
し、さらにマイケルソンの干渉計を用いて干渉縞の移動
を検出することによりZ方向の変位測定を行うものであ
る。
は、物体に変位測定のスケールとなる一定ピッチの格子
のついた再帰反射性テープ(反射光が入射光と同一の光
路を戻る性質のある光反射テープ)を貼り、この格子の
移動を光学的に読取ることでX,Y方向での変位を測定
し、さらにマイケルソンの干渉計を用いて干渉縞の移動
を検出することによりZ方向の変位測定を行うものであ
る。
先行技術の第2は第4図および第5図に示すように2次
元の変位計を組合せて測定するものがある。第4図では
2次元の変位計41,42を直角に配置したものを示し、第
5図は2次元の変位計51およびZ軸方向1次元の変位計
52を同一方向に配置したものを示す。
元の変位計を組合せて測定するものがある。第4図では
2次元の変位計41,42を直角に配置したものを示し、第
5図は2次元の変位計51およびZ軸方向1次元の変位計
52を同一方向に配置したものを示す。
≪発明が解決しようとする問題点≫ しかしながら、第1の方法の場合にはZ方向の測定が安
定にできないという問題があり、第2の方法の場合には
安定な変位測定はできても、ある1点の3次元の変位を
測るのは不可能である。また、裾付けに時間がかかると
いう欠点もある。
定にできないという問題があり、第2の方法の場合には
安定な変位測定はできても、ある1点の3次元の変位を
測るのは不可能である。また、裾付けに時間がかかると
いう欠点もある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、ある一点の3次元の変位を同時に非接触で安定
に測定できる光学式変位測定装置を実現することを目的
とする。
もので、ある一点の3次元の変位を同時に非接触で安定
に測定できる光学式変位測定装置を実現することを目的
とする。
≪問題点を解決するための手段≫ 本発明はイメージセンサ上に結像させたターゲットの模
様の動きに基づき前記ターゲットの変位を検出する光学
式変位測定装置に係るもので、その特徴とするところは
前記ターゲットに平行な平面内での前記ターゲットの変
位を検出する第1のイメージセンサと、前記平面の垂線
と所定の角度を成す方向から前記ターゲットの変位を検
出する第2のイメージセンサと、前記2つのイメージセ
ンサによる変位出力から前記ターゲットの前記平面の変
位及び垂直な方向の変位を演算する処理回路ととを備え
た点にある。
様の動きに基づき前記ターゲットの変位を検出する光学
式変位測定装置に係るもので、その特徴とするところは
前記ターゲットに平行な平面内での前記ターゲットの変
位を検出する第1のイメージセンサと、前記平面の垂線
と所定の角度を成す方向から前記ターゲットの変位を検
出する第2のイメージセンサと、前記2つのイメージセ
ンサによる変位出力から前記ターゲットの前記平面の変
位及び垂直な方向の変位を演算する処理回路ととを備え
た点にある。
≪作用≫ 第1のイメージセンサがターゲットを見込む方向に対し
第2のイメージセンサは所定の角度をなしてターゲット
を見込むことになるので、第2のイメージセンサにより
検出される変位には第1のイメージセンサによって検出
される平面内の変位に加えて垂直方向の変位の成分が含
まれ、第1,第2のイメージセンサ出力からこれを処理回
路で分離することができる。
第2のイメージセンサは所定の角度をなしてターゲット
を見込むことになるので、第2のイメージセンサにより
検出される変位には第1のイメージセンサによって検出
される平面内の変位に加えて垂直方向の変位の成分が含
まれ、第1,第2のイメージセンサ出力からこれを処理回
路で分離することができる。
≪実施例≫ 以下本発明を図面を用いて詳しく説明する。
第1図は本発明に係る光学式変位測定装置の一実施例を
示す構成ブロック図である。1は偏光ビームスプリッタ
2に対して45゜の偏光面を持つ直線偏光を出射する半導
体レーザ等の光源、2は入射光の偏光方向によって入射
光を2つに分けるための偏光ビームスプリッタ(以下PB
Sと呼ぶ)、3は結像光学系を構成しPBS2の反射光を入
射するテレセントリック光学系、4はこのテレセントリ
ック光学系3を通過した光を入射する1/4波長板(以下
λ/4板と呼ぶ)、5はこのλ/4板4を通過した光が垂直
に照射し一定ピッチの格子模様つきの再帰反射性テープ
からなるターゲット、50はこのターゲット・テープ5が
貼られた被測定物体、6はPBS2の透過光が入射しPBS2と
同一方向の偏光面を持って配置するPBS、7はこのPBS6
の透過光が入射するミラー、8はこのミラー7の反射光
が入射する第2のテレセントリック光学系、9はこのテ
