JPH07120651A - レンズ位置調整機構 - Google Patents

レンズ位置調整機構

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JPH07120651A
JPH07120651A JP26668193A JP26668193A JPH07120651A JP H07120651 A JPH07120651 A JP H07120651A JP 26668193 A JP26668193 A JP 26668193A JP 26668193 A JP26668193 A JP 26668193A JP H07120651 A JPH07120651 A JP H07120651A
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JP
Japan
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lens
lens frame
optical axis
holding
tapered
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Application number
JP26668193A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Aoki
信明 青木
Shinsuke Kawamoto
真介 河本
Nagaharu Kondo
長治 近藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズを回転させないでレンズの光軸方向の
位置調整が可能なレンズ位置調整機構を提供することを
目的とする。 【構成】 第3レンズ群L3を保持する第3レンズ枠3
1、およびこの第3レンズ枠31を光軸方向に移動自在
に支持する第3レンズ枠保持部材41を備え、上記第3
レンズ枠31および第3レンズ枠保持部材41を相互に
支持する支持部を、光軸に向かってテーパし、かつ光軸
と平行に摺動可能なテーパ面37、47を有するテーパ
支持部35、44で構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの撮影レンズな
どのレンズ位置調整機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のカメラの撮影レン
ズの中に、その一部のレンズの光軸方向の位置を調整す
る機構をレンズの保持部材に設けたものがある。例え
ば、図6および図7に示すように、レンズLを保持する
レンズ枠101およびこのレンズ枠101を保持するレ
ンズ枠保持部材121を、ヘリコイド103、123の
螺合により結合したものがある。そして、位置調整の際
には、レンズ枠101の外周に形成されたギヤ部105
に噛み合わせたピニオン(図示せず)を回転させてレン
ズ枠101をレンズ枠保持部材201に対して回転させ
る。このレンズ枠101の回転によりレンズ枠101、
したがってレンズLが回転しながら光軸方向に進退動
し、レンズ位置調整がなされていた。符号125は、図
示しないレンズ鏡筒の直進案内溝に嵌入され、レンズ枠
保持部材121を光軸方向に進退動自在にガイドするガ
イド部材である。
【0003】レンズ枠101とレンズ枠保持部材121
との間のガタを防止するために、付勢部材111をレン
ズ枠101とレンズ枠保持部材121との間に入れてい
た。この付勢部材111は、環状の本体から切り起こさ
れた3枚の爪113の弾性撓み力により、レンズ枠10
1とレンズ枠保持部材121とを光軸方向に離反するよ
うに付勢している。
【0004】しかし、このようにレンズ枠を回転して調
整する構成は、レンズ枠等に偏心があれば、レンズの光
軸と撮影レンズの光軸とがずれてしまう問題があった。
また、レンズ枠に何らかの突起部または部材を設ける
と、この部分が回転により通過できるだけの空間を確保
しなければならない問題も生じる。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたもので、レンズを回転させないでレンズの光軸方
向の位置調整が可能なレンズ位置調整機構を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、レンズを
保持するレンズ枠、およびこのレンズ枠を光軸方向に移
