JP3363523B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置(以
下、VTR)に関するもので、特に、そのトラッキング
調整手段に係わる。 【0002】 【従来の技術】回転2ヘッドヘリカルスキャン方式のV
TRに関しては、記録された映像トラックを正確にトレ
ースする必要があり、そのために記録時に回転ヘッドの
回転位相に関連した信号、例えば記録すべき映像信号か
ら分離された垂直同期信号の1/2分周出力に同期した
信号をコントロール信号として記録しておき、再生時、
再生されたコントロール信号と回転ヘッドの回転位相が
所定の位相関係になるように、シリンダの回転位相情報
であるヘッドスイッチングパルスと、ある位相において
ロックするようにトラッキングサーボがかけられる。 【0003】これによって、記録された磁気テープ上の
映像信号のトラックとコントロール信号の位相関係が一
定に保たれている限りは常に正確にトラッキングが行な
われる。 【0004】しかしながら、記録したVTRと再生する
VTRが異なった場合など、ヘッドスイッチングパルス
と再生コントロール信号の位相を一義的に決めることが
でず、ロック位相を調整する目的で再生コントロール信
号或いはヘッドスイッチングパルスを遅延せしめるトラ
ッキング調整回路を備え、この時定数をトラッキングボ
リュームによりマニュアル操作で可変とすることで最適
トラッキングがとれるように構成されている。 【0005】また、近年においては、回転ヘッドにより
再生されたエンベロープ信号を監視することにより、自
動的にトラッキング最適ポイントをサーチするオートト
ラッキング技術が確立されてきた(特開昭61−110
358号公報参照)。尚、自己録再については、予め設
定されたトラッキングセンター値で最適トラッキングと
なるように工場出荷時に調整されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上述したVTRで、他
のVTRで記録した磁気テープを挿入し、つなぎ撮りな
どの記録を行なった場合、VTRは予め調整された遅延
量(タイミングデータ)に基づいてコントロール信号を
記録することになる。 【0007】そして、この磁気テープを再生すると、つ
なぎ撮りの位置を堺にしてコントロール信号とヘッドス
イッチングパルスとの位相関係がずれるため、トラッキ
ングが乱れる。従って、マニュアル操作方式のVTRで
は、トラッキングが乱れた時点でトラッキングボリュー
ムを可変調整しなければならず、また、オートトラッキ
ング方式のVTRでは、トラッキングがいつ乱れるか判
らないため、再生されたエンベロープ信号を常に監視す
る回路が必要となる。更に、トラッキングが乱れてから
最適トラッキングになるまでの間、再生画像も乱れると
いった欠点がある。 【0008】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、再
生時は、再生されたコントロール信号と回転ヘッドの回
転位相とをトラッキング調整手段によって最良の位相関
係になるようにトラッキングを制御するようにした磁気
記録再生装置において、磁気テープが磁気記録再生装置
内に挿入されたことを検出する挿入検出手段と、磁気テ
ープが排出されたことを検出する排出検出手段と、前記
挿入検出手段にて前記磁気テープの挿入を検出すると強
制的に再生状態にせしめる強制再生手段と、前記強制再
生手段によって再生状態にされたとき前記トラッキング
調整手段によって調整されたトラッキングデータを前記
排出検出手段で前記磁気テープの排出が検出されるまで
保持する手段と、を備え、記録時は前記保持手段で保持
された前記トラッキングデータに基づいて前記コントロ
ール信号の記録周期が略同一になるようにコントロール
信号の記録タイミングを調整しながら順次前記磁気テー
プにコントロール信号を記録する記録手段と、を更に備
える構成である。 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】上記構成によれば、他のVTR等で記録した磁
気テープにつなぎ撮り記録などを行なう場合、コントロ
ール信号の記録周期を記録する以前の周期と略同一にな
るように制御するため、再生時のトラッキング乱れは生
じない。 【0012】 【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を説明す
る。図1は実施例を示す回路ブロック図、図2、図3は
実施例の動作を示すフローチャートである。 【0013】本実施例は、VHS方式のビデオテープレ
コーダ(VTR)に本発明が適用されたものである。従
来技術で説明したように一般にVTRでは、トラッキン