レセントリック光学系8を通過した光が入射しその通過
光がターゲット5を斜めに照射する第2のλ/4板、10は
PBS2のターゲット5からの反射光が入射しこれを2分す
るハーフミラー、11はイメージセンサを構成しハーフミ
ラー10の反射光が入射してY軸方向の変位を検出するY
軸用フォトダイオードアレイ(以下PDAと呼ぶ)、12は
このPDA11の電気出力を変位出力に変換するY軸用変換
回路、13は第1のイメージセンサとなるものでハーフミ
ラー10の透過光が入射しX方向の変位を検出するX軸用
PDA、14はこのPDA13の電気出力を変位出力に変換するX
軸用変換回路、15は第2のイメージセンサとなるもので
ターゲット5からの斜めの反射光が入射するZ軸用PD
A、16はこのPDA15の電気出力を変位出力に変換するZ軸
用変換回路、17は変換回路14および変換回路16からの出
力を入力しZ方向の変位を演算する処理回路である。テ
レセントリック光学系3(8)は物体までの距離が変っ
ても結像倍率が一定で、その2枚のレンズ31(81),33
(83)はそれぞれの焦点距離f1,f2の和に等しい間隔で
配置されており、PBS2(6)から出射された光を平行光
のままでターゲット5に照射するとともに、ターゲット
5上の格子像をPDA11,13(15)上に結像する。さらに焦
点位置には絞り32(82)が配置されている。PDA13とPDA
15は同じ方向(ここではx方向)のターゲット5の移動
を検出するように配置し、PDA11はPDA13,15に対して90
゜回転した方向(ここではy方向)に配置する。
示す構成ブロック図である。1は偏光ビームスプリッタ
2に対して45゜の偏光面を持つ直線偏光を出射する半導
体レーザ等の光源、2は入射光の偏光方向によって入射
光を2つに分けるための偏光ビームスプリッタ(以下PB
Sと呼ぶ)、3は結像光学系を構成しPBS2の反射光を入
射するテレセントリック光学系、4はこのテレセントリ
ック光学系3を通過した光を入射する1/4波長板(以下
λ/4板と呼ぶ)、5はこのλ/4板4を通過した光が垂直
に照射し一定ピッチの格子模様つきの再帰反射性テープ
からなるターゲット、50はこのターゲット・テープ5が
貼られた被測定物体、6はPBS2の透過光が入射しPBS2と
同一方向の偏光面を持って配置するPBS、7はこのPBS6
の透過光が入射するミラー、8はこのミラー7の反射光
が入射する第2のテレセントリック光学系、9はこのテ
レセントリック光学系8を通過した光が入射しその通過
光がターゲット5を斜めに照射する第2のλ/4板、10は
PBS2のターゲット5からの反射光が入射しこれを2分す
るハーフミラー、11はイメージセンサを構成しハーフミ
ラー10の反射光が入射してY軸方向の変位を検出するY
軸用フォトダイオードアレイ(以下PDAと呼ぶ)、12は
このPDA11の電気出力を変位出力に変換するY軸用変換
回路、13は第1のイメージセンサとなるものでハーフミ
ラー10の透過光が入射しX方向の変位を検出するX軸用
PDA、14はこのPDA13の電気出力を変位出力に変換するX
軸用変換回路、15は第2のイメージセンサとなるもので
ターゲット5からの斜めの反射光が入射するZ軸用PD
A、16はこのPDA15の電気出力を変位出力に変換するZ軸
用変換回路、17は変換回路14および変換回路16からの出
力を入力しZ方向の変位を演算する処理回路である。テ
レセントリック光学系3(8)は物体までの距離が変っ
ても結像倍率が一定で、その2枚のレンズ31(81),33
(83)はそれぞれの焦点距離f1,f2の和に等しい間隔で
配置されており、PBS2(6)から出射された光を平行光
のままでターゲット5に照射するとともに、ターゲット
5上の格子像をPDA11,13(15)上に結像する。さらに焦
点位置には絞り32(82)が配置されている。PDA13とPDA
15は同じ方向(ここではx方向)のターゲット5の移動
を検出するように配置し、PDA11はPDA13,15に対して90
゜回転した方向(ここではy方向)に配置する。
上記のような構成の光学式変位測定装置の動作を次に説
明する。光源1から出力された光はPBSで2つの方向に
分離され、反射光はテレセントリック光学系3およびλ
/4板4を透過した後ターゲット5に垂直に照射される。
ターゲット5の反射光は同一の光路を戻り、λ/4板4を
2回通ることにより偏光方向が90゜回転した光がPBS2を
透過し、ハーフミラー10で2方向に分離し、反射光およ
び透過光がPDA11,PDA13上に同じ像をそれぞれ結像す
る。光源1の出射光のうちPBS2を透過した部分はPBS6を
透過した後ミラー7で方向を変えられ、テレセントリッ