動自在に保持するレンズ枠保持部材を備え、上記レンズ
枠およびレンズ枠保持部材の保持部に、光軸に向かって
テーパし、かつ光軸方向に摺動可能なテーパ面を有する
テーパ支持部を設けたこと、に特徴を有する。
【0007】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明を適用したレンズシャッタ式カメラ
を光軸で縦断して上半分の要部を示した断面図、図2は
同カメラの第3レンズ保持部材の要部分解斜視図、図3
は、同第3レンズ保持部材を組み立てた状態で切断線II
I-III で横断して示した断面図である。なお、このカメ
ラは、3群のレンズ群L1、L2、L3を備えたズーム
レンズカメラである。なお、図1、図2、および図4に
おいて、左が被写体側で前方向、右がフィルム側で後方
向である。
【0008】固定構造体としてのボディ枠11の被写体
側に、バックフォーカスを調整する調整環13が固定さ
れ、ボディ枠11および調整環13内に、バックフォー
カス調整時に光軸方向に移動する案内環15が嵌められ
ている。案内環15内にはカム環17が配置され、カム
環17内には第1レンズ鏡筒19が配置され、第1レン
ズ鏡筒19内には直進鏡筒21が配置されている。
【0009】案内環15とカム環17とは、案内環15
の内周面に形成されたヘリコイド15aと、カム環17
の外周に形成されたヘリコイド17aとの噛合により連
係されている。カム環17と第1レンズ鏡筒19とは、
カム環17の内周に形成されたヘリコイド17bと第1
レンズ鏡筒19の外周に形成されたヘリコイド19bと
の噛合により連係されている。第1レンズ鏡筒19と直
進鏡筒21とは、第1レンズ鏡筒19の内周および直進
鏡筒21の外周に形成された直進ガイド溝および突条
(図示せず)の嵌合により、回転しないで光軸方向に相
対移動自在に連係されている。カム環17と直進鏡筒2
1とは、相対回動は自在にかつ光軸方向には一体に移動
するように連係されている。
【0010】直進鏡筒21の端部に固定されたガイド板
23の先端の屈曲部23aが、案内環15に形成された
光軸方向に伸びる直進案内溝(図示せず)に嵌入してい
る。したがって直進鏡筒21は、ガイド板23および直
進案内溝に規制されて、直進案内溝に沿って光軸方向移
動可能にガイドされている。
【0011】第1レンズ鏡筒19の先端部には第1レン
ズ群L1が固定されている。直進鏡筒21内には、第2
レンズ群L2が配置されている。第2レンズ群L2は第
2レンズ枠25に固定され、ドーナツ状のAF・シャッ
タブロック27内にヘリコイド結合されている。AF・
シャッタブロック27はシャッタ保持枠29に固定さ
れ、このシャッタ保持枠29の複数箇所に突設されたロ
ーラ(図示せず)が、直進鏡筒21および第1レンズ鏡
筒19に形成された直進案内溝(図示せず)を貫通し
て、カム環17に形成されたカム溝(図示せず)に嵌合
している。したがってカム環17が回転すると、第2レ
ンズ枠25および第2レンズ群L2は、直進鏡筒21に
対して光軸方向に相対移動する。
【0012】直進鏡筒21内にはさらに、第2レンズ群
L2の後方に第3レンズ群L3が配置されている。第3
レンズ群L3は第3レンズ枠31に嵌合され、第3レン
ズ枠31は第3レンズ枠保持筒(レンズ枠保持部材)4
1に嵌合されている。第3レンズ枠保持筒41の外周に
は複数カ所にガイド部42が突設され、さらに各ガイド
部42に光軸Oと直交する径方向にローラ43が軸支さ
れている。各ガイド部42は、直進鏡筒21に形成され
た直進ガイド溝(図示せず)に摺動自在に嵌っている。
また、ローラピン43は、直進鏡筒21の直進ガイド溝
底部の開口を貫通し、カム環17に形成されたカム溝に
嵌合している。したがって第3レンズ枠保持筒41、第
3レンズ枠31および第3レンズ群L3は、直進鏡筒2
1の直進ガイド溝に沿って光軸方向に進退動可能に案内
される。
【0013】さらに、図示しないが、カム環17の外周
に形成されたスパイラルギヤにピニオンが噛合してい
て、このピニオンがギヤ列を介してズームモータの駆動
軸に連係されている。このズームモータが回転すると、
ピニオン、スパイラルギヤ等を介してカム環17が回転
し、ズーミングが行なわれる。
【0014】以上の機構からなるこのズームレンズは、
ズーミングに際して以下のように動作する。カム環17
が回転すると、カム環17は回転しながら光軸方向に移
動する。カム環17の回転および光軸方向移動により、
第1レンズ鏡筒19は回転しないで光軸方向に移動す