グサーボを行なうため、記録時にテープ長手方向にコン
トロール信号(30Hz)を記録している。再生時には
再生されたコントロール信号とシリンダの回転位相情報
であるヘッドスイッチングパルス(または回転ヘッドの
回転位相の基準となる基準信号)を位相比較して、テー
プ走行の位相を制御することによりトラッキングサーボ
が実行される。 【0014】そして、再生コントロール信号(またはヘ
ッドスイッチングパルス)の遅延量を調整して再生時に
再生画面上にノイズが生じないようにされる。 【0015】本実施例では、上記のトラッキング調整を
自動的に行なうオートトラッキング方式を用いたVTR
について説明する。 【0016】図1において、1、2は回転ヘッド、3、
20はヘッド切換制御のためのヘッドスイッチング(R
FSW)パルスの入力端子、4はヘッド切換回路、5は
エンベロープ検波回路、6はトラッキング制御、或いは
コントロール信号の記録タイミング制御を行なうマイク
ロコンピュータ、7は磁気テープの挿入、或いは排出を
検出するスイッチ、8はコントロールヘッド、9、1
4、15は記録、或いは再生によって切り換えられるス
イッチである。 【0017】10、11は再生、記録アンプ、12は再
生コントロール信号を遅延するトラッキング調整回路、
13は記録するコントロール信号を遅延するタイミング
調整回路、16はキャプスタンモータ、17はキャプス
タンモータ16の回転に応じてFGパルスを発する周波
数発電機(FG)、18はFGからのFGパルスを予め
定められた速度基準信号と比較し、その誤差信号をキャ
プスタンモータ16にフィードバックする速度制御回
路、19は、再生時にはコントロールヘッド8から得ら
れるコントロール信号(またはヘッドスイッチングパル
ス)をトラッキング調整回路12で遅延した信号とヘッ
ドスイッチングパルス(またはコントロール信号)とを
比較し、その誤差信号をキャプスタンモータ16にフィ
ードバックするとともに、記録時にはFGからのFGパ
ルスと後述する記録映像信号から分離した垂直同期信号
を1/2分周した出力とを比較して、その誤差信号をキ
ャプスタンモータ16にフィードバックする位相制御回
路である。 【0018】21は記録映像信号が入力される入力端
子、22は記録映像信号から垂直同期信号を分離する垂
直同期分離回路、23は分離された垂直同期信号を1/
2分周する分周回路、24は再生、記録モードなどのモ
ードを制御するモード制御回路である。 【0019】次に再生時の動作について図2のフローチ
ャートを参照しつつ説明する。 【0020】再生時は図2に示すように、スイッチ9、
14、15をそれぞれ再生(P)側に接続する。そし
て、VTR内に磁気テープが挿入されたか否かを検出ス
イッチ7にて検出(ステップS1)し、磁気テープが挿
入されたことを検出すると、トラッキング調整回路12
のトラッキングデータを予め設定してあるセンター値に
する(ステップS2)。これは、挿入された磁気テープ
が、本VTRで記録されている場合(自己録再生)を考
慮しているためである。 【0021】そして、モード制御回路24を強制的に再
生モードにせしめると(ステップS3)、回転ヘッド
1、2の出力は、ヘッド切換回路4により一系統の信号
となって検波回路5に入力される。検波回路5では再生
出力のエンベロープを抽出する。 【0022】マイクロコンピュータ6は、検波回路5の
出力をA/D入力の入力とする。マイクロコンピュータ
6はA/Dコンバータを有していて、このA/D入力に
供給されているアナログ値をデジタル値に変換して、所
定のタイミングで取り込む。また、マイクロコンピュー
タ6には、タイミング制御用にRFSWパルスが与えら
れている。そして、マイクロコンピュータ6では、RF
SWパルス(方形波)の立上りを検出して(ステップS
4)、検波回路5の出力をA/D変換、入力し(ステッ
プS5)、これを所定のサンプリング間隔で繰り返す。
このサンプリング間隔は、例えば1ms間隔とされる
(ステップS9)。このサンプリングは、1フィールド
期間実行される(ステップS8)。1フィールド期間の
サンプル値は全て加算(積分)されて、現在のエンベロ
ープに対応する値Nが得られる。尚、このとき、検波出
力がないと判断したとき(ステップS6)はステップS
14に進み再生モードを終了する。 【0023】そして、この値Nが最大値であるか否かを
チェック(ステップS10)する。これは、例えば、過
去のNを調べて上昇過程から下降したかどうかを調べる
ことにより、知ることができる。 【0024】最大値でなければ、トラッキングデータが
所定の値だけ変更される(ステップS11)。これはマ
イクロコンピュータ6からトラッキング調整回路12に
