JPH07121495B2 - 物品ハンドリング装置 - Google Patents

物品ハンドリング装置

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JPH07121495B2
JPH07121495B2 JP4098165A JP9816592A JPH07121495B2 JP H07121495 B2 JPH07121495 B2 JP H07121495B2 JP 4098165 A JP4098165 A JP 4098165A JP 9816592 A JP9816592 A JP 9816592A JP H07121495 B2 JPH07121495 B2 JP H07121495B2
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panel
actuator
frame
latch
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    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一体化された車体とし
て組立てられるべき、ボデーパネル構成材のようなパネ
ル状の物品を、生産ラインベースで、一連の作業ステー
ションへ次々に送るための取り扱いに使用される物品ハ
ンドリング装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】一体化された車体の組立てに際して、一
体化された車体の、組立て、即ちフレーム構築における
第一ステップでは、車体組立て生産ライン上の第一フレ
ーム構築ステーションに、種々の主要パネルを一緒に運
び込み、そのパネルをお互いに組立てられる位置関係に
配置し、パネルがそのように位置決めされている間に、
ロボット溶接機がパネルを互いに溶接し、車のボディシ
ェルを形成する。典型的には、フレーム構築工程でのこ
の第一ステップは、車体の床板、右側面パネルおよび左
側面パネル、防火壁板、および側面パネルの上側部分間
で横方向に伸びている屋根板あるいは屋根ヘッダー部材
を取り扱うものである。第一フレーム構築ステーション
において、いったんパネルがお互いに組立てられると、
ボディシェルの内部のそれぞれのパネルの部分への接近
は制限されてしまう。それゆえに、それぞれのパネルが
フレーム構築ステーションに送られる前に、それぞれの
パネルに関して幾つかの予備組立てステップを施すこと
が一般的な実施方法となっている。例えば、ボデー側面
パネルの場合、そのパネルは、まずシートメタルからプ
レス加工され、次にドアのラッチおよび蝶板の補強材、
装架ブラケット、補強材、等のような付加的パーツが、
プレス加工されたシートメタルの適切な位置に溶接され
るところの、一連の作業ステーションを通って送られて
行く。
【0003】米国特許第4,991,707号明細書
で、上述の予備作業がボデー側面パネルに施される一連
の作業ステーションへ、ボデー側面パネルを搬送するた
めの搬送装置が開示されている。 この米国特許第4,
991,707号明細書の搬送装置は、一連の作業ステ
ーションに亘って伸びている、高位置水平経路に装架さ
れたキャリヤを含んでいる。このキャリヤは、高位置水
平経路に沿って動くためのローラーアッセンブリを備え
ており、このキャリヤの一方の縁に沿って、全体的に矩
形の開口の形態をしている支持フレームが搬送経路に平
行な軸線を中心にキャリヤに対して枢動するように装架
されている。キャリヤが、ある作業ステーションから次
の作業ステーションへ進められる間、支持フレームは、
工場床面から十分に離れた、水平高位置に維持される。
この移載ステップの間、ボデー側面パネルは、一般的
に複数個の挟持装置と呼ばれるものによって、支持フレ
ームの下側に対して保持される。キャリヤは作業ステー
ションに到着すると停止し、搬送装置と連動しているマ
ニピュレーターが、作業ステーションでボデーパネル
を、固定パネル受け作業フレームと近接した位置関係に
置くため、このキャリヤに対して垂直に傾いた位置ある
いは、垂直位置まで、支持フレームを下方に枢動させ
る。 パネルは、固定作業フレームに移載され、次に、
その支持フレームは、作業フレーム上のパネルから隔た
ったところの水平位置へ戻るため、上向きに枢動する。
パネルが固定作業フレーム上で保持されている間にパ
ネル加工作業が終了すると、支持フレームは再び下方に
枢動し、パネルは支持フレームに再び挟持される。 そ
して次に、支持フレームは挟持したパネルと共に、次の
作業ステーションへ進むため、キャリヤに対して水平の
方向に戻るよう上方向に枢動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のボデー側面パネ
ル搬送システムにおいて、ボデー側面パネルが不規則な
形状をしているので、側面パネルが、ある固定パネル受
けフレームから次の固定パネル受けフレームへ移動する
際、そのパネルをフレーム上にしっかりと保持するため
に、幾つかの個々の開放可能保持装置が支持フレーム上
に設置されていることが要求される。 側面パネルの、
支持フレームおよび固定受けフレーム間での往復を容易
にするためには、全ての開放可能保持装置が同時に開放
されたり、係合されたりすることが必須である。 搬送
経路の長さによる理由およびキャリヤに対して支持フレ
ームが枢動する必要があるという理由により、開放可能
保持装置を空気圧作動でまたは電気作動で動かすため空
気圧供給配線あるいは電気ケーブルを個々の支持フレー
ムに接続することは、実質的でない。 それゆえ、開放
可能保持装置および挟持アクチュエーティング装置は、
支持フレームが移載状態のときは、開放可能保持装置は
その挟持位置にしっかりと保持され、支持フレームが、
作業ステーションにおいてパネルから離されている間
は、開放可能保持装置はその挟持開放の態様をしっかり
と保持するように設計されていなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は特に詳
しくは、支持フレームに担持されている、複数個の個々
開放可能保持装置あるいは位置決め装置が、それぞれ
のパネル挟持位置あるいはパネル保持位置と、それぞれ
の挟持開放あるいは引込み位置との間を同時に移行し、
且つ、開放可能保持装置あるいは位置決め装置が、その
作動位置あるいは挟持開放位置のいずれの位置でもしっ
かりと保持される物品ハンドリング装置に係わる。
【0006】本発明では、上記のように、その一端が搬
送装置のキャリヤ上に装架されるようになっている支持
フレームが、その支持フレームによって取り扱われると
ころの側面パネルの形状によって決定される、開口フレ
ーム構造を形成している。記載の便宜上、支持フレーム
は全体的に平坦な矩形のフレームと考えられ、側面パネ
ルが支持フレームの片面上で安定した位置に装架される
ように、矩形フレームの外側寸法は取り扱われる側面パ
ネルの長さおよび高さに近似した寸法になっている。
【0007】側面パネルを支持フレーム上で位置決め
し、保持するために、多数の位置決めおよびパネル保持
ための位置決め装置および開放可能保持装置が、選択
された支持フレーム上の種々の位置に装架されており、
それゆえ、これらの装置は、支持フレームの所定の固定
位置で、側面パネルを協働して保持できる。二種類の位
置決め装置が使用されている。 第一のタイプの位置決
め装置は、単に支持フレーム上に固定装架されているパ
ッドから成っており、ボデーパネルが支持フレーム上で
保持されるときは、その支持フレーム側に面しているボ
デーパネルの外側表面を係合する。 第二のタイプの位
置決め装置は、パッドがボデー側面パネルの表面の縁に
係合する第一ポジションと、パネルを支持フレームへ搭
載したり、支持フレームからおろしたりすることができ
るような、ボデーパネルから隔たった位置へ、位置決め