る。したがって第1レンズ群L1が、第1レンズ鏡筒1
9と一体に光軸方向に移動する。
【0015】また、カム環17の光軸方向移動により直
進鏡筒21は、カム環17と回転しないで光軸方向に移
動する。カム環17と直進鏡筒21とは光軸方向に相対
的に移動するので、第2レンズ群L2、第3レンズ群L
3は、カム環17のカム溝の作用により光軸方向に相対
的に移動する。以上の第1レンズ群L1、第2レンズ群
L2および第3レンズ群L3の相対的接離移動によりズ
ーミングされる。
【0016】次に、本願発明の要部である第3レンズ群
L3の支持構造について説明する。第3レンズ群L3を
保持するレンズ保持手段は、第3レンズ群L3を直接保
持する第3レンズ枠31、および第3レンズ群L3を保
持した第3レンズ枠31を保持する第3レンズ枠保持筒
41を備えている。第3レンズ枠31は円筒状を呈し、
その中空部に第3レンズ群L3を保持する。第3レンズ
枠31に装着された第3レンズ群L3は、環状のレンズ
押え板51により第3レンズ枠31に弾性的に押し付け
られ、固定され、脱落が防止される。第3レンズ枠31
は、第3レンズ枠保持筒41内に光軸方向に移動可能に
嵌合されている。
【0017】第3レンズ枠保持筒41は、既に説明した
通り、3個のガイド部42およびローラ43を有してい
る。ガイド部42は、直進鏡筒21に形成された直進ガ
イド溝に嵌り、ローラ43は、直進ガイド溝を貫通し
て、カム環17に形成されたカム溝に嵌合している。つ
まり第3レンズ枠保持筒41は、直進鏡筒21の直進ガ
イド溝に沿って光軸方向に進退動可能に案内され、カム
環17の回転により、カム溝およびローラ43によるカ
ム作用によって光軸方向に進退動する。
【0018】レンズ押え板51は、弾性を有する部材、
例えば金属あるいは合成樹脂等により形成されている。
レンズ押え板51は、中空円板状の環状本体52、およ
び環状本体52の外周縁部の複数カ所から光軸方向に屈
曲して延びる舌片54を備え、舌片54のほぼ中央に係
合孔55を有する。レンズ押え板51は、これらの係合
孔55が第3レンズ枠31の外周面に突設された係合爪
33に係合して第3レンズ枠31に固定され、第3レン
ズ群L3を第3レンズ枠31に対して保持する。
【0019】第3レンズ枠31の外周面には、正面Y字
形状を呈するテーパ支持部35が突設されている。テー
パ支持部35は、光軸Oと平行に延びる一対のガイド壁
36を有する。各ガイド壁36の外側面には、互いに光
軸Oに向かって接近するテーパ面37が形成されてる。
両テーパ面37の間には、光軸方向に延びる割溝状の雌
ねじ部38を有している。
【0020】一方、第3レンズ枠保持筒41には、上記
テーパ支持部35が嵌るテーパ支持部44が形成されて
いる。テーパ支持部44は、ガイド壁36を光軸方向移
動自在に収容する一対のテーパガイド溝45と、一対の
テーパガイド溝45をまたぐ、一対のブリッジ46a、
46bを備えている。一対のテーパガイド溝45はそれ
ぞれ、光軸に向かって接近するテーパ面47を備えてい
る。このテーパ面47がテーパ支持部35のテーパ面3
7と摺動自在に接触する。また、一対のブリッジ46
a、46bは光軸方向に離間され、ブリッジ46a、4
6bの光軸側の面には、同一軸線を中心として光軸Oと
平行に延びる半筒状の細径割軸受48a、太径割軸受4
8bが形成されている。割軸受48a、48bは、それ
らの軸心が、第3レンズ枠保持筒41に嵌合された状態
における雌ねじ部38の軸心とほぼ一致するように形成
されている。
【0021】ブリッジ46a、46b間には、光軸側か
らねじ部材61が装着される。ねじ部材61は、雄ねじ
部62と、雄ねじ部62の両端からそれぞれ延びる細径
軸63および太径軸64を備え、軸63、64がそれぞ
れ割軸受48a、48bに嵌る。なお、雌ねじ部38お
よび雄ねじ部62は、互いに螺合する規格で形成されて
いる。
【0022】ねじ部材61が第3レンズ枠保持筒41に
装着された状態で、第3レンズ枠31が嵌合される。こ
の嵌合に際して、ねじ部材61は、太径軸64の端面に
形成された六角穴65に嵌合された回動具により回動さ
れる。このねじ部材61の回動により、雄ねじ部62が
雌ねじ部38に噛合い、第3レンズ枠31が光軸方向に
移動して第3レンズ枠保持筒41内に嵌合される。この
嵌合状態において、第3レンズ枠31と第3レンズ枠保
持筒41とは、テーパ面37とテーパ面47とが接触し
