JPH07122035A - 回転ヘッド型記録装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録装置

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Publication number
JPH07122035A
JPH07122035A JP5287764A JP28776493A JPH07122035A JP H07122035 A JPH07122035 A JP H07122035A JP 5287764 A JP5287764 A JP 5287764A JP 28776493 A JP28776493 A JP 28776493A JP H07122035 A JPH07122035 A JP H07122035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
rotary head
control means
phase
error signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5287764A
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English (en)
Inventor
Takaharu Sato
敬治 佐藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5287764A priority Critical patent/JPH07122035A/ja
Publication of JPH07122035A publication Critical patent/JPH07122035A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力されるコンポジット同期信号に対するド
ラムモータの位相ロックが短時間で終了する制御を可能
としながら、記録モード時において位相引き込み制御を
行っても、回転ドラムの回転周期の偏差からモニタ画面
の同期がとれなくなるという問題が発生しない回転ヘッ
ド型記録装置を提供する。 【構成】 回転ヘッド型記録装置が記録モード時は、入
力された同期信号に対する回転ヘッド2,3の位置合わ
せを第1のサーボ制御手段11,15により行い、記録
モード以外の時は、入力された同期信号に対する回転ヘ
ッド2,3の位置合わせを、前記第1のサーボ制御手段
11,15より短時間で前記回転ヘッド2,3の位置合
わせ制御を終了する第2のサーボ制御手段18,19に
より行うように、選択制御手段22によって選択手段2
0,21が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等の回転ヘッド型記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダ等の回転ヘ
ッド型記録装置においては、回転ヘッドの回転位相を示
すヘッドスイッチパルスと、記録されるビデオ信号の垂
直同期信号とが所定の位相差となるように回転ドラムの
位相制御が行われる。即ちNTSC方式の8mmビデオ
テープレコーダでは、図2に示すように、(a)のヘッ
ドスイッチパルスの切り換え点は、(b)の垂直同期信
号の約6.0H手前になるように制御される。
【0003】図3は、従来の回転ヘッド型記録装置の構
成を示すブロック図であり、同図中、1は図示しない回
転ドラムを回転駆動するドラムモータ、2は前記回転ド
ラムに具備された第1の回転ヘッド、3は第1の回転ヘ
ッド2と周方向に180度偏位して前記回転ドラムに具
備された第2の回転ヘッド、4はドラムモータ1に取り
付けられた図示しないPGマグネットからのPG信号を
検出するPG信号検出ヘッド、5はPG信号検出ヘッド
4から出力される検出信号に基づいてヘッドスイッチパ
ルス信号を発生するヘッドスイッチパルス信号発生器、
6は切換スイッチで、ヘッドスイッチパルス信号発生器
5から出力されるヘッドスイッチパルス信号により制御
されてビデオ信号発生器7から出力される記録ビデオ信
号を第1の回転ヘッド2または第2の回転ヘッド3に択
一的に出力するものである。
【0004】8は記録ビデオ信号のコンポジット同期信
号が入力される入力端子、9は入力端子8から入力され
るコンポジット同期信号から垂直同期信号を分離する垂
直同期信号分離器、10は位相エラー信号発生器で、ヘ
ッドスイッチパルス信号発生器5から出力されるヘッド
スイッチパルス信号と垂直同期信号分離器9から出力さ
れる垂直同期信号との位相差を検出して、位相エラー信
号を発生するものである。11は位相エラー信号発生器
10から出力される位相エラー信号の利得を調整する位
相エラー信号増幅器(第1のサーボ制御手段)、12は
ドラムモータ1に取り付けられた図示しないFGマグネ
ットからのFG信号を検出するFG信号検出ヘッド、1
3はFG信号検出ヘッド12から出力されるFG信号を
増幅するFG信号増幅器、14は速度エラー信号発生器
で、FG信号増幅器13から出力されるFG信号の周期
を計測し、予め設定された目標周期と比較して、速度エ
ラー信号を発生するものである。
【0005】15は速度エラー信号発生器14から出力
される速度エラー信号の利得を調整する速度エラー信号
増幅器(第1のサーボ制御手段)、16は位相エラー信
号増幅器11から出力される位相系エラー信号と、速度
エラー信号増幅器15から出力される速度系エラー信号
とを加算する加算回路、17はモータドライバで、加算