パッドが引込められる引込み位置との間で可動な、パッ
ドの形態を取っている。
【0008】これら二つのタイプの位置決め装置に加え
て、多数の開放可能保持装置が、支持フレーム上の適切
な位置に装架されている。 典型的には、開放可能保持
装置は、支持フレーム上に枢動可能に装架された、全体
的にL−型をしたパネル係合部材を含み、このパネル係
合部材は上述のように、パネルを固定位置決めパッドに
対して軽く挟持するためにパネルの内側を係合するよ
う、保持部材がパネルの縁から内側に突出している保持
位置まで動く。
【0009】アクチュエーター軸が、支持フレームにた
いして固定されている軸の軸線を中心に回転往復運動を
するように支持フレーム上に装架されている。 アクチ
ュエーティングクランクが、軸に対して一方の端に固定
されており、アクチュエーティングクランクの末端には
ローラーが担持されている。 軸に対して固定されてい
るその他のクランクアームは、それぞれの挟持部材ある
いは保持部材に、リンクで個々に連結されていて、アク
チュエーター軸が回転往復の一方の最終限界位置にある
ときは、全ての開放可能保持装置はパネル保持位置にあ
り、アクチュエーター軸が、反対側の最終限界位置にあ
るときは、全ての開放可能保持装置はパネル挟持開放位
置あるいは引込み位置にあるような態様をとっている。
バネ偏倚されたラッチが、回転往復運動の最終限界位
置のどちらかの位置において、アクチュエーター軸をし
っかりとロックするするように、支持フレーム上に装架
されていて、その限界位置で、開放可能保持装置を、パ
ネル保持位置あるいはパネル開放位置のいずれかの位置
にしっかりと保持している。
【0010】それぞれの作業ステーションには、動力で
駆動されるアクチュエーター駆動装置およびラッチ開放
装置が供給されている。 作業ステーションにおける
ッチ開放装置は簡単な固定受け台から成っており、この
固定受け台は、支持フレームが作業ステーションにおけ
る固定パネル受け作業フレームにむかって下方の枢動限
界位置に近付いたとき、支持フレーム上のラッチを係合
あるいは開放するために設置されている。 アクチュエ
ター駆動装置は、作業ステーションにおいて固定水平
軸線を中心に回転するよう装架されている駆動部材を含
んでおり、その駆動部材は上方向に開口になっているU
−型の窪みを有し、支持フレームが、作業ステーション
のパネル受けフレームに対する動きの最終限界位置にあ
るとき、支持フレーム上のアクチュエーティングクラン
クに取り付けられているローラーを受け入れる。 駆動
モーターは、回転往復の二つの最終限界位置のいずれか
の位置に、駆動部材を位置決めすることが作動可能であ
り、この最終限界位置は支持フレームのアクチュエーテ
ィング軸の回転往復運動の、反対側の最終限界位置と対
応している。 この駆動部材は通常、アクチュエーター
軸の挟持された位置に対応する位置に置かれている。支
持フレームが、搬送装置上で、固定パネル受けフレーム
の方に対する動きの最終限界位置へ、下方に枢動すると
き、アクチュエーティングクランクのローラーは、駆動
部材のU−型窪みのなかへ入って行く。
【0011】次に、アクチュエーター駆動装置の駆動モ
ーターは、駆動部材をその回転運動の反対側の限界位置
へ移行させるよう作動し、そうすることにより、駆動部
材とアクチュエーティングクランクローラーとの係合
が、アクチュエーター軸を、その挟持開放の位置へ回転
させることになる。 上述のように、側面パネルが支持
フレームからパネル受けフレームへと移載されると、支
持フレームは、全ての開放可能保持装置の挟持を開放し
て、搬送装置上でその水平方向へと、上向きに戻る枢動
をする。 ボデーパネルに加工作業が施されると、支持
フレームは下方に戻る枢動をして、支持フレームが、パ
ネル受けフレームに向かう枢動運動の最終限界位置に近
づくと、アクチュエーティングクランクローラーは再
び駆動部材のU−型窪みへ挿入していく。 ボデーパネ
ルが支持フレーム上に位置されると、駆動部材は、回転
往復運動の、もう一方の最終限界位置に戻され、この駆
動部材の動きにより、アクチュエーティングクランク
ローラーは、支持フレーム上のアクチュエーティング軸
を回転させ、開放可能保持装置の挟持が復帰するように
駆動される。
【0012】支持フレーム上の種々の位置決めパッド
は、アクチュエーター軸から、同じように作動され、開
放される。 あるいは、パッドにはまた別に、カム状の
アクチュエーティングアームが供給されている。 その
アクチュエーティングアームは、支持フレームが固定パ
ネル受けフレームに近付いてきたとき、作業ステーショ
ンの固定位置に装架されているローラーあるいは受け台
に係合し、支持フレーム上の位置決め部材を枢動させ、
ラッチ開放用の受け台がラッチを開放するのと同様の態
様で、その開放位置にもっていく。
【0013】
【実施例】本発明のその他の目的および特徴は以下の明
細書および図面により明らかにされる。第1図および第
2図に、本発明に用いられている形態の搬送システム
が、多くの構造的詳細は省略して簡略な形で開示されて
いる。 第1図および第2図に示されている形態の搬送
システムは、米国特許第4,991,707号明細書に
開示され詳細に説明されているものと基本的には同様な
構成となっている。
【0014】当該の搬送システムは、本搬送装置の固定
フレームFに固定装架されている一組の水平方向に伸び
たレール10および12を含む。 レール10および1
2には、スリーブ24を回転可能に支持している水平方
向に伸びた剛性軸22によって互いに固定取着されてい
る、一組の端板18および20を含むキャリヤ16が装
架されている。このキャリヤ16は、端板18および2
0の間に伸び、取着されている付加的なフレーム部材を
含むが、本アッセンブリーのその他の部品の明確表示の
為に、本図ではそれらの付加的部材は省略した。 この
2枚の端板18および20は、複数個のローラー26か
らなるローラアッセンブリを備えており、レール10お
よび12上でこの複数個のローラー26により支持され
ている。本図では示されてないが、キャリヤ16が作業
ステーションWのような作業ステーションに対して作動
可能な位置に来たとき、そのキャリヤ16を停止させる
事ができるような適切な駆動手段によって、キャリヤ
6はレール10および12に沿って動くよう被駆動され
る。 典型的な例として、複数個の作業ステーション
が、レール10および12によって限定される搬送経路
に沿って等間隔に配置され、キャリヤ16は一つの作業
ステーションから次の作業ステーションへレール10お
よび12に沿って順次、間歇運動で被駆動される。
【0015】パネルを支持するための支持フレーム28
、装架部材30および32によってスリーブ24上に
固定装架されている。 中央装架部材32は、下側レ
ール12の垂直表面36に接触して乗っている一組のロ
ーラー34を担持している。ローラー34レール12
の側面36間の係合は、通常図1で示されるよう支持
フレーム28を全体的に水平位置に維持している。
【0016】上側レール10は連続固定レールとして全
体に亘ってボデーフレームFから固定支持されている形
態になっている。 下側レール12は、通常下側レール
12の固定装架部分と整列調整された配置にある個々の
作業ステーションにおいて、比較的短い可動なレールの
断片部材38から形成されている。 可動レール
片部材38は、下側レール12の残り大部分の様に固定
フレームF上の固定装架されるのではなく、図2に明示
される様にマニピュレーターフレーム40に取付けられ
ている。マニピュレーターフレーム40は、その両面に
設置されたローラー42によって、固定フレームFに固
定取着されているフレームプレート46に設けられた
線ローラー溝44に案内されるよう支持されている。
ローラー溝44の曲がりはスリーブ24の軸を中心にし
た一定半径の描く曲線に追従する。 固定フレームFに