た状態で、第3レンズ枠31の外周面と第3レンズ枠保
持筒41の内周面との間に僅かな隙間を残している。
【0023】第3レンズ群L3の光軸方向位置調整は、
次のように行なわれる。調整治具を六角穴65に嵌合
し、第3レンズ枠31を移動させたい方向に調整治具を
回転させる。すると、第3レンズ枠31は、雄ねじ部6
2と雌ねじ部38のねじ作用により、第3レンズ枠保持
筒41に対して回転しないで光軸方向に移動する。ここ
で、雄ねじ部62と雌ねじ部38とは、嵌合時に径方向
にオーバラップするように形成されているので、嵌合時
には、雌ねじ部38が雄ねじ部62により光軸に向かっ
て弾性的に付勢される。そのためテーパ支持部35は、
弾性を有する部材で形成されている。上記第3レンズ枠
31の直進移動において、雄ねじ部62の径方向の付勢
力およびテーパ支持部35の弾性応力により、テーパ支
持部35とテーパガイド溝45とが当接状態を維持して
摺動するので、第3レンズ枠31と第3レンズ枠保持筒
41との間にガタが生じない。
【0024】本発明の第2の実施例について、さらに図
4および図5を参照して説明する。図1ないし図3に示
した実施例と同じ機能または作用を有する部材には同一
の符号を付して説明を省略する。
【0025】第3レンズ枠31の外周面に突設されたテ
ーパ支持部71は、根本部の両側面に光軸Oに向かって
幅狭にテーパする一対のテーパ面72を備え、テーパ支
持部71の正面ほぼ中央には光軸Oと平行に延びるねじ
孔73が形成されている。テーパ面72は、光軸Oの直
交面に対して直交している。
【0026】テーパ支持部71の外側面の前後には横方
向(光軸と直交する面と平行)に延びる一対の係合溝7
4が所定間隔で形成されている。一対の係合溝74の間
には、付勢板ばね75が挿入される。付勢板ばね75
は、ほぼ中央部に、切り起こし片76を有している。切
り起こし片76は、光軸方向にかつ光軸Oから離反する
方向に延びていて、それ自体の弾性力で撓む。
【0027】一方、第3レンズ枠保持筒41には、テー
パ支持部71が嵌合する嵌合穴82を有するテーパ支持
部81が突設されている。嵌合穴82は、光軸側の開口
部を形成する内縁部に、テーパ支持部71のテーパ面7
2と摺接するテーパ面83が形成され、テーパ支持部7
1の挿入口とは反対側には壁84が形成され、この壁に
孔85が形成されている。この孔85には、後側から調
整ねじ91が挿入され、この調整ねじ91は、この孔8
5に回動自在にかつ光軸方向には移動しない状態に係止
される。
【0028】第3レンズ枠31は、第3レンズ枠保持筒
41に前側から嵌合されるが、この嵌合状態において、
テーパ支持部71が嵌合穴82に嵌合される。この状態
で、嵌合穴82の上壁に圧接する切り起こし片76の弾
性復元力により、テーパ支持部71が光軸Oに向かって
弾性的に付勢される。したがって第3レンズ枠31は、
弾性的にテーパ面72がテーパ面83に押し付けられ
る。さらに、調整ねじ91がねじ孔73にねじ込まれ
る。つまり、調整ねじ91の回動により、第3レンズ枠
31が光軸方向に移動し、第3レンズ群L3の光軸方向
の位置調整がなされる。また、光軸に向かってテーパす
るテーパ面72がテーパ面83に押圧されるので、この
テーパ作用により第3レンズL3の心出しもなされる。
【0029】このように本実施例では、第3レンズ枠3
1と第3レンズ枠保持筒41とを、1か所に設けたテー
パ支持部材35、44または71、81のテーパ面3
7、47またはテーパ面72、83の摺接により光軸方
向に移動自在に支持可能である。この構成によると、第
3レンズ枠31と第3レンズ枠保持筒41とを相対的に
径方向の離反方向に付勢する付勢部材を径方向に設ける
ことができるので、光軸方向のスペースを節約できる。
また、本実施例のレンズ位置調整機構は、第3レンズ枠
31が光軸を中心とした回転はしないので、テーパ支持
部を収納可能な空間があれば足り、レンズ鏡筒に凹凸が
あっても、テーパ支持部を収容できるスペースを作る
か、スペース部分にテーパ支持部が位置するように配置
すればよいので、簡単に構成できる。
【0030】また、図示実施例では本発明をズーミング
により移動する第3レンズ群L3のレンズ保持手段に適
用した例について説明したが、本発明はこれに限定され
ず、固定レンズのレンズ保持手段に適用することもでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
レンズ枠およびレンズ枠保持部材の保持部に、光軸に向