回路16から出力される加算信号に基づいてドラムモー
タ1を駆動制御するものである。
【0006】以上の構成において、入力端子8から入力
されるコンポジット同期信号にドラムモータ1が位相ロ
ックする動作について説明する。
【0007】位相エラー信号発生器10は、ヘッドスイ
ッチパルス信号発生器5から出力されるヘッドスイッチ
パルス信号と垂直同期信号分離器9から出力される垂直
同期信号との位相差を検出し、垂直同期信号に対してヘ
ッドスイッチパルス信号の位相が図2に示す値より進ん
でいる場合にはドラムモータ1の回転位相を遅らせる信
号を、また、垂直同期信号に対してヘッドスイッチパル
ス信号の位相が図2に示す値より遅れている場合にはド
ラムモータ1の回転位相を進ませる信号を位相エラー信
号増幅器11に出力する。
【0008】速度エラー信号発生器14は、FG信号増
幅器13から出力されるFG信号の周期が目標周期より
遅い場合にはドラムモータ1の回転速度を上げる信号
を、また、FG信号増幅器13から出力されるFG信号
の周期が目標周期より速い場合にはドラムモータ1の回
転速度を下げる信号を速度エラー信号増幅器15に出力
する。
【0009】位相エラー信号増幅器11及び速度エラー
信号増幅器15は、位相エラー信号発生器10及び速度
エラー信号発生器14から出力された位相エラー信号及
び速度エラー信号の利得調整を行い、入力端子8から入
力されるコンポジット同期信号に対してドラムモータ1
が安定して速やかに位相ロックするように設定される。
【0010】位相エラー信号増幅器11及び速度エラー
信号増幅器15から出力される位相系エラー信号及び速
度系エラー信号は、加算器16により加算された後、モ
ータドライバ17にてドラムモータ1を回転駆動する駆
動信号に変換され、該駆動信号によりドラムモータ1が
回転駆動する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来装置にお
いて、入力端子8から入力されるコンポジット同期信号
に対するドラムモータ1の位相ロックが安定して速やか
に終了することが望ましいが、位相引き込み処理が開始
されてから位相ロックが終了するまでの期間、ドラムモ
ータ1の回転周期は、コンポジット同期信号の垂直同期
信号周期に対して偏差が発生することになり、より短い
期間で位相ロックが終了するように、位相エラー信号増
幅器11及び速度エラー信号増幅器15の設定を行う
程、この偏差の量は大きくなる。
【0012】しかしながら、記録モード時に、入力端子
8から入力されるコンポジット同期信号の連続性が一時
的に途切れ、再度、位相引き込み処理を行った場合に、
前記偏差の量が大きい場合には問題が生じる。即ち、記
録モード時に位相引き込み処理が行われた部分を再生し
た場合に、ドラムモータ1の回転周期が記録モード時と
再生モード時とで大きく変化するために、再生されるコ
ンポジット同期信号の周期に乱れが発生し、モニタ画面
上で同期がとれない場合がある。
【0013】このために、前記偏差を考慮して位相エラ
ー信号増幅器11及び速度エラー信号増幅器15の設定
を行う必要があり、位相引き込み処理期間を短く設定す
ることには限界があった。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、入力されるコンポジット同期信号に対するドラムモ
ータの位相ロックが短時間で終了する制御を可能としな
がら、記録モード時において位相引き込み制御を行って
も、回転ドラムの回転周期の偏差からモニタ画面の同期
がとれなくなるという問題が発生しない回転ヘッド型記
録装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、入力された同期信号に対して回転ヘッドの
位置合わせを行う回転ヘッド型記録装置において、前記
同期信号に対する前記回転ヘッドの位置合わせ制御を行
う第1のサーボ制御手段と、前記同期信号に対する前記
回転ヘッドの位置合わせ制御を行い且つ前記第1のサー
ボ制御手段より短時間で前記同期信号に対する前記回転
ヘッドの位置合わせ制御を終了する第2のサーボ制御手
段と、前記第1及び第2のサーボ制御手段を選択する選
択手段と、前記回転ヘッド型記録装置の動作モードによ
り前記選択手段を制御する選択制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0016】
【作用】回転ヘッド型記録装置が記録モード時は、入力
された同期信号に対する回転ヘッドの位置合わせを第1
のサーボ制御手段により行い、記録モード以外の時は、
入力された同期信号に対する回転ヘッドの位置合わせ
を、前記第1のサーボ制御手段より短時間で前記回転ヘ
ッドの位置合わせ制御を終了する第2のサーボ制御手段
により行うように、選択手段が選択制御手段によって制
御される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づき説明
する。
【0018】図1は、本発明の一実施例に係わる回転ヘ
ッド型記録装置の構成を示すブロック図であり、同図に
おいて上述した従来の図3と同一部分には、同一符号を
付して説明する。図1において図3と異なる点は、図3
の構成に第2の位相エラー信号増幅器(第2のサーボ制
御手段)18、第2の速度エラー信号増幅器(第2のサ
ーボ制御手段)19、一対の選択スイッチ(選択手段)
20,21及び制御スイッチ(選択制御手段)22を付
加したことである。
【0019】第2の位相エラー信号増幅器18及び第2