連結されているシリンダーを含むマニピュレーター4
8、すなわちマニピュレーターフレーム40に連結され
ているピストンロッド50を含む空気圧モーターは、ロ
ーラー溝44の案内でマニピュレーターフレーム40
が、図2の実線で示される通常の位置、即ちマニピュレ
ーターフレーム40によって担持されている可動レー
断片部材38が下側レール12と配列調整されてい
る位置から、支持フレーム28が図2の破線で示される
ような作動位置へ動くように駆動させるために使用され
る。 マニピュレーターフレーム40が図2の実線で示
される位置にあるとき、支持フレーム28は図2の実線
で示される位置におり、全体的に水平面上にある。 マ
ニピュレーターフレーム40の空気圧モーターのピスト
ンロッド50が引き込まれると、前記可動レール
片部材38は図2の実線の位置から軸22および軸22
に対して回転するスリーブ24のまわりを時計回り方向
に回転する方向に動き、又、水平方向に突出している支
持フレームの自重により、支持フレーム28が、図2の
実線で示される位置から破線の位置へ下方向に枢動する
よう、フレーム支持部材32上のローラー34とレール
断片部材34との接触が維持される。
【0017】支持フレーム28が図2の実線で示されて
いる通常の水平位置にあるとき、支持フレーム28の下
側にボデーパネルPを開放可能な状態で保持し位置決め
可能にさせる多数の位置決め部材および保持部材(これ
は図1に示されてない)が、支持フレーム28に供給さ
れている。 この位置決め部材および保持部材の数およ
び位置は取り扱われるパネルPの形状に全面的に依存す
る。 図2では2個の位置決め部材52が示され、2個
の保持部材54が破線で示されている。 図2で示され
るように、位置決め部材52および保持部材54の数お
よび位置は、パネルPが支持フレーム28に保持されて
いる一般的な態様を簡単に示す為に描かれているが、実
際の使用においては、これ以上の位置決め部材および保
持部材が使用される。 図2に明確に示されているよう
にパネルの受けフレーム56は、それが図2に示される
ような破線の位置にあるとき、パネルPを支持フレーム
28から受け取る位置および方向で、作業フレームW上
に固定装架されている。パネル受けフレーム56には、
図1に示されている溶接ロボットRのようなアッセンブ
リー・ツールに対して、固定受けフレーム上で、パネル
を固定された位置で支持するための、図2中の58およ
び60のような、適切な位置に位置決めされたパッドあ
るいは位置決め部材が供給される。 本図には示されて
ないが、それが適切な場所では、パネル受けフレーム5
6には、開放可能な挟持装置が供給されている。
【0018】又、作業ステーションWにおいては、下記
にかなりの詳細に亘って記述されているが、図示される
様なアクチュエーター駆動装置64も装架されている。
アクチュエーター駆動装置64は、支持フレーム28
が図2の破線で示される移載位置にきたとき、支持フレ
ーム28上に装架されている種々の開放可能保持装置の
保持部材54の開放をするよう作用する。パネル受けフ
レーム56は、下記に記述されている態様で支持フレー
ム28上のある開放可能な位置決め部材を機械的に開放
する一個以上の位置決め開放装置である受け台66も装
架しうる。
【0019】前述のように、図1および図2はパネル担
持用支持フレーム28がいかに搬送され操作されるかを
簡単に例示する為の極端な略図である。 よって、これ
らの図の縮尺、特に図1は本発明の係わる保持およびラ
ッチ作動機構の詳細を明確に図示するには小さすぎる
し、さらには、支持フレーム28の構造および支持フレ
ーム上の種々の位置決めおよび保持装置は、本搬送装置
によって取り扱われるパネル特有の構造によって変わる
ので、これらの二つの図1および図2から多くの構造的
詳細は省略されている。 本発明の係わる位置決めおよ
び挟持作動装置の詳細は図3から図7に最も適切に図示
されている。
【0020】先ず図3に関しては、図1および図2に簡
略図示されている支持フレーム28に相当する典型的な
支持フレーム28Aは、図3中の符号72、74、7
6、80、82等で示されるように固定接続され縦横方
向に伸びたフレーム部材から成るオープンフレームを含
んだ支持フレームの上面図に示されている。 図3の平
面図で示されるように、支持フレーム全体の形状はその
フレームによって取り扱われるパネルPの全体の形状に
かなり依存する。 支持フレーム28は、上記図1及
び図2で記述されているキャリヤ16の、30及び32
のような装架部材に固定装架されるところの装架板8
4、86及び88を含む。
【0021】多数の固定装架されている位置決めパッド
は(図3の90及び92では2個が示されているが)図
2で示されるような位置決めパッド52の態様の作用を
するよう支持フレーム28A上の選別された位置に固定
装架されている。 即ち、図3で示されるように支持フ
レーム28Aの下側にあるパネルPの外側表面に係合す
るよう作用する。 図では固定パッドは90及び92
の二つしかないが、必要に応じてパッドを追加できる。
【0022】図中の符号94、96、98、及び100
で示されるような複数個の枢動可能な保持あるいは挟持
アッセンブリーが、図2の保持部材54に類似した態様
で作動するよう支持フレーム28A上に装架されてい
る。 さらに、符号94、96のような保持あるいは挟
持アッセンブリーの数及び位置、またそれらの支持フレ
ーム上での特定の位置は、取り扱われるパネルPの形状
により決定される。 枢動可能な保持あるいは挟持部材
94、96、98、及び100に加えて、一個以上の引
込み可能位置決め部材(その内の一個は図3の102に
示されているが)が支持フレーム28Aに装架されう
る。 固定位置決めパッド90、92、そして符号9
4、96のような枢動可能な保持あるいはラッチアッセ
ンブリー、及び102のような引込み可能位置決め部材
は全て、パネルPが支持フレーム28Aの底面より下に
間隔をおいて位置決めされるよう、図3に示されている
支持フレーム28Aの下側から下方向に突出している。
【0023】支持フレーム28Aの上面には、支持フレ
ーム28A上に装架されているピローブロック106に
よりその軸のまわりを回転する、支持フレーム28A上
で支持されている横方向に伸びた軸104が装架されて
いる。図4で最も適切に例示されるように、符号12
0、110のような複数個のクランクアームが、軸10
4から全体的に上向きあるいは下向きに突出するよう、
回転可能に固定されている。 これらのクランクアーム
は符号94、96、98及び100の種々の挟持あるい
は保持アッセンブリーにリンクによって連結されてい
る。 例えば、リンク112はその一端がクランク11
0に枢動可能に連結されており、反対側の端は、支持フ
レーム28Aに固定された装架ブラケット118上で1
16に枢動可能に装架されている挟持保持部材114に
枢動可能に連結されている。 別のリンク108も同様
に、軸104上のクランク120から枢動可能に取り付
けられている挟持アッセンブリー部材まで伸びており、
一方では別のリンク122が、軸104のまた別のクラ
ンク124から、挟持アッセンブリー98迄伸びてい
る。 図3の挟持アッセンブリー96は明確化の為に図
4の側面図には図示されてない。上述の挟持作動クラン
クに加えて、軸を作動するアクチュエーティングクラン
ク126は軸104に固定取着され、その端部ではロー
ラー128を担持している。 図6で最も適切に示され
ているように、アクチュエーティングクランク126
は、軸104の回転運動の限界位置を確保する為支持フ
レーム28Aに固定装架されている138、140のよ
うな衝接台にそれぞれ係合されているパッド134、1
36を担持する外側に突出したアーム130、132
形成されている。
【0024】また、図6で適切に示されているように、