ク光学系8およびλ/4板9を通過した後ターゲット5に
斜めに照射される。この反射光は同一の斜めの光路を戻
り、λ/4板9を2回通ることにより偏光方向が90゜回転
した光がPBS6で辺射され、PDA15上に結像する。ここで
テレセントリック光学系8は斜めからターゲット5を見
込んでいるためcosineエラーが生じるので、テレセント
リック光学系3とは結像倍率を変えておく必要がある。
次に各PDA上に結ばれた格子像の移動を検出して変位出
力を発生する。PDA13、11の検出出力はそれぞれ変換回
路14,12でX,Y軸方向の変位出力Sx,Syに変換される。PDA
15の検出出力は変換回路16でいったんSx′出力に変換さ
れた後、処理回路17でSxとの間で演算されZ軸方向の変
位出力Szとなる。
明する。光源1から出力された光はPBSで2つの方向に
分離され、反射光はテレセントリック光学系3およびλ
/4板4を透過した後ターゲット5に垂直に照射される。
ターゲット5の反射光は同一の光路を戻り、λ/4板4を
2回通ることにより偏光方向が90゜回転した光がPBS2を
透過し、ハーフミラー10で2方向に分離し、反射光およ
び透過光がPDA11,PDA13上に同じ像をそれぞれ結像す
る。光源1の出射光のうちPBS2を透過した部分はPBS6を
透過した後ミラー7で方向を変えられ、テレセントリッ
ク光学系8およびλ/4板9を通過した後ターゲット5に
斜めに照射される。この反射光は同一の斜めの光路を戻
り、λ/4板9を2回通ることにより偏光方向が90゜回転
した光がPBS6で辺射され、PDA15上に結像する。ここで
テレセントリック光学系8は斜めからターゲット5を見
込んでいるためcosineエラーが生じるので、テレセント
リック光学系3とは結像倍率を変えておく必要がある。
次に各PDA上に結ばれた格子像の移動を検出して変位出
力を発生する。PDA13、11の検出出力はそれぞれ変換回
路14,12でX,Y軸方向の変位出力Sx,Syに変換される。PDA
15の検出出力は変換回路16でいったんSx′出力に変換さ
れた後、処理回路17でSxとの間で演算されZ軸方向の変
位出力Szとなる。
次に処理回路17における演算方法について第2図を用い
て説明する。第2図において、100は第1図装置の光学
系の部分、aは物体50(実際にはターゲット5)に垂直
に入射する光ビーム、bは斜めに入射する光ビームであ
る。説明を簡単にするためx−z平面で考える。実線の
部分にあった物体50が破線の位置に (ベクトル)だけ移動したときのX,Z軸方向の変位量を
それぞれx,zとし、光ビームbが物体50を照射する位置
のx軸方向の変位量をx′とする。このとき変換回路14
の出力Sxはxに対応する変位出力となり、変換回路15の
出力Sx′はx′に対応する変位出力となる。処理回路17
はZ軸方向の変位量zを次式を用いて演算し、変位出力
Szとする。
て説明する。第2図において、100は第1図装置の光学
系の部分、aは物体50(実際にはターゲット5)に垂直
に入射する光ビーム、bは斜めに入射する光ビームであ
る。説明を簡単にするためx−z平面で考える。実線の
部分にあった物体50が破線の位置に (ベクトル)だけ移動したときのX,Z軸方向の変位量を
それぞれx,zとし、光ビームbが物体50を照射する位置
のx軸方向の変位量をx′とする。このとき変換回路14
の出力Sxはxに対応する変位出力となり、変換回路15の
出力Sx′はx′に対応する変位出力となる。処理回路17
はZ軸方向の変位量zを次式を用いて演算し、変位出力
Szとする。
z=(x+x′)/tanθ ……(1) ここでθは固定となるので、tanθは定数である。
このような構成の光学式変位測定装置によれば、物体上
のある点の3次元の辺を同時に非接触で測定できる。こ
の場合Z軸方向に移動すると多少見ている点はずれる
が、移動の範囲が小さければ、ほぽ一点と見做すことが
できるし、表面が平面的な物体であれば問題はない。
のある点の3次元の辺を同時に非接触で測定できる。こ
の場合Z軸方向に移動すると多少見ている点はずれる
が、移動の範囲が小さければ、ほぽ一点と見做すことが
できるし、表面が平面的な物体であれば問題はない。
またZ軸方向の変位もX軸,Y軸方向と同じ原理で測定し
ているので、信号が安定している。
ているので、信号が安定している。
また光源として半導体レーザ等を用いることにより、光
学系をコンパクトにできる。
学系をコンパクトにできる。
第3図は本発明に係る光学式変位測定装置の他の実施例
を示す構成ブロック図である。21,22はそれぞれ第1,第
2のイメージセンサを構成する。これは光電子増倍管を
用いた市販のイメージセンサで、例えばオプティカル・