指示される。最大値ということになれば、このときのト
ラッキングデータがマイクロコンピュータ6内のメモリ
に記憶され(ステップS12)、トラッキング調整動作
を終了(ステップS13)するとともに、再生動作も終
了させる(ステップS14)。また、トラッキング調整
動作は、VTRで通常再生が為されたときにも動作し、
この場合はステップS3からステップS13のみが行な
われる。 【0025】次に、記録時の動作について図3のフロー
チャートを参照しつつ説明する。 【0026】まず、前述の再生モードが為された磁気テ
ープが排出されたか否かを検出スイッチ7にて検出し
(ステップS21)、磁気テープが排出されていないと
き、つなぎ撮りを行なう記録釦(図示せず)が操作され
ると(ステップS22)、マイクロコンピュータ6はメ
モリに記憶されたトラッキングデータを読み出し、この
トラッキングデータに基づいてつなぎ撮り以前のコント
ロール信号記録周期と同一時間になるようにタイミング
調整回路13を調整する(ステップS24)。従って、
トラッキングデータとタイミング調整データとは略同一
のデータとなる。これはマイクロコンピュータ6からタ
イミング調整回路13に指示される。これによって、分
周回路23からの1/2垂直同期信号がタイミング調整
回路13で所定時間遅延されて、記録アンプ11、スイ
ッチ9を介してコントロールヘッド8にて磁気テープに
コントロール信号として記録される。尚、1/2垂直同
期信号は図示していないが回転ヘッドの位相制御回路の
基準信号にも使用される。従って、コントロール信号の
周期は連続するため、コントロール信号の周期は乱れ
ず、トラッキング乱れも生じない。 【0027】そして、停止釦(図示せず)が操作される
まで記録状態が継続される(ステップS25)。また、
記録釦以外の操作が為されたときは、その釦操作に基づ
いて他の動作が設定される(ステップS26)。 【0028】一方、磁気テープの排出がスイッチ7で検
出されたときは、タイミング調整回路13を予め設定さ
れた初期値に設定し(ステップS23)、終了する。こ
こで、タイミング調整回路13を予め設定された初期値
に設定するのは、新たに挿入される磁気テープが処女テ
ープのときに自己録再生が行なえるようにするためであ
る。 【0029】尚、本発明では磁気テープ挿入後、強制的
に再生モードになるようにしたが、記録釦が操作された
とき、磁気テープを一定期間巻戻して再生モードとし、
トラッキングデータを得てから記録モードになるように
してもよい。 【0030】 【発明の効果】本発明によれば、他のVTR等で記録し
た磁気テープにつなぎ撮り記録を行なっても、コントロ
ール信号の記録周期を記録する以前の周期と同一になる
ように制御するため、つなぎ撮り記録が行なわれてもコ
ントロール信号の周期は乱れない。また、つなぎ撮り位
置での再生画像の乱れも生じない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す回路ブロック図である。 【図2】実施例の再生動作を示すフローチャートであ
る。 【図3】実施例の記録動作を示すフローチャートであ
る。 【符号の説明】 5 エンベロープ検波回路 6 マイクロコンピュータ 7 検出スイッチ 12 トラッキング調整回路 13 タイミング調整回路 18 速度制御回路 19 位相制御回路 22 垂直同期分離回路 23 分周回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 再生時は、再生されたコントロール信号
    と回転ヘッドの回転位相とをトラッキング調整手段によ
    って最良の位相関係になるようにトラッキングを制御す
    るようにした磁気記録再生装置において、 磁気テープが磁気記録再生装置内に挿入されたことを検
    出する挿入検出手段と、 磁気テープが排出されたことを検出する排出検出手段
    と、 前記挿入検出手段にて前記磁気テープの挿入を検出する
    と強制的に再生状態にせしめる強制再生手段と、 前記強制再生手段によって再生状態にされたとき前記ト
    ラッキング調整手段によって調整されたトラッキングデ
    ータを前記排出検出手段で前記磁気テープの排出が検出
    されるまで保持する手段と、 を備え、 記録時は前記保持手段で保持された前記トラッキングデ
    ータに基づいて前記コントロール信号の記録周期が略同
    一になるようにコントロール信号の記録タイミングを調
    整しながら順次前記磁気テープにコントロール信号を記
    録する記録手段と、 を更に備える磁気記録再生装置。
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