ラッチ部材142は、軸104に回転可能に固定されて
いて、一方の端が支持フレーム28A上で枢軸152に
回転可能に取り付けられている細長ラッチレバー150
上に固定装架されているラッチ歯148を受け入れる、
二個の角度的に隔たった窪み144、146を有する。
図6においては、ラッチレバー150は、支持フレー
ム28Aが作業ステーションのパネル受けフレームに近
接した下降位置にあるときの状態を示してるが、これは
図2では破線で示される支持フレーム28Aの位置に相
当する。 この下降位置にあるとき、作業ステーション
の固定ラッチ開放衝接台154は、図6に示されるよう
ラッチレバー150を枢軸152のまわりに上方向に
枢動させるためラッチレバー150の端部のパッド15
6を係合する。 そこでは、ラッチ歯148がラッチ部
材142から隔たったところに位置している。 ラッチ
レバー150は、支持フレーム28A及びラッチレバー
150上のバネ台座160間で係合されている圧縮バネ
158により、ラッチ歯148を整列調整された溝14
4あるいは146に係合させるため、通常は下方向に偏
っている。 ラッチ歯148が窪み144あるいは窪み
146のいずれかに係合されているとき、軸104は確
実に回転がラッチ止めされている。
【0025】図6で示されるように、ラッチ歯148が
ラッチ部材142から隔たった位置に引込められたと
き、軸104は、作業ステーションWに装架されている
アクチュエーター駆動装置64により固定ストップ台1
38及び140間においてその軸線のまわりを回転する
よう被駆動される。 支持フレーム28Aは、ラッチ歯
148の係合が開放されるまえに、搬送装置に対して相
対的に運動の下限位置にあるべきなので、軸104は支
持フレーム28Aが作業ステーションのパネル受けフレ
ームに近接した場合においてのみ回転が実行される。
【0026】アクチュエーター駆動装置64の詳細は図
7で最も適切に示されている。 このアクチュエーター
駆動装置64は作業ステーションに固定位置決めされて
いる固定フレーム162を含む。 駆動部材164は、
枢軸166により枢動可能にするため固定フレーム16
2に装架されている。 駆動部材164は、その上端部
では上向きに開口しているU型の窪み168を有する形
状になっており、その開口幅は軸104のアクチュエー
ティングクランク126に溶接されているローラー12
8の直径より幾分広くなっている。 空気圧シリンダー
172のピストンロッド170は、駆動部材164の構
成要素であるアーム176と軸174において枢動可能
に連結されている。 空気圧シリンダー172はトラニ
オン取付け台178によって固定フレーム162上に装
架されており、図7にはそのピストンロッド170が引
込まれた位置が図示されている。
【0027】この状態のとき、駆動部材164に固定装
架されているストップパッド180は駆動部材164の
反時計回り方向回転の限界位置を設けるために、固定フ
レーム162に装架されている固定ストップ182に係
合されている。 空気圧シリンダー172がピストンロ
ッド170を伸ばす動作のときは、駆動部材164は、
駆動部材164に装架されている第二ストップパッド1
84が固定フレーム162の固定ストップ衝接台186
に係合されるまで、枢軸166のまわりを時計回り方向
に回転するよう駆動される。 シリンダー172は通常
の態様で復動弁に接続されておりその弁のポジションに
よって、どちらの方向にも駆動できるようになってい
る。 シリンダー172の作動制御用の制御回路は、一
般に周知の態様で、回路が次に作動するまでの間、ピス
トンロッドをそのストロークの最終端で維持している。
回路が作動すると、ピストンロッドはそのストローク
の反対側の最終端まで駆動され、引き続いて次の作動が
あるまでその位置で維持されている。 駆動部材164
は、このようにして通常は、枢軸166のまわりの枢動
運動上の一方のあるいはもう一方の最終端に位置されて
いる。
【0028】図7においては、駆動部材164がアクチ
ュエーティングクランク126が、挟持閉の位置に相当
する回転最終端にある場合が図示されている。 駆動部
材164が図7に示される位置にあり、軸104のアク
チュエーティングクランク126が図の破線で示される
位置にあるとき、アクチュエーティングクランク126
のローラー128は、支持フレーム28Aがその下側移
載位置に到達したとき、駆動部材の窪み168の内部に
位置される。 軸104がラッチ部材142からラッチ
歯148の係合が開放されることによりラッチ止めされ
なくなり、図7からわかるように、シリンダー172は
ここでそのピストンロッドを上方向に伸ばすため作動さ
れる。 そうする事によりローラー128が駆動クラン
ク126に係合されその結果、軸104は、軸104の
軸線を反時計回り方向に回転する。
【0029】ここで図4から、もし軸104が反時計回
り方向に回転する場合、この軸の回転はクランクアーム
110がリンク112を図4上で右方向に引く結果とな
り、それにより枢動された挟持部材114が、その枢軸
116のまわりを時計回り方向に駆動され、それにより
挟持装置114の下端がパネルPの端から離れるよう引
込められるということがわかる。 同様に120あるい
は124のように、軸104から上方に突出している軸
104上のこのクランクアームはそれぞれのリンク12
2、108を図4では左方向に引込み、そのリンクに連
結されている種々の挟持あるいは保持部材が開放され
る。 その次に起こる、シリンダー172がそのピスト
ンロッド170を引込める作動では、種々の挟持あるい
は保持部材をそれぞれの挟持あるいは保持の元の位置に
戻すため、駆動部材164、アクチュエーティングクラ
ンク126及び軸104を、図4、6及び7に図示され
ているように元の位置に戻す。
【0030】支持フレームに対してボデーパネルPの位
置決めをするためには三つのタイプの装置、すなわち第
一の位置決め装置、第二の位置決め装置、および開放可
能保 持装置が使用される。 この三つの装置は図5で示
される。図5では、第一の位置決め装置は、パッド状の
部材190の形態をとっている。 このパッド状の部材
190は支持フレーム28Aに固定装架されている装架
ブラケット192を介する等の方法により、支持フレー
ム28Aに対して固定装架されている。パッド状の部材
190のような固定装架パッドは、支持フレーム28A
に面しているパネルPの表面に係合し、パネル表面と支
持フレームの主フレーム構成材との間隔を所定の間隔に
維持するために使用される。
【0031】開放可能保持装置は、図3及び図5におい
て符号98で全体として示されるアッセンブリーのよう
な挟持部材あるいは保持部材の形態を取っている。 ア
ッセンブリー98は、枢軸196を介する等の方法によ
り水平軸線を中心に枢動する、ブラケット192に装架
されているリンク部分194を含んでいる。 リンク1
94の上端部はリンク122及びクランクアーム124
等によりアクチュエーター軸104に連結されている
(図3参照)。 アッセンブリー98の場合においては
L型部材198は、リンク194が図5で示されるよう
に挟持あるいはパネル保持の位置にあるとき、パネルP
端の下側に入り込んで内側に突出するようそのリンクの
下端に固定取着されている。 アッセンブリー98のよ
うな保持タイプの装置は、パネルPが支持フレームの主
構成要素に向かって行く方向あるいは離れて行く方向へ
の動き、即ち図5上ではパネルの上下の動きを止めるた
めに、固定パッドと協働するように、パッド190のよ
うな第一の位置決め装置に対してパネルPを効果的に挟
持する。 パッド190及びリンク194のパネル係合
部材198はそれぞれ挟持装置の固定ジョーおよび可動
のジョーとして作動するが、この部材198は符号19
0のような固定パッドと直接に整合がされる必要はない
し、典型的な例においても整合されてない。 例えば二