かってテーパし、かつ光軸方向に摺動可能なテーパ面を
有するテーパ部を設けてテーパ面の摺接により光軸方向
に移動自在に支持したので、レンズ枠とレンズ枠保持筒
とを相対的に付勢する付勢部材を径方向に設けることが
できるので、光軸方向のスペースを節約できる。また、
本発明はレンズ枠が回転しないので、テーパ支持部部分
だけ空間があれば済み、レンズ鏡筒に凹凸があっても、
テーパ支持部だけのスペースを作るか、スペース部分に
テーパ支持部が位置するようにすればよいので、簡単に
構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレンズシャッタ式カメラの一
実施例を光軸で縦断して上半分の要部を示した断面図で
ある。
【図2】同実施例におけるレンズ位置調整機構の要部を
分解して示す斜視図である。
【図3】図2の切断線III-III で切断して要部を示した
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の要部を分解して示す斜
視図である。
【図5】図4の切断線V-V で切断して要部を示す断面図
である。
【図6】従来のレンズ位置調整機構の要部を示す断面図
である。
【図7】同従来例の要部を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
11 ボディ枠 13 調整環 15 案内環 17 カム環 19 第1レンズ鏡筒 21 直進鏡筒 25 第2レンズ枠 27 AF・シャッタブロック 31 第3レンズ枠 33 係合爪 35 テーパ支持部 37 テーパ面 38 雌ねじ部 41 第3レンズ枠保持筒 44 テーパ支持部 47 テーパ支持面 51 レンズ押え板 54 舌片 55 係合孔 56 フリクション部 61 ねじ部材 71 テーパ支持部 72 テーパ面 81 テーパ支持部 83 テーパ面 91 調整ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを保持するレンズ枠、およびこの
    レンズ枠を光軸方向に移動自在に保持するレンズ枠保持
    部材を備え、 上記レンズ枠およびレンズ枠保持部材の保持部に、光軸
    に向かってテーパし、かつ光軸方向に摺動可能なテーパ
    面を有するテーパ支持部を設けたこと、を特徴とするレ
    ンズ位置調整機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記レンズ枠は上記
    レンズ枠保持部材内に挿脱自在に形成され、上記一方の
    テーパ部近傍に、光軸と平行に延びる雌ねじ部が形成さ
    れ、該雌ねじ部に、上記レンズ枠保持部材に回動自在に
    軸支したねじ部材が螺合されたレンズ位置調整機構。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記雌ねじ部は、上
    記一対のテーパ面の間の部分に形成され、光軸方向に延
    びる半周以下の溝に形成され、上記ねじ部材はその両端
    部が、上記レンズ枠保持部材に形成された一対の割軸受
    により上記雌ねじ部方向に押圧保持されているレンズ位
    置調整機構。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記雌ねじ部は、上
    記一対のテーパ面の中間面を通り、光軸と平行に形成さ
    れたねじ孔であり、上記ねじ部材は、上記レンズ枠保持
    部材に回動自在に軸支され、上記ねじ孔に螺合されてい
    るレンズ位置調整機構。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記テーパ支持部の
    間に、上記両テーパ面の接触を保持する方向に上記レン
    ズ枠およびレンズ枠保持部材を付勢する弾性付勢部材が
    設けられているレンズ位置調整機構。
JP26668193A 1993-10-25 1993-10-25 レンズ位置調整機構 Pending JPH07120651A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258137A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ装置
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