サーボ等と呼ばれ、明/暗の境界線を持つ被測定物が視
野内にあるとき、非接触で光学的に被測定物の運動・変
位を検出することができるもので、変位の方向およびそ
の大きさは符号を含めてアナログ量で出力される。イメ
ージセンサ21,22の内部は主に結像光学系と電子増倍管
とから構成されている。イメージセンサ21はX,Y軸方向
の2次元平面内の変位を検出し、イメージセンサ22はX
軸と方向を合わせるともにターゲットを見込む角度をθ
傾けてZ軸方向の変位が検出できるように配置される。
51は物体50の表面に貼られた明/暗の境界線を持つター
ゲットで、イメージセンサ21,22は別置の照明によるタ
ーゲット51からの反射光c,dをそれぞれ入射して境界線
の移動を検出する。第2図の場合と同様に物体50が 移動した時のX軸方向の変位量をxとし、光dの光路と
直角方向の変位量をx′とすると、ターゲット51のZ軸
方向の変位zは次式で得られる。
を示す構成ブロック図である。21,22はそれぞれ第1,第
2のイメージセンサを構成する。これは光電子増倍管を
用いた市販のイメージセンサで、例えばオプティカル・
サーボ等と呼ばれ、明/暗の境界線を持つ被測定物が視
野内にあるとき、非接触で光学的に被測定物の運動・変
位を検出することができるもので、変位の方向およびそ
の大きさは符号を含めてアナログ量で出力される。イメ
ージセンサ21,22の内部は主に結像光学系と電子増倍管
とから構成されている。イメージセンサ21はX,Y軸方向
の2次元平面内の変位を検出し、イメージセンサ22はX
軸と方向を合わせるともにターゲットを見込む角度をθ
傾けてZ軸方向の変位が検出できるように配置される。
51は物体50の表面に貼られた明/暗の境界線を持つター
ゲットで、イメージセンサ21,22は別置の照明によるタ
ーゲット51からの反射光c,dをそれぞれ入射して境界線
の移動を検出する。第2図の場合と同様に物体50が 移動した時のX軸方向の変位量をxとし、光dの光路と
直角方向の変位量をx′とすると、ターゲット51のZ軸
方向の変位zは次式で得られる。
z=(−x′−xcosθ)/sinθ =−x′/sinθ−x/tanθ ……(2) すなわちイメージセンサ21,22の出力について処理回路
で上式の演算を行えば、Z軸方向の変位出力を得ること
ができる。X,Y軸方向の変位出力については第2図の場
合同様、イメージセンサ21の出力をそのまま用いればよ
い。
で上式の演算を行えば、Z軸方向の変位出力を得ること
ができる。X,Y軸方向の変位出力については第2図の場
合同様、イメージセンサ21の出力をそのまま用いればよ
い。
なお上記の各実施例ではターゲット・テープとして再帰
反射性テープを用いているが、入射光量の問題はある
が、通常の拡散反射性テープを用いてもよい。例えば第
1図の場合にターゲットに垂直な照射光のみを用いれ
ば、PBS6を省略することができる。
反射性テープを用いているが、入射光量の問題はある
が、通常の拡散反射性テープを用いてもよい。例えば第
1図の場合にターゲットに垂直な照射光のみを用いれ
ば、PBS6を省略することができる。
また物体50がもともと明/暗の境界線を持っていれば、
それを利用することができる。
それを利用することができる。
また、第1図及び第3図における実施例の説明に際して
は、半導体レーザ等を光源を用いてターゲットに照射
し、ターゲットからの反射光を用いているが、ターゲッ
トの格子模様等の模様が2つのイメージセンサで十分に
結像できる程度のS/Nが得られれば光源及びその照射用
光学系は必要なくなる。
は、半導体レーザ等を光源を用いてターゲットに照射
し、ターゲットからの反射光を用いているが、ターゲッ
トの格子模様等の模様が2つのイメージセンサで十分に
結像できる程度のS/Nが得られれば光源及びその照射用
光学系は必要なくなる。
≪発明の効果≫ 以上述べたように本発明によれば、ある一点の3次元の
変位を同時に非接触で安定に測定できる光学式変位測定
装置を簡単な構成で実現することができる。
変位を同時に非接触で安定に測定できる光学式変位測定
装置を簡単な構成で実現することができる。
第1図は本発明に係る光学式変位測定装置の一実施例を
示す構成ブロック図、第2図は第1図装置の測定方法を
示すための動作説明図、第3図は本発明に係る光学式変
位測定装置の他の実施例を示す構成ブロック図、第4図
および第5図は光学式変位測定装置の従来例を示す構成
斜視図である。 5……ターゲット、13,21……第1のイメージセンサ、1
5,22……第2のイメージセンサ、17……処理回路、θ…
…所定の角度、Sx,Sx′……変位出力。
示す構成ブロック図、第2図は第1図装置の測定方法を