個以上のパッド190は、支持フレーム上で横方向に隔
たった位置配列に取り付けられるし、符号198のよう
な単体の挟持要素はパネルを二個のパッド間のどこかの
位置で係合するような位置に置かれる。
【0032】第二の位置決め装置は支持フレームに対し
て相対的に横面方向からパネルの位置決めをするのに使
用される。 図5では、そのような第二の位置決め装置
は、レバー状の部材200の形態を取っており、ブラケ
ット192に装架され、枢軸202により確立される軸
線を中心として枢動する。 部材200はパネル係合パ
ッド204を担持しおり、部材200の枢動の際に
は、図5でわかるように、水平方向成分を持った経路を
動く。 部材200上のバネ台座208とブラケット1
92の第二バネ台座の間で係合されている圧縮バネ20
6は、部材200に対して図5で見て枢軸202を中心
に反時計回り方向に弾力偏向を与えている。 部材20
0の、図5で見える位置から反時計回り方向の回転は部
材200上の停止部品212によって制限されている。
この停止部品212は、部材200の反時計回りの回
転限界を与えるためブラケット192に固定されている
停止衝接台214に係合される。
【0033】図5においては、部材200は係合が開放
された状態を示している。 パネルPを支持フレームへ
搭載すること、および支持フレームから下ろすことを容
易にするためには、部材200のパネルPからの係合開
放が望まれる。部材200、204のような多数の位置
決め装置は、パネルPの周囲全体に亘って、お互いに間
隔を持って支持フレーム上に位置決めされている。 そ
してこれらの位置決め装置が全て係合されると、位置決
め装置は支持フレーム28Aに対して相対的にいかなる
横方向の動き(図5では水平方向)もしないようパネル
Pを協働で保持する。
【0034】この係合された横方向位置決め部材間での
パネルの”フィット”性は、支持フレーム28A上にパ
ネルを搭載する際の幾つかの問題を防ぐため、十分に堅
持されている。 パネルの支持フレーム28Aへの搭載
あるいは、支持フレームからの積降ろしは、支持フレー
ム28Aが、支持フレーム28Aと受けフレーム56間
でパネルを移載するために下降位置にきたときのみにお
いて必要となるので、支持フレーム28Aがその最下位
置にきたとき、部材204のパネルからの自動係合解除
は、片側の端面に沿ってカム滑動面218が形成されて
いる、下方に突出したアーム部216を部材200に形
成することにより可能となる。 パネル受けフレーム5
6には、位置決め開放装置として、固定装架受け台66
が供給されている(図2参照)。 この固定装架受け台
66は、支持フレームがその最下位置に移動するとき、
バネ206の動作に対抗して部材200をその枢軸20
2を中心に時計回り方向に枢動させるため、支持フレー
ム28Aが最下位置にきたとき、固定装架受け台の上端
にカム滑動面218に係合するように配置されているロ
ーラー220を担持する。 次に支持フレーム28Aが
その最下位置から隔たって上昇する際に、カム滑動面2
18はそれが最終的にローラーから離れるまでローラー
の上を移動する。 このとき、バネ206は、部材20
0を枢軸202を中心に反時計回りに回転させ、パッド
204を図5の破線で示されるパネル係合の位置まで動
かす。
【0035】搬送レール10および12で決定される搬
送経路は、その搬送経路に沿って均一な間隔で置かれて
いる数個の作業ステーションに亘って伸びている。 そ
れぞれの作業ステーションにおいては、搬送装置にマニ
ピュレーターアッセンブリー48が供給されており、こ
のアッセンブリーは、図1で示されるような全体的に水
平の搬送位置から、作業ステーションの符号56(図2
参照)のようなパネル受けフレームに支持フレームが近
接する下方位置まで、またはその位置から逆の方向へ、
支持フレーム28あるいは28Aを枢動するように作動
可能である。
【0036】実行される作業の操作方法により、パネル
受けフレームは図2で示される受けフレーム56の位置
のように傾いた位置に設置されていたりまた、受けフレ
ームが垂直位置に設置されていたりする。 それぞれの
作業ステーションは符号64のような挟持アクチュエー
ター、符号154のようなラッチ開放衝接台、および符
号66のような適切な位置決め開放装置を含む。
【0037】本搬送ラインの開始地点の端にある一番初
めのステーションは、パネルPがその支持フレーム28
あるいは28Aに搭載される搭載ステーションである。
この搭載を遂行させるため、搭載ステーションのマニ
ピュレーター48は、支持フレームを下方位置まで下げ
るよう作動する。 この下方位置においては、符号2
00ような可動位置決め装置は、図5で示されるように
係合開放の位置に設置されている。 フレーム上の、符
号98のような種々の挟持装置がその挟持位置にあると
き、挟持アクチュエーター64はその挟持を開放するよ
う作動する。
【0038】次に、パネルPは、支持フレーム28Aに
面しているパネルの片側表面が、支持フレーム28A上
のパッド190(図5参照)のような種々の固定装架パ
ッドの全てに係合するように、支持フレーム28A上の
位置に置かれる。次に、挟持アクチュエーター64は、
符号98のような種々の挟持アッセンブリーを図5に示
されているような挟持位置まで回転させるため、上述の
ように作動される。
【0039】次に、マニピュレーター48は、この挟持
されたパネルと共に、支持フレームを搭載位置から、図
1で示される全体的に水平位置まで上方向に回転させる
ための作動がなされる。 支持フレームがその最下位置
から上方に動くとき、符号216のような(図5参照)
種々のアクチュエーティングカムはその開放ローラー2
20から挟持開放される。 また種々のアクチュエーテ
ィングカムは、支持フレーム28Aに対して相対的に横
方向にパネルを位置決めするため、近接パネル表面に対
してバネで偏倚されている。
【0040】次に、支持フレームは搬送レール10およ
び12に沿って第一作業ステーションへと進んで行く。
その支持フレームが第一作業ステーションに到達する
と、そのステーションではマニピュレーター48は、パ
ネル受けフレーム(図2のフレームのような)の方へ向
かって支持フレームを下方に枢動する。 支持フレーム
がその最下方位置まで接近すると、横面方向位置決め装
置のカム216は、パネルから横面方向位置決め装置2
00の係合解除をするため、受けフレーム上の種々のカ
ムローラーを係合する。 そして、ラッチ開放衝接台
54は軸104の回転を自由にするため、ラッチ歯14
8の係合を解除する。 アクチュエーティングクランク
126上のローラー128はアクチュエーター駆動装置
64(図7参照)のU型窪みのなかへ下方へ移動する。
次に、アクチュエーター駆動装置64はその駆動部材
164を、挟持装置の挟持開放の方向へ駆動させるため
作動する。 駆動部材164のこの動作により、アクチ
ュエーティングクランク126はアクチュエーター軸1
04を回転させることになる。 上述のように、アクチ
ュエーター軸104は軸上のクランクアームに連結され
ており、例えば符号198のようなパネル支持要素をパ
ネルPの下から引込めるために種々の挟持装置を枢動さ
せる目的で、符号98のような種々の挟持装置につなが
っている。次に、このパネルPの支持はパネル受けフレ
ームに移行される。 次に、支持フレーム28Aは作業
ステーションのマニピュレーター装置48によって、そ
の上部水平位置に戻され、作業ステーションにあるツー
リングに対してパネルPは、受けフレーム56に完全に
支持されるように置かれる。
【0041】パネル上での作業が完了すると、ツーリン
グはパネルから撤退し、支持フレーム28Aはマニピュ
レーターによって再び下側の位置に戻される。 このと
き、符号200(図5参照)のような横面方向位置決め
装置は、支持フレームがその最下方位置まで移動する
際、カム216と符号220(図5参照)のような開放