の速度エラー信号増幅器19は、第1の位相エラー信号
増幅器11及び第1の速度エラー信号増幅器15よりも
短時間で、入力端子8から入力されるコンポジット同期
信号に対するドラムモータ1の位相ロックが行えるよう
に設定されているものである。
【0020】選択スイッチ20,21は、制御スイッチ
22により設定される信号レベルにより制御されるもの
で、制御スイッチ22が開成状態(オフ)の場合には、
第1の位相エラー信号増幅器11及び第1の速度エラー
信号増幅器15の出力信号を選択し、該出力信号を加算
器16に出力し、また、制御スイッチ22が閉成状態
(オン)の場合には、第2の位相エラー信号増幅器18
及び第2の速度エラー信号増幅器19の出力信号を選択
し、該出力信号を加算器16に出力するものである。制
御スイッチ22は、本装置が記録モードにある時は開成
状態(オフ)に設定され、それ以外の時は閉成状態(オ
ン)に設定される。
【0021】また、本装置がカメラ一体型VTR(ビデ
オテープレコーダ)の場合、カメラの撮影画像を記録す
るモードでは、入力端子8から入力されるコンポジット
同期信号の連続性が常に保たれるために、制御スイッチ
22の設定状態は、カメラの撮影画像を記録するモード
では閉成状態(オン)に、外部入力端子から入力される
信号を記録するモードでは開成状態(オフ)に設定して
も問題はない。
【0022】尚、本実施例におけるその他の構成及び動
作は、上述した従来例と同一であるから、その説明を省
略する。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の回転ヘッド
型記録装置によれば、複数のサーボループを設定し、装
置の動作モードに応じて前記サーボループを選択して制
御することにより、入力されるコンポジット同期信号に
対するドラムモータの位相ロックが短時間で終了する制
御を可能としながら、記録モード時において位相引き込
み制御を行っても、回転ドラムの回転周期の偏差からモ
ニタ画面の同期がとれなくなるという問題が発生しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる回転ヘッド型記録装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】入力されるコンポジット同期信号と、ヘッドス
イッチパルス信号との位相関係を示す図である。
【図3】従来の回転ヘッド型記録装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2 第1の回転ヘッド 3 第2の回転ヘッド 11 第1の位相エラー信号増幅器(第1のサーボ制御
手段) 15 第1の速度エラー信号増幅器(第1のサーボ制御
手段) 18 第2の位相エラー信号増幅器(第2のサーボ制御
手段) 19 第2の速度エラー信号増幅器(第2のサーボ制御
手段) 20 選択イッチ(選択手段) 21 選択イッチ(選択手段) 22 制御スイッチ(選択制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された同期信号に対して回転ヘッド
    の位置合わせを行う回転ヘッド型記録装置において、前
    記同期信号に対する前記回転ヘッドの位置合わせ制御を
    行う第1のサーボ制御手段と、前記同期信号に対する前
    記回転ヘッドの位置合わせ制御を行い且つ前記第1のサ
    ーボ制御手段より短時間で前記同期信号に対する前記回
    転ヘッドの位置合わせ制御を終了する第2のサーボ制御
    手段と、前記第1及び第2のサーボ制御手段を選択する
    選択手段と、前記回転ヘッド型記録装置の動作モードに
    より前記選択手段を制御する選択制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする回転ヘッド型記録装置。
JP5287764A 1993-10-22 1993-10-22 回転ヘッド型記録装置 Pending JPH07122035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287764A JPH07122035A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 回転ヘッド型記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287764A JPH07122035A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 回転ヘッド型記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH07122035A true JPH07122035A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17721456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5287764A Pending JPH07122035A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 回転ヘッド型記録装置

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JP (1) JPH07122035A (ja)

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