示すための動作説明図、第3図は本発明に係る光学式変
位測定装置の他の実施例を示す構成ブロック図、第4図
および第5図は光学式変位測定装置の従来例を示す構成
斜視図である。 5……ターゲット、13,21……第1のイメージセンサ、1
5,22……第2のイメージセンサ、17……処理回路、θ…
…所定の角度、Sx,Sx′……変位出力。
Claims (1)
- 【請求項1】イメージセンサ上に結像させたターゲット
の模様の動きに基づき前記ターゲットの変位を検出する
光学式変位測定装置において、 前記ターゲットに平行な平面内での前記ターゲットの変
位を検出する第1のイメージセンサと、 前記平面の垂線と所定の角度を成す方向から前記ターゲ
ットの変位を検出する第2のイメージセンサと、 前記2つのイメージセンサによる変位出力から前記ター
ゲットの前記平面の変位及び垂直な方向の変位を演算す
る処理回路と を備えたことを特徴とする光学式変位測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62301940A JPH07122566B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 光学式変位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62301940A JPH07122566B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 光学式変位測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01142401A JPH01142401A (ja) | 1989-06-05 |
JPH07122566B2 true JPH07122566B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=17902941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62301940A Expired - Lifetime JPH07122566B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 光学式変位測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07122566B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5149085B2 (ja) * | 2008-06-19 | 2013-02-20 | シグマ光機株式会社 | 変位計 |
EP4160940A1 (en) * | 2011-06-13 | 2023-04-05 | Wi-Charge Ltd. | Spatially distributed laser resonator |
JP6452391B2 (ja) * | 2014-11-12 | 2019-01-16 | 株式会社竹中工務店 | レーザ測定装置、及び除振システム |
CN115325937B (zh) * | 2022-10-11 | 2023-02-07 | 光量信息科技(宁波)有限公司 | 一种基于硅光电倍增管的反光靶点中心快速自动定位方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5537982A (en) * | 1978-09-11 | 1980-03-17 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Solid-shape detector for characteristic test of deformation of curved-surface body |
US4662752A (en) * | 1985-11-04 | 1987-05-05 | Actel Partnership | Position and orientation (POSE) sensor and related method |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62301940A patent/JPH07122566B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01142401A (ja) | 1989-06-05 |
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