ローラーとの係合により、パネルとの係合が開放される
位置へと移行し、そしてラッチ歯148も再び係合開放
される。 次にパネルは、受けフレーム56から元の搭
載操作時の状態のような、符号190のような種々の固
定パッドと係合する状態の位置へ移動する。 このと
き、挟持アクチュエーター駆動装置64は、符号98の
ような種々の開放可能保持装置をそのパネル挟持位置に
復帰させるよう作動する。 次に、マニピュレーター4
8はそのパネルを、受けフレームから離して実質的に水
平な搬送位置まで戻すように旋回させるよう作動する。
この上昇運動の初期段階においては、横面方向位置決
め装置はパネルの横面方向の位置決めをするために、パ
ネル係合位置まで戻すよう係合開放され、また、ラッチ
歯148は軸104の回転ロックをするため再び係合さ
れる。
【0042】そしてこの過程は、後に続く作業ステーシ
ョンにおいてパネルが最終作業ステーションで支持フレ
ームから最終的に下ろされるまで繰り返される。上述の
ように、アクチュエーター軸104および、それにより
全ての開放可能保持装置は、ラッチ歯148(図6参
照)が符号144あるいは146のいずれかの窪みに係
合することにより、挟持アクチュエーター駆動装置64
によって最後に駆動された状態の位置に確実に保持され
る。 ラッチ歯148がラッチ部材142から係合解除
される唯一のときは、支持フレーム28Aがその最下方
位置に近接しているときである。 これまでに記述され
た運転サイクルから、挟持装置98のような、種々の軸
作動挟持装置の全ては、支持フレーム28Aが作業ステ
ーションにおいて最下位置にあるか、またはその位置に
近接しているとき、あるいはパネルPが作業ステーショ
ンにおいてパネル受けフレームによって支持されている
ときを除いて、常にその挟持位置にラッチ止めされてい
ることが、明らかにわかっている。
【0043】本発明の、ある実施例では詳細説明がされ
ているが、この開示された実施例は修正可能であること
は当業者にとって明らかであろう。 それゆえに、これ
までの記述は限定的というよりむしろ例的であると考
えられるべきで、本発明の真の範囲は特許請求の範囲に
明示される。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、支持フレームに担持さ
れている、複数個の個々の挟持装置あるいは位置決め装
置が、それぞれのパネル挟持位置あるいはパネル保持位
置と、それぞれの挟持開放あるいは引込み位置との間を
同時に移行することができ、且つ、挟持装置あるいは位
置決め装置が、その作動位置あるいは挟持開放位置のい
ずれかの位置でしっかりと保持される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される搬送システムおよび作業ス
テーションの概略斜視図であり、さまざまな部品が省略
されて示されている。
【図2】図1に示されている搬送システムの一部および
作業ステーションの若干改造された形態の概略端面図で
ある。
【図3】本発明の実施例で用いられた支持フレームの上
面図であり、明瞭化の為ある部品は省略されている。
【図4】図1に示されている支持フレームの端面図であ
り、ある部品は省略されている。
【図5】図3に示されている支持フレームに用いられて
いる、さまざまな形態の位置決めおよび保持装置の詳細
側面図を示している。
【図6】図3の6ー6断面付近の詳細断面図である。
【図7】作業ステーションで使用されているアクチュエ
ーター駆動装置およびラッチ開放装置の部分側面図であ
る。
【符号の説明】
P:ボデーパネル W:作業ステーション F:搬送装置の固定フレーム R:溶接ロボット 16:キャリヤ 28,28A:支持フレーム 56:パネル受けフレーム 64:アクチュエーター駆動装置 94,96,98,100:保持あるいは挟持アッセン
ブリー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的大きなパネルもしくは同様なもの
    の態様の物品を作業ステーションへ移載、および作業ス
    テーションから移載するための物品ハンドリング装置に
    おいて: パネルの片面でパネルを支持するようになった支持フレ
    ームと、 前記支持フレームの片面上の所定の位置でパネルに係合
    し、かつ、これを位置決めするための前記支持フレーム
    に装架された位置決め手段と、 開放可能保持手段であって、前記位置決め手段に係合さ
    れている前記パネルを協働で保持するため、前記開放可
    保持手段が前記パネルを係合している挟持位置と、前
    記パネルが前記位置決め手段との係合あるいはこれから
    離脱する動作を許容するため、前記パネルから隔たった
    開放位置との間で、動作し得るように前記支持フレーム
    に装架されたような開放可能保持手段と、 前記支持フレームに枢着されたアクチュエーター軸と、
    支持フレームに対して相対的な第一ポジションおよび第
    二ポジションの間で動作し得るように、前記アクチュエ
    ーター軸に固定されたアクチュエーティングクランクと
    からなるアクチュエーター手段と、 連結手段であって、前記アクチュエーター手段が、前記
    第一ポジションにあるとき、前記開放可能保持手段を前
    記挟持位置に位置決めし、前記アクチュエーター手段が
    前記第二ポジションにあるとき、前記開放可能保持手段
    を前記開放位置に位置決めするため、前記アクチュエー
    ター手段を前記開放可能保持手段に連結するクランクア
    ーム及びリンクからなる連結手段と、 前記作業ステーションに設けられたアクチュエーター
    動手段であって、前記フレームが前記作業ステーション
    にあるとき、選択的に作動して、前記アクチュエーター
    手段と係合して、これを前記支持フレームに対して相対
    的に移動するように駆動し、それによって、前記第一ポ
    ジションと第二ポジションの内の一方から他方へ、前記
    アクチュエーター手段を移動させるようになった回動可
    能な駆動部材とこの駆動部材を回動させる駆動部からな
    るアクチュエーター駆動手段と、 マニピュレーティング手段であって、前記支持フレーム
    が前記作業ステーションにあるとき、前記支持フレーム
    を上側位置から、前記アクチュエーター手段が前記アク
    チュエーター駆動手段と係合可能なところの下側位置ま
    で移行させるように作動可能である、ローラーを備えた
    フレームとローラーを案内する曲線ローラー溝を有する
    フレームプレートとローラーを備えたフレームを移動さ
    せるシリンダとからなるマニピュレーティング手段と を有することを特徴とする物品ハンドリング装置。
  2. 【請求項2】 比較的大きなパネルもしくは同様なもの
    の態様の物品を作業ステーションへ移載、および作業ス
    テーションから移載するための物品ハンドリング装置に
    おいて: パネルの片面でパネルを支持するようになった支持フレ
    ームと、 前記支持フレームの片面上の所定の位置にパネルを係合
    し、かつ、位置決めするための前記支持フレームに装架
    された位置決め手段と、 開放可能保持手段であって、前記位置決め手段に係合さ
    れている前記パネルを協働で保持するため、前記開放可
    保持手段が前記パネルを係合している挟持位置と、前
    記パネルが前記位置決め手段との係合あるいは離脱の動
    作を許容するため、前記パネルから隔たったところの開
    放位置との間での動作のために前記支持フレームに装架
    されたような開放可能保持手段と、 前記支持フレームに枢着されたアクチュエーター軸と、
    支持フレームに対して相対的な第一ポジションおよび第
    二ポジションの間の動作のために、前記アクチュエータ
    ー軸に固定されたアクチュエーティングクランクとから
    なるアクチュエーター手段と、 連結手段であって、前記アクチュエーター手段が、前記
    第一ポジションにあるとき、前記開放可能保持手段を前
    記挟持位置に位置決め、前記アクチュエーター手段
    前記第二ポジションにあるとき、前記開放可能保持手段
    を前記開放位置に位置決めするため、前記アクチュエー
    ター手段を前記開放可能保持手段に連結するクランクア
    ーム及びリンクからなる連結手段と、前記作業ステーションに設けられたアクチュエーター
    動手段であって、前記支持フレームが前記作業ステーシ
    ョンにあるとき、前記支持フレームに対して相対的に、
    前記アクチュエーティング手段を、前記第一ポジション
    および第二ポジションの内の一つのポジションからもう
    一つのポジションへ移行させるための動作において、前
    記アクチュエーティング手段を係合および駆動させるこ
    とが、選択的に操作可能であるような、回動可能な駆動
    部材とこの駆動部材を回動させる駆動部からなるアクチ
    ュエーター駆動手段と、 前記作業ステーションに亘って伸びている固定経路に沿
    って、前記支持フレームを上部位置で搬送するための搬
    送手段と、 マニピュレーティング手段であって、前記支持フレーム
    が前記作業ステーションにあるとき、前記支持フレーム
    を前記上側位置から、前記アクチュエーティング手段
    前記アクチュエーター駆動手段と係合可能なところの下
    側位置まで移行させることが操作可能で、前記搬送手段
    と結合されているローラーを備えたフレームとローラー
    を案内する曲線ローラー溝を有するフレームプレートと
    ローラーを備えたフレームを移動させるシリンダとから
    なるマニピュレーティング手段とを有することを特徴と
    する物品ハンドリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の物品ハンドリング装置
    において、 前記アクチュエーター手段を、その第一ポジションある
    いは第二ポジションのいずれかの位置で確実にラッチ止
    めするために前記アクチュエーター手段のアクチュエー
    ター軸に固定されたラッチ部材と、このラッチ部材に
    合可能なラッチ歯を備え前記支持フレーム上に回動可能
    に装架されている細長いラッチレバーとからなる開放可
    能なラッチ手段と、 通常は、前記アクチュエーティング手段を前記ラッチ手
    、ラッチ止めするよう係合方向へと偏倚させるバネ
    手段と、 前記作業ステーションにおいて、前記支持フレームの前
    記下方位置へのにより、前記ラッチ手段と衝接して
    ラッチ手段を開放するラッチ開放手段、 とを更に有することを特徴とする物品ハンドリング装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の前記位置決め手段は、
    概ね前記フレームに面した、前記パネルの表面を係合す
    るために、前記フレーム上に固定装架された第一位置決
    め部材と、 前記支持フレームに対して傾いている前記パネル表面
    係合あるいは離脱する よう枢動する、前記支持フレーム
    に装架された第二位置決め部材と、 前記第二位置決め部材前記パネルとの係合方向へ偏倚
    させているバネ手段と、 前記支持フレームの前記下方位置へのにより前記第
    二位置決め部材と係合して、前記パネルとの離脱をする
    ように前記第二位置決め部材を動かすために、前記作業
    ステーションに設けられた位置決め開放手段と を有することを特徴とする物品ハンドリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の物品ハンドリング装置
    において、前記アクチュエーター手段は、前記アクチュ
    エーター手段の前記第一および第二ポジションのそれぞ
    れを決めている、第一および第二の回転最終限界位置の
    間において、前記支持フレームに対して固定されている
    軸線を中心にして回転往復するための、前記支持フレー
    ムに装架されたアクチュエーター軸と、前記アクチュエ
    ーター軸に固定されたアクチュエーティングクランク
    と、を有し、 前記アクチュエーター駆動手段は、固定経路に沿って、
    第一および第二最終限界位置の間でそのいずれの方向
    も移動できるよう装架されている駆動部材を含み、 この駆動部材は、前記支持フレームが前記下側位置にあ
    り、前記アクチュエーター軸および前記駆動部材が共に
    それぞれの第一あるいはそれぞれの第二最終限界位置に
    あるとき、前記アクチュエーティングクランクとの係合
    が駆動的に可能な手段を含み、 前記アクチュエーター駆動手段は、 前記駆動部材を、第
    一および第二最終界位置の間のいずれの方向にも選択的
    に駆動できる駆動部を含むことを特徴とする物品ハンド
    リング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の物品ハンドリング装置
    において、前記アクチュエーティングクランクは、クラ
    ンク部分と、アクチュエーティングクランクの軸線に対
    して平行かつ離隔している軸線を中心に回転可能に前記
    クランク部分上に装架されたローラーと、を含み、 前記駆動部材は、前記作業ステーション上で、前記軸線
    に対して平行な駆動軸線を中心にいずれの方向にも回転
    できるように装架されているアームであって、前記支持
    フレームが前記下方位置にあるとき、前記ローラーを受
    け入れるために適用されるU型窪みを備えていることを
    特徴とする物品ハンドリング装置。
  7. 【請求項7】 自動車パネルあるいは外面、内面、およ
    び周辺の縁を有する同様なものを作業ステーションへ移
    載するため、および作業ステーションから移載するため
    の物品ハンドリング装置において: 第一面を有する支持フレームと、 第一位置決め手段であって、前記支持フレームの前記第
    一面において、前記パネルの前記外面が前記支持フレー
    ムの前記第一面に面している状態で、前記支持フレーム
    上の所定の位置に、前記パネルを位置決めするために、
    前記パネルの外面と係合可能であるような位置決め手段
    と、 複数個の開放可能保持手段であって、前記パネルを前記
    第一位置決め手段と係合するように保持することが、そ
    れぞれの挟持位置において操作可能であり、かつ、前記
    パネルを前記位置決め手段と係合させ、あるいは係合
    ら離脱させる動作を適用させることが、それぞれの開放
    位置において操作可能であるような、前記支持フレーム
    上に装架された開放可能保持手段と、 搬送手段であって、前記支持フレームを、前記作業ステ
    ーションに亘って伸びている水平搬送経路に沿って、実
    質的に水平な搬送位置で、前記第一面が下方に向くよう
    にして搬送するような搬送手段と、 マニピュレーティング手段であって、前記支持フレーム
    が前記作業ステーションと整合される位置にあるとき、
    前記搬送手段に対して、前記支持フレームの前記第一面
    が、前記搬送位置と前記搬送手段から下向きに傾けられ
    るような移載位置との間で、前記支持フレームを枢動す
    ることが操作可能であるような、前記搬送手段と結合さ
    れているローラーを備えたフレームとローラーを案内す
    る曲線ローラー溝を有するフレームプレートとローラー
    を備えたフレームを移動させるシリンダとからなるのマ
    ニピュレーティング手段と、 パネル受けフレームであって、前記支持フレームが前記
    移載位置にあるとき、前記支持フレームと離れて向かい
    合った位置関係に置かれているパネル受け面を持つよう
    なパネル受けフレームと、 アクチュエーター手段であって、第一ポジションおよび
    第二ポジションの間において、前記アクチュエーター手
    段が前記第一ポジションにあるときは、全ての前記開放
    可能保持手段をその挟持位置にし、前記アクチュエータ
    ー手段が前記第二ポジションにあるときは、全ての前記
    開放可能保持手段をその挟持開放位置にする作動をす
    る、前記支持フレームに装架され、全ての前記の複数個
    開放可能保持手段に連結手段を介して連結されている
    ようなアクチュエーター軸とアクチュエーティングクラ
    ンクからなるアクチュエーター手段と、 前記アクチュエーター手段を前記第一ポジションおよび
    第二ポジションのいずれかの位置でラッチ止めするため
    の、前記アクチュエーター手段のアクチュエーター軸に
    固定されたラッチ部材と、このラッチ部材に係合可能な
    ラッチ歯を備え前記支持フレーム上に回動可能に装架さ
    れている細長いラッチレバーとからなる開放可能なラッ
    手段と、 前記支持フレームが前記移載位置にあるとき、前記ラッ
    チ手段と衝接して前記ラッチ手段のラッチ止めを開放す
    るための、前記作業ステーションにおける、ラッチ開放
    手段と、 アクチュエーター駆動手段であって、前記作業ステーシ
    ョンにおいて、前記支持フレームが前記移載位置にある
    とき、前記アクチュエーター手段と係合可能であり、前
    記アクチュエーター手段を、前記第一ポジションおよび
    第二ポジションのいずれかの位置からもう一方の位置へ
    駆動することが選択的に操作可能であるような回動可能
    な駆動部材とこの駆動部材を回動させる駆動部からなる
    アクチュエーター駆動手段と を有することを特徴とする物品ハンドリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の物品ハンドリング装置
    において、前記第一位置決め手段が、 前記支持フレーム上に固定装架され、前記支持フレーム
    の第一面から外側に突出しているような複数個のパッド
    部材を有するものであり、 前記開放可能保持手段がその挟持位置にあるとき、前記
    パネルの内面と係合させるため前記パネルの縁の内側に
    向かって突出し、また、その開放位置にあるとき、前記
    パネルの縁から外側に引込められるような挟持部材を有
    することを特徴とする物品ハンドリング装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の物品ハンドリング装置
    は、 複数個の第二位置決め手段であって、通常維持されてい
    るパネル係合位置と非係合の引込められた位置との間で
    移動するよう、前記支持フレームに装架されており、こ
    位置決め手段、それぞれの係合位置にあるとき、前
    記パネルをその周囲の縁に間隔をあけて、その所定の位
    置から、前記パネル前記支持フレームに対する平行
    向に動かないよう協働して保持しながら係合するように
    前記支持フレーム上に位置しており、前記パネルがその
    所定の位置にあるときに、第二位置決め手段、それぞ
    れ引込められ位置にあって、前記パネルとの係合から
    離脱するような第二位置決め手段と、位置決め 開放手段であって、前記支持フレームがその移
    載位置から所定の距離内にあるとき、前記それぞれの係
    合位置あるいは前記引込み位置のうちの一方の位置か
    ら、もう一方の、前記それぞれの引込み位置、あるいは
    前記係合位置へ、前記第二位置決め手段を作動させるた
    めに操作可能なような、前記作業ステーションにおける
    位置決め開放手段と を更に有することを特徴とする物品ハンドリング装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の物品ハンドリング装
    置において、 前記アクチュエーター手段が前記アクチュエーター手段
    の前記第一ポジションおよび第二ポジションをそれぞれ
    確立するため、第一最終限界位置および第二最終限界位
    置間で回転する、前記支持フレーム上に装架されたアク
    チュエーター軸と、前記アクチュエーター軸に固定され
    ているアクチュエーティングクランクとを有し、前記ア
    クチュエーター軸には、それぞれ前記複数個の開放可能
    保持手段に連結している複数個のクランクアームとリン
    クからなる連結手段が設けられており、 前記アクチュエーター駆動手段が、駆動部材であって、
    前記支持フレームが前記移載位置にあるとき、前記アク
    チュエータークランクと係合可能なような、前記作業ス
    テーションにおける駆動部材と、駆動部であって、前記
    駆動部材を駆動することにより、アクチュエータークラ
    ンクを回動させ、アクチュエーター軸を前記第一の回転
    最終限界位置および第二の回転最終限界位置のうちの一
    方からもう一方の位置へ回転させるように選択的に操作
    可能な駆動部と を有することを特徴とする物品ハンドリング装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の物品ハンドリング装
    置において、 前記ラッチ手段が、前記アクチュエーター軸に回転可能
    に固定されているラッチ部材と、前記ラッチ部材が前記
    アクチュエーター軸を前記第一および第二の回転最終限
    界位置のいずれかの位置にロックするためのラッチ止め
    位置にあるときラッチ部材に係合可能なラッチ歯を備え
    一端が前記支持フレーム上に回転可能に装架されてい
    る細長ラッチレバーと、前記ラッチレバーを前記ラッ
    チ止め位置の方へ偏倚させるバネ手段とを有し、 前記ラッチ開放手段が、前記支持フレームが前記移載位
    置に接近したとき、前記軸回転できるようにするため
    に前記ラッチ歯の係合解除をするよう、前記ラッチレバ
    ーが前記ラッチ部材から離れるよう枢動させるための前
    ラッチレバーと係合可能な固定受け台を有する ことを特徴とする物品ハンドリング装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の物品ハンドリング
    装置において、前記アクチュエーティングクランクが、
    クランク部分と、前記アクチュエーティングクランクの
    軸線に対して平行かつ離隔している軸線を中心に回転可
    能に前記クランク部分上に装架されているローラーを含
    み、前記駆動部材が、前記軸線に対して平行な駆動軸線
    を中心にいずれの方向にも回転できるように装架されて
    いるアームであって、前記支持フレームが前記移載位置
    にきたとき、前記ローラーを受け入れるよう適用され
    る、反対側の端のU型の窪みとを持つことを特徴とする
    物品ハンドリング装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の物品ハンドリング
    装置において、前記駆動部が、前記アームを、前記駆動
    軸線を中心にして枢動させるための前記アームに連結さ
    れているピストンロッドを持つ空気圧シリンダを有する
    ことを特徴とする物品ハンドリング装